JPS62277375A - α−置換γ−ブチロラクトンの製法 - Google Patents

α−置換γ−ブチロラクトンの製法

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JPS62277375A JP62119148A JP11914887A JPS62277375A JP S62277375 A JPS62277375 A JP S62277375A JP 62119148 A JP62119148 A JP 62119148A JP 11914887 A JP11914887 A JP 11914887A JP S62277375 A JPS62277375 A JP S62277375A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アシル酢酸アルキルエステルを、触媒の存在
下にアルキレンオキシドと反応させることによる、r−
ブチロラクトンの改良製造法に関する。
r−ブチロラクトンは一部は興味ある香気物質であり、
一部は多数の複素環化合物例えばピロリドン又はピロリ
ジンを合成するための価値ある中間体である。
r−ブチロラクトンの慣用の製造法においては、Com
pt、 Rend、 234巻1952年1296及び
1694頁に記載されるように、対応して置換されたマ
ロン酸エステルを、まずアルカリ塩となし、これをアル
キレンオキシドと反応させて追加のエステル基を含有す
るr−ブチロラクトンとなし、これをけん化したのち脱
カルボキシル化せねばならない。この方法は現今では多
くの欠点を有する。その一つは、廃水が当量で使用する
塩基及び酸により多量の塩を含有することである。他の
欠点は、一部はアルカリ性媒質中で、また一部は酸性媒
質中で行われる多数の反応工程によって、操作技術上の
出費が著しく大きいことである。そのほか腐食の問題が
生ずること、かなり多量の副生物が生成すること、なら
びにマロン酸エステルが高価であることも、この方法の
欠点である。このような著しい欠点にも拘らず、この方
法はr−ブチロラクトンを製造するための標準的方法と
なっている(バイルシュタインI/IV補充版1715
巻、4229.4224及び4252頁参照)。
アシル酢酸アルキルエステルとアルキレンオキシドの触
媒の存在下での反応によるr−ブチロラクト/の製法も
、原則的に古くから知れている。すなわちホウベン−ワ
イルH) トーチ7・デル・オルガニツシエン書ヘミー
41J672巻662頁によれば、アルコール中でα−
メチル−アセト酢酸エチルエステルナトリウムにエチレ
ンオキシドを作用させる場合に、4−ヒドロキシ−2−
メチル−ブタン酸ラクトン(α−メチル−r−ブチロラ
クトン)が50%の収率で得られる。
α−メチル−アセト酢酸エチルエステルをエチレンオキ
シドと、無水炭酸カリウムの存在下に密閉管中で反応さ
せる場合は、70%の収率が得られるが、この反応は例
外の場合及び多量のアルキルアセト酢酸エステルを使用
する場合には不可能である。収率が不満足であるほか、
この方法は特に塩基を定量的に消費するので、触媒酌量
で足りる新規触媒を見出すことが試みられた。
触媒量のナトリウムメチラートを使用しては、α−アル
キル−アセト酢酸エステルとエチレンオキシドの反応は
起こらないが、超塩基であるテトラブチルアンモニウム
−へキサクロロアンチモネートを使用すると、アルカリ
及び酸による後続反応により最終的に対応するラクトン
を与える反応生成物が得られる。この反応の収率は示さ
れていない(ヘンケルーレフェラーテ20巻1984年
61〜66頁特に65〜66頁参照)。
したがって本発明の課題は、アシル酢酸アルキルエステ
ルをアルキレンオキシドと反応させることによるr−ブ
チロラクトンの製法を、一方では一般的に使用可能であ
り、他方では簡単に入手できる触媒を少量使用して実施
できるように改良することであった。
