JPS62279022A - コイルボツクスの巻戻し制御装置 - Google Patents

コイルボツクスの巻戻し制御装置

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JPS62279022A
JPS62279022A JP12242986A JP12242986A JPS62279022A JP S62279022 A JPS62279022 A JP S62279022A JP 12242986 A JP12242986 A JP 12242986A JP 12242986 A JP12242986 A JP 12242986A JP S62279022 A JPS62279022 A JP S62279022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
unwinding
cradle
bar
coil box
Prior art date
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Pending
Application number
JP12242986A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Yamada
富美夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP12242986A priority Critical patent/JPS62279022A/ja
Publication of JPS62279022A publication Critical patent/JPS62279022A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はコイルボックスの巻戻し制御装置に係り、特に
鉄のホットストリップミルのコイルボックスの巻戻し制
御に当り、巻取ったコイルを支持する2本のクレードル
ロールの間隔を制御するコイルボックスの巻戻し制御装
置に関する。
(従来の技術) 一般にホットストリップミルにおいては、加熱したスラ
ブを粗ミルと仕上ミルの順に圧延し、仕上ミル出側で所
定の寸法になるよう操業している。
近年、ホットストリップミルではミルラインの長さを短
縮する省スペース化や保熱効果によりスキッドマークを
低減する品質向上の目的から、コイルボックスと称する
マンドレルなしのコイラを粗ミルと仕上ミルの中間に設
置するようになってきている。
第3図はコイルボックスを含むホットストリップミルラ
インの概略構成図で、特にコイルボックスと材料の動き
を示すものである。
かかる構成において、材料に対するコイルボックスの動
作は巻取りと巻戻しの2つの機構に大別される。
まず、巻取り機構では、粗ミルRMで圧延された材料(
以下、バーと称する)1は、先端がコイルボックスのベ
ンディングロールBRを通過するとき上ロール2本と下
ロール1本で曲げられ、フォーミングロールFRと第1
のクレードルロール#1CR上でコイル状に巻取られる
。この時、一般のホットストリップミル仕上出側にある
コイラのようにマンドレルに巻付けるのではなく、ベン
ディングロールBRのギャップを制御してマンドレルな
しでバー1自身が円を形成するようになっている。巻取
りの途中、第1のクレードルロール#ICRは水平位置
まで不時し、コイルを下げ、以後巻取完了までこの位置
に滞まる。
一方、巻戻し機構では、第1のクレードルロールIIC
R上でピーラPEがコイルの後端をはがし、第1のクレ
ードルロール#ICRの回転により仕上ミルFMにバー
1を搬送する。仕上ミルFMの入側にはピンチロールP
Rがあり、バー1を円滑に仕上ミルFMに送り込む役目
をしている。
仕上ミルFMでの圧延中、次材を第1のクレードルロー
ル#ICRで巻く必要が生じると、トランスファアーム
TAで巻戻し中のコイルを第2のクレードルロール#2
ORに移載する。このようにコイルボックスを通るバー
1は巻取りと巻戻しにより先後端が逆になるのが一つの
特徴である。
コイルボックスはそれを採用する利点が大きいことから
鉄のホットストリップミルにおいては数多く導入されて
きているが、マンドレルなしの巻取り、巻戻し装置のた
め、操業上のトラブルも多く、必ずしも円滑な操業にな
っていない。
特に、コイル状に巻取られたバー1は仕上圧延完了まで
常時筒1あるいは第2のいずれかの2本のクレードルロ
ール#1CR,#2OR上に保持されており、仕上ミル
FMに搬送されていく間のコイル径の変化によりコイル
ボックス出側のバー角度が変化するため、コイルボック
スと仕上入側ピンチロールPRの間のループ量が増大す
るなどして円滑な操業に支障をきたしている。
このことを第4図の説明図に従って説明する。
第4図(a)に示すように、コイル形R1がある程度大
きい間はバー角度α1も小さく、コイルボックスとピン
