JPS6227890A - 投票券自動発売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、競馬や競輪などにおける勝馬投票券や勝者投
票券といった各種の投票券を、購入者臼らの操作により
購入できるように、投票券の購入資金を投入する資金投
入手段と、その投入資金の金額を読み取る投入金額読取
手段と、投票券に対する投票情報を入力する情報入力手
段と、その入力された投票情報を読み取る情報読取手段
と、前記投票情報に基づき、その投票内容を投票券に印
刷して発行する発券手段と、前記投票情報に基づいて投
票券の購買金額を算出する購買金額算出手段と、前記投
入金額読取手段によって読み取られた投入金額と前記購
買金額算出手段によって算出された購買金額とから購買
可能残額を算出する残金算出手段とを備えて構成した投
票券自動発売機に関する。

（発明の概要） 本発明は、このような投票券自動発売機において、簡単
な構成の付加により、購入途中で発売締め切り時刻にな
って、その時点で残金がある場合でも、購入者との間で
トラブルを発生させずに、かつ、人手を要することなく
対処できるようにしたものである。

（従来技術とその問題点） 従来のこの種の投票券自動発売機では、第２図に示すよ
うに構成されていた。先ず、基本的な構成について説明
すれば、第２図は投票券自動発売機の正面図であり、こ
の図において、ｌａは紙幣投入口、ｌｂは硬貨投入口で
あり、これら投入口１　ａ、　１　ｂにより資金投入手
段ｌが構成されている。

２　ａ、　２　ａは、組番を入力するキー人力部であり
、それぞれのキーボタンが押し操作されるに伴なって点
灯し、その点灯により、どの組番が入力されたかを表示
できるようになっている。２ｂは、購入金額を入力する
テンキー人力部、２Ｃは訂正キーであり、これらの入力
部２　ａ、　２　ｂと訂正キー２Ｃとにより、情報入力
手段２が構成されている。

３は、硬貨がつまった場合にその硬貨を返却する返却レ
バー、４は、返却された硬貨の取り出し口である。

発券機内部には、本発明実施例の第ｔｍを参照して説明
すれば、前記情報入力手段２によって入力された投票情
報を読み取る情報読取手段５と、その入力された投票情
報に基づき、その投票内容を投票券に印刷して発行する
発券手段６と、投票情報に基づいて投票券の購買金額を
算出する購買金額算出手段７と、前記資金投入手段ｌか
ら投入された資金の金額を読み取る投入金額読取手段８
と、その投入金額読取手段８によって読み取られた投入
金額と前記購買金額算出手段７によって算出された購買
金額とから購買可能残額を算出する残金算出手段９とが
備えられている。１０はレース番号表示部である。そし
て、前記情報読取手段５での投票情報読み取りにより、
その投票内容が組番表示部２ａおよび入力金額表示部１
２それぞれに表示されるようになっている。また、投入
金額読取手段８によって読み取られた投入金額は、投入
金額表示部１３に表示され、そして、残金算出手段９に
よって算出された購買可能残額は、残金表示部１４に表
示されるようになっている。

１５は発券キーであり、前記表示部１０．２ａ。

１２それぞれに表示されたレース番号、組番および入力
金額それぞれに誤りがないことを確認したときに押し操
作し、これにより、前記発券手段６を作動させ、その作
動により印刷された投票券を投票券取り出し口１６から
取り出せるようになっている。１７は、発券機が発売中
か発売中止状態かを点灯表示する表示部、１８は、購入
途中で締め切り時刻になったときに、そのことを点灯表
示する締め切り表示ランプである。

このような基本的構成に加えて、投票券自動発売機では
、該当するレースの締め切り時刻といったように、設定
時刻になったときには、そのレースの投票券の発売を中
止する必要があり、前記情報人力手段２による情報入力
を停止し、発券を停止するようになっている。

