JPS62274491A - 現金自動取扱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙葉類自動取引装置に係り、特に低価格で効率
よく装置を稼動させるのに好適な構成に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は、特開昭６０−１７５８２号公報に記載の
ように、複数台の紙幣自動取扱機の間を紙幣収納カセッ
トが往復動しそれらの紙幣自動取扱機間での紙幣のリサ
イクルを可能とするものであり、各々の紙幣自動取扱機
が稼動するのに必要な機能はすべて各々の紙幣自動取扱
機内に内蔵するものであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は複数の現金自動取扱装置を紙幣収納カセ
ットを用いて紙幣のリサイクル化を行なっているが、こ
のカセット方式ではシステム全体が大形化すること、現
金自動取扱装置間のカセットの移動を高速化することが
難しいため紙幣の補充、回収に時間がかかること、また
、そのために小まめな紙幣のリサイクルが難しくなり資
金の運用効率の向上を十分に図れない等の問題があった
。

本発明の目的は、複数の現金自動取扱装置間での紙幣の
リサイクルを行なうこと１紙幣のリサイクル機構を小形
化すること、高速の紙幣リサイクルを行なうことによる
補充、回収の短時間化および小まめな紙幣のリサイクル
を容易に行うことによる資金運用効率の向上を図ること
、システム全体を小形、低コスト化すること等にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の上記の目的は、複数の現金自動取扱装置間に紙
幣を搬送する搬送手段を連結し紙葉類の相互授受を可能
とし紙葉類のリサイクルを行なうこと、および各現金自
動取扱装置が共通で内蔵している共通構成要素をどれか
の現金自動取扱装置に備えさせこの現金自動取扱装置を
親装置とし残りの現金自動取扱装置ではこの共通構成要
素を削除しこの現金自動取扱装置を子装置としこの子装
置が現金の取引時に必要な前記共通構成要素は親装置の
を用いること等により、達成される６〔作用〕 現金自動取扱装置間を搬送路で直接連結することによっ
て、現金自動取扱装置間での紙幣のリサイクルが可能と
なること、搬送路なので小形化。

高速化、搬送の容易化が図れること、またこれらのこと
によって紙幣の補充１回収時間の短縮と小まめな紙幣の
リサイクルによる資金運用効率の向上が図れる。

また、前述の子装置では前記共通構成要素が削除されて
いるので、装置の小形化、低コスト化が図れる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明の取引装置の一実施例を示すもので、この
図において１，２．３はそれぞれ預金、支払等を行なう
取引装置を示す。これらの取引装置１，２．３はこれら
の取引装置ａ！１．２゜３間での紙幣Ｂの授受を行なう
紙幣授受手段４で連絡されている。この紙幣授受手段４
は例えば一方の取引装置１内で１枚ずつ分離された紙幣
Ｂを、これを要求している他方の取引装置２又は３に搬
送してこれらの取引装置２又は３に供給する役割を果た
す。この紙幣授受手段４および取引装置１゜２．３の構
成の一例を説明する。取引装置１，２゜３は伝票９通帳
印字部５と紙幣取扱部６とで構成されている。取引装置
１の紙幣取扱部６は第２図に示すように、その本体７の
前面側に入出金口８を備えている。この入出金口８の一
方側には入金紙幣Ｂを取込むための分離装置９が、また
他方側には払出紙幣Ｂを入出金口８に押出すための押出
部１０が設けられている。この押出部１ｏには払出紙幣
Ｂを集積する集積装置１１が設けられている。本体７の
中央部には鑑別部１２が設けられている。この鑑別部１
２は取込、払出、補充１回収あるいは他の取引装置２，
３との授受紙幣の真偽。

枚数を判別する６本体７の後方中央部には鑑別不能な紙
幣Ｂを回収するりジエクトボックス１３が設けられてい
る０本体１の下部には本体７の後方から前方に紙幣Ｂの
金ｇｔ　１５と１紙幣リサイクル用の第１の金種ボック
ス１６と、ｔｈ　Ｍリサイクル用の第２の金種ボックス
１７と、取込紙幣Ｂを一時保管する一時スタック部１８
と、その下方に位置する取忘れ回収ボックス１９とが配
置されている。前述した金庫１５．第１の金種ボックス
１６、第２の金種ボックス１７および一時スタック部１
８の各上部には１紙幣Ｂを分離し繰出す分離装置２０お
よび紙幣Ｂを集積するｇｉ積装置２１が配置されている
。前述した各部は搬送手段２２によって連絡されており
、この搬送手段２２の分岐部にはゲート部２３が設けら
れている。前述した搬送手段２２における金庫１５とリ
ジェクトボックス１３との間には、紙幣授受のための分
岐搬送部２４が設けられているにの分岐搬送部２・１の
端部は本体１の後面に設けた窓２５に臨んでいる。

