JP2010169621A - 圧力センサ、ダイアフラム及び圧力センサの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐食性を向上することができる圧力センサ、ダイアフラム及び圧力センサの製造方法を提供する。
【解決手段】測定対象流体からの圧力を受けるダイアフラム5を備え、当該ダイアフラムの受圧部の変形により測定対象流体の圧力を検出する圧力センサ1において、ダイアフラムは、Cr19〜23%,Mo7〜10%,Fe1〜8%,Cu0.5〜2%,Nb0.5〜2%以下,C0.06%以下,残りNiよりなる合金から形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧力センサ、ダイアフラム及び圧力センサの製造方法に関する。
液体や気体等の流体の圧力を測定する圧力センサとして、流体の圧力に応じて変形する受圧部と、その受圧部の変形を検出する感圧素子とを備えたものが、半導体製造装置、医療機器、自動車、その他の産業機器等に広く用いられている。
この圧力センサが、例えば半導体製造ガスライン等、腐食性が高い流体を用いる流体ラインに接続される場合、その測定対象となる流体と接触する受圧部の耐食性が重要となる。従って、腐食性の高い流体を測定対象とする場合には、圧力センサの受圧部に、耐食性の高いオーステナイト系ステンレスや、Co基合金等が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−090093号公報
しかしながら、オーステナイト系のステンレスやCo基合金等を用いても、その材料に対して腐食性が高い流体に対しては、使用期間が長期間になるにつれ、受圧部が腐食される傾向にある。受圧部が腐食されると、ゼロ点がドリフトするため、正確な圧力が測定できない虞がある。従って、受圧部の耐食性のさらなる向上が求められていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、耐食性を向上することができる圧力センサ、ダイアフラム及び圧力センサの製造方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明は、測定対象流体からの圧力を受ける受圧部を備え、当該受圧部の変形により前記測定対象流体の圧力を検出する圧力センサにおいて、前記受圧部は、Cr19〜23%,Mo7〜10%,Fe1〜8%,Cu0.5〜2%,Nb0.5〜2%以下,C0.06%以下,残りNiよりなる合金から形成されている。
これによれば、合金を上記組成とすることにより、受圧部の耐食性を向上することができる。
この圧力センサにおいて、前記受圧部は、20%以上の冷間加工が施された前記合金から形成されている。
これによれば、上記組成の合金に対し、20%以上の冷間加工が施されているので、圧力センサに適した硬度を有する受圧部を形成することができる。
この圧力センサにおいて、前記受圧部は、400℃〜650℃で熱処理された前記合金から形成されている。
これによれば、上記組成の合金は、400℃〜650℃で熱処理されているので、圧力センサに適した弾性を有する受圧部を形成することができる。
本発明は、圧力センサに用いられ、測定対象流体からの圧力を受けることにより変形す
るダイアフラムにおいて、Cr19〜23%,Mo7〜10%,Fe1〜8%,Cu0.5〜2%,Nb0.5〜2%以下,C0.06%以下,残りNiよりなる合金から形成されている。
これによれば、ダイアフラムを上記組成の合金材から形成することにより、ダイアフラムの耐食性を向上することができる。
本発明は、測定対象流体からの圧力を受ける受圧部を備え、当該受圧部の変形により前記測定対象流体の圧力を検出する圧力センサの製造方法において、前記受圧部を、Cr19〜23%,Mo7〜10%,Fe1〜8%,Cu0.5〜2%,Nb0.5〜2%以下,C0.06%以下,残りNiよりなる合金材から構成し、当該合金材に対し、20%以上の冷間加工を施す。
これによれば、上記組成の合金材を用いて受圧部を形成することにより、耐食性に優れた圧力センサを提供することができる。また、受圧部は、20%以上の冷間加工が施されているので、好適な硬度を有する受圧部を備えた圧力センサを提供することができる。
本発明は、測定対象流体からの圧力を受ける受圧部を備え、当該受圧部の変形により前記測定対象流体の圧力を検出する圧力センサの製造方法において、前記受圧部を、Cr19〜23%,Mo7〜10%,Fe1〜8%,Cu0.5〜2%,Nb0.5〜2%以下,C0.06%以下,残りNiよりなる合金材から構成し、当該合金材に対し、400℃〜650℃で熱処理する。
