JPS62268483A - クロゼットドア用の蝶番 - Google Patents
クロゼットドア用の蝶番Info
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- JPS62268483A JPS62268483A JP11151086A JP11151086A JPS62268483A JP S62268483 A JPS62268483 A JP S62268483A JP 11151086 A JP11151086 A JP 11151086A JP 11151086 A JP11151086 A JP 11151086A JP S62268483 A JPS62268483 A JP S62268483A
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- hinge
- spring
- mounting piece
- hinge mounting
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Landscapes
- Hinge Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、扉を閉めた状態に保持するだけでなく、設
定された開き角度屋上に開かれるのを確実に防止するこ
とができる蝶番に関する。
定された開き角度屋上に開かれるのを確実に防止するこ
とができる蝶番に関する。
従来の技術
従来のこの種蝶番としては、例えば、実公昭48−30
524号公報に開示されたものが知られている。この蝶
番は、2枚の取付片の一側に形成された巻付部を1本の
軸によって枢着し、一方の取付片の両端部を巻回して形
成した筒状部内にボールを収容して該ボールをスプリン
グで軸方向に圧迫し、スプリングの根部を筒状部内に螺
合した係止体で受は止め、他方の取付片の巻付部におけ
るボールの接触する位置の適所に圧入を穿設したことを
特徴とするものである。
524号公報に開示されたものが知られている。この蝶
番は、2枚の取付片の一側に形成された巻付部を1本の
軸によって枢着し、一方の取付片の両端部を巻回して形
成した筒状部内にボールを収容して該ボールをスプリン
グで軸方向に圧迫し、スプリングの根部を筒状部内に螺
合した係止体で受は止め、他方の取付片の巻付部におけ
るボールの接触する位置の適所に圧入を穿設したことを
特徴とするものである。
発明が解決しようとする問題点
従来のように、一方の取付片の両端部にそれぞれ筒状部
を形成し、この筒状部内に収納されたボールをスプリン
グによって軸方向に圧迫し、他方の取付片の巻付部に穿
設した圧入に嵌入させて2個の取付片の間の揺動を一時
停止する場合には、筒状部が形成される取付片の加工に
手数と費用がかかるだけでなく、他方の取付片の両端巻
付部に形成する圧式の間隔を前記ボールの間隔と一致さ
せなければならないから、圧式の加工に対して高い寸法
精度が要求される。
を形成し、この筒状部内に収納されたボールをスプリン
グによって軸方向に圧迫し、他方の取付片の巻付部に穿
設した圧入に嵌入させて2個の取付片の間の揺動を一時
停止する場合には、筒状部が形成される取付片の加工に
手数と費用がかかるだけでなく、他方の取付片の両端巻
付部に形成する圧式の間隔を前記ボールの間隔と一致さ
せなければならないから、圧式の加工に対して高い寸法
精度が要求される。
また、一方の取付片の各筒状部には、係止片と螺合する
ねじを刻設しなければならないが、このねじの刻設は、
巻回により形成された筒状部の真円度が必ずしも十分で
ないため、加工に対して熟練者を必要とする。その上、
ボールと圧入との係止を確実にするため、圧入が巻付部
を貫通して設けられた場合には、巻付部に枢着された軸
の圧式の下に位置する場所に窪溝を形成しなければなら
ないから、軸の太さが制約されるだけでなく、加工に余
分の手数と費用とを要する。
ねじを刻設しなければならないが、このねじの刻設は、
巻回により形成された筒状部の真円度が必ずしも十分で
ないため、加工に対して熟練者を必要とする。その上、
ボールと圧入との係止を確実にするため、圧入が巻付部
を貫通して設けられた場合には、巻付部に枢着された軸
の圧式の下に位置する場所に窪溝を形成しなければなら
ないから、軸の太さが制約されるだけでなく、加工に余
分の手数と費用とを要する。
問題点を解決するための手段
この発明は前記問題点を解決すべくなされたもので、長
さ方向の両側に側端枢着部を有する一方の蝶番取付片と
、長さ方向の中央部に中央枢着部を有する他方の蝶番取
付片とを枢支軸によって連結した蝶番において、前記中
央枢着部の中間にこれを二分する切断部を設け、この切
断部に設定された2個所以上の位置で基準カム面から突
出する係止突部を備えたカム部材を前記他方の蝶番取付
