JPS62282917A - 磁気記録媒体用ポリエステルフイルム - Google Patents

磁気記録媒体用ポリエステルフイルム

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JPS62282917A
JPS62282917A JP61125929A JP12592986A JPS62282917A JP S62282917 A JPS62282917 A JP S62282917A JP 61125929 A JP61125929 A JP 61125929A JP 12592986 A JP12592986 A JP 12592986A JP S62282917 A JPS62282917 A JP S62282917A
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雅章 小野
Masahiko Mogi
正彦 茂木
Kazuo Okabe
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記録媒体、
特に強磁性体薄膜を記録層とする磁気記録媒体用のベー
スフィルムに関する。
(従来の技術〕 磁気記録媒体用に、特に、強磁性体薄膜用のベースフィ
ルムとしては、 ■ 少なくとも片面に厚さ500Å以下の水溶性高分子
およびシランカップリング剤を主体とする不連続皮膜が
設けられたポリエステルフィルム、例えば特公昭60−
50151号公報、■ 高さ100〜2000大で1r
om2当たり平均1万〜100万個の山伏突起を有する
ポリエステルフィルム、例えば特開昭58−10022
1号公報、 ■ 高さ50〜600大で1m1T12当たり平均1×
105〜1X108個の山状突起を有するポリエステル
フィルム、例えば特開昭60−93636号公報 などが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記0項のフィルムを用いて、不連続皮膜形成表面上に
強磁性体薄膜を設けると、高密度磁気記録媒体を作りう
るが、強磁性薄膜面と磁気ヘッドとの接触面積が大きく
、高温高湿条件下での蒸着面の走行特性が不満足である
欠点があった。またビデオテープレコーダー内走行でヘ
ッド目詰まり現象がおこる問題があった。
上記■、■項のフィルムでは、山状突起形成表面上に強
磁性体薄膜を設けると、高密度磁気記録媒体を作りうる
が、山伏突起が急しゅんなため磁気記録媒体製造工程に
おいて各種ロールとの接触で削れやすく、傷の入った磁
気記録媒体となったり、常温常湿条件下での走行ではヘ
ッド目詰まり現象はおこらないものの、強磁性体薄膜の
山状突起部分が、磁気ヘッドとの接触で削れやすく、苛
酷な条件下、例えば高温高湿条件下での長期間の繰り返
し走行で、蒸着面にすり傷が発生し、テープ性能が悪化
する欠点があった。
(問題点を解決するための手段〕 本発明は、ポリエステルフィルムと、該フィルムの少な
くとも片面に密着した病状の突起とからなり、該瘤状突
起の形状は、径(D>が0.05μ以上、1μ以下、高
さ(H)が50大以上、500Å以下、高さ(H)と径
(D)の寸法比がH/Dで0.01以上、0.1未満で
あり、該瘤状突起の個数は、10”ケ/ mm 2以上
、10”ケ/a2以下であることを特徴とする磁気記録
媒体用ポリエステルフィルムである。
本発明においてベースとなるポリエステルフィルムは、
公知の方法で形成したポリエステルフィルム、すなわち
、ポリエステルを溶融してシートまたは円筒状に押出し
、これを少なくとも一方向に延伸して形成したフィルム
で、そのフィルムの機械特性としては、通常のバランス
タイプ、−軸方向に強力化されたタイプ、二軸方向に強
力化されたタイプのいずれかであることが望ましい。
また、ポリエステルフィルムの表面は平滑でおることが
望ましい。具体的にはフィルム表面の粗さは、触針式表
