JPS62270852A - 車両用自動変速機の油圧制御方法 - Google Patents

車両用自動変速機の油圧制御方法

Info

Publication number
JPS62270852A
JPS62270852A JP61114393A JP11439386A JPS62270852A JP S62270852 A JPS62270852 A JP S62270852A JP 61114393 A JP61114393 A JP 61114393A JP 11439386 A JP11439386 A JP 11439386A JP S62270852 A JPS62270852 A JP S62270852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
gear
hydraulic actuator
oil
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61114393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2590819B2 (ja
Inventor
Mitsuru Takada
充 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP61114393A priority Critical patent/JP2590819B2/ja
Publication of JPS62270852A publication Critical patent/JPS62270852A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2590819B2 publication Critical patent/JP2590819B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、車両用自動変速機の油圧制御方法に関するも
のである。
従来技術 第1油圧アクチュエータにより作動させられて第1ギヤ
段を成立させる第1摩擦係合装置と、第2油圧アクチュ
エータにより作動させられて前記第1ギヤ段よりも高速
側の第2ギヤ段を成立させる第2摩擦係合装置とを備え
、前記第2ギヤ段から前記第1ギヤ段へ切り換えるに際
しては、前記第2油圧アクチュエータ内の作動油を流出
させるとともに前記第1油圧アクチュエータ内に作動油
を供給する形式の車両用自動変速機が知られている。た
とえば、本出願人が先に出願した特開昭60−3745
5号に記載されているように、変速比が無段階に変化さ
せられる無段変速機と直列に連結される一方、前記第1
油圧アクヂユエータによって作動させられる第1摩擦係
合装置と前記第2油圧アクチュエータによって作動させ
られる第2摩擦係合装置とを備えて、該第1摩擦係合装
置または第2摩擦係合装置の保合により第1ギヤ段また
は第2ギヤ段へ自動的に切り換えられる形式の副変速機
がそれである。
斯る形式の車両用自動変速機によれば、第2油圧アクチ
ュエータ内に作用させられていた作動油圧を排圧して第
2ギヤ段の保合を解除した後第1油圧アクチュエータ内
に作動油圧を作用させることにより第1ギヤ段を係合さ
せるに際し、第1油圧アクチュエータ内に作動油圧を作
用させる時期が早過ぎた場合には、自動変速機の入力側
回転軸の回転速度が第1ギヤ段の保合後に得られる回転
速度よりも低い状態で前記第1摩擦係合装置が係合する
ため、車両慣性によってエンジンを加速する状態となり
減速ショックが生じて運転性力q員なねれる。反対に、
第1油圧アクチュエータ内に作動油圧を作用させる時期
が遅過ぎた場合では、前記入力側回転軸の回転速度が第
1ギヤ段の保合後に得られる回転速度に到達しても前記
第1摩擦係台装置が係合しないためにエンジンの空吹き
が生じ、その後に第1B擦係合装置が係合したときに生
じる加速ショックにより運転性が阻害される特徴がある
これに対し、最適時期に第1油圧アクチュエータ内に作
動油を供給開始させるために、第2ギヤ段からそれより
も低速側の前記第1ギヤ段へ切り換えるに際し、第1油
圧アクチュエータ内に作動油圧を作用させる時期を、前
記車両用自動変速機の入力側回転軸の実際の回転速度に
基づいて決定することが考えられている。たとえば、特
願昭60−81791号に記載されたものがそれで−あ
る。
これによれば、第1油圧アクチュエータ内に作動油圧を
作用させる時期が入力側回転軸の実際の回転速度に基づ
いて決定されるので、車両速度、要求出力、作動油温度
等に拘わらず、第2ギヤ段からそれよりも低速側の前記
第1ギヤ段への切換えが的確に行われ得、減速ショック
、加速ショック、エンジンの空吹きなどが防止され、ま
た、変速ショックに起因する運転性の低下が好適に解消
されるのである。
発明が解決すべき問題点 しかしながら、断る従来の車両用自動変速機の油圧制御
方法でも未だ改良の余地が残されていた。
すなわち、車両の環境温度と関連して変速機内の作動油
温度が低下すると、作動油粘度が高くなって流動性が低
下する。このため、作動油の温度が低くなるほど、第2
ギヤ段から第1ギヤ段への切換えに際して第2油圧アク
チュエータ内からの作動油の排出が充分に行われ難くな
る欠点があった。
このため、たとえば、第1油圧アクチュエータへの作動
油の供給開始に先立って第1゛摩擦係合装置をその保合
直前の状態に維持するために、シフト制御弁装置が、第
1油圧アクチュエータに作動油を供給し且つ第2油圧ア
クチュエータから作動油を排出する第1状態と第2油圧
アクチュエータに作動油を供給し且つ第1油圧アクチュ
エータから作動油を排出する第2状態とに交互に切り換
えられる場合には、シフト制御弁装置が上記第2状態と
されるのに同期して第2摩擦係合装置を介して動力が伝
