JP2521714B2 - 紙葉類自動取引装置の制御方法 - Google Patents
紙葉類自動取引装置の制御方法Info
- Publication number
- JP2521714B2 JP2521714B2 JP61117328A JP11732886A JP2521714B2 JP 2521714 B2 JP2521714 B2 JP 2521714B2 JP 61117328 A JP61117328 A JP 61117328A JP 11732886 A JP11732886 A JP 11732886A JP 2521714 B2 JP2521714 B2 JP 2521714B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper sheet
- transaction
- bill
- transport
- conveying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数台の取引装置を備える紙葉類の自動取引
システムに係り、特に取引時間の短縮に好適な紙葉類自
動取引装置の制御方法に関する。
システムに係り、特に取引時間の短縮に好適な紙葉類自
動取引装置の制御方法に関する。
従来の装置は、特開昭60−17582号に記載のように安
価に複数台の取引装置を供給するためにカセツトで紙葉
類を各々の取引装置に供給するシステム構成としてい
た。しかし、個々の取引装置における取引時間は従来の
単独で運営される取引装置よりも取引時間は長くなると
思われるが、この取引時間の短縮については考慮されて
いなかつた。
価に複数台の取引装置を供給するためにカセツトで紙葉
類を各々の取引装置に供給するシステム構成としてい
た。しかし、個々の取引装置における取引時間は従来の
単独で運営される取引装置よりも取引時間は長くなると
思われるが、この取引時間の短縮については考慮されて
いなかつた。
本発明の目的は、複数台の紙葉類自動取引装置を安価
にしかも個々の取引装置における紙葉類の取引時間を短
縮できる紙葉類自動取引装置の制御方法を供給すること
にある。
にしかも個々の取引装置における紙葉類の取引時間を短
縮できる紙葉類自動取引装置の制御方法を供給すること
にある。
本発明の上記目的は、紙葉類取扱手段と紙葉類搬送手
段とを備えた複数の紙葉類自動取引装置と、それぞれの
紙葉類自動取引装置の間に連結された紙葉類授受手段と
を備え、紙葉類を並列処理する紙葉類自動取引装置の制
御方法において、それぞれの紙葉類自動取引装置の後面
に紙葉類授受手段を固設し、それぞれの紙葉類自動取引
装置のうちの一部が故障した際、他の紙葉類自動取引装
置の動作内容により代替可能な紙葉類取扱手段又は紙葉
類搬送手段を選択し、他の紙葉類自動取引装置の一部を
活用することにより紙葉類授受手段を経由して紙葉類を
並列処理することにより達成される。
段とを備えた複数の紙葉類自動取引装置と、それぞれの
紙葉類自動取引装置の間に連結された紙葉類授受手段と
を備え、紙葉類を並列処理する紙葉類自動取引装置の制
御方法において、それぞれの紙葉類自動取引装置の後面
に紙葉類授受手段を固設し、それぞれの紙葉類自動取引
装置のうちの一部が故障した際、他の紙葉類自動取引装
置の動作内容により代替可能な紙葉類取扱手段又は紙葉
類搬送手段を選択し、他の紙葉類自動取引装置の一部を
活用することにより紙葉類授受手段を経由して紙葉類を
並列処理することにより達成される。
以上に述べた構成によつて、個々の紙葉類自動取引装
置に共通する構成要素を削減できるのでシステム全体の
低コスト化と小形化が図れる。また、個々の紙葉類自動
取引装置で任意の時間に動作をさせられる項目について
は各取引装置間で同時に並列処理できるので取引時間の
短縮を図ることができる。
置に共通する構成要素を削減できるのでシステム全体の
低コスト化と小形化が図れる。また、個々の紙葉類自動
取引装置で任意の時間に動作をさせられる項目について
は各取引装置間で同時に並列処理できるので取引時間の
短縮を図ることができる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の取引装置の一実施例を示すもので、こ
