JPS62275966A - 紙葉類搬送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は間欠的に送られてくる紙葉類の搬送方向を変換
する装置に係り、特に搬送方向を紙葉類の搬送方向に対
し紙葉類の面内での搬送方向を変換するのに好適な搬送
方向変換装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は、実開昭５３−４２］５４号公報に記載の
ように送られてきた紙葉類をベルトコンベアー１〕に放
出することによってベルトコンベアの搬送方向に搬送方
向を変換していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は高速で搬送されてきた紙葉類を取扱うこ
とについては考慮がされておらず、搬送されてきた紙葉
類はベルトコンベア上の所定の位置に配置することが難
しく搬送後に紙葉類の整列機構を必要とすると思われる
。また、Ｌ記従来技術は搬送方向変換後の高速搬送につ
いても考慮がされておらず、風圧によって紙葉類がベル
トコンベア１−から脱落する等の問題があった。

本発明の目的は、間欠的に高速搬送されてくる紙葉類の
搬送方向変換を安定に行う手段を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

一１―記目的は、高速で搬送されてくる紙葉類の搬送の
タイミングを事前に検知する検知手段と、この検知手段
からの情報に基づいて紙葉類を搬送方向変換手段内に案
内する案内手段と、搬送されてきた紙幣の搬送を停止さ
せる停止手段と、前記検知手段からの情報に基づいて搬
送方向の変換方向へ紙葉類を挾持搬送する搬送手段とを
備えることにより、達成される。

〔作用〕

高速で搬送されてきた紙葉類は、案内手段によって搬送
方向変換部に安定に案内され、停止手段に当接すること
によって姿勢が制御され、次の瞬間に挾持され所定の方
向に搬送されるので、高速にかつ安定に方向変換ができ
る。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明の装置を備えた取引′ｉＡｉの一実施例を
示すもので、この図において１，２゜３はそれぞれ預金
、支払等を行う取引装置を示す。

これらの取引装置１，２．３はこれらの取引装置１．２
．３間での紙幣Ｂの授受を行う紙幣授受手段４で連絡さ
れている。この紙幣授受手段４は例えば一方の取引装置
１内で１一枚ず−）分離された紙幣Ｂを、これを要求し
ている他方の取引装置２又は３に搬送してこれらの取引
装置２又は３に供給゛する役割を果たす。この紙幣授受
手段４および取引装置１．．２．３の構成の一例を説明
する。取引装置１，２．３は伝票、通帳印字部５と紙幣
取扱部６とで構成されている。取引装置１の紙幣取扱部
６は第２図に示すように、その本体７の前面側に入出金
口８を備えている。この入出金口８の一方側には入金紙
幣Ｂを取込むための分離装置９が、また他方側には払出
紙幣Ｂを入出金口８に押出すための押出部１０が設けら
れている。この押出部］Ｏには払出紙幣Ｂを集積する集
積装置１−１が設けられている。本体７の中央部には鑑
別部１２が設けられたいる。この鑑別部１２は取込、払
出。

補充９回収あるいは他の取引装置２，３との授受紙幣の
真偽、枚数を判別する。本体７の後方中央部には鑑別不
能な紙幣Ｂを回収するりジエクトボックス］３が設けら
れている。本体１の下部には本体７の後方から前方に紙
幣Ｂの金庫コ５と、紙幣リサイクル用の第２の金種ボッ
クス１７と、取込紙幣Ｂを一時保管する一時スタック１
８と、その下方に位置する取忘れ回収ボックス１９とが
配置されている。前述した金庫］５、第１の金種ボック
ス１６、第２の金種ボックス］７および一時スタック部
１８の各上部には、紙幣Ｂを分離し繰出す分離装置２０
および紙幣Ｂを集積する集積装置２１が配置されている
。

