JPS61180766A - アゼチジノン中間体の製造方法 - Google Patents

アゼチジノン中間体の製造方法

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JPS61180766A
JPS61180766A JP61003703A JP370386A JPS61180766A JP S61180766 A JPS61180766 A JP S61180766A JP 61003703 A JP61003703 A JP 61003703A JP 370386 A JP370386 A JP 370386A JP S61180766 A JPS61180766 A JP S61180766A
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    • C07D205/09Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with one oxygen atom directly attached in position 2, e.g. beta-lactams with a sulfur atom directly attached in position 4
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はβ−ラクタム抗生物質、特にはネム類の合成に
おいて有用な中間体であるアゼチジノン類の製造方法を
提供するものである。特に本発明は以下の式(II)の
はナム化合物を以下の式(I)の重金属アゼチジノンメ
ルカプチドに変換するための直接法に関する。
(11)           (I)式中、R1、R
2は各々独立して水素、ハロゲンまたは有機基であり、
R5は水素または有機基であり、nは1または2であり
、Mは+′1または+2酸化状態の重金属M1であるか
あるいは基M2A (ここでM2は+2酸化状態の重金
属でありそしてAは有機基または無機基である)である
さらに詳しく云えば、R1およびR2がハロゲンである
場合それらはブロモであるのが好ましい。R1およびR
2が有機基である場合それらは好適には置換または未置
換のC1〜C4アルキル基、よシ好適には保護された1
−ヒドロキシエチル基、01〜C4アルコキシ基(例え
ばメトキシ基)または弐NR’R’(ここでR′および
R1は一緒になってジカルボン酸アシル基または有機イ
リデン残基を形成するかあるいはR′が水素原子または
トリメチルシリル基でsbそしてR′がN−保護基例え
ばトリチル基である)の残基あるいはR”Co (ここ
でR1′は場合によシ○、5SCOまたはNHにより中
断されているかあるいは0、SまたはN作用基によシま
たはハロゲン、シアン、複素環、ヒドロキシ、カルボキ
シ、アリールまたはシクロアルキル基によシ置換されて
いるC1〜C8アルキルまたはアルケニルであるかある
いはR′はフェニルまたは複素環式基である)である。
R3が有機基である場合それは例えばメチルまたはt−
ブチルのようなC1〜C4アルキルあるいはカルボキシ
レート部分に結合される際に穏和な酵素的または化学的
加水分解を受けることの知られている基の中から選択さ
れる別の有機基例えばトリクロロエチルまたはp−ニト
ロベンジル基であるのが好ましい。Mが+1酸化レベル
の重金属M1である場合それはAg  であるのが好ま
しくそして式(I)の化合物においてnは1を表わす。
Mが+2酸化レベルの重金属M1である場合それはHg
  SCu  またはpbl[であるのカニ好■ ましくそしてnは2を表わす。Mが基M2Aである場合
M2は前述の+2酸化しくルの重金属M1を表わすのが
好ましく、Aは好適にはアセトキシまたはメトキシカル
ボニル、さらに好適にはフェニル基であυそしてnは1
を表わす。R1またはR2が表わすことのできる特に好
ましい置換アルキル基は1−ヒドロキシエチルでs、b
、その際そのヒドロキシルはシリルエーテル例えば1−
t−ブチルジメチルシリルオキシエチルとしてまたはカ
ーボネート例えば1−トリクロロエトキシカルボニルオ
キシエチルとして保護されているのが好ましい。さらに