達され、不快な振動が発生する。
問題点を解決するための手段 本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その要旨とするところは、第1油圧アクチュエータによ
り作動させられて第1ギヤ段を成立させる第1摩擦係合
装置と、第2油圧アクチュエータにより作動させられて
前記第1ギヤ段よりも高速側の第2ギヤ段を成立させる
第2摩擦係合装置とを備え、前記第2ギヤ段から前記第
1ギヤ段へ切り換えるに際しては、前記第2油圧アクチ
ュエータ内の作動油を流出させるとともに前記第1油圧
アクチュエータ内に作動油を供給する形式の車両用自動
変速機の油圧制御方法であって、前記第2ギヤ段から前
記第1ギヤ段へ′切り換えるに際し、前記第1油圧アク
チュエータへ供給する作動油流量を前記自動変速機内の
作動油温度に基づいて変化させることにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、前記第2ギヤ段から前記第1ギヤ段
へ切り換えるに際し、前記第1油圧アクチュエータへ供
給する作動油流量が前記自動変速機内の作動油温度に基
づいて変化させられるので、作動油の粘性が高くなるこ
とに起因する流動性の低下による不都合が解消されるの
である。たとえば、第1油圧アクチュエータへの作動油
の供給開始に先立って第1H擦係合装置をその保合直前
の状態に維持するために、シフト制御弁装置が、第1油
圧アクチュエータに作動油を供給し且つ第2油圧アクチ
ュエータから作動油を排出する第1状態と第2油圧アク
チュエータに作動油を供給し且つ第1油圧アクチュエー
タから作動油を排出する第2状態とに交互に切り換えら
れる場合では、第1油圧アクチュエータへ供給する作動
油流量が作動油温度にともなって変化させられるので、
第2油圧アクチュエータ内の作動油が充分に排出される
。このため、シフト制御弁装置が上記第2状態とされる
のに同期して第2摩擦係合装置を介して動力が伝達され
、不快な振動が発生することが解消されるのである。
ここで、好適には、前記シフト制御弁装置は、1周期中
において第1状態である時間割合をデユーティ比とする
とき、そのデユーティ比は、前記作動油温度の低下に伴
って大きくなるように変化させられる。
実施例 以下、本発明の一適用例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図において、エンジン8の動力は流体継手10、ベ
ルト式無段変速機(以下、CVTという)128副変速
機14.中間ギア装置16.および差動装置18を経て
駆動軸20に連結された駆動軸21へ伝達されるように
なっている。
流体継手10は、エンジン8のクランク軸22と接続さ
れているポンプ24と、CVT12の入力軸26に固定
されポンプ24からのオイルにより回転させられるター
ビン28と、ダンパ30を介して入力軸26に固定され
たロックアツプクラッチ32とを備えている。ロックア
ツプクラッチ32は、たとえば車速あるいはエンジン回
転速度またはタービン28の回転速度が所定値以上にな
ると作動させられて、クランク軸22と入力軸26とを
直結状態にするものである。
CVT12は、入力軸26および出力軸34にそれぞれ
設けられた可変プーリ36および38と、それら可変ブ
ー+J 36および38に巻き掛けられた伝導ベルト4
0とを備えている。可変プーリ36および38は、入力
軸26および出力軸34にそれぞれ固定された固定回転
体42および44と、入力軸26および出力軸34にそ
れぞれ軸方向の移動可能かつ軸回りの相対回転不能に設
けられた可動回転体46および48とから成り、可動回
転体46および48が油圧シリンダ50および52によ
って移動させられることにより■溝幅すなわち伝導ベル
ト40の掛り径(有効径)が変更されて、CVT12の
変速比γ (=入力軸26の回転速度N、。/出力軸3
4の回転速度N0゜t)が変更されるようになっている
。油圧シリンダ50は専ら変速比γを変更するために作
動させられ、油圧シリンダ52は専ら伝導ベルト40の
すべりが生じない範囲で最小の挟圧力が得られるように
作動させられる。なお、オイルポンプ54は後述の油圧
制′4B装置の油圧源を構成するものであって、入力軸
26を縦通ずる図示しない連結軸を介してクランク軸2
2と連結されてエンジン8により常時回転駆動される。
副変速1)4は、CVT12の後段に直列に連結されか
つ車両の走行条件にしたがって高速ギャ段および低速ギ
ヤ段に自動的に切り換えられる自動変速機であって、C
VT12の出力軸34と同軸的に設けられており、ラビ
ニョオ型複合遊星歯車装置を含んでいる。この遊星歯車
装置は、一対の第1サンギア56および第2サンギア5
8と、第1サンギア56に噛み合う第1遊星ギア60と
、この第1遊星ギア60および第2サンギア58と噛み
合う第2遊星ギア62と、第1遊星ギア60と噛み合う
リングギア64と、第1遊星ギア60および第2遊星ギ
ア62を回転可能に支持するキャリア66とを備えてい
る。第2サンギア58は前記出力軸34と一体的に連結
された軸68と固定され、キャリア66は出力ギア70
と固定されている。高速段用クラッチ72は軸68と第
1サンギア56との間の保合を制御し、低速段用ブレー
キ74は第1サンギア56のハウジングに対する保合を
制御し、後進用ブレーキ76はリングギア64のハウジ
ングに対する保合を制?21)する。第3図は副変速機
14の各摩擦係合要素の作動状態および各レンジにおけ
る減速比を示している。図において、○印は係合状態、
×印は解放状態を示し、ρ1およびρ2は次式から定義
されるギア比である。
ρ1=Z□/Zい ρ2=Zsz/Zr 但し、Zslは第1サンギア56の歯数、ZsZは第2
サジギア58の歯数、Zrはリングギア64の歯数であ
る。
