JPH01265920A - 発熱装置 - Google Patents

発熱装置

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JPH01265920A
JPH01265920A JP63096534A JP9653488A JPH01265920A JP H01265920 A JPH01265920 A JP H01265920A JP 63096534 A JP63096534 A JP 63096534A JP 9653488 A JP9653488 A JP 9653488A JP H01265920 A JPH01265920 A JP H01265920A
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JP
Japan
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heat
container
water
heat generating
opening member
Prior art date
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Pending
Application number
JP63096534A
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English (en)
Inventor
Gentoku Kaneko
金子 玄徳
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ERUGU KK
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ERUGU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水と発熱材との水和反応による発熱作用を利用
して、飲食物等を簡便に加熱調理する発熱装置に関する
(従来の技術) インスタント食品や調理済の持ち帰り弁当およびコーヒ
、紅茶等の飲物を、簡便に加熱する食品容器として、水
と、水和反応により発熱する発熱材とからなる加熱装置
を備えたものが提案されている。例えば、外側容器と内
側容器との間に形成された隔室に、水を加えれば発熱す
る発熱体と水袋とを配置する一方、食品等を収納する内
側容器に複数の透孔を形成し、使用時にこの水袋を破っ
て水和反応による発熱作用を得ることによって、飲食物
を加熱する食品容器が提案されている。
(発明における問題点) しかし、この種の食品容器を用いる場合、飲食時に加温
する内容物が持帰り弁当等のように御飯を含むものや、
味噌汁などの飲物であると、炊きたて御飯からの湯気や
飲物からの僅かな蒸発水分により、食品容器の内壁に結
露が生じることがある。かといって、容器の内外が連通
していると、外気の影響によって容器内に湿気が浸入す
る。そして、このような結露や湿気は、発熱装置の発熱
剤に接触し、時間の経過とともに徐々に水和反応が惹起
されて、発熱装置の効率を低下させている。
このため、加熱する際に水を発熱材に接触させても、飲
食物の加熱に必要な所定の反応熱が得られず、適正に加
熱・調理されないので、風味や旨みが損われて飲食に適
さなくなるという問題があった。
(問題点解決のための手段) 本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、発熱材に
水や湿気が吸収されるのを防止して、発熱装置の使用時
に所定の反応熱を得ることを目的としている。上記目的
を達成するため本発明は、水袋と、水和反応により発熱
する発熱材とを発熱容体内に収納し、該発熱容体の開口
を不通水性シートで惰い、該不通水性シートの一端に長
尺な容体開封部材を連設してなることを特徴としている
(作 用) 発熱装置を飲食物の加熱調理に用いる場合、発熱容体の
近傍に飲食物が配置されて、食品容器等に収納される。
使用に際しては、先ず、開封部材を引っ張り、発熱容体
の不通性シートを剥離して開口させる。次に、水袋を開
封部材により破裂させると、発熱材に水が接触し水和反
応が惹起されて、発熱作用が生じる。この際、発熱容体
の開口部が不通水性シートによって覆われていたことに
より、内部に収納された発熱材は、飲食物からの水分等
を吸収していないので、発熱装置は所定の反応熱を発生