の図において1,2,3はそれぞれ預金、支払等を行う取引
装置を示す。これらの取引装置1,2,3はこれらの取引装
置1,2,3間での紙幣Bの授受を行う紙幣授受手段4で連
絡されている。この紙幣授受手段(紙葉類授受手段)4
は例えば一方の取引装置(第1の紙葉類自動取引手段)
1内で1枚ずつ分離された紙幣Bを、これを要求してい
る他方の取引装置(第2の紙葉類自動取引手段)2又は
3に搬送してこれらの取引装置2又は3に供給する役割
を果たす。この紙幣授受手段4および取引装置1,2,3の
構成の一例を説明する。取引装置1,2,3は伝票、通帳印
字部5と紙幣取扱部6とで構成されている。取引装置1
の紙幣取扱部6は第2図に示すように、その本体7の前
面側に入出金口8を備えている。この入出金口8の一方
側には入金紙幣Bを取込むための分離装置9が、また他
方側には払出紙幣Bを入出金口8に押出すための押出部
10が設けられている。この押出部10には支払紙幣Bを集
積する集積装置11が設けられている。本体7の中央部に
は鑑別部12が設けられている。この鑑別部12は取込,払
出,補充,回収あるいは他の取引装置2,3との授受紙幣
の真偽、枚数を判別する。本体7の後方中央部には鑑別
不能な紙幣Bを回収するリジエクトボツクス13が設けら
れている。本体7の下部には本体7の後方から前方に紙
幣Bの金庫15と、紙幣リサイクル用の第1の金種ボツク
ス16と、紙幣リサイクル用の第2の金種ボツクス17と、
取込紙幣Bを一時保管する一時スタツク部18と、その下
方に位置する取忘れ回収ボツクス19とが配置されてい
る。前述した金庫15、第1の金種ボツクス16、第2の金
種ボツクス17および一時スタツク部18の各上部には、紙
幣Bを分離し繰出す分離装置20および紙幣Bを集積する
集積装置21が配置されている。前述した各部は搬送手段
22によつて連絡されており、この搬送手段22の分岐部に
はゲート部23が設けられている。前述した搬送手段22に
おける金庫15とリジエクトボツクス13との間には、紙幣
授受のための分岐搬送部24が設けられている。この分岐
搬送部24の端部は本体7の後面に設けた窓25に臨んでい
る。取引装置2,3の紙幣取扱部6は第3図に示すよう
に、取引装置1の紙幣取扱部6で述べた構成要素の一部
分から構成されており、入出金口8,分離装置9,押出部1
0,集積装置11,鑑別部12,一時スタツク部18,分離装置20,
集積装置21およびこれらの各部間を連絡する搬送路22,
ゲート部23,分岐搬送路24,窓25を備えている。
第1図は本発明の取引装置の一実施例を示すもので、こ
の図において1,2,3はそれぞれ預金、支払等を行う取引
装置を示す。これらの取引装置1,2,3はこれらの取引装
置1,2,3間での紙幣Bの授受を行う紙幣授受手段4で連
絡されている。この紙幣授受手段(紙葉類授受手段)4
は例えば一方の取引装置(第1の紙葉類自動取引手段)
1内で1枚ずつ分離された紙幣Bを、これを要求してい
る他方の取引装置(第2の紙葉類自動取引手段)2又は
3に搬送してこれらの取引装置2又は3に供給する役割
を果たす。この紙幣授受手段4および取引装置1,2,3の
構成の一例を説明する。取引装置1,2,3は伝票、通帳印
字部5と紙幣取扱部6とで構成されている。取引装置1
の紙幣取扱部6は第2図に示すように、その本体7の前
面側に入出金口8を備えている。この入出金口8の一方
側には入金紙幣Bを取込むための分離装置9が、また他
方側には払出紙幣Bを入出金口8に押出すための押出部
10が設けられている。この押出部10には支払紙幣Bを集
積する集積装置11が設けられている。本体7の中央部に
は鑑別部12が設けられている。この鑑別部12は取込,払
出,補充,回収あるいは他の取引装置2,3との授受紙幣
の真偽、枚数を判別する。本体7の後方中央部には鑑別
不能な紙幣Bを回収するリジエクトボツクス13が設けら
れている。本体7の下部には本体7の後方から前方に紙
幣Bの金庫15と、紙幣リサイクル用の第1の金種ボツク
ス16と、紙幣リサイクル用の第2の金種ボツクス17と、
取込紙幣Bを一時保管する一時スタツク部18と、その下
方に位置する取忘れ回収ボツクス19とが配置されてい
