JPS62267117A - プラスチツク成形用金型 - Google Patents

プラスチツク成形用金型

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JPS62267117A
JPS62267117A JP11071086A JP11071086A JPS62267117A JP S62267117 A JPS62267117 A JP S62267117A JP 11071086 A JP11071086 A JP 11071086A JP 11071086 A JP11071086 A JP 11071086A JP S62267117 A JPS62267117 A JP S62267117A
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sleeve
moving
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JP11071086A
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English (en)
Inventor
Hisao Inage
久夫 稲毛
Masao Takagi
正雄 高木
Shoki Eguchi
江口 昭喜
Norio Yatsuda
則夫 谷津田
Yoichiro Arai
荒井 洋一郎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラスチック成形用金型に係り、特に1高精
度を要求される成形品、例えばプラスチックレンズ成形
などに好適なプラスチック成形用金型に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
ビデオテープレコーダ用のズームレンズなどに用いるプ
ラスチックレンズは、ガラスレンズのように時間と工数
をかけずに製作できるものとして需要が増大し、そのプ
ラスチック成型技術も注目されるに至った。
プラスチック成形用金mは、互いに対向して配設される
金型の、少なくとも一方の金型架体にスリーブを介して
摺動自在に可動入駒を備え、他の一方の金型架体に固定
入駒′t−備えて、これら対向する固定、可動式駒間に
溶融樹脂を充填するキャビティを形成しうるように前記
可動入駒を押圧する加圧手段t−有し、IAI定、可動
入駒部に加熱手段および冷却手段t−設けた構成のもの
が開発されている〇 一般に、プラスチック成形では、金型内で製品%部の冷
却が均一に行われないと、製品の反シや局部的ひけ等の
成形欠陥が起る。このような現象はキャピテイ向の温度
分布と密接な関係があシ、キャビテイ面の温腿分布の不
均一によって発生する。特に、コスト低減を狙いとして
成形の高速化を行うと、前記温度分布の不均一性が拡大
する。
このキャビテイ面の温度分布の不均一性は、キャビティ
を構成する入駒を、金型架体が直接保持しているために
、入駒は金型架体温度の影響を直接受ける沈めに生じる
ものである。
このような問題を解決する手段として、例えは、特開昭
58−12715号公報に記載されているように、固定
側の金型架体と可動側の金型架体とのいずれか片Itl
lまたは両側に、低熱伝導率の部材断熱板)を介在させ
、制御すべき金型体積を小さくする手段が提案されてい
る〇 〔発明が解決しようとする問題点〕 一般に、金型架体は空気に常時さらされているために、
それ自体温度が不安定であ夛、熱容量が大きいこともあ
って迅速に温度制御できない。
したかって、入駒は絶えず不安定な金型架体の温度に影
響され、入駒と金型架体との間に生じる温度勾配のため
に、キャビテイ面温度は均一な温度を保つことが難かし
い。
そこで、成形の^連化が行われると、キャビティ鄭の温
度か上昇し、熱容量の大きい金型架体はこれに追従でき
なくなり、入駒と金型架体との間の温厩勾配がさらに拡
大される〇 これらの問題は、入駒を含めた金ffi架体全体を温度
制御するという発想か、キャビテイ面の温度分布の不均
一を招いていることに起因する。
そこで、前述の特開昭58−12715号公報記載の技
術では、金型架体に断熱板を介在させ、温度制御すべき
金型体at−小さくするように配慮されている0しかし
、そのような手段によっても、金型架体温度は十分小さ
くなく、また金型架体の一部が外気に触れていることか
ら入駒によるキャビテイ面の温度を均一に保持すること
は難かしく、成形サイクルを大幅に短縮することについ
て十分配慮されていなかった。
本発8Aは、前述の問題点を解決するためになさ4 ・ れたもので、キャビテイ面の温度分布をほぼ均一に保ち