する。これにより、被加熱物は飲食に適した温度に加熱
処理される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
〈実施例1〉 発熱装置は、第1図ないし第4図に示しており、発熱容
体に収納された水袋5と発熱材製6とを備え、第1図に
示す食品容器8の容器本体9に配設された内容器の底部
等に載置収納される構成となっている。
発熱容体2は、第2図に示すように、上方開口の皿状容
器で、該開口部に不通水性シートが波頂され、水袋お発
熱材製とからなる加熱源部材と容器本体9との直接的な
接触を防止して、加熱源部材の発熱による容器本体の溶
触受形を防止可能となっている。
不通水性シート3は、第2図および第3図に示す如くビ
ニールやナイロン等のように防水性・防湿性を有する合
成樹脂性シートが用いられ、テープ状開封部材4を備え
ている。そして、前記発熱容体2より若干大きめに形成
され、開口部を覆うように発熱容体20周縁2bに接着
されている。
なお、この接着方法は、ヒートシールが好ましいが接着
剤やホッチキス等の簡便な方法を用いてもよい。また、
何れの接着方法によっても、剥離容易とするために断熱
容器2の両端部2c、2d側を左右両側2e、2fの接
着力より弱くしておくのが望ましい。
テープ状開封部材4は、帯状で不通水性シート3の一端
部3aの中央に接着もしくは融着されている。そして、
このテープ状開封部材4は、基端部4a側で折り返され
て、発熱容体2・の他端部2dから上方に延出されてい
る。また、先端部4bは後述の容器本体9の一側壁上縁
から外方に引き出され、この先端部4bを引っ張ること
により、不通水性シート3を発熱容体2から剥離して開
口可能となっている(第1図参照)。4cは、不通水性
シート3の剥離限界を示す目印である。
水袋5は、第2図に示すように、ポリエチレン袋で、誘
発液体である水が、予め被加熱物を加熱する水和反応を
惹起させるに必要な所定量充填されている。そして、こ
の水袋5は前記発熱容体2の底面2gに載置され、本例
では容器本体9の他側から水袋開封部材18bを引っ張
ることができる。
発熱材製6は、吸水性に富む不織布製−で、発熱材であ
る生石灰〔酸化カルシウム(Cab))が充填されてお
り、前記水袋5の上面に載置される。
この発熱付袋6の充填量は、水の量と共に被加熱物を加
熱する反応熱を得るに必要な所定量が予め設定されてい
る。なお、発熱付袋6は、水袋5の上下面の何れに配置
してもよいが、上に配置する方が好ましい。
食品容器8は、第1図および第4図に示しており、偏平
な弁当箱であって、蓋体により開閉可能な容器本体9の
内部に、食品を収納する内容器10が設けられ、該内容
器の下側に前記発熱装置1を配置するようになっている
容器本体9は、上面開放の偏平な箱体で、発泡スチロー
ルからなり、底部に底板9aから内方へ隆起した仕切部
9bが形成されて、発熱装置収納部15が区画形成され
ている。なお、1区画のみとしてもよい。
内容器10は、略矩形状で、プラスチック材により一体
形成されている。そして、外周縁には、前記容器本体9
の開口頂部の外周部分に嵌合する嵌合部10aが形成さ
れている。また、前記発熱装置1の上側に位置する加熱
部11.12と発熱装置1から剥離させた非加熱部13
とが剥離壁14によって区画形成されている。なお、前
記嵌合部tOaには、全周にわたり所定間隔を有して、
係止リブtobが凹設されている。・ 前記加熱部は、御飯を収容する第1の加熱部11と、加
熱を要し温めた方が風味のでるおかずを収容する第2の
加熱部12とから成る。そして、この加熱部11.12
の底板11a、12aは、第4図に示す如く断面が波状
に形成されて、表面積を大としており、熱伝導を効果的
に行う構成としている。また、この底板は、スリット状
の水蒸気吐出孔11b、12.bが複数形成され、加熱
蒸気を下側から前記加熱部11.12内に吐出可能とな
っている。さらに、前記第1の加熱部11と第2の加熱
部12との間の隔離壁14の頂部には、加熱蒸気を第1
の加熱部11に上側から吐出するスリット状の水蒸気吐
出孔14aが形成されている。
前記非加熱部13は、第1図に示すように、加熱が不要
で冷たい状態の方が旨みのあるおかずを収容するもので
、第1ないし第3の収容部13a。
13b、13Cに小さく区画形成されている。なお、こ
の非加熱部13は、内容器10を容器本体9にセットし