片に対して回転しないよう枢支軸に装着し、カム部材と
対向して前記一方の蝶番取付片上にその長さ方向と直角
をなす方向にばね収納部材を設け、このばね収納部材内
にばねを収納するとともにばね先端部とカム部材との間
にばねによってカム部材に押圧されるボールを装着する
ように構成したものである。
さ方向の両側に側端枢着部を有する一方の蝶番取付片と
、長さ方向の中央部に中央枢着部を有する他方の蝶番取
付片とを枢支軸によって連結した蝶番において、前記中
央枢着部の中間にこれを二分する切断部を設け、この切
断部に設定された2個所以上の位置で基準カム面から突
出する係止突部を備えたカム部材を前記他方の蝶番取付
片に対して回転しないよう枢支軸に装着し、カム部材と
対向して前記一方の蝶番取付片上にその長さ方向と直角
をなす方向にばね収納部材を設け、このばね収納部材内
にばねを収納するとともにばね先端部とカム部材との間
にばねによってカム部材に押圧されるボールを装着する
ように構成したものである。
作 用
この発明は上記構成であるから、基準カム面から突出す
る係止突部の一方を、2個の蝶番取付片が180度の角
度をなす位置でボールを係止するように形成させると、
ボールをばねの付勢力に抗して押圧しなければ係止突部
によるボールの係止作用を解除することができないから
、扉は閉じた状態に確実に保持される。また、他の係止
突部を2個の蝶番取付片が設定された角度でボールを係
止するように形成させると、前記と同じ理由で、扉は設
定された角度以上に開かれるのを確実に防止される。そ
の上、蝶番取付片と別個に形成されたばね収納部材は、
他方の蝶番取付片に装着されるカム部材に対してボール
の位置合せを著しく容易にする。
る係止突部の一方を、2個の蝶番取付片が180度の角
度をなす位置でボールを係止するように形成させると、
ボールをばねの付勢力に抗して押圧しなければ係止突部
によるボールの係止作用を解除することができないから
、扉は閉じた状態に確実に保持される。また、他の係止
突部を2個の蝶番取付片が設定された角度でボールを係
止するように形成させると、前記と同じ理由で、扉は設
定された角度以上に開かれるのを確実に防止される。そ
の上、蝶番取付片と別個に形成されたばね収納部材は、
他方の蝶番取付片に装着されるカム部材に対してボール
の位置合せを著しく容易にする。
実施例
第1図ないし第5図において、一方の蝶番取付片1は、
その長さ方向の両側に巻回によって側端枢着部2.2が
形成されている。これに対し、他方の蝶番取付片3には
、前記一方の蝶番取付片1を180度の角度をなす位置
で停止するストッパー3a、3aが、長さ方向の両端部
に上方への折り曲げによって形成されており、長さ方向
の中間部には、前記側端枢着部2.2の間に嵌合する中
央枢着部4が巻回により形成されている。中央枢着部4
は、中間部にこれを二分する形で切断部5が設けられて
いる。各枢着部2.4は、立上り折れ曲げ部の基部に裏
面側からプレスにより押し出された三角形状の補強リブ
6.7が形成されている。
その長さ方向の両側に巻回によって側端枢着部2.2が
形成されている。これに対し、他方の蝶番取付片3には
、前記一方の蝶番取付片1を180度の角度をなす位置
で停止するストッパー3a、3aが、長さ方向の両端部
に上方への折り曲げによって形成されており、長さ方向
の中間部には、前記側端枢着部2.2の間に嵌合する中
央枢着部4が巻回により形成されている。中央枢着部4
は、中間部にこれを二分する形で切断部5が設けられて
いる。各枢着部2.4は、立上り折れ曲げ部の基部に裏
面側からプレスにより押し出された三角形状の補強リブ
6.7が形成されている。
8は中央枢着部4の切断部5に挿入されたカム部材で、
該カム部材8は、第8図に示すような形状をしており、
点線で示す基準カム面8Aから突出する2個の係止突部
8a、8bを備えている。
該カム部材8は、第8図に示すような形状をしており、
点線で示す基準カム面8Aから突出する2個の係止突部
8a、8bを備えている。
係止突部8aの下側は、これに係止される後述のボール
20と同じ半径の円弧カム面になっており、上側のカム
面は、下側の円弧カム面より緩やかな曲線によって形成
され、係止突部8a、8bの間は、カム部材8の中心O
を中心とした円弧で連結されている。カム部材8は、中
心部に側端枢着部2.2と中央枢着部4の中空穴9.1
0に挿入される枢支軸11用の挿通軸穴12が設けられ
、係止突部8bの下側に中央枢着部4の切断部5に嵌合
する切欠部8cが形成されている。
20と同じ半径の円弧カム面になっており、上側のカム
面は、下側の円弧カム面より緩やかな曲線によって形成
され、係止突部8a、8bの間は、カム部材8の中心O
を中心とした円弧で連結されている。カム部材8は、中
心部に側端枢着部2.2と中央枢着部4の中空穴9.1