る。前述した金庫15、第1の金種ボツクス16、第2の金
種ボツクス17および一時スタツク部18の各上部には、紙
幣Bを分離し繰出す分離装置20および紙幣Bを集積する
集積装置21が配置されている。前述した各部は搬送手段
22によつて連絡されており、この搬送手段22の分岐部に
はゲート部23が設けられている。前述した搬送手段22に
おける金庫15とリジエクトボツクス13との間には、紙幣
授受のための分岐搬送部24が設けられている。この分岐
搬送部24の端部は本体7の後面に設けた窓25に臨んでい
る。取引装置2,3の紙幣取扱部6は第3図に示すよう
に、取引装置1の紙幣取扱部6で述べた構成要素の一部
分から構成されており、入出金口8,分離装置9,押出部1
0,集積装置11,鑑別部12,一時スタツク部18,分離装置20,
集積装置21およびこれらの各部間を連絡する搬送路22,
ゲート部23,分岐搬送路24,窓25を備えている。
取引装置1の分岐搬送部24は第4図に示すように、鑑
別部12からの搬送手段22Aによつて搬送されてきた紙幣
Bを入出金口8への搬送手段22Bと金庫15側への搬送手
段22Cとに切換える第1の切換ゲート30と、この第1の
切換ゲート部30によつて搬送手段22Cに搬送されてきた
紙幣Bと取引装置2,3から搬送手段22Gに搬送されてきた
紙幣Bとを金庫15側への搬送手段22Dに導く案内ガイド2
6と、搬送手段22Dに搬送されてきた紙幣Bを金庫15側へ
の搬送手段22Eと取引装置2,3側への搬送手段22Fとに切
換える第2の切換ゲート27とで構成されている。前述し
た第1および第2の切換ゲート部30,27は駆動手段によ
つて切換動作する。取引装置2の分岐搬送部24は第5図
に示すように、鑑別部12からの搬送手段22Aによつて搬
送されてきた紙幣Bを入出金口8への搬送手段22Bと金
庫15側への搬送手段22Cとに切換える第1の切換ゲート3
0と、この第1の切換ゲート部30によつて搬送手段22Cに
搬送されてきた紙幣Bを取引装置1へ搬送する搬送手段
22Hと金庫側への搬送手段22Dとに切換える第2の切換ゲ
ート28部と、この第2の切換ゲート部28によつて搬送手
段22Dに搬送されてきた紙幣Bと取引装置1から搬送手
段22Iに搬送されてきた紙幣Bとを金庫15側への搬送手
段22Eへ導く合流ガイド29とで構成されている。前述し
た切換ゲート部30,28は駆動手段によつて切換動作す
る。
別部12からの搬送手段22Aによつて搬送されてきた紙幣
Bを入出金口8への搬送手段22Bと金庫15側への搬送手
段22Cとに切換える第1の切換ゲート30と、この第1の
切換ゲート部30によつて搬送手段22Cに搬送されてきた
紙幣Bと取引装置2,3から搬送手段22Gに搬送されてきた
紙幣Bとを金庫15側への搬送手段22Dに導く案内ガイド2
6と、搬送手段22Dに搬送されてきた紙幣Bを金庫15側へ
の搬送手段22Eと取引装置2,3側への搬送手段22Fとに切
換える第2の切換ゲート27とで構成されている。前述し
た第1および第2の切換ゲート部30,27は駆動手段によ
つて切換動作する。取引装置2の分岐搬送部24は第5図
に示すように、鑑別部12からの搬送手段22Aによつて搬
送されてきた紙幣Bを入出金口8への搬送手段22Bと金
庫15側への搬送手段22Cとに切換える第1の切換ゲート3
0と、この第1の切換ゲート部30によつて搬送手段22Cに
搬送されてきた紙幣Bを取引装置1へ搬送する搬送手段
22Hと金庫側への搬送手段22Dとに切換える第2の切換ゲ
ート28部と、この第2の切換ゲート部28によつて搬送手
段22Dに搬送されてきた紙幣Bと取引装置1から搬送手
段22Iに搬送されてきた紙幣Bとを金庫15側への搬送手
段22Eへ導く合流ガイド29とで構成されている。前述し
た切換ゲート部30,28は駆動手段によつて切換動作す
る。
次に紙幣授受手段4の構成を第4図〜第7図によつて
説明する。紙幣授受手段4の本体31は取引装置1,2,3の
後面の窓25部分にボルト等により固定されている。本体
31内には各取引装置1,2,3内の紙幣を互いに授受する2
つの搬送路32,33が設けられている。これらの搬送路32,
33は各々取引装置2,3から取引装置1への紙幣Bの搬送
および取引装置1から取引装置2,3への紙幣Bの搬送を
