JPS62273945A - 4−ハロゲノ−2−置換オキシイミノ−3−オキソ酪酸のエステルまたはアミドの製造法 - Google Patents

4−ハロゲノ−2−置換オキシイミノ−3−オキソ酪酸のエステルまたはアミドの製造法

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JPS62273945A
JPS62273945A JP61116673A JP11667386A JPS62273945A JP S62273945 A JPS62273945 A JP S62273945A JP 61116673 A JP61116673 A JP 61116673A JP 11667386 A JP11667386 A JP 11667386A JP S62273945 A JPS62273945 A JP S62273945A
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Kenzo Naito
内藤 建三
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石橋 幸雄
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野コ 本発明は、合成中間体特にセファロ化合物の合成中間体
として有用な4−ハロゲノ−2−置換オキシイミノ−3
−オキソ酪酸のエステルまたはアミド(以下“目的物(
1)“と称する)の工業的に有利な製造法に関する。
[従来の技術] 4−ハロゲノ−2−置換オキシイミノ−3−オキソ酪酸
のエステルまたはアミドは、たとえばセフメノキンムに
代表されるアミノチアゾールセファロスポリン類を製造
する際の重要な合成中間体である。アミノチアゾールセ
ファロスポリン類はきわめて広い抗菌スペクトルを有す
る抗生物質として既に数種類が市販されかつ臨床的にも
広く使用されており、その構造、薬理活性および製造法
については“アンゲバンテ ヘミイーインターナンヨナ
ル エディンヨン イン イングリッンユ”[Ange
w、 Chem、 Int、 Ed、 Engl、 2
41130〜202(1985)]、“ジャーナル オ
ブ アンチバイオチフス”[J。
入ntibiot、 381738〜に751(198
5)3等に記載されている。そして、これらのアミノチ
アゾールセファロスポリン類の製造法において、アミノ
チアゾール部分の合成中間体として用いられるのが目的
物(I)である。
そして、目的物(1)またはその遊離酸は、従来2−置
換オキシイミノ−3−オキソ酪酸またはそのエステルあ
るいはアミド(以下“化合物(n)”と称子る)に直接
ハロゲン化剤を反応させる方法[特開昭54−9879
5.特開56−92894.特開昭60−228486
.特開昭60−248691、特開昭60−25247
3.ケミカル アンド ファーマスーチカル ブレチン
(Che+a、Pharm。
Bull、)25巻 3115〜3117頁(1977
年);ジャーナル オブ アンチバイオチフスU、 A
ntibiot、)38巻 1738〜1751頁(1
985年);日本化学会誌(8化) 1981 No、
5.785〜803頁等に記載の方法コ、あるいは2−
置換オキシイミノ−3−オキソ酪酸エステルを一旦アセ
タール誘導体に導いた後ハロゲン化剤と反応させ、次に
脱エステル化そしてアセタールの加水分解を行なう方法
[特開昭55−94354記載の方法]によって合成さ
れている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のごとき目的物(1)の従来合成法
では、反応を極めて強い酸性条件下で行なう必要がある
、あるいは目的物(1)と分離が極めて困難な副産物4
.4−ジハロゲノあるいは4,4゜4−トリハロゲノ−
2−置換オキシイミノ−3−オキソ酪酸のエステルまた
はアミドが生成する、あるいは反応工程数が長い、ある
いは収率が悪い等の欠点があり、工業的な製造法として
は有利なものとは言えない。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、目的物(1)の工業的に有利な製造法を
種々検討した結果、化合物(If)とシリル化剤とを反
応させると、新規な化合物の2−置換オキシイミノ−3
−シリルオキシ−3−ブテン酸のエステルまたはアミド
(以下“化合物(I[[)“と称する)が得られること
、さらにこの化合物(III)にハロゲン化剤を反応さ
せると、予想外にも何ら高価な試薬を用いなくとも緩和
な条件下短工程で目的物(1)が高純度、高収率で得ら
れること、そしてこれらの反応が目的物(I)の工業的
製造法として従来法よりも有利なものであることを見出
し、これらに基づいて本発明を完成した。
即ち、本発明は、 (1)化合物(III)にハロゲン化剤を反応させるこ
とを特徴とする、目的物(1)の製造法、(2)化合物
(n)とシリル化剤とを反応させ、得られろ化合物([
II)にハロゲン化剤を反応させることを特徴とする、
目的物(1)の製造法、(3)化合物(III) に関するものである。
上記中、化合物(I[)は、2−置換オキシイミノ−3
−オキソ酪酸またはそのエステルあるいはアミドである
が、このような化合物(n)の好ましい例としては、た
とえば式 %式% [式中、rtlは水素原子または置換基を有していても
よいアルキル基を、WはOR2,SR”またはいてもよ
い炭化水素基)を示す。]で表わされる化合物等が用い
られる。化合物(■′)中R1は、水素原子または置換
基を有していてもよいアルキル基を示す。R1で示され
るアルキル基としては、たとえばメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル等の炭素数1〜4の直鎖状
または分枝状のアルキル基等が用いられる。そして、R
1で示されるアルキル基は、置換基を有していてもよく
、たとえばカルボキシル基(たとえばバラニトロベンジ
ル、t−ブチル等の脱離容易な保護基で保護されていて
もよい)、炭素数3〜6のシクロアルキル基(たとえば
シクロプロピル等)、複素環基(たとえばイミダゾール
−5−イル等の5員含窒素曳素環基等)等の置換基を1
