JP3534124B2 - プリンタにおける紙送り装置 - Google Patents

プリンタにおける紙送り装置

Info

Publication number
JP3534124B2
JP3534124B2 JP02880194A JP2880194A JP3534124B2 JP 3534124 B2 JP3534124 B2 JP 3534124B2 JP 02880194 A JP02880194 A JP 02880194A JP 2880194 A JP2880194 A JP 2880194A JP 3534124 B2 JP3534124 B2 JP 3534124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
movable
feeding device
fanfold
printer according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02880194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07215552A (ja
Inventor
浩士 成田
浩昭 細見
勉 百瀬
雅彦 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP02880194A priority Critical patent/JP3534124B2/ja
Publication of JPH07215552A publication Critical patent/JPH07215552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3534124B2 publication Critical patent/JP3534124B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタの紙送り装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】キャッシュレジスタ等に使用される小型
のプリンタには、通常、両側に送り孔を設けた3インチ
巾の連続紙と3.5インチ巾のファンフォールド紙が装
填できるように構成されている。
【0003】このため、この種のプリンタでは、例えば
実開昭63−62453号公報や特開昭62−7796
3号公報に見られるように、トラクタをガイドするロッ
ドやカバー部材に位置決め用の溝や孔を設け、ここに爪
を係合させることによってトラクタを紙巾に対応する位
置に位置決め保持するようにしたり、あるいは実公平5
−6133号公報に見られるように、両端に大径の位置
決め孔を設けた溝に割りピンを通して、この割りピンを
いずれか一方の位置決め孔に係合させることによってス
プロケットホイールの位置を紙巾に合わせるような構造
が採られている。
【0004】しかしながら、前者にあっては、溝と爪と
の噛合わせ度合いによってトラクタが使用中に位置ズレ
を起こしたり、あるいはトラクタの位置替えに強い力が
必要になるといった不都合を有し、また後者にあって
は、割りピンの弾力性だけでトラクタを所要の位置に保
持しようとするものであるため、その保持に安定性がな
いといった問題を有するほか、これらの装置によって
は、送り孔を設けていない通常のロール紙には対応し得
ないといった問題を有している。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところはファンホールド
を装填した場合に、その紙幅により位置を異にする各
送り孔にスプロケットホイールを正しく合致させること
ができるプリンタの紙送り装置を提供することである。
【0006】
【0007】すなわち、本発明はこのような課題を達成
するために、ファンフォールド紙の側縁と摺接して該フ
ァンフォールド紙を位置決め規制する案内面を備え、か
つ該ファンフォールド紙の紙巾に対応する2つの位置決
め部の間で変位し得るよう設けられた2つの可動紙案内
手段と、上記2つの可動紙案内手段を該ファンフォール
ド紙の紙巾に対応する狭広2つの位置に位置決めする手
段と、上記可動紙案内手段の移動の際に摺動するスプロ
ケットホイールと、上記ファンフォールド紙の紙巾によ
って異なる上記ファンフォールド紙の側縁から送り孔ま
での距離に合わせるべく上記スプロケットホイールの位
置を決め規制する規制部と、を備えるようにした。
【0008】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図面はいずれも本発明の一実施例を示したもので、
はじめに図8をもとにプリンタの全体構成について説明
する。
【0009】このプリンタは、板金をコ字状に折曲げて
形成したメインフレーム1と、この左右の側壁2、2に