面粗ざ計のカットオフ値0.08mm、で、Ra値が0
.015μ以下が好ましく、0.010μ〜0.000
5μであることがより好ましい。
上記フィルムを形成するポリエステルは、線状ポリエス
テルを主体とするものであればどのようなものでもよい
。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメ
チレンテレフタレート、ポリ−1,4−シクロヘキシレ
ンジメチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−
ナフタリンジカルポキシレート、ポリエチレン−p−オ
キシベンゾエートなどがその代表例である。
また上記のポリエステルは、ホモポリエステルであって
も、コポリエステルであってもよい。コポリエステルの
場合、共重合する成分としては、例えば、ジエチレング
リコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、ポリエチレングリコール、p−キシリレングリコ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタツールなどのジオ
ール成分、アジピン酸、セバシン酸、フタル酸、インフ
タル酸、2.6−ナフタリンジカルボン酸、5−ナトリ
ウムスルホイソフタル酸などのジカルボン酸成分、トリ
メリット酸、ピロメリット酸などの多官能ジカルボン酸
成分、p−オキシエトキシ安息香酸などが挙げられる。
なお、共重合の場合、共重合する成分は20モル%以下
が好ましい。
ざらに、上記のポリエステルは、他にポリエステルと非
反応性のスルホン酸のアルカリ金属塩誘導体、該ポリエ
ステルに実質的に不溶なポリアルキレングリコールなど
の少なくとも一つを5重量%を越えない程度に混合して
もよい。また、そのフィルム中に延伸した際に、フィル
ム表面突起の原因となる重合残渣からなる内在粒子必る
いは外部から加えられた不活性粒子等が含まれていても
よく、その含有量は、それらのポカマーを二軸延伸した
場合、厚さ30μ以下で、1枚当りのへイス5%以下で
あれば良い。
例えば粒径10〜300 mμの微細粒子を0゜001
〜1wt%含有し、該微細粒子により、高さ50〜90
0人、径0.01〜1μの微細表面突起が103〜10
了ケ/ rnm 2形成されていても良い。
本発明の上記ベースフィルム上に形成された病状(粒状
)突起の形状は、直径(D>が0.05μ以上、1.0
μ以下、より好ましくは0.1μ以上、0.7μ以下、
高さ(H)が50Å以上、500大以下、より好ましく
は、100Å以上、400Å以下、高さ(H)と径(D
>の寸法比がH/Dで0.01以上、0.1以下、より
好ましくは0.02以上、0.1以下である。
また、該瘤状突起の個数は、104ケ/ mm 2以上
、108ケ/rVr12以下、より好ましくは105ケ
/ mm 2以上、107ケ/ mm 2以下である。
径(D>が0.05μ未満、あるいは高ざ(H)が50
人未満、あるいは個数が104ケ/ mm ”未満であ
ると、この表面側に設けた金属薄膜面の磁気ヘッドに対
する走行性が悪化し、高温高湿条件下でのテープ走行性
能を満足させ得ない。
径(D>が1.0μを越えたり、あるいは高さ(H)が
500人を越えたり、あるいは個数が108ケ/ mm
 2を越えると、この表面側に設けた強磁性金属薄膜が
粗くなり磁気記録媒体の電磁変換特性が悪化する。
高さ(H>と径(D>の寸法比H/Dが、0゜1より大
きいと、瘤状突起がフィルム加工の際に各種工程ロール
でけずられやすくなる。また、フィルム上に記録層を形
成し、テープ化した後のテープ表面に形成された突起も
削られやすくなり好ましくない。H/Dtfi0.01
を下回るとテープ化した後のテープ表面に形成された突
起がなめらかになりすぎ、強磁性体金属薄膜の走行性能
が低下し、高温高湿条件下のテープ走行性能を満足させ
ない。
瘤状突起は上記形状を満足するものであれば、特に材質