0に挿入される枢支軸11用の挿通軸穴12が設けられ
、係止突部8bの下側に中央枢着部4の切断部5に嵌合
する切欠部8cが形成されている。
この実施例では、係止突部8aは、2個の蝶番取付片1
.3が180度の角度をなす位置でボール20を係止す
るよう突出され、係止突部8bは、2個の蝶番取付片1
.3が30度の角度をなす位置(第3図参照)でボール
20を係止するように突出されているが、これらの突出
位置は、蝶番の用途に合せて種々変更することができる
。第9図は、第8図に示すカム部材8の中心0から各中
心角に対応するカム曲面までの距!(カムの半径)rを
、中心角を横軸にしてプロットしたカム線図である。
.3が180度の角度をなす位置でボール20を係止す
るよう突出され、係止突部8bは、2個の蝶番取付片1
.3が30度の角度をなす位置(第3図参照)でボール
20を係止するように突出されているが、これらの突出
位置は、蝶番の用途に合せて種々変更することができる
。第9図は、第8図に示すカム部材8の中心0から各中
心角に対応するカム曲面までの距!(カムの半径)rを
、中心角を横軸にしてプロットしたカム線図である。
一方の蝶番取付片1の上面には、カム部材8と対向して
第6図に示すようなばね収納部材13がスポット溶接そ
の他の手段により固着されている。
第6図に示すようなばね収納部材13がスポット溶接そ
の他の手段により固着されている。
ばね収納部材13は、上端部が半円形の逆U字形の突条
をしており、下端部の両側には、外側への折り曲げフラ
ンジ部13a、13’aが形成されている。14は各フ
ランジ部13a、13aに形成された下向きのプレス突
起で、ばね収納部材13の固着は、このプレス突起14
.14を一方の蝶番取付片1の対応する位置に設けた穴
15.15に挿入して位置決めした後、スポット溶接S
、Sにより行なわれる。ばね収納部材13は、カム部材
8と対向する側の上面に切欠き16が形成され、この切
欠き16の両側の肉厚部13b、13bは、蝶番取付片
1.3を枢支軸11によって結合する前にボール20が
突条内先端部から飛び出さないようにするため、若干内
側に折り曲げられている。
をしており、下端部の両側には、外側への折り曲げフラ
ンジ部13a、13’aが形成されている。14は各フ
ランジ部13a、13aに形成された下向きのプレス突
起で、ばね収納部材13の固着は、このプレス突起14
.14を一方の蝶番取付片1の対応する位置に設けた穴
15.15に挿入して位置決めした後、スポット溶接S
、Sにより行なわれる。ばね収納部材13は、カム部材
8と対向する側の上面に切欠き16が形成され、この切
欠き16の両側の肉厚部13b、13bは、蝶番取付片
1.3を枢支軸11によって結合する前にボール20が
突条内先端部から飛び出さないようにするため、若干内
側に折り曲げられている。
さらに、逆U字形の突条部は、カム部材8から離れた後
端部に、ばね収納部材13の長さ方向と直角をなす方向
に一定幅の切欠き17が設けられ、この切欠き17の部
分には、前記突条と同じ断面形状を有し、下端面に突部
18aを備えた板状ナツト18が、突部18aと対応す
る一方の蝶番取付片1に設けられた同形状の開口19に
突部18aを嵌合して装着されている。
端部に、ばね収納部材13の長さ方向と直角をなす方向
に一定幅の切欠き17が設けられ、この切欠き17の部
分には、前記突条と同じ断面形状を有し、下端面に突部
18aを備えた板状ナツト18が、突部18aと対応す
る一方の蝶番取付片1に設けられた同形状の開口19に
突部18aを嵌合して装着されている。
ばね収納部材13の突条内には、カム部材8と対向する
先端側から順にボール20、ばね21、および調整ねじ
22が収納されている。調整ねじ22は、板状ナット1
8に刻設されためねじ18bと螺合され、回転によって
進退されるときにばね21の圧縮度合を変化し、カム部
材8とボール20との間の押圧力を調整する。
先端側から順にボール20、ばね21、および調整ねじ
22が収納されている。調整ねじ22は、板状ナット1
8に刻設されためねじ18bと螺合され、回転によって
進退されるときにばね21の圧縮度合を変化し、カム部
材8とボール20との間の押圧力を調整する。
ばね収納部材13が固着されている一方の蝶番取付片1
には、フランジ部13a、13aの外側にそれぞれ複数
個の取付穴23が設けられており、他方の蝶番取付片3
には、取付穴23と対称をなす位置に取付穴24が設け
られている。
には、フランジ部13a、13aの外側にそれぞれ複数
個の取付穴23が設けられており、他方の蝶番取付片3
には、取付穴23と対称をなす位置に取付穴24が設け
られている。
この実施例のものは以上のように構成されているので、
第10図、第11図に示すようなりロゼツトドアの内面
の上下に取付けると、ドアを閉めた場合(第11図のI