取引装置２，３の紙帯取扱部６はｆ５３図に示すように
、取引装置１の紙幣取扱部６で述べた構成要素の一部分
から構成されており、入出金ロ８９分離装置９．押出部
１０．集積装置ｉ！１１．臨別部１２、一時スタック部
１８２分灘装置２０．集積装置２１およびこれらの各部
間を連絡する搬送路２２、ゲート部２３９分岐搬送路２
４．窓２５を備えている。

取引装置１の分岐搬送部２４は第４図に示すように、鑑
別部１２からの搬送手段２２Δによって搬送されてきた
紙幣Ｂを入出金口８への搬送手段２２Ｂと金庫１５側へ
の搬送手段２２Ｃとに切換える第１の切換ゲート３０と
、この第１の切換ゲート部３０によって搬送手段２２Ｇ
に搬送さ九てきた紙幣Ｂと取引袋＠２，３から搬送手段
２２Ｇに搬送されてきた紙幣Ｂとを金庫１５側への搬送
手段２２Ｄに導く案内ガイド２６と搬送手段２２Ｄに搬
送されてきた紙幣Ｂを金工ユ５側への搬送手段２２Ｅと
取引装置２，３側への搬送手段２２Ｆとに切換える第２
の切換ゲート２７とで構成されている。前述した第１お
よび第２の切換ゲート部３０．２７は駆動手段によって
切換動作する。取引装置２の分岐搬送部２４は第５図に
示すように、鑑別部１２からの搬送手段２２Ａによって
搬送されてきた紙幣Ｂを入出金口８への搬送手段２２Ｂ
と金庫１５側への搬送手段２２Ｃとに切換える第１の切
換ゲート３０と、この第１の切換ゲート部３０によって
搬送手段２２Ｇに搬送されてきた紙幣Ｂを取引装置１へ
搬送する搬送手段２２　Ｈと金庫側への搬送手段２２Ｄ
とに切換える第２の切換ゲート２８部と、この第２の切
換ゲート部２８によって搬送手段２２Ｄに搬送されてき
た紙幣Ｂと取引装置１から搬送手段２２Ｈに搬送されて
きた紙幣Ｂとを金庫１５側への搬送手段２２Ｅへ専く合
流ガイド２９とで構成されている。前述した切換ゲート
部３０．２８は駆動手段によって切換動作する。

次に紙幣の授受手段４の構成を第４〜第６図によって説
明する。紙幣授受手段４の本体３１は取引袋ｆｉｌｌ、
２．３の後面の窓２５部分にボルト等により固定されて
いる１本体３１内には各取引装置１，２．３内の紙幣を
互いに授受する２つの搬送路３２．３３が設けられてい
る。これらの搬送路３２．３３は各々取引装置ｉ１２，
３から取引装置１への紙幣Ｂの搬送および取引装置１か
ら取引袋！２，３への紙幣Ｂの搬送を行なうために、搬
送方向を直角に方向変換するように搬送方向度換装！！
５０が複数個配置されている。搬送″＠３２゜３３の端
部には各々の取引装置１，２．３の窓２５を通して、搬
送路３２．３３の端部を取引装置！１，２．３の搬送手
段２２Ｆ、２２Ｇ、２２Ｈ。

２２Ｉに連絡する第１のガイド３４．第２のガイド３５
．第３のガイド３６．第４のガイド３７が設けられてい
る６搬送路３３は、取引装置１の搬送手段２２Ｆから搬
送手段３３Ａに搬送された紙幣Ｂの搬送方向を変える第
１の搬送方向変換装置５０Ａと、この第１の搬送方向変
換装置５０Ａによって搬送された紙幣Ｂを搬送する搬送
手段３３Ｂと、搬送手段３３Ｂによって搬送されてきた
紙幣Ｂの搬送方向を変える第２の搬送方向変換手段５０
Ｂと、この第２の搬送方向変換装置５０Ｂによって搬送
されてきた紙幣Ｂを搬送する搬送手段３３Ｃとを備えて
いる。搬送路３２は、取引装置２．３の搬送手段２２Ｈ
から搬送されてきた紙幣Ｂを搬送する搬送手段３２Ａと
、搬送手段３２Ａによって搬送されてきた紙幣Ｂの搬送
方向を変換する第１の搬送方向変換手段５０Ｃと、この
第１の搬送方向変換手段５０Ｃによって搬送されてきた
紙幣Ｂを搬送する搬送手段３２Ｂと、搬送手段３２Ｂに
よって搬送されてきた紙幣Ｂの搬送方向を変換する第２
の搬送方向変換装置５０Ｄと、この第２の搬送方向変換
手段によって搬送されてきた紙幣Ｂを搬送する搬送手段
３２Ｃとを備えている。またこれらの搬送方向変換手段
５０Ａ、５０Ｂ。

