JPS62267172A - 印字装置のペ−パ−オ−トセツト装置 - Google Patents

印字装置のペ−パ−オ−トセツト装置

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JPS62267172A
JPS62267172A JP11230786A JP11230786A JPS62267172A JP S62267172 A JPS62267172 A JP S62267172A JP 11230786 A JP11230786 A JP 11230786A JP 11230786 A JP11230786 A JP 11230786A JP S62267172 A JPS62267172 A JP S62267172A
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JP
Japan
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platen
recording paper
guide member
printing
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP11230786A
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English (en)
Inventor
Takeshi Takemoto
武 竹本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62267172A publication Critical patent/JPS62267172A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は印字装置のペーパーオートセット装置に関し、
特に、ガイド部材が印字位置と退避位置との間を移動し
て記録紙をプラテンに沿って案内する印字装置のペーパ
ーオートセット装置に関する。
(従来の技術) 印字装置においては、挿入された記録紙を自動的にプラ
テンに巻回してセットするペーパーオートセット装置が
用いられることがある。
従来のペーパーオートセット装置は、プラテンの周方向
にプラテンを覆うようにガイド部材が配設され、記録紙
が供給されると、ガイド部材が記録紙とともにプラテン
軸を中心にプラテンと一体となって回動して、印字側で
ペイルシャフトに支持された押えローラがペーパーの先
端を押えた後、ガイド部材が印字側から退避する。具体
的には、ガイド部材は常時スプリングにより印字位置か
ら退避する方向に付勢されており、記録紙が供給される
と、ガイド部材は電磁石等によりプラテンと一体化され
、プラテンとともに回転して記録紙を印字側に案内する
。すなわち、ガイド部材は、電磁石によりプラテンと一
体化されると、プラテンの回転により退避位置(印字位
置から退避した位M)から印字側のガイド位置へ回動し
て記録紙を押えローラに案内する。
しかしながら、このような従来の印字装置のペーパーオ
ートセット装置にあっては、ガイド部材は、電磁石等に
よりプラテンと一体化されていないときには、スプリン
グにより付勢されて印字位置から退避している。したが
って、印字装置の電源を投入しないで、記録紙のセント
を行なおうとすると、ガイド部材が印字位置から退避し
ているので、記録紙が印字位置、特に、押えローラ位置
に的確に案内されず、記録紙の弛みが発生したり、セン
ト不能状態に陥いるという問題点があった。
また、従来のペーパーオートセット装置には、ペイルシ
ャフトを支持するペイルレバーが開(押えローラがプラ
テンから離れる方向への回動)になったとき、ガイド部
材を印字側に回動して記録紙を案内するものがある。
しかしながら、このような従来の印字装置のペーパーオ
ートセット装置にあっても、オペレータの操作によって
は、記録紙を的確に印字装置(押えローラ位置)に案内
せず、記録紙の弛みやセント不能が発生するという問題
点があった。
すなわち、記録紙を先にプラテンに巻き込み、その後、
ペイルレバーを開にして押えローラで記録紙先端を押え
ようとすると、ペイルレバーが開となるまではガイド部
材が印字側に回動しないため、記録紙が押えローラ位置
に的確に案内されず、記録紙の弛みやセント不能が発生
した。
また、この従来例においても、前記従来例と同様、印字
