JPS62281107A - 垂直記録ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳＄ＩＩＩな説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気ディスク笠における垂直記録用の磁気
ヘッドに関し、従来のリングヘッドや単磁極ヘッドの欠
点を解決したものである。

〔従来の技術］ 垂直記録用の磁気ヘッドとして、第２図に示１リングヘ
ッドや第３図に示す単磁極ヘッドが一般に知られている
。リングヘッドは、記録媒体１０上でギｔ？ツブ１２を
介してフェライト等の遇１４！１／１．１６を対向して
配置し、磁極１４．１６に巻かれたコイル１８に電流を
流してギトツブ１２に磁界を生じさけることにより、記
録媒体１０の表面の磁化膜２０を磁化して記録するよう
にしたものである。

単磁極ヘッドは、記録媒体１ｏの磁化膜２０側にホルダ
２６に支持した主１ｉ極２８を配置し、記録媒体１０を
挟んで主磁極２８に対内する側に補助ｔｉｆｉ極３ｏを
配置し、補助磁極３０に巻いたコイル３２に電流を流し
て主磁極２８と補助磁［ｉ３０間に磁界を生じさせるこ
とにより、磁化膜２０を垂直方向に磁化するようにした
ものである。

〔発明が解決しようとする問題点） 前記第２図のリングヘッドでは、第４図に示ずような磁
界強度の分布を示す。これによれば、左右のギャップエ
ツジに垂直磁界成分のピークがあり、磁界の方向は互い
に逆になっている。このようなリングヘッドを用いて垂
直磁化により記録媒体へ記録を行うと、第５図（ｂ）に
模式的に示すように、前１１極（流入側の磁極）１４で
記録されたものを後磁（枢（流出側のｖｉｉ極）１６で
反転して記録することになる。これは、第６図に示ザよ
うな水平磁化との相違であり、水平磁化の場合は反転は
生じない。また、リングヘッドでは水平磁界成分が垂直
磁界成分より大きく、リングヘッドを垂直磁化に使用す
るには媒体が強い垂直異方性をもたねばならぬ制約があ
る。

また、前記第３図の単磁極ヘッドでは上記リングヘッド
のような問題は生じないが、磁気ディスク２２の上下両
面に磁極２８．３０を配置して、これらをずれないよう
に移動させなければならないので、ヘッド位置決め装置
が複雑となり、また精度を要求される欠点があった。ま
た、磁気ディスクの一面に主磁極２８を配置し、他方の
面に補助磁極３０を配置するので、−面にしか記録でき
ない欠点があった。

この発明は、前記従来の技術における欠点を解決して、
媒体の一面に陽気ヘッドを配置づることができるように
して、ヘッドおよびヘッド位置決め装置の構成を簡略化
できるようにするとともに、リングヘッドにより記録す
る場合の制約をなくＪようにした垂直記録ヘッドを提供
しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は１〜ラック進行方向前方に位置する前Ｉｉ！
極と、トラック進行方向後方に位置する後磁極とをギャ
ップを介して記録媒体同一面側に貝え、後（ａ極からの
磁界の垂直成分を前磁極からの磁界の垂直成分Ｊ：りち
強くしたものである。

（作　用） この発明の１）η記解決手段によれば、従来のリングヘ
ッドと同様に前磁極で記録したものを１１）電極で反転
して記録するが、前磁極での磁化力が後磁極に比べて弱
いので、後！１極による磁化で容易に反転記録でき、媒
体には（！２…極による記録のみが残ることになる。

また、前…１屯と後阻（船を記録媒体の同一面に有りる
ので、従来のＦｌｌｌ　１ｔｉヘツドの」：うに媒体表
面に補ＩＩ／］磁極が不要であり、ヘッド位置決め′ｅ
１構等が口中ですむとともに、媒体の両面記録も可能と
なる。

〔実施例１］ この発明の一実１４！　ｆ？Ｉを第１図に示す。この磁
気ヘッド３４は前Ｔ！１極３６と後磁極３８をギャップ
４０を介して対向して構成され、磁極３６．３８にコイ
ル４２が巻かれている。前磁極３６と後磁極３８は同じ
材′ｊ１（例えばフェライト）で透磁率μが大、磁束密
度３ｓが小に作られている。ギャップ４０は狭く作られ
ている。