懸渡すようにして固定したプラテン3と、このプラテン
3を境にしてその一半に組付けた印字ユニット10と、
他半に組付けた紙送りユニット20とによって構成され
ている。
【0010】上記した印字ユニット10は、プラテン3
に平行に取付けたガイドロッド11に案内されて走行す
る図示しないキャリッジと、これを駆動するステップモ
ータ13とによって構成され、さらに記録ヘッド12を
担持したキャリッジは、タイミングベルト18の一部に
結合された上、一連の中間歯車15‥‥を介してステッ
プモータ13により駆動されるプーリー16によりプラ
テン3の面に沿って所要の速度で走行駆動されるように
構成されている。
【0011】これに対して上記した紙送りユニット20
は、図1、図2に示したように、コ字状に曲成したサブ
フレーム4に一括して組付けられた上、このサブフレー
ム4をメインフレーム1のプラテン3背面側に固定する
ことによって取付けられる。
【0012】この紙送りユニット20は本発明の特徴を
なす部分で、大別して、ファンフォールド紙に対しては
ガイドロールとしての機能を有し、ロール紙に対しては
これをプラテン3のもとに送り込む機能を持つ給紙ロー
ラ21と、ロール紙あるいはファンフォールド紙の巾方
向中央部を支える固定紙案内手段、つまり具体的には固
定の紙案内部材30と、この固定紙案内部材30を挟む
ようにしてその両側に配設され、かつ二安定バネ39、
39に付勢されて3インチと3.5インチの各紙巾に対
応する位置A、B(図5、図6)へ移動変位する左右一
対の可動紙案内手段、つまり可動の紙案内部材35、3
5とによって構成されている。
【0013】22は、上記した給紙ローラ21を中央
に、後述する一対のスプロケットホイール46、46を
その両側に摺動自在に保持した断面角型の紙送り軸で、
この紙送り軸22は、プラテン3と平行にかつプラテン
3の背面下方に位置するよう上記したサブフレーム4の
左右の側板5、5に軸支された上、その一端に固定した
歯車23と噛合う一連の中間歯車24を介してメインフ
レーム1の一側板2に取付けた紙送り用のステップモー
タ25(図8)に駆動されて回転するように構成され、
さらにこの紙送り軸22には、給紙ローラ21の両側に
各スプロケットホイール46、46を位置決めするスト
ッパリング26、26が取付けられ、また外端部は図5
に見られるように大径部27として形成されていて、こ
れらのスプロケットホイール46、46をストッパリン
グ26に当接させて3インチ巾のファンフォールド紙の
送り孔に合致させる一方、大径部27に当接させて3.
5インチ巾のファンフォールド紙の送り孔に合致させる
ように構成されている。
【0014】一方、固定紙案内部材30は、斜め上方か
らロール紙あるいはファンフォールド紙を送り込むこと
ができるようサブフレーム4の底板6中央に斜めに固定
され、その上部に形成された案内面31は、給紙ローラ
21に沿ってその下方へと弧状に延出し、またこの案内
面31の両側には、図3に示したように、可動紙案内部
材35、35を3インチ位置Aに位置決めするためのス
トッパ32、32が上下2個所に突出形成され、さらに
その上面一部には、給紙ローラ21の引込み位置直前で
ロール紙の先端を検出する紙端検出レバー33とスプロ
ケットホイール46の引込み位置直前でファンフォール
ド紙の先端を検出する紙端検出レバー34が出没自在に
取付けられている。
【0015】他方、左右一対の可動紙案内部材35、3
5は、サブフレーム4の両側板5、5の上部後方に懸渡
したガイドロッド36と、底板6に設けた図示しない横
向きの折曲げ縁とに案内されて巾方向に平行に移動し得
るよう摺動自在に取付けられている。
【0016】これらの可動紙案内部材35、35は、固
定案内部材30の上記したストッパ32、32に当接し
て3インチ位置A(図5)に、またサブフレーム4の両
側板5、5の内面に当接して3.5インチ位置B(図
6)に位置決めされるもので、これらの下端面には、上
記両位置A、Bへの移動の際に、サブフレーム4の底板
6に折曲げて突出させたバネ掛け片7に対してその一側
から他側へと変位する位置にバネ掛けダボ38、38が
突設されていて、これらのバネ掛け片7とバネ掛けダボ
38との間に懸渡した二安定バネ39、39、つまり、
中立点で一方の安定位置から他方の安定位置へと瞬間的
に変位するようなトッグル作用をなす二安定トッグル手
段を拡開転位させることにより、これら一対の可動紙案
内部材35、35を3インチ位置A(図5)か3.5イ
ンチ位置B(図6)かのいずれかの位置へと変位させて
位置決めするように構成されている。
【0017】また、これらの可動紙案内部材35、35
は断面が略g字形をなしていて、四周を壁により取囲ま
れたその前方の内室40、40には、紙送り軸22に回
動不能にかつ軸方向に摺動自在に遊嵌されたスプロケッ
