JPS6227550A - ガラス封着用合金 - Google Patents

ガラス封着用合金

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Publication number
JPS6227550A
JPS6227550A JP16574185A JP16574185A JPS6227550A JP S6227550 A JPS6227550 A JP S6227550A JP 16574185 A JP16574185 A JP 16574185A JP 16574185 A JP16574185 A JP 16574185A JP S6227550 A JPS6227550 A JP S6227550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
less
sealing
glass
oxide film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16574185A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Yuki
典夫 結城
Masahiro Tsuji
正博 辻
Michio Konishi
小西 理夫
Masayoshi Kubo
久保 正吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6227550A publication Critical patent/JPS6227550A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 本発明は軟質ガラスの封着用合金に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より軟質ガラスとの封着には42Ni−6C!r−
Fe合金や、180r−Fe合金が使用されているが。
42Ni−6C!r−Fe合金は軟質ガラスとの熱膨張
特性の適合性及び封着強度の点で優れているが、 Ni
を42−も含んでいるため非常に高価であるという欠点
を持っている。一方、  180r−Fe合金は安価で
あるが、軟質ガラスより熱膨張係数が高いため、封着時
に割れが入る等の問題があり。
また、封着強度も42 Ni −6Cr −Fe合金よ
シ低いため、高品質を要求される部品にはもっばら42
 Ni −6Cr −Fe合金が使用されているのが現
状である。しかし、何分にも42Ni−6Cr−Fe合
金は高価なだめ同等な封着性を有する安価な材料が強く
求められている。
本発明はこのような要望に応え0r−Fe合金について
種々検討を重ねた結果、ガラス封着用合金として42 
Ni −6C!r −Fe合金に十分代替できる安価な
合金を提供するものである。すなわち。
重量%で0r30超−401,C0,02%以下。
0n015%以下、Nα025俤以下、  HO,00
1嘔以下、P[105%以下、5cLos*以下、残部
Fe及びその他不可避的不純物からなるガラス封着用合
金及び重i%でCr 30超〜40%、OQ、02チ以
下、0CLO15チ以下、N(1025%以下、Hα0
01悌以下、P[105慢以下、El(105チ以下、
副成分としてSi (0.〜5 鴫、  Mn0.1〜
1%、AIG、05〜1チ、TiQ、05超〜1チ。
Zra05−1%、NbQ、05〜1%、C1u0.0
1〜2%。
Moa01〜4%、  MgCLOl 〜0.5 ’4
.  Ca0.01〜0.5%、V(LOl 〜0.5
%、BCLOO5〜(L2%のうち1稲または2種以上
、残部Fe及びその他不可避的不純物からなるガラス封
着用合金並びに該合金において結晶粒度が粒度番号aO
以上であるガラス封着用合金に関する。
次に本発明合金の組成の限定理由について説明する。
Crは熱膨張係数に大きく影響を与える元素であるが、
多量に入れるとはんだ付性や加工性が悪くなり、また、
熱膨張係数もガラスの熱膨張係数に適合しなくなると考
えられていたが、実際には50超〜40慢の範囲では、
前記はんだ付性や加工性はさほど問題にはならず、むし
ろ熱膨張係数はガラスのそれにより近く々り封着材とし
て好適である。しかしながら40%を超えると熱膨張係
数の低下はほとんどなくなり加工性やはんだ付性の悪化
が著しくなるので好ましくない。
Oはrl、02%を超えて含有すると封着の際ガラス中
に気泡ができやすく、封着強度を著しく低下させる。こ
のため、C含有量の上限を0..02チにする必要があ
る。
0は0.015%を超えて含有すると封着に先立って形
成させる酸化膜てムラが生じ、また。
酸化膜の緻密性が損われ、また、封着時にガラス中に気
泡を作り封着強度が著しく低下する。
このため、C含有量の上限を0.015%にする必要が
ある。
NもO同様封着性に大きく影響を及ぼし。
1025%を超えて含有すると封着強度が著しく低下す
るため、N含有量の上限をf10251にする必要があ
る。
Hも0.001%を超えて含有すると封着強度が著しく
低下するため、N含有量の上限を0.001チにする必
要がある。
Pはaossを超えて含有すると酸化ムラができやすい
ため上限を0.05%にする必要がある。
SはQ、05%を超えて含有すると酸化ムラができやす
く、また酸化膜と地金との密着性も低下するため、上限
をcL05%にする必要がある。
次に副成分であるが2次に示すようにガラスとの接着性
が副成分の添加によシさらに向上する。
Slは酸化処理においてCr酸化物層と地金との間にS
lの濃化層を形成し酸化膜と地金の密着性を向上させる
が、α1%未満ではS1添加の効果がなく、3饅を超え
て含有すると熱膨張特性が変化し、また加工性が悪く々
り好ましくない。
Mnは醸化膜外層にガラスとの濡れ性の良い酸化物を形
成し、e化膜とガラスとの濡れ性を向上させるが、α1
チ未満ではMn添加の効果がなく、1チを超えて含有す
ると酸化速度が大きくなり酸化膜が厚くなシすぎ封着に
は不適となる。
A1は酸化膜と地金の密着強度を向上させるが。
no 5%未満では効果がなく、1チを超えて含有する
と熱膨張特性が変化し好ましくない。
T1は酸化膜と地金の密着性を向上させるが。
cLOSチ以下では効果がなく、1チを超えると加工性
が悪くなυ、また酸化膜にムラが生じやすくなる。
Zrは酸化膜と地金の密着性及び酸化膜のガラスとの濡
れ性を向上させるが、cL05%未満ではZr添加の効
果がなく、1嗟を超えると加工性を害する。
Nbは酸化膜と地金の密着性を向上させるが。
0.05%未満ではNl)添加の効果がなく、1チを超
えると加工性を害する。
Cuは酸化膜を緻密にし、封着性を向上させるが、α0
1チ未満ではCu添加の効果がなく。
2チを超えると酸化膜が厚くなりすぎ封着に適さない。
Moは熱膨張係数を小さくする効果があり、ガラスの熱
膨張特性に近似させるのに非常に有効な元素である。そ
の効果はC100.未満では認められず、4チを超える
と今度は逆効果になり熱膨張係数を大きくするため好ま
しくない。また、 Moは酸化膜と地金の密着性も向上
させるが。
α01%未満ではMoの効果がなく、4sを超えると加
工性を害し、また酸化ムラを生じゃすくなる。
Mgは酸化膜と地金の密着性及び酸化膜のガラスとの濡
れ性を向上させるが、α01慢未満ではMg添加の効果
がなく、O,SSを超えると酸化膜が厚くなりすぎ好ま
しくない。
Caは酸化膜と地金の密着性を向上させるが。
α01チ未満ではCa添加の効果がなく、  aSチを
超えると酸化ムラが生じやすくなるため好ましくない。
■は酸化膜と地金の密着性を向上させるが。
0.01s未満でばV添加の効果がなく’、  Q、5
qIbを超えると加工性を害し、また酸化ムラを生じや
すくなる。
Bは酸化膜と地金の密着性及び酸化膜とガラスの濡れ性
を向上させるが、αooss未満ではB添加の効果がな
く、CL2%を超えると酸化ムラを生じやすくなる。
次に実施例について説明する。
〔実施例〕
第1表及び第2表に本発明合金及び比較合金を示す。
各合金は真空高周波誘導炉により溶解鋳造した後、熱処
理と圧延をくり返し、板厚(150.0.の板材に仕上
げた。熱膨張係数測定試片は乾燥水素中にて950℃で
2時間加熱し、その後20〜250℃の平均熱膨張係数
を求めた。また。
上記圧延板から採取した試片を湿潤水素中にて950℃
で2時間加熱し2表面に酸化膜を形成させた後ガラスと
の封着試験に供した。
まず、目視によりガラスの割れの有無を確認し1割れの
発生していないものについては引張試験により密着強度
を求めた。また、はんだ付性についてはステンレス用の
7ラツクスを用いはんだの濡れ性を評価した。
試料ム1〜20が本発明合金であシ、これに対する比較
合金がI&21〜29である。本発明合金はいずれも熱
膨張係数が100 X 10−’/℃未満と小さく、ま
た、ガラスとの封着時に割れは発生せず、さらに密着強
度も4.00.z/−以上と高く、また、はんだ付性も
良好であり、封着用合金に適している。なかでもム17
〜20はMOの効果によシ熱膨張係数が95 x j 
O−’/℃とさらに小さくなり、また、密着強度も4.
sb/−以上を示し封着用合金に最適である。これに対
して比較合金ム21〜23はいずれもCrが40%を超
えているためはんだ付性が悪く実用に適さない。また比
較合金)瓢24〜29も成分が本発明の範囲を外れてい
るため、ガラス封着時に割れが発生するか2発生しなく
ても密着強度が1.5 Kp/−と低く封着用合金知は
適さない。
次に結晶粒度の影響であるが、ム7,2oを供試材とし
試験を行った結果を第3表に示す。
第3表から、結晶粒が小さくなると密着強度が向上して
いることがわかる。したがって優れた封着性を安定して
得るためには結晶粒度を粒度番号aO以上にすることが
有効である。
以上述べたように2本発明合金は優れた封着性を有して
お)、従来42Ni−6Cr−Fe合金が使用されてい
た高品質を要求される部品にも使用でき、しかも42 
Ni −6Cr −Fe合金よシはるかに安価に與造で
きる工業的に極めて価値のある合金である。
以下余白 第  3  表