前述した各部は搬送手段２２によって連絡されており、
この搬送手段２２の分岐部にはゲート部２３が設けられ
ている。前述した搬送手段２２における金庫］５とリジ
ェクトボックス１３との間には、紙幣授受のための分岐
搬送部２４が設けられている。この分岐搬送部２４の端
部は本体１の後面に設けた窓２５に臨んでいる。取引装
置２゜３の紙幣取扱部６は第３図に示すように、取引装
置１の紙幣取扱部６で述べた構成要素の一部分から構成
されており、入出金ロ８２分離装置９．押出部１０．集
積装置１１．鑑別部１２．一時スタック部１８１分離装
置２０．集積装置２〕およびこれらの各部間を連絡する
搬送路２２．ゲート部２３、分岐搬送路２４．窓２５を
備えている。

取引装置１の分岐搬送部２４は第４図に示すよ−うに、
鑑別部１２からの搬送手段２２Ａによって搬送されてき
た紙幣Ｂを入出金口８への搬送手段２２Ｂと金庫１５側
への搬送手段２２Ｃとに切換える第１の切換ゲート３０
と、この第１の切換ゲート部３０によって搬送手段２２
Ｃに搬送されてきた紙幣Ｂと取引袋Ｎ２，３から搬送手
段２２Ｇに搬送されてきた紙幣Ｂとを金庫１５側への搬
送手段２２Ｄに導く案内ガイド２６と、搬送手段２２Ｄ
に搬送されたきた紙幣Ｂを金庫Ｊ５側への搬送手段２２
Ｅと取引装置２，３側への搬送手段２２Ｆとに切換える
第２の切換ゲート２７とで構成されている。前述した第
１および第２の切換ゲート部３０．２７は駆動手段によ
って切換動作する。取引装置２の分岐搬送部２４は第５
図に示すように、鑑別部１２からの搬送手段２２Ａによ
って搬送されてきた紙幣Ｂを入出金口８への搬送手段２
２Ｂと金庫１５側への搬送手段２２Ｃとに切換える第１
の切換ゲート３０と、この第１の切換ゲート部３０によ
って搬送手段２２Ｇに搬送されてきた紙幣Ｂを取引装置
１へ搬送する搬送手段２２　Ｈと金庫側への搬送手段２
２Ｄとに切換える第２の切換ゲート２８部と、この第２
の切換グーｌ一部２８によって搬送手段２２Ｄに搬送さ
れてきた紙幣Ｂと取引装置１から搬送手段２２Ｉに搬送
されてきた紙幣Ｂとを金庫１５側への搬送手段２２Ｅへ
導く合流ガイド２９とで構成されている。

前述した切換ゲート部３０．２８は駆動手段によって切
換動作する。

次に紙幣の授受手段４の構成を第４図〜第６図によって
説明する。紙幣授受手段４の本体３１は取引装置１．．
２．３の後面の窓２５部分にボルト等により固定されて
いる。本体３１内には各取引装置ｔ、２．３内の紙幣を
互いに授受する２つの搬送路３２．３３が設けられてい
る。これらの搬送路３２．３３は各々取引装置２，３か
ら取引装置１への紙幣Ｂの搬送および取引装置１から取
引装置２，３への紙幣Ｂの搬送を行うために、搬送方向
を直角に方向変換するように搬送方向変換装置５０が複
数個配置されている。搬送路３２゜３３の端部には各々
の取引装置１，２．３の窓２５を通して、搬送路３２．
３３の端部を取引装置１．．２．３の搬送手段２２Ｆ、
２２Ｇ、２２Ｈ。