好適にはR2がかかる1−ヒドロキシエチル基を表わし
そしてR1が水素であるかあるいはR1がヒドロキシエ
チルそしてR2がブロモである。特に好適なR3基はメ
チル、トリクロロエチル、p−ニトロベンジル、アセト
キシメチルである。+1酸化レベルの特に好ましい重金
属M1はAg工であり、+2レベルの特に好ましい重金
属M1はHg■である04−メルカプトアゼチジノン類
の多くの重金属塩は既に文献中で知られている。R,L
attre11氏によるLiebigs Ann、Ch
em、 1974.1957、ALongo氏等による
Tetrahedron Lett、、 22+355
(1981)、AMarte1氏等によるCan、 J
 、 Chem。。
60.942(1982)、F、 DiNinno氏等
によるTetrahedron Lett、、23 、
3535(1982) 、W。
T、 Leanza氏等によるTetrahedron
 Lett、 、 39 。
2505(1983)、V、 M、 GiriJava
llabhan氏等によるTetrahedron L
ett、、 24 、3179(1983)、VoM、
 Girijavallabhan氏等によるJ 、 
’Chem。
3oc、、およびChem、 Commun、、 90
8(1983)を参照されたい。
β−ラクタム抗生物質の分野における中間体としての式
(II)の化合物の有用性は自明であシかつ前記文献中
に部分的に実証されている。実際これらの塩は本技術分
野でそれ自体既知の反応にしたがって容易にアルキル化
、アシル化されそして多数の4−アゼチジニルチオ誘導
体に変換されうる。ついでこれらの誘導体はアゼチジノ
ンN−付加物上でさらに操作されて単環状β−ラクタム
抗生物質例えばモノバクタム類あるいは二環式β−ラク
タム抗生物質例えばはネム類およびセフェム類とするこ
とができる。
式(I)で表わされる化合物の直接合成は今までに必要
とされていたが、今や本発明によって提供されるのであ
る。実際、前述されかつ本技術分野で既知の方法では通
常アゼチジニル) IJチルスルフィドまたはアゼチジ
ニルテトラヒドロピラニルスルフィドを利用するが、こ
れは全体的合成によるかまたは天然ハエシリン類からの
多段階工程を経て合成されなければならない。
その代シに、本発明は穏和な非臨界的条件下でハエシリ
ン類を式(I)の化合物に直接変換させることを可能に
するものである。さらに、式(I)で表わされる生成物
は単離する必要がなく、さらに反応系中において目的化
合物のよシ近い前駆体に変換されうる。
本発明によれば、非プロトン性有機溶媒中における式(
II)の出発ハニシリンの溶液を親核性にとぼしい強塩
基(strong、 poorly nucleoph
ilicbase )および重金属M1またはM2A集
合体(ag−gregate ) (ここでMl、M2
およびAは前述の定義を有する)の有機塩または無機塩
で処理する。好ましい塩基はジアザビシクロノネン(1
)、1.4−uアザビシクロオクタン(DABCO)お
よびジアザビシクロウンデセン(DBU)であシ、好ま
しい溶媒はアセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ベ
ンゼン、ジクロロメタンであシ、好ましい重金属塩は硝
酸銀、過塩素酸銀、酢酸銀、酢酸水銀(ff)、メトキ
シカルボニル水銀(II) 7セテートおよびフェニル
水銀(II)クロライドである。最高収量は一般に一7
0’C〜+100℃の温度範囲で得られ、ある場合には
反応は15〜20℃の室温で実施するのが好都合である
。光から保護するには通常、不活性雰囲気および乾燥溶
媒が有利である。生成物を単離したい場合にはそれは通
常水性の後処理によシ実施することができ、式(I)の
化合物は通常標準有機溶媒(例えば酢酸エチル、ジクロ
ロメタン)で抽出される。あるいはまた、重金属チオレ
ート類は反応系中においてアシル化またはアルキル化さ
れうるのが好都合、でアシ、さらに好ましくはアシル化
されるのがよい。
式(I)で表わされる重金属メルカプチドのアルキル化
は例えば沃化メチル、臭化アリル、臭化ベンジル等のよ
