JPS62276981A

JPS62276981A - ビデオ信号の再生機

Info

Publication number: JPS62276981A
Application number: JP62112281A
Authority: JP
Inventors: Yuzo Yamamoto; 山本　勇三
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1987-05-11
Filing date: 1987-05-11
Publication date: 1987-12-01
Also published as: JPH0127635B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明本発明は、ＦＭ記録きれたビデオ信号の同期前、縁及び
若しくは後縁位置を正確に検出することができるように
工夫したＦ　Ｍ記録方式及びその再生機を提供せんとす
るものである。

テープ或いはディスク等の記録媒体にビデオ信号を記録
し、それに再生してテレビ受像機に映出した場合、その
画面上には時間軸誤差に基づくジッターが認められる場
合がある。これを解消するためには各種の方式が用いら
れているが、いずれの場合であっても再生ビデオ信号・
の時間軸誤差を正確に知る必要がめる。従来は、復調し
たビデオ１ｇ号の水平同期７号によって時間軸誤差を知
るようにしていたが、それには所要の時間軸誤差のほか
にキャリアの時間的ゆらぎにもとづく変動分が含まれ正
確きに劣る欠点があった。たとえば、再生ＦＭ信号を弁
別回路に供して、黒レベルから同期先端へ或いほその逆
への周波数変調波の周波数の変り目を検出するようにし
た場合、その変り目の位置（位相）は黒レベル相当周波
数或いは同期先端相当１＃ｌ波数の逆数に相当した時間
だけ変動する可能性がある。これを軽減するため、キャ
リア周波数の低いたとえばＴＥＤ方式のビデオディスク
システムでは、各水平ブランキング毎にＦＭキャリアを
停止させさらに新しく水平同期信号と同期をとっＴＦＭ
キャリアを発振させるようにしている（第７図参照。尚
、Ｔ、はキャリア発振停上期間である）。この場合、Ｆ
Ｍキャリアのゼロクロス点（第７図におけるＰであり、
キャリアと直流０のレベルとの交点である）と水平同期
信号の前、後縁に相当する周波数の変り目との位相差は
一定となるが、その差がゼロとはされていないのでそれ
を論理回路により前記前、後縁の弁別を行なうようにし
た場合その位相差による誤差は十分に解消きれない。

本発明は、キャリアの時間変動分を含まない正確な時間
軸変動を検出するに適した新規なＦＭ記録方式及びその
再生機を提供せんとするものである。すなわち、本願は
、各水平ブランキング毎にキャリアを停止許せさらに新
しく水平同期７号と同期をとってＦＭキャリアを発振さ
せるために、各水平同期信号の定点で、すなわち、本願
は、各水平同期信号の定点でリセットするようにしたキ
ャリアを複合ビデオ信号で周波数変調するに際し、水平
同期信号の特定の（例えば前縁及び苦しくは後縁）位置
に相当するキャリア周波数の変り目が周波、数変調波の
ゼロクロス点と一致するようにし、その変調信号を媒体
に記録する方式の発明と、この方式で記録された変調信
号を再生し、その再生３号の前前記変り目に相当したパ
ルスを前記ゼロクロス点に基づき抽出し、その抽出パル
スを記録再生系のジンタ検出信号としたビデオ信号の再
生機の発明との２発明を提供せんとするものである。

先ず第１発明につき説明する。これは、水平同期信号の
前縁及び若しくは後縁（第８図に示す様に、同期信号部
分の大きさを１００としたとき同期先端から５０だけ黒
レベルに近づいた点を、ここでは、前縁、後縁と定義す
る）の位置に相当するキャリア周波数の変り目が周波数
変調波のゼロクロス点と一致させることを要点とするも
ので、その方法には、（イ）水平同期信号の前縁の位置
に相当するキャリア周波数の変り目を周波数変調波のゼ
ロクロス点と一致させる方法、（ロ）水平同期信号の後
縁相当の変り目をゼロクロス点と一致させる方法、（ハ
）前縁及び後縁相当の各変り目をともにゼロクロス点と
一致させる方法がある。前記（イ〉の方法の実現には、
各水平同期信号の直前の定点でリセットきせるリセット
位置（定点）と水平同期信号の前縁との間隔で、とじ、
その期間キャリア周波数ｆ、とじ、更にｎを正の整数と
し、を満足するように、ｆ、とτ、を選択すれば良い。