したがって、LおよびDレンジにおける低速段では、第
1摩擦係合装置としての低速段用ブレーキ74が作動さ
せられて第1サンギア56が固定されるため、減速比(
1+ρ1/ρ2)にて動力が伝達されるが、LおよびD
レンジの高速段においては、第2摩擦係合装置としての
高速段用クラッチ72の作動により遊X歯車装置全体が
一体となって回転し、これにより減速比1にて動力が伝
達される。また、Rレンジでは後進用ブレーキ76の作
動によりリングギア64がハウジングに固定されるため
、変速比(1−1/ρ2)の逆回転にて動力が伝達され
る。
副変速機14の出力ギア70は中間ギア装置16を介し
て差動装置18と連結されており、エンジンの動力は差
動装置18において左右の駆動軸20へそれぞれ分配さ
れた後、左右の駆動輪21へ伝達される。
第4図は第2図に示す車両動力伝達装置を制御するため
の油圧制御回路を示している。オイルポンプ54は図示
しないオイルタンク内に戻された作動油等をストレーナ
80を介して吸い込みライン圧油路82へ圧送する。ス
ロットル間度怒知バルブ84はエンジン8の吸気配管に
設けられた図示しないスロットル弁のスロットル弁開度
θ1..(%)に対応したスロットル圧PLhをその出
力ポート86に発生する。スロットル間度怒知バルブ8
4のスプール88は、スロットル弁とともに回転するス
ロットルカム90からスロットル弁開度θlの増大に連
れて増大する作用力と制御IIIボート92からフィー
ドバンク圧としてのスロットル圧Piとを対向方向に受
け、ライン圧油路82と出力ポート86との開閉を制御
する。マニュアルバルブ94は、シフトレバ−のしくロ
ー)、D(ドライブ)、Nにュートラル)、R(リバー
ス)。
およびP(パーキング)レンジ操作に関連して軸線方向
に位置決めされ、後述のサブプライユリバルブ254の
出力ポート258から出力される第2のライン圧PR2
を、Rレンジ時にはポート96を通して後進用ブレーキ
76を作動させる油圧アクチュエータ76′へ、Lレン
ジ時はポート98へ、Dレンジ時はポート98および1
00へ、それぞれ導く。リリーフ弁102は、ライン圧
油路82の第1のライン圧Pfflが所定値以上になる
とライン油路82のオイルを逃がす安全弁としての機能
を有する。
二次油圧油路104はオリフィス106とプライマリレ
ギュレータバルブ108の余剰オイルがuト出されるポ
ート1)0とを介してライン圧油路82へ接続され、セ
カンダリレギュレータバルブ1)2は、オリフィス1)
4を介して二次油圧油路104へ接続されている制御室
1)6を有し、制御室1)6の油圧とばね1)8の荷重
とに関連して二次油圧油路104とポート120との接
続を制御して二次油圧油路104の二次油圧P2を所定
値に維持する。潤滑油油路122はポート120あるい
はオリフィス124を介して二次油圧油路104へ接続
されている。ロックアツプ制御弁126は、二次油圧油
路104を流体継手10内のロックアンプクラッチ32
の保合側および解放側へ選択的に接続する。ロックアツ
プ用の電磁弁128はロックアツプ制御弁126の制御
室130とドレイン132との間の開閉を制御し、電磁
弁128がOFF (非励磁状態)である場合はロック
アツプクラッチ32の解放側へ二次油圧油路104から
の二次油圧Pzが伝達されて動力が流体継手10中の流
体を介して伝達される。しかし、電磁弁128がON(
励磁状態)である場合はロックアツプクラッチ32の係
合側およびオイルクーラ134へ二次油圧油路104か
らの二次油圧Pzが供給されて動力はロックアツプクラ
ッチ32を介して伝達される。クーラバイパス弁136
はクーラ圧を制御する。
変速比制御装置は、第1スプール弁142および第1電
磁弁144から成る変速方向切換弁装置138と、第2
スプール弁146および第2電磁弁148から成る変速
速度切換弁装置140を備えている。第1電磁弁144
がOFFである期間は第1スプール弁142のスプール
は室150の二次油圧Pzによりばね152の方へ押圧
されており、ポート154の第1ライン圧Pflは第1
スプール弁142のポート156を介して第2スプール
弁146のポート158へ送られ、ポート160とドレ
イン162との接続は断たれている。
これにより変速比γが減少方向へ切り換えられる。
第1電磁弁144がONである期間は室150の油圧が
第1電磁弁144のドレイン164を介して排出され、
第1スプール弁142のスプールはばね152により室
150の方へ押圧され、ポート156にはライン圧PN
Iが生じず、ポート160はドレイン162へ接続され
る。これにより変速比が増加方向へ切り換えられる。
第2電磁弁148がOFFである期間は第2スプール弁
146のスプールは室166の二次油圧Pzによりばね
168の方へ押圧され、ポート158とポート170と
の接続(よ断たれ、ポート172はポート174へ接続
されている。ポート170.172はCVT12の入力
側油圧シリンダ50へ接続されている。第2電磁弁14
8がONである期間は室166の油圧が第2電磁弁14
8のドレイン176から排出され、第2スプール弁14
6のスプールはばね168により室166の方へ押圧さ
れ、ポート158はポート170へ接続され、ポート1
72とポート174との接続は断たれる。ポート174
は油路180を介してポート160へ接続されている。
オリフィス182は第2電磁弁148のOFF時にポー
ト158から少量のオイルをポート170へ導く。した
がって、第1電磁弁144がOFFでかつ第2電磁弁1
48がONである期間はCVT12の入力端油圧シリン
ダ50ヘオイルが速やかに供給され、変速比Tは急速に
小さくなる。第1電磁弁144がOFFでかつ第2電磁
弁148がOFFである期間はCVT12の入力側油圧
シリンダ50へのオイルの供給はオリフィス182を介
