JPH0352201Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0352201Y2 JPH0352201Y2 JP1986181665U JP18166586U JPH0352201Y2 JP H0352201 Y2 JPH0352201 Y2 JP H0352201Y2 JP 1986181665 U JP1986181665 U JP 1986181665U JP 18166586 U JP18166586 U JP 18166586U JP H0352201 Y2 JPH0352201 Y2 JP H0352201Y2
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- JP
- Japan
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- base material
- nonwoven fabric
- interior
- hot melt
- metal nonwoven
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は自動車の成形天井、ドアトリム等の内
装材に関するものである。
装材に関するものである。
従来、この種の内装材としてはダンボール、レ
ジンボード、ポリスチレン発泡体等の内装基材に
ホツトメルトシートを介して表装材を貼着したも
のが用いられていた。
ジンボード、ポリスチレン発泡体等の内装基材に
ホツトメルトシートを介して表装材を貼着したも
のが用いられていた。
しかしこれら従来の内装材に用いられる基材は
遮音性、耐熱性、防熱性、防振性に乏しいもので
あつた。また該基材には表装材が貼着されるが、
この場合には基材を加熱状態においてホツトメル
トシートを裏打ちした表装材を圧着するのが一般
的である。しかし従来の基材は比熱が大きくホツ
トメルトシートにより融着可能な温度まで基材表
面を加熱するための熱損失が極めて大きい。
遮音性、耐熱性、防熱性、防振性に乏しいもので
あつた。また該基材には表装材が貼着されるが、
この場合には基材を加熱状態においてホツトメル
トシートを裏打ちした表装材を圧着するのが一般
的である。しかし従来の基材は比熱が大きくホツ
トメルトシートにより融着可能な温度まで基材表
面を加熱するための熱損失が極めて大きい。
本考案は上記従来の問題点を解決するための手
段として、基材１と、基材１表面に貼着された金
属不織布２とからなる内装基材１０の金属不織布
２側にホツトメルトシート４を介して表装材３を
貼着した内装材を提供するものである。
段として、基材１と、基材１表面に貼着された金
属不織布２とからなる内装基材１０の金属不織布
２側にホツトメルトシート４を介して表装材３を
貼着した内装材を提供するものである。
本考案の内装材の基材表面に形成された金属不
織布はフレキシブルであり亀裂を生ずることなく
成形形状に追従することが可能である。該金属不
織布は比熱が小さく表装材貼着の際、ホツトメル
トシートにより融着可能な温度にまで急速に加熱
されるが、不織布中に含まれる空気により冷却し
にくゝしたがつて熱損失は小さい。また該金属不
織布は熱伝導性が良好であるから熱が速やかに発
散され基材に耐熱性および防熱性を与える。更に
該金属不織布はその重量によるマス効果により防
振性および遮音性を有し、更に内部に空気を含む
ことによつて吸音性を有する。
織布はフレキシブルであり亀裂を生ずることなく
成形形状に追従することが可能である。該金属不
織布は比熱が小さく表装材貼着の際、ホツトメル
トシートにより融着可能な温度にまで急速に加熱
されるが、不織布中に含まれる空気により冷却し
にくゝしたがつて熱損失は小さい。また該金属不
織布は熱伝導性が良好であるから熱が速やかに発
散され基材に耐熱性および防熱性を与える。更に
該金属不織布はその重量によるマス効果により防
振性および遮音性を有し、更に内部に空気を含む
ことによつて吸音性を有する。
したがつて本考案においては成形性、耐熱性、
防熱性、防振性、遮音性の良好な、かつホツトメ
ルトシートによる基材と表装材との接着に際して
も基材加熱の熱効率が極めて良好である内装材が
得られる。
防熱性、防振性、遮音性の良好な、かつホツトメ
ルトシートによる基材と表装材との接着に際して
も基材加熱の熱効率が極めて良好である内装材が
得られる。
本考案を第１図〜第３図に示す一実施例によつ
て説明すれば、図において１は基材であり、２は
基材表面に貼着された金属不織布である。
て説明すれば、図において１は基材であり、２は
基材表面に貼着された金属不織布である。
基材１としてはダンボール、レジンフエルト、
ポリスチレン発泡体等の従来から用いられている
材料が用いられ、金属不織布２としては鉄、アル
ミニウム、銅、鉛等の金属の繊維の不織布があ
る。
ポリスチレン発泡体等の従来から用いられている