装置の電源が投入されていないときには、ガイド部材が
印字位置側に回動せず、記録紙の弛みやセント不能が発
生していた。
さらに、印字装置がインクジェット方式の印字装置であ
ると、噴射ヘッドから噴射されたインクがヘッドまわり
等に付着しており、ここで記録紙の弛み等が発生すると
、記録紙が噴射ヘッド等に触れてインクで汚れるという
問題点があった。
(発明の目的) そこで、本発明は、プラテンに沿って移動し記録紙を印
字位置に案内するガイド部材が少なくとも印字側のガイ
ド位置において安定状態を有するようにすることにより
、オペレータの操作手順のいかんを問わずガイド部材が
供給された記録紙を常に的確に印字位置に案内するよう
にして、記録紙の弛みの発生やセント不能の発生を防止
することを目的としている。
(発明の構成) 本発明は、上記目的を達成するため、回転可能に支持さ
れ記録紙の巻回されるプラテンと、プラテンの周方向の
所定部分を覆うとともにプラテンの周方向に添って移動
して記録紙を印字位置に案内するガイド部材と、ガイド
部材に案内された記録紙を印字側でプラテンに押圧する
ベイルローラと、ガイド部材を印字側のガイド位置と印
字側から退避した退避位置との間で移動させる駆動手段
と、を備え、前記ガイド部材が少なくとも前記ガイド位
置において安定状態を有したことを特徴とするものであ
る。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第8図は本発明の一実施例を示す図であり、本
実施例はインクジェット方式の印字装置に適用したもの
である。
第1図において、lはインクジェット方式の印字装置で
あり、印字装置1は、底板2と、底板2に固定された一
対のサイドフレーム3a、3bと、サイドフレーム3a
、3bにカシメられたフレーム4と、によりその機構の
枠組が形成されている。
サイドフレーム3a、3bはプラテン5を回転自在に支
持している。すなわち、サイドフレーム3a、3bには
、第2.3図に示すように、その上端から下方に向って
溝6が形成されており、該溝6内にプラテン軸7が挿入
されている。
このプラテン5の下方部には、第2.4.5図に示すよ
うに、ガイド部材8が配設されており、ガイド部材8は
固定ガイド部材9と可動ガイド部材lOとを有している
。固定ガイド部材9は弧状に折り曲げられた板材で形成
されており、プラテン5の印字袋N1後方側(第2図に
おいては右側、第4.5図においては上側)よりプラテ
ン5の真下付近まで、所定間隔有してプラテン5の周上
を覆うように配設されている。可動ガイド部材1oは弧
状に折り曲げられた板材で形成されており、プラテン軸
7に回動自在に支持されたアーム11に取り付けられて
いる。可動ガイド部材10は固定ガイド部材9よりも外
方からプラテン5を覆い、プラテン5の同上に添って印
字装置lの前後方向に移動する。アーム11には第2.
5〜7図に示すレバー12に取り付けられたピン13a
、13bが係合している。
レバー12はピン14によりサイドフレーム3aに回動
自在に取り付けられており、レバー12がピン14を支
点として回動すると、アーム11がピン13a。
13bに付勢されてプラテン軸7を中心として回動する
。アーム11の回動により可動ガイド部材10がプラテ
ン5の周上を印字装置1の前後方向に移動する。
レバー12はその基端部がサイドフレーム3aの外壁面
にピン14により回動自在に取り付けられ、途中、サイ
ドフレーム3aに形成されたスリット15(第2図参照
)を通してサイドフレーム3a内側に配回されている。
レバー12の基端部近傍にはピン16が係合しており、
ピン16にはソレノイド17のロッド17aが係合して
いる。ソレノイド17はサイドフレーム3aの外壁面に
取り付けられており、ロッド17aが外方に突出した位
置とソレノイド17内方に移動した位置の2位置におい
て安定状態を有したいわゆる双安定型ソレノイドである
。したがって、ロッド17aが外方に突出されると、レ
バー12は、第2図中反時計方向に回動し、ロッド17
aが内方に移動すると、時計方向に回動する。なお、以
下において回転あるいは回動方向をいうときは、第2図
あるいは第3図を基準としてその方向をいうものとする
。また、レバー12に設けられたピン13aとピン13
bとはアーム11を挟んでアーム11を回動させるが、
アーム11との間には、後述する理由により、多少の遊
びが設けである。