うな反応性ハライドを用いて実施することができる。式
(IN) (式中HajはブロモまたはクロロであC1R4は水素
または低級アルキル特にメチルであシ、Xは酸素、硫黄
または結合であシ、そしてR5は有機基である)で表わ
されるα−ハロアシル誘導体によるアルキル化では次の
式(IV)(式中R1〜R5およびXは前述の定義を有
する)で表わされるアゼチジニル誘導体が得られ、これ
は昔からのないし今日のセファロスポリン誘導体の合成
に有用である(例えばJ 、 H、C、&yler氏等
によるJ、 Cbem、Soc、 、 C’hem、 
C’ommun、’、1’973.’されたい)。本発
明のさ ゛   目的は式(I)で表6される重金−メルカプチ
ドのアシル化であり、それは式R6C0Y (ここでY
は塩素原子、0COR6、ocoR4’またはイミダゾ
リル基を我わし、R6は有機基でl)セしてR6/はR
6とは相異なる有機基である)で表わされるアシル化剤
の単なる添加によって2.3分内に達成されうる。Yは
塩素原子で1)そして氏はメ□チルまたはt−ブチルし
フェニルシリルオキシメチル基であるのが好ましい。
得られる生成物は次の式(V) (式中R1、R2、R5、R6は前述の定義を有する)
で表わされるアゼ、チジニルチオエステルである。
堅ネム類の合成におけるアゼチジニルチオエステルの重
要性は周知(例えば1. Ernest氏によるChe
mi、5try and Biology ofβ−L
actam Anti−biotica、 1982 
、 vol 2. pp、 315〜559を参照され
たい)であシ、イナム類からのこれら中間体へのいくつ
かの経路が発明されてきたが、しかしそれらはすべて主
要な欠点を伴っている(M。
Alpegiani’氏等によるTetrahedro
n Lett、 、 1983゜1638.1627を
参照されたい)。逆に1本発明によるはナム類からの、
式(V)のアゼチジニルチオエステルの製造は試薬とし
て便利であシかつしばしば商業的に入手しうる化合物で
ある式p、6coczのアシルクロライドを利用する単
一、高収率、立体選択性ワン−ボット法である。
単なる3工程法で、式(II)のはナム化合物からの式
(狸)のにネム化合物の合成を初めて誘導する特(好都
合な方法は以下に示すとおシであシ、それは本発明の詳
細な説明するものである。
02R5 (Vll)          (Vl)工程(a)で
は式(It)のベナム化合物が前述のように式(V)の
アゼチジニルチオエステルに変換される。工程(b)で
ある、式(V)の化合物の式(P/)のトリアル;キシ
ホスホランへの変換は、E。
Perrone氏等によるTetrahedron L
ett、 、1984 。
2399に記載の方法にしたがって、オシノリシスを行
いついでそのオシニドを過剰のトリアルキルホスファイ
) P(OR7)3(ここでR7は低級アルキル基、好
適にはエチルまたはメチルである)と共に急冷すること
によシ簡単に達成される。
ついで式(Vl)の中間体を単に加熱して式(■)の所
望ペネムが得られる。
実施例 1 銀3,3−ジブロモー2−オキソ−1−(トリクロロエ
トキシカルボニル−2−メチルプロツー1−エニル)−
(4R)−アセチジニルチオレート、 アセトニトリル(12at)中のトリクロロエテル6.
6−ジブロモぼニシラネート(1,011iS2.04
ミリモル)の溶液をアルゴン雰囲気下において硝酸、銀
(0,4I Q、2.4ミリモル)およびジアザビシク
ロノネン(0,29M、2.4ミリモル)の存在下室温
で攪拌した。3時間後すべての出発物質は標記の銀塩に
変換された( TLCによるモニターリングによる)。
これの単離は酢酸エチルと水との間の分配によシ実施し
た。有機−を乾燥させ(MgSO4で)、溶媒を除去し
そして残留物をイソプロピルエーテル中で磨砕して粉末
(700my )を得た。融点160°(分解)。
IR=νmax(xBr) 1790.1750 am
−’兜伍=δ(CD(J3) 2.10および2.40
(それぞれ3H,8,Me)、4.90(2H,ABq
、J=12Hz、CH2人6.15(IH,a、4−H
)ppm。
MS(FD) = 593 rV′z。
