JPS62271859A - 加熱保温容器 - Google Patents

加熱保温容器

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JPS62271859A
JPS62271859A JP21049785A JP21049785A JPS62271859A JP S62271859 A JPS62271859 A JP S62271859A JP 21049785 A JP21049785 A JP 21049785A JP 21049785 A JP21049785 A JP 21049785A JP S62271859 A JPS62271859 A JP S62271859A
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JP
Japan
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water
heat
heating
heating element
case
Prior art date
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Application number
JP21049785A
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English (en)
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宗像 善和
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CHIYUUGAI CHEM KOGYO KK
Original Assignee
CHIYUUGAI CHEM KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明は二重構造の容器内に発熱体を配設した加熱保温
容器に関する。
従来、鉄粉などの金属粉、反応助剤、保水剤等を主成分
とし、酸素及び水の存在下で発熱する組成物を通気性支
持袋等に内蔵してなる発熱体がある、この発熱体が外側
ケースと内側ケースとを重ね合わせてなる二重構造容器
の外側ケースの内面と内側ケースの外面との間に配設さ
れ、内側ケースの一部が凹凸構造となった食品加熱保温
容器があるが、この様な構造の加熱保温容器での発熱の
メカニズムは、次の様なものである。
発熱体に酸素、酸素及び水又は水を与え発熱を開始し、
反応が進むにしたがって温度が、ヒ昇し、水は発熱体よ
り蒸発を始め、外側ケースの内面と内側ケースの外面と
の間に充満し、一部は通気孔より外部に飛散し、一部は
ケースの面に凝縮(復水)し水滴となり、発熱体とケー
スの面と接触している部分のみで水が発熱体に再びもど
り発熱を持続する様になっている。
しかしこの様な容器では、第1に外側ケースの内面及び
内側ケースの外面の材質は合成樹脂又は防水処理を施さ
れた材料で作られているため、通水性は無く、凝縮(復
水)した水滴を間断なく発熱体にもどす事ができず、通
気孔より飛散する量が多くなり、長時間の発熱を維持す
ることが出来ず、又内側ケースの外面に凹凸部をもうけ
て表面積を増やし復水機能を増大させようとしても、製
作、ヒ(成型)及び材料により限度が有り、より多くの
加熱保温目的物にあった発熱を可能にすることは困難で
あった。
第2に従来の容器では内側ケース外面の一部が発熱体の
面に接触していなければ発熱維持が出来ず、又発熱体は
反応が進むにしたがい体積を増やす性質を有しているの
で、内側ケースを固定する事が出来ない為に、外側ケー
スとの間に空間が出来てしまい、それにより内側ケース
の内面に収容された加熱保温目的物に蒸発した水蒸気が
入り込み、加熱保温目的物の面に水滴が出来てしまうな
どの不都合が発生してしまい、又内側ケースを外側ケー
スに固定してしまうと、反応が進むにしたがって増加す
る発熱体の体積増加により、両ケース間に圧力が加わり
、蓋が開いてしまうか、ケースに変形が発生してしまう
等の欠点を有していた本発明は上記の欠点を改善し、よ
り多くの加熱保温目的物に合った、発熱温度と発熱持続
時間を維持することを可能にした加熱保温容器を提供す
ることを目的とする。
この目的を達成すぺ〈本発明は、通気孔を有する外側ケ
ースに発熱体と内側ケースが収容されてなる容器で且つ
外側ケースに内側ケースが固定されているこれらケース
の内面と外面との間に発熱体の反応に必要な酸素(空気
)の通路(通気路)となる空間を保持し、且つ加熱保温
特性をより良くする為に、加熱保温目的物が収容される
内側ケースの外面、又は外側ケースの内面に復水機能(
熱交換機能)を有する物体を、それらの面の少なくとも
一部に接触させるか、接着しその物体で復水された水を
、さらに復水機能を有する物体から発熱体面に、間断な
く供給するため)こ、通水機能を有する物体を復水機能
を有する物体と発熱体面とに接触させるか、又は接着す
る様に配設せられている事をその要旨とする。
以下に本発明の実施例を添付図面及び発熱試験成績表に
基づいて説明する。
第1図は実施例1の加熱保温容器の分解斜視図、第2図
は同実施例1の同容器の縦断面図、第3図は実施例2の
加熱保温容器の分解斜視図、第4図は同実施例2の縦断
面図、第1表は従来容器による発熱試験成績表、第2表
は実施例1による発熱試験成績表、第3表は実施例2に
よる発熱試験成績表である。
まず実施例1につき説明する。
実施例1の加熱保温容器では、まず通気孔を有する外側
ケース1の内面1bの底部1aに保水紙6を敷設しその
上に発熱体4を載置する、次に外側ケース1内に収容さ
れる内側ケースは、復水機能を有する物体3(実施例1
では通水性を有する不織布を使用)と、発熱体4の表面
にとどく長さを有した通水機能を有する物体5(実施例
1では和紙を使用)とが、ケースの外面2cの底部2a
に接着されており、且つ外側ケース1の上端部に載るフ
ランジ部2dが形成されている内側ケースを用意する、
発熱を開始するには一定量(実施例1では2Qml)の
水を保水紙6又は発熱体4の表面に加え、用意された内
側ケース2を通水機能を有する物体5が発熱体4の面に
接触するように載置し、内側ケースの内面2b内に加熱
保温目的物(実施例1では約50度Cの御飯3oog)
を収容し、蓋8をすればよい。
実施例2の加熱保温容器では、まず通気孔を有する外側
ケース1の内面1bの底部1aに保水紙6を敷設しその
