JPS6227021Y2 - - Google Patents

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JPS6227021Y2
JPS6227021Y2 JP1982042488U JP4248882U JPS6227021Y2 JP S6227021 Y2 JPS6227021 Y2 JP S6227021Y2 JP 1982042488 U JP1982042488 U JP 1982042488U JP 4248882 U JP4248882 U JP 4248882U JP S6227021 Y2 JPS6227021 Y2 JP S6227021Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
support ring
rotor core
commutator
lead wire
Prior art date
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Expired
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JP1982042488U
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English (en)
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JPS57195378U (ja
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Publication date
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  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はモータのコンデンサ取付構造、さらに
詳しくは、回転子鉄心のスロツト内に火花消去用
のコンデンサが収められるモータのコンデンサ取
付構造に関する。
一般にこの種のモータにあつては、整流子モー
タにおける整流子と刷子間の火花を消去するため
にコンデンサが用いられているが、従来は第1図
に示すようにアース板13上に両端からリード線
7a,7bが突出する複数のコンデンサ5を固定
し、コンデンサ5の一方のリード線7aをアース
板13に接続し、他方のリード線7bを夫々整流
子2に接続してコンデンサブロツク8を形成して
いた。しかるに、第2図に示すように、このコン
デンサブロツク8を回転子鉄心3のスロツト4内
にコンデンサ5が収まるようにして整流子2とは
反対側から挿入した後、コンデンサ5の他方のリ
ード線7bを折曲してこのリード線7bを整流子
2に半田固定していたものであるから、整流子2
に接続されるコンデンサ5のリード線7bを予め
折曲した状態にしておくことができず、コンデン
サブロツク8を回転子鉄心3に取着した状態でリ
ード線7bを折曲するという細かい作業が必要と
なつて作業性が悪いものであつた。
本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その主な目的とするところは、組立時の作業
性を向上させることにある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。本考案に係るモータのコンデンサ取付構造
は、回転軸1の周りに複数の整流子2と回転子鉄
心3とが回転軸1の軸方向に沿つて配置され、回
転子鉄心3の整流子2側の側面に複数のスロツト
4が開口し、各スロツト4内に夫々火花消去用の
コンデンサ5が収められるモータであつて、回転
子鉄心3の整流子2側の側面には支持リング6が
回転軸1と同軸上に配設され、コンデンサ5の整
流子2側の側面からは一対のリード線7a,7b
が突出し、各コンデンサ5のリード線7a,7b
のうちの一方7aが支持リング6に電気的および
機械的に接続されるとともに、他方のリード線7
bが一方のリード線7aと略同一面上で整流子2
に電気的に接続されるものである。本実施例にあ
つては3極モータの例を示す。第3図に示すよう
に、黄銅板のような導電性材料を打ち抜いて支持
リング6が形成され、支持リング6の周方向に沿
つて3等分した位置に夫々火花消去用のコンデン
サ5が固定されてコンデンサブロツク8が形成さ
れる。支持リング6の内周縁を3等分したコンデ
ンサ5に対応する各位置からは夫々周方向に沿つ
て離間した位置で一対のストツパー片9a,9b
が延出する。各ストツパー片9a,9bは夫々支
持リング6の内周縁より突出する挾持片10先端
から回転軸1の軸方向に沿つて位置決め片11が
延出する形状に形成される。一対のストツパー片
9a,9bのうちの一方のストツパー片9aの位
置決め片11は他方のストツパー片9bの位置決
め片11より短くなつており、打抜き加工を行な
う時の展開時に両者が重ならないようにしてあ
る。また、長い方の位置決め片11はコンデンサ
5の全長より長く選んである。コンデンサ5は片
側に2本のリード線7a,7bが設けられている
ものを用いており、ストツパー片9a,9bにコ
ンデンサ5の周面を当接させた状態で、一方のリ
ード線7aを支持リング6に半田付けあるいはス
ポツト溶接等によつて電気的および機械的に接続
してある。すなわち、各コンデンサ5の一端は支
持リング6を介して接続される。コンデンサ5の
他方のリード線7bは、第3図bのように、予め
支持リング6の中心方向に向かつて折曲されてい
る。このようにして形成されたコンデンサブロツ
ク8は、第4図に示すように、回転子鉄心3に開
口するスロツト4内に各コンデンサ5が収納され