前記固定ガイド部材9および可動ガイド部材10には、
第4.5図に示すように、それぞれ印字装置1前方側端
部より後方側に向って複数のスリン)1Bおよびスリッ
ト19が形成されており、固定ガイド部材9および可動
ガイド部材10の下方より該スリット18およびスリッ
ト19を通してフィードローラ20およびフィードロー
ラ21がプラテン5に当接している。フィードローラ2
0はシャフト22に回動自在に支持されており、フィー
ドローラ21はシャフト23に回転自在に支持されてい
る。シャフト22およびシャフト23は共に、支持板2
4により支持されており、支持板24は、第3図に示す
ように、2本の腕部24a、24bと2本の脚部24C
124dを有している。腕部24a、24bは印字装置
1の前後方向に離れて延在し、腕部24aはシャフト2
2を、腕部24bはシャフト23を支持している。脚部
24cと脚部24dとの間にはスリット24eが形成さ
れており、スリット24e内には板シャフト25が挿入
されている。板シャフト25はプラテン5の下方にプラ
テン5に沿って配置されており、板シャフト25には、
第6.7図に示すように、切込み25aが形成されてい
る。該切込み25a内に支持板24のスリン)248部
分が挿入されており、支持板24と板シャフト25とは
そのスリット24eと切込み25aとが噛み合うように
連結されている。また、支持板24のスリット24eは
その印字袋W1前後方向の長さが板シャフト25の切込
み25aの下端から板シャフト25の下端までの長さよ
りも長く、かつ、板シャフト25の上端から下端までの
長さよりも短がく形成されており、板シャフト25は支
持板24と噛合しつつ横転・直立可能である。板シャフ
ト25はその下端が板ばね26によりプラテン5方向に
押圧されており、板ばね26は支持板24をプラテン5
方向に押圧する。したがって、フィードローラ2o、2
1は支持板24および板シャフト25を介して板ばね2
6によりプラテン5へ押圧されている。板ばね26はフ
レーム4にねじ27により取り付けられている。
この板シャフト25のサイドフレーム3a側端部はサイ
ドフレーム3a外に突出し、この突出端部にはギヤ28
が固定されている。ギヤ28は操作カム29の外周に形
成された歯と歯合しており、操作カム29はプラテン軸
7に回転可能に支持されている。
プラテン軸7から操作カム29の歯までの長さ、すなわ
ち、操作カム29の回転中心から歯までの長さは第3図
に示すように、全周において等しい長さではなく、操作
カム29を反時計方向に回転したとき、回転中心からギ
ヤ28までの距離が徐々に長くなる関係にある。操作カ
ム29は、第6.7図に示すように、操作ノブ30に連
結されており、操作ノブ30はプラテンノブ31の軸部
に対して回転自在に支持されている。プラテンノブ31
はプラテン軸7のサイドフレーム3a側突出端部に固定
されており、プラテンノブ31を回転することによりプ
ラテン5を回転することができる。従って、操作ノブ3
0を反時計方向に回転すると、ギヤ28は下方に押し下
げられつつ時計方向に回転し、このギヤ28の動作に伴
って板シャフト25は板ばね26を押し下げつつ横転す
る。
第1図〜第3図において、印字装置1のプラテン5手前
側にはプラテン5に平行にガイドシャフト41とガイド
レール42が配設されている。ガイドシャフト41は太
い円柱状のシャフトであり、サイドフレーム3aおよび
サイドフレーム3bによりその両端が支持されている。
ガイドレール42は細い円柱状のシャフトであり、上方
に折り曲げられたフレーム4の先端に支持されている。
すなわち、フレーム4の印字装置l前方側端部は鉛直上
方に折り曲げられており、該折曲部4aの上端部には複
数の切込みが形成されることにより複数の突起4bが形
成されている。該突起4bは折曲部4aの両側端部およ
びそれらの間に複数個形成されており、突起4bの上端
にガイドレール42が載置されている。ガイドレール4
2と折曲部4aとの間にはスプリング43が配設されて
おり、ガイドレール42はスプリング43により突起4
bに押圧されている。これらのガイドシャフト41およ
びガイドレール42はキャリッジ44を摺動自在に支持
しており、キャリッジ44はインク噴射ヘッド45等の
印字機構46を搭載している。すなわち、ガイドシャフ
ト41はキャリッジ44に取り付けられた軸受47を介
してキャリッジ44を摺動自在に支持し、ガイドレール