これによれば、上記組成の合金を用いて受圧部を形成することにより、耐食性に優れた圧力センサを提供することができる。また、受圧部は、400℃〜650℃の熱処理が施されているので、好適な弾性を有する受圧部を備えた圧力センサを提供することができる。
本実施形態の圧力センサの断面図。
以下、本発明の実施形態について図1に従って説明する。図1は、本発明を具体化した圧力センサ1の一例である。
圧力センサ1は、測定対象の流体を導入する流路を備えた支持部2と、支持部2と連結されたダイアフラム3とを備えている。支持部2は、圧力調整された基準流体を流入させる流入口(図示略)と、基準圧力室4を構成するための凹部2Aを備えている。
ダイアフラム3は、肉厚部6と、ダイアフラム3の上面3A側に設けられ、薄肉の受圧部5とを備えている。また、ダイアフラム3は、その下面側に、測定対象の液体や気体(測定対象流体)を導入するための凹部7を備えている。この凹部7は、流体ラインを有する装置側の部材(図示略)と連結されることにより封止され、流体ラインから導入された流体を一時貯留するための圧力室8を構成する。従って、受圧部5は、測定対象の流体が直に接触することとなる。
また、受圧部5のうち、圧力室8に対して反対側の側面、即ちダイアフラム3の上面3A側には、歪ゲージ10が設けられている。歪ゲージ10は、受圧部5の上に4つ形成されており、これらの歪ゲージ10はブリッジ回路を構成している。本実施形態では、歪ゲージ10は、測定対象流体の受圧面と反対側の側面に設けられているため、腐食性が高い流体と接触することがない。
基準圧力室4に基準ガス等を導入するとともに、圧力室8に測定対象の流体を導入すると、基準圧力室4及び圧力室8の圧力差により、受圧部5が変形する。例えば、基準圧力室4に対して圧力室8の相対圧力が高い場合には、受圧部5は歪ゲージ10側に撓む。また、基準圧力室4の相対圧力が高い場合には、受圧部5は圧力室8側に撓む。従って、受圧部5の変形による歪ゲージ10の抵抗変化を測定回路(図示略)により計測し、この抵抗変化に基づき圧力室8内の圧力を演算する。
次に、ダイアフラム3の材質について詳述する。ダイアフラム3は、合金材から形成され、その合金の組成は、Cr19〜23%,Mo7〜10%,Fe1〜8%,Cu0.5〜2%,Nb0.5〜2%以下,C0.06%以下,残りNiとなっている。
Niは、ベースメタルとしてCr、Moを十分に固溶し、耐食性向上と合金強化に関与する元素である。Crは、耐食性を確保するのに不可欠な元素であり、またマトリクスを強化する効果があるが、18%未満ではその効果が弱く、27%を超えるとσ相を析出して展延性が急激に低下することから、18%以上27%以下が適当である。しかし、更に耐食性を安定的に確保するためにCrを19%以上とし、合金の展延性を確保することから23%以下とした。
Moは、ハロゲンイオンを含む腐食環境に対して優れた耐食性を示し、7%より効果が顕著に現れ、10%を超えると熱間加工性が劣化するため7〜10%とした。Feは、耐食性を損なう元素であるが、素材を低コストで製造する目的で、フェロアロイとして扱うため必然的に入り込む。耐食性を得るためには10%以下が望ましいが、更に耐食性を高める意味から上限を8%とした。
Cuは、合金マトリクスを強化するものであり、析出効果型Ni基合金においては望ましい元素である。しかしCu量が多くなると熱間加工性が悪くなるため、0.5〜2%とした。Nbは、C(炭素)を安定化し、Cr炭化物の粒界析出による耐食性低下を妨げ、同時に合金マトリクスの硬度を高める元素である。耐食性は添加量に比例してその効果が上がり、確実に耐食性低下の防止効果を得るためには、0.5%以上とし、加工性の低下を防ぐ点より2%以下とした。
CはCrと結合してCr炭化物を形成し耐食性を劣化させるので、極力減少させる必要があり、Nbの効果も考慮に入れて0.06%以下とした。
以上の合金組成にすることにより、合金材自体の耐食性及び加工性を高めることができる。従って、圧力センサ1の測定対象が腐食性の高い流体であっても、受圧部5を合金材自体から形成することができ、コーティング層で受圧部5を被覆する等、耐食性を高めるための特殊な技術を施す必要がなくなる。
また、合金材の加工性が向上することにより、受圧部5の薄肉化が可能となる。このため、受圧部5を、流体圧力が比較的低圧の場合でも変形させることができるので、圧力センサ1を中低圧用のセンサとすることができる。