〜2g!有していてもよい。
R1で示される「置換基を有していてもよいアルキル基
」の具体例としては、たとえばメヂル、エチル。
シクロプロピルメチル、イミダゾール−5−イルメチル
、t−ブトキシカルボニルメチル、1−1−ブトキシカ
ルボニル−1−メチルエチル等が用いここにおいてR2
は水素原子または置換基を有していてもよい炭化水素基
を示す。R1で示される炭化水素基としては、たとえば
メチル、エチル、プロピル、イルプロピル、ブチル、イ
ソブチル、第3級ブチル、ペンチル、第3級ペンチル、
ヘキシル等の炭素数1〜6の直鎖状または分枝状のアル
キル基。
ビニル、アリル等の炭素数2〜4のアルケニル基。
フェニル、ナフチル等の炭素数6〜IOのアリール基、
ベンジル、フェニルエチル等の炭素数7〜lOのアラル
キル基等の炭化水素基が用いられる。
R1で示される炭化水素基は、置換基を有していてもよ
く、たとえばC1−4アルキルスルホニル基(たとえば
メチルスルホニル等)、C+−4アルキルスルフイニル
基(たとえばメチルスルフィニル等)、C。
−4アルキルチオ基(たとえばメチルチオ等)、C2−
eシクロアルキル基(たとえばシクロプロピル、シクロ
ブチル、シクロヘキシル等)、水酸基、ニトロ基。
C1−4アルコキシ基(たとえばメトキシ、エトキシ等
)、ジー01−4アルキルアミノ基(たとえばツメチル
アミノ、ジエチルアミノ等)等の置換基を1〜2個有し
ていてもよく、さらにR1がアリール基、アラルキル基
を示す場合は、たとえばCI−4アルキル基(たとえば
メチル、エチル、プロピル、ブチル、t−ブチル等)等
を1〜2個置換基として有していてもよい。R1で示さ
れる「置換基を有していてもよい炭化水素基」の具体例
としては、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチル、ペンチル
、第3級ペンチル、ヘキシル、1−シクロプロピルエチ
ル、アリル。
メチルスルホニルエチル、メチルスルフィニルエチル、
メチルチオエチルなどの置換されていてもよい脂肪族炭
化水素基、フェニル、4−ヒドロキシ−3,5−ジメト
キシフェニル、3.5〜ジtertブチル−4−ヒドロ
キシフェニル、4−ジメチルアミノフェニルなどの置換
されていてもよい芳香族炭化水X基、ベンジル、p−ニ
トロベンジル、p−メトキンベンジル、2.4−ジメト
キシベンジルなどの置換されていてもよいベンジル基な
どが用いられるが、これらに限定されず公知のカルボキ
シ保護基がすべて用いられる。
従って、化合物(■′)の代表例としては、たとえば次
のごときもの等がある。
(i)2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸メチル (ii)2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸tert
−ブチル (山)2−メトキンイミノ−3−オキソ酪酸(iv)2
−エトキシカルボニルメトキシイミノ−3−オキソ酪酸
tert−ブチル (v)2−メトキシイミノ−3−オキソチオ酪酸メチル (vi)2−メトキンイミノ−3−オキソ酪酸アミド (vii)2−t−ブトキシカルボニルメトキンイミノ
−3−オキソ酪酸p−ニトロベンノル また、化合物(I[[)は、2−置換オキシイミノ−3
−シリルオキソ−3−ブテン酸のエステルまたはアミド
であり、化合物(I[[)の好ましい例としては、たと
えば式 [式中、R′′は置換基を有していてもよいアルキル基
またはR3を、W′はOR”、SR”または水素基ある
いはR3)を、R3はトリアルキルノリル基またはハロ
ゲノジアルキルシリル基を示す。]で表わされる化合物
等が用いられる。化合物(■′)中R”で示される「置
換基を有していてもよいアルキル基」としては、たとえ
ば上記化合物(■′)のR1で述べたごときもの等が用
いられる。また、R′′で示される[置換基を有してい
てもよい炭化水素基」としては、たとえば上記化合物(
■′)のR宜で述べたごときもの等が用いられる。R3
はトリアルキルシリル基またはハロゲノジアルキルシリ
ル基を示し、トリアルキルシリル基としては、たとえば
トリメチルシリル、トリエチルシリル、トリプロピルシ
リル、 tert−ブチルジメチルシリル等のトリーC
1−4アルキルシリル基等が用いられ1、ハロゲノジア
ルキルシリル基としてはたとえばクロロジメチルシリル
等のハロゲノジメチルシリル基等が用いられる。化合物
(■′)の代表例としては、たとえば次のもの等がある
(i)2−メトキシイミノ−3−トリメチルシリルオキ
シ−3−ブテン酸メチル (ii)2〜メトキシイミノ−3−トリメチルシリルオ
キシ−3−ブテン酸エチル (iii) 2−メトキシイミノ−3−トリメチルシリ
ルオキシ−3−ブテン酸tert−ブチル(iv)2−
メトキシイミノ−3−トリメチルシリルオキシ−3−ブ
テン酸フェニル (v)2−メトキシイミノ−3−トリメチルシリルオキ
シ−3−ブテン酸アリル (vi)2−メトキシイミノ−3−トリメチルシリルオ
キシ−3−ブテン酸メチルスルホニルエチル (vii) 2−メトキンイミノ−3−トリメチルシリ
ルオキシ−3−ブテン酸メチルスルフィニルエチル (vi) 2−メトキシイミノ−3−トリメチルシリル
オキシ−3−ブテン酸メチルチオエチル(ix)2−メ
トキシイミノ−3−トリメチルノリルオキシ−3−ブテ
ン酸ベンジル (×)2−メトキシイミノ−3−トリメチルシリルオキ
シ−3−ブテン酸4−ニトロベンジル(xi)2−メト
キシイミノ−3−トリメチルシリルオキシ−3−ブテン
酸4−メトキンベンジル(xii)  2−メトキシイ
ミノ−3−トリメチルシリルオキシ−3−ブテン酸トリ
メチルシリル(X市)  3−tert−ブチルジメチ
ルシリルオキシ−(xiv)  3  tert−ブチ
ルジメチルシリルオキシ−2−メトキシイミノ−3−ブ
テン酸エチル(x v )  3−tert−ブチルジ
メチルシリルオキシ−2−メトキンイミノ−3−ブテン
酸tertーブチル (xvi)  2−メトキンカルボニルメトキシイミノ
−3−トリメチルシリルオキシ−3−ブテン酸メチル (xvii)  2−エトキシカルボニルメトキシイミ
