JPS62267171A - 印字装置の紙送り機構 - Google Patents

印字装置の紙送り機構

Info

Publication number
JPS62267171A
JPS62267171A JP11230886A JP11230886A JPS62267171A JP S62267171 A JPS62267171 A JP S62267171A JP 11230886 A JP11230886 A JP 11230886A JP 11230886 A JP11230886 A JP 11230886A JP S62267171 A JPS62267171 A JP S62267171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
feed roller
shaft
pail
printing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11230886A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takemoto
武 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11230886A priority Critical patent/JPS62267171A/ja
Publication of JPS62267171A publication Critical patent/JPS62267171A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/02Rollers
    • B41J13/03Rollers driven, e.g. feed rollers separate from platen

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は印字装置の紙送り機構に関し、特に操作性の向
上と、小型、軽量化を図った印字装置の紙送り機構に関
する。
(従来の技術) 一般に、印字装置においては、プラテンに記録紙をセッ
トするのに、プラテンに沿って記録紙を案内するガイド
部材と、プラテンの回転に従って記録紙をプラテンに沿
って送給する紙送り機構と、が配設されている。
例えば、第10図+a)、山)に示すように、プラテン
101の周方向にはプラテン101に沿ってガイド部材
102が配設されており、ガイド部材102はプラテン
101部分に送られてきた記録紙をプラテン101に沿
って案内する。このガイド部材102に形成されたスリ
ットを通してガイド部材102後方よりフィードローラ
103がプラテン101に当接しており、フィードロー
ラ103は付勢部材104に回転自在に支持されている
。付勢部材104は弾性を有する板材(例えば、板ばね
等)で形成され、その基端部が印字装置のフレーム10
5に固定され、その自由端部がフィードローラ103を
支持している。
フレーム105と、付勢部材104との間には切換部材
106が配設されており、切換部材106はかまぼこ型
をしている。切換部材106は支持軸107に固定され
、支持軸107の回転に伴って回転する。切換部材10
6はその周面が常にフレーム105に当接しており、第
10図+alに示すように、切換部材106の平面部が
付勢部材104に面しているときには、フィードローラ
103は付勢部材104の付勢力を受けてプラテン10
1に当接するが、切換部材106が回転されると、付勢
部材104は切換部材106の回転に伴ってプラテン1
01から引き離される。その後、第1θ図(blに示す
ように、切換部材106の周面が付勢部材104とフレ
ーム105に当接すると、切換部材106は完全にプラ
テン101から引き離される。なお、上記フィードロー
ラlO3、付勢部材104、切換部材106および支持
軸107は紙送り機構108を構成する。
しかしながら、このような従来の印字装置の紙送り機構
にあっては、フィードローラをプラテンから引き離す場
合、切換部材により付勢部材をその付勢力に抗してプラ
テンから引き離さなければならず、切換部材に大きな力
を付与しなければならない。その結果、オペレータがフ
ィードローラをプラテンから引き離す場合、切換部材を
操作するのに大きな力を必要とし、操作性が悪いという
問題点があった。また、切換部材や切換部材を支持する
部材、さらには切換部材を動かす部材が大型化し、また
重量が重くなるという問題点があった。
(発明の目的) そこで、本発明は、切□換部材が付勢部材を弛緩した状