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%でCr 30超〜40%、C 0.02%
    以下、O 0.015%以下、N 0.025%以下、
    H 0.001%以下、P 0.05%以下、S 0.
    05%以下、残部Fe及び不可避的不純物からなるガラ
    ス封着用合金。
  2. (2)重量%でCr 30超〜40%、C 0.02%
    以下、O 0.015%以下、N 0.025%以下、
    H 0.001%以下、P 0.05%以下、S 0.
    05%以下、副成分としてSi 0.1〜3%、Mn 
    0.1〜1%、Al 0.05〜1%、Ti 0.05
    超〜1%、Zr 0.05〜1%、Nb 0.05〜1
    %、Cu 0.01〜2%、Mo 0.01〜4%、M
    g 0.01〜0.5%、Ca 0.01〜0.5%、
    V 0.01〜0.5%、B 0.005〜0.2%の
    うち1種または2種以上残部Fe及び不可避的不純物か
    らなるガラス封着用合金。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項または第(2)項に記
    載の合金において、結晶粒度が粒度番号8.0以上であ
    る前記ガラス封着用合金。
JP16574185A 1985-07-29 1985-07-29 ガラス封着用合金 Pending JPS6227550A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240114A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Mitsumi Electric Co Ltd 磁気ヘッド装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240114A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Mitsumi Electric Co Ltd 磁気ヘッド装置

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