、かつ、成形サイクルを大幅に短縮しうるプラスチック
成形用金型の提供を、その目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
前述の問題点を解決するために、本発明のプラスチック
成形用金型に係る第1の発明の構成は、互いに対向して
配設される金型の、一方の金型架体に固定式駒部を備え
、他方の金型架体に可動入駒部を備え、互いに対向する
固定、可動式駒間に溶融樹脂を充填するキャビティを形
成し、前記固定、可動入駒部に加熱手段および冷却手段
を設けたプラスチック成形用金型において、前記固定。
可動入駒部側面と、固定、可動側合を架体との境界面に
、それぞれ少なくとも2箇所以上の接触部によシ空隙を
設けるとともに、前記固定、可動側金型架体の相対向す
るパーティング面に近い方の接触部に、低熱伝導率部材
を入駒を囲むように配設したものである。
また、本発明のプラスチック成形用金型に係る第2の発
明の構成は、 互いに対向して配設される金型の、一方の金型・架体に
固定入駒部を備え、他方の金型架体に可動入駒部を備え
、互いに対向する固定、可動入駒間に溶融樹脂を充填す
るキャビディを形成し、前記固定、可動入駒部に加熱手
段および冷却手段を設けたプラスチック成形用金型にお
いて、前記固定。
可動入駒部側面と、固定、可m側金型架体との境界面K
、それぞれ少なくとも2箇所以上の接触部によシ空隙を
設けるとともに、Ii!11定、可動入駒部は、それぞ
れスリーブと入駒とからなるものとし、固定、可動入駒
の拐料を、固定、可動スリーブに用いた材料の少なくと
も5倍以上の熱伝導率を有する材料を用いるようにした
ものである。
〔作用〕
前述の技術的手段による作用を、本発明全開発した考え
方に合わせて次に述べる。
キャビティ向のth!度分布を均一に保つために、入駒
部と金型架体i11と′5r温度管理上分離することに
着目し、入駒部だけの温度を積極的に制御することによ
り、キャビテイ面の温度分布の均一化と成形の高速化と
を達成することを考えた。
前述のように入駒部と金型架体部との境界にエアキャッ
プを形成することによって入駒部、金型架体部間の熱移
動が遮断される。また、低熱伝導率部材の熱抵抗体を設
けることによって、ツク−ティング面上において発生す
る入駒部、金型架体部間の熱流が遮断される。
さらに、入駒部における入駒に高熱伝導率材料を用いる
ことにより、キャビティ部の温度管理が迅速になされ、
スリーブ部があたかも熱抵抗体として機能することにな
る。
〔実施例〕
以下、本発明の%実施例を第1図ないし第6図を参照し
て説明する。
まず、第1図は1本発明の一実施例に係るプラスチック
成形用金型の縦断面図でおる〇プラスチック成形用金型
は、互いに対向して配設される金型の一方が固定側、他
方が可動側を栴8 ・ ビティが形成されている。
第1図において、1fl、固定側の金型架体に係る固定
架体、2は、可動側の金型架体に係る可動架体、3は向
定取句板、4は受板、5はザポート。
6は可wJ取付板である。
固定架体1と固定取付板3とは、ボルト等(図示せず)
で一体に固定される。可動架体2.受板4、サポート5
.可動取付板6も同様に一体に固定され、相対向するパ
ーティング面7から固定側。
可動側に型開きができる0 8は、固定側の入駒に係る固定入駒、10は向足スリー
ブで、固定入駒8は固定スリーブ10に嵌合固定されて
li!t1足人駒部全人駒部ている0そして、この[m
2入駒s線固定架体1に挿入固定される。固定スリーブ
10の側面は、両側に段付き部IDa、10cをMする
段付きの糸巻状に形成されておシ、固定スリーブ10を
固定架体1へ組込んだとき、その段+Jき部10a、1
0cが固定架体1との境界面の接触部となりエアギャッ
プ(空隙)12が形成されるようになっている。
9は、可動側の入駒に係る可動入駒、11は可動スリー
ブで、可動入駒9は可動スリーブ11に摺動自在に保持
されて可動入駒部を構成している。
そして、この可動入駒部は可動架体2に挿入固定される
。可動スリーブ11の側面は、両側に段付き部11a、
11cを有する段付きの糸巻状に形成されており、可動
スリーブ11を可動架体2へ組込んだとき、その段付き
1l111a、  11 cが可動架体2との境界面の
接触部となりエアギャップ(空隙)16が形成されるよ
うになっている。
固定入駒8、固定スリーブ10には熱媒通路14−1か
形成され、通路管15−1により金型外部へ通じている
。同様に、可動入駒9、可動スリーブ11には熱媒通路
14−2が形成され、通路管15−2によp金型外部へ
通じている。これら熱媒通路は、固定入駒部、可動入駒
部でそれぞれ別々に循環できるようになっている。
なお、熱媒通路14−1.14−2、通路管15−1.