態にすることにより、フィードローラをプラテンから引
き離し、切換部材が付勢部材を緊張した状態にすること
により、付勢部材がフィードローラをプラテンに押し付
けるようにすることにより小さな力でフィードローラを
プラテンから引き離せるようにして、紙送り機構、ひい
ては印字装置の操作性を向上させるとともに、小型、軽
量化することを目的としている。
(発明の構成) 本発明は、上記目的を達成するため、記録紙をプラテン
に押圧しつつ送給するフィードローラと、フィードロー
ラをプラテン方向に付勢する付勢部材と、フィードロー
ラのプラテンへの当接およびプラテンからの引き離しを
行う切換部材と、を備えた印字装置の紙送り機構におい
て、前記切換部材が前記付勢部材を弛緩した状態とする
ことにより、フィードローラからプラテンを引き離し、
切換部材が付勢部材を緊張した状態にすることにより、
付勢部材がフィードローラをプラテンに押し付けること
を特徴とするものである。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第8図は本発明の第1実施例を示す図であり、
本実施例はインクジェット方式の印字装置に適用したも
のである。
第1図において、1はインクジェット方式の印字装置で
あり、印字装置1は、底板2と、底板2に固定された一
対のサイドフレーム3a、3bと、サイドフレーム3a
、3bにカシメられたフレーム4と、によりその機構の
枠組が形成されている。
サイドフレーム3a、3bはプラテン5を回転自在に支
持している。すなわち、サイドフレーム3a、3bには
、第2.3図に示すように、その上端から下方に向って
溝6が形成されており、該溝6内にプラテン軸7が挿入
されている。
このプラテン5の下方部には、第2.4.5図に示すよ
うに、ガイド部材8が配設されており、ガイド部材8は
固定ガイド部材9と可動ガイド部材IOとを有している
。固定ガイド部材9は弧状に折り曲げられた板材で形成
されており、プラテン5の印字装置1後方側(第2図に
おいては右側、第4.5図においては上側)よりプラテ
ン5の真下付近まで、所定間隔有してプラテン5の周上
を覆うように配設されている。可動ガイド部材10は弧
状に折り曲げられた板材で形成されており、プラテン軸
7に回動自在に支持されたアーム11に取り付けられて
いる。可動ガイド部材1oは固定ガイド部材9よりも外
方からプラテン5を覆い、プラテン5の同上に添って印
字袋N1の前後方向に移動する。アーム11には第2.
5〜7図に示すレバー12に取り付けられたピン13a
、13bが係合シテいる。
レバー12はピン14によりサイドフレーム3aに回動
自在に取り付けられており、レバー12がピン14を支
点として回動すると、アーム11がピン13a、13b
に付勢されてプラテン軸7を中心として回動する。アー
ム11の回動により可動ガイド部材1oがプラテン5の
周上を印字袋M1の前後方向に移動する。
レバー12はその基端部がサイドフレーム3aの外壁面
にピン14により回動自在に取り付けられ、途中、サイ
ドフレーム3aに形成されたスリット15(第2図参照
)を通してサイドフレーム3a内側に配回されている。
レバー12の基端部近傍にはピン16が係合しており、
ピン16にはソレノイド17のロッド17aが係合して
いる。ソレノイド17はサイドフレーム3aの外壁面に
取り付けられており、ロッド17aが外方に突出した位
置とソレノイド17内方に移動した位置の2位置におい
て安定状態を有したいわゆる双安定型ソレノイドである
。したがって、ロッド17aが外方に突出されると、レ
バー12は、第2図中反時計方向に回動し、ロッド17
aが内方に移動すると、時計方向に回動する。なお、以
下において回転あるいは回動方向をいうときは、第2図
あるいは第3図を基準としてその方向をいうものとする
。マタ、レバー12に設けられたピン13aとピン13
bとはアーム11を挟んでアーム11を回動させるが、
アーム11との間には、後述する理由により、多少の遊
びが設けである。
前記固定ガイド部材9および可動ガイド部材1゜には、
第4.5図に示すように、それぞれ印字装置1前方側端
部より後方側に向って複数のスリンH8およびスリッ目
9が形成されており、固定ガイド部材9および可動ガイ
ド部材10の下方より該スリット18およびスリット1
9を通してフィードローラ20およびフィードローラ2
1がプラテン5に当接している。フィードローラ2oは
シャフト22に回動自在に支持されており、フィードロ
ーラ21はシャフト23に回転自在に支持されている。
シャフト22およびシャフト23は共に、支持板24に