るように組み込まれる。この状態でコンデンサ5
の整流子2側のリード線7bは他方のリード線7
aと略同一面上に位置して略L字形に形成された
整流子2のライザ12に半田固定される。各コン
デンサ5はストツパー片9a,9bにより支持リ
ング6に対する取付位置を規制されており、また
ストツパー片9a,9bは寸法を適切に選ぶこと
により回転子鉄心3との組合せ時の位置決めとし
ても作用するから、コンデンサ5を正しい位置に
固定することが容易となる。またストツパー片9
aを回転子鉄心3の積厚より大きくしておけば、
これを折曲げることによりコンデンサブロツク8
の固定をより確実に行なうことができる。
本考案は上述のように、回転子鉄心の整流子側
の側面に支持リングが回転軸と同軸上に配設さ
れ、コンデンサの整流子側の側面から一対のリー
ド線が突出して、各コンデンサのリード線の一方
が支持リングに接続され、他方が一方のリード線
と略同一面内で整流子に接続されるので、コンデ
ンサのリード線を予め整流子に対応するように折
曲しておくことができ、コンデンサをスロツト内
に収めるだけで、コンデンサのリード線を整流子
に半田固定できる位置に位置させることができ、
その結果、細かい作業が少なくなつて作業性が向
上するという利点を有する。さらに、各コンデン
サの周面の周方向に沿つて離間して各一対のスト
ツパー片が支持リングの内周縁に突設され、各コ
ンデンサが両ストツパー片に当接する形で配置さ
れているから、スロツト内にコンデンサを装着し
ていることとの相乗効果により支持リングとスト
ツパー片とによりコンデンサの位置決めが正確に
行なわれるのであり、コンデンサのリード線を所
定の位置に半田固定でき、その結果、ダイナミツ
クバランスに優れたトルクむらの無いモータが提
供できるという利点を有するのである。また、支
持リングとコンデンサとを一対ののストツパー片
により位置決めしているから、支持リングとコン
デンサとの相対的な位置関係が製品ごとにばらつ
かないという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cは夫々従来のコンデンサブロ
ツクを示す平面図、側面図、および底面図、第2
図は従来例を示す縦断面図、第3図a,bは夫々
本考案に使用するコンデンサブロツクの平面図お
よび縦断面図、第4図a,bは夫々本考案を利用
した回転子の平面図および縦断面図である。 1は回転軸、2は整流子、3は回転子鉄心、4
はスロツト、5はコンデンサ、6は支持リング、
7a,7bはリード線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸の周りに複数の整流子と回転子鉄心とが
    回転軸の軸方向に沿つて配置され、回転子鉄心の
    整流子側の側面に複数のスロツトが開口し、各ス
    ロツト内に夫々火花消去用のコンデンサが収めら
    れるモータであつて、回転子鉄心の整流子側の側
    面には支持リングが回転軸と同軸上に配設され、
    各コンデンサの周面の周方向に沿つて離間して各
    一対のストツパー片が支持リングの内周縁に突設
    され、各コンデンサが両ストツパー片に当接する
    形で配置され、コンデンサの整流子側の側面から
    は一対のリード線が突出し、各コンデンサのリー
    ド線のうちの一方が支持リングに電気的および機
    械的に接続されるとともに、他方のリード線が一
    方のリード線と略同一面上で整流子に電気的に接
    続されるモータのコンデンサ取付構造。
JP1982042488U 1982-03-25 1982-03-25 Expired JPS6227021Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982042488U JPS6227021Y2 (ja) 1982-03-25 1982-03-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982042488U JPS6227021Y2 (ja) 1982-03-25 1982-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57195378U JPS57195378U (ja) 1982-12-10
JPS6227021Y2 true JPS6227021Y2 (ja) 1987-07-10

Family

ID=29839513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982042488U Expired JPS6227021Y2 (ja) 1982-03-25 1982-03-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6029343U (ja) * 1983-08-01 1985-02-27 株式会社日立製作所 温湿度検知スイッチ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945038U (ja) * 1972-07-25 1974-04-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6029343U (ja) * 1983-08-01 1985-02-27 株式会社日立製作所 温湿度検知スイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57195378U (ja) 1982-12-10

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