JPS62269888A - エスカレ−タ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 この発明は、一般の乗客の他に身体障害者用の車椅子等
の単票の搬送が可能なエスカレータ装置。

特に奥行きの深い車椅子、積載用スペースの構成に関す
るものである。

単票の運搬が可能なエスカレータ装置として例えば特公
昭５［１−４１５５５号公報に示されたものがあるが、
一般用踏段の間に奥行きの深い車椅子用踏段が設けられ
たものであり、車椅子用踏段の反転半径が大きくなって
エスカレータ装置の主枠が深いものとなり据付けに際し
て制約の多いものとなる不具合があった。

この発明は上記の欠点を解消するもので、踏段の踏板を
変位させて車椅子用の積載スペースを構成し、主枠を大
形化することなく単票の搬送が可能なエスカレータ装置
を提供しようとするものである。

以下、第１〜第９図によってこの発明の一実施例を説明
する。

図中、（１）は傾斜して配置されたエスカレータ装置の
主枠、（２）は主枠（１，１に設けられて詳細は後述す
るがレールを主体として構成されて無端状をなす循環路
で、主枠（］）の上面側に往路（２ａ）が、端部には反
転部（２ｂ）が、底面側には帰路（２ｃ）がそれぞれ形
成されている。（３）は循環路（２；に沿って配置され
た多数の第１棟端段で、　　（Ｓａ）はこれの軸、　　
（３ｂ）は軸（３ｂ）の両端にそれぞれ枢持された前輪
、　　（３ｃ）は第１枝路段（３）の反軸（３ａ）側に
枢着された後輪、（３）は第１枝路段（３）の相互間に
配置されて第１枝路段（３）と同様に構成されて、循環
路（２）中に４個設けられ、軸（３’ａ）　、前輪（ｓ
’ｂ）　、後輪（３’ｃ）　　を備えた第２枝路段、０
υは第２往路段（３′）の踏板、　　（５１ａ）は踏板
０υの縁部に配置烙れ第２往路段（３′）本体に固定さ
れた固定踏板、　Ｃ３２は第２往路段（３′）に設けら
れた可動機構、　　（３２ａ）は第２往路段（３′）の
幅方向の両側にそれぞれ設けられ一端が第２往路段（３
′）に枢着され他端は踏板Ｇυ裏面に設けられたレール
（３２ｂ）にローラを介して摺動可能に保持された可動
機構０２の第１リンク、　　（３２ｃ）は一端が踏板Ｇ
υ裏面に枢着されて長手中心が第１リンク（３２ａ）の
長手中心に枢着され、かつ他端は第２往路段（３′）に
設けられたレール（３２ｄ）にローラを介して摺動可能
に保持された第２リンク、　　（３２ｅ）は一端が第１
リンク（３２ａ）の長手中心と、第２往路段（３′）と
の枢着端の間に枢着されて長手中間がビンによυ屈折可
能に構成され、第２図において鎖線で示すように要時に
下方に突出し、また突出端にはローラ（３２ｆ）を枢持
した入力体、　　（３２ｇ）は第２往路段（３′）に固
定されて入力体（３２ｅ）の第１リンク（３２ａ）寄９
部材が摺動可能に嵌合された案内具。

（ト）は第２往路段（３′）に設けられて可動機構−の
一部を構成した変位機構、　　（３３ａ）は第２往路段
（３つに両端部がそれぞれ枢持されて端部から中心寄り
にそれぞれ互いに逆向きのねじが設けられた変位機構（
ト）のねじ棒、　　（３３ｂ）は入力体（３２ｅ）のロ
ーラ（５２ｆ）側の部材に摺動可能に嵌合された摺動子
。

（３３ｃ）はねじ棒（３３ａ）の両側のねじにそれぞれ
嵌合したナツト、　　（３３ｄ）は両端がそれぞれ摺動
子（ｓ３ｂ）　、ナツト（３３Ｃ）に枢着されたリンク
、　（３３ｅ）はねじ棒（３３ａ）に固定された歯車、
　　（３ｓｒ）は第２往路段（３′）に枢着された歯車
（５３ｅ）とかみ合い。