は限定しないが、有機化合物が好ましく、例えばポリス
チレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアクリル酸
エステル、ポリメチルメタクレート、ポリエポキシ樹脂
、ポリ酢酸ビニル、アクリル−スチレン共重合体、アク
リル系共重合体、各種変成アクリル系樹脂、スチレン−
ブタジェン共重合体、各種変成スチレン−ブタジェン共
重合物等が用いられる。特に、アルコール基、カルボン
酸基、エステル基等を有機化合物中に有し、極性がある
ものが好ましい。極性基が金属薄膜との密着性を増大さ
せる役割を有する。また、有機化合物のガラス転移温度
は90’C以下であるのが好ましい。
上記瘤状突起とポリエステルフィルムとの密着性を増す
ためにシランカップリング剤、チタンカップリング剤と
を突起とポリエステルフィルムとの間に介在させるのが
好ましい。カンプリング剤の使用割合は、瘤状突起の重
fi[A]:カップリング剤の型苗[B] =100 
: O〜20、好ましくは[A] : [B]=100
:1〜10である。
カンプリング剤の使用割合がこの範囲を越えると、カッ
プリング剤が瘤状突起の表面に存在しすぎるようになり
瘤状突起が脆くなる傾向にある。
なお、記録層としての強磁性薄膜は、公知のものいずれ
でおってもよくて特に限定されないが、厚さが0.05
〜1μ、好ましくは0.1〜0゜5μ程度で、鉄、コバ
ルト、ニッケル、またはその合金の強磁性体からなるも
のが好ましく、該膜は、空蒸着、イオンブレーティング
、スパッタリング等により、ベースフィルム上に直接、
あるいは、アルミニウム、チタン、クロム等の下地薄膜
を介して形成させることができる。
次に、本発明のフィルムの製法について説明する。
前記説明のポリエステル原料を通常の製膜機により溶融
押出しし、冷却固化v7270〜110℃で3〜5倍に
一軸延伸した縦延伸フィルムの少なくとも片面に、前記
説明の瘤状突起となる粒状化合物を含む塗液を塗布し、
100〜120℃で乾燥した俊に直角方向に90〜13
0℃で3〜5倍の延伸を行なうか、あるいは直角方向へ
の延伸後、ざらに前記一方向に90〜130℃で1.1
〜2゜0倍の再延伸を行ない、150℃から250’C
の温度で熱処理する。熱処理前にざらに直角延伸を行な
い。機械軸と直角方向の横強度を増大させても良い。
上記の塗液としては、前記説明の有機化合物エマルジョ
ンに増粘剤を加えたもの、あるいは界面活性剤を加えた
水分散液等が用いられる。塗液中にアミノシラン系等の
シランカップリング剤、チタンカップリング剤等のカッ
プリング剤を含ませるのが好ましい。有機化合物のガラ
ス転移温度は90°C以下であるのが好ましく、ガラス
転移温度以上の温度で延伸を行ない。150℃以上の熱
処理を行なうことにより、前記のなだらかな瘤状突起が
得られる。
以上単層フィルムに瘤状突起を形成した例について説明
したが、前記説明の原料と、積極的に微粒子を添加した
易滑フィルム用原料との共押出しによる複合フィルムを
製造し、該フィルムの平滑フィルム層表面に瘤状突起を
形成しても良い。なお、本発明のフィルムはベースフィ
ルムの片面に瘤状突起を形成したものであるが、その突
起はフィルムの両面に形成されていてもよく、またベー
スフィルムは瘤状突起の形成されてない側に他のフィル
ムが積層されていてもよい。
かくして得られた磁気記録媒体用ポリエステルフィルム
の瘤状突起が形成された面に記録層、特に強磁性体薄膜
を設は磁気記録媒体とすることができる。
〔作用〕
本発明フィルムは前記記載の瘤状突起が表面に形成され
てあり、この瘤状突起形成面側に、金属薄膜を設は磁気
記録媒体とした場合、その媒体は、磁気ヘッドに対する
すべりが高温高湿下でも良好で1.ヘッド目詰まり現象
を起さない。また突起形状はなめらかであるので、金属
薄膜が磁気ヘッドにより削られることはない。
〔評価法、測定法〕
■ 本発明フィルムの瘤状突起の径、個数は、微分干渉
式光学顕微鏡ならびに電子顕微鏡で観測されうるが、拡
大倍率5000倍以上の電子顕微鏡観測により測定する
。径は、突起を10個以上観察し、平均値を求める。個
数は通常の写真をとり、写真中の個数から1mm2当た
りに換算する。
■ 上記の瘤状突起の高さは、高精度の触針式表面粗さ
計を用い、横倍率を1000倍以上、縦倍率を100万
倍以上にして得られる断面曲線から求める。曲線が形成
する谷−山一谷からなる凹凸の瘤状突起の各形状に対応
する断面曲線の一つの凹凸において、山頂からその山に
隣接する両谷底の平均深さまでの距離を各突起の高ざと
する。このようにして、20個の凹凸に、ついて高さを
測定し、その平均値を瘤状突起の高さとする。
表面に密着した瘤状突起とベース内の微細粒子による表
面微細突起が共存する場合、両突起の区別は、0項で述
べた方法により突起の外周のベース内からの盛り上りの
有無により判別する。
写真上に、表面粗さ計の測定方向と同一方向に仮想直線
を引いて両突起の存在割合を求め、上記方法で得られる
断面曲線との凹凸から求まる各突起とを対応づけ、瘤状
突起の高さの平均値と微細突起の高ざの平均値とをそれ
ぞれ求める。
■ Ra値とは、触針式表面粗ざ計から得られる断面曲
線から適当なカットオフ値を用いて、うねりを除いた粗
さ曲線において、中心線(中心線より上の部分と下の部
分の面積が等しくなるようにして求められる)からの粗
さ曲線の高さく低さ)の絶対値の算術平均である(DI
N4768による)。
■ 本発明フィルムに強磁性体薄膜を設けた磁気記録媒
体、すなわち、テープの特性は、市販の8ミリビデオテ
ープレコーダーを用い測定する。
電磁変換特性してビデオS/N比、ドロップアウトを求
めた。S/N比、ドロップアウトの測定には、TV試験
信号発生器から信号を供給し、ビデオノイズメーター、
ドロップアウトカウンターを用いた。ビデオS/N比は
市販の8ミリビデオメタルテープを零デシベル(dB>
として比較測定した。ドロップアウトは、再生信号の減
衰が一16dB以上、長さが15マイクロ秒以上のもの
を求めた。S/N比、ドロップアウトは常温常湿(25
℃、60%RH)で、テープ製造後の初期特性を最初に
調べた。耐すり信性、また60’C,90%RHの条件
下でビデオ録画、再生を100回繰返して行ない、テー
プのS/N比、ドロップアウトを調べた。またその時の
テープ表面も観察して、すり傷特性もみた。
〔実施例〕
次に実施例を説明する。
実施例1 重合触媒残渣等に基づき形成される微細粒子、すなわち
、内部粒子をできる限り含まない実質的に無配向、非結
晶のポリエチレンテレフタレート原料を約20℃に維持
された回転ドラム上に溶融押出し、次に3.4倍の機械
方向への延伸を施し、その後、下記塗液を固形分濃度で
20m(]/m2両面塗布した。
塗液としては下記処方の水性エマルジョンを調整した。
■ ノニオン系界面活性剤:0.20wt%■ ポリア
クリル酸エステルエマルジョン(平均粒径0.2μ、固
形分濃度40wt%):Q、5wt% ■ シランカップリング剤 N−8(アミノエチル)γ
−アミノプロピルメチルジメトキシシラン      
:0.020wt%乾燥、予熱、延伸温度は115℃で
水分乾燥速度は15%/秒とした。横延伸倍率3.4倍
、熱処理温度200℃で、厚さ12μのポリエチレンテ
レフタレートフィルムを得た。
このポリエステルフィルム表面に真空蒸着によりコバル
ト−ニッケル合金薄膜を1500人の膜厚で形成した。
続いて所定幅にフィルムの機械方向く縦方向)に切断し
、磁気テープとした。
本発明のフィルムおよびそのフィルムを用いた磁気テー
プの特性を表1に示した。
実施例2 実施例1のフィルム製造において、使用塗液を下記水溶
液エマルジョン処方のものに変更した。
■メチルセルロース:Q、Q8wt% (増粘剤として
使用) ■ポリアクリル酸エステルエマルジョン(平均粒径0.
2μ、固形分濃度40wt%):Q、5Qwtx ■シランカップリング剤 N−β(アミノエチル)γ−
アミノプロピルメチルジメトキシシラン      :
0.020wt% 他は実施例1と同様にして、厚さ12μのポリエチレン
テレフタレートフィルムを得た。
このフィルムを用い、実施例1と同様にして磁気テープ
を得た。
本発明のフィルムおよびそのフィルムを用いた磁気テー
プの特性を表1に示した。
実施例3 実施例1のフィルム製造において、使用塗液を下記水溶
液エマルジョン処方のものに変更した。
■メチルセルロース:o、oawt% (増粘剤として
使用) ■スチレンーブタジェン共重合体ラテックス(スチレン
含有40%)エマルジョン(平均粒径0.3μ、固形分
濃度40wt%):0.40*t% ■シランカップリング剤 N−β(アミノエチル)γ−
アミノプロピルメチルジメトキシシラン      :
0,020wt% 他は実施例1と同様にして、厚さ12μのポリエチレン
テレフタレートフィルムを得た。
このフィルムを用い、実施例1と同様にして磁気テープ
を得た。
本発明のフィルムおよびそのフィルムを用いた磁気テー
プの特性を表1に示した。
比較例1 実施例1のフィルム製造において、使用塗液中のポリア
クリル酸エステルエマルジョンの平均粒径を0.2μか
ら1.5μのものに変えた。
他は実施例1と同様にして、厚さ12μのポリエチレン
テレフタレートフィルムを得た。
このフィルムを用い、実施例1と同様にして磁気テープ
を得た。
フィルムおよびそのフィルムを用いた磁気テープの特性
を表1に示した。
比較例2 実施例1のフィルム製造において、使用塗液中のポリア
クリル酸エマルジョンの平均粒径を0゜2μから0.0
3μのものに変えた。
他は実施例1と同様にして、厚さ12μのポリエチレン
テレフタレートフィルムを得た。
このフィルムを用い、実施例1と同様にして磁気テープ
を得た。
フィルムおよびそのフィルムを用いた磁気テープの特性
を表1に示した。
比較例3 実施例3のフィルム製造において、使用塗液中のスチレ
ン−ブタジェン共重合体ラテックスエマルジョンをハイ
スチレン−ブタジェン共重合体ラテックス(スチレン含
有90%)、平均粒径0゜3μ、固形分濃度4Qwt%
)に変えた。
他は実施例3と同様にして、厚さ12μのポリエチレン
テレフタレートフィルムを得た。
このフィルムを用い、実施例1と同様にして磁気テープ
を得た。
フィルムおよびそのフィルムを用いた磁気テープの特性
を表1に示した。
実施例4 実施例3のフィルム製造において、使用塗液中のスチレ
ン−ブタジェン共重合体ラテックスエマルジョンのスチ
レン含有を10%に変えた。
他は実施例3と同様にして、厚さ12μのポリエチレン
テレフタレートフィルムを得た。
他は実施例3と同様にして、厚さ12μのポリエチレン
テレフタレートフィルムを得た。
このフィルムを用い、実施例1と同様にして磁気テープ
を得た。
フィルムおよびそのフィルムを用いた磁気テープの特性
を表1に示した (発明の効果〕 本発明は、表面に、径(D):0.05μ以上、1.0
μ以下、高さ(H):50Å以上、500Å以下、H/
Dの大きざの比:0.01以上、0゜1以下の瘤状突起
を、104ケ/1TIIr12以上、108ケ/mIr
12以下形成せしめたポリエステルフィルムとしたので
、その柵状突起形成面上に磁性層、特に強磁性体薄膜を
設けた磁気記録媒体とした場合に、その磁気記録媒体の
へラドタッチ、ヘッド走行性が高温高湿下でも良好で、
ヘッド目詰まり現象もおこざないという優れた効果なら
びに突起形状がなめらかでおるので強磁性体簿膜のすり
傷発生もみられないという優れた効果を奏する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリエステルフィルムと、該フィルムの少なくとも片面
    に密着した瘤状の突起とからなり、該瘤状突起の形状は
    、径(D)が0.05μ以上、1μ以下、高さ(H)が
    50Å以上、500Å以下、高さ(H)と径(D)の寸
    法比がH/Dで0.01以上、0.1未満であり、該瘤
    状突起の個数は、10^4ケ/mm^2以上、10^8
    ケ/mm^2以下であることを特徴とする磁気記録媒体
    用ポリエステルフィルム。
JP61125929A 1986-06-02 1986-06-02 磁気記録媒体用ポリエステルフイルム Expired - Lifetime JPH0699579B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05338022A (ja) * 1992-06-11 1993-12-21 Toray Ind Inc 易滑透明ポリエステルフィルム
JP2003067914A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Toray Ind Inc 磁気記録媒体用ポリエステルフィルム及び磁気記録テープ

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