５０Ｃ，５００に紙幣Ｂが到達する前方側には−定距離
の位置に、紙幣Ｂの通過を検知するための検知手段５１
Ａ、５１Ｂ、５１Ｇ、５ＬＤとを配置している。

前述した搬送方向変換装置５ｏは、第５図および第７図
にその一例を示すように、搬送手段３２Ａにより搬送さ
れてきた紙幣Ｂを搬送方向変換装置５０Ｃに案内するた
めの案内ガイド３８と、搬送方向度換装ｆ１５０ｃに案
内されてきた紙幣Ｂを停止させるための停止手段５２と
、停止した紙幣Ｂを搬送手段３２Ｂに搬送するため一組
のゴムローラ４０と金属ローラ４１と、金属ローラ４１
を回転自由に支持する軸５３と、ゴムローラを駆動する
ためのモータ４６とモータ４６と一体で回転する軸４５
．ゴムローラ４４と、ゴムローラ４４と圧接し軸４３に
対して回転自由に支持された金属ローラ４２と、金属ロ
ーラ４２と圧接し軸５４に対し回転自由に支持された前
出のゴムローラ４゜と、このゴムローラ４０を軸４３を
中心に図中に破線で示した位置まで揺動させるための軸
４３と一体で動くアーム４７と、軸４３を揺動駆動する
ためのロータリソレノイド４８と、搬送手段３２Ａによ
って搬送されてきた紙幣Ｂが検知手段５１Ｃ゛を通過す
る前にはゴムローラ４ｏが図中の破線で示したゴムロー
ラ４０′の位置に保持されているが紙幣Ｂが前出の検知
手段５１Ｃを通過して一定時間経過した後は、前出ゴム
ローラ４０が金属ローラ４１に圧接し回転するように前
出ロータリソレノイド４８およびモータ４６を制御する
制御手段とを備えている。前述した搬送路３２．３３の
駆動手段は例えば搬送路３２．３３を構成するローラ５
５，５７に設けた歯車と取引装置１，２゜３の連送手段
２２Ｆ、２２Ｇ、２２Ｈ，２２Ｉを構成するローラ５６
，５８に設けた歯車とのかみ合せにより構成することが
可能である６取引装置１１，２．３には各々の取引きの
受付は時間および取引内容を検知するための検知手段と
、この検知手段によって検知された内容を整理し取引裂
５１１，２．３の動作内容と各々の動作内容の優先順位
を決める動作選択手段と、この動作選択手段によって決
定された動作順位に従って各々の取引装置１，２．３を
動作させるための駆動手段とを備えている。

次に上述した本発明の取引装置の一実施例の動作を説明
する。

取引装置１，２．３はそれぞれ顧客により入出金口８に
挿入された紙幣Ｂ゛の真偽を判定し偽券は搬送手段２２
Ｂを通り入出金口８に戻し、真券は一次スタック部１８
に一時保管したのち、金種別に取引装置１の金種ボック
ス１６．１７に収納して預入取引を行ない、また顧客の
要求により、第１または第２の金種ボックス１６，１．
７内に収納した紙幣Ｂを取引装置１，２．３の入出金口
８に払出して支払取引を行なう。

上述の預入、払出等の取引において、取引装置１の第１
の金種ボックス１６および第２の金種ボックス１７内の
紙幣Ｂが満杯になったり、また不足を生じた場合には、
その状態をセンサによって検出して第１Φ金種ボックス
１６および第２の金種ボックス１７の余剰紙幣Ｂを分離
して金庫１５に収納し、また金庫１５内の紙幣Ｂを第１
の金種ボックス１６．第２の金種ボックス１７に補充し
て顧客の取引に対応している。

