JPS60187652A - 高弾性合金の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 高耐食性および、高弾性を必要とする線材、又は板材に
適用する高弾性合金に関するもので・わる。

（従来の技術） Ｏｒ，ＭＯを多量に才むＮ１合金は、一般に耐食性をｔ
に考慮し、この合金を焼鈍して、装飾品．時計用バンド
材．医療用戊器材および耐食性が重快である化学処理装
置のような用途に使われて、多くの場合に良好な結果を
与えた。しかしながら耐食性を必要とする弾性の高いば
ね材刺、またｔユ高い硬度と複雑な形状を必要とする部
品材科などについては、加工性．時効性，耐食性を合わ
せた性質は完全に満足なものが見出されなかった，（発
明の目的） 本発明の目的は、優れた耐食性を有し、かつ冷間加工を
施した後、時効処理をすることにより，高い硬度と抗張
力を得ること｛である。

（発明の構成） 本発明による合金の成分は、重権比で次の通りである。

Ｏｒ１８〜２５％ Ｍｏ７〜１０チ Ｆθ１〜１０チ Ｏｕ０．５〜２％ Ｎｂｊ：２係以下 Ｃ０．０６％ Ｎ１残余 次に各成分の添加効果と組成範囲の限定理由全述べる。

Ｎ１はベースメタルとしてＣｒ，ＭＯを十分に固溶し、
耐食性向上と合金強化に関与する元素である。

Ｏｒは耐食性向上効果が著しく、合金の強度もま之向上
する元素である。Ｎ１ペース中で１３係で耐．■効果を
見せるが、十分な耐食性を維持するためには１８チ以上
が必要で、２５％を越えると合金の展延性が悪く加工が
困難となる。

ＭＯはハロゲンイオン全含む腐食環境に対して置れた嗣
良性全示し、７係より効果が顕著で１０チを越えると熱
間カロエ性が劣化する。

Ｆθは耐食性を損う元素であるが、素材を低コストで製
造する目的で、フエロアロイとして扱うため、必然的に
入り込なか、耐食性よシ上限を１０％、下１恨全１％と
した。

Ｃｕは合金マトリックスを強化するものであり、析出硬
化型Ｎ１基合余においては望ましいものである。しかし
Ｏｕｕが多くなると熱間加工性が悪くなるため０．５〜
２％とした。

１＝ＩｌｌｌＪ＋ロυυＪＵＩＩＪ＋ＪＬ％４ノＮｔ＋
は○を安定化し、Ｃｊｒ炭化物の粒が析出によ，る耐食
性低下を妨げ、同時に合金マ｝ＩＪツクスの硬度を高め
る元素である。耐食性は添加甘に比圀してその効果を上
げるが、加工性の低下を防ぐ点よシ２％以下とした。

ＣはＯｒと結合してＯｒ炭化物を形成し・ｌυ１食ｉ生
全劣化させるので、極力減少させる必要があシ、Ｎｔ＋
の効果も考慮に入れて０．０６％以下とした。

このような成分からなる発明の析出硬化型Ｎｉ４合金は
、所定の成分を溶解してインゴットを作成し、熱間加工
をした後溶体化処理を行ない、冷間加丁．成形加工など
の加工を行い、この加工１〜た合金全時効処理によって
析出硬化させ、強いばね性の要求される部品．耐食性，
硬度を必要とする４＃′ｄ加工部品として用いられる。

（発明の効果） 第１表の成分で高周波誘導真空溶解炉で溶屏しインゴッ
トを製造した。製造されたインゴットを熱間加工した後
溶体化処理し、加工率６０〜９５チの冷間線引でａ５＃
＋Ｉφの試料を作成した。作成された試料の時効＋４北
による機械的性質は第１図に示すノｊａシで、抗張力。

硬度とも試料何れについても同じ４呈度の値を示してい
る。

第２図は耐食性ケ見るための本発明の合金と、ＢＵＢ５
０４，８ＵＦ３５１６Ｌおよび四品名でハステロイＣと
のボテンシオスタントによる分極曲線で、３％ｔＪａ．
ｃｌ，３０℃における値である。

以上の様に、本発明による合金は、従米焼鈍で使用した
外に、冷間加工および時効処理を施して耐食性にすぐれ
た硬反ならびに抗張力の高い合金として、１タリえばＣ
Ｏ基合金に代る安画な時計用ゼンマイ、又はばね材とし
て効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の時効温度による特性図を示し、第２図
は、従来品と本発明との耐食性金比較した曲線図である
。 −２６５−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 重准比で、Ｏｒ１８７−２３％，ＭＯ７〜１０％，Ｆｅ
   １〜１０％，Ｏｕ０．５〜２％，Ｍｂ２％以下、０００
   ６％以下で残部Ｎ１および不可避的な不純物よりなる合
   金で、冷間加工後、時効処理を施し、析出硬化を特徴と
   した耐食性の優れた高弾性合金。