チロールPRの間に発生するループ量も少なく円滑に仕
上ミルFMへの搬送が可能である。
一方、第4図(b)に示すように、バー1の長さが短い
ために巻取ったコイル径R2が小さい場合、あるいは巻
戻しによりコイル径が小ざくなってきた場合には、バー
角度α2が大きくなり、コイルボックスとピンチロール
PR間に発生するループ量が大きくなり、バー1の円滑
な搬送に支障をきたすおそれがある。
特に、コイル径が小さい場合、巻戻し開始時のピーラP
Eによるバー1の剥離時にバー1の先端部分がはね上っ
て、円滑にピンチロールPRに咬み込まないなどの事態
を招くことがある。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来のコイルボックスではクレードルロー
ル上のコイルを巻戻す際に、コイル径が小さくなるに従
って先端角度が大きくなってループを発生し、操業の不
安定を招いている。
従って、本発明はコイルボックスでの巻戻し開始時およ
び巻戻し中の安定な操業を保証することを可能としたコ
イルボックスの巻戻し制御装置を提供することを目的と
する。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明はホットストリップミルの仕上ミル入側に置かれ
、コイル状の圧延材を2本のクレードルロールにより支
持し、コイル状の圧延材を巻戻して仕上ミルに供給する
コイルボックスと、圧延材の巻戻し量からコイル外半径
を演算する第1の演算手段と、演算されたコイル外半径
とコイルボックスから仕上ミルにコイル状の圧延材を搬
送するための巻戻しバー角度の目標値から2本のクレー
ドルロールの間隔目標値を演算する第2の演算手段と、
演算されたクレードルロール間隔目標値に応じてクレー
ドルロールの間隔を制御することにより、巻戻しにより
生ずるコイル径の変化にかかわらずコイルボックスから
仕上ミルに搬送される巻戻しバーの角度を一定に制御す
る手段を備えるコイルボックスの巻戻し制御装置を提供
するものである。
(作 用) 本発明にかかるコイルボックスの巻戻し制御装置は2本
のクレードルロールの間隔とクレードルロール上のコイ
ル外半径に依存して巻戻しレバー角度が変化するため、
コイル外半径の変化に応じて2本のクレードルロールの
間隔を変化させれば巻戻しレバー角度を一定に保つこと
かできることを利用している。
すなわち、第2図の説明図に示すように、コイル巻戻し
時のバー角度αとコイル外半径Rの関係から、クレード
ルロールORの間隔1はJ =2 (R+r) S i
 nα−・=(1)で与えられる。ただし、rはクレー
ドルロール半径である。コイル外半径Rは巻戻しによっ
て変化するのでコイルボックス出側でバー通過長さ、即
ち巻戻し量りを検出し、 ル の関係式を用いて算出する。ただし、Roは巻取完了時
コイル外半径、HRはバー厚である。
従って、(1)式により所定のバー角度αREFとコイ
ル外半径Rがあれば、クレードルロールCRの間隔pを
求めることができるので、巻戻しによりコイル径が変化
しても時々刻々のコイル外半径を演算しておけば、クレ
ードルロールCRの間隔を制御することにより、巻戻し
バー角度を一定に保つことが可能となる。
このように、クレードルロールの間隔を制御することに
より、コイルボックスから仕上ミルに搬送される巻戻し
バーの角度を一定に制御し、巻戻し時の操業安定性を実
現している。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るコイルボックスの巻戻
し制御装置の概略構成図を示すものである。同図に示す
ように、クレードルロール間隔上に保持されたコイルは
クレードルロールCRの回転により巻戻され、バー1は
仕上ミルFM入側のピンチロールPRへと搬送される。
センサSはコイルボックス出側に取り付けられたバー1
の通過長さLを検出する。演算装置2はセンサSで検出
されたバー通過長さLから現在時刻におけるコイル外半
径Rを演算する。演算装置3は演算装置2で算出された
コイル外半径Rと所定の巻戻しレバー角度αREFから
必要なりレードルロール間隔ρを演算する。演算装置3
の出力1はクレードルロール間隔制御装置4に送られて
、クレードルロール間隔が時々刻々修正される。
さて、第1図の構成において、演算装置2は(2)式に
基づいてセンサSで検出したバー通過長さLからコイル
外半径Rを算出する。一方、演算装置3は(1)式に基
づいて演算装置2からのコイル外半径と巻戻しレバー角
度αREFから必要なりレードルロール間隔fを演算す
る。
演算装置3の出力であるクレードルロール間隔1に基づ
いてクレードルロール間隔制御装置4はクレードルロー
ルCRの間隔を時々刻々と制御する。
ちなみに、ロール間隔を制御されるクレードルロールは
コイルを保持しているものであれば第1でも第2でもよ
い。
例えば、巻戻し開始時は通常箱1のクレードルロールミ