15−2に代る他の加熱、冷却手段、例えはヒータ、ヒ
ートバイブ等を用いてもよい。
固定架体1.可動架体2の相対向するパーティング面7
上に、固定スリーブ1oの段付部10a。
可動スリーブ11の段付部11aの外周面に接したリン
グ状の低熱伝導率部材に係る熱抵抗体16−1.16−
2が配置されている@換言すれは。
固定架体1.可動架体2の相対向するパーティング面7
に近い、段伺部10a、11aによる固定。
可動入駒部と固足、可動架体1,2との接触部に、熱抵
抗体1(S−1,16−2を、入駒、特にキャビティ2
1t−囲むように配設している。この熱抵抗体16−1
.16−2はパーティング面7がら、型開き動作時に固
足側、司動側に分離される。
可動入駒9の酸部には、保持部材17が配置され、この
保持部材17は、油圧シリンダ18のラムに直結してい
る。
21は、溶融樹脂を充填してプラスチック成形製品を成
形するためのキャビティで、このキャビティ21は、相
対向する固定入駒8.可動入駒9によって構成されるも
のである〇 なお、19はスプル、20はゲートで、これらはキャビ
ティ21に溶融樹脂を充填するための通路である。
以上が、本実施例のプラスチック成型用金型の。
全体構成であるが、本発明の特徴点となるエアギャップ
12,13.熱抵抗体16−1.16−2について、よ
シ詳細に説明する。
キアギャップ12.13は、固定入駒8.可動入駒9の
中心を合致させること、およびグー)20の形成を必要
とすることから、好ましくは、パーティング面7t−形
成する位置と、固定、可動スリーブ底面1ob、t1b
K近接する位置とに段付s10a、  11 aと10
c、11cとt−Vするように、スリーブ側面に糸巻状
に構成することが望ましい。
構造によっては、固定架体1.可動呆体2iIllにエ
アギャップが形成されるようにしても良く、また、エア
ギャップは断続的に形成されても艮い。
エアギャップの間隙寸法は50μm以上とすることが好
適である。
本実施例に示す糸巻状の段付部10a、11aおよび1
0c、11cは、強度および構成上問題のない限プ小さ
くすることが望ましい。
入駒部との間にエアギャップを保有する金型架体は、固
定架体1.可動架体2、および固定スリーブ10.可動
スリーブ11のパーティング面7に生じる温度勾配すな
わち熱の流れを、熱抵抗体16−1.16−2によプ遮
断して、キャピテイ21面の温に分布の均一化および加
熱冷却速度のスピードアップに効カ會発揮するように構
成されている。
この熱抵抗体16−1,115−2は、例えはセラミッ
ク、熱硬化性樹脂9強化合成樹脂、ステンレススチール
など、その熱伝導率が鋼材(炭素鋼)の172以下のも
のが望ましい0また、その厚みは。
好ましくは1 mm以上とし、できれは軸対称性を保持
しうるように配置することが好適である。その型開き方
向の誦さ蝶、固定、可動スリーブの段付部10a、11
aと固定、可動架体1.2とが直接触れないS成であれ
は、その高さ寸法は限定されない。
・12゜ 以上の構成からなる本実施例のプラスチック成形用金型
の動作を説明する。
周知の成形機により溶融した樹脂をスプル19、ゲート
20を経て中キビテイ214C充填するが、目的によシ
適宜熱媒を熱媒通路14−1.14−2に循環し、固定
、可動入駒部(固定入駒8.可動入駒9.および固定ス
リーブ10.可動スリーブ11)の温度が制御される。
樹脂が冷却固化したのち、公知の手段によシバ−ティン
グ面7から固定側と可動側に屋開きを行い、油圧シリン
ダ18t−作動させ、製品21aの突出し離型を行う〇 これが、本実施例のプラスチック成形用金型による成形
と製品の取出しか行われるまでの動作であるが、a作土
は従来の金型と同様である。
本プラスチック成形用金型の特徴は、製品が成形完了す
る1サイクルの時間がきわめて短いことと、キャビティ
21か製品21aと接する面の温度分布幅が極めて短い
こととにある。
上記効果が得られる構造上の特徴は、固定、可動スリー
ブ10.11と固定、可動架体1,2との間の境界に形
成されているエアギャップ12゜13と、固定、可動架
体1.2のパーティング7面上に設けた熱抵抗体16−
1.16−2にある。
すなわち、エアキャップ12.13によっテ、固定、可
動スリーブ10.11と固定、可動架体1゜2との間の
熱移動が遮断され、かつ、熱抵抗体16−1.16−2
によって、パーティング面7上において発生する入駒部
、金型架体部間の熱流が遮断されるものである。
これらの効果は、実験によって得られた第2図および第
3図の結果に示される。
第2図は、本実施例のモテル金型による実験結果を示す
金型温度線図、第6図は、従来のモデル金をによる実験
結果會示す金型温度線図である。
第2.5図では、横軸には時間扮)をと)%縦軸には金