ノ−3−トリメチルシリルオキシ−3−ブテン酸ter
tーブチル (xvi)2−1)−二トロペンジルオキシカルボニル
メトキノイミノ−3−トリメチルノリルオキノー3−ブ
テン酸メチル (X ix)  2−tert−ブチルオキシカルボニ
ルメトキシイミノ−3−トリメチルシリルオキシ−3−
ブテン酸メチル (xx)3−トリメチルシリルオキシ−2−トリメチル
シリルオキンカルボニルメトキシイミノー3−ブテン酸
メチル (xxi)3−トリメチル′シリルオキンー2ートリメ
ヂルノリルオキンイミノ−3−ブテン酸メチ(x xi
i)  2−tert−ブチルジメチルシリルオキシイ
ミノ−3−トリメチルシリルオキシ−3−ブテン酸メチ
ル (xxiii)  3−クロロジメチルシリルオキシ−
2−メトキシイミノ−3−ブテン酸メチル(xxiv)
3−クロロジメチルシリルオキシ−2−メトキシイミノ
−3−ブテン酸tertーブチル(xxv)  2−メ
トキシイミノ−3−トリメチルシリルオキノー3−チオ
ブテン酸メチル(xxvi)  3−クロロジメチルシ
リルオキシ−2−メトキシイミノ−3−チオブテン酸エ
チルさらに、化合物(1)は、4−ハロゲノ−2−置換
オキシイミノ−3−オキソ酪酸のエステルまたはアミド
であり、化合物(1)の好ましい例としては、たとえば
式 %式% [式中、Xはハロゲン原子を、R1’及びW′は前記と
同意義を示す。]で表わされる化合物等が用いられる。
化合物(ド)中Xはハロゲン原子を示し、この様なハロ
ゲン原子としてはフッ素、塩素、臭素。
ヨウ素等が用いられる。また、化合物(f′)中のR”
及びW′は、上記化合物(■′)で述べたごときR”及
びW′と同じ意義を示す。そして、化合物(1’)の代
表例としては、たとえば次のごときもの等がある。
(1)4−ブロモ−2−メトキシイミノ−3−オキソ酪
酸メチル (ii)4−クロロ−2−メトキシイミノ−3−オキソ
酪酸メチル (iii)4−ヨード−2−メトキシイミノ−3−オキ
ソ酪酸メチル (iv)4−ブロモ−2−メトキシイミノ−3−オキソ
酪酸エチル (v)4−クロロ−2−メトキシイミノ−3−オキソ酪
酸エチル (vi)4−ブロモー2−メトキシイミノ−3−オキソ
酪酸tert−ブチル (vii) 4−クロロ−2−メトキシイミノ−3−オ
キソ酪酸tert−ブチル (vi)4−ブロモ−2−メトキシイミノ−3−オキソ
酪酸アリル (ix)4−クロロ−2−メトキシイミノ−3−オキソ
酪酸アリル (×)4−ブロモ−2−メトキシイミノ−3−オキソ酪
酸フェニル (xi)4−クロロ−2−メトキシイミノ−3−オキソ
酪酸フェニル (xii) 4−ブロモ−2−メトキシイミノ−3−オ
キソ酪酸メチルスルホニルエチル (xiii)  4−クロロ−2−メトキンイミノ−3
−オキソ酪酸メチルスルホニルエチル (xiv)4−ブロモ−2−メトキシイミノ−3−オキ
ソ酪酸メチルスルフィニルエチル (xv)4−クロロ−2−メトキシイミノ−3−オキソ
酪酸メチルスルフィニルエチル (xvi)  4−ブロモ−2−メトキシイミノ−3−
オキソ酪酸メチルチオエチル (xvii)  4−クロロ−2−メトキシイミノ−3
−オキソ酪酸メチルチオエチル (xvii)  4−クロロ−2−メトキシイミノ−3
−オキソ酪酸ベンジル (xix)  4−クロロ−2−メトキシイミノ−3−
オキソ酪酸p−ニトロベンジル (xx)  4−クロロ−2−メトキシイミノ−3−オ
キソ酪酸p−メトキシベンジル (xxi)  4−ブロモ−2−エトキシカルボニルメ
トキシイミノ−3−オキソ酪酸エチル (xxii)  4−クロロ−2−エトキシカルボニル
メトキシイミノ−3−オキソ酪酸エチル (xx山) 4−ブロモ−2−tert−ブトキンカル
ボニルメトキシイミノ−3−オキソ酪酸メチル(xxi
v)4−クロロ−2−tert−ブトキシカルボニルメ
トキシイミノ−3−オキソ酪酸メチル(xxv)  4
−クロロ−2−(4−二トロペンジルオキシイミノ)−
3−オキソ酪酸メチル(xxvi)4−クロロ−2−メ
トキシイミノ−3−オキソ酪酸トリメチルノリル (xxvτ1)4−クロロ−2−トリメチルノリルオキ
シイミノ−3−オキソ酪酸メチル (xxvi)4−クロロ−2−(1−tert−ブトキ
ンカルボニル−1−メチルエトキンイミノ)−3−オキ
ソ酪酸メチル (xxix)4−クロロ−2−メトキンイミノ−3−オ
キソチオ酪酸メチル (xxx)  4−ブロモ−2−メトキシイミノ−3−
オキソチオ酪酸メチル (xxxi)4−ブロモ−2−メトキンイミノ−3−オ
キソ酪酸アミド なお、上記式(ド)、(■′)、(m′)における−C
−−C− −C−−C− −C〜 1(” U −C− ;1 ができ、いずれの状態にあっても本発明方法に含まれる
本発明においては、化合物(I[)とシリル化剤とを反
応させることにより化合物([[)を製造することがで
きる。
化合物([[)は、遊離酸の2−置換オキシイミノ−3
−オキソ酪酸である場合、たとえばナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属、カルシウム等のアルカリ土類金属
と塩を形成していてもよい。シリル化剤としては、化合
物(n)を化合物(II[)に導き得るものであればよ
く、たとえばクロロトリメチルシラン、 tert−ブ
チルジメチルクロロシラン。
ブロモトリメチルシラン、ヨードトリメチルシランなど
のハロゲノトリアルキル(C,−、)シラン、トリフル
オロメタンスルホン酸トリメチルシリルなどのトリフル
オロメタンスルホン酸トリアルキル(CI−4)シリル
、2−(トリメチルシリル)酢酸エチルなどの2−[ト
リアルキル(C+−a:)シリル]酢酸アルキル(C,
−、)、N、O−ビストリメチルシリルアセトアミドな
どのN、O−ビストリアルキル(C1−4)シリルアセ
トアミド、N−トリメチルシリルアセトアミドなどのN
−トリアルキル(C、−、)シリルアセトアミド、ヘキ
サメチルジシラザンなどのヘキサアルキル(C、、)ジ
シラザン、ジクロロジメチルシランなどのジハロゲノジ
アルキル(CI−4)シランなどが用いられるが、なか
でもクロロトリメチルシランなどのハロゲノトリアルキ
ル(CI−4)シランなどが好んで用いられる。これら
のシリル化剤は通常化合物(n)1モルに対してl−1