トホイール46、46を若干のクリアランスを設けて保
持し、図5に示したように、3インチ位置Aに移動させ
た際には、内室40、40内に紙送り軸22上のストッ
パリング26、26が入り込むように変位させて、そこ
にスプロケットホイール46、46の内端面を当接させ
ることにより、そのピン47、47の位置を3インチ巾
のファンフォールド紙の送り孔位置に合致させ、また
3.5インチ位置B(図6)に移動させた際には、図6
に示したように、内室40内に紙送り軸22の大径部2
7が入り込むように変位させて、そこにスプロケットホ
イール46、46の外端面を当接させることによって、
そのピン47、47の位置を3.5インチ巾のファンフ
ォールド紙の送り孔位置に合致させるように構成されて
いる。
【0018】そしてさらに、一方の内室40には、スプ
ロケットホイール46と外側壁の内面42との間に介在
させたスプリング48により常時スプロケットホイール
46を内方へ付勢させておく一方、他方の内室40に
は、図5、図6に示したように、それぞれの位置A、B
に移動させた状態でストッパリング26あるいは大径部
27との間に若干の間隙δが形成されるようスプロケッ
トホイール46を若干の遊びを持たせて支持することに
より、ファンフォールド紙に設けた送り孔に若干の位置
ズレがあるような場合でも、これらに適応させてピン4
7を送り孔に合致させることができるように構成されて
いる。
【0019】また、これらの可動紙案内部材35、35
は、g字形の脚部分の間がロール紙やファンフォールド
紙の側縁部が通るスリットとなっていて、図4に示した
ように、その内奥壁は、これらの紙の両側縁と摺接して
巾方向のズレを規制する縁部案内面43をなし、またそ
の下面は、固定紙案内部材30上の紙案内面31よりも
若干低い紙案内面44をなしていて、これらの案内面3
1、44によりロール紙及びファンフォールド紙を上向
き突状に曲成しながら給紙ローラ21のもとへと真直ぐ
に延びた状態で送り込めるように構成されている。
【0020】なお図中符号49は、下端を支点として揺
動操作することにより、軸支した中間歯車24を紙送り
軸22に固定した歯車23と切離してステップモータ2
5からの駆動力を断つ手動操作レバー、また50は、中
間歯車51‥‥を介して給紙ローラ21を手動で回動操
作できる操作歯車をそれぞれ示しており、さらに図中符
号53は、図示しない操作レバーにより給紙ローラ21
に接触させて、ロール紙をフリクションで搬送させる従
動ローラを示している。
【0021】つぎに、このように構成された実施例によ
るファンフォールド紙の送り操作を図5、図6をもとに
説明する。
【0022】3インチ巾のファンフォールド紙をプリン
タ本体に装填する場合には、はじめに左右の可動紙案内
部材35、35の一部を指で摘んでこれらを内側に移動
させる。
【0023】これにより、図5に示したように、各可動
紙案内部材35、35に設けたバネ掛けダボ38、38
は、サブフレーム4上のバネ掛け片7、7の外側から接
近して内側へと離れてゆくように移動するため、一種の
トッグル機構をなす二安定バネ39、39は、中立点で
縮小から拡開へと瞬間的に反転変位して各可動紙部材3
5、35を内方へ付勢し、これらを固定案内部材30の
側縁に設けた各位置決めストッパ32、32に当接させ
て3インチ位置Aへ正しくかつ安定的に位置決めさせ
る。
【0024】そしてこれとともに、図中左方のスプロケ
ットホイール46は、図7(a)に示したように、外側
壁の内面42との間に介装したバネ48に付勢されて、
内室40内に入り込んだ紙送り軸22上のストップリン
グ26と当接し、そのピン47を3インチ巾のファンフ
ォールド紙の側縁から内方へD1 の距離、つまり内側に
5mm寄らせて設けた送り孔の位置に位置決めされ、ま
た、図中右方のスプロケットホイール46は、外側壁の
内面42に押圧されて内方へと移動する。
【0025】したがって、つぎにこのような状態のもと
でファンフォールド紙を案内面31、44に沿わせて給
紙ローラ21のもとへ送り込むと、図4に示したよう
に、このファンフォールド紙sは、可動紙案内部材3
5、35上の紙案内面44、44よりも若干高い位置に
ある固定紙案内部材30上の紙案内面31により上向き
突状に曲成されて、長手方向の剛性を保ちつつ同時に可
動紙案内部材35、35の各内奥壁43、43により巾
方向に正しく位置決め規制されて、スプロケットホイー
ル46、46のもとへ送り込まれる。
【0026】このため、ファンフォールド紙sに負荷が
作用した場合でも、このファンフォールド紙sは突状に
なった中央部分の経路長が両側より長くなる関係上、引
張り力はこの部分に作用することになって、両側に張力
が作用した場合に生じる湾曲や折れ曲がりによるシワの
発生が抑えられて、鮮明な印字形成が確保されることに
なる。
【0027】そして、ファンフォールド紙がスプロケッ