p−ニトロベンジル6.6−’)、ブロモはニシラネー
トから出発する以外は同様の操作に従うことによシ、銀
3,3−ジブロモ−1−(p−ニトロベンジルオキシカ
ルボニル−2−メチルプロプ−1−エニル)−2−オキ
ンー(4R)−アゼチジニルチオレートを微細黄色粉末
として得た。
融点115〜120C(分解)。
IR= j’max(KBr) 1790.1725 
as−’並=δ(CDCJ5) 2fJ5および2u 
5 (それぞれ3H,s、Me)、5.25(2H,m
、CH2)、 5.87(IH,s、4−H)、  7
.5および8.15 (それぞれ2H,d、8.5Hz
、Ar) ppm実施例 2 (4R)−アセチルチオ−3,3−ジブロモ−1−(ト
リクロロエトキシカルボニル−2−メチルプロプ−1−
エニル)アセチジン−2−オンアルゴン雰囲気下に、ア
セトニトリル(15a)中のトリクロロエチル6.6−
ジブロモペニシラネート(1jl)の溶液を硝酸銀(4
16ju)およびジアザビシクロノネン(292μl)
で処理した。室温で3時間経過後にアセチルクロライド
(174μl)を加えた。AgClの白色沈殿が直ちに
現われた。10分後反応混合物を濾過しついでエチルエ
ーテル−2%NaHCO3水溶液中に注いだ。有機層を
乾燥させついで蒸発させて粗標記化合物を定量収率で得
た。この物質はシリカゲルクロマトグラフィーにより精
製されることができた。0.89g(82%)、融点8
7℃。
IR−=νmax(KBr) 1795.1745.1
720 amNMR=δ(cDc’15) 2.os、
  2.39. 2.45 (それぞれ5H,s。
Me)、4.88(2H,s、CH2CCA!5)、 
6.40(IH,S、4−H)99m MS(FD) = 529 m/z 上記と同様の操作に従うことによるが、p−二トロベン
ジル6*6− ” ブロモはニシラネートから出発する
場合には白色粉末の(4R)−アセチルチオ−3,3−
ジブロモ−1−(p−ニトロベンジルオキシカルボニル
−2−メチルプロプ−2−エニル)アゼチジン−2−オ
ン、融点110〜112℃。
I’R’=シm、!1x(KBr) 1790.172
0.17070s−’凪山=δ(CD(J5) 2.0
. 1231 、 2.43 (それぞれ3H、s 、
Me )、5.4(2H,s、0CH2Ar)、6.1
5(IH,s、4−H′)S7.55および8.23(
それぞれ2H,a、r=a、sHz、Ar) ])pm
が得られ、メチル6.6−ジブロモペニシラネートから
出発する場合にはシロップ状の(4R)−7セチルチオ
ー3.3−ジブロモ−1−(メトキシカルボニル−2−
メチルプロプ−1−エニル)アゼチジン−2−オン、 Ht = umax(CHCA’5) 1790.17
25.1710 sh、ors−’凪伍=δ(CDCI
t3)  1.98. 2.30. 2.45 (それ
ぞれ3H,s。
MgX2.83(3H,a、OMe)、 6.22(I
H,s、4−H)ppmが得られ、t−ブチル6.6−
ジブロモペニシラネートから出発する場合には白色粉末
の(4R)−アセチルチオ−3,3−ジブロモ−1−(
t−ブトキシカルボニル−2−メチルプロプ−1−エニ
ル)アゼチジン−2−オン、 m、p、  18[]℃(分解) IR=νmax(KBr) 17B5.1710 br
 (IB−’NMR=δ(CD(J’5) 1.55(
9H,S、C4H9)、1.95.2.27゜2.43
 (それぞれ5H,S、Me)、6.30(IH,s、
4−H)ppmが得られ、そしてトリクロロエチル6α
−ブロモ−6β−((IR)−t−ブチルジメチルシリ
ルオキシエチル〕ペニシラネートから出発する場合には
(4R)−アセチルチオ−(3S)−ブロモー(38)
−((jR)−t−ブチルジメチルシリルオキシエチル
)−1−(トリクロロエトキシカルボニル−2−)fル
プロプ−1−エニル)アゼチジン−2−オン、 IR=νm&x(cHcl!、) 1780.1730
.1700cvi−’NMR=δ(CDIJ5) 0.
15. 0.16(それぞれ3H,s、SiMe2)。
0.91(9H,J3.C4H9)、  1.51(3
H,d、J=6Hz、CJ・CH′)S2.02.2.