)、蝶番は第3図の実線で示すようになり、ばね21に
押圧されたボール20は、カム部材8の一方の係止突部
8aに係止されるから(第8図)、ドアは閉めた状態に
確実に保持される。ドアを開ける方向に力を加えると、
係止突部8aによって係止されていたボール20は、カ
ム部材8の円弧カム面によりばね21の付勢力に抗して
ばね収納部材13の後方に移動されるから、係止突部8
aを乗り越えたボール20は、次の係止突部8bによっ
て係止される位置(第3図二点鎖線、第8図参照)まで
ドアの開きを許す。
第10図、第11図に示すようなりロゼツトドアの内面
の上下に取付けると、ドアを閉めた場合(第11図のI
)、蝶番は第3図の実線で示すようになり、ばね21に
押圧されたボール20は、カム部材8の一方の係止突部
8aに係止されるから(第8図)、ドアは閉めた状態に
確実に保持される。ドアを開ける方向に力を加えると、
係止突部8aによって係止されていたボール20は、カ
ム部材8の円弧カム面によりばね21の付勢力に抗して
ばね収納部材13の後方に移動されるから、係止突部8
aを乗り越えたボール20は、次の係止突部8bによっ
て係止される位置(第3図二点鎖線、第8図参照)まで
ドアの開きを許す。
この場合、クロゼットドアは、第11図の■に示すよう
に30度の角度をなして係止され、上し−ルRに吊り下
げられた上吊り車W、Wの間隔lを適当な値に保つから
、ドアが二点鎖線の■で示すように折りたたまれた場合
に比べて、矢印PまたはP′方向への移動を安定した状
態で行なうことができる。また、開かれた状態にあるド
ア■を矢印QまたはQ゛方向引張ると、両方の係止突部
8a、8b間は円弧によって連結され、一方の係止突部
8aの上側カム面は下側カム面より緩やかに形成されて
いるから、開かれていたドア■は、容易にドアIのよう
に閉じられる。
に30度の角度をなして係止され、上し−ルRに吊り下
げられた上吊り車W、Wの間隔lを適当な値に保つから
、ドアが二点鎖線の■で示すように折りたたまれた場合
に比べて、矢印PまたはP′方向への移動を安定した状
態で行なうことができる。また、開かれた状態にあるド
ア■を矢印QまたはQ゛方向引張ると、両方の係止突部
8a、8b間は円弧によって連結され、一方の係止突部
8aの上側カム面は下側カム面より緩やかに形成されて
いるから、開かれていたドア■は、容易にドアIのよう
に閉じられる。
しかもこの蝶番では、ばね収納部材13は、蝶番取付片
1と別個に形成され、蝶番取付片の両端部に筒状部を形
成する必要がないから、手数と費用をかけずにばね収納
部材13内に収納されたボール20を、他方の蝶番取付
片3に装着されたカム部材8に対して容易に位置合せす
ることができる。また、カム部材8を取替えるだけで、
ドアの係止される位置を自由に変更することができる。
1と別個に形成され、蝶番取付片の両端部に筒状部を形
成する必要がないから、手数と費用をかけずにばね収納
部材13内に収納されたボール20を、他方の蝶番取付
片3に装着されたカム部材8に対して容易に位置合せす
ることができる。また、カム部材8を取替えるだけで、
ドアの係止される位置を自由に変更することができる。
その上、調整ねじ22と螺合するめねじ18bの刻設は
、中空巻付部の内面でなく板状ナフト18に設ければよ
いから、めねじ18bの刻設には熟練者を必要としない
。
、中空巻付部の内面でなく板状ナフト18に設ければよ
いから、めねじ18bの刻設には熟練者を必要としない
。
第12図は蝶番に用いられるカム部材の他の実施例を示
すもので、前記実施例において円弧であった両係止突部
8a、8b間のカム曲面を、ドアを閉じた状態に保持す
る係止突部8aからドアを設定された開き角度に係止す
る係止突部8bの方向に、カムの半径rが少しずつ小さ
くなる曲線によって形成した場合である。
すもので、前記実施例において円弧であった両係止突部
8a、8b間のカム曲面を、ドアを閉じた状態に保持す
る係止突部8aからドアを設定された開き角度に係止す
る係止突部8bの方向に、カムの半径rが少しずつ小さ
くなる曲線によって形成した場合である。
カム曲面をこのように形成した場合、前記実施例効果に
加えて両係止突部8a、8b間のドアの開きをより円滑
に行なうことができる。
加えて両係止突部8a、8b間のドアの開きをより円滑
に行なうことができる。
前記各実施例では、カム部材に2個の係止突部を設ける
場合について説明したが、係止突部は2個以上設けても
よい。また、この構成の蝶番は、クロゼットドアだけで
なくその他の各種ドアにも用いることができる。
場合について説明したが、係止突部は2個以上設けても
よい。また、この構成の蝶番は、クロゼットドアだけで
なくその他の各種ドアにも用いることができる。
発明の効果
この発明は、2個の蝶番取付片の1つに形成された中央
