JPS622744Y2 - - Google Patents

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JPS622744Y2
JPS622744Y2 JP4505981U JP4505981U JPS622744Y2 JP S622744 Y2 JPS622744 Y2 JP S622744Y2 JP 4505981 U JP4505981 U JP 4505981U JP 4505981 U JP4505981 U JP 4505981U JP S622744 Y2 JPS622744 Y2 JP S622744Y2
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current detection
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、制御入力電圧に応じて作動する電磁
作動器に供給する電流のデユーテイ比を帰還制御
する電磁作動器駆動回路に関し、例えば電磁弁に
より流量もしくは、開度あるいは位置を制御する
ことにより自動車用気化器の補正空気量あるいは
排気系への二次空気量を制御する装置等に適用で
きるものである。
従来、電磁弁等の電磁作動器をオンオフ駆動す
る駆動回路としては第1図に示すように抵抗10
1,103,105,106、制御回路102、
トランジスタ107、トランジスタ107のコレ
クタと電源+Bとの間に接続された電磁弁のコイ
ル104およびサージ電流を流すツエナーダイオ
ード108とからなるものが考えられている。こ
の回路においては、電磁弁のオン状態のときに電
源+Bから電磁弁のコイル104、トランジスタ
107、電流検出用抵抗106に流れる電流およ
び電磁弁のオフ状態のときにコイル104に生じ
ツエナーダイオード108、電流検出用抵抗10
6に流れるサージ電流を電流検出用抵抗106の
両端に発生する端子電圧VRとして検出し、電磁
弁の開度を制御すべく予め計算された制御入力電
圧VINとこの端子電圧VRとを制御回路102に
入力し両電圧にて定まるデユーテイ比信号でトラ
ンジスタ107を駆動する閉回路を構成して電磁
弁を駆動するようになつている。
しかしながら、上記のような回路においては、
電磁弁がオフ状態の時にコイル104に発生する
サージ電流は電源電圧以上のツエナ電圧VZを有
するツエナーダイオード108を介して電流検出
用抵抗106に流れるため、ツエナーダイオード
108はVZ×(サージ電流)の電力により発熱し
破損しやすくなるという問題があり、また電流検
出用抵抗106には電磁弁の駆動電流が流れるた
め小さな抵抗値のものを用いなければならず、そ
の結果サージ電流の検出精度を高めることができ
ないという問題がある。
またスイツチング素子として使用するトランジ
スタの駆動用バイアス電流がオン時電流検出用抵
抗に流れるために検出誤差が有り、検出精度が良
くないという欠点が有る。
本考案は上記問題点に鑑みなされたものであ
り、電磁作動器がオン状態のときに電磁作動器に
供給される電流を駆動電流検出用抵抗により検出
すると共にオフ状態のときに電磁作動器のコイル
に発生するサージ電流をサージ電流検出用抵抗に
より検出し、これら両電流検出用抵抗により検出
された電流と電磁作動器の作動量を設定する制御
入力電圧とに応じて電磁作動器の作動量を制御
し、また電磁検出用抵抗に流れる電流をスイツチ
ング素子駆動用バイアス電流分だけ補正する構成
とすることにより、サージ電流の検出時の発熱を
低減でき、また駆動電流、サージ電流を精度良く
検出して電磁作動器の制御精度を向上できる電磁
作動器駆動回路の提供を目的としている。
以下図面により本考案の実施例を説明する。第
2図において4は電源+Bに接続された電磁弁の
コイル、7はスイツチング素子をなすトランジス
タでコイル4に供給する電流をオンオフ制御す
る。6はトランジスタ7がオン時にコイル4に流
れる電流を検出する駆動電流検出用抵抗、31は
トランジスタ7がオフ時に発生するサージ電流を
検出するサージ電流検出用抵抗、15は積分器で
あり演算増幅器13、コンデンサ14、抵抗5お
よび入力抵抗1からなる。10は所定周波数の三
角波信号を出力する三角波発振器であり、比較器
17、コンデンサ25および抵抗26,27,2
8,29,30により構成される。コンデンサ2
5および抵抗26は時定数を決めるものであり、
抵抗27,28は帰還用抵抗29とともに三角波
出力の上下限を決める抵抗である。2は積分器1
5の出力と三角波発振信号とを比較してオンオフ
信号(デユーテイ比信号)を出力する比較器、1
1,12は比較器2の入力抵抗、3は比較器2と
トランジスタ41のベース間に挿入されたマツチ
ング用抵抗である。トランジスタ41と抵抗42
によりトランジスタ7を駆動する。16はサージ
電流検出用抵抗31と直列にして、コイル4に並
列に挿入したダイオードであり、トランジスタ7
がオフの場合に生ずるサージ電流を電源+Bへ流
すためのものである。22は駆動電流検出用抵抗
6の両端電圧およびサージ電流検出用抵抗31の
両端電圧それぞれを増幅する増幅器であり、演算
増幅器18、抵抗19,20,21,32,3
3,34からなる。抵抗19,20,33は増幅
率を決定するための抵抗であり、抵抗21,3
2,34は入力抵抗である。また抵抗43,44
はトランジスタ7のバイアス電流補正を行う補正
回路をなす。なお、第2図中の+Vは電流電源で
あり、Gはアース端子である。
次に第2図の回路の動作を第3図の波形図を参
照して説明する。比較器2の出力端dの電圧Vd
(第3図2)が低レベルのときはトランジスタ7
が導通し、電磁弁のコイル4に電流が供給され、
駆動電流検出用抵抗6の端子eの電圧Veは第3
図3に示されるようになる。この端子eの電圧が
演算増幅器18で増幅され、増幅器18の出力端
fには第3図3のfで示されるように一定倍だけ