後１ａ極３８のギャップ４０に対向する面には、後磁極
３８の磁界を強めるための金属４４が然着等により取り
付けられている。この金ｆｉ４４は、透磁率μが大で、
磁束密度［３ｓが大のもの例えばアモルファス合金（Ｃ
ｏ−Ｎｂ−ＺｒＷ）等で作られている。

第１図の磁気ヘッドにおける磁界の分布を第７図に示ず
。これによれば、金属４４の作用で後磁市３８のギャッ
プエツジで強い磁界が１！７られていることがわかる。

なお、前磁極３６の南東密度３ｓが小なのは、前磁極３
６側が容易に磁気飽和し、強く磁化されないので強い磁
界が発生Ｕヂ、これにより後磁極３８側での磁化反転を
容易にするためである。また、（ＪＨａ？４３８の磁束
密度３ｓが小なのは、金属４４での磁化の強さを弱めた
り、分布を広くさ′ｔ！ないためである。したがって、
第１図の磁気ヘッド３４は前磁極３６による磁化は少な
く、後磁極３８が単磁極ヘッドのような動作をづ゛る。

したがって、従来のリングヘッドにおける減磁や不反転
領域による問題も生じなくなる。

また、再生時は従来のリングヘッドと同様に０１作する
。前１ｉｔｌ極３６、後磁極３８、金属４０とも透磁率
μが大で、かつギャップ４０が狭く作られているので、
再生時の周波数特性も良好となる。

〔実施例２〕 この発明の他の実施例を第８図に示す。これは、前磁極
３６と後磁極３８の材質を変えたちので、例えば前磁極
３６をフェライトで作り、後磁極３８を例えば磁束密度
の高いパーマロイ等の金属コアで作る。これによれば後
磁極３８の方が前磁極３６よりも磁束密度が大きくなり
、磁界の分布も後磁極３８の方が大きくなり、前記実施
例１と同様の動作が得られる。

〔実施例３〕 この発明のさらに別の実施例を第９図に示す。

これは前轍ＶｉＡ３６デブス長を後退（転３８のデプス
長を短くして、前磁極３６の飽和を早めることにより、
後磁極３８の磁界を強めたものである。

なお、前記実施例１．２．３を組み合Ｕ／、：構成をと
ることもできる。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、前磁極での磁化
力が後磁極に比べて弱いので反転磁化Ｊる垂直磁化にお
いては、前磁極によらず後磁極での磁化のみで媒体に記
録されるので安定イ１記録が可能となる。

また、＃Ｊ磁極と後磁極を記録媒体の同一面に有するの
で、従来の単ｔｉｉ１極ヘッドのように媒体基面に補助
磁極が不要であり、ヘッドおよびヘッド位置決め別構等
が簡単ですむとともに、媒体の両面記録も可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す図である。 第２図は、従来のリングヘッドを示す図である。 第３図は、従来の単磁極ヘッドを示す図である。 第４図は第２図のリングヘッドにおける磁界の分布を示
すギＶツブ部の拡大図である。 第５図は、第２図のリングヘッドによる磁化の状態を示
ず拡大図である。 第６図は、リングヘッドによる水平磁化の状態を示す拡
大図である。 第７図は、第１図の実施例におけるｔａ界の分布を示ず
ギャップ部の拡大図である。 第８図は、この発明の他の実施例を示ずギトツブ部の拡
大図である。 第９図は、この発明のさらに別の実施例を示す図である
。 ３６・・・前磁極、３８・・・後磁極、４０・・・ギャ
ップ、４４・・・金属。 第１図 １／。 第７１″２１ 第８図　　　　第９図 第５図 表ｖ７向 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、トラック進行方向前方に位置する前磁極と、トラッ
   ク進行方向後方に位置する後磁極とをギャップを介して
   記録媒体同一面側に具え、後磁極からの磁界の垂直成分
   を前磁極からの磁界の垂直成分よりも強くしたことを特
   徴とする垂直記録ヘッド。 ２、後磁極に飽和磁束密度および透磁率の大きな磁性材
   料を取付けることにより、後磁極からの磁界を前磁極か
   らの磁界よりも強くしたことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項に記載の垂直記録ヘッド。 ３、後磁極をパーマロイで構成し、前磁極をフェライト
   で構成することにより、後磁極からの磁界を前磁極から
   の磁界よりも強くしたことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の垂直記録ヘッド。 ４、後磁極のデプス長を前磁極のデプス長よりも長くす
   ることにより、後磁極からの磁界を前磁極からの磁界よ
   りも強くしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の垂直記録ヘッド。