次に、これらの基本的構成に基づ〈従来の発券機の動作
につき、第５図のフローチャートを用いて説明する。

先ず、発売中かどうかを判断する（Ｆｌ）。発売中であ
れば、次いで購入資金としての現金が投入されたかどう
かを判断する（Ｆ２）。現金が投入されていれば、締め
切り時刻になったかどうかを判断しくＦ３）、締め切り
時刻になっていなければ、前記情報入力手段２によって
入力された投票情報に基づき、情報読取手段５により組
番や入力金額を読み取る（Ｆ４）。

次いで、訂正キー２Ｃが押されたかどうかを判断しくＦ
’５）、訂正キー２Ｃが押されていなければ、ステップ
Ｆ６に移行して発券キー１５が押されたかどうかを判断
する。発券キー２Ｃが押されたときには、前記発券手段
６により投票券を発行する（Ｆ７）。そして、残金があ
るかどうかを判断しくＦ８）、残金があるとき、前記ス
テップＦ５で訂正キー２Ｃが押されたとき、ならびに、
ステップＦ６で発券キー１５が押されていないときそれ
ぞれの場合には、ステップＦ３に戻す。

前記ステップＦ３において、締め切り時刻になったと判
断したときには、ステップＦ９に移行し、前記情報入力
手段２による情報入力を停止し、発券を停止するととも
に、締め切り表示ランプ１８を点灯表示して締め切りで
あることを表示するようになっている。

しかしながら、このような構成を有する従来例の場合で
は、上述のように、購入者が購入途中で残金があっても
、締め切り時刻になると自ずと発券が停止され、購入者
には残金が返却されない事態を招く虞があった。そこで
、従来一般に、発券機それぞれに専用の残金返却装置を
付設し、発券機が締め切り時刻に起因して発券を停止し
た場合に、残金返却装置を作動させて残金を購入者に返
却するようにしているが、発券機それぞれに残金返却装
置を付設するために、全体として高価になる欠点があり
、また、残金返却装置に残金用の貨幣を定期的に補充す
るために人手を要し、省力化という投票券自動発売機そ
のものの本来の良さを損なう欠点があった。

（発明の目的） 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、締め切り時刻になって発券を停止したときの残金処
理を、簡単な構成の付加により、安価にしてかつ人手を
要することなく行えるよう′にすることを目的とする。

（発明の構成と効果） 本発明は、このような目的を達成するために、投票券自
動発売機において、締め切り時刻になったときに、情報
入力手段に入力停止信号を出力して情報入力を停止する
入力停止手段と、前記入力停止信号に応答して、残金算
出手段により算出された購買可能残額を印刷した金券を
発行する金券発行手段とを備える。

この構成によれば、入力停止信号によって情報入力を停
止して設定時刻後の発券を停止するとともに、その時点
での残金を金券発行により購入者に返却し、購入者はそ
の金券により、残金を現金に変換できるようになった。

したがって、本来的に備えられている残金算出手段と、
締め切り時刻になったときに必要な情報入力停止のため
の信号とを有効利用し、残金を金券として発行処理する
ための構成を付加するだけの簡単な構成により、締め切
り時刻になったときの残金処理を安価にして行えるよう
になった。

しかも、残金を現金としてではなく、金券発行によって
返却するから、残金返却のために現金を補充するといっ
た手間が不要になり、なんら省力化を損なうことは無い
。

そのうえ、発券機では、本来的に発券手段を備えており
、この発券手段を利用して残金用の金券を発行すれば、
金券発行用の特別の印刷手段を設けることも不要であり
、より一層安価にして本発明を実施することができる。

（実施例の説明） 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第１図は、本発明の実施例に係る投票券自動発売
機のブロック図であり、この図において、ｌは資金投入
手段、２は情報入力手段、５は情報読取手段、６は発券
手段、７は購買金額算出手段、８は投入金額読取手段、
９は残金算出手段であり、これらの作用は前述した通り
であり、その説明は省略する。