型温i(℃)をとって、加熱、定常、冷却の各工程にお
けるキャビテイ面温度と架体パーティング面温度を測定
した結果を示している。
なお、図中%架体(1)、架体(2)の線は測定個所に
よる相違を示したもので、架体(1)はスリーブ側に近
い内側の架体パーティング面温度、架体(2)は空気側
に近い外側の架体パーティング面温度を示すものである
〇 本実施例の金型モデルの入駒部キャビティ面温度は、第
2図に示すように約4分で所定温度(約140℃)VC
達するのに対し、従来金型の金型モデルの場合は、第6
図に示すように約19分を必要とする。
また、冷却時間においても、キャビテイ面温度は、例え
は60℃まで冷却する場合1本実施例のものは約3分、
従来のものは約7分を必要とする。
すなわち、エアキャップ12.15と熱抵抗体16−1
.16−2’i設けたことによ)、本実施例の金型では
従来のものにくらべ、加熱速度は約4倍、冷却速成は約
2倍にスピードアップされている。
キャビテイ面の温良分布に関しては%第2図。
第6図のΔTで示される。キャビティ21を形成する固
定、可動入駒8,9、および固定、可動ス15 ・ リープ10.11の温度分布幅ΔTは、本実施例の金型
ではΔT=6℃、従米構造のものijj’l’=18℃
であシ、キャビテイ面の温度分布幅においても本実施例
のものが艮い。
なお、エアギャップを設ける位置は、スリーブの側面に
設けるのか効果的である。固定、可動スリーブの%底向
10b、11bにエアギャップまたは断熱部材を設けて
も機能的には障害とはならないか、キャビティ向の加熱
、冷却速度、およびキャビテイ面の温良分布への効果は
小さい。
本実施例によれは、入駒部と金型朱体部とを熱的に分離
したため、キャピテイ向の電板分布を小さくしたまま、
成形サイクルの大幅短縮が達成される。
次に、本発明の他の実施例について先の第1図。
および第4図ないし第6図を参照してa明する。
第4図は、本発明の他の実施例に係る、高熱伝導率材料
の入駒を用いたプラスチック成形用金型の金型温11e
1.37145図は、従来材料の入駒を用いたグラスチ
ック成形用金型の金型温度線図、第、16・ 6図は、高熱伝導率材料の入駒を用いたプラスチック成
形用金型の金型断面温度分布図であるC本実施例のプラ
スチック成形用金型の金型構成は第1図に示す構造と伺
等変わらないが、固定入駒8、可動入駒9に用いる材料
を、他の構成要素よりきわめて^い熱伝導率t−Vする
材料を用いたものである。これら入駒の熱伝導率は、少
なくともスリーブ材料の5倍以上の高熱伝導率を有する
ことが望ましく、仁れによシ入駒およびスリーブによシ
形成されるキャビティ向の温良分布の均一化が達成され
る。
第4図、第5図は、横軸に時間(秒)、縦軸に金型温度
L’C)をとp%人入駒材料を変えてシミュレーション
結果を比較したものである。
本実施例に用いた固定入駒8.可動入駒9の材料は、熱
伝導率17 cal / am・8・℃の銅曾金を用い
固定スリーブ10、可動スリーブ11の材料は、熱伝導
率a 1 cal/cm* a・℃のステンレス銅を用
いている〇 なお、入駒の材料としては、アルミ合金、亜鉛合金等を
用いてもよい。、 第4図は、入駒に高熱伝導率の材料を用いた本実施例の
場合であり、熱媒を流したときのキャビテイ面最大温度
幅を示している。
温度分布幅ΔTは、加熱終了時にもっとも大きく、ΔT
=3℃となっている。
一万、従来材料金柑いたm5図では、先の実施例におけ
る実験結果(WJ2図)と同様、ΔT=6℃となってい
る。
入駒に高熱伝導率の材料を用いることにょシ。
同一構造の金型においてもキャビテイ面温度分布を17
2にすることが可能となシ、従来構造の金型の実験結果
(第3図)に対して1/6に改善できたキャビティ面温
駄分布幅が低減する理由は、入駒による加熱速匿のスピ
ードアップによシ、スリーブを一棟の熱抵抗体として作
用させるためと推定される。
第6図は、本実施例のシミーレージ曹ン結果を示す金型
断面温度分布図である0図中の谷部は、第1図の谷部の
6号と同一符号をもって示しているO 第6図の等温線に示すように、キャビティ21近傍では
、等温線はキャビテイ面と平行にな)、はとんど温度勾
配の発生が認められない。
一方、熱抵抗体15−1.16−2からキャビティ21
に向って、固定、可動スリーブ10.11内で温度勾配
が発生しておシ、これは、固定、可動スリーブ10.1
1があたかも熱抵抗体として機能していることを示して
いる。
前述のシミュレーシ目ン結果によシ、入駒の熱伝導率は
、スリーブの熱伝導率の5倍以上の高熱伝導率とするこ
とが望ましい。
以上の%実施例の説明は第1の発明に関するものである
が、次に第2の発明について述べる。
第2の発明のプラスチック成形用金型は、特に図示しな
いが、第1図の実施例のプラスチック成形用金型に対し