行うために、搬送方向を直角に方向変換するように搬送
方向変換装置50が複数個配置されている。搬送路32,33
の端部には各々の取引装置1,2,3の窓25を通して、搬送
路32,33の端部を取引装置1,2,3の搬送手段22F,22G,22H,
22Iに連絡する第1のガイド34,第2のガイド35,第3の
ガイド36,第4のガイド37が設けられている。搬送路33
は、取引装置1の搬送手段22Fから搬送手段33Aに搬送さ
れた紙幣Bの搬送方向を変える第1の搬送方向変換装置
50Aと、この第1の搬送方向変換装置50Aによつて搬送さ
れた紙幣Bを搬送する搬送手段33Bと、搬送手段33Bによ
つて搬送されてきた紙幣Bの搬送方向を変える第2の搬
送方向変換手段50Bと、この第2の搬送方向変換装置50B
によつて搬送されてきた紙幣Bを搬送する搬送手段33C
とを備えている。搬送路32は、取引装置2,3の搬送手段2
2Hから搬送られてきた紙幣Bを搬送する搬送手段32A
と、搬送手段32Aによつて搬送されてきた紙幣Bの搬送
方向を変換する第1の搬送方向変換手段50Cと、この第
1の搬送方向変換手段50Cによつて搬送されてきた紙幣
Bを搬送する搬送手段32Bと、搬送手段32Bによつて搬送
されてきた紙幣Bの搬送方向を変換する第2の搬送方向
変換装置50Dと、この第2の搬送方向変換手段によつて
搬送されてきた紙幣Bを搬送する搬送手段32Cとを備え
ている。またこれらの搬送方向変換手段50A,50B,50C,50
Dに紙幣Bが到達する前方側には一定距離の位置に、紙
幣Bの通過を検知するための検知手段51A,51B,51C,51D
とを配置している。
説明する。紙幣授受手段4の本体31は取引装置1,2,3の
後面の窓25部分にボルト等により固定されている。本体
31内には各取引装置1,2,3内の紙幣を互いに授受する2
つの搬送路32,33が設けられている。これらの搬送路32,
33は各々取引装置2,3から取引装置1への紙幣Bの搬送
および取引装置1から取引装置2,3への紙幣Bの搬送を
行うために、搬送方向を直角に方向変換するように搬送
方向変換装置50が複数個配置されている。搬送路32,33
の端部には各々の取引装置1,2,3の窓25を通して、搬送
路32,33の端部を取引装置1,2,3の搬送手段22F,22G,22H,
22Iに連絡する第1のガイド34,第2のガイド35,第3の
ガイド36,第4のガイド37が設けられている。搬送路33
は、取引装置1の搬送手段22Fから搬送手段33Aに搬送さ
れた紙幣Bの搬送方向を変える第1の搬送方向変換装置
50Aと、この第1の搬送方向変換装置50Aによつて搬送さ
れた紙幣Bを搬送する搬送手段33Bと、搬送手段33Bによ
つて搬送されてきた紙幣Bの搬送方向を変える第2の搬
送方向変換手段50Bと、この第2の搬送方向変換装置50B
によつて搬送されてきた紙幣Bを搬送する搬送手段33C
とを備えている。搬送路32は、取引装置2,3の搬送手段2
2Hから搬送られてきた紙幣Bを搬送する搬送手段32A
と、搬送手段32Aによつて搬送されてきた紙幣Bの搬送
方向を変換する第1の搬送方向変換手段50Cと、この第
1の搬送方向変換手段50Cによつて搬送されてきた紙幣
Bを搬送する搬送手段32Bと、搬送手段32Bによつて搬送
されてきた紙幣Bの搬送方向を変換する第2の搬送方向
変換装置50Dと、この第2の搬送方向変換手段によつて
搬送されてきた紙幣Bを搬送する搬送手段32Cとを備え
ている。またこれらの搬送方向変換手段50A,50B,50C,50
Dに紙幣Bが到達する前方側には一定距離の位置に、紙
幣Bの通過を検知するための検知手段51A,51B,51C,51D
とを配置している。
前述した搬送方向変換装置50は、第5図および第7図
にその1例を示すように、搬送手段32Aにより搬送され
たきた紙幣Bを搬送方向変換装置50Cに案内するための
案内ガイド38と、搬送方向変換装置50Cに案内されてき
た紙幣Bを停止させるための停止手段52と、停止した紙
幣Bを搬送手段32Bに搬送するため一組のゴムローラ40
と金属ローラ41と、金属ローラ41を回転自由に支持する
軸53と、ゴムローラを駆動するためのモータ46とモータ