42はキャリッジ44に取り付けられガイドレール42
上端に摺接する支持板48を介してキャリッジ44を摺
動自在に支持している。キャリッジ44はスペースワイ
ヤ49を介して図示しないスペースモータにより移動さ
れ、ガイドシャフト41およびガイドレール42に案内
されてプラテン5に沿って移動しつつプラテン5にセン
トされた記録紙に印字する。
プラテン5に平行にペイルシャフト51が配設されてお
り、ペイルシャフト51はその両端部がサイドフレーム
3aおよびサイドフレーム3bにより支持されている。
すなわち、サイドフレーム3aおよびサイドフレーム3
bにはそれぞれプラテン5よりも印字装置1前方側の上
端部にプラテン5方向に指向する溝52が形成されてお
り、溝52はプラテン5の斜め上方よりプラテン軸7よ
りも少し上方に向って指向するように形成されている。
溝52の上部内壁面には歯53が形成されており、溝5
2の下部内壁面は上部内壁面に平行で滑らかな案内面と
なっている。ペイルシャフト51の両端には歯車54が
固定されており、溝52内に挿入された歯車54は下部
案内面に案内されて歯53と歯合する。歯車54にはそ
れぞれサイドフレーム3a、3bの外方側に大径のスト
ッパ55が形成されており、ストソバ55がそれぞれサ
イドフレーム3a、サイドフレーム3bの外壁面に当接
して抜は止めされている。このストッパ55よりさらに
外方の突端部にはスプリング56の一端が係止されてお
り、スプリング56の他端はピン57に係止されている
。ピン57はサイドフレーム3aおよび3bの外壁面に
形成されており、スプリング56は歯車54を介してペ
イルシャフト51の両側端部をプラテン5方向に付勢し
ている。
ペイルシャフト51にはベイルローラ58が回転自在に
取り付けられており、ベイルローラ58はプラテン5に
巻回された記録紙に当接して記録紙をプラテン5に密接
させる。
このペイルシャフト51にはサイドフレーム3aの内側
において前記レバー12の先端部がプラテン5方向から
当接しており、ペイルシャフト51は、レバー12が第
2図中反時計方向に回動すると、プラテン5から離隔す
る方向に移動される。また、この状態からレバー12が
時計方向に回動すると、ペイルシャフト51はスプリン
グ56に付勢されてプラテン5方向に移動し、ベイルロ
ーラ58がプラテン5に当接する。このとき、サイドフ
レーム3a側の歯車54はペイルシャフト51の移動に
より歯53と歯合しつつ溝52内で回転し、このサイド
フレーム3a側の歯車54の回転に伴ってペイルシャフ
ト51も回転する。したがって、サイドフレーム3b側
の歯車54も回転し、サイドフレーム3bに形成された
溝52内を歯53と歯合しつつ移動する。その結果、ペ
イルシャフト51はプラテン5と平行の状態を維持した
ままプラテン5から離隔し、またプラテン5に接近する
。レバー12が反時計方向に最大に移動した位置からベ
イルローラ58がプラテン5に当接する位置まで時計方
向に回動しても、ピン13a、13bとアーム11との
間には遊びが設けられているため、アーム11はピン1
3aに付勢されず、レバー12がさらに時計方向に回動
したとき、アーム11はピン13aに付勢されて反時計
方向に回動する。
次に作用を説明する。
キャリッジ44はガイドシャフト41およびガイドレー
ル42に支持されてプラテン5に沿って摺動し、インク
噴射ヘッド45よりプラテン5にセントされた記録紙に
インクを噴射して印字する。
このガイドレール42は、フレーム4の折曲部4aに形
成された突起4b上に載置されているため、ガイドシャ
フト41のように太いシャフトを使用する必要がなく、
安価である。また、折曲部4aの上端にガイドレール4
2を乗せ、ガイドレール42でキャリッジ44を支持さ
せる構成としたため、折曲部4aの上端で直接キャリッ
ジ44を支持させたり、板材で支持させる場合に比べ、
精密な加工をすることなく支持面の平面度を向上させる
ことができ、コストを高くすることなく、印字精度を向
上させることができる。
さらに、ガイドレール42をスプリング43が突起4b
に押圧しているため、印字装置1の振動によりガイドレ
ール42と突起4bが衝突し合って騒音を発するのを防
止することができる。
この印字装置1は、図外の制御回路により制御され、プ
ラテン5部分に挿入された記録紙をブラフ テン5に自動的にセットし、コマンドに従って印字動作
やラインフィード動作等を行う。まず、電源が投入され