して行われ、CVT12の変速比γは緩やかに小さくな
る。第1電磁弁144がONでかつ第2電磁弁148が
ONである場合、CVT12の大ノコ側油圧シリンダ5
0へのオイルの供給、排出は行われず、C■T12の変
速比Tは油圧シリンダ50からの漏れ等に従って緩やか
に増加する。第1電磁弁144がONでかつ第2電磁弁
148がOFFである期間は入力側油圧シリンダ50の
オイルはドレイン162から排出されるので、CVT1
2の変速比Tは急速に増加する。
変速比検出弁184は前記入力側の可動回転体46に摺
接した棒194を備えており、その棒194は可動回転
体46の軸線方向の変位量に等しい変位量だけ軸線方向
へ移動させられる。変速比検出弁184は、CVT12
の入力端の固定回転体42に対する可動回転体46の変
位量が増大するに連れてオリフィス218を通して供給
されたオイルの排出流里を増大させるので、出力ボート
216の変速比圧Prは変速比Tの増大とともに低下す
る。変速比圧Prは出力ポート216に供給される油圧
媒体の排出量を制御することにより生成される。
カットオフバルブ226は、ロックアツプ制御弁126
の制御室130へ油路228を介して連通している室2
30.およびその室230内の油圧とばね232のばね
力とに関連して移動するスプール234を有し、電磁弁
128がOFFである場合、すなわち、ロックアツプク
ラッチ32が解放状態にある場合(副変速機14におい
て変速を行うとき、動力伝達系の衝撃を吸収するために
ロックアツプクラッチ32は解放状態にされる)、閉状
態になって変速比圧Prがプライマリレギュレータバル
ブ108へ伝達されるのを阻止する。
第1のライン圧発生手段としてのプライマリレギュレー
タバルブ108は、スロットル圧Pいが供給されるポー
ト236.変速比圧Prを供給されるポート238、ラ
イン圧油路82へ接続されているポート240.オイル
ポンプ54の吸入側へ接続されているポー)242.お
よびオリフィス244を介して第1のライン圧Pβ■を
供給されているポート246.軸線方向へ運動してポー
ト240とポート242との接続を制御するスプール2
48.スロットル圧Pthを受けてスプール248をポ
ート238の方へ付勢するスプール250、およびスプ
ール248をポート238の方へ付勢するばね252を
備えている。スプール248の下から2つのランドの受
圧面積をそれぞれAI、A2、スロットル圧Pいを受け
るスプール250のランドの受圧面積をA3、およびば
ね252の作用力をWlとすると次式(1)および(2
)が成立する。
カットオフバルブ226が開いてポート238に変速比
圧Prが来ている場合は、 Pl=(A3−Pth+W1−AI・Pr)/(A2−
Al)・ ・ ・ ・ ・(1) カットオフバルブ226が閉じてポート238に変速比
圧Prが来ていない場合は PjL=(A3・Ptb + Wl) / (A2−A
1)・・・(2)第2のライン圧発生手段としてのサブ
プライマリバルブ254は、第1のライン圧pHを導か
れる入力ポート256.第2のライン圧P12が発生す
る出力ボート258.変速比圧Prを導かれるポー)2
60.  フィードバック圧としての第2のライン圧P
I!2をオリフィス262を介して導かれるポート26
4.入力ポート256と出力ポート258との開閉を制
御するスプール266゜スロットル圧Pいを導かれるポ
ート268.そのポート268からのスロットル圧Pい
を受けてスプール266をポー)260の方へ付勢する
スプール270.およびスプール266をポート260
の方へ付勢するばね272を有している。スプール26
6の下から2つのランドの受圧面積をB1、B2.スロ
ットル圧Pいを受けるスプール270のランドの受圧面
積をB3、およびばね272の弾性力をW2とそれぞれ
定義すると、次式(3)に従って第2のライン圧P12
が出力される。
PI3 =(B3・Pth+W2−Bl’Pr)/(B
2−Bl)・・・・・・(3) シフトバルブ274は、前記副変速機14の高速段用ク
ラッチ72および低速段用ブレーキ74を作動させる油
圧アクチュエータ72’および74°内に択一的に油圧
を作用させるものであって、シフトレバ−のり、Lレン
ジ時に第2のライン圧P12が導かれる入力ポート27
6、出力ポート278.280.オリフィス282を有
しドレイン284において終わっている排出油路286
へ接続されているポート288.Dレンジ時にマニュア
ルバルブ94のポート100から第1のライン圧P/1
が供給される制御ポート300、その他の制御ポート3
02,304、ドレイン306、スプール308、およ
びそのスプール308を制御ポート304の方へ付勢す
るばね310を有している。制御ポート302.304
にはオリフィス312を介して二次油圧Pzが導かれ、
制御ポート302,304の油圧はシフト用の電磁弁3
14により制御される。スプール308の下から2つの
ランドの受圧面積はそれぞれSL、32であり、SL<
32である。また、電磁弁314の0N−OFFは車両
の運転パラメータに関連して市1)i卸される。
スプール308がばね310側の位置にある場合、入力
ポート276は出力ポート278と接続され、出力ポー
ト280はボート288と接続される。したがって、出
力ポート278から第2のライン圧P12がピストン3
18を有するアキュムレータ320および高速段用の油
圧アクチュエータ72′へ供給されるとともに低速段用
の油圧アクチュエータ74′内が排圧されて、副変速機
14は高速ギヤ段となる。
スプール308が制御ボート304側の位置にある場合
、入力ポート276は出力ポート280と接続され、出
力ポート278はドレイン306と接続される。したが
って、出力ポート280からの第2のライン圧P12が
低速段用の油圧アクチュエータ74′へ供給されるとと