より支持されており、支持板24は、第3図に示すよう
に、2本の腕部24a、24bと2本の脚部24c、2
4dを有している。腕部24a、24bは印字装置1の
前後方向に離れて延在し、腕部24aはシャフト22を
、腕部24bはシャフト23を支持している。脚部24
Cと脚部24dとの間にはスリット24eが形成されて
おり、スリット24e内には板シャフト(切換部材)2
5が挿入されている。板シャフト25はプラテン5の下
方にプラテン5に沿って配置されており、板シャフト2
5には、第6.7図に示すように、切込み25aが形成
されている。該切込み25a内に支持板24のスリン)
24a部分が挿入されており、支持板24と板シャフト
25とはそのスリット24eと切込み25aとが噛み合
うように連結されている。また、支持板24のスリット
24111はその印字装置1前後方向の長さが板シャフ
ト25の切込み25aの下端から板シャフト25の下端
までの長さよりも長く、かつ、板シャフト25の上端か
ら下端までの長さよりも短かく形成されており、板シャ
フト25は支持板24と噛合しつつ横転・直立可能であ
る。板シャフト25はその下端が板ばね(付勢部材)2
6によりプラテン5方向に押圧されており、板ばね26
は支持板24をプラテン5方向に押圧する。したがって
、フィードローラ20.21は支持板24および板シャ
フト25を介して板ばね26によりプラテン5へ押圧さ
れている。板ばね26はフレーム4にねじ27により取
り付けられている。
この板シャフト25のサイドフレーム3a側端部はサイ
ドフレーム3a外に突出し、この突出端部にはギヤ28
が固定されている。ギヤ28は操作カム2′9の外周に
形成された歯と歯合しており、操作カム29はプラテン
軸7に回転可能に支持されている。
プラテン軸7から操作カム29の歯までの長さ、すなわ
ち、操作カム29の回転中心から歯までの長さは第3図
に示すように、全周において等しい長さではなく、操作
カム29を反時計方向に回転したとき、回転中心からギ
ヤ28までの距離が徐々に長くなる関係にある。操作カ
ム29は、第6.7図に示すように、操作ノブ30に連
結されており、操作ノブ30はプラテンノブ31の軸部
に対して回転自在に支持されている。プラテンノブ31
はプラテン軸7のサイドフレーム3a側突出端部に固定
されており、プラテンノブ31を回転することによりプ
ラテン5を回転することができる。従って、操作ノブ3
0を反時計方向に回転すると、ギヤ28は下方に押し下
げられつつ時計方向に回転し、このギヤ28の動作に伴
って板シャフト25は板ばね26を押し下げつつ横転す
る。
第1図〜第3図において、印字装置1のプラテン5手前
側にはプラテン5に平行にガイドシャフト41とガイド
レール42が配設されている。ガイドシャフト41は太
い円柱状のシャフトであり、サイドフレーム3aおよび
サイドフレーム3bによりその両端が支持されている。
ガイドレール42は細い円柱状のシャフトであり、上方
に折り曲げられたフレーム4の先端に支持されている。
すなわち、フレーム4の印字装置1前方側端部は鉛直上
方に折り曲げられており、該折曲部4aの上端部には複
数の切込みが形成されることにより複数の突起4bが形
成されている。該突起4bは折曲部4aの両側端部およ
びそれらの間に複数個形成されており、突起4bの上端
部ガイドレール42が載置されている。ガイドレール4
2と折曲部4aとの間にはスプリング43が配設されて
おり、ガイドレール42はスプリング43により突起4
bに押圧されている。これらのガイドシャフト41およ
びガイドレール42はキャリッジ44を摺動自在に支持
しており、キャリッジ44はインク噴射ヘッド45等の
印字機構46を搭載している。すなわち、ガイドシャフ
ト41はキャリッジ44に取り付けられた軸受47を介
してキャリッジ44を摺動自在に支持し、ガイドレール
42はキャリッジ44に取り付けられガイドレール42
上端に摺接する支持板48を介してキャリッジ44を摺
動自在に支持している。゛キャリッジ44はスペースワ
イヤ49を介して図示しないスペースモータにより移動
され、ガイドシャフト41およびガイドレール42に案
内されてプラテン5に沿って移動しつつプラテン5にセ
ットされた記録紙に印字する。
プラテン5に平行にペイルシャフト51が配設されてお
り、ペイルシャフト51はその両端部がサイドフレーム
3aおよびサイドフレーム3bにより支持されている。
すなわち、サイドフレーム3aおよびサイドフレーム3
bにはそれぞれプラテン5よりも印字装置1前方側の上
端部にプラテン5方向に指向する溝52が形成されてお