0モル好ましくは1〜3モルが用いられる。なお、化合
物(II)のカルボキシル基が遊離している場合あるい
は2−置換オキシイミノ基がヒドロキシイミノ基である
場合には、カルボキシル基、ヒドロキシ基がシリル化剤
と反応してそれぞれシリルエステル、シリルエーテルを
形成するので、そのためのシリル化剤を余分に添加して
おくのが好ましい。
本シリル化反応は通常実質的に水を含まない非プロトン
性有機溶媒中においておこなわれる。非プロトン性有機
溶媒としては反応に悪影響を与えないものなら何でもよ
く、たとえばアセトニトリルなどのニトリル類、テトラ
ヒドロフラン、l、2−ノメトキンエタン、ジオキサン
、ジエチルエーテルなどのエーテル類、塩化メチレン、
クロロホルム。
四塩化炭素などのハロゲン化炭化水素類、酢酸エチル、
酢酸ブチルなどのエステル類、N、N−ジメチルホルム
アミド、N、N−ツメチルアセトアミドなどのアミド類
、ベンゼン、トルエン、キンレン、ヘキサン、ペンタン
などの炭化水素類など、またはこれらの混合物などが用
いられ、とりわけアセトニトリルなどのニトリル類、塩
化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類等が繁用される
。この様な非プロトン性有機溶媒の使用量は、化合物(
II)1モルに対して0.2〜21好ましくは1〜5Q
である。また、本シリル化反応は塩基の存在下に促進さ
せられるのがよく、この様な塩基としてはたトリメチル
アミン、トリブチルアミンなど)、環状アミン類(N−
メチルピロリジン、N−メチルビペリノン、N−メチル
モルホリン、ピリジン、ピコリン、ルチジン、1.8−
ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデセン、l、
5−ジアザビシクロ[4,3゜0]−5−ノネン、 N
 、 N−ジメチルアニリン、N−メチルイミダゾール
など)、ジアミン類(テトラメチルエチレンノアミンな
ど)などの第3級アミン類、リチウムジイソプロピルア
ミド、リチウムジエチルアミド、リチウムへキサメチル
ジンラジド、リチウム2,2.6.6−チトラメチルピ
ペリジド、リチウムジシクロヘキンルアミドなどの金属
アミド類2ナトリウムメトキシド、カリウムtert−
ブトキシドなどの金属アルコキシド類、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム、水素化カルシウムなどの金属水素
化物類、ブチルリチウム、メチルリチウム、臭化エチル
マグネンウム、フェニルリチウム、5eC−ブチルリチ
ウム、 Lert−ブチルリチウムなどのアルキル金属
類などが用いられる。好ましい塩基は、fニとえばトリ
エチルアミン等のトリアルキル(C。
−4)アミン類等である。これらの塩基は通常化合物(
II)1モルに対して1〜lOモル好ましくは1〜3モ
ルが用いられる。反応温度は、反応が進行する限り特に
限定されないが、通常−50℃〜80℃好ましくは0〜
30℃である。原料(II)、溶媒、塩基、反応温度等
によって異なるが、反応を通常0,2〜6時間好ましく
は0.5〜3時間で完了するのがよい。代表的な本シリ
ル化反応は、アセトニトリル中においてトリエチルアミ
ンの存在下化合物(II)1モルに対してクロロトリメ
チル9921〜3モルを加えて20〜25℃でかくはん
することによりおこなわれる。この場合反応は反応条件
によっても異なるが通常0.5〜3時間で完了する。
シリル化反応の結果生成した化合物(II[)は、反応
混合物より塩基を除いた後あるいは単離した後に次のハ
ロゲン化反応に使用されることができる。
シリル化反応に使用した塩基はハロゲン化反応において
再ハロゲン化の原因になることがあるため、化合物([
[)の反応混合物より塩基を完全にとり除いておくこと
が望ましい。化合物(III)の反応混合物からの塩基
の除去あるいは化合物(III)の単離は、公知の手段
たとえば濃縮、減圧濃縮、ろ過、溶媒抽出、結晶化、再
結晶、蒸留、減圧蒸留、昇華、遠心分離。
クロマトグラフィー、膜透過あるいはこれらの組み合わ
せなどによりおこなわれてもよい。たとえば塩基として
たとえばトリエチルアミンのような揮発性物質を用いた
場合には減圧濃縮などによりこれらを容易にとり除くこ
とができるので便利である。
次に、本発明方法においては、化合物(I[I)にハロ
ゲン化剤を反応させることにより、目的物(1)を製造
することができる。
化合物(II[)としては、上記化合物(I)の製造法
で得られる反応混合物より塩基を除去したもの、あるい
は同反応混合物より単離された化合物(III)が用い
られることができる。ハロゲン化剤としては、たとえば
ハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素など)、ハロゲン化スル
フリル(塩化スルフリルなど)、N−ハロゲノコハク酸
イミド(N−ブロモコハク酸イミド、N−クロロコハク
酸イミドなど)、1.3−ジブロモ−5,5−ジメチル
ヒダントインなどが用いられ、とりわけ臭素、塩化スル
フリル、N−ブロモコハク酸イミド等が繁用される。こ
れらのハロゲン化剤は通常化合物(III)に対して等
モル使用すれば充分であるが過剰(化合物([)1モル
に対して1〜1.5モル)に使用してもよい。このハロ
ゲン化反応は通常溶媒中でおこなわれる。この様な溶媒
としては反応に悪影響を与えないものなら何でもよいが
、たとえばヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの炭化水素類、テトラヒドロフラン、イソプロピルエ
ーテル、ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル
類、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素などのハ
ロゲン化炭化水素類、酢酸エチルなどのエステル類、ア
セトンなどのケトン類、N、N−ジメチルホルムアミド
、N、N−ジメチルアセトアミドなどのアミド類または
これらの混合物などが用いられる。好ましい溶媒として
は、たとえば塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素類