50. 2.36(それぞれ3H,s、Me)。
4.83(2H,s、CH2CCJ5″)X6.10(
IH,s、4−H) ppmが得゛られた。
実施例 3 (4R)−t−ブチルジフェニルシリルオキシアセチル
チオ−3,3−ジブロモ−1−() IJジクロロトキ
シカルボニル−2−メチルプロプ−1−エニル)アゼチ
ジン−2−オン 乾燥ベンゼン(25jlj)中のt−ブチルジフェニル
シリルオキシ酢酸(1,5i)およびチオニルクロライ
ド(0,72m)の溶液を24時間25℃に保持した。
反応混合物を完全に蒸発させそして過剰の試薬および揮
発性副生成物を除去した。別の容器中においてアセトニ
トリル(12→中のトリクロロエチル6.6−ジブロモ
はニシラネート(2,?)を窒素雰囲気中において逐次
硝酸銀(0,83Ij)およびジアザビシクロノネン(
o、5s4ar)で処理した。室温で6時間攪拌後、乾
燥アセトニトリル(101ag)中の前記アシルクロラ
イドの溶液を攪拌下で、中に滴下したところ、間もなく
塩化銀の白色沈殿が現われた。さらに15分後反応混合
物を戸遇しついで水と酢酸エチルとの間に分配した。有
機層を水洗し、乾燥させついで蒸発させてシロップ状物
質を得、これをフラッシュクロマトグラフィーにょシ精
製した。2.!M(78チ)。
IR=νmax 1795. j740.1710 t
s−1aMR=δ(CDCIt5) 1.06(9H,
S、C4H9)S2.0(]$’よび2.32(それぞ
れ3H,s、Me)、  4.25(2H,s、0CH
2CO)、4.80(2H,s、0CH2CC15χ 
6.30(IH,s、H−4χZ2〜7.8(10H,
m、Ar) ppm実施例 4 (38)−((IR)−t−ブチルジメチルシリルオキ
シエチル1)−(4R)−t−ブチルジフェニルシリル
オキシアセチルチオ−1−(1−トリクロロエトキシカ
ルボニル−2−メチルプロプ−1−エニル)アゼチジン
−2−オン 実施例3に記載の実験操作に従うことによって、MeC
N中のトリクロロエチル6α[(IR)−t−ブチルジ
メチルシリルオキシエチル〕ハ二シリネートの溶液を硝
酸銀およびジアザビシクロノネン(それぞれ1モル当量
、48時間、OC1暗中、N2 )と反応させついで反
応混合物をt−ブチルジフェニルシリルオキシアセチル
クロライド(1,1モル当量、IH,20℃)で処理し
て標記生成物(シリカゲルクロマトグラフィー後55チ
)を得た。
IR=νmax(CHCJ3) 1760.1725.
1695 cm−’NMR= (200MHz 、 C
DC/ 5 )δ0.07. 0.10 (それぞれ3
H、S)、0.87. 1.06 (それぞれ9H,s
)、 1.32 (3H、d 、 J=6.3Hz )
、  2.03 、 2.26 (それぞれ3H,s入
 3.35(IH。
d d 、 J=2.6および6.7Hz)、4.19
(2H,sχ 4.33(IH。
dq 、 J=6.7および6.3Hz)、4.47.
4.85(2H,それぞれd 、 J=12.0Hzχ
 5.76 (I H、d 、 J=2.6Hz又 7
.3〜7.8(IOH,m) 実施例 5 (4R)−7セチルチオー(3S)−((IR)−t−
ブチルジメチルシリルオキシエチル)−1−(1−トリ
クロロエトキシカルボニル−2−メチルプロプ−1−二
二ル)7ゼチジンー2−オンアセトニトリル(15aJ
)中のトリクロロエチル6α−((IR)−t−ブチル
ジメチルシリルオキシエチル〕ベニシリネー) (45
0jllk 0.92ミリモル)の溶液を上記の同一溶
媒(20aj)中のフェニル第二水銀クロライド(31
31m51,1ミリモル)およびアザビシクロノネン(
0,119au、 0.95ミリモル)の混合物に加え
た。室温で2時間攪拌後アセチルクロライド(0,2m
)を加え、その混合物をさらに1時間攪拌しついで酢酸
エチルと水との間に分配した。有機層を逐次4%HCI
飽和NaHCO3、N20で洗浄し、乾燥させ(Na2
804で)ついで蒸発させた。残留物をCCl4 (1
5m)で抽出し、不溶性塩類を戸去し、その溶液を蒸発
させて標記生成物をほぼ定量収率で得た。
IR=νma工(CH(J5) 1760.1725.