ると、第8図に示すフローチャートで示すように、ステ
ップS2で、ソレノイド17が作動してロッド17aを
押し出す(以下、IsHという)。ロッド17aがPI
ISHされると、レバー12が反時計方向に回動し、可
動ガイド部材10が時計方向に回動して印字側のガイド
位置に移動される。さらに、レバー12の反時計方向の
回動によりペイルシャフト51がプラテン5から離隔す
る方向に移動され、ベイルローラ58とプラテン5との
間に間隙が生じる。
次いで、第2図に示すように、記録紙61が固定ガイド
部材9とプラテン5との間に挿入されると、ステップS
、で、図示しない用紙検出手段(例えば、固定ガイド部
材9に取り付けられたマイクロスインチ)が記録紙61
を検出する。記録紙61の挿入が検出されると、ステッ
プS4で、ソレノイド17は誤操作防止のため、再び作
動され、ロッド17aはPUSI+される。ステップS
、で、図外のラインフィードモータが駆動されて所定の
ステップ数だけプラテン5が時計方向に回転され、記録
紙送り動作が行なわれる。このとき、フィードローラ2
0およびフィードローラ21は、第3図に示すように、
仮シヤフト25および支持板24を介して板ばね26の
付勢力を受けてプラテン5に押圧されているため、挿入
された記録紙61は固定ガイド部材9および可動ガイド
部材10に案内されつつフィードローラ20およびフィ
ードローラ21によりプラテン5に押し付けられ、プラ
テン5の回転に伴って印字位置方向に送給される。プラ
テン5が所定のステップ数だけ回転すると、記録紙61
はベイルローラ58付近まで送給され、その後、ステッ
プS、で、印字動作か否か判別し、印字動作であると、
ステップS7で、ソレノイド17を作動してロッド17
aをソレノイド17方向に引き戻す(以下、FULLと
いう)。
ロッド17aがPULLされると、レバー12は時計方
向に回動する。このとき、ピン13a、13bとアーム
11との間には遊びが設けられているため、レバー12
が時計方向に回動を始めても、アーム11は回動せず、
まず、ペイルシャフト51のみがスプリング56に付勢
されてプラテン5方向に移動する。したがって、ベイル
ローラ58が記録紙61の先端部を押え、記録紙61を
プラテン5に密接させる。レバー12が、さらに時計方
向に回動すると、ピン13aがアーム11を付勢してア
ーム11を反時計方向に回動し、可動ガイド部材10が
印字側から固定ガイド部材9と重なり合う退避位置へ退
避する。すなわち、プラテン5後方側より挿入された記
録紙61は固定ガイド部材9および可動ガイド部材10
により案内されて印字側に案内され、ベイルローラ58
により記録紙61の先端部が押え付けられてから可動ガ
イド部材10が印字側より退避する。したがって、記録
紙61はプラテン5後方側より印字側に確実に送給され
るとともに、印字側においてプラテン5に密接される。
その結果、その後の印字動作において印字機構46に記
録紙61が触れて汚れることを防止できるとともに、印
字精度を向上させることができる。ステップS6で印字
動作でないときは本フローは終了する。
その後、ステップS8で、印字動作が行なわれ、ステッ
プS、。において印字途中で記録紙61の終端が用紙検
知手段を通り過ぎ、用紙検知手段がペーパーエンドを検
出すると、ステップSllで、印字動作を中止する。ス
テップS1□でソレノイド17を作動してロッド17a
をPUSIIL、、可動ガイド部材10をガイド位置に
移動させるとともにベイルローラ58をプラテン5から
離す。その後、ステップ313で、ラインフィードモー
タを駆動して排紙動作を行い、記録紙61を排紙して本
フローを終了する。
ステップS、においで、記録紙61の途中で印字動作が
終了すると、ステップS1□に進み、ロッド17aをP
USHして可動ガイド部材10をガイド位置に移動して
から排紙動作を行う。
このように、可動ガイド部材10を印字動作のときだけ
印字側から退避位置へ移動させ、その他の動作時にはガ
イド位置へ位置するよう設定しているので、記録紙61
を確実に印字側に案内することができる。特に、ソレノ
イド17としていわゆる双安定型ソレノイドを使用し、
ロッド17aがPUSHされた状態において安定状態を
有しているため、可動ガイド部材10はガイド位置を安
定位置とし、印字袋M1の電源がOFFの状態において
も可動ガイド部材lOはガイド位置に位置する。したが
って、印字装置1の電源がOFFの状態で記録紙61を