り、溝52はプラテン5の斜め上方よりプラテン軸7よ
りも少し上方に向って指向するように形成されている。
溝52の上部内壁面には歯53が形成されており、溝5
2の下部内壁面は上部内壁面に平行で滑らかな案内面と
なっている。ペイルシャフト51の両端には歯車54が
固定されており、溝52内に挿入された歯車54は下部
案内面に案内されて歯53と歯合する。歯車54にはそ
れぞれサイドフレーム3a、3bの外方側に大径のスト
ッパ55が形成されており、ストッパ55がそれぞれサ
イドフレーム3a、サイドフレーム3bの外壁面に当接
して抜は止めされている。このストッパ55よりさらに
外方の突端部にはスプリング56の一端が係止されてお
り、スプリング56の他端はビン57に係止されている
。ピン57はサイドフレーム3aおよび3bの外壁面に
形成されており、スプリング56は歯車54を介してペ
イルシャツ)51の両側端部をプラテン5方向に付勢し
ている。
ペイルシャフト51にはペイルローラ58が回転自在に
取り付けられており、ペイルローラ58はプラテン5に
巻回された記録紙に当接して記録紙をプラテン5に密接
させる。
このペイルシャフト51にはサイドフレーム3aの内側
において前記レバー12の先端部がプラテン5方向から
当接しており、ペイルシャフト51は、レバー12が第
2図中反時計方向に回動すると、プラテン5から離隔す
る方向に移動される。また、この状態からレバー12が
時計方向に回動すると、ペイルシャフト51はスプリン
グ56に付勢されてプラテン5方向に移動し、ペイルロ
ーラ58がプラテン5に当接する。このとき、サイドフ
レーム3a側の歯車54はペイルシャフト51の移動に
より歯53と歯合しつつ溝52内で回転し、このサイド
フレーム3a側の歯車540回転に伴ってペイルシャフ
ト51も回転する。したがって、サイドフレーム3b側
の歯車54も回転し、サイドフレーム3bに形成された
溝52内を歯53と歯合しつつ移動する。その結果、ペ
イルシャフト51はプラテン5と平行の状態を維持した
ままプラテン5から離隔し、またプラテン5に接近する
。レバー12が反時計方向に最大に移動した位置からペ
イルローラ58がプラテン5に当接する位置まで時計方
向に回動しても、ピン13a、13bとアーム11との
間には遊びが設けられているため、了−ム11はピン1
3aにイ寸勢されず、レバー12がさらに時計方向に回
動したとき、アーム11はピン13aに付勢されて反時
計方向に回動する。
次に作用を説明する。
キャリッジ44はガイドシャツ目1およびガイドレール
42に支持されてプラテン5に沿って摺動し、インク噴
射ヘッド45よりプラテン5にセットされた記録紙にイ
ンクを噴射して印字する。
このガイドレール42は、フレーム4の折曲部4aに形
成された突起4b上に載置されているため、ガイドシャ
フト41のように太いシャフトを使用する必要がなく、
安価である。また、折曲部4aの上端にガイドレール4
2を乗せ、ガイドレール42でキャリッジ44を支持さ
せる構成としたため、折曲部4aの上端で直接キャリッ
ジ44を支持させたり、板材で支持させる場合に比べ、
精密な加工をする1に となく支持面の平面度を向上させることができ、コスト
を高くすることなく、印字精度を向上させることができ
る。
さらに、ガイドレール42をスプリング43が突起4b
に押圧しているため、印字装置1の振動によりガイドレ
ール42と突起4bが衝突し合って騒音を発するのを防
止することができる。
この印字装置1は、図外の制御回路により制御され、プ
ラテン5部分に挿入された記録紙をプラテン5に自動的
にセットし、コマンドに従って印字動作やラインフィー
ド動作等を行う。まず、電源が投入されると、第8図に
示すフローチャートで示すように、ステップS2で、ソ
レノイド17が作動してロッド17aを押し出す(以下
、Pt1SHという)。ロッドl’7aがPt1Sl(
されると、レバー12が反時計方向に回動し、可動ガイ
ド部材10が時計方向に回動して印字側のガイド位置に
移動される。さらに、レバー12の反時計方向の回動に
よりペイルシャフト51がプラテン5から離隔する方向
に移動され、ペイルローラ58とプラテン5との間に間
隙が生じる。
次いで、第2図に示すように、記録紙61が固定ガイド
部材9とプラテン5との間に挿入されると、ステップS
、で、図示しない用紙検出手段(例えば、固定ガイド部
材9に取り付けられたマイクロスイッチ)が記録紙61
を検出する。記録紙61の挿入が検出されると、ステッ
プS4で、ソレノイド17は誤操作防止のため、再び作
動され、ロッド17aはPIISHされる。ステップS