上に発熱体4を載置し、次に外側ケース1内に収容され
る内側ケース2は、復水機能、通水機能、通気性機能及
び弱い弾力性とを有する物体7(実施例2では、プラス
チック軟質発泡体を使用)が内側ケース2の外面2Cの
底部2aに接着せられており、且つ外側ケースの上端部
に載るフランジ部2dが形成されている内側ケースを用
意する、発熱を開始するには、一定量(実施例2では、
20m1)の水を保水紙6又は発熱体4の表面に加え用
意された内側ケースを発熱体4の面に接触(復水機能、
通水機能、通気性機能及び弱い弾力性とを有する物体7
の寸法は内側ケース2を外側ケース1に収容すると、か
るく発熱体4の表面に接触する寸法とする)するように
載置し、内側ケースの内面2b内に加熱保温目的物(実
施例2では、約50度Cの御飯300gンを収容し、蓋
8をすればよい。
次に容器、その他の材質等について記す。
外側ケース1、内側ケース2及び蓋8は、合成樹脂、金
属、耐水処理を施した厚紙、木、又はそれらの複合材か
らなり、外側ケース1及び蓋8には断熱性が要求せられ
る為、合成樹脂の発泡材などが利用出来、又内側ケース
2には、アル5容器、合成樹脂の成形容器などが利用出
来る。
発熱体4は、通気性及び通水性を有する袋、又は容器に
、鉄、アルミニウム、等の金属粉、金属塩化物などの反
応助剤及び活性炭、シリカゲル、ヒル石、などの保水剤
からなる発熱組成物を内蔵してなり、空気、又は空気と
水により発熱が開始する。
復水機能を有する物体3Iどは、木、紙、金属、合成樹
脂、天然無機物、などの単体又はそれらの複合体からな
り、発熱体の発熱にともない発生する水蒸気を復水する
機能を有していればよく、復水機能の効率を上げれば、
熱交換効率も上り、より多くの熱を内側ケースに与える
ことが出来、又実施例2の場合のように、軟質発泡体を
利用すれば、別の通水機能を有する物体もいらず、又発
熱体の体積増加も吸収してくれる等の利点を有している
通水機能を有する物体には、木、紙、天然無機物、通水
機能を付与された合成樹脂加工品などが有り、水を水の
少なくなった部分にすみやかに移動することが出来れば
よい。
保水紙6は、発熱開始時の水、又は復水された水の一時
的な貯蔵が可能であればよく、紙、不織布等が利用出来
る。
上記の様な材料で作られた、実施例1、又は実施例2の
加熱保温容器を用いることにより、従来の加熱保温容器
による発熱(第1表)より、内側ケースの外面と発熱体
面とを接触する必要がなく、そのため発熱体が必要とす
る酸素(空気)の通路とする空間を十分に取ることが出
来、それにより発熱体の温度は高温となり、又高温にな
ることにより、はげしくなる発熱体からの水の蒸発も復
水機能を有する物体で復水(熱交換)され水となり、通
水機能を有する物体ですみやかに発熱体にもどされ再び
その水により発熱(第2表、第3表)をくりかえし、長
時間の発熱が可能となり、且つフランジ部2dを持つ内
側ケースを外側ケースに固定する事により、加熱保温目
的物が収容されている内側ケースの内面2bに水蒸気が
入る事を止められ、この事は特に食品等を収容した場合
は重要となる。
以、ヒの説明で明らかなように、本発明によれば加熱保
温容器において、発熱体の性能を充分にひきだす事が出
来それにより、高い発熱温度と長い発熱持続時間を可能
ならしめる等、多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例1に係る加熱保温容器の分解斜視
図、第2図は同加熱保温容器の縦断面図、第3図は本発
明実施例2に係る加熱保温容器の分解斜視図、第4図は
同加熱保温容器の縦断面図、第1表は従来の加熱保温容
器による発熱試験成線表、第2表は実施例1に係る発熱
試験成績表、第3表は実施例2に係る発熱試験成績表、
である1、外側ケース、  2.内側ケース、  l 
afiF側ケース内面底部、  1b外側ケ一ス円面、
  IC0通気孔、  2a、内側ケース外面底部、2
b、内側ケース内面、  2C,内側ケース外面、2d
、内側ケースフランジ部、  3.復水機能を有する物
体、 40発熱体、  50通水機能を有する物体、 
 6.保水紙、  7.復水機能2通水機能2通気性機
能及び弱い弾力性とを有する物体、  8.蓋。 第  1 表 2、データ一 時 間 (時) wfIz表 1、測定条件 fat容器は実施例1の物を使用した2
、データー 時  間  (時) 第  3 表 1、測定条件 (al容器は実施例2の物を使用した2
、データ一 時  間 (時) 手続補正書く方式) 昭和62年6月60

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外側ケースと内側ケースとを重ね合せてなる二重
    構造の容器において、該外側ケースの内面と内側ケース
    の外面との間には、酸素、酸素及び水又は水の存在下で
    発熱を開始する発熱体が介在せしめられ、且つ該内側ケ
    ースの外面と発熱体の面、又は外側ケースの内面と発熱
    体の面との間には、それらの面と少なくとも一部が接触
    する状態で、復水機能を有する物体、又は復水機能を有
    する物体と通水機能を有する物体、が少なくとも一部に
    配設せられていることを特徴とする加熱保温容器。
  2. (2)復水機能を有する物体の少なくとも一部が通気性
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    加熱保温容器。
  3. (3)復水機能を有する物体の少なくとも一部が通水性
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    加熱保温容器。
  4. (4)上記記載の第1項と第2項とを組み合わせたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の加熱保温容器
  5. (5)復水機能を有する物体、及び通水機能を有する物
    体の少なくとも一部が、外側ケースの内面、内側ケース
    の外面、又は発熱体の面に接着せられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の加熱保温容器。
JP21049785A 1985-09-24 1985-09-24 加熱保温容器 Pending JPS62271859A (ja)

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