、テトラヒドロフランなどのエーテル類などが用いられ
る。反応温度は目的のハロゲン化が進行する限り特に限
定されないが、通常−50〜80°C好ましくは一30
〜20°Cである。反応時間は、用いられる化合物(I
II)、溶媒、反応温度等によって異なるが1時間以内
好ましくは1〜30分間である。かくして得られる目的
物(Dは、反応混合物のまま合成中間体として用いても
よく、また公知の手段たとえば濃縮、液性変換、溶媒抽
出、結晶化、再結晶、クロマトグラフィーなどにより単
離、精製した後に合成中間体として提供されることもで
きる。
なお、本発明において原料として用いられる化合物(I
I)は、たとえばジャーナル オブ ジ インディアン
 ケミカル ソサエティ(Jour。
Indian Chem、 Soc、)、第42巻、6
77〜680頁(1965年);薬学雑誌(YAKUG
AKU ZASSHI)、第87巻(No、 10 )
、 1209〜1211(1967年)、ジャーナルオ
ブ ジ アメリカン ケミカル ソサエティ(JAm、
 Chem、 Soc、)、第60巻、 1328〜1
331頁(1938年);特開昭60−64986;特
開昭60−199894:特開昭60−252473な
どに記載されている方法あるいはそれに準じた方法等に
よって合成されることができる。
[作 用] 本発明方法では、目的物(1)が工業的に安価に、緩和
な反応条件下、短工程で、高純度かっ高収率で得られる
ので、本発明方法は目的物(1)の工業的製法としては
極めて有用である。その結果、目的物(I)を合成中間
体として使用する最終目的物の工業的製法において、本
発明方法はその合成中間体(1)の有利な製法となり得
る。たとえば、本発明方法で得られる目的物(1)とチ
オ尿素とを反応させ、得られる(Z)−2−置換オキシ
イミノ−2−(アミノチアゾール−4−イル)酢酸のエ
ステルまたはアミドを必要に応じてそのカルボキシル基
の反応性誘導体に導いた後に7−アミノ−3−無置換ま
たは置換−3−セフェム−4−カルポル酸またはその塩
あるいはエステルと反応させる、あるいは目的物(I)
を必要に応じてそのカルボキシル基の反応性誘導体に導
いた後に7−アミノ−3−無置換または置換−3−セフ
ェム−4−カルボン酸またはその塩あるいはエステルと
反応させ、次いでチオ尿素と反応させるなどにより、優
れた抗菌作用を有するアミノチアゾール系セファロスポ
リンの7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル
)−(Z)−2−置換オキシイミノアセトアミド]−3
−無置換または置換−3−セフェム−4−カルボン酸ま
たはその塩あるいはエステルなどに導くことができる(
特開昭51−149296、特開昭52−102293
.特開昭52−125190、特開昭53−13798
8.特開昭54−9296.特開昭53−5193.特
開昭54−98795、特開昭60−64986.特開
昭6O−248691)]。
[実施例コ 以下に実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明するが
、これらによって本発明は何ら限定されるものではない
なお、実施例、参考例で用いる記号は次のような意義を
有する。
S:ンングレット、  br:幅広い、d:ダブレット
ABq:AB型のクアルテット、  CD CI3:重
クロロホルム、  DMSO−doニジメチルスルホキ
シドdo、  D20 重水、 %・重量%N M R
(核磁気共鳴スペクトル)は特記しない場合60MHz
または90MHzにおいてテトラメチルシランまたは4
.4−ジメチル−4−シラペンタンスルホン酸ナトリウ
ム(重水を溶媒に用いた場合のみ)を内部標準に用いて
測定し、化学シフトの値をδ値(ppm)により示した
実施例! 2−メトキンイミノ−3−オキソ酪酸メチル795mg
をアセトニトリル15m1に溶解し、この中にトリエチ
ルアミン2 、1 mlを加えつづいてクロロトリメチ
ルシラン1.9mlを水冷下に滴下し、20〜25℃で
1時間かくはんしてシリル化反応をおこなった。反応液
を減圧下に濃縮し、残留物にヘキサン15m1を加えて
けんだく液とし、これを窒素気流中でろ過して不溶物を
とり除いた。ろ液を一30°Cに冷却し、臭素0.8g
を塩化メチレン2mlに溶解した溶液を反応液が赤かっ
色に着色し始めるまで滴下した。水10m1を加えて1
0分間かくはん後分液し、有機層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付し、ヘキサン−エーテル混液(1:lV/V
)I OOmlml用し、フラグ’Jaンを減圧濃縮し
て4−ブロモ−2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸メ
チルの無色油状物1.olgを得た。
収率 84.9% NMR(CDC13):  δ 3.89(3H,s)
、 4.15(3H,s)、 4.35(28,s)p
pm 実施例2 2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸メチル795mg
をアセトニトリル15m1に溶解しこの中にトリエチル
アミン2 、1 mlを加え、つづいてクロロトリメチ
ルシラン1.9mlを水冷下に滴下し20〜25°Cで
1時間かくはんしてシリル化反応をおこなった。反応液
を減圧下に濃縮し、残留物にテトラヒドロフラン15m
1を加えてけんだく液とし、これを窒素気流中でろ過し
て不溶物をとり除いた。ろ液を一30℃に冷却し、塩化
スルフリル0.405m1を滴下し、20℃まで昇温し
た。減圧濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、ヘキサン−エーテル(1:IV/V)混液100
m1で溶出し、フラクションを減圧濃縮して4−クロロ
−2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸メチルの無色油
状物813mgを得た。収率84.1%N M R(C
D CI*):  δ 3.90(3H,s)、 4.