た状態において、第4図に示す如く容器本体の仕切部9
bにより発熱装置収容部15から完全に隔離される構成
となっているので、発熱装置1からの発熱作用を受けな
いようになっている。
前記隔離壁14は、複数形成されており、第1の加熱部
11と第2の加熱部12との間、第2の加熱部12と非
加熱部13との間に設けた各隔離壁14.14には、凹
部14b、14bがそれぞれ形成されており、該凹部に
後述の蓋体16の区画リブ16c、16cが嵌合係止可
能となっている。
蓋体16は、前記内容器10と同様に一体形成されたプ
ラスチック製で、外周縁には内容器の嵌合部10aに被
覆状に嵌合する嵌合部16aが形成されている。また、
内容器10の各隔離壁14゜14の頂面に当接する内側
当接面16bを有している。これにより、容器本体に蓋
体を施蓋した状態においては、前記当接面16bが内容
器10の各隔離壁14.14の頂面に当接して、前記各
加熱1111.12および非加熱部13は、互いに完全
に隔離された密封空間とされる。
しかして、以上のように構成された食品容器の使用に際
しては、容器本体9に内容器10をセットした後、該内
容器の各収納部分11. 12. 13に炊きたての御
飯AやおかずB、 Cをそれぞれ入れ、蓋体16と容器
本体9の上面に被せて施蓋する。そして、例えば数時間
後にこの食品容器8に収容された食品A、  B、 C
を食するに際しては、食品容器8の内部に内装された発
熱装置1を操作して、前記食品のうち加熱部11.12
内の食品A、Bのみを加熱する。この際、発熱容体2は
、不通水性シート3によって開口部2aが覆われており
、内部密閉に保たれているので、空気中に含まれる湿気
は勿論、御飯AやおかずB、Cから出る水蒸気によって
生じる結露等の水分が浸入することなく、発熱材の吸水
が略完全に防止されている。
次に、発熱装置および食品容器の加熱作用について説明
する。
容器本体9の外側に臨んでいるテープ状開封部材4を第
3図の矢印り方向に引っ張り、剥離限界を示す目印4C
が外部に露出するまで引き出す。
このとき、発熱容体2の開口部2aを覆う不通水性シー
ト3は引張力を受けるがテープ状開封部材4が基端部4
aで折り返されているので、不通水性シート3はその一
端部3a側から容易に剥離して発熱容体2が開口する。
続いて、水袋開封部材18bを引っ張って、水袋5を破
砕させる。これにより、該水袋の水が流出して発熱付袋
6の生石灰に接触し、水和反応が惹起されて加熱蒸気が
発生する。この際、第2図の如く発熱容体2の開口部2
aが不通水性シート3によって覆われていたことにより
、内部に収納された発熱材は空気中に含まれる湿気や前
記食物から水分を吸収しない状態に保たれているので、
発熱装置は予め設定した所望の反応熱を発生する。そし
て、加熱蒸気は前記発熱容体2の開口部2aから内容器
10の水蒸気吐出孔1a、12aを介して内容器10の
加熱部11.12内に送り込まれ、食品A、 Bを加熱
する(第1.4図参照)。これにより、第1の加熱部1
1の御飯Aが、下側からのみならず上側からも加熱され
る一方、第2の加熱部12内のおかずBは下側のみ加熱
されて、食事に適した温度に調理される。
〈実施例2〉 本例の発熱装置は、第5図および第6図に示しており、
水袋17に水袋開封部材18を設け、テープ状開封部材
4と共に発熱容体2から延出させた例である。即ち、水
袋17は第5図に示すように、一端部17aに偏平な延
出部17bを形成して、その端縁を第6図に示す発熱容
体2の一端部2C側の端縁2bに接着している。そして
、延出部17bの中央に凹状の切欠き17Cを設けると
共に、その残余部分で突片17dを形成し、この突片に
帯状の水袋開封部材18の基端部18aを接着により連
設している。17eは接着部である。
なお、本例のテープ状開封部材4は、不通水性シート3
の形成時に、一端部を長くして残余部分を生ぜしめ、こ
の残余部分の中央に、帯状のテープ状開封部材4を形成
してもよい。そして、何れの場合も発熱容体2の開口部
2aに不通水性シート3を被覆した際、前記テープ状開
封部材4を発熱容体2の一端部2c側で折り返すように
している。
18cは、剥離限界の目印である。これにより、水袋開
封部材18は、発熱容体2の他端部2d側の端縁2bと
不通水性シート3との小間隙を介して外方に引き出し、
前記テープ状開封部材4の他端部4bと共に、第1図に
示す容器本体9の開口9eから重ね合せた状態で外方に