かつ歯車（３３ｅ）よυも第２往路段（５つの下面側に
配置された入力歯車、　　（ｓｓｇ）は第２往路段（３
′）に摺動可能に保持嘔れて、入力歯車（３３ｒ）方向
へばね（３ｓｈ）によって付勢され９常時は入力歯車（
３ｓｒ）に係合してこれの回転を阻止するストッパから
なる阻止装置、（４）は第１．第２往路段（３１，（３
’）の軸（３ａ）（３’ａ）　　に係合されて循環路（
２＋　ｉ沿って配置された踏段鎖、（５）は主枠（１）
に固定されて循環路（２）に沿って配置され前輪（３ｂ
）（３’ｂ）を案内する前輪レール、（６）は主枠（１
）に固定されて循環路（２）に沿って配置され、後輪（
３ｃ）　、　（３’ｃ）　ｋ案内する後輪レール、（７
１は主枠（１＋に設けられて往路（２ａ）に沿って配置
されてローラ（３２ｆ）に対応する作動レール、（８）
は主枠（１）に設けられて作動レール（７）の端部より
も主枠（１）の端部寄りに、かつ主枠（１）の両端部に
それぞれ配置された作動装置、　　（ａａ）は主枠（１
）に固定された作動装置（８）の電動機。（８ｂ）は電
動機（８ａ）のスプライン軸に嵌合されて要時に入力歯
車（ｘ３ｒ）　　とかみ合う歯車、　　（８ｃ）は一端
が主枠（１）に枢着され他端は歯車（８ｂ）の環状溝に
嵌合され、かつひねりばね（８１ｃ）によって電動機（
８ａ）方向に付勢されたレバー、　　（ａｄ）は主枠（
１）に固定され第４．第７図においてレバー（８Ｃ）ｋ
反時計方向へ変位させる電磁石。

（８ｅ）は主枠（１）に固定され歯車（８ｂ）の反電動
機（８ａ）方向への変位を所定位置で阻止し、かつ電動
機（８ａ）　ｋ消勢させるスイッチを持つストッパであ
る。

すなわち、第１枝路段（３）の間に第２往路段（６′）
が配置されて踏段鎖（４）によって連結され、主枠（１
）に設けられた駆動装置（図示しない）によシ踏段鎖（
４）を介して第１．第２枝路段ｆ３１．　　（３”）が
循環路（２）を循環運転される。このときに前輪レール
（５）によって前輪（ｓｂ）　、　（３’ｂ）が、後輪
レール（６１によって後輪（３ｃ）　、　（３’ｃ　）
　　が案内され、第１．第２種層段＋３１．　　（３’
）は往路（２ａ）の端部でｔよ水平移動し往路（２ａ）
の中間部では水平姿勢を保って傾斜移動する。

そして１通常時は作動装置（８）の電磁石（８ｄ）が消
勢されていて、レバー（８ｃ）によって第４図に示すよ
うに歯車（３３ｆ’）に係合しない位置に配置される。

また変位機構（至）はナラ）　（３３ｃ）が歯車（ｊ３
ｅ）側に移動し第４図に示す状態となり入力体（３２ｅ
）は作動レール（７）から離れた後退位置に保持され、
また阻止装置（３３ｇ）が入力歯車（ｓ３ｒ）に係合し
変位機構Ｑの異常動作が阻止される。したがって、可動
機構０３のローラ（３２ｒ）が作動レール（７）に係合
することはなく、第２図に示すように第２往路段（３′
）の踏板Ｇυが後退位置に保持され通常踏面を形成して
第１枝路段ｆ３＋とともに循環運転され、一般乗客が搬
送される。そして、車椅子の使用者を搬送するときには
、入力歯車（ｓｓｒ）が作動装置（８）の歯車（８ｂ）
と対応する位置に第２枝路段（３′）を停止させ。

人為操作によって電磁石（８ｄ）が付勢される。これに
よってレバー（８ｃ）が押圧されるので歯車（８ｂ）が
変位して入力歯車（３３ｆ）とかみ合い、また歯車（８
ｂ）の変位によシ阻止装置（３３ｇ）かばね（３３ｈ）
に抗して押圧されて入力歯車（３３ｆ）　との保合が解
除される。ついで電動機（８ａ）が付勢されると、歯車
（ｓｂ）　、入力歯車（３３ｆ）　、歯車（３３ｅ）　
ｆｅ介してねじ棒（３３ａ）が回転してナツト（３３ｃ
）が歯車（３３ｅ）から離れる方向へ駆動され、す／り
（３ｅｄ）　、摺動子（３３ｂ）によシ入力体（３２ｅ
）　　は屈折した後退位置から伸長した突出位置に変位
し、第７図に示す状態となる。これによってローラ（３
２ｆ）は作動レール（７）に係合する。ついでエスカレ
ータが運転され。

第２枝路段（３′）の往路（２ａ）端部を移動すること
により往路（２ａ）の中間部の全域にわたって作動レー
ル（７）Ｋ案内される。このときには可動機構ｃＩ３の
入力体（ｓ２ｅ）がローラ（３２ｆ）　’！ｒ介して押
圧され第１リンク（３２ａ）が第２図において反時計方
向に回動されることによって踏板Ｃ３１１が上昇し第８
．第９図に示すように隣接した第１枝路段（３）の踏面
に対応した位置に配置されて車椅子用踏面が形成される
。