、で、図外のラインフィードモータが駆動されて所定の
ステップ数だけプラテン5が時計方向に、回転され、記
録紙送り動作が行なわれる。このとき、フィードローラ
20およびフィードローラ21は、第3図に示すように
、板シャフト25および支持板24を介して板ばね26
の付勢力を受けてプラテン5に押圧されているため、挿
入された記録紙61は固定ガイド部材9および可動ガイ
ド部材10に案内されつつフィードローラ20およびフ
ィードローラ21によりプラテン5に押し付けられ、プ
ラテン5の回転に伴って印字位置方向に送給される。プ
ラテン5が所定のステンプ数だけ回転すると、記録紙6
1はペイルローラ58付近まで送給され、その後、ステ
ップS6で、印字動作か否か判別し、印字動作であると
、ステップS、で、ソレノイド17を作動してロッド1
7aをソレノイド17方向に引き戻す(以下、PIIL
Lという)。
ロッド17aがPULLされると、レバー12は時計方
向に回動する。このとき、ピン13a、13bとアーム
11との間には遊びが設けられているため、レバー12
が時計方向に回動を始めても、アーム11は回動せず、
まず、ペイルシャフト51のみがスプリング56に付勢
されてプラテン5方向に移動する。したがって、ペイル
ローラ58が記録紙61の先端部を押え、記録紙61を
プラテン5に密接させる。レバー12が、さらに時計方
向に回動すると、ピン13aがアーム11を付勢してア
ーム11を反時計方向に回動し、可動ガイド部材10が
印字側から固定ガイド部材9と重なり合う退避位置へ退
避する。すなわち、プラテン5後方側より挿入された記
録紙61は固定ガイド部材9および可動ガイド部材10
により案内されて印字側に案内され、ペイルローラ5日
により記録紙61の先端部が押え付けられてから可動ガ
イド部材10が印字側より退避する。したがって、記録
紙61はプラテン5後方側より印字側に確実に送給され
るとともに、印字側においてプラテン5に密接される。
その結果、その後の印字動作において印字機構46に記
録紙61が触れて汚れることを防止できるとともに、印
字精度を向上させることができる。ステップS、で印字
動作でないときは本フローは終了する。
その後、ステップSllで、印字動作が行なわれ、ステ
ップS1゜において印字途中で記録紙61の終端が用紙
検知手段を通り過ぎ、用紙検知手段がペーパーエンドを
検出すると、ステップS11で、印字動作を中止する。
ステップS+Zでソレノイド17を作動してロッド17
aをpUSHL、可動ガイド部材10をガイド位置に移
動させるとともにペイルローラ58をプラテン5から離
す。その後、ステップ311で、ラインフィードモータ
を駆動して排紙動作を行い、記録紙61を排紙して本フ
ローを終了する。
ステップS、においで、記録紙61の途中で印字動作が
終了すると、ステップSI!に進み、ロッド17aをP
USHして可動ガイド部材10をガイド位置に移動して
から排紙動作を行う。
このように、可動ガイド部材10を印字動作のときだけ
印字側から退避位置へ移動させ、その他の動作時にはガ
イド位置へ位置するよう設定しているので、記録紙61
を確実に印字側に案内することができる。特に、ソレノ
イド17としていわゆる双安定型ソレノイドを使用し、
ロッド17aがPUSHされた状態において安定状態を
有しているため、可動ガイド部材10はガイド位置を安
定位置とし、印字装置1の電源がOFFの状態において
も可動ガイド部材10はガイド位置に位置する。したが
って、印字装置1の電源がOFFの状態で記録紙61を
挿入し、プラテンノブ31を手で回転して記録紙61を
セットする場合にも、記録紙61を確実に印字側に案内
することができる。その結果、オペレータの操作手順の
いかんにかかわらず可動ガイド部材10により記録紙6
1を印字側に確実に案内することができる。
ペイルシャフト51は歯車54を介してサイドフレーム
3aおよびサイドフレーム3bに支持されているが、歯
車54はサイドフレーム3aおよびサイドフレーム3b
に形成された溝52内に挿入され、溝52の上部内壁面
に形成された歯53と歯合している。したがって、ペイ
ルシャフト51がレバー12によりプラテン5から離隔
する方向に付勢されると、レバー12例の歯車54は歯
53と歯合しつつ溝52内をプラテン5から離隔する方
向に回転しながら移動し、これに伴ってペイルシャフト
51が回転してサイドフレーム3b側の歯車54も回転
する。したがって、ペイルシャフト51はプラテン5と
平行状態を維持したままプラテン5から離隔する。その
結果、全てのペイルローラ58を均一にプラテン5から
離隔させることができ、記録紙61は確実にペイルロー