材料が用いられ、金属不織布２としては鉄、アル
ミニウム、銅、鉛等の金属の繊維の不織布があ
る。
このような内装基材１０を製造するには基材１
に金属不織布２を接着剤あるいはホツトメルト型
接着剤によつて貼着する方法が用いられる。
に金属不織布２を接着剤あるいはホツトメルト型
接着剤によつて貼着する方法が用いられる。
上記内装基材１０は例えば第２図に示すように
自動車の天井形状に成形し、成形天井１１とせら
れる。金属不織布２内で金属繊維は相対的な位置
を変化させることが出来るから金属不織布２はフ
レキシブルで伸縮可能であり、亀裂を生ずること
なく成形形状に追従する。
自動車の天井形状に成形し、成形天井１１とせら
れる。金属不織布２内で金属繊維は相対的な位置
を変化させることが出来るから金属不織布２はフ
レキシブルで伸縮可能であり、亀裂を生ずること
なく成形形状に追従する。
上記内装基材１０には第３図に示すように不織
布、繊維編織物、レザー等の表装材３が貼着せら
れる。一般的には該表装材３にはポリエチレンシ
ートのようなホツトメルトシート４が裏打ちさ
れ、内装基材１０表面を加熱して表装材３をホツ
トメルトシート４を介して圧着する。この際、金
属不織布２は比熱が小であるから所定の温度に加
熱するための熱量は小さくてすむ。
布、繊維編織物、レザー等の表装材３が貼着せら
れる。一般的には該表装材３にはポリエチレンシ
ートのようなホツトメルトシート４が裏打ちさ
れ、内装基材１０表面を加熱して表装材３をホツ
トメルトシート４を介して圧着する。この際、金
属不織布２は比熱が小であるから所定の温度に加
熱するための熱量は小さくてすむ。
第１図〜第３図は本考案の一実施例を示すもの
であり、第１図は側断面図、第２図は天井形状に
成形した状態の斜視図、第３図は表装材を貼着し
た状態の側断面図である。 図中、１……基材、２……金属不織布、３……
表装材、４……ホツトメルトシート、１０……内
装基材。
であり、第１図は側断面図、第２図は天井形状に
成形した状態の斜視図、第３図は表装材を貼着し
た状態の側断面図である。 図中、１……基材、２……金属不織布、３……
表装材、４……ホツトメルトシート、１０……内
装基材。
Claims (1)
- 基材と、基材表面に貼着された金属不織布とか
らなる内装基材の金属不織布側にホツトメルトシ
ートを介して表装材を貼着したことを特徴とする
内装材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986181665U JPH0352201Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986181665U JPH0352201Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6387151U JPS6387151U (ja) | 1988-06-07 |
| JPH0352201Y2 true JPH0352201Y2 (ja) | 1991-11-12 |
Family
ID=31126743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986181665U Expired JPH0352201Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0352201Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0622985B2 (ja) * | 1988-08-13 | 1994-03-30 | 平岡織染株式会社 | 金属線材編織物表面を有するタイルパネル |
| JPH0626870B2 (ja) * | 1988-12-14 | 1994-04-13 | 平岡織染株式会社 | 金属線材編織物表面を有するタイルパネル |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6010924Y2 (ja) * | 1977-09-14 | 1985-04-12 | 日立化成工業株式会社 | 車輌用防音断熱板 |
| JPS56150673U (ja) * | 1980-04-14 | 1981-11-12 | ||
| JPS5768330U (ja) * | 1980-10-11 | 1982-04-23 |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP1986181665U patent/JPH0352201Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6387151U (ja) | 1988-06-07 |
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