もに高速段用の油圧アクチュエータ72°内が排圧され
て、副変速機14は低速ギヤ段となる。
Lレンジの場合は、制御ボート300に第1のライン圧
pHが導かれていないので、t4m弁314がOFFに
なると、スプール 受圧面積S2のランドに作用する二次油圧Pzにより、
その後は受圧面積S1のランドに作用する二次油圧Pz
により、ばね310側へ移動するが、電磁弁314がO
Nになると、制御ポート302。
304の油圧が低下するので、スプール308はばね3
10の付勢力に従って制御ボート304側へ移動する。
したがって、Lレンジでは電磁弁314のON−OFF
に応答して副変速機14の高速ギヤ段と低速ギヤ段との
切換えが行われるのである。
Dレンジでは制御ポート300に第1のライン圧pHが
導かれるので、スプール308が一旦ばね310側の位
置になると、受圧面積S2のランドに制御ポート300
からの第1のライン圧pHが作用し、その後の電磁弁3
14のON−OF’ Fに関係なく、スプール308は
ばね310側の位置に保持される。したがって副変速機
14は高速ギヤ段に保持される。
シフトタイミングバルブ324は、高速段用の油圧アク
チュエータ72′へ連通ずる制御ポート326、および
その制御ポート326の油圧によって軸線方向位置が制
御されるスプール328を有し、低速ギヤ段から高速ギ
ヤ段へのアンプシフトの際の高速段用の油圧アクチュエ
ータ72′へのオイルの供給流量および低速段用の油圧
アクチュエータ74“からのオイルの排出量を制御する
第5図は、上述の油圧制御装置の作動を制御する電子回
路を示している。CPU,RAM,ROM等から成る所
謂マイクロコンピュータを備えた電子側′4n装置33
0には、各センサから、スロットル弁開度θい,CVT
12の出力軸34の回転速度N。ut  (副変速機1
4の入力側回転軸の回転速度ni+s.) 、 CVT
 L 2の入力軸26の回転速度N,7,エンジン冷却
水温度T1.シフトレバ−の操作位置P、副変速機14
内の作動油温度T O i Lをそれぞれ表す信号が供
給される。電子制御装置330内のCPUはRAMの一
時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログ
ラムに従って入力信号を処理し、電磁弁128,144
,148、314を駆動するための信号を増幅装置33
2を介してそれぞれ出力する。
電子制御装置330においては、第6図に示すメインル
ーチンが実行されることにより、図示しないステップに
おいて、電子制御装置の初期化が行われるとともに各セ
ンサからの入力信号等が読み込まれる一方、その読み込
まれた信号に基づいて車速V等が算出され、且つ入力信
号条件に従って、エンジンやCVT12等が正常に作動
しているか否かを診断するためのダイアグノーシス、エ
ンジンの点火時期および燃料噴射量等を制御するエンジ
ン用コンピュータとの相互関係を制御するエンジン用コ
ンピュータ間の相互制御、車速Vおよびスロットル弁開
度θいに基づいて予め求められた関係からロックアツプ
クラッチ32を作動させる電磁弁128を制御するため
のロソクア・7プ制御、シフトレバ−位置P8.車速V
.スロットル弁開度θいに基づいて副変速殿14のギヤ
段切換制御とするかCVT12の変速制御とするかを判
断するための変速制御が、順次あるいは選択的に実行さ
れる。上記副変速機14のギヤ段切換制御は、副変速機
14を高速ギヤ段、低速ギヤ段のいずれかに自動的に切
り換えるものである。
前記メインルーチン中のステップSMIは副変速機14
のギヤ段を高速ギヤ段から低速ギヤ段へ切り換えるか否
かをシフトポジションP、車速■。
スロットル弁開度θい等に基づいて判断するものであり
、たとえば自動変速レンジ、すなわちLレンジにおける
アクセルペダ/l<のキックダウン操作が行われること
によりその判断が肯定されるとシフト用の電磁弁314
を制御するためにステップSM3のH−L変速制御ルー
チンが実行される。
また、メインルーチン中にはフラグFの内容が1である
か否かを判断するステップS M 2が設けられており
、そのステップSM2においてフラグFの内容が1であ
ると判断されると第1図に示すI(−L変速制御ルーチ
ン内のステップ84以下が実行されるようになっている
。このフラグFは副変速機14のギヤ段を高速ギヤ段か
ら低速ギヤ段へ切り換えるための制御過程であることを
表している。
以下、副変速機14のギヤ段を高速ギヤ段から低速ギヤ
段への切換えを制御するためのH−L変速制御ルーチン
を第1図に従って説明する。
前記ステップSMIにおいて副変速機14のギヤ段を高
速ギヤ段から低速ギヤ段へ切り換えると判断されない状
態においては、ロックアンプ用の電磁弁128がON(
励磁)状態とされ且つシフト用の電磁弁314がOFF
 (非励磁)状態とされており、副変速機14では高速
段用クラッチ72が係合して高速ギヤ段が成立している
。第7図のA区間はこの状態を示しており、副変速機1
4の入力側回転軸の回転速度n4、(出力軸34の回転
速度N。LI? )および副変速JR,14の出力トル
クT o u tは比較的小さい。
第7図のに、時点に示すように上記ステップSM1にお
ける判断が肯定されると、ステップS1が直ちに実行さ
れてロックアツプ用の電磁弁128がOFF状態とされ
てロソクア・7プクラ、チ32の係合が解かれるととも
に、シフト用の電磁弁314がON状態とされて高速段
用クラッチ72(油圧アクチュエータ72′)の油圧p
etが急速に排圧され始める一方、低速段用ブレーキ7
4(油圧アクチュエータ74゛)へ作動油が供給され始
める。第7図のB区間はこの状態を示しており、このB
領域では高速ギヤ段の保合が解かれて副変速機14の入
力側回転軸の回転速度ni、が増加し始めるとともに、
低速ギヤ段の保合があと一歩で生じるように低速段用ブ