本発明者らは、触媒としてイオン性ハロゲン化物を使用
するとき、アセト酢酸エステルとアルキレンオキシドと
の反応が、理論値の90%以上の収率で行われることを
見出した。この知見は予想外であった。なぜならばハロ
ゲン化物イオンはきわめて弱い塩基として格付げされ、
そして文献の知識によれば特に強い塩基又は錯アニオン
との塩が優れていると考えられたからである。テトラブ
チルアンモニウムカチオンの使用も、反応の成功のため
には決定的でない。
なぜならばハロゲン化アルカリは四級ハロゲン化アンモ
ニウムと同様に良好な結果を与えるからである。
本発明はこの課題を解決するもので、一般式(R’は後
記の意味を有する)で表わされるアルキレンオキシドを
、一般式 %式% (R3及びR4は分岐状又は直鎖状の1〜6個好ましく
は1〜2個の炭素原子を有するアルキル基又はアリール
基好ましくはフェニル基でアリ、R4はそのほか水素原
子であってもよ(、R5は水素原子又はR2と同じもの
を意味する)で表わされるアシル酢酸エステルと反応さ
せ、その際1[1の1モルに対しり、oo1〜0.1モ
ルのハロゲン化アルカリ、ハロゲン化アンモニウム、特
に四級ハロゲン化アンモニウム、ハロゲン化ホスホニウ
ム、燐酸アルカリ又は炭酸アルカリの存在下に、20〜
200 ’C好ましくは60〜150°C及び1〜50
バール好ましくは1〜20バールの圧力において反応を
行うことを特徴とする、一般式 (R1は水素原子又は1〜4個の炭素原子を有す。
るアルキル基で、低級アルコキシ基又は低級アシルオキ
シ基好ましくはアセトキシ基により置換されていてもよ
く、R2は1〜12個好ましくは1〜4個の炭素原子を
有する直鎖状又は分岐状のアルキル基で、低級アルコキ
シ基、アシルオキシ基、アミド基、水酸基、アリール基
もしくはハロゲン原子のような機能性基により置換され
ていてもよ(、あるいはアリール基特にフェニル基であ
ってもよい)で表わされるα−置換r−ブチロラクトン
の製法である。
触媒としてはハロゲン化アルカリ、例えばLiC1、N
aC1、KC’l、KF、 KBr、 NaJ、LiF
lNaB r又はKJが用℃・られる。適当な触媒の他
の群はハロゲン化アンモニウム又はハロゲン化ホスホニ
ウム、好ましくは四級のアンモニウムハロゲン化物又は
ホスホニウムハロゲン化物であって、特に好ましく・ア
ンモニウムカチオンは、4個の置換基のすべてが1〜6
個の炭素原子を有する低級アルキル基、あるいは4個の
基の1個もしくは数個がベンジル基であるか又は60〜
20個の炭素原子を有する長鎖アルキル基であるもので
ある。その例はテトラメチルアンモニウムクロリド、テ
トラエチルアンモニウムプロミド、テトラブチルアンモ
ニウムクロリド、ベンジル−トリメチル−アンモニウム
プロミド及ヒメチルートリアルキルーアンモニウムクロ
リドで、これらは西独シエーリング社製アドーゲン46
4又は米国ジエネラルミルズ社製アリクオート336の
名で市販されている。好ましい四級ホスホニウムハロゲ
ン化物の例は、トリフェニル−メチル−ホスホニウムク
ロリド、トリフェニル−エチル−ホスホニウムクロリド
、トリブチル−メチル−ホスホニウムプロミド、トリメ
トキシ−メチル−ホスホニウムプロミド及びトリエトキ
シ−メチル−ホスホニウムプロミドである。ハロゲン化
物アニオンのうちでは、好ましくは弗化物、塩化物、臭
化物又は沃化物のアニオンが用いられる。しかしプソイ
ドノ・ロダン化物と呼ばれる他のアニオン、例えばシア
ン化物、アジド、イソシアネート及びロダン化物、ある
いは燐酸塩又は炭酸塩のアニオンも使用でき、その中で
も燐酸アニオン及び炭酸アニオンは工業的に重要である
一般式■で表わされる好ましいアルキレンオキシドの例
は、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレン
オキシド、アセトキシエチレンオキシド、メトキシエチ
レンオキシド又はエトキシエチレンオキシドである。