２２丁に連絡する第１のガイド３４．第２のカイト３５
．第３のガイド３６．第４のガイド３７が設けられてい
る。搬送路３３は、取引装置１の搬送手段２２Ｆから搬
送手段３３Ａに搬送された紙幣Ｂの搬送方向を変える第
１の搬送方向変換装置５０Ａと、この第１の搬送方向変
換装置５ＯＡによって搬送された紙幣Ｂを搬送する搬送
手段３３１３と、搬送手段３３　Ｂによって搬送部れて
きた紙幣Ｂの搬送方向を変える第２の搬送方向変換手段
５０Ｆ３と、この第２の搬送方向変換装置５０Ｂによっ
て搬送されてきた紙幣Ｂを搬送する搬送手段３３Ｇとを
備えている。搬送路３２は、取引装置２．３の搬送手段
２２Ｔ（から搬送されてきた紙幣Ｂを搬送する搬送手段
３２Ａと、搬送手段３２Ａによって搬送されてきた紙幣
Ｂの搬送方向を変換する第１の搬送方向変換手段５０Ｃ
と、この第１の搬送方向変換手段５０Ｃによって搬送さ
れてきた紙幣Ｂを搬送する搬送手段３２Ｂと、搬送手段
３２Ｂによって搬送されてきた紙幣Ｂの搬送方向を変換
する第２の搬送方向変換装置５０Ｄと、この第２の搬送
方向変換手段によって搬送されてきた紙幣Ｂを搬送する
搬送手段３’２Ｃとを備えている。またこれらの搬送方
向変換手段５０Ａ、５０Ｂ。

５０Ｃ，５００に紙幣Ｂが到達する前方側には一定距離
の位置に、紙幣Ｂの通過を検知するための検知手段５１
Ａ、、５１Ｂ、５１Ｃ，５１，Ｉ）とを配置している。

前述した搬送方向変換装置１１５０は、第５図および第
７図にその１例を示すように、搬送手段３２Ａにより搬
送されたきた紙幣Ｂを搬送方向変換装置５０Ｃに案内す
るための案内ガイド３８と、搬送方向変換装置ｆｆｆｉ
５０ｃに案内されてきた紙幣Ｂを停止させるための停止
手段５２と、停止）―シた紙幣Ｂを搬送手段３２Ｂに搬
送するため一絹のゴムローラ４０と金属ローラ４１と、
金属ローラ４１を回転自由に支持する軸５３と、ゴムロ
ーラを駆動するためのモータ４６とモータ４６と一体で
回転する軸４５．ゴムローラ４４と、ゴムローラ４４と
圧接し軸４３に対して回転自在に支持された金属ローラ
４２と、金属ローラ４２と圧接し軸５４に対し回転自由
に支持された前出のゴムローラ４０と、このゴムローラ
４０を軸４３を中心に図中に破線で示した位置まで揺動
させるための軸４３と一体で動くアーム４７と、軸４３
を揺動駆動するためのロータリソレノイド４８と、搬送
手段３２Ａによって搬送されてきた紙幣Ｂが検知手段５
１．　Ｃを通過する前にはゴムローラ４０が図中の破線
で示したゴムローラ４０’　の位置に保持さく１０） れているが紙幣Ｂが前出の検知手段５　］、　Ｃを通過
して一定時間経過した後は前出ゴムローラ４０が金属ロ
ーラ４」に圧接し回転するように前出ロータリソレノイ
ド４８およびモータ４６を制御する制御手段とを備えて
いる。前述して搬送路３２゜３３の駆動手段は例えば搬
送路３２．３３を構成するローラ５５，５７に設けた歯
車と取引装置１゜２．３の搬送手段２２　Ｆ、　２２Ｇ
、　２２Ｈ，２２Ｉを構成するローラ５６，５８に設け
た歯車とのかみ合せにより構成することが可能である。

取引装置１．．２．３には各々の取引きの受付は時間お
よび取引内容を検知するための検知手段と、この検知手
段によって検知された内容を整理し取引装置７１．．２
．３の動作内容と各々の動作内容の優先順位を決める動
作選択手段と、この動作選択手段によって決定された動
作順位に従って各々の取引装置１．．２．３を動作させ
るための駆動手段とを備えている。

次に上述した本発明の装置の一実施例の動作を説明する
。

取引装置１，２．３はそれぞれ顧客により入出金口８に
挿入された紙幣Ｂの真偽を判定し偽券は搬送手段２２Ｂ
を通り入出金口８に戻し、真券は一次スタック部１８に
一時保管したのち、金種別に取引装置１の金種ボックス
１６．１７に収納して預入取引を行ない、また顧客の要
求により、第１または第２の金種ボックス１．６．１７
内に収納した紙幣Ｂを取引装置１，２．３の入出金口８
に払出して支払取引を行なう。