レーキ74の油圧アクチュエータ74゛内へ作動油が満
たされる。後述の設定値T1はこのように定められてい
る。
続くステップS2においてはフラグFの内容が1とされ
るとともにタイマTmがリセットされて計数が新たに開
始されるとともに、ステ・7プS3においては、たとえ
ば第8図に示す予め求められた一定の関係から副変速機
14内の作動油温度T。、、に基づいて最適なデユーテ
ィ比りが決定される。このデユーティ比りはシフト用T
h Ln弁314を0N−OFF駆動するためのもので
あって、シフト用電磁弁314が一周期中においてON
状態である時間割合〔(ONN時間同周3flIX10
0%〕を示す。また、第8図に示す関係は、作動油の温
度に起因する粘性の増加に基づいて高速段用クラッチ7
2 (油圧アクチュエータ72′)内の圧力が前記B区
間において充分に低下しないことによる影響を解消する
ために、副変速機14内の作動油温度T08.が低下す
るほどデユーティ比りが大きくなるように決定されてい
る。
そして、ステップS4においてタイマTmの計数内容が
予め定められた設定値T1に到達したか否かが判断され
る。未だ到達しない場合はメインルーチンへ復帰しその
後ステップ84以下が繰り返し実行されるが、到達した
と判断された場合にはステップS5が実行されて油圧ア
クチュエータ74°内への作動油の供給を開始するため
の基率値Δn1が予め求められた関係からスロットル弁
開度θいに基づいて決定される。この関係は、スロ・ノ
トル弁開度θいが大きくなる程基準値Δn、、が増加す
るものであり、たとえば第9図に示すものが用いられる
ステップS6においては、低速ギヤ段の保合後に得られ
るべき副変速機14の入力側回転軸の回転速度n、Sと
実際の回転速度ni、との差(n in”−ni、、)
が基準値Δn、、、と同等以上となったか否かが判断さ
れる。同等以上となった場合にはステップS7が実行さ
れるが、同等以上とならない場合にはステップS8が実
行される。
タイマTmの計数内容が予め定められた設定値T1に到
達したと判断された直後には低速ギヤ段の保合後に得ら
れるべき副変速機14の入力側回転軸の回転速度n、−
と実際の回転速度n1fiとの差が基準値Δn1fiよ
りも大きいので、ステップS7が先ず実行される。ステ
ップS7では、副変速機14を中立状態とするためにシ
フト用の電磁弁314のデユーティ制御が開始される。
このデユーティ制御では、第7図のC区間に示すように
、前記ステップS3にて決定されたデユーティ比りにて
シフト用の電磁弁314が0N−OFF駆動されて低速
段用ブレーキ74の油圧アクチュエータ74′および高
速段用クラッチ72の油圧アクチュエータ72゛に対す
る作動油の供給および排出が繰り返され、結果的に油圧
アクチュエータ74°および油圧アクチュエータ72゛
内の作動油容量が略維持される。このとき、デユーティ
比りは前述のように副変速機14の作動油温度T0.。
の低下と関連して大きくなるように決定されているから
、軸68とともに回転する高速段用クラッチ72の油圧
アクチュエータ?2’内に発生する遠心油圧により油圧
アクチュエータ72°からの作動油が流出し難くなって
いても、シフト用の電磁弁314のON状態が増加させ
られることにより、油圧アクチュエータ74°へ作動油
を供給し且つ油圧アクチュエータ72“から作動油を排
出する第1状態が油圧アクチュエータ72°へ作動油を
供給し且つ油圧アクチュエータ74“から作動油を排出
する第2状態よりも時間的に多くされるのである。これ
により、副変速機14が好適な中立状態とされる。
ステップS7の実行後にはメインルーチンへ復帰すると
ともに、前記ステップS4以下が繰り返し実行される。
この状態において、前記ステップS6にて前記差(n、
、、”−n=、、)が基準値Δn、、。
よりも小さくなったと判断されると、ステップS8が実
行されてシフト用の電磁弁314がON状態とされるこ
とにより第7図のに2時点から低速段用ブレーキ74の
油圧アクチュエータ74’内へ作動油の供給が開始され
る。このため、油圧アクチュエータ74゛内の作動油圧
P、が急速に高められて低速ギヤ段の係合が成立し、副
変速殿14の出力トルクT。uLが低速ギヤ段に対応し
た値に増加させられるとともに、副変速機14の入力側
回転軸の回転速度nin”と実際の回転速度n4、とが
一致させられる。第7図のD区間はこの状態を示してい
る。
続くステップS9においてはタイマTmの内容が予め定
められた値T2と同様以上となったか否かが判断される
。未だ同等以上とならない場合にはメインルーチンに復
帰しその後前記ステップ84以下が実行されるが、同等
以上となったと判断された場合にはステップ510が実
行されてロックアンプ用の電磁弁128の作動が許可さ
れるとともに、ステップSllが実行されてフラグFの
内容が零にリセットされる。ここで、上記予め定められ
た値T2は前記に1時点から低速ギヤ段の係合が充分に
完了する時点までの時間に対応するものである。
このように本実施例によれば、副変速機14のギヤ段を
高速ギヤ段から低速ギヤ段へ切り換えるに際し、シフト
用電磁弁314が作動油温度T。i。
に基づいて決定されたデユーティ比りに従ってON−〇
FF駆動されるので、低速段用ブレーキ74の油圧アク
チュエータ74“内へ作動油を供給する供給量が作動油
温度T0..と関連して変化させられると同時に、高速
段用クラッチ72の油圧アクチュエータ72°から作動
油が容易に流出させられる。これにより、作動油温度T
08.にかかわらず適切に低速ギヤ段が係合させられ、
油圧アクチュエータ72゛に作動油温度T0.1と関連
して発生する作動油の流動性低下による不都合が解消さ
れるのである。すなわち、油圧アクチュエータ74°へ
の作動油の本格的供給開始に先立って低速段用ブレーキ
74をその保合直前の状態に維持するために、シフト用