一般式■で表わされる適当なアシル酢酸エステルの例は
、非置換のアシル酢酸エステル及びα位で置換されたア
シル酢酸エステルであって、この場合エステル化に使用
されるアルコールの種類は、反応の遂行のために決定的
な役割をしない。普通は低級アルコールすなわち6個ま
での炭素原子を有するアルコールのエステル、特にメタ
ノール又はエタノールのエステルが用いられる。
α位で置換されたアセト酢酸エステル中の基R5は、ア
ルキル基又はアリール基であってよく、これ自体はさら
に他の機能を有する基、例えば低級アルコキシ基、低級
アシルオキシ基、アミド基、水酸基、アリール又はハロ
ゲン原子により置換されていてもよい。
好ましいR5の例は次の基である。メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、二級ブチ
ル、アミル、イソアミル、2−メチルブチル、ヘキシル
、2−エチルブチル、2−エチルヘキシル、シクロヘキ
シル、ヘプチル、2−プロピルペンチル、オクチル、ノ
ニル、デシル、フェニル、ベンジル、2−ヒドロキシエ
チル、2−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシブチル
、カルボメトキシメチル及びカルボメトキシエチル。
式■の基R4は、原則としてR5と同様に広範囲に変更
可能である。しかし反応の最終生成物■にはそれが存在
しないのであるから、この位置にある置換基は容易に入
手しうるものであることが好ましい。その例はフェニル
基、エチル基又はプロピル基、そして特にメチル基であ
る。
α位で置換されたアセト酢酸エステルの反応は簡単で、
アシル酢酸エステルの基R5は式Iのr−ブチロラクト
ンのα位に表われる。すなわちR2とR5は同一であっ
てよい。これに対しα位で非置換のアシル酢酸エステル
(R’=H)を使用すると、一般に両方のα位に存在す
る活性水素原子が、式■のアルキレンオキシドとの反応
を起こす。これは特に活性低級アルキレンオキシド、例
えばエチレンオキシド(R”=H)及びプロピレンオキ
シド(R’ =CE(3)の場合にそうテする。低級ア
ルキレンオキシド2モルと式■のα位非置換アセト酢酸
エステル1モルとを反応させる場合には、続いて分子内
転位によって、式lのr−ブチロラクトン(R2は2−
ヒドロキシ−アルキル基又は2−アセトキシ−アルキル
基)が生成する。このr−ブチロラクトンの生成は、次
の反応式によって説明される。
この場合は一般に式1a及びIb (R’=H,CH8
又はC2H5)のr−ブチロラクトンの混合物が生成す
る。しかし反応条件を変えることにより、好ましいIa
又は(bを生成させることもできる。
例えば少量の溶剤を使用すると、特にα−(2−アセト
キシ−アルキル)化合物が得られるが、多量の溶剤の中
では特にα−(2−ヒドロキシ−アルキル)化合物が得
られる。lbへの変化率は、少量のアルカリアルコラー
ドで処理することにより完全になる。
それぞれの希望のr−ブチロラクトンのための好ましい
反応条件は、簡単な予備試験により定めることができる
本発明の好ましい実施態様においては、1〜6モルのエ
チレンオキシドを1モルの式■のアセト酢酸エステル(
R5は水素原子、R3は前記の意味を有する)と反応さ
せることにより、一般式1 (R’は水素原子、R2は
2−ヒドロキシエチル基又は2−アセトキシエチル基)
のr−プチロラクトンを製造し、あるいは1〜3モルの
プロピレンオキシドを1モルの式■のアセト酢酸エステ
ル(R5は水素原子、R3は前記の意味を有する)と反
応させることにより、一般式1 (R’はメチル基、R
2は2−ヒドロキシ−1−プロピル基又は2−アセトキ
シ−1−プロピル基)のr−ブチロラクトンを製造する
反応は好ましくは溶剤としての低級アルコール中で行わ
れ、その場合良好な反応結果を得るために、溶剤と化合
物■のエステル基のアルコール成分とが同一であること