17(3H,s)、 4.63(2!1.s)ppm 実施例3 実施例1と同様の操作によってシリル化反応をおこない
得られた反応液を減圧下に濃縮し、残留物にテトラヒド
ロフラン15m1を加えてけんだく液とし、これを窒素
気流中でろ過して不溶物をとり除いた。ろ液を一30℃
に冷却してヨウ素1゜27gのテトラヒドロフラン(5
ml)溶液を加え20℃まで昇温した。水5mlを加え
てしばらくかくはん後分液し、有機層をlO%食塩水1
0m1で洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃
縮後シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、塩化
メチレン100m1で溶出し、フラクションを減圧濃縮
して4−ヨード−2−メトキノイミノ−3−オキソ酪酸
メチルの無色油状物を得た。
NMR(CDC13):  δ 3,86(3H,s)
、 4.14(3H,s)、 4.22(211,s)
ppm 元素分析(Ct+HeN O4Iとして)計算値:C2
5,28%、82.83%、N 4.91%測定値:C
25,41%、H2,82%、N 4.96%実施例4 2−メトキンイミノ−3−オキソ酪酸メチル79’5m
gの代りに2〜メトキシイミノ−3−オキソ酪酸jer
t−ブチル1.OOgを用いた以外は実施例1と同様の
操作をおこない4−ブロモ−2−メトキシイミノ−3−
オキソ酪酸tert−ブチルの無色油状物1.24gを
得た。収率8.9 、1%NMR(CDCl2):  
δ 1.54(9H1s)、 4.12(3H1s)、
 4.34(2+1.s)ppm 実施例5 2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸メチル795mg
の代りに2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸tert
−ブチル1.OOgを用いた以外は実施例2と同様の操
作をおこない4−クロロ−2−メトキシイミノ−3−オ
キソ酪酸tert−ブチルの無色油状物1.06gを得
た。収率90.5%N M R(CD CI3)  δ
 1.56(98,s)、 4.15(3H,s)。
4.60(2H,s)+)pm 実施例6 実施例1と同様の操作によってノリル化反応をおこない
得られた反応液にキシレンlomlを加え減圧下に濃縮
した。残った溶液にヘキサン15m1を加えてけんだく
液とし、これを窒素気流中でろ過して不溶物をとり除い
た。ろ液を一30°Cに冷却し、臭素0.8gを塩化メ
チレン2mlに溶解した溶液を反応液が赤かっ色に着色
し始めるまで滴下した。水10m1を加えて10分間か
くはん後分液し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥
し減圧濃縮した。残った溶液にテトラヒドロフラン10
m1を加え、つづいてこの中にチオ尿素761mgと酢
酸ナトリウム3水和物2.04gを水10m1に溶ul
す−i+aメーhn+’)n〜’)c、”(’IQnI
A社!Q’+zどはんした。酢酸エチル10m1ずつで
抽出を2回おこない、合わけた抽出有機層を5%炭酸水
素ナトリウム水溶液10m1.水10m1で順次洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮をおこな
い、析出物をろ過により集め少量(2ml)のキシレン
で洗浄後、減圧乾燥して2−(2−アミノチアゾール−
4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ酢酸メチルの
結晶性粉末875Bを得た。収率81.4% NMR(DMSO−d、):  δ 3.75(3H,
s)、 3.82(3It、s)、 6.83(IH,
s)、 7.13(211;br、s)実施例7 実施例1と同様の操作によってシリル化反応をおこない
得られた反応液にキシレンl0m1を加え減圧下に濃縮
した。残った溶液にテトラヒドロフラン15m1を加え
てけんだく液とし、これを窒素気流中でろ過して不溶物
をとり除いた。ろ液をO〜56Cに冷却し、この中にN
−ブロモコハク酸イミド890mgを少量ずつ加え、同
温度で30分間かくはんした。5%炭酸水素ナトリウム
水溶液10m1ずつで2回洗浄し、さらに10%食塩水
10m1で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧濃縮をおこない、残留物にテトラヒドロフランl0
m1を加え、この中にチオ尿素761mgと酢酸ナトリ
ウム3水和物2.04gを水10m1に溶解した溶液を
加え、20〜25℃で30分間かくはんした。以後は実
施例6と同様の後処理をおこない2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ酢酸
メチルの結晶性粉末825mgを得た。収率76.7% 本品のNMRスペクトルは実施例6で得られたしのと一
致した。
実施例8 実施例1と同様の操作によってシリル化反応をおこない
得られた反応液にキシレンlQmLを加え−減圧下に濃
縮した。残った溶液にテトラヒドロフラン15m1を加
えてけんだく液とし、これを窒素気流中でろ過して不溶
物をとり除いた。ろ液を一306Cに冷却しこの中に塩
化スルフリル0.45m1を滴下し、20°Cまで昇温
した。減圧濃縮し、残留物のうちタール状物質を除いた
上澄み液にテトラヒドロフラン30m1を加え、この中
にチオ尿素761mgと酢酸ナトリウム3永和物2.0
4gを水30m1に溶解した溶液を加えて50〜60℃
に加温して4時間かくはんした。20℃に冷却後、実施
例6と同様の後処理をおこない2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−(Z)−2−メトキシイミノ酢酸メ
チルの結晶性粉末850mgを得た。
収率79.1% 本島NMRスペクトルは実施例6で得られたものと一致
した。
実施例9 2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸tert−ブチル
1.00gをアセトニトリル15m1に溶解し、この中
にトリエチルアミン2.1mlを加えつづいてクロロト
リエチルシラン1.9mlを水冷下に滴下し、20〜2
5℃で1.5時間かくはんしてシリル化反応をおこなっ
た。反応液を減圧下に濃縮し、残留物にヘキサン15m
1を加えてけんだく液とし、これを窒素気流中でろ過し
て不溶物をとり除いた。ろ液を一30℃に冷却し、この
中に臭素0.8gを塩化メチレン2mlに溶解した溶液
を反応液が赤かっ色に着色し始めるまで滴下した。水1
0m1を加えてしばらくかくはん後分液し、有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物に
トリフルオロ酢酸10m1を加え、20〜25℃で40
分間かくはんして脱エステル化反応をおこなった後、減
圧下にaraシた。四塩化炭素3mlより濃縮物の結晶