1695 cIrlNMR= (60MHz 、 CD
Cl 3 )δ0.10(6H,s′)So、90(9
H,s)、1.30(3H,d、J=6.2Hz)、 
 2.03. 2.27. 2.32  (それぞれA
H,s)、3.23(IH,dd、J=2.5および6
.5Hz )、。
4.30(IH,m)、 4.80(2H,sχ5.7
2 (I H、d 、J=25Hz) 質量スペクトル=531(M”)、475(M” −5
6,基準ピーク)実施例 6 (4R)−7セチルチオー(3R)−((IR)−t−
ブチルジメチルシリルオキシエチル)−1−(1−) 
!Jジクロロトキシカルボニルー2−メfルーf’ ロ
ブ−1−エニル)アゼチジン−2−オン 実施例5に記載の実験操作に従うことによるが、トリク
ロロエチル6β−((IR)−t−ブチルジメチルシリ
ルオキシエチル〕ハニシリネートから出発した場合には
標記生成物が定量収率で得られた。
IR=νmax(CHC13) 1760.1730.
1690 os−’NMR= (200MHz、CDC
J3)δ0.09. 0.13(それぞれ3HI S 
)、0.87(9H,s)、t59 (5H、d 、J
=6.4Hz )、1−98.2.21 。
2.28 (それぞれ3H+ s又 !1.58(IH
,dd、J==2.9および5.7Hz′)S4.10
(IH,qd、J=2.9および6.4Hzχ 4.7
6゜4.84(2H,それぞれd 、 J=12DHz
 )、5.93(1a、a、、b5.7Hz)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)次の式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R_1およびR_2は各々独立して水素、ハロゲ
    ンまたは有機基でありそしてR_3は水素または有機基
    である)で表わされる化合物を非プロトン性有機溶媒中
    で−700〜100℃の温度において親核性にとぼしい
    強塩基および重金属M_1またはM_2A集合体(ここ
    でM_1は+1または+2酸化状態の重金属を表わし、
    M_2は+2酸化状態の重金属でありそしてAは有機基
    または無機基である)の有機塩または無機塩で処理する
    ことからなる次の式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R_1、R_2およびR_3は前述の定義を有し
    、nは1または2でありそしてMは前述の定義を有する
    重金属M_1るるいは基M_2Aを表わす)で表わされ
    る化合物の製造方法。 2)親核性にとぼしい強塩基がジアザビシクロノネン、
    1,4−ジアザビシクロオクタンおよびジアザビシクロ
    ウンデセンから選択される前記特許請求の範囲第1項の
    方法。 6)重金属M_1の有機塩または無機塩が硝酸銀、過塩
    素酸銀、酢酸銀または酢酸水銀である前記特許請求の範
    囲第1項の方法。 4)M_2A集合体の有機塩がメトキシカルボニル水銀
    (II)アセテート、またはフェニル水銀(II)クロライ
    ドである前記特許請求の範囲第1項の方法。 5)非プロトン性有機溶媒がアセトニトリル、ジメチル
    ホルムアミド、ベンゼンまたはジクロロメタンである前
    記特許請求の範囲第1項の方法。 6)反応を15〜25℃で実施する前記特許請求の範囲
    第1項の方法。 7)式中R_1、R_2が各々独立して臭素、水素原子
    あるいは保護された1−ヒドロキシエチル基でありそし
    てR_3がメチル、t−ブチル、トリクロロエチルまた
    はp−ニトロベンジル基である前記特許請求の範囲第1
    項の方法。 8)式 I で表わされる化合物を式R_6COY(ここ
    でYは塩素原子、OCOR_6、OCOR_6′または
    イミダゾリル基を表わし、R_6は有機基を表わしそし
    てR_6′はR_6とは異なる有機基である)で表わさ
    れる化合物でアシル化して次の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1、R_2およびR_3は前記第1項に記載
    の定義を有しそしてR_6は前述の定義を有する)で表
    わされるアゼチジニルチオエステルを得る前記特許請求
    の範囲第1項の方法。 9)式中Yが塩素原子を表わしそしてR_6がメチルま
    たはt−ブチルジフェニルシリルオキシメチル基である
    前記特許請求の範囲第8項の方法。
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