ラ58とプラテン5の間に挿入される。
また、印字時、レバー12の時計方向への回動に伴って
ペイルシャフト51もスプリング56に付勢されてプラ
テン5方向に移動するが、このときも歯車54は回転し
つつプラテン5に接近し、この歯車54の回転に伴って
ペイルシャフト51も回転しながらプラテン5に接近す
る。また、ペイルローラ58もペイルシャフト51に回
転自在に支持されているとはいえ、ペイルシャフト51
とペイルローラ58との摩擦力により回転力をある程度
受ける。このときのペイルローラ58の回転は、歯53
が溝52の上部内壁面に形成されているので、第2図に
おいて反時計方向の回転であり、この回転方向はペイル
ローラ58が印字側に案内されてきた記録紙61を巻き
上げる方向である。また、溝52がプラテン軸7よりも
少し上方に指向しているため、ペイルローラ58が記録
紙61に当接するとき、ペイルローラ58は記録紙61
を巻上げる。したがって、可動ガイド部材10により印
字側に案内されてきた記録紙61はペイルローラ58に
より巻取上げられ、プラテン5に密接される。その結果
、印字精度が向上される。
さらに、ペイルシャフト51が、従来の印字装置のよう
に回動するペイルレバーに支持されず、サイドフレーム
3a、3bに支持されている。したがって、印字機構4
bとペイルシャフト51との干渉をさけるためにペイル
シャフト51を印字装置から遠く離す必要がなく、印字
位置近くでペイルローラ58をプラテン5に当接させる
ことができる。
その結果、印字位置において記録紙61をプラテン5に
密接させることができ、印字精度をより一層向上させる
ことができる。
記録紙61のプラテン軸7方向の位置調整を行うときに
は、フィードローラ20およびフィードローラ21をプ
ラテン5から引き離し記録紙61をフリーの状態にする
必要がある。すなわち、操作ノブ30を、第3図中反時
計方向に回転すると、操作カム29が反時計方向に回転
し、ギヤ28が時計方向に回転して板シャフト25が横
転する。すなわち、板ばね26が板シャフト25および
支持板24を介してフィードローラ20.21に付与し
ている付勢力を板シャフト25が横転することにより(
すなわち、板シャフト25が板ばね26を弛緩した状態
とすることにより)遮断し、フィードローラ20および
フィードローラ21をプラテン5から引き離している。
したがって、板ばね26にさらに大きな力を付与して板
ばね26を板シャフト25から引き離し、板ばね26の
付勢力を遮断する必要がなく、小さな力で板ばね26の
付勢力を遮断することができる。その結果、操作性を向
上させることができるとともに、板ばね26の付勢力を
遮断するのに大型で重量の重い機構を必要とせず、小型
、軽量化することができる。
このとき、操作カム29はプラテン軸7からギヤ28ま
での長さが反時計方向に回転するにしたがって長くなる
形状となったいるため、操作カム29を反時計方向に回
転すると、ギヤ28は下方に付勢されつつ時計方向に回
転される。したがって、ギヤ28は仮ばね26の支持板
24への付勢力を弱めつつ回転する。その結果、板シャ
フト25の横転により板シャフト25を介して支持板2
4に付与されている板ばね26の付勢力が解除されると
き、衝撃が発生せず、板ばね26の付勢力が滑らかに解
除される。したがって、衝撃や騒音の発生を防止しつつ
、操作性をより一層向上させることができる。
また、フィードローラ20およびフィードローラ21を
プラテン5に当接させるには、操作ノブ30を時計方向
に回転させ、操作カム29によりギヤ28を反時計方向
に回転させることにより行う。すなわち、操作ノブ30
を時計方向に回転させると、操作カム29によりギヤ2
8が反時計方向に回転し、ギヤ28の反時計方向の回転
に伴ってギヤ28に固定された板シャフト25が立ち上
がる。板シャフト25が立ち上がると、板ばね26が緊
張した状態となって板ばね26の付勢力が板シャフト2
5を介して支持部材24に伝達され、フィードローラ2
0およびフィードローラ21が板シャフト25および支
持部材24を介して板ばね26の付勢力によりプラテン
5に押し付けられる。
なお、上記実施例においては、ガイド部材を駆動する駆
動手段としていわゆる双安定型ソレノイドを使用してい
るが、これに限るものではなく、ガイド部材をガイド位
置に移動させた状態を少なくとも安定状態とするもので
あればよい。
また、ガイド部材を固定ガイド部材と可動ガイド部材の
2部材により構成したが、これに限るものではなく、一
つの可動部材で構成してもよいし、また3部材以上で構
成してもよい。