て熱抵抗体16−1.16−2 ’i設けない金型構成
のものである。そして、先に第4〜6図を参照して説明
した例のように、一定入駒8、可動入駒9の材料を1固
定スリーブ10、可動スリーブ11の材料の少なくとも
5倍以上の高熱伝導率を有する拐料金用いるようKした
ものである。
入駒の材料を画然伝導率のものとすることによって、熱
抵抗体16−1.16−2′ft設けない金型構成とし
ても%第1図の実施例で説明したと同様の効果が十分に
期待できる。すなわち、キャビティ部の温度制御か迅速
に行われ、キャビテイ面の温度分布を小さくしたま唖、
成形サイクルの大幅短縮が可能となる。
〔発明の効果〕
以上述べたように1本発明によれは、キャビテイ面の温
度分布をはは均一に保ち、かつ、成形サイクルを大幅に
短縮しうるプラスチック成形用金型を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
m1図は、本発ψjの一実施例に係るプラスチック成形
用金型の縦断面図、第2図は、そのモデル金型による実
験結米會かす金型温度線図、第6図は、従来のモデル金
型による実験結果を示す金型・20 ・ 温度線図、第4図は、本発明の他の実施例に係る、高熱
伝導率材料の入駒を用いたプラスチック成形用金型の金
型温度線図sfgs図は、従来材料の入駒を用いたプラ
スチック成形用金型の金型温度線図、第6図は、高熱伝
導率材料の入駒を用いたプラスチック成形用金型の金型
断面温度分布図である0 1・・・固定架体、2・・・可動架体、7・・・パーテ
ィング面、8・・・固定入駒、9・・・可動入駒、10
・・・固定スリーブ、’11−’・可動スリーブ、10
a、10c。 11a、11c・・・段差部、12.15・・・エアギ
ャップ、16−1.16−2・・・熱抵抗体、21・・
・キャビティ〇 5−Et芙に駒 B−−−:Lアギャリア 算2回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、互いに対向して配設される金型の、一方の金型架体
    に固定入駒部を備え、他方の金型架体に可動入駒部を備
    え、互いに対向する固定、可動入駒間に溶融樹脂を充填
    するキャビティを形成し、前記固定、可動入駒部に加熱
    手段および冷却手段を設けたプラスチック成形用金型に
    おいて、前記固定、可動入駒部側面と、固定、可動側金
    型架体との境界面に、それぞれ少なくとも2箇所以上の
    接触部により空隙を設けるとともに、前記固定、可動側
    金型架体の相対向するパーティング面に近い方の接触部
    に、低熱伝導率部材を入駒を囲むように配設したことを
    特徴とするプラスチック成形用金型。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、固定、
    可動入駒部は、それぞれスリーブと入駒とからなるもの
    とし、固定、可動入駒の材料を、固定、可動スリーブに
    用いた材料の少なくとも5倍以上の高熱伝導率を有する
    材料を用いるものとしたものであるプラスチック成形用
    金型。 3、互いに対向して配設される金型の、一方の金型架体
    に固定入駒部を備え、他方の金型架体に可動入駒部を備
    え、互いに対向する固定、可動入駒間に溶融樹脂を充填
    するキャビティを形成し、前記固定、可動入駒部に加熱
    手段および冷却手段を設けたプラスチック成形用金型に
    おいて、前記固定、可動入駒部側面と、固定、可動側金
    型架体との境界面に、それぞれ少なくとも2箇所以上の
    接触部により空隙を設けるとともに、固定、可動入駒部
    は、それぞれスリーブと入駒とからなるものとし、固定
    、可動入駒の材料を、固定、可動スリーブに用いた材料
    の少なくとも5倍以上の高熱伝導率を有する材料を用い
    ることを特徴とするプラスチック成形用金型。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008246724A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Japan Crown Cork Co Ltd 合成樹脂製キャップ成形用の金型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008246724A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Japan Crown Cork Co Ltd 合成樹脂製キャップ成形用の金型

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