第２図は投票券自動発売機の正面図であり、この構成は
前述した通りである。

以上の構成に加えて、本発明では、第１図に示すように
、入力停止手段１９と金券発行手段２０とが付加されて
いる。

前記入力停止手段１９では、レースの締め切り時刻時刻
になったときに、上位装置からの指令により、前記情報
入力手段２に入力停止信号を出力するようになっている
。この入力停止信号は、前記金券手段２０にも出力され
、締め切り時刻になって投票券の発売を停止するととも
に、その発券停止時に残金算出手段９から金券発行手段
２０に残金信号が出力されているときに、その入力停止
信号に応答して金券発行手段２０を作動させ、購入途中
で締め切り時刻になった場合に残っている購買可能金額
を金券として発行するようになっている。

次に、この実施例の作用につき、第３図に示すフローチ
ャートを用いて説明する。

なお、ステップＦ１からステップＦ８までの動作は従来
と同じであり、前述した通りである。

また、ステップＦ９の処理フローも有しているのである
が、本発明では、ステップＦ３で締め切り時刻になった
と判断したときに、ステップＦ９に移行する前に、残金
があるかどうかを判断しくＦｌｏ）、ここで残金がある
場合には、ステップＦ１１に移行して前記金券発行手段
２０により金券を発行する。しかる後、あるいは、前記
ステップＦＩＯにおいて残金がないと判断したときには
、ステップＦ９に移行して締め切り表示ランプ１８を点
灯表示し、締め切りであることを表示する。

これらの構成により、締め切り時刻になるまでは、前記
発券手段６により、第４図（ａ）に示すように、投票券
用紙２２に開催名２２ａ、開催日２２ｂ、レース番号２
２Ｃ１組番２２ｄ、購入金額２２ｅ１および、管理と偽
造防止のための発売投票券固有のコード番号２２ｆそれ
ぞれを印刷して投票券が発行される。他方、締め切り時
刻になったときに残金がある場合には、前記金券発行手
段２０により、第４図（ｂ）に示すように、前記投票券
用紙２２に対して、レース番号２２ｃと組番２２ｄそれ
ぞれには＊印を印刷し、購入金額２２ｅとしては残金を
印刷して金券が発行される。

この金券発行手段２０による印刷は、前記発券手段６に
よる印刷手段によって兼用されている。

本発明としては、前記金券発行手段２０による金券の発
行を、前記投票券とは別の専用の用紙を用い、その用紙
に残金とコード番号程度を印刷して行なうように構成す
るものでも良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例の投票券自動発売機のブロッ
ク図、第２図は投票券自動発売機の正面図、第３図はフ
ローチャート、第４図（ａ）は投票券の正面図、第４図
（ｂ）は金券の正面図、第５図は従来例のフローチャー
トである。 １・・・資金投入手段、２・・・情報入力手段、５・・
・情報読取手段、６・・・発券手段、７・・・購買金額
算出手段、８・・・投入金額読取手段、９・・・残金算
出手段、１９・・・入力停止手段、２０金券発行手段。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）投票券の購入資金を投入する資金投入手段と、そ
   の投入資金の金額を読み取る投入金額読取手段と、 投票券に対する投票情報を入力する情報入力手段と、 その入力された投票情報を読み取る情報読取手段と、 前記投票情報に基づき、その投票内容を投票券に印刷し
   て発行する発券手段と、 前記投票情報に基づいて投票券の購買金額を算出する購
   買金額算出手段と、 前記投入金額読取手段によって読み取られた投入金額と
   前記購買金額算出手段によって算出された購買金額とか
   ら購買可能残額を算出する残金算出手段とを備えた投票
   券自動発売機において、設定時刻になったときに、前記
   情報入力手段に入力停止信号を出力して情報入力を停止
   する入力停止手段と、 前記入力停止信号に応答して、前記残金算出手段により
   算出された購買可能残額を印刷した金券を発行する金券
   発行手段とを備えた投票券自動発売機。
2. （２）前記金券発行手段が前記発券手段によって兼用構
   成されている特許請求の範囲第１項に記載の投票券自動
   発売機。