また、この組成の合金材に対し、加工率20%以上の冷間加工を施すことが好ましい。20%以上の加工率で冷間加工を施すことにより、合金材の硬度を高めることができる。このため、受圧部5を薄肉化しても、受圧部5として適した強度及び剛性を備えることができる。
さらに、合金材に対し、冷間加工を行った後、400℃〜650℃で熱処理することが好ましい。この温度範囲で熱処理を行うと、合金材の弾性を高めることができる。従って、受圧部5に、圧力センサ1に適した弾性を持たせることができる。
従って、上記した冷間加工及び熱処理を合金材に対して施すことにより、ダイアフラム3として適した特性を発揮させることができる。このため、高い耐食性と、良好な強度及び弾性とを兼ね備えたダイアフラム3を作製することができる。
次に、当該発明の効果を検証した。
下記の実施例1及び比較例1〜2の材質のサンプルに対し、各試験を行った。
(実施例1)
上記実施形態の組成の合金を用い、Cr21%、Mo8%、Fe5%、Cu1.5%、Nb1.5%、C0.01%、残りをNiとした。さらに、この組成の合金に対し、冷間加工率20%で加工を行い、500℃で熱処理を行った。
(比較例1)
比較例1は、耐食性が比較的高いCo基合金とした。Cr+Mo20〜40%,Ni20〜50%,Co25〜45%を主成分とする組成とした。
(比較例2)
オーステナイト系ステンレスとして、SUS316Lを用いた。
実施例1及び比較例1〜2の試験片は、外径20mm、厚さ1mmとし、サンドペーパー#800で研磨して一様な表面粗さとした。そして、この実施例1及び比較例1〜2の試験片を4個ずつ作製した。
また、それらの各試験片を、各ポリプロピレン容器にそれぞれ注入した薬液に浸漬した。薬液は、濃度10%のフッ化水素酸と、濃度10%の塩酸とを用い、フッ化水素酸及び塩酸を入れた容器をそれぞれ2個ずつ用意した。さらに、試験片を入れた各ポリプロピレン容器を、水温60℃のウォーターバスで水浴させた。尚、フッ化水素酸に浸漬した各試験片は、10時間及び48時間経過後に各容器からそれぞれ取り出し、塩酸に浸漬した各試験片は、24時間及び48時間経過後に各容器からそれぞれ取り出して重量を測定した。そして、上記時間を経過した各試験片の重量を測定し、浸漬前の重量と比較して、腐食減量を算出した。さらに、各測定時間における腐食減量を平均化して、時間当たりの腐食速度(μg/平方センチメートル/時)を算出した。その結果を、表1に示す。
Figure 2010169621
表1より、実施例1の合金が最も腐食速度が小さく、この試験では、実施例1の合金、比較例1のCo基合金、比較例3のオーステナイト系ステンレスの順に耐食性が高いことが判る。
次に、実施例1及び比較例1〜2の試験片3個ずつに対し、腐食試験装置を用いて、オゾンに対する表面腐食試験を行った。尚、今回の試験における試験片1〜3は、外径20mm、厚さ0.1mmとし、片面を鏡面研磨した。
腐食試験装置には、ガラス製のチャンバーを用い、チャンバーには、酸素ガスからオゾンを発生させる電極型オゾン発生器を接続して、オゾン含有ガスを導入可能にした。また、チャンバー内の気体は、チャンバーに設けたスターラーによって撹拌するようにした。
また、チャンバーには、チャンバー内の気体を吸入可能なシリンジを接続した。シリンジにより採取された気体は、2%ヨウ化カリウム液を収容した採取瓶に導出されるようにした。
そして、各試験片をシャーレに入れ、シャーレをチャンバー内に載置した。また、オゾン発生器により、チャンバー内に、約50,000ppmの濃度のオゾン含有ガスを導入した。そして、24時間、72時間、120時間後に、実施例1及び比較例1〜2の各試験片を1個ずつ取り出し、目視及びレーザー顕微鏡(100倍)にてそれぞれ観察した。その結果を表2に示す。尚、Aは腐食が見られない状態を示し、Bは表面にくもり(荒れ)が発生した状態を示す。Cは変色(腐食)が認められる状態を示し、Dは変色(腐食)が甚だしい状態を示す。
Figure 2010169621
表2により、実施例1の合金は、Co基合金に比べオゾンに対する耐食性が高く、オゾンに対する耐性の強いSUSと遜色がない耐腐食性を有することがわかる。従って、腐食性の高い液体や気体に対する耐腐食性を全体的に高めることができる。