また、前記（ハ）の方法の実現には、上記くイ）に関す
る条件に加えて、水平同期信号のパルス幅をτ、とし、
その期間のキャリア周波数をｆ、とし、更にｍを正の整
数として、を満足するように、！、とて、を選定すれば良い。

更に、前記（ロ）の方法の実現には、水平同期１８号の
前縁相当の周波数の変り目をゼロクロス点と一致させる
必要はなく、上記ｆｓ、ｆｓ、τ自、τ。

を適宜選定して後縁相当の周波数の変り目のみをゼロク
ロス点と一致させるようにすれば良い。

以上の説明では、ペデスタルレベルから水平同期先端レ
ベルへの変化が時間ゼロで行なわれると考える理想的な
場合について説明したものである。実際には、この変化
には有限な時間を要するので、００式では、厳密に前、
後縁相当の周波数の変り目をゼロクロス点と一致させる
ことはできない。

］厳密には、次の様に考えることができる。ＴＥＤ方式
では黒レベルに対応する周波数は３．２ＭＨｚであり、
同期先端に対応する周波数は２．８ＭＨｚである。第９
図において、黒レベルから同期先端まで変化するのに要
する時間をＴとし、この変化は直線的に行なわれるもと
する。そして、前縁において時間１−０とすると、期間
−で、〜−ａは、３．２ＭＫｚの信号であり、渦波数変
ＩＡ信号Ｅ、はＥ＋　＝　Ａｑｉｍ　２７ｒ　ｆ　ｍ　
ｔ　　・−・−・■一方、期間−ａ　−ａの間は、波形
がＶ（ｔ　）で表わせるとすると、Ｅ、＝Ａｓｉｍ（２７ｒ　　／　　ｃｔ＋２ｒｔ　　ｍ
　ｆ　　［／　　Ｖ（ｔ）ｄｔコ　　　＋ｅ　　）−・
・■ここで、ｆ、はキャリアの中心周波数、ｍ／は変調
指数である。ｉｗ−ａにおいて、Ｅ　＋−Ｅ　ｚである
。

そして、ｔ−”ｏのとき、ｅ＋　２　ｒｔｍｆ　　［Ｊｖ（ｔ）ｄｔコ　　−０　
・・・　■であるならば、１−０のときに周波数変ｉｉ
ＭＪｉｊがゼロクロスとすることができる。

つまり、ｆ、を先に定めた場合、τ３を変化せしめるこ
とにより、前縁をゼロクロス点と一致きせることができ
る。又、上記（ロ）（ハ）についても、同様に考えられ
る。

次いで第２発明につき説明する。記録方式は上記（ハ）
の方式であって、その後縁を抽出する実施例について説
明する。

第１図は本発明の要部構成を示したブロンク図である。

同図の各部波形を示した第２図（模式的に示しである）
を参考にして以下これを説明する。ピックアップく１）
により抽出した再生２号ａは、プリアンプ（２）、リミ
タ（３）を経てＦＭｆｆ調回路（４）及びゲート回路（
５）に供される。ＦＭ復調回路出力ｂ（尚、Ｎはキャリ
ア停止期間Ｔｏに対応して発生したノイズである）は端
子（６）からビデオ信号処理回路（図示省略）へ伝達さ
れる一方、同期分離回路（７）に印加され、その出力で
ある水平同期信号はフライホール発振器（８）に入力さ
れ、その出力として前記ゲート回路を制御するための制
御信号Ｃを導出する。この制御信号の下で航記ゲートロ
路から取り出された信号ｄは同期位置検出回路（９）に
供される。そして、その出力としては水平同期信号の後
縁から一定時間だけ遅れた検出信号を得ることができる
。