延出させている。
他は第1実施例と同様である。従って、発熱容体2内に
湿気や水分が浸入する問題が回避され、発熱材の化学反
応は防止される。
なお、食品容器8の使用に際しては、容器本体9の外側
に臨んでいるテープ状開封部材4および水袋開封部材1
8を引っ張り、目印が外部に露出するまで引き出す。こ
れにより、発熱容体2の開口部2aから不通水性シート
3が剥離されると共に、水袋5が引張力を受けて破れ、
引張方向に裂ける。従って、発熱容体2が開口する一方
、水袋5から流出した水が発熱材に均等に接触し、水和
反応が惹起されるから、被加熱物を適温に加熱するに必
要な加熱蒸気が発生して、加熱食品A、 Bを効率よく
加熱することができる。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によれば、水袋と発熱材とを
収納する発熱容体の開口部を、不通水性シートで覆った
ので、発熱容体内には、空気中に含まれる湿気や発熱装
置と共に収納される飲食物からの水分等が浸入せず、発
熱材は化学反応が生じない状態に保たれるから、発熱装
置の使用時には効率の良い反応熱が得られ、被加熱物を
適温に加熱することができる。また、不通水性シートに
は、テープ状開封部材を連設したので、発熱容体の開口
時には剥離が容易であり、発熱装置の取扱操作は極めて
簡便である。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は発熱装置を収納した食品容器の斜視図、第2図は発
熱装置の断面図、第3図は発熱容体に接着された不通水
性シートおよびテープ状開封部材の平面図、第4図は食
品容器の縦断面図、第5図および第6図は第2実施例を
示し、第5図は水袋の平面図、第6図は発熱装置の断面
図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水袋と、水和反応により発熱する発熱材とを発熱
    容体内に収納し、該発熱容体の開口を不通水性シートで
    覆い、該不通水性シートの一端に長尺な容体開封部材を
    連設してなることを特徴とする発熱装置。
  2. (2)水袋の一端に水袋開封部材を連設し、該水袋開封
    部材の先端を発熱容体の外方に引き出している特許請求
    の範囲第1項記載の発熱装置。
  3. (3)テープ状の容体開封部材とテープ状の水袋開封部
    材とが、発熱容体の外方に延出されている特許請求の範
    囲第2項記載の加熱装置。
  4. (4)テープ状の容体開封部材が基端部で折り返され、
    その先端が、水袋開封部材の先端と重合されて発熱容体
    の外方に延出されている特許請求の範囲第3項記載の発
    熱装置。
JP63096534A 1988-04-18 1988-04-18 発熱装置 Pending JPH01265920A (ja)

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JP63096534A JPH01265920A (ja) 1988-04-18 1988-04-18 発熱装置

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JP63096534A JPH01265920A (ja) 1988-04-18 1988-04-18 発熱装置

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JPH01265920A true JPH01265920A (ja) 1989-10-24

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01178841U (ja) * 1988-06-07 1989-12-21
JPH0243941U (ja) * 1988-09-14 1990-03-27
US6539935B2 (en) * 1999-12-14 2003-04-01 Kabushiki Kaisha Hosokawa Yoko Package for warming food
CN104703519A (zh) * 2012-09-19 2015-06-10 乌韦·阿奴尔德 用于加热食物的可移动的设备和可移动的加热体

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