は必要でない。好ましい溶剤はメタノール、エタノール
、グロパノール、イングロパノール、ブタノール及び三
級ブタノールである。
反応は室温と200℃の間、好ましくは60〜150℃
の温度で、1〜50バール好ましくは1〜20パールの
加圧において行われる。反応時間は5〜20時間特に8
〜15時間である。
好ましい実施態様においては、溶剤、触媒及びアセト酢
酸エステル(In)を用意し、これにアルキレンオキシ
ド(■)を反応温度において1〜10時間かげて添加す
る。しかしアルキレンオキシド(n)を先に用意して反
応を開始することもできる。前記の全反応時間を保つよ
うに定められた後反応時間ののち、反応生成物を常法(
濾過、抽出、蒸留等)により単離することができる。
出発物質■と■は、化学当量で又は他方に対し一方の成
分を過剰にして使用することができる。好ましい割合は
、当モル量でない場合は、アセト酢酸エステル(III
)の1モルに対し、アルキレンオキシド(n)の0.5
〜6モル特に0.8〜1.5モルである。溶剤の使用量
は0〜500%である。触媒の使用量は、■の1モルに
対し0.001〜0.1モル特に0.003〜0.05
モルである。
特に高い生産性を達成するためには、特に長鎖α−アル
キル基を有する式■のα−アルキル−アセト酢酸エステ
ル例えばα−ヘキシル−アセト酢酸エステルを使用する
場合は、lの生成(R5がHでない出発物質mから出発
する場合)又はlbの生成(R5がHである出発物質m
から出発する場合)を完全にするため、本発明の反応に
より得られる反応混合物を、さらに少量の強塩基を用い
て処理することが有利である。この塩基は続いて鉱酸で
処理することにより中和される。こうしてブチロラクト
ンが、高純度で90%以上の収率で得られる。
このための強塩基としては、水酸化アルカリ、アルカリ
アルコラード又は三級アミン特にNa0CH。
が用いられる。その使用量は、一般に■の1モルに対し
0.1〜0.5モルである。鉱酸としては、例えば塩酸
、硫酸、燐酸又は硝酸が用いられる。
本発明の方法によれば、香気成分として、あるいは複素
環化合物を合成するための中間体として有用な式■のr
−ブチロラクトンが、アシル酢酸エステル(■)とアル
キレンオキシ)”(II)の反応により簡単かつ安価な
方法で、しかも工業的な廃水の問題なしに高収率で製造
される。
実施例1〜8 300ml容のオートクレーブ中で、下記表に示すα−
アルキル−アセト酢酸エステル(III)をそこに示す
量で、ならびに同重量の表中に示す溶剤、それぞれ■に
対し1.5重量%のテトラメチルアンモニウムクロリド
及び表中に示す量のエチレンオキシドからの混合物を、
100°Cに12時間加熱する。反応排出物を蒸留する
と、表中に示す収率で式Iのα−アルキル−ブチロラク
トンが得られる(反応は次式参照)。
OOR3 実施例9 201容のオートクレーブ中で、α−ヘキシル−アセト
酢酸エチルエステル8.56 kfl (40混合物を
加熱する。100℃でエチレンオキシド2.11 kg
(52,8モル)を4時間かけて添加したのち、窒素を
用いて圧力を20バールに高め、反応混合物をさらに1
00°Cで10時間反応させる。
反応排出物を特に純粋な生成物を得る目的で、Iを完全
に生成させるため30%メタノール溶液の形のナトリウ
ムメチラート500 F (9,26モル)を添加した
のち、65°Cに4時間加熱する。次いで反応混合物を
蒸発濃縮し、100℃で2N硫酸61を用いて3時間処
理する。有機相を蒸留により仕上げ処理すると、6−へ
キシル−ブチロラクトンが999%の純度で6.65 
klil得られる。収率は理論値の96%である。
実施例10 α−ヘキシル−アセト酢酸エチルエステル107.9、
エタノール107g、プロピレンオキシド34p及びテ
トラメチル−アンモニウムクロリド1.5gからの混合
物を、オートクレーブ中で120℃に10時間加熱する