トホイール46、46の下方へ送り込まれると、その過
程で、固定紙案内部材30上の紙端検出レバー34はフ
ァンフォールド紙sの先端を検出し、その検出出力によ
り紙送り軸用のステップモータ25を始動させて紙送り
軸5を回転させ、ファンフォールド紙sがスプロケット
ホイール46、46に引き込まれてさらに送られると、
いま1つの紙端検出レバー33もこの状態を検出する。
したがって、はじめの紙検出信号が出力してから一定の
時間後にあとの紙検出信号が出力しない場合には、ファ
ンフォールド紙sとスプロケットホイール46、46と
の係合が不良であるとして検知されることになり、ま
た、これらの検出信号により印字位置までの所定時間、
紙送り軸5を回転させることにより印字位置を決定でき
ることになる。
【0028】一方、このファンフォールド紙sがスプロ
ケットホイール46、46の下方へ送り込まれる過程
で、図中左方の送り孔は、図5に見られるように、バネ
48によりストップリング26に押当てられて位置決め
された左側のスプロケットホイール46の各ピン47と
係合し、また左右の送り孔の間隔に多少のズレがあった
ときには、図中右側の送り孔は、左側のピン47の位置
を基準として右側のスプロケットホイール46を間隙δ
の範囲内で軸方向に微動させながらそのピン47と正し
く係合する。
【0029】他方、プリンタ本体に3.5インチ巾のフ
ァンフォールド紙を装填する場合には、上述した操作と
逆に左右の可動紙案内部材35、35を外側へ移動変位
させる。
【0030】これにより、図6に示したように、各可動
紙案内部材35、35は、中立点で反転し拡開した二安
定バネ38、38の付勢力によりサブフレーム4の側板
5、5の内面に当接して3.5インチ位置Bに安定的に
位置決めされ、同時に、図中左方のスプロケットホイー
ル46は、バネ48により内側壁の内面41に押圧され
て、3.5インチファンフォールド紙の送り孔位置、つ
まり紙の側縁から6mmの位置に設けた送り孔の位置に位
置決めされ、またこれとともに、バネ48によって内側
への付勢力を受けている図中左方のスプロケットホイー
ル46は、図7(b)に示したように、内側壁の内面4
1に当接してそのピン47を3.5インチ巾のファンフ
ォールド紙の側縁から内方へD2 の距離、つまり内側に
6mm寄らせて設けた送り孔の位置に位置決めされ、ま
た、図中右方のスプロケットホイール46は、内側壁の
内面41に押圧されて外方へと変位する。
【0031】したがって、この状態のもとでファンフォ
ールド紙が各可動紙案内部材35、35の内奥面43、
43に位置決め規制されてスプロケットホイール46、
46のもとへ送り込まれると、図中左方の送り孔が位置
決めされた左側のスプロケットホイール46のピン47
と係合し、これとともに、図中右側の送り孔は、右側の
スプロケットホイール46を微動させながらそのピン4
7と正しく係合する。これに対して、送り孔を持たない
通常のロール紙を装填したような場合には、予め紙送り
軸22からスプロケットホイール46、46を取外すと
ともに、図示しない操作レバーを操作して従動ローラ5
3を給紙ローラ21に圧接させる。
【0032】そして上述したように、左右の可動紙案内
部材を3インチもしくは3.5インチのロール紙に合わ
せていずれか一方に位置決めした上、ロール紙の先端を
斜め上方から送り込めば、ロール紙は可動紙案内部材3
5、35の内奥面43、43に位置決め規制されつつ、
給紙ローラ21と従動ローラ53との間に送り込まれて
フリクション作用によりプラテン3のもとへと給送され
る。
【0033】なお以上は、連続紙の挿入部中央に固定案
内部材30を設け、その左右の可動紙案内部材35、3
5を設けるようにしたものであるが、一方の可動紙案内
部材35のみを可動となし、他方の可動紙案内部材35
を固定させてもよく、また、中央の固定案内部材30を
省略して左右の可動紙案内部材だけで構成するようにす
ることも可能で、これらの場合には、各可動紙案内部材
の紙案内面を内側が高くなるように斜めに形成するとと
もに、各可動紙案内部材の内側縁に狭巾サイズの位置決
め部を設けるようにすることが好ましい。また上述した
実施例では、紙送り軸5に狭巾のファンフォールド紙s
の送り孔位置に対応するスプロケットホイール46の位
置決め用ストップリング26を設ける一方、可動紙案内
部材35には、内側壁の内面41を広巾のファンフォー
ルド紙sの送り孔の位置決め部としたものであるが、こ
のストップリング26をサブフレーム4の底板6からL
字状に立ち上げたストップ片に替えることもでき、さら
には、一方のスプロケットホイール46を内側壁の内面
41との間に設けたスプリングにより外方へ付勢するよ
うにして、広巾ファンフォールド紙sの送り孔に対応す
るスプロケットホイールの位置決め部を紙送り軸5かも