第３図はこの検出回路の具体例を示したものである。同
図において、（１０）はＩＣ（品番５Ｎ７４１２３Ｎ）
を用いた単安定マルチバイブレークであり、また（１１
）はやはりｒｃ＜品番５Ｎ７４７４Ｎ＞を用いたフリッ
プフロップである。単安定マルチパイプレーク（１０）
は抵抗（１２）及びコンデンサ（１３）でその準安定時
間τが、１／２ｆ、＜τ＜　ｔ　／　２　／　ｓとなる
ように調節されており、第２図ｄの信号に相当する第４
図ａ（ｖＪ４図に示す同期信号に応じて、同期先端に対
応する周波数ｆ、から黒レベルに対応する周波数ｆ、の
間をｆｌ、ｆｒ　、ｆｓ　、　Ｌ　、　ｆａの如く、徐
々に周波数が高くなってゆく様に変化している。尚、こ
れは説明のために、模式的に示しである）の如きゲート
されたＦＭキャリアを入力して、同図すの如き出力を呈
する。この単安定マルチハイブレークからの出力信号を
Ｄ端子に、また前記ＦＭキャリアをＣＫ端子に更に上記
制御信号（第２図Ｃ）をリセット端子に導入する前記フ
リップフロップ（１１）は第５図に示した真理値を顕し
た図表から明らかな様に、水平同期信号の後縁（立上り
）位置から一定時間遅れた位置で、第４図Ｃの如くその
口端子出力が反転する。この出力信号は、再生ＦＭキャ
リアのゼロクロス点であって、その水平同期信号後縁に
相当する周波数の変り目に一致する点から一定時間遅れ
たものであり、それにはＦＭ変復調による時間ゆらぎや
波形めなまり等の全くない、真にビデオ信号のゆらぎの
みを含んでいる。したがって、この出力信号から検出し
たジッタはビデオ信号に含まれるジッタに完全に一致す
る。

尚、同期信号の前縁を抽出する場合においても第３図の
回路を利用することができる。この場合は、上記制御信
号に相当する信号は前記前縁近傍を含むパルスとしなけ
ればならず、またこの検出回路への入力にはＦＭキャリ
アを反転したものを共し、フリップフロップのクリア、
リセット各端子への供給信号をも適宜選ぶことにより、
このフリップフロップを第６図に示した真理値を顕した
図表の如く作動させることができて、そのＱ端子出力を
し−Ｃ１水平同期店号の前縁から一定時間遅れた位置で
正に反転せしめることができ、これを検出信号とするこ
とができる。

叙上の如く本発明は、各水平同期信号の直前の定点でリ
セットするようにしたキャリアを複合ビデオ信号で周波
数変調するに際し、水平同期信号の前縁及び若しくは後
縁の位置に相当するキャリア周波数の変り目が周波数変
調波のピロクロス点と一致するようにして、それを記録
するようにしたので、その記録信号を再生して前記変り
目に相当するパルスを前記ゼロクロス点に基づき抽出し
それをン／り検出言置とする再生機は、そのジッタ検出
信号にはＦＭ変復調に基づく時間ゆらぎや波形のなまり
等の全く存在しない、真に記録再生系に存在したビデオ
３号の時間ゆらぎのみに相当したものが含まれているだ
けであるから、ジ・ｙり補償を適確に行なうことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１区は本発明に係る再生機の要部構成を示したブロッ
ク図である。第２図はその各部波形図でちる。第３図は
同期位置検出回路の具体例である。第４図は・その各部
波形図である。第５ｒｙＪ及び第６図はフリノブフロツ
ブの真理を顕した図表である。又、第７図はキャリアを
示す波形図、第８図は水モ同期信号を示す波形図である
。第９図は周波数変化を説明するための波形図である。（９）・・・同期位置検出回路、（１０）・・・単安定
マルチバイブレータ、（１１）・・・フリップフロップ
。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）各水平同期信号の直前の定点でリセットするよう
にしたキャリアを複合ビデオ信号で周波数変調するに際
し、水平同期信号の特定の位置に相当するキャリア周波
数の変り目が周波数変調波のゼロクロス点と一致するよ
うになした変調信号を再生し、その再生信号の前記変り
目に相当しパルスを前記ゼロクロス点に基づき抽出し、
その抽出パルスを記録再生系のジッタ検出信号としたビ
デオ信号の再生機。