第9図は本発明の第2実施例を示す図であり、本実施例
は切換部材を変更したものである。
第9図において、71は切換シャフトであり、切換シャ
フト71はプラテン5に沿ってプラテン5の下方に配設
された半円柱状の部材である。切換シャフト71の両側
端には軸72が形成されており、切換シャフト71のサ
イドフレーム3b側は軸72を会してサイドフレーム3
bに回転自在に支持されている。切換シャフト71のサ
イドフレーム3a側はサイドフレーム3aを貫通してサ
イドフレーム3aの外方に突出し、サイドフレーム3a
に回転自在に支持されている。切換シャフト71の突出
端部はその軸72が前記ギヤ28に固定されている。こ
の切換シャツ)71は前記支持板24のスリン)24e
内を貫通しており、切換シャフト71の下端には前記板
ばね26が当接する。
したがって、切換シャフト71は、ギヤ28が操作カム
29により回転されると、板ばね26の付勢力を支持板
24に伝達し、また、遮断してフィードローフ う20およびフィードローラ21をプラテン5に当接さ
せ、また引き離す。すなわち、第9図に示すように、切
換シャフト71は、その円周面が板ばね26および支持
板24に当接しているときは、板ばね26の付勢力を支
持板24に伝達し、操作カム29が半時針方向に回転さ
れてギヤ28が時計方向に回転されると、切換シャフト
71が時計方向に回転して切換シャフト71の平面部が
支持板24に面する。したがって、切換シャフト71は
板ばね26を弛緩した状態とし、フィードローラ20お
よびフィードローラ21をプラテン5から引き離す。
なお、本実施例の場合、切換シャフト71が半円柱状の
部材であるので、操作カム29はその支持位置からギヤ
28までの距離が均一であってもよく、また、前記実施
例のように変化するものであってもよい。     ゛ (効果) 本発明によれば、小さな力でフィードローラをプラテン
から引き離すことができ、紙送り機構ひいては印字装置
の操作性を向上させることができるとともに、小型、軽
量化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の印字装置の紙送り機構の一実
施例を示す図であり、第1図はその印字装置の斜視図、
第2.3図はそれぞれその印字装置の部分断面側面図、
第4.5図はそれぞれその印字装置の上面図、第6.7
図はそれぞれその印字装置の正面図、第8図はその印字
装置の動作を示すフローチャートである。 第9図は本発明の他の実施例の印字装置の紙送り機構の
部分断面側面図である。 第10図(8)、(blはそれぞれ従来の印字装置の紙
送り機構を示す部分断面図である。 1・・・・・・印字装置、 3a、3b・・・・・・サイドフレーム、4・・・・−
・フレーム、 4b・・・・・・折曲部、 5・・・・・・プラテン、 7・・・・・・プラテン軸、 8・・・・・・ガイド部材、 9・・・・・・固定ガイド部材、 10・・・・・・可動ガイド部材、 11・・・・・・アーム、 12・・・・・・レバー、 13a、13b・・・・・・ピン、 17・・・・・・ソレノイド、 17a・・・・・・ロッド、 20.21・・・・・・フィードローラ、24・・・・
・・支持板、 25・・・・・・板シャフト(切換部材)・26・・・
・・・板ばね(付勢部材)、28・・・・・・ギヤ、 29・・・・・・操作カム、 30・・・・・・操作ノブ、 31・・・・・・プラテンノブ、 44・・・・・・キャリッジ、 46・・・・・・印字機構、 51・・・・・・ペイルシャフト、 52・・・・・・溝、 53・・・・・・歯、 54・・・・・・歯車、 56・・・・・・スプリング、 58・・・・・・ペイルローラ、 61・・・・・・記録紙。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録紙をプラテンに押圧しつつ送給するフィード
    ローラと、フィードローラをプラテン方向に付勢する付
    勢部材と、フィードローラのプラテンへの当接およびプ
    ラテンからの引き離しを行う切換部材と、を備えた印字
    装置の紙送り機構において、前記切換部材が前記付勢部
    材を弛緩した状態とすることにより、フィードローラか
    らプラテンを引き離し、切換部材が付勢部材を緊張した
    状態にすることにより、付勢部材がフィードローラをプ
    ラテンに押し付けることを特徴とする印字装置の紙送り
    機構。
  2. (2)前記切換部材がフィードローラと付勢部材との間
    に回転可能に配設されるとともにその回転中心から切換
    部材の端部までの距離が変化する部材で構成され、その