しくはサブフレーム4の一部に設けるようにすることも
できる。
【0034】またさらに上述した実施例では、二安定ト
ッグル手段として二安定バネ39を用いたものである
が、可動紙案内部材の移動経路上に山型の部材を固定し
ておき、可動紙案内部材の一部を弾性変形させながら中
立点でこの部材の山を越えさせるようなトッグル機構、
あるいは一般にスイッチ等で使用されているようなトッ
グル機構を適用することもできる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
プロケットホイールが、可動紙案内手段の移動の際に摺
動するように設けられ、かつファンフォールド紙の紙巾
によって異なるファンフォールド紙の側縁から送り孔ま
での距離に合わせるべくスプロケットホイールの位置を
決め規制する規制部を備えているため、紙幅や、送り孔
までの位置などの規格が相違するファンフォールド紙に
対応することができる。
【0036】またさらに、この可動紙案内部材にスプロ
ケットホイールを軸方向に緩く支持するようにしたの
で、紙巾に応じた可動紙案内部材の移動変位とともに、
支持した各スプロケットホイールをファンフォールド紙
の送り孔に正しく合致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す紙送り機構を後方から
見た斜視図である。
【図2】同上機構を前方から見た斜視図である。
【図3】同上機構の要部を分解して示した斜視図であ
る。
【図4】同上機構の後面図である。
【図5】狭巾位置に変位させた状態を示した同上機構の
上面図である。
【図6】広巾位置に変位させた状態を示した同上機構の
上面図である。
【図7】(a)(b)は狭巾位置及び広巾位置でのスプ
ロケットホイールの位置決め状態を示した図である。
【図8】同上機構を備えたプリンタの全容を示した上面
図である。
【符号の説明】
1 メインフレーム 4 サブフレーム 10 印字ユニット 20 紙送りユニット 21 給紙ローラ 22 紙送り用紙送り軸 26 ストッパリング 30 固定紙案内部材 35 可動紙案内部材 39 二安定バネ 46 スプロケットホイール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 雅彦 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−254702(JP,A) 特開 平5−270083(JP,A) 特開 昭61−246074(JP,A) 実開 平5−95950(JP,U) 実開 昭61−143840(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 23/032 B41J 11/32 B41J 15/04 B65H 23/26

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンフォールド紙の側縁と摺接して該
    ファンフォールド位置決め規制する案内面を備え
    かつ該ファンフォールド紙の紙巾に対応する2つの位置
    決め部の間で変位し得るよう設けられた2つの可動紙案
    内手段と、上記2つの可動紙案内手段を該ファンフォー
    ルド紙の紙巾に対応する狭広2つの位置に位置決めする
    手段と、 上記可動紙案内手段の移動の際に摺動するスプロケット
    ホイールと、 上記ファンフォールド紙の紙巾によって異なる上記ファ
    ンフォールド紙の側縁から送り孔までの距離に合わせる
    べく上記スプロケットホイールの位置を決め規制する規
    制部と、 からなる プリンタにおける紙送り装置。
  2. 【請求項2】 上記可動紙案内手段と、上記スプロケッ
    トホイールとが紙送り軸に軸方向に摺動自在に取付け
    れている請求項1に記載のプリンタにおける紙送り装
    置。
  3. 【請求項3】 上記位置決めする手段が、二安定トッグ
    ル手段により構成されている請求項1に記載のプリンタ
    における紙送り装置。
  4. 【請求項4】 中央に固定紙案内手段を配設し、その両
    側に上記可動紙案内手段が配置されている請求項1に記
    載のプリンタにおける紙送り装置。
  5. 【請求項5】 上記可動紙案内手段上の紙案内面を、上
    記固定紙案内手段上の紙案内面よりも若干低く位置させ
    たことを特徴とする請求項1に記載のプリンタにおける
    紙送り装置。
  6. 【請求項6】 上記紙送り軸に、ロール紙をプラテンに
    向けて送り出す給紙ローラを一体的に固定したことを特
    徴とする請求項1に記載のプリンタにおける紙送り装
    置。
  7. 【請求項7】 上記固定紙案内手段に、給紙ローラが引
    込む直前の位置と、スプロケットホイールが引込む直前