また、上記1〜3の材質の試験片に対して、JISZ2241等に従った強度試験を行った。その結果、オーステナイト系ステンレスの0.2%耐力は、254N/mm、引張強さは560N/mmであった。これに対し、実施例1の0.2%耐力は、800〜1600N/mmであり、引張強さは1150〜2000N/mmであって、オーステナイト系ステンレスよりも高い強度が得られた。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、圧力センサ1のダイアフラム3を、Cr19〜23%,Mo7〜10%,Fe1〜8%,Cu0.5〜2%,Nb0.5〜2%以下,C0.06%以下,残りNiよりなる合金から形成した。このため、比較的耐食性の高いCo基合金と比較しても、合金自体の耐食性を高めることができる。また、ダイアフラム3は、良好な強度、弾性及び加工性を保持できるため、受圧部5の薄肉化が可能となり、高圧用の圧力センサ1だけでなく、中低圧用の圧力センサ1のためのダイアフラムとしても用いることができる。
(2)実施形態では、20%以上の冷間加工が施された合金材を用いてダイアフラム3を形成した。このため、合金材自体の硬度を高めることができるので、良好な強度及び剛性を有するダイアフラム3を作製することができる。このため、圧力センサ1の耐圧性を向上することができる。
(3)上記実施形態では、400℃〜650℃で熱処理した合金材を用いてダイアフラム3を形成した。このため、合金材自体の弾性を高めることができるので、良好な弾性特
性を有するダイアフラム3を作製することができる。従って、ダイアフラム3の感度が良好となるため、高圧用の圧力センサ1だけでなく、中低圧用の圧力センサ1のためのダイアフラムとしても用いることができる。
・尚、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、歪ゲージ10を用いたダイアフラム型の圧力センサ1としたが、他の構成の圧力センサとしてもよい。例えば、ダイアフラムの変形により生じる振動の共振周波数が変化することを検知する振動検知型の圧力センサにしてもよい。
・上記実施形態では、ダイアフラム3のうち、受圧部5のみを上記合金材により形成してもよい。
・上記実施形態では、上記合金材自体によりダイアフラム3を形成したが、他の金属材と上記合金材との多層構造のダイアフラムとしてもよい。
1…圧力センサ、3…ダイアフラム、5…受圧部、10…歪ゲージ。

Claims (6)

  1. 測定対象流体からの圧力を受ける受圧部を備え、当該受圧部の変形により前記測定対象流体の圧力を検出する圧力センサにおいて、
    前記受圧部は、Cr19〜23%,Mo7〜10%,Fe1〜8%,Cu0.5〜2%,Nb0.5〜2%以下,C0.06%以下,残りNiよりなる合金から形成されていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 請求項1に記載の圧力センサにおいて、
    前記受圧部は、20%以上の冷間加工が施された前記合金から形成されていることを特徴とする圧力センサ。
  3. 請求項1又は2に記載の圧力センサにおいて、
    前記受圧部は、400℃〜650℃で熱処理された前記合金から形成されていることを特徴とする圧力センサ。
  4. 圧力センサに用いられ、測定対象流体からの圧力を受けることにより変形するダイアフラムにおいて、
    Cr19〜23%,Mo7〜10%,Fe1〜8%,Cu0.5〜2%,Nb0.5〜2%以下,C0.06%以下,残りNiよりなる合金から形成されていることを特徴とするダイアフラム。
  5. 測定対象流体からの圧力を受ける受圧部を備え、当該受圧部の変形により前記測定対象流体の圧力を検出する圧力センサの製造方法において、
    前記受圧部を、Cr19〜23%,Mo7〜10%,Fe1〜8%,Cu0.5〜2%,Nb0.5〜2%以下,C0.06%以下,残りNiよりなる合金材から構成し、当該合金材に対し20%以上の冷間加工を施すことを特徴とする圧力センサの製造方法。
  6. 測定対象流体からの圧力を受ける受圧部を備え、当該受圧部の変形により前記測定対象流体の圧力を検出する圧力センサの製造方法において、
    前記受圧部を、Cr19〜23%,Mo7〜10%,Fe1〜8%,Cu0.5〜2%,Nb0.5〜2%以下,C0.06%以下,残りNiよりなる合金材から構成し、当該合金材に対し、400℃〜650℃で熱処理することを特徴とする圧力センサの製造方法。
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