枢着部の中間に一定幅の切断部を設け、この切断部に設
定された2個以上の位置で基準カム面から突出する係止
突部を有するカム部材を蝶番取付片に対して回転しない
ように装着し、カム部材と対向して別の蝶番取付片上に
その長さ方向と直角にばね収納部材を設け、このばね収
納部材内に収納されたばねによりボールをカム部材に押
圧させるようにしたものであるから、カム部材とこれに
押圧されるボールの位置合せが簡単な蝶番によって、扉
を閉めた状態に保持するだけでなく、設定された開き角
度以上に開かれるのを確実に防止することができる。
枢着部の中間に一定幅の切断部を設け、この切断部に設
定された2個以上の位置で基準カム面から突出する係止
突部を有するカム部材を蝶番取付片に対して回転しない
ように装着し、カム部材と対向して別の蝶番取付片上に
その長さ方向と直角にばね収納部材を設け、このばね収
納部材内に収納されたばねによりボールをカム部材に押
圧させるようにしたものであるから、カム部材とこれに
押圧されるボールの位置合せが簡単な蝶番によって、扉
を閉めた状態に保持するだけでなく、設定された開き角
度以上に開かれるのを確実に防止することができる。
また、カム部材を取替えるだけの簡単な手数により、扉
の設定された開き角度を自由に変更することができる。
の設定された開き角度を自由に変更することができる。
第1図はこの発明の一実施例の斜視図、第2図は平面図
、第3図は正面図、第4図(a)は1つの蝶番取付片の
平面図、第4図(b)は同正面図、第5図(a)は別の
蝶番取付片の平面図、第5図(b)は同正面図、第6図
はばね収納部材で、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は同左側面図、(d)は同右側面図、第7図は板
状ナットの正面図、第8図はカム部材の拡大正面図、第
9図は同カム曲線の展開図、第10図はクロゼットドア
の正面図、第11図は同ドアの開閉状態を示す作動説明
図、第12図はカム部材の他の実施例を示す拡大正面図
、第13図は同カム曲線の展開図である。 1・・・一方の蝶番取付片、2・・・側端枢着部、3・
・・他方の蝶番取付片、4・・・中央枢着部、5・・・
切断部、8・・・カム部材、8A・・・基準カム面、8
a、8b・・・係止突部、11・・・枢支軸、13・・
・ばね収納部材、17・・・切欠き、18・・・板状ナ
ツト、20・・・ボール、21・・・ばね、−22・・
・調整ねし第1図 第2図 第3図 第4図 第5図第6図 (c) (b) (d)第7図 第9図 内/I媚− 第10vA 第12図 第13図
、第3図は正面図、第4図(a)は1つの蝶番取付片の
平面図、第4図(b)は同正面図、第5図(a)は別の
蝶番取付片の平面図、第5図(b)は同正面図、第6図
はばね収納部材で、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は同左側面図、(d)は同右側面図、第7図は板
状ナットの正面図、第8図はカム部材の拡大正面図、第
9図は同カム曲線の展開図、第10図はクロゼットドア
の正面図、第11図は同ドアの開閉状態を示す作動説明
図、第12図はカム部材の他の実施例を示す拡大正面図
、第13図は同カム曲線の展開図である。 1・・・一方の蝶番取付片、2・・・側端枢着部、3・
・・他方の蝶番取付片、4・・・中央枢着部、5・・・
切断部、8・・・カム部材、8A・・・基準カム面、8
a、8b・・・係止突部、11・・・枢支軸、13・・
・ばね収納部材、17・・・切欠き、18・・・板状ナ
ツト、20・・・ボール、21・・・ばね、−22・・
・調整ねし第1図 第2図 第3図 第4図 第5図第6図 (c) (b) (d)第7図 第9図 内/I媚− 第10vA 第12図 第13図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、長さ方向の両側に側端枢着部を有する一方の蝶番取
付片と、長さ方向の中央部に中央枢着部を有する他方の
蝶番取付片とを枢支軸によって連結した蝶番において、
前記中央枢着部の中間にこれを二分する切断部を設け、
この切断部に設定された2個所以上の位置で基準カム面
から突出する係止突部を備えたカム部材を前記他方の蝶
番取付片に対して回転しないよう枢支軸に装着し、カム
部材と対向して前記一方の蝶番取付片上にその長さ方向
と直角をなす方向にばね収納部材を設け、このばね収納
部材内にばねを収納するとともにばね先端部とカム部材
との間にばねによってカム部材に押圧されるボールを装
着したことを特徴とする蝶番。 2、カム部材の係止突部は、2個の蝶番取付片が180
度の直角をなす位置と、30度の角度をなす位置とでボ
ールを係止するように形成された特許請求の範囲第1項
記載の蝶番。 3、ばね収納部材は、後端部にその長さ方向と直角な方
向に切欠きが設けられ、この切欠き部に下側の蝶番取付