46と一体で回転する軸45,ゴムローラ44と、ゴムローラ4
4と圧接し軸43に対して回転自在に支持された金属ロー
ラ42と、金属ローラ42と圧接し軸54に対し回転自由に支
持された前出のゴムローラ40と、このゴムローラ40を軸
43を中心に図中に破線で示した位置まで揺動させるため
の軸43と一体で動くアーム47と、軸43を揺動駆動するた
めのロータリソレノイド48と、搬送手段32Aによつて搬
送されてきた紙幣Bが検知手段51Cを通過する前にはゴ
ムローラ40が図中の破線で示したゴムローラ40′の位置
に保持されているが紙幣Bが前出の検知手段51Cを通過
して一定時間経過した後は前出ゴムローラ40が金属ロー
ラ41に圧接し回転するように前出ロータリソレノイド48
およびモータ46を制御する制御手段とを備えている。前
述した搬送路32,33の駆動手段は例えば搬送路32,33を構
成するローラ55,57に設けた歯車と取引装置1,2,3の搬送
手段22F,22G,22H,22Iを構成するローラ56,58に設けた歯
車とのかみ合せにより構成することが可能である。
にその1例を示すように、搬送手段32Aにより搬送され
たきた紙幣Bを搬送方向変換装置50Cに案内するための
案内ガイド38と、搬送方向変換装置50Cに案内されてき
た紙幣Bを停止させるための停止手段52と、停止した紙
幣Bを搬送手段32Bに搬送するため一組のゴムローラ40
と金属ローラ41と、金属ローラ41を回転自由に支持する
軸53と、ゴムローラを駆動するためのモータ46とモータ
46と一体で回転する軸45,ゴムローラ44と、ゴムローラ4
4と圧接し軸43に対して回転自在に支持された金属ロー
ラ42と、金属ローラ42と圧接し軸54に対し回転自由に支
持された前出のゴムローラ40と、このゴムローラ40を軸
43を中心に図中に破線で示した位置まで揺動させるため
の軸43と一体で動くアーム47と、軸43を揺動駆動するた
めのロータリソレノイド48と、搬送手段32Aによつて搬
送されてきた紙幣Bが検知手段51Cを通過する前にはゴ
ムローラ40が図中の破線で示したゴムローラ40′の位置
に保持されているが紙幣Bが前出の検知手段51Cを通過
して一定時間経過した後は前出ゴムローラ40が金属ロー
ラ41に圧接し回転するように前出ロータリソレノイド48
およびモータ46を制御する制御手段とを備えている。前
述した搬送路32,33の駆動手段は例えば搬送路32,33を構
成するローラ55,57に設けた歯車と取引装置1,2,3の搬送
手段22F,22G,22H,22Iを構成するローラ56,58に設けた歯
車とのかみ合せにより構成することが可能である。
取引装置1,2,3は、第8図に示すように各各の取引き
の受付け時間および取引内容を検知するための検知手段
81と、この検知手段81によつて検知された内容を整理し
取引装置1,2,3の動作内容と各々の動作内容の優先順位
を決める動作選択手段82と、この動作選択手段82によつ
て決定された動作順位に従つて各々の取引装置1,2,3を
動作させるための駆動手段1A〜3Aとを備えている。また
動作選択手段82は紙葉類の取扱い動作以前の動作項目に
ついては任意の時間に動作させ、紙葉類の取扱い動作を
取引の受付順に各々の紙葉類自動取引装置を動作させ、
また紙葉類の取扱い動作の正常終了確認後にある動作項
目については任意の時間に動作させるための制御テーブ
ル83を備えている。これらの手段による制御フローを第
9図に示す。
の受付け時間および取引内容を検知するための検知手段
81と、この検知手段81によつて検知された内容を整理し
取引装置1,2,3の動作内容と各々の動作内容の優先順位
を決める動作選択手段82と、この動作選択手段82によつ
て決定された動作順位に従つて各々の取引装置1,2,3を
動作させるための駆動手段1A〜3Aとを備えている。また
動作選択手段82は紙葉類の取扱い動作以前の動作項目に
ついては任意の時間に動作させ、紙葉類の取扱い動作を
取引の受付順に各々の紙葉類自動取引装置を動作させ、
また紙葉類の取扱い動作の正常終了確認後にある動作項
目については任意の時間に動作させるための制御テーブ
ル83を備えている。これらの手段による制御フローを第
9図に示す。
次に上述した本発明の装置の一実施例の動作を説明す
る。
る。
取引装置1,2,3はそれぞれ顧客により入出金口8に挿
入された紙幣Bの真偽を判定し偽券は搬送手段22Bを通
り入出金口8に戻し、真券は一次スタツク部18に一次保
管したのち、金種別に取引装置1の金種ボツクス16,17
に収納して預入取引を行ない、また顧客の要求により、
第1または第2の金種ボツクス16,17内に収納した紙幣
Bを取引装置1,2,3の入出金口8に払出して支払取引を
行なう。
入された紙幣Bの真偽を判定し偽券は搬送手段22Bを通
り入出金口8に戻し、真券は一次スタツク部18に一次保
管したのち、金種別に取引装置1の金種ボツクス16,17
に収納して預入取引を行ない、また顧客の要求により、
第1または第2の金種ボツクス16,17内に収納した紙幣
Bを取引装置1,2,3の入出金口8に払出して支払取引を
行なう。
上述の預入,払出等の取引において、取引装置1の第
1の金種ボツクス16および第2の金種ボツクス17内の紙
幣Bが満杯になつたり、また不足を生じた場合には、そ
の状態をセンサによつて検出して第1の金種ボツクス16
および第2の金種ボツクス17の余剰紙幣Bを分離して金
庫15に収納し、また金庫15内の紙幣Bを第1の金種ボツ
クス16、第2の金種ボツクス17に補充して顧客の取引に
対応している。
1の金種ボツクス16および第2の金種ボツクス17内の紙
幣Bが満杯になつたり、また不足を生じた場合には、そ
の状態をセンサによつて検出して第1の金種ボツクス16
および第2の金種ボツクス17の余剰紙幣Bを分離して金
庫15に収納し、また金庫15内の紙幣Bを第1の金種ボツ
クス16、第2の金種ボツクス17に補充して顧客の取引に
対応している。
取引装置1,2,3における預入,払出等の取引では、各
々の取引装置1,2,3の入出金口8で取扱かう紙幣Bが取
引装置1内の共通で使用している搬送手段24および金種
ボツクス16,17等で同時に処理されることがないように
各々の取引装置1,2,3における紙幣Bの取扱い処理の完
了を確認しながら顧客による取引内容の受付順に順次紙
幣Bの処理を行なう。この場合、各各の取引装置1,2,3
の取引が紙幣Bの同時取扱いを除いては、同時進行でき
るように各々の取引装置1,2,3の動作をコントロールし
ている。即ち、例えば取引装置1において顧客が取引内
容の確認を行なつている間にも取引装置2における取引
紙幣Bが取引装置1内で取扱うことができるようにして
いる。
々の取引装置1,2,3の入出金口8で取扱かう紙幣Bが取
引装置1内の共通で使用している搬送手段24および金種
ボツクス16,17等で同時に処理されることがないように
各々の取引装置1,2,3における紙幣Bの取扱い処理の完
了を確認しながら顧客による取引内容の受付順に順次紙
幣Bの処理を行なう。この場合、各各の取引装置1,2,3
の取引が紙幣Bの同時取扱いを除いては、同時進行でき
るように各々の取引装置1,2,3の動作をコントロールし
ている。即ち、例えば取引装置1において顧客が取引内
容の確認を行なつている間にも取引装置2における取引
紙幣Bが取引装置1内で取扱うことができるようにして
いる。
以上述べた実施例によれば、顧客との接点である入出
金口を複数個備えながら金種ボツクス,リジエクトボツ
クス,回収ボツクス,金庫等の数を最小にすることがで
きるので、取引装置全体のコストの低減,小形化が可能
になるとともに共通の金種ボツクスを活用することによ
る資金の運用効率の向上を図ることができる。
金口を複数個備えながら金種ボツクス,リジエクトボツ
クス,回収ボツクス,金庫等の数を最小にすることがで
きるので、取引装置全体のコストの低減,小形化が可能
になるとともに共通の金種ボツクスを活用することによ
る資金の運用効率の向上を図ることができる。
また、紙幣Bを直角方向に方向変換できるので、取引
装置の配置が容易に任意の形にでき、例えば本発明の例
のように各々の取引装置の入出金口へのアプローチを同
一方向にできるため顧客の案内がスムーズにできるある
いは取引装置の保守が同一方向からできることになる。
装置の配置が容易に任意の形にでき、例えば本発明の例
のように各々の取引装置の入出金口へのアプローチを同
一方向にできるため顧客の案内がスムーズにできるある
いは取引装置の保守が同一方向からできることになる。
また、各々の取引装置における取引を紙幣の取扱かい
のみを重複させないで残りの処理を同時進行できるよう
にできるので、顧客の待ち時間の短縮を図ることができ
る。
のみを重複させないで残りの処理を同時進行できるよう
にできるので、顧客の待ち時間の短縮を図ることができ
る。
なお、上述の実施例においては、各々の取引装置にお
ける取引時間の短縮を図るために鑑別部,一次スタツク
部を各々の取引装置に配置しているが、これらの鑑別
部,一次スタツク部を取引装置1のみに配置することに
より、取引装置全体をさらに小形,低コスト化できる。
ける取引時間の短縮を図るために鑑別部,一次スタツク
部を各々の取引装置に配置しているが、これらの鑑別
部,一次スタツク部を取引装置1のみに配置することに
より、取引装置全体をさらに小形,低コスト化できる。
本発明によれば、複数の紙葉類自動取引装置の後面に
紙葉類授受手段を固設したため、装置が小型化されて金
融機関以外にも設置できるとともに、一部の紙葉類自動
取引装置が故障しても他の紙葉類自動取引装置が活用で
き、紙葉類授受手段を経由して紙葉類の並列処理が可能
となり、取引時間の短縮が図られる効果がある。
紙葉類授受手段を固設したため、装置が小型化されて金
融機関以外にも設置できるとともに、一部の紙葉類自動
取引装置が故障しても他の紙葉類自動取引装置が活用で
き、紙葉類授受手段を経由して紙葉類の並列処理が可能
となり、取引時間の短縮が図られる効果がある。
第1図は本発明の取引装置の一実施例を示す全体配置
図、第2図,第3図は本発明の取引装置に用いられる紙
幣取扱部の構成の一実施例を示す図、第4図〜第6図は
それぞれ本発明に用いられる紙幣授受手段の一実施例を
示す図、第7図は本発明に用いられる搬送方向変換装置
の一実施例を示す図、第8図は本発明における制御回路
の一例を示す図、第9図はその制御フローチヤート図で
ある。 1,2,3……取引装置、4……搬送方向変換手段。
図、第2図,第3図は本発明の取引装置に用いられる紙
幣取扱部の構成の一実施例を示す図、第4図〜第6図は
それぞれ本発明に用いられる紙幣授受手段の一実施例を
示す図、第7図は本発明に用いられる搬送方向変換装置
の一実施例を示す図、第8図は本発明における制御回路
の一例を示す図、第9図はその制御フローチヤート図で
ある。 1,2,3……取引装置、4……搬送方向変換手段。
Claims (1)
- 【請求項1】紙葉類取扱手段と紙葉類搬送手段とを備え
た複数の紙葉類自動取引装置と、それぞれの紙葉類自動
取引装置の間に連結された紙葉類授受手段とを備え、紙
葉類を並列処理する紙葉類自動取引装置の制御方法にお
いて、それぞれの紙葉類自動取引装置の後面に前記紙葉
類授受手段を固設し、それぞれの紙葉類自動取引装置の
うちの一部が故障した際、他の紙葉類自動取引装置の動
作内容より代替可能な紙葉類取扱手段又は紙葉類搬送手
段を選択し、他の紙葉類自動取引装置の一部を活用する
ことにより前記紙葉類授受手段を経由して前記紙葉類を
並列処理することを特徴とする紙葉類自動取引装置の制
御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61117328A JP2521714B2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 紙葉類自動取引装置の制御方法 |
US06/893,157 US4866254A (en) | 1985-08-09 | 1986-08-05 | Automatic bill transaction system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61117328A JP2521714B2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 紙葉類自動取引装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62274490A JPS62274490A (ja) | 1987-11-28 |