挿入し、プラテンノブ31を手で回転して記録紙61を
セットする場合にも、記録紙61を確実に印字側に案内
することができる。その結果、オペレータの操作手順の
いかんにかかわらず可動ガイド部材10により記録紙6
1を印字側に確実に案内することができる。
ペイルシャフト51は歯車54を介してサイドフレーム
3aおよびサイドフレーム3bに支持されているが、歯
車54はサイドフレーム3aおよびサイドフレーム3b
に形成された溝52内に挿入され、溝52の上部内壁面
に形成された歯53と歯合している。したがって、ペイ
ルシャフト51がレバー12によりプラテン5から離隔
する方向に付勢されると、レバー12側の歯車54は歯
53と歯合しつつ溝52内をプラテン5から離隔する方
向に回転しながら移動し、これに伴ってペイルシャフト
51が回転してサイドフレーム3b側の歯車54も回転
する。したがって、ペイルシャフト51はプラテン5と
平行状態を維持したままプラテン5から離隔する。その
結果、全てのベイルローラ58を均一にプラテン5から
離隔させることができ、記録紙61は確実にベイルロー
ラ58とプラテン5の間に挿入される。
また、印字時、レバー12の時計方向への回動に伴って
ペイルシャフト51もスプリング56に付勢されてプラ
テン5方向に移動するが、このときも歯車54は回転し
つつプラテン5に接近し、この歯車54の回転に伴って
ペイルシャフト51も回転しながらプラテン5に接近す
る。また、ベイルローラ5Bもペイルシャフト51に回
転自在に支持されているとはいえ、ペイルシャフト51
とベイルローラ58との摩擦力により回転力をある程度
受ける。このときのベイルローラ5Bの回転は、歯53
が溝52の上部内壁面に形成されているので、第2図に
おいて反時計方向の回転であり、この回転方向はベイル
ローラ58が印字側に案内されてきた記録紙61を巻き
上げる方向である。また、溝52がプラテン軸7よりも
少し上方に指向しているため、ベイルローラ58が記録
紙61に当接するとき、ベイルローラ58は記録紙61
を巻上げる。したがって、可動ガイド部材lOにより印
字側に案内されてきた記録紙61はベイルローラ58に
より巻取上げられ、プラテン5に密接される。その結果
、印字精度が向上される。
さらに、ペイルシャフト51が、従来の印字装置のよう
に回動するペイルレバーに支持されず、サイドフレーム
3a、3bに支持されている。したがって、印字機構4
bとペイルシャフト51との干渉をさけるためにペイル
シャフト51を印字装置から遠く離す必要がなく、印字
位置近くでベイルローラ58をプラテン5に当接させる
ことができる。
その結果、印字位置において記録紙61をプラテン5に
密接させることができ、印字精度をより一層向上させる
ことができる。
記録紙61のプラテン軸7方向の位置調整を行うときに
は、フィードローラ20およびフィードローラ21ヲプ
ラテン5から引き離し記録紙61をフリーの状態にする
必要がある。すなわち、操作ノブ30を、第3図中反時
計方向に回転すると、操作カム29が反時計方向に回転
し、ギヤ28が時計方向に回転して板シャフト25が横
転する。すなわち、板ばね26が板シャフト25および
支持板24を介してフィードローラ20.21に付与し
ている付勢力を板シャフト25が横転することにより(
すなわち、板シャフト25が板ばね26を弛緩した状態
とすることにより)遮断し、フィードローラ20および
フィードローラ21をプラテン5から引き離している。
したがって、板ばね26にさらに大きな力を付与して板
ばね26を板シャフト25から引き離し、板ばね26の
付勢力を遮断する必要がなく、小さな力で板ばね26の
付勢力を遮断することができる。その結果、操作性を向
上させることができるとともに、板ばね26の付勢力を
遮断するのに大型で重置の重い機構を必要とせず、小型
、軽量化することができる。
このとき、操作カム29はプラテン軸7からギヤ28ま
での長さが反時計方向に回転するにしたがって長くなる
形状となったいるため、操作カム29を反時計方向に回
転すると、ギヤ28は下方に付勢されつつ時計方向に回
転される。したがって、ギヤ28は板ばね26の支持板
24への付勢力を弱めつつ回転する。その結果、板シャ
フト25の横転により板シャフト25を介して支持板2
4に付与されている板ばね26の付勢力が解除されると
き、衝撃が発生せず、板ばね26の付勢力が滑らかに解
除される。したがって、衝撃や騒音の発生を防止しつつ