片に保持される板状ナットが挿入されるとともに、この
板状ナットに螺合する調整ねじの進退によりボールを押
圧するばねの弾性力を調節する特許請求の範囲第1項ま
たは第2項記載の蝶番。 4、係止突部は2個で、これらの係止突部の間の基準カ
ム面は、枢支軸の中心線に対して円弧である特許請求の
範囲第1項から第3項までのいずれか1つに記載の蝶番
。 5、係止突部は2個で、これらの係止突部の間の基準カ
ム面は、2個の蝶番取付片のなす角度が小さくなる方向
に枢支軸の中心線からの距離が少しずつ小さくなる曲線
によって形成されている特許請求の範囲第1項から第3
項までのいずれか1つに記載の蝶番。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61111510A JPH063089B2 (ja) | 1986-05-14 | 1986-05-14 | クロゼットドア用の蝶番 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61111510A JPH063089B2 (ja) | 1986-05-14 | 1986-05-14 | クロゼットドア用の蝶番 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62268483A true JPS62268483A (ja) | 1987-11-21 |
JPH063089B2 JPH063089B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=14563134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61111510A Expired - Lifetime JPH063089B2 (ja) | 1986-05-14 | 1986-05-14 | クロゼットドア用の蝶番 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063089B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006529009A (ja) * | 2003-05-10 | 2006-12-28 | エドゥシャ カブリオ−ダッハシステメ ゲーエムベーハー | ドアー構成部分に再現可能にヒンジを位置決めするための取り付け補助具および方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110035906A1 (en) * | 2008-12-05 | 2011-02-17 | Tims Co., Ltd. | Vehicle door hinge device |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5635504U (ja) * | 1979-08-29 | 1981-04-06 | ||
JPS5732474U (ja) * | 1980-08-01 | 1982-02-20 |
-
1986
- 1986-05-14 JP JP61111510A patent/JPH063089B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5635504U (ja) * | 1979-08-29 | 1981-04-06 | ||
JPS5732474U (ja) * | 1980-08-01 | 1982-02-20 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006529009A (ja) * | 2003-05-10 | 2006-12-28 | エドゥシャ カブリオ−ダッハシステメ ゲーエムベーハー | ドアー構成部分に再現可能にヒンジを位置決めするための取り付け補助具および方法 |
JP4754489B2 (ja) * | 2003-05-10 | 2011-08-24 | エドゥシャ アーゲー | ドアー構成部分に再現可能にヒンジを位置決めするための取り付け補助具および方法 |
US8220125B2 (en) | 2003-05-10 | 2012-07-17 | Edscha Ag | Assembly aid and method for positioning a hinge in a reproducible manner |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH063089B2 (ja) | 1994-01-12 |
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