増幅された電圧Vfが得られる。積分器15は制
御入力端子aの電圧Vaが例えば第3図3の点線
の如く変化したとき、この電圧(制御入力電圧)
を基準として、この電圧と端子fの電圧との偏差
に応じた割合で積分し、出力端bには第3図1の
如き電圧Vbを出力する。一方、三角波発振器1
0はその出力端cに第3図1に示されるような三
角波Vcを出力する。比較器2は積分器15の出
力Vbと発振器10の出力Vcとを比較し、積分器
出力の方が大きいときに低レベル信号を出力して
トランジスタ7がオンする。
逆に三角波Vcの方が大きいときは高レベル信
号を出力しトランジスタ7がオフする。この時電
磁弁のコイル4に発生するサージ電流は、サージ
電流検出用抵抗31とダイオード16を通つて+
Bへ流れ、その時の抵抗31に発生する電圧Vg
は端子hを基準とすると第3図4のようになる。
この抵抗31の両端の電圧VgおよびVhをそれぞ
れ抵抗32および抵抗33を介して増幅器18に
入力する。このようにして増幅器18の出力端子
fには電磁弁の断続的作動によつて連続した電圧
Vf(第3図5)を得ることができる。
したがつて、例えば、制御入力電圧Vaに対し
てコイル4に流れる電流に対応する増幅器出力電
圧Vfが低いときは、積分器15の積分出力Vbが
平均的に上昇し、このため比較器の低レベルの時
間が増加し、したがつてトランジスタ7のオン時
間も増加するためコイル4に流れる電流が増加す
る。このようにしてコイル4には制御入力電圧
Vaに対応した、即ち比例した電流を供給でき
る。
また、トランジスタ7の駆動バイアス電流をオ
ンオフに関係なく駆動電流検出用抵抗6に流す構
成にし、増幅器22の入力電圧を補正回路の抵抗
43,44を用いて常時バイアス電流に相当した
電流分だけ低下させる構成にしているので、増幅
器出力には実際のコイル電流に相当した増幅電圧
を出力しバイアス電流誤差を除去できる。
第4図は本実施例の回路における制御入力電圧
Vaに対するコイル電流の特性を示し、この特性
は比例関係になつている。
第5図に本考案の第2の実施例を示す。上記第
1の実施例との相違点はトランジスタ7のオンオ
フにかかわらず常時補正をかける構成をトランジ
スタ7のオン時のみに補正するようにしたもので
あり、トランジスタ41のかわりに41′を用
い、抵抗42の接続を変更した点を除いて第1の
実施例と同様である。この実施例では、バイアス
電流供給用抵抗42に断続的に電圧が印加される
ため、第1の実施例よりこの抵抗の発熱を少なく
することができる。
以上述べたように本考案は、制御入力電圧に応
じて電磁弁等の電磁作動器をスイツチング素子に
よりオンオフ駆動する駆動回路において、スイツ
チング素子がオン状態のときに電磁作動器に供給
される電流とオフ状態のときに電磁作動器のコイ
ルに生じるサージ電流とを各々別の電流検出用抵
抗により検出する構成であるので、サージ電流の
検出時にツエナーダイオードを用いた場合のよう
に大きく発熱することはなく耐久性があり、また
サージ電流検出用抵抗の抵抗値は駆動電流検出用
抵抗の抵抗値に対して比較的大きな値に設定で
き、サージ電流を精度良く検出できる。
また増幅器により駆動電流検出用抵抗の両端電
圧を増幅しているのでこの抵抗値を小さくするこ
とができ、その結果電磁作動器のコイルに流し得
る電流を多くすることができ、さらに駆動電流検
出用抵抗を流れる電流をスイツチング素子のバイ
アス電流分だけ補正しているので、電磁作動器を
流れる電流を高精度に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来形の電磁弁駆動回路を示す電気回
路図、第2図は、本考案の第1の実施例を示す電
気回路図、第3図は、第2図の回路の動作を説明
するための波形図、第4図は、第2図の回路にお
ける制御入力電圧対コイル電流の特性を示す特性
図、第5図は、本考案の第2の実施例を示す電気
回路図である。 2……比較器、4,104……電磁作動器をな
す電磁弁のコイル、6……駆動電流検出用抵抗、
7,107……スイツチング素子をなすトランジ
スタ、10……発振器、15……積分器、22…
…増幅器、31……サージ電流検出用抵抗、4
3,44……補正回路をなす抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁作動器をオンオフ駆動するスイツチング素
    子と、このスイツチング素子がオン状態のとき前
    記電磁作動器に供給される電流を検出する駆動電
    流検出用抵抗と、前記スイツチング素子がオフ状
    態のとき前記電磁作動器のインダクタンス成分に
    より生じるサージ電流を検出するサージ電流検出
    用抵抗と、前記駆動電流およびサージ電流検出用
    抵抗の両端電圧を増幅して増幅電圧を出力する増
    幅器と、前記駆動電流検出用抵抗に流れる電流を
    前記スイツチング素子の駆動用バイアス電流分だ
    け補正する補正回路と、前記増幅器の出力電圧と
    前記電磁作動器の作動量を設定する制御入力電圧
    とを比較積分する積分器と、所定の周波数の三角
    波またはのこぎり波を出力する発振器と、この発
    振出力と前記積分器の出力とを比較しオンオフ信
    号を出力する比較器とを備え、この比較器のオン
    オフ信号によつて前記スイツチング素子をオンオ
    フ制御することを特徴とする電磁作動器駆動回
    路。
JP4505981U 1981-03-30 1981-03-30 Expired JPS622744Y2 (ja)

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JPS57159211U JPS57159211U (ja) 1982-10-06
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