化をおこない、結晶をろ取し減圧乾燥して4−ブロモ−
2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸の結晶性粉末78
5mgを得た。収率70.5% NMR(CD CI*):  δ 4.19(3H,s
)、 4J9(2H,s)、 9.4(IH,br、5
)l)N+I R(KBr):  2930.1735
.1710.1595.1045cm″″1元素分析(
c、H,NO4Brとして)計算値:C26,81%、
H2,70%、N 6.25%測定値・C27,16%
、H2,61%、N 6.37%実施例1O 実施例9と同様の操作によってシリル化反応をおこない
得られた反応液にキシレン10m1を加え減圧下に濃縮
した。残った溶液にテトラヒドロフラン15m1を加え
てけんだく液とし、これを窒素気流中でろ過して不溶物
をとり除いた。ろ液を一30℃に冷却し、この中に塩化
スルフリル0゜405m1を滴下し20℃まで昇温した
。減圧濃縮し残留物のうちタール状物質を除いた上澄み
液に、水冷下においてトリフルオロ酢酸LO+nlを加
え、20〜25℃で40分間かくはんした。減圧濃縮し
残った溶液に水20m1を加え、20%水酸化ナトリウ
ム水溶液を滴下してpHを9.0にした。塩化メチレン
20mLずつで2回洗浄をおこない、分液した水層に濃
塩酸を滴下してpHを0.5にした。
水層に塩化ナトリウムを飽和するまで加え、エーテル2
0m1ずつで抽出を3回おこない、合わせた抽出有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧濃縮した。混合比
3:2の四塩化炭素−塩化メチレン混液5mlより濃縮
物の結晶化をおこない、結晶をろ取し減圧乾燥して4−
クロロ−2−メトキンイミノ−3−オキソ酪酸の結晶性
粉末670ml(を得た。収率75.1% NMR(CD 013):  δ 4.23(3H,s
)、 4.65(2H,s)、 9.1(18,br、
s)ppm IR(KBr):  3000.1730.1705.
1600.104104O’元素分析(CsHaNO,
CIとして)計算値:C33,45%、H3,37%、
N 7.80%測定値:C33,:11%、H3,30
%、N 7.95%実施例2 2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸725mgをアセ
トニトリル15alに溶解し、この中にトリエチルアミ
ン2.8mlを加えつづいてクロロトリメチルシラン2
.5mlを水冷下に滴下し、20〜25°Cで2時間か
くはんした。この中にキンレン10m1を加え減圧下に
濃縮し、残った溶液にテトラヒドロフラン15m1を加
えてけんだく液とし、これを窒素気流中でろ過して不溶
物をとり除いた。
この2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸トリメチルシ
リルのトリメチルシリルエノールエーテル(即ち、2−
メトキシイミノ−3−トリメチルシリルオキシ−3−ブ
テン酸トリメチルシリル)を含んでいるろ液−30℃に
冷却し、この中に塩化スルフリル0.45m1を滴下し
20℃まで昇温した。減圧濃縮し残った溶液に水20m
1を加え、10分間かくはんしてトリメチルシリルエス
テルの加水分解をおこない2規定水酸化ナトリウム水溶
液を滴下してp)(を9.0にした。塩化メチレン20
m1ずつで2回洗浄をおこない、水層に濃塩酸を滴下し
てpHを0.5にした。塩化ナトリウムを飽和するまで
水層に加え、エーテル20m1ずつで抽出を3回おこな
い合わせた抽出有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下に濃縮をおこない4−クロロ−2−メトキシ
イミノ−3−オキソ酪酸を得た。
実施例12 2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸メチル795n+
gをアセトニトリル15m1に溶解し、この中にトリエ
チルアミン2 、1 mlを加えつづいてクロロトリメ
チルシラン1.9mlを水冷下に滴下し20〜25℃で
1時間かくはんしてシリル化反応をおこなった。反応液
を減圧下に濃縮した。残留物に四塩化炭素10m1を加
えてけんだく液とし、これを窒素気流中でろ過して不溶
物をとり除いた。
減圧下にろ液の濃縮をおこない2−メトキシイミノ−3
−トリメチルシリルオキシ−3−ブテン酸メチルの油状
物1.00gを得た。収率86.5%NMR(CC1,
):  δ 0.21(9H,s)、 3.85(38
,s)。
3.98(38,s)、 4.63(2H,br、s)
ppm実施例13 2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸メチル795mg
の代りに2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸tert
−ブチル1.06gを用いた以外は実施例12と同様の
操作をおこない、2−メトキシイミノ−3−トリメチル
シリルオキシ−3−ブテン酸tert−ブチルの油状物
1.27gを得た。収率88゜2% NMR(CCl、):  δ 0.22(9H,s)、
 3.93(3H,s)。
4.58と4.64(211,ABq、J=2Hz)I
)pm実施例14 2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸メチル795mg
とヨウ化ナトリウム2.25gをアセトニトリル20m
1に溶解し、この中にトリエチルアミン2 、 l m
lを加えつづいてtert−プチルンメチルクロロンラ
ン1.13gをアセトニトリル10m1に溶かした溶液
を滴下し6.5時間還流をおこなった。
減圧濃縮し残留物にヘキサン20m1と水20m1を加
えて溶解後置液し、有機層を5%炭酸水素ナトリウム2
0 ml、 l規定塩酸20m1.水20m1にて順次
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧濃縮した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しヘ
キサン−エーテル混液(5:l  V/V)100ml
で溶出し、フラクションを減圧濃縮して3−tert−
ブチルジメチルシリルオキシ−2−メトキシイミノ−3
−ブテン酸メチルの油状物を得た。
NMR(CD CI3):  δ O,1K611.s
)、 0.93(9H,s)、 3.85(3H,s)
、 3.96(3H9s)、4.67(2H,s)pp
m実施例15 2−メトキシイミノ−3−オキソ酪酸メチル795Bの
代りに2−エトキシカルボニルメトキンイミノ−3−オ
キソ酪酸tert−ブヂル1.37gを用いた以外は実
施例2と同様の操作をおこない、4−クロロ−2−エト
キシカルボニルメトキシイミノ−3−オキソ酪酸ter
t−ブチルの無色油状物1.33gを得た。収率86.