。反応排出物をナトリウムメチラート5Iと共にさらに
65℃に5時間加熱したのち、蒸留する。6−へキシル
−5−メチルーブチロラクトンカ84.6 g得られ、
収率は理論値の92%である。
実施例11 アセト酢酸メチルエステル519、エチレンオキシド4
4.@、NaCl3,9及びメタノール70 mlの混
合物を、オートクレーブ中で自生圧下に80°Cに12
時間加熱する。次いでメタノールを留去し、残留物を水
中に移し、少量のクロロホルムで洗浄したのち蒸留する
。2−(2−ヒドロキシエチル)−r−7’チロラクト
ンカ52.61得られ、収率は理論値の81%である。
そのほか洗浄クロロホルムから、9.6g(理論イ直ハ
8%)の?−(9−ヒドロキシエチル)−r−ブチロラ
クトンが得られ、これは精製することができる。
実施例12 実施例11と同様に操作し、ただしNaC13iの代わ
りにに2Co3を10g使用する。2−(2−ヒドロキ
シエチル)−γ−ブチロラクトンが52y(理論値の8
3%)得られる。
実施例16 実施例11と同様に操作し、ただしNaC1S gの代
わりにNa5P○4−12H20を10I使用する。2
−(2−ヒドロキシエチル)−γ−ブチロラクトンが2
1.7 & (収率34%)及び2−(2−アセトキシ
エチル)−γ−ブチロラクトンが50、7.9 (収率
59%)が得られ、後者の沸点は0.3mバールで10
0〜105℃である。
実施例14 アセト酢酸メチルエステル58 g(0,5モル)エチ
レンオキシド44.@、NaC13g及びメタノール5
0gを、オートクレーブ中で自生圧下に80°Cに12
時間加熱する。次いでメタノールを留去し、残留物をク
ロロホルム中に移し、少量の水で洗浄したのち蒸留する
。沸点100〜105℃10.6バールのα−(2−ア
セトキシエチル)−r−ブチロラクトンが65.3g 
(収・率76%)得られる。水相中にはさもK、8.5
f!(理論値の13%)のα−(2−ヒドロキシエチル
)−r−ブチロラクトンが含まれている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (R^1は後記の意味を有する)で表わされるアルキレ
    ンオキシドを、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (R^3及びR^4は分岐状又は直鎖状の1〜6個の炭
    素原子を有するアルキル基又はアリール基であり、R^
    4はそのほか水素原子であつてもよく、R^5は水素原
    子又はR^2と同じものを意味する)で表わされるアシ
    ル酢酸エステルと反応させ、その際IIIの1モルに対し
    0.001〜0.1モルのハロゲン化アルカリ、ハロゲ
    ン化アンモニウム、ハロゲン化ホスホニウム、燐酸アル
    カリ又は炭酸アルカリの存在下に、20〜200℃の温
    度及び1〜50バールの圧力において反応を行うことを
    特徴とする、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (R^1は水素原子又は1〜4個の炭素原子を有するア
    ルキル基で、低級アルコキシ基又は低級アシルオキシ基
    により置換されていてもよく、R^2は1〜12個の炭
    素原子を有する直鎖状又は分岐状のアルキル基で、低級
    アルコキシ基、アシルオキシ基、アミド基、水酸基、ア
    リール基もしくはハロゲン原子のような機能性基により
    置換されていてもよく、あるいはアリール基であつても
    よい)で表わされるα−置換γ−ブチロラクトンの製法
JP62119148A 1986-05-22 1987-05-18 α−置換γ−ブチロラクトンの製法 Expired - Fee Related JPH0733378B2 (ja)

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