電磁弁314が、油圧アクチュエータ74°へ供給する
作動油流量を作動油)昌度T0..にともなって変化さ
せるようにデユーティ制御されるので、油圧アクチュエ
ーク72゛内の作動油が充分に排出される。このため、
シフト用電磁弁314がOFF状態とされるのに同期し
て高速段用クラッチ72を介して動力が伝達されて不快
な振動が発生することが解消されるのである。
また、本適用例によれば、副変速機14のギヤ段を高速
ギヤ段から低速ギヤ段へ切り換えるための基準となる基
準値が要求出力を表すスロットル弁開度θL1の変化に
応じて修正されるので、一層的確な時期に低速ギヤ段が
係合させられる。
因に、従来は、シフトダウンに際しては、作動油温度T
 6 i L と関連してシフト用電磁弁314のデユ
ーティ比りが変化させられていなかった。このため、第
1O図に示すように、車両の環境温度が低くなって油圧
アクチュエータ72“内の作動油温度T0..が低くな
ると、シフト指令からT1時間経過後でも油圧アクチュ
エータ72′内から作動油が充分流出しないので、シフ
ト用電磁弁314のデユーティ制御時にそのOFF状態
と関連して油圧アクチュエータ72“へ作動油が僅かに
供給されると、高速段用クラッチ72が動力を伝達して
不快な振動が発生することがあったのである。
以上、本発明の一適用例について説明したが、本発明は
その他の態様においても適用される。
たとえば、前述の適用例では前進2段の副変速機14に
ついて説明されているが、CVT12に連結されない前
進3段以上の自動変速機にも本発明が適用され得るもの
である。
また、前記副変速機14において油圧アクチュエータ7
2°および74′へそれぞれ作動油を供給し或いはそれ
から作動油を排出させる一対の電磁開閉弁を前記シフト
用電磁弁314およびシフトバルブ274に替えて設け
てもよい。
また、前述の適用例において、流体継手10は他の形式
のクラッチであっても良く、また、口。
クアップクラソチ32を備えない物であってもよい。こ
の場合には、ロックアツプ用電磁弁128を制御するた
めの第1図のステップにおいてステップS1の一部およ
びステップS10が不要となる。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一適用例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更
が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された装置の作動の要部を説明す
るフローチャートである。第2図は本発明が適用された
車両の動力伝達装置を示す骨子図である。第3図は第2
図の装置における副変速機のレンジと摩擦係合装置との
関係を示す図である。 第4図は第2図の装置を作動させるための油圧制御装置
を詳細に示す回路図である。第5図は第2図の装置に設
けられた回路を示すブロック線図である。第6図は第2
図の装置の作動を説明するフローチャートである。第7
図は第2図の装置の作動を説明するタイムチャートであ
る。第8図および第9図は、第1図に示すフローチャー
トにおいて用いられる関係をそれぞれ示す図である。第
10図は従来の装置の作動を示す第7図に相当する図で
ある。 14:副変速機(自動変速機) 72:高速段用クラッチ(第2摩擦係合装置)72’:
(第2)油圧アクチュエータ 74:低速段用ブレーキ(第1摩擦係合装置)74’:
(第1)油圧アクチュエータ 274:シフトバルブ 314:電磁弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1油圧アクチュエータにより作動させられて第
    1ギヤ段を成立させる第1摩擦係合装置と、第2油圧ア
    クチュエータにより作動させられて前記第1ギヤ段より
    も高速側の第2ギヤ段を成立させる第2摩擦係合装置と
    を備え、前記第2ギヤ段から前記第1ギヤ段へ切り換え
    るに際しては、前記第2油圧アクチュエータ内の作動油
    を流出させるとともに前記第1油圧アクチュエータ内に
    作動油を供給する形式の車両用自動変速機の油圧制御方
    法であって、 前記第2ギヤ段から前記第1ギヤ段へ切り換えるに際し
    、前記第1油圧アクチュエータへ供給する作動油流量を
    前記自動変速機内の作動油温度に基づいて変化させるこ
    とを特徴とする車両用自動変速機の油圧制御方法。
  2. (2)前記第1油圧アクチュエータへ供給する作動油流
    量は、その第1油圧アクチュエータに作動油を供給し且
    つ前記第2油圧アクチュエータから作動油を排出する第
    1状態と該第2油圧アクチュエータに作動油を供給し且
    つ前記第1油圧アクチュエータから作動油を排出する第
    2状態とに切り換えられるシフト制御弁装置によって制
    御されるものである特許請求の範囲第1項に記載の車両
    用自動変速機の油圧制御方法。
  3. (3)前記シフト制御弁装置は、1周期中において前記
    第1状態であるときの時間割合をデューティ比とすると
    き、そのデューティ比が前記作動油温度の低下に伴って
    大きくなるように変化させられるものである特許請求の
    範囲第2項に記載の車両用自動変速機の油圧制御方法。