2% N M R(CD CI3):  δ IJI(311
,t、J=7Hz)、 i。
56(911,s)、 4.27(2H,q、J=71
1z)、 4.54(2H,s)、 4.76(2H,
s)I)pm 実施例16 2−ヒドロキソイミノ−3−オキソ酪酸tert−ブチ
ル1.07gをアセトニトリル15+nlに溶解し、こ
の中にトリエチルアミン2 、8 mlを加えつづいて
クロロトリメチルシラン25m1を水冷下に滴下し、2
0〜25°Cで1.5時間かくはんした。
減圧下に濃縮し残った溶液にテトラヒドロフラン15m
1を加え゛てけんだく液とし、これを窒素気流中でろ過
して不溶物をとり除いた。この2−トリメチルシリルオ
キシイミノ−3−トリメチルシリルオキシ−3−ブテン
酸tert−ブチルを含んでいるる液を一30°Cに冷
却し、この中に塩化スルフリル0.46m1を滴下し2
0℃まで昇温した。減圧濃縮後ンリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付し、ヘキサ:/ −ニー7− ル混液
(1: l  Y/’/)lQQmlで溶出し、フラク
ションを減圧濃縮して4−クロロ−2−ヒドロキシイミ
ノ−3−オキソ酪酸tert−ブチルの無色油状物1.
08gを得た。収率85゜2% NMR(CDCl2):  δ 1.51(9H,s)
、 4.50(2H,s)99m 参考例1 (1)4−ブロモ−2−メトキシイミノ−3−オキソ酪
酸2.02gを塩化メチレン15m1に溶解し、0〜5
℃で五塩化リン2.06gを少量ずつ加えた。
同温度で5分間かくはんし20〜25℃でさらに1時間
かくはんしたのち減圧濃縮した。残留物にヘキサン20
m1を加えてしばらくかくはん後、静置し上澄液を減圧
濃縮して4−ブロモ−2−メトキシイミノ−3−オキソ
酪酸クロリドの油状物2゜1gを得た。収率96% NMR(CD CI3 ):  δ 4.18(3H,
s)、 4.29(2H。
s)ppm (2)7β−アミノ−3−(l−メチル−IH−テトラ
ゾール−5−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カ
ルボン酸1.64gと炭酸水素ナトリウム1.6 sg
を水50m1とテトラヒドロフラン35m1の混合溶媒
に溶解した。この中に4−ブロモ−2−メトキシイミノ
−3−オキソ酪酸クロリド2゜1gをテトラヒドロフラ
ン!5mlに溶解した溶液を加えて20〜25℃で5分
間かくはんしたのち、チオ尿素1.52gを水20m1
に溶解した溶液を加えて同温度で1時間かくはんした。
20%炭酸ナトリウム水溶液を加えてpHを7.0にし
、減圧濃縮後ダイヤイオンHP−40(三菱化成社製)
のカラムクロマトグラフィーに付し、水とイソプロピル
7 /L/ :lI−At (7)混液(9: I  
V/V)400 mlテ溶出した。フラクションを凍結
乾燥して7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−(Z)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−(+−メチル−1F■−テトラゾール−5−イル)チ
オメチル−3−セフェム−4−カルボン酸のナトリウム
塩235gを得た。収率882% 高速液体クロマトグラフィーによる定量により(E)−
異性体の量は(Z)−異性体の1%以下であった。
N M n (D t O) :  δ 3.43と3
.79(2)1.ABq、J= t811z)、  3
.95(3H,s)、  3.98(3H,s)、  
4.02と4J2(2+1.ABq、J=14Hz)、
 5.13(lH,d、J=5Hz)、 5.72(I
H,d、J=5tlz)、 6.92(IH,s)pp
m参考例2 7β−アミノ−3−(1,,2,3−チアジアゾール−
5−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸
1.65gを用いて参考例1(2)と同様の操作をおこ
ない、7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル
’)−(Z)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−(1,2,3−チアジアゾール−5−イル)チオメチ
ル−3−セフェム−4−カルボン酸のナトリウム塩2.
24gを得た。収率83.8% 高速液体クロマトグラフィーによる定量により(E)−
異性体の量は(Z)−異性体の1%以下であった。
N M R(D 20 ) :  δ 3.37と3.
72(2H,ABq、J = 18Hz)、  3.9
5(3H,s)、  3.92と4.33(2+1.A
Bq、J= 14Hz)。
5.13(II、d、J=5Hz)、  5.71(I
H,d、J=511z)、  6.92(IH,s)、
 8.59(IH,s)ppm[発明の効果] 本発明方法により目的物(1)が工業的に有利に製造さ
れるので、本発明は目的物(1)を合成中間体とする最
終目的物の工業的製法における合成中間体(I)の供給
をより有利に行うことができろ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2−置換オキシイミノ−3−シリルオキシ−3−
    ブテン酸のエステルまたはアミドにハロゲン化剤を反応
    させることを特徴とする、4−ハロゲノ−2−置換オキ
    シイミノ−3−オキソ酪酸のエステルまたはアミドの製
    造法。
  2. (2)2−置換オキシイミノ−3−オキソ酪酸またはそ
    のエステルあるいはアミドとシリル化剤とを反応させ、
    得られる2−置換オキシイミノ−3−シリルオキシ−3
    −ブテン酸のエステルまたはアミドにハロゲン化剤を反
    応させることを特徴とする、4−ハロゲノ−2−置換オ
    キシイミノ−3−オキソ酪酸のエステルまたはアミドの
    製造法。
  3. (3)2−置換オキシイミノ−3−シリルオキシ−3−
    ブテン酸のエステルまたはアミド。
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