ICR上にコイルが載っているので、巻戻し開始時に発
生するバー1の先端のはね上りに対して第1のクレード
ルロール#1CRの間隔をはね上りが起きないバー角度
になるように制御すればよい。一方、トランスファアー
ムTAでコイルを移載した後は、第2のクレードルロー
ル#2CRに対して同様の制御を施せばよい。
なお、上記実施例ではコイルボックス出側にセンサSを
設けて巻戻し量を検出する構成を例示したが、センサ取
付が困難な場合にはクレードルロールORにパルスジェ
ネレータを取付けて巻戻し量を算出してもよい。この場
合、クレードルロールの回転数nと巻戻し量りの関係は L=K −2πr −n       −・・−(3)
で与えられる。ただし、rはクレードルロール半径、K
は操業状態によって決まる係数である。
また、別の構成例として、仕上入側のピンチロールPR
にパルスジェネレータを取り付けても、同様に巻戻し量
を算出することが可能となる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、クレードルロール
上のコイル径が小さい時に発生していた巻戻し開始時の
バー先端のはね」こりや巻戻し中のコイルボックスとピ
ンチロールの間に生成するループ吊を低減することが可
能となり、クレードルロール本来の目的である巻戻し時
の仕上ミルへのバーの搬送を円滑にすることができ、コ
イルボックスの安定操業を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るコイルボックスの巻戻
し制御装置の概略構成図、第2図は本発明における理論
に関する説明図、第3図はコイルボックスを含むホット
ストリップミルラインの概略構成図、第4図はクレード
ルロール操業上の問題点の説明図である。 1・・・バー、2.3・・・演算装置、4・・・クレー
ドルロール間隔制御装置、CR,#ICR,#2CR・
・・クレードルロール、PR・・・ピンチロール、PE
・・・ピーラ、TA・・・トランスファアーム、FM・
・・仕上ミル。 出願人代理人  佐  藤  −雄 も 1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ホットストリップミルの仕上ミル入側に置かれ、コ
    イル状の圧延材を2本のクレードルロールにより支持し
    、前記コイル状の圧延材を巻戻して仕上ミルに供給する
    コイルボックスと、圧延材の巻戻し量からコイル外半径
    を演算する第1の演算手段と、演算されたコイル外半径
    と前記コイルボックスから前記仕上ミルに前記コイル状
    の圧延材を搬送するための巻戻しバー角度の目標値から
    2本のクレードルロールの間隔目標値を演算する第2の
    演算手段と、演算されたクレードルロール間隔目標値に
    応じてクレードルロールの間隔を制御することにより、
    巻戻しにより生ずるコイル径の変化にかかわらず前記巻
    戻しバーの角度を一定に制御する手段を備えることを特
    徴とするコイルボックスの巻戻し制御装置。 2、第1の演算手段がクレードルロールの回転量から圧
    延材の巻戻し量を検出する手段を備えることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のコイルボックスの巻戻
    し制御装置。 3、第1の演算手段が仕上ミルの入側ピンチロールの回
    転量から圧延材の巻戻し量を検出する手段を備えること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のコイルボッ
    クスの巻戻し制御装置。
JP12242986A 1986-05-28 1986-05-28 コイルボツクスの巻戻し制御装置 Pending JPS62279022A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797334B1 (ko) * 2001-09-25 2008-01-22 주식회사 포스코 코일 받침점이 가변되는 코일카
JP2010253483A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Jfe Steel Corp 高強度厚肉熱延鋼板の巻き取り装置および巻き取り方法
JP4833842B2 (ja) * 2003-08-22 2011-12-07 エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト 熱間圧延機の粗圧延ラインと仕上げ圧延ラインの間のコイルボックス
CN103157675A (zh) * 2013-03-22 2013-06-19 济钢集团有限公司 一种计算热轧花纹板钢卷外径的方法

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