    長距離部分がフィードローラと付勢部材との間に介在す
    るとき、切換部材が付勢部材を緊張した状態とさせ、そ
    の短距離部分がフィードローラと付勢部材との間に介在
    するとき、切換部材が付勢部材を弛緩した状態にするこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の印字装置の
    紙送り機構。
  3. (3)前記切換部材がフィードローラに沿って延在し、
    横転可能に支持された板材で構成されたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載の印字装置の紙送り機構。
JP11230886A 1986-05-15 1986-05-15 印字装置の紙送り機構 Pending JPS62267171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11230886A JPS62267171A (ja) 1986-05-15 1986-05-15 印字装置の紙送り機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11230886A JPS62267171A (ja) 1986-05-15 1986-05-15 印字装置の紙送り機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62267171A true JPS62267171A (ja) 1987-11-19

Family

ID=14583421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11230886A Pending JPS62267171A (ja) 1986-05-15 1986-05-15 印字装置の紙送り機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62267171A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0549989A2 (en) * 1991-12-20 1993-07-07 Seiko Epson Corporation Paper supply mechanism in a printer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0549989A2 (en) * 1991-12-20 1993-07-07 Seiko Epson Corporation Paper supply mechanism in a printer
EP0549989A3 (en) * 1991-12-20 1994-06-29 Seiko Epson Corp Paper supply mechanism in a printer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7984871B2 (en) Roll paper transportation device and printing apparatus
JPH0453771A (ja) プリンタの用紙ガイド機構
JPS62267171A (ja) 印字装置の紙送り機構
KR970000597A (ko) 잉크롤러장치와 잉크롤러장치를 구비한 넘버링머신
JPS6064876A (ja) 印字装置
JPS62267173A (ja) 印字装置の紙押え機構
JPS62267176A (ja) 印字装置
JPS62267172A (ja) 印字装置のペ−パ−オ−トセツト装置
JPH05147285A (ja) プリンタ
JPS634982A (ja) プリンタ
JP3807479B2 (ja) 媒体繰り出し装置
JPS6210272Y2 (ja)
JPH047976Y2 (ja)
JPH06321362A (ja) 給紙装置の底板昇降機構
JPH0355546Y2 (ja)
JP3534124B2 (ja) プリンタにおける紙送り装置
JP3253158B2 (ja) タイムスタンプ用印字装置
JPH022605Y2 (ja)
JPH05147314A (ja) プリンタ
JPS6352583B2 (ja)
JPH0781793A (ja) シート導入装置
JPH04235835A (ja) 自動給紙機構
JPS6112371A (ja) 自動給紙装置の用紙装填機構
JPS61173972A (ja) 紙送装置
JPS5830152B2 (ja) プリンタ