上述の預入、払出等の取引において、取引装置１の第１
の金種ボックス１６および第２の金種ボックス１７内の
紙幣Ｂが満杯になったり、また不足を生じた場合には、
その状態をセンサによって検出して第１の金種ボックス
１６および第２の金種ボックス１−７の余剰紙幣Ｂを分
離して金庫１５に収納し、また金庫１５内の紙幣Ｂを第
１の金種ボックス１６、第２の金種ボックス１−７に補
充して顧客の取引に対応している。

取引装置１，２．３における預入、払出等の取引では、
各々の取引装置ｉ１１．，２，３の入出金口８で取扱か
う紙幣Ｂが取引装置１−内の共通で使用している搬送手
段２４および金種ボックス１６゜１７等で同時に処理さ
れることがないように各々の取引装置１．．２．３にお
ける紙幣Ｂの取扱い処理の完了を確認しながら顧客によ
る取引内容の受付順に順次紙幣Ｂの処理を行なう。この
場合、各各の取引装［１，２，３の取引が紙幣Ｂの同時
取扱いを除いては、同時進行できるように各々の取引装
置１．．２．３の動作をコントロールしている。

即ち１例えば取引装置１において顧客が取引内容の確認
を行なっている間にも取引装置２における取引紙幣Ｂが
取引装置１−内で取扱うことができるようにしている。

以上述べた実施例によれば、顧客との接点である入、出
金口を複数個備えながら金種ボックス。

リジェクトボックス、回収ボックス、金庫等の数を最小
にすることができるので、取引装置全体のコストの低減
、小形化が可能になるとともに共通の金種ボックスを活
用することによる資金の運用効率の向Ｉ〕を図ることが
できる。

また、紙幣Ｂを直角方向に方向変換できるので、取引装
置の配置が容易に任意の形にでき、例えば本発明の例の
ように各々の取引装置の入出金「Ｊへのアプローチを同
一方向にできるため顧客の案内がスムーズにできるある
いは取引装置の保守が同一方向からできることになる。

また、各々の取引装置における取引を紙幣の取扱かいの
みを重複させないで残りの処理を同時進行できるように
できるので、顧客の待ち時間の短縮を図ることができる
。

なお、上述の実施例においては、各々の取引装置におけ
る取引時間の短縮を図るために鑑別部。

−次スタック部を各々の取引装置に配置しているが、こ
れらの鑑別部、−次スタック部を取引装置１、Ｘのみに
配置することにより、取引装置全体をさらに小形、低コ
スト化できる。

〔発明の効果〕 本発明によれば、間欠的に高速搬送されてくる紙葉類の
搬送方向変換を安定に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を用いた取引システムの一実施例を示す
全体配置図、第２図、第３図は本発明を用いた取引シス
テムに用いられる紙幣取扱部の構成の一実施例を示す図
、第４図、第５図、第６図はそれぞれ本発明を用いた紙
幣授受手段の一実施例を示す図、第７図は本発明の搬送
方向変換装置の一実施例を示す図である。 １、．２．３・・・取引装置、４・・・搬送方向変換手
段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、間欠的に搬送されてくる紙葉類の検知手段と、搬送
   されてきた紙葉類を一度停止させるための停止手段と、
   停止手段によって停止した紙葉類の搬送方向を変換して
   搬送するための搬送手段と、搬送されてきた紙葉類を前
   記搬送手段内に送り込むために前記検知手段からの情報
   に基づいて前記搬送手段間に紙葉類を案内する案内手段
   とを備えたことを特徴とする紙葉類搬送方向変換装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載の紙葉類搬送方向変換装
   置において、搬送手段として一対の対向するローラを用
   いたことを特徴とする紙葉類搬送方向変換装置。 ３、特許請求の範囲第１項または第２項記載の紙葉類搬
   送方向変換装置において、案内手段として搬送手段の一
   部が揺動退避することを特徴とした紙葉類搬送方向変換
   装置。