取引装置１１Ｗ１，２，３における預入、払出等の取引
では、各々の取引装置１，２．３の入出金０８で取扱か
ら紙幣Ｂが取引装置１内の共通で使用している搬送手段
２４および金種ボックス１６゜１７等で同時に処理され
ることがないように各々の取引装置１ｆｆｌ、２．３に
おける紙幣Ｂの取扱い処理の完了を確認しながら顧客に
よる取引内容の受付順に順次紙幣Ｂの処理を行なう。こ
の場合、各各の取引装置１５１１，２，３の取引が紙幣
Ｂの同時取扱いを除いては同時進行できるように各々の
取引裂［１，２，３の動作をコントロールしている。

即ち、例えば取引装置１において顧客が取引内容の確認
を行なっている間にも取引装置２における取引紙幣Ｂが
取引装置１内で取扱うことができる。

ようにしている。

以上述べた実施例によれば、取引装置間を搬送ベルトで
連結しているので、紙幣のリサイクル化。

リサイクル手段の小形化１紙幣授受の７＆速化、補充１
回収時間の短縮、小まめな紙幣のリサイクルによる資金
運用効率の向上が図れる。また顧客との接点である入出
金口を複数個備えながら金種ボックス、リジェクトボッ
クス、回収ボックス、金庫等の数を最少にすることがで
きるので、取引装置全体のコストの低減、小形化が可能
になるとともに共通の金種ボックスを活用することによ
る資金の運用効率の向上を図ることができる。

また１紙幣Ｂを直角方向に方向変換できるので取引装置
の配置が容易に任意の形にでき１例えば本発明の例のよ
うに各々の取引装置の入出金口へのアプローチを同一方
向にできるため顧客の案内がスムーズにできるあるいは
取引装置の保守が同一方向からできることになる。

また、各々の取引装置における取引を紙幣の取扱いのみ
を重複させないで残りの処理を同時進行できるようにで
きるので、顧客の待ち時間の短縮を図ることができる。

なお、上述の実施例においては、各々の取引装置におけ
る取引時間の短縮を図るために鑑別部、−次スタック部
を各々の取引装置に配置しているが、これらの鑑別部、
−次スタック部を取引装置１のみに配置することにより
、取引装置全体をさらに小形、低コスト化できる。

また、上述した実施例の他に、コインについても紙幣の
運用システムと同様に運用できることは明らかである。

〔発明の効果〕

以上述べたように１本発明によれば、複数の人が装置と
の取引を少ない待ち時間で行なうことができると同時に
取引システム全体の低コスト化。

小形化、現金のリサイクル化、リサイクル化による資金
運用効率の向上、現金の補充、回収等を含めたリサイク
ル時間の短縮、小まめな現金のリサイクルの容易化によ
る資金運用効率の一層の向丘を図れるという効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の取引装置の一実施例を示す全体配置図
、第２図、第３図は本発明の取引装置に用いられる紙幣
取扱部の構成の一実施例を示す図。 第４図、第５図、第６図はそれぞれ本発明に用いられる
紙幣授受手段の一実施例を示す図、第７図は本発明に用
いられる搬送方向変換装置の一実施例を示す図である。 Ｙ　１　口 ぐ ６　夙？剥超ｐ ’４．２　　図 釆　３　図 第　４−　記 ′ｆＩ　６　（２） Ｅｌ）Ａ−５４Ｃ掲ジ旬麦綾荻（ ￥Ｉ　７　口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数台の現金自動取扱装置において、これらの現金
   自動取扱装置間で現金の授受を行なうための搬送手段と
   、この搬送手段によつて現金自動取扱装置間で共通に使
   用できる共通構成要素を前述した現金自動取扱装置のい
   ずれかに代表させて備えさせ、これを第１の現金自動取
   扱装置とし、残りの現金自動取扱装置では前述した共通
   構成要素を削除しこれを第２の現金自動取扱装置とし、
   第１の現金自動取扱装置の共通構成要素を第２の現金自
   動取扱装置が現金の取扱い時に共同利用することを特徴
   とする現金自動取扱装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載の現金自動取扱装置にお
   いて、第２の現金自動取扱装置は、カードや通帳などの
   媒体処理部および表示操作部、現金の授受部などからな
   る顧客操作関連処理部ならびに現金を搬送する搬送部を
   備え、第１の現金自動処理装置は前記第２の現金自動処
   理装置の構成に加えて、入金された現金を計数収納する
   と共に、要求に応じて収納現金を計数放出する機能を有
   する現金処理部を備えたことを特徴とする現金自部取扱
   装置。 ３、特許請求の範囲第２項記載の現金自動取扱装置にお
   いて、第２の現金自動取扱装置は、その内部に現金を計
   数するための鑑別部および現金を一次的に保管するため
   の保管手段とを備えたことを特徴とする現金自動取扱装
   置。