JP2521714B2 true JP2521714B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=14709018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61117328A Expired - Lifetime JP2521714B2 (ja) | 1985-08-09 | 1986-05-23 | 紙葉類自動取引装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521714B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016162434A (ja) * | 2015-03-05 | 2016-09-05 | グローリー株式会社 | 紙幣収納カセット、紙幣処理システムおよび紙幣処理方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS544039A (en) * | 1977-06-10 | 1979-01-12 | Omron Tateisi Electronics Co | Discriminating system of propriety of transaction in multipurpose transaction processor |
JPS5887692A (ja) * | 1981-11-20 | 1983-05-25 | オムロン株式会社 | 取引処理装置の動作方法 |
JPS60101692A (ja) * | 1983-11-09 | 1985-06-05 | 株式会社日立製作所 | 現金自動取引システム |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP61117328A patent/JP2521714B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62274490A (ja) | 1987-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1363251B1 (en) | Bill deposit/withdrawal machine for deposing/withdrawing bills | |
US4866254A (en) | Automatic bill transaction system | |
JPH07249152A (ja) | 紙幣入出金装置 | |
JP2016218965A (ja) | 紙幣取扱装置 | |
KR20130027711A (ko) | 지폐처리장치 및 지폐처리방법 | |
JP2521714B2 (ja) | 紙葉類自動取引装置の制御方法 | |
JP2726308B2 (ja) | 紙弊入出金装置 | |
JP3015161B2 (ja) | 循環式紙幣入出金装置 | |
JP2581540B2 (ja) | 紙葉類搬送システム | |
JP2002032831A (ja) | 紙幣処理装置および取引装置 | |
JP2525361B2 (ja) | 紙幣入出金処理機 | |
JP2888715B2 (ja) | 紙幣入出金機 | |
JP4823710B2 (ja) | 紙幣入出金口 | |
JP4276588B2 (ja) | 媒体取扱装置 | |
JP3015162B2 (ja) | 紙葉類繰り出し方式 | |
JP2002109604A (ja) | 紙幣入出金装置 | |
JPS62274489A (ja) | 現金自動取扱装置 | |
JP2995261B2 (ja) | 自動取引機集中処理システム | |
JPS62274491A (ja) | 現金自動取扱装置 | |
JP2510517B2 (ja) | 取引処理装置 | |
JPH09297872A (ja) | 紙幣回収処理装置 | |
JPS61169992A (ja) | 現金通帳類搬送装置 | |
JPH02137081A (ja) | 紙弊群管理方式 | |
JPH07105431A (ja) | 紙幣入出金装置 | |
JPH035968Y2 (ja) |