これにより第１図に示すように循環路（２１，往路（２
ａ）　　の一方の端部において第１枝路段（３１とこれ
に隣接し踏板６υが後退位置にある第２枝路段（３′）
によって形成されるスペースに車椅子’ｅＱ載し。

エスカレータを運転すると車椅子を乗せた第２枝路段（
３′）が傾斜移動に移るに従って可動機構０３の動作に
よって踏段０υが上昇し車椅子の積載スペースが水平に
保持される。そして車椅子を乗せた第２枝路段（６つが
往路（２ａ）の他方の端部に近ずくに従って作動レール
（７１により踏板Ｃυが次第に後退し車椅子の積載スペ
ースが水平に保たれて第１．第２枝路段ｆ３＋、　　（
３’）が水平移動に移行する。

なお、ローラ（ｓ２ｒ）が作動レール（７）対応位置に
配置された状態でエスカレータが運転されると入力歯車
（ｓ２ｆ）と歯車（８ｂ）の両者の保合が外れるが。

これら両者の保合解除とともに阻止装置（３３ｇ）かば
ね（３ｓｈ）によシ突出し入力歯車（３３ｆ）　　に係
合するので入力歯車（３３ｒ）の回動が阻止されるので
入力体（３２ｅ）が突出位置に保持されて入力体（３２
ｅ）の異常変位が阻止される。また、車椅子を乗せた第
２枝路段（３つが往路（２ａ）の他方の端部に達すると
、エスカレータが一旦停止しこの端部に設けられて作動
装置（８）と同様に構成された作動装置（８′）によっ
て変位装置（至）が駆動され、車椅子を積載したときの
逆順序で可動機構国が第４図に示す状態に復帰し第２枝
路段（３′）が搬送路（２）の反転部（２ｂ）から帰路
（２ｃ）へ循環運転される。

このように不具合なく車椅子の使用者を搬送することが
でき、また嵐椅子等草類の積載のため奥行きの深い踏段
を設けないので、主枠（１）が大形化することがなく容
易に据付けることができる。

以上説明したとおりこの発明は、傾斜して配置された主
枠の循環路に多数が連結されて循環運転される踏段の少
なくとも１個を、変位機構が設けられて常時は通常踏面
を形成し車椅子搬送時は変位機構を介して動作し車椅子
用踏面を形成可能に構成された特定の踏段とするととも
に、変位機構及び特定の踏段の可動機構のいずれかに係
合して異常動作全阻止し少なくとも上記車椅子用踏面形
成可能状態からの異常動作を阻止する阻止装置を設けた
ものである。これによって車椅子用踏面が形成されこの
スペースにより不具合なく車椅子の使用者等の軍票を運
搬することができ、また車類用の外形寸法の特別な踏段
を設けないので踏段の反転半径の増大を伴うことなく主
枠を大形化せず設置場所の制約が少なく容易に据付けで
きるエスカレータ装置を実現するものである。また阻止
装置によシ特定の踏段の可動機構の異常動作が阻止され
るだめ運転時の安全性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるエスカレータ装置の一実施例を
概念的に示す縦断側面図、第２図は第１図の■部拡大図
、第３図は第２図の要部平面図。 第４図は第２図のＩＶ−ＩＶＶ線断面図第５図は第２図
のＶ−Ｖ線断面図、第６図は第４図のＶｌ　−Ｖｌ線断
面図、第７図は第４図の変位機構１作動装置等の動作を
説明した図、第８図は第２図の第２枝路段が往路を移動
して傾斜移動時における踏板の上昇状態を説明した図、
第９図は第８図のＩＸ　−ＩＸ線断面図である。 ＋１．１・・・主枠、（２）・・・循環路、（３１・・
・第１枝路段、　　（３’）・・・第２枝路段、Ｇ２・
・・可動機構、（ハ）・・・変位機構。 （３３ｇ）・・・阻止装置。 なお９図中同一部分は同一符号により示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 傾斜して配置された主枠の循環路に多数が連結されて循
   環運転される踏段、これら踏段の少なくとも１個からな
   り変位機構が設けられて常時は通常踏面を形成し車椅子
   搬送時は上記変位機構を介して動作し車椅子用踏面を形
   成可能に構成された特定の踏段と、この特定の踏段に設
   けられて上記変位機構及び上記特定の踏段の可動機構の
   いずれかに係合して異常動作を阻止し少なくとも上記車
   椅子用踏面形成可能状態からの異常動作を阻止する阻止
   装置とを備えたエスカレータ装置。