    の位置に紙検出手段を配設したことを特徴とする請求項
    1に記載のプリンタにおける紙送り装置。
  8. 【請求項8】 上記位置決め部が上記紙送り軸に設けら
    れている請求項2に記載のプリンタにおける紙送り装
    置。
  9. 【請求項9】 上記ファンフォールド紙の紙巾に対応す
    るよう移動変位する一対の上記可動紙案内手段のうち、
    一方の可動紙案内手段には、上記スプロケットホイール
    を軸方向に緩く支持する支持部を設け、他方の上記可動
    紙案内手段には、上記スプロケットホイールを常時上記
    位置決め部へ当接させるべく付勢する付勢部材が設けら
    れている請求項1に記載のプリンタにおける紙送り装
    置。
JP02880194A 1994-01-31 1994-01-31 プリンタにおける紙送り装置 Expired - Fee Related JP3534124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02880194A JP3534124B2 (ja) 1994-01-31 1994-01-31 プリンタにおける紙送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02880194A JP3534124B2 (ja) 1994-01-31 1994-01-31 プリンタにおける紙送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07215552A JPH07215552A (ja) 1995-08-15
JP3534124B2 true JP3534124B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=12258536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02880194A Expired - Fee Related JP3534124B2 (ja) 1994-01-31 1994-01-31 プリンタにおける紙送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3534124B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111056340A (zh) * 2020-01-07 2020-04-24 南京富士通电子信息科技股份有限公司 一种适用两种纸宽的移载装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07215552A (ja) 1995-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4898488A (en) Printer with multi-function paper feeding mechanism
WO1996011111A1 (fr) Systeme et dispositif d'alimentation en papier pour imprimantes
US6203223B1 (en) Printer
JPH04232082A (ja) プリントヘッド支持機構
JPH0270468A (ja) プリンタの紙送り装置
US5893669A (en) Ribbon feeding device for printer
US4210076A (en) Printing apparatus
JPH0513578Y2 (ja)
JP3534124B2 (ja) プリンタにおける紙送り装置
EP0856412B1 (en) Platen-gap regulating apparatus
JPS59104971A (ja) プリンタ
JP3212186B2 (ja) 用紙搬送装置
EP1270244B1 (en) Printer
US7066670B2 (en) Printing method and apparatus
JPH1158885A (ja) プリンタ
JP3758458B2 (ja) 記録装置
JP3677115B2 (ja) プリンタにおけるリボン送り装置
JPH07215550A (ja) プリンタにおける紙送り装置
JPH0536698Y2 (ja)
JPH0585000A (ja) 印字媒体給送装置
JPH0740626A (ja) 印字装置
JPH1081006A (ja) プリンタ装置の紙送り機構
JPH02112973A (ja) プリンタの用紙ジャム防止装置
JPH07276720A (ja) 紙送り装置
JPH0671808B2 (ja) プリンタの紙送り装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees