JPS62281311A - スイッチングトランス用ボビン - Google Patents

スイッチングトランス用ボビン

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JPS62281311A
JPS62281311A JP12442786A JP12442786A JPS62281311A JP S62281311 A JPS62281311 A JP S62281311A JP 12442786 A JP12442786 A JP 12442786A JP 12442786 A JP12442786 A JP 12442786A JP S62281311 A JPS62281311 A JP S62281311A
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JP
Japan
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winding
bobbin
winding core
spacer
core part
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Application number
JP12442786A
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English (en)
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JPH047570B2 (ja
Inventor
Akira Kamata
彰 鎌田
Masaji Yamashita
山下 正司
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FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野コ 本発明は、スイッチング電源の主トランスに用いるボビ
ンに関し、更に詳しくは、巻線部に膨出段部を形成し、
両フランジ部にそれぞれ2分割構造のスペーサを嵌着し
て一次側と二次側の十分な沿面距離を確保できるように
した組み立て容易なボビンに関するものである。
[従来の技術] 周知のように電源トランスは、共通の磁気回路を構成す
る磁心に一次巻線と二次巻線とを巻装してそれらの間の
電磁誘導現象を利用して変圧器作用を行わせるものであ
る。近年、各種電子機器の小型軽量化に伴い、電源装置
として高効率のスイッチング電源が急速に進歩し、その
高周波化が図られる中で電源トランスは著しく小型化さ
れてきつつある。
高速スイッチングを源においては、第4図A。
Bに示すように磁心としてE−1型フエライトコアlO
やE−E型フェライトコア等が用いられ、その中央脚部
にコイルS Lmが施されるような構成のものが多く見
られる。一般に一次および二次の各巻線は予め合成樹脂
製のボビン14に巻き付けられフェライトコア10の脚
部に挿入される。
ここで問題となるのは、−次巻線16と二次巻線18と
の間の電気絶縁性の良否である0通常−次巻線は商用交
流ラインと直結しているため機器本体側と接続される二
次巻線との間で充分な耐圧が保証されねばならない、そ
こで各種安全規格では一次巻線16と二次巻線18との
間の沿面距離が規定されており、この規定を如何にして
簡単に満足させるかということが製作上における重要な
ポイントとなっている。
従来のボビン14は、中空円筒状の巻芯部14aの両端
にフランジ14b、14cが一体的に形成された掻くあ
りふれた構造である。そしてボビンエ4の巻芯部14a
の両端外面(フランジ14b、14Cの内面当接位1)
に幅31の絶縁テープ20を一次側巻線16の巻き付は
高さに相当する世だけ巻き付けて一次巻線の巻き幅を規
制し、その上を眉間絶縁テープ22で覆い、更にその両
端に幅311I+の絶縁テープ24を巻き付けて二次巻
線18の巻き幅を規制し、最後に二次巻線1日の外周側
を外層絶縁テープ26で覆う構成が保られていた。つま
り各々幅3mmの絶縁テープ20.24によって6mm
以上という一次側と二次側の沿面距離を確保していた。
また巻線引き出し部分にはいずれも絶縁チューブ28を
被せ十分な電気絶縁性をもたせていた。
他の従来技術としては、第5図に示すようにボビンを内
ボビン30と外ボビン32とに分離し、内ボビン30に
一次巻線16を、また外ボビン32に二次巻線18をそ
れぞれ巻き付け、それらを二重に組み合わせ、各ボビン
30゜32の寸法形状により所定の沿面距離を確保する
構成もあった。
[発明が解決しようとする問題点] ところが第4図A、Bに示すような単純な形状のボビン
の場合には、巻芯部14aの両端に巻き付けた絶縁テー
プ20.24によって沿面距離を確保するため寸法のば
らつきが大きいし、細いテープを幾重にも巻かなければ
ならないため作業性が極めて悪い欠点がある。また巻線
引き出し部分には絶縁チューブ28を被せなければなら
ず、最終的に外層絶縁テープ26を巻き付けた時に凹凸
が目立ち外観が悪い欠点もある。
第5図に示すような二重ボビン構造では、組み立て作業
性は良好であるものの一次巻線16と二次if!5線1
8の面間が広いため結合率が低くトランスとしての効率
が悪い欠点がある。
本発明の目的は上記のような従来技術の欠点を解消し、
−次側と二次側との間で十分な沿面距離を確保でき、組
み立て作業性が良好で寸法安定度の高いスイッチングト
ランス用ボビンを提供することにある。
[問題点を解決するための手段1 上記のような目的を達成することのできる本発明は、筒
状の巻芯部の両端にフランジが形成されたボビン本体と
、それぞれ2分割構造をなし巻芯部の両端部分を取り囲
むように装着可能な2種のスペーサとを組み合わせたス
イッチングトランス用ボビンである。
そして前記巻芯部はフランジ近傍端部に内側S線の巻き
幅を規制する段部が膨出した形状をなす、また前記2種
類のスペーサと、それらと対応するフランジとは互いに
嵌着する結合部を備え、外側@線の巻き幅を規制する。
組み立てた時、tk線引き出し側のフランジとスペーサ
との間には内側巻線引き出し部分が挿通ずる間隙が形成
される。
〔作用] 巻芯部の両端に形成した膨出段部が内!!!巻線の巻き
幅を規制する。またスペーサは外側巻線の巻き幅を規制
する。従ってボビン本体の巻芯部に内側巻線を施し層間
テープを巻き付けて固定し、その上にスペーサを嵌着し
外側巻線を巻き付けることによって前記段部とスペーサ
の寸法により所定の沿面距離を確保できることになる。
更に巻線引き出し側のフランジとスペーサの間から内側
巻線の端末部分が引き出されるから、スペーサによって
外側巻線の引き出し部分との間隔を確保することができ
絶縁チューブも不要となる。
−次S線と二次t!線との間は眉間テープが存在するだ
けだから両者の結合率は高くトランスとしての効率は良
好である。またボビン巻芯部に細い絶縁テープを巻く必
要がなくなるから作業性は改善され品質の安定化が図ら
れる。
[実施例] 第1図は本発明に係るスイッチングトランス用ボビンの
一実施例を示す一部破断分解斜視図である。同図から明
らかなように本発明に係るボビン40は、円筒状のを芯
部42の両端に下部フランジ44と上部フランジ46と
が一体的に形成されたボビン本体48と、それぞれ2分
割構造をなし巻芯部42の両端部分を取り囲むように装
着可能な2種類のスペーサ50.52とから構成される
ボビン本体48の巻芯部42の両端のフランジ近傍端部
には内側巻線の巻き幅を規制する膨出段部54.56が
形成される。この段部54゜56の軸方向長さは例えば
3mlに設定される。
下部フランジ44および上部フランジ46の外側にはそ
れぞれ最後に装着するフェライトコアがぐらつかないよ
うにするため突出壁58゜60が設けられる。また下部
フランジ44の突出壁58の外側のベース部分59には
複数の切込み溝62が設けられ、上部フランジ46の突
出壁60の外側にはスペーサ保合用突起64が設けられ
る。
上部スペーサ50は、巻芯部42の上側段部54を僅か
の間隔を介して覆うような半円弧状部分66と、その外
側で前記突起64に嵌着する逆り型の結合部6日が一体
的に形成された構成である。従って上部スペーサ50を
矢印方向にボビン本体48に対して押圧すれば、ワンタ
ッチで突起64に逆り型結合部68が嵌着する。
下部スペーサ52は、巻芯部42の下側突起56を覆い
且つフランジ面よりも内側巻線引き出し部分が挿通し得
るだけの間隔を介して上方に位置する半円弧状部分70
を備え、その外側には下部フランジに形成した切込み溝
62と同じ位置に同様の切込みll72を有するような
ベース部分74を備え、該ベース部分74の下面に形成
した2本の突起76が前記外側切込み溝62に嵌入し突
出部77が切欠き7Bに嵌合することによってボビン本
体48に係止できる構成となっている。
これら2種類のスペーサ50.52は、それぞれボビン
本体48に装着された時に外側巻線の巻き幅を規制する
機能を果たす。
このような構造のボビンを用いたスイッチングトランス
の組み立て構造について第2図および第3図により説明
する。まずボビン本体48の巻芯部42の両側膨出段部
54.56で規制された範囲内に内側巻線(通常−次S
線>80を所定回数巻き付ける。内側巻線80の端末8
0aはベース部分59に形成されている切込み溝62を
利用して下方に引き出す0次に内側巻線80上および両
側膨出段部54.56にかけてポリエステル等からなる
眉間テープ82を3ターン程度巻き付ける。そしてボビ
ン本体48の巻芯部両側にそれぞれスペーサ50゜52
を装着する。スペーサ50の装着は、矢印方向に押し込
むことによってL字型結合部68が突起64に嵌着する
ためワンタッチで装着でき、また下部スペーサ52はそ
の下面突起76がベース部分59の両外端の切込み溝6
2に嵌入すると共に突出部77が切欠き78に嵌合する
ことによって容易に装着可能である。
このようにスペーサ50.52を装着した後、外側巻線
く一般に二次!!vA)84を両スペーサ50.52で
規制された範囲内で所定回数だけ巻き付ける。その端末
84aは切欠き72゜62を利用して外部に引き出す、
そして外側巻線84の外側にポリエステル等からなる外
層テープ86を巻き付は固定する。最後にEER型フエ
フエライトコア90その中央脚部が巻芯部42内に嵌入
するように装着固定する。
以上本発明の好ましい一実施例について詳述したが、本
発明はこのような構成のみに限定されるものでないこと
#l!論である。巻線端末が細い場合には例えば下部フ
ランジのベース部分にビンを植設し、それに巻き付は電
気的に接続するような構成を採ることもできる。各スペ
ーサとボビン本体との結合構造も上記実施例に限定され
るものではないが、特に上記のような構成とするとワン
タッチで結合できるため極めて好都合である。
[発明の効果] 本発明は上記のように両端部に膨出段部を有する巻芯部
構造と、それぞれ2分割構造をなし巻芯部の両端部分を
取り囲むように装着可能な2種類のスペーサとを組み合
わせ、それらによって所定の沿面距離を確保するように
構成したから、沿面距離を確保するため細いテープを幾
重にも巻き付けるといった煩瑣な作業が不要となり、ま
た巻線端末を引き出す場合にチューブを被せる作業も不
要となり、作業性が著しく向上しスイッチングトランス
の製作工数は従来技術の6割程度で済む掻めて優れた効
果を有する。
また本発明では一次S線と二次巻線との間は眉間テープ
が存在するだけで層間が狭く結合も良好であり、電気的
特性が向上し、また品質の安定を実現することができる
と共に、表面に凹凸が現れにく(外観も橿めて良好に製
作できる等の効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるスイッチングトランス用ボビン
の一実施例を示す一部破断分解斜視図、第2図はそれに
よるトランス組み立て時の状態を示す説明図、第3図は
トランス組み立て後の状態を示す説明図、第4図Aは従
来技術の一例を示す側断面図、同図Bはその正面図、第
5図は従来技術の他の例を示す説明図である。 40・・・スイッチングトランス用ボビン、42・・・
巻芯部、44・・・下部フランジ、46・・・上部フラ
ンジ、50・・・上部スペーサ、52・・・下部スペー
サ、54.56・・・段部、62・・・切込み溝、64
・・・突起、6日・・・結合部、76・・・突起。 特許出願人  富士電気化学株式会社 代  理  人     茂  見     橿第2図 第4図 第5図 1゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、筒状巻芯部の両端にフランジが形成されたボビン本
    体と、それぞれ2分割構造をなし巻芯部の両端部分を取
    り囲むように装着可能な2種のスペーサとからなり、前
    記巻芯部はフランジ近傍端部に内側巻線の巻き幅を規制
    する段部が膨出した形状をなし、外側巻線の巻き幅を規
    制するスペーサは対応するフランジに嵌着する結合部を
    備え、巻線引き出し側のフランジとスペーサとの間には
    内側巻線の引き出し部分が挿通する間隙が形成されるよ
    うにしたスイッチングトランス用ボビン。
JP12442786A 1986-05-29 1986-05-29 スイッチングトランス用ボビン Granted JPS62281311A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12442786A JPS62281311A (ja) 1986-05-29 1986-05-29 スイッチングトランス用ボビン

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JP12442786A JPS62281311A (ja) 1986-05-29 1986-05-29 スイッチングトランス用ボビン

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JPS62281311A true JPS62281311A (ja) 1987-12-07
JPH047570B2 JPH047570B2 (ja) 1992-02-12

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JP12442786A Granted JPS62281311A (ja) 1986-05-29 1986-05-29 スイッチングトランス用ボビン

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03106713U (ja) * 1990-02-16 1991-11-05
JPH06267764A (ja) * 1993-03-01 1994-09-22 American Teleph & Telegr Co <Att> モジュラ型変圧器装置
CN106783090A (zh) * 2017-03-20 2017-05-31 东莞市大忠电子有限公司 一种自带端空带的高频变压器骨架

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56143834U (ja) * 1980-03-27 1981-10-30
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