、操作性をより一層向上させることができる。
なお、上記実施例においては、ガイド部材を駆動する駆
動手段としていわゆる双安定型ソレノイドを使用してい
るが、これに限るものではなく、ガイド部材をガイド位
置に移動させた状態を少なくとも安定状態とするもので
あればよい。
また、ガイド部材を固定ガイド部材と可動ガイド部材の
2部材により構成したが、これに限るものではなく、一
つの可動部材で構成してもよいし、また3部材以上で構
成してもよい。
(効果) 本発明によれば、プラテンに沿って移動し、記録紙を印
字位置に案内するガイド部材が少なくとも印字側のガイ
ド位置において安定状態を有しているので、オペレータ
の操作手順のいかんを問わずガイド部材により供給され
た記録紙を常に的確に印字位置に案内することができ、
記録紙の弛みやセント不能状態の発生を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の印字装置のペーパーオートセ
ット装置の一実施例を示す図であり、第1図はその印字
装置の斜視図、第2.3図はそれぞれその印字装置の部
分断面側面図、第4.5図はそれぞれその印字装置の上
面図、第6.7図はそれぞれその印1字装置の正面図、
第8図はその印字装置の動作を示すフローチャートであ
る。 1・・・・・・印字装置、 3a、3b・・・・・・サイドフレーム、4・・・・・
・フレーム、 4b・・・・・・折曲部、 5・・・・・・プラテン、 7・・・・・・プラテン軸、 8・・・・・・ガイド部材、 9・・・・・・固定ガイド部材、 10・・・・・・可動ガイド部材、 11・・・・・・アーム、 12・・・・・・レバー、 13a、13b・・・・・・ピン、 17・・・・・・ソレノイド、 17a・・・・・・ロッド、 20.21・・・・・・フィードローラ、24・・・・
・・支持板、 25・・・・・・板シャフト、 26・・・・・・板ばね 28・・・・・・ギヤ、 29・・・・・・操作カム、 30・・・・・・操作ノブ、 31・・・・・・プラテンノブ、 44・・・・・・キャリッジ、 46・・・・・・印字機構、 51・・・・・・ペイルシャフト、 52・・・・・・溝、 53・・・・・・歯、 54・・・・・・歯車、 56・・・・・・スプリング、 58・・・・・・ベイルローラ、 61・・・・・・記録紙。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転可能に支持され記録紙の巻回されるプラテン
    と、プラテンの周方向の所定部分を覆うとともにプラテ
    ンの周方向に沿って移動して記録紙を印字装置に案内す
    るガイド部材と、ガイド部材に案内された記録紙を印字
    側でプラテンに押圧するベイルローラと、ガイド部材を
    印字側のガイド位置と印字側から退避した退避位置との
    間で移動させる駆動手段と、を備え、前記ガイド部材が
    少なくとも前記ガイド位置において安定状態を有したこ
    とを特徴とする印字装置のペーパーオートセット装置。
  2. (2)前記駆動手段が前記ガイド位置と前記退避位置に
    おいて安定状態を有した双安定型ソレノイドを利用した
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の印字装置のペーパーオートセット装置。
  3. (3)前記ガイド部材が固定ガイド部材と可動ガイド部
    材とで構成され、固定ガイド部材が記録紙挿入側の所定
    位置に固定され、可動ガイド部材が前記ガイド位置と前
    記退避位置との間を移動可能に配設されたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項記載の印字装置
    のペーパーオートセット装置。
  4. (4)前記ガイド部材を印字時のみ前記ガイド位置から
    前記退避位置へ移動させることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項から第3項のいずれかに記載の印字装置のペ
    ーパーオートセット装置。
JP11230786A 1986-05-15 1986-05-15 印字装置のペ−パ−オ−トセツト装置 Pending JPS62267172A (ja)

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