JP61114393A 1986-05-19 1986-05-19 車両用自動変速機の油圧制御方法 Expired - Lifetime JP2590819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61114393A JP2590819B2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19 車両用自動変速機の油圧制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61114393A JP2590819B2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19 車両用自動変速機の油圧制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62270852A true JPS62270852A (ja) 1987-11-25
JP2590819B2 JP2590819B2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=14636553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61114393A Expired - Lifetime JP2590819B2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19 車両用自動変速機の油圧制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2590819B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56147948A (en) * 1980-04-15 1981-11-17 Aisin Warner Ltd Shift control mechanism in automatic speed changer for vehicle
JPS59217045A (ja) * 1983-05-24 1984-12-07 Toyota Motor Corp クラツチ駆動制御装置
JPS6037455A (ja) * 1983-08-10 1985-02-26 Toyota Motor Corp 車両用無段変速装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56147948A (en) * 1980-04-15 1981-11-17 Aisin Warner Ltd Shift control mechanism in automatic speed changer for vehicle
JPS59217045A (ja) * 1983-05-24 1984-12-07 Toyota Motor Corp クラツチ駆動制御装置
JPS6037455A (ja) * 1983-08-10 1985-02-26 Toyota Motor Corp 車両用無段変速装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2590819B2 (ja) 1997-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0579554A (ja) 車両用無段変速機の制御装置
JPS6319743B2 (ja)
US5207617A (en) Hydraulic control apparatus for continuously variable power transmitting system including reversing gear device and auxiliary transmission
JP2759938B2 (ja) 車両用変速機の制御方法
US5086671A (en) Quick downshift control in hybrid continuously variable transmission
JPS61241562A (ja) 車両用変速機の制御方法
JPS61241561A (ja) 車両用変速機の制御方法
JPH0510427A (ja) 車両用無段変速機の油圧制御装置
US5050460A (en) Shift control system for automatic transmission
JPS62270852A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御方法
JPS61290269A (ja) 車両用動力伝達装置の制御装置
JP2535829B2 (ja) 車両用自動変速機の油圧制御方法
JPS62273133A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御方法
JP2699328B2 (ja) 車両用ベルト式無段変速機の変速比制御方法
JPS62180164A (ja) 車両用変速機の制御方法
JPS62194944A (ja) 車両用無段変速機の制御方法
JP2625737B2 (ja) ベルト式無段変速機を備えた車両の制御装置
JPS62278346A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御方法
JPH0754111B2 (ja) 自動変速機を備えた車両の点火時期制御方法
JPS61241560A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御方法
JPS61201957A (ja) 変速機及びフユ−エルカツト装置の制御装置
JP3449108B2 (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JPS63280957A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御方法
JPS6367454A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御方法
JPH0510426A (ja) 車両用無段変速機の油圧制御装置