JPS61127323A - 射出圧縮成形用金型装置 - Google Patents

射出圧縮成形用金型装置

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JPS61127323A
JPS61127323A JP24878684A JP24878684A JPS61127323A JP S61127323 A JPS61127323 A JP S61127323A JP 24878684 A JP24878684 A JP 24878684A JP 24878684 A JP24878684 A JP 24878684A JP S61127323 A JPS61127323 A JP S61127323A
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竹下 正道
Shoki Eguchi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、プラスチックレンズ等の精密部品の成形に好
適な射出圧縮成形用金型装置に関する。
〔発明の背景〕
プラスチック成形法の1種として知られている射出成形
法は、成形機で溶融混練された樹脂を金型内の空間部(
以下、キャビティという)に高圧で流し込み、該樹脂を
キャビティ内で時間経過とともに冷却する方法であるが
、冷却時に樹脂の性質上必ず収縮を伴うため、プラスチ
ックレンズ等の高精度が特に要求される超精密部品の成
形法としては不向きであり、それ故、超精密部品の成形
法としては、射出圧縮成形法が採用されることが多い。
この射出圧縮成形法は、基本的には上記射出成形法と同
じであるが、金型内に加圧シリンダを備え、キャビティ
内に注入された樹脂を該加圧シリンダにて加圧し、これ
により上述した樹脂の収縮を補正するものであり、通常
、40〜90’C程度の一定温度に維持した金型に19
0〜260’Cの高温に加熱した溶融樹脂を射出した後
、キャビティの一面を構成する圧縮用入駒を介してキャ
ビティ内の樹脂に圧縮力を作用させながら、樹脂を冷却
固化する方法である。
しかしながら、このような射出圧縮成形法で製造された
プラスチック部品の形状をミクロンオーダの精度で測定
すると、必ず、そりやひけ等の成形歪が存在するという
欠点があった。
このような欠点が発生する原因は、次のような理由によ
るものと考えられる。上記した従来の通常の射出圧縮成
形法では、金型とキャビティ内に射出される樹脂の温度
差が大きく、キャビティ内に射出された高温の溶融樹脂
は10〜5o0(ン分程度の冷却温度で急速に冷却され
る。このため、樹脂内には大きな温度差が発生し、樹脂
は大きな温度差を有したまま冷却固化される。その結果
、成形後の樹脂の収縮は犬きくかつ不均一になるので、
樹脂内の高温であった個所にはひけが発生し、樹脂全体
の温度不均一のアンバランスがそりを生じさせるものと
考えられる。
そこで、本発明者等は、射出圧縮成形法によりミクロン
オーダの精密部品を成形するには、金型のキャビティ部
分とスプール・ランナ一部分の間に断熱部を設け、両部
分の熱伝導を減じ、両部分の温度を成形の1サイクル中
忙それぞれ独立した所定の温度パターンで加熱上昇、冷
却降下する温度制御が不可欠であるということを見い出
した。
しかしながら、従来の射出圧縮酸形用金型装置において
は、キャビティを構成する圧縮用入駒および該圧縮用入
駒に対向する入駒が、スプル・ランナが形成された可動
型および固定型と比較的大きな接触面積で対向している
ため、両部分間の熱伝導を防止できす、両部分を独立し
て温度制御することは困難であった。なお、断熱材を用
い金型の熱容量を小さくすることを目的とした先行技術
として、特開昭58−12715号公報に記載のものが
知られているが、この先行技術は、スプルとキャビティ
が形成された型板を断熱板により取付は板等から断熱し
たものであるため、断熱された型板の成形開始までの立
ち上がり時間は短縮できるものの、キャピテイ部分とス
プル・ランナが形成された金型部分間の熱伝導を防止で
きず、両部分を意図的に、それぞれ独立して温度制御す
ることは困難であった。
また、射出圧縮成形法は、加圧シリンダによりキャビテ
ィ内の樹脂を加圧するものであるため、かかる加圧時に
キャビティの容積が減少し、その反作用として、キャビ
ティへの樹脂注入口であるゲートから樹脂が逆流すると
いう現象を生じ、それ故、加圧時の樹脂の逆流防止手段
か必要となる。
かかる逆流防止手段の一例として、金型のスプル・う/
す・ゲート部分とキャビティ部分とを、ゲートを樟にし
て相対移動可能な構造とし、キャビティからの樹脂の逆
流を機械的に遮断させる金型装@1が知られている(特
開昭57−105331号公報)。しかしながら、この
先行技術にあっては、樹脂を圧縮成形操作するための油
圧装置の他に、金型のスプル・ランナ・ゲート部分とキ
ャビティ部分とを相対移動させるための油圧装置が必要
となり、そのため、金型構造や油圧回路が大がかり、複
雑になるという欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、スプル・
ランナが形成された金型部分とキャビティ部分間の熱伝
導を大幅に減少し、両部分をそれぞれ独立した温度パタ
ーンで加熱上昇、冷却降下できるようKし、形状精度の
向上と成形サイクルの短縮が可能な射出圧縮1成形用金
型装置を提供する忙ある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために、本発明は、キャビティを複
数の入駒で構成し、該入駒とこれらを支持する固定型お
よび可動型との対向面に断熱部を設けることKより、キ
ャビティを構成する入駒とスプル・ランナ部の金型との
間の熱移動を減少しキャビティを構成する入駒の温度を
低下させてもスズル・ランナ部分の金型温度を高温状態
に維持できるようKし、以て、キャビティからの樹脂の
逆流を成形機からスプル・ランナ内の樹脂に伝達される
保圧力により防止できるよ5VcするとともK、スズル
・う/す部の金型の熱をキャビティを構成する入駒に伝
えぬようにし且つキャビティを構成する入駒の熱容量を
減少して、形状精度の向上と成形サイクルを短縮できる
よう忙した点に特命がある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明の一実施例による射出圧縮成形用金型装
置の断面図である。
同図において、Iは固定型枠、2はスズルブツシュ、3
はスプルブツシュ2内に形成されたスズル、4は固定型
枠1に嵌合固定された固定側入駒であり、固定側入駒4
0下面には固定側キャビテイ面5が形成されている。6
は固定型枠1上罠載置された固定側型板、7は固定側型
板6上に載置された固定側取付板であり、固定型枠1お
よび固定側型板6は固定側取付板7に固定されている。
固定側入駒4は上面と下部側面がそれぞれ固定側型板6
と固定型枠IK液接触ており、固定側入駒4の上面には
固定側型板6との接触面積を減少するための断熱用凹部
8が、固定側入駒4の下部側面には固定型枠1との接触
面積を減少するための断熱用凹部9が形成されており、
さらk、固定側入駒4の上部側面と固定型枠1との間に
は2ml[程度の比較的長目の断熱用間隔10が形成さ
れている。以上説明した符号1〜7で示す部材は一体と
なって金型の固定側を構成している。
11は可動側型枠、12は可動側型枠11Vc嵌合され
た可動側スリーブ、13は可動側スリーブ12゛内に上
下摺動自在VC嵌合された圧縮用入駒であり、圧縮用入
駒13の上面K)!可動側キャビチイ面14が、また、
可動側スリーブ12の上部側面にはキャビティ側面15
がそれぞれ形成されており、これら可動側キャビティ面
14.キャビティ側面15および固定側入駒4に形成し
た固定側キャビテイ面5とでキャビティ16を構成して
いる。
17は可動側型枠11および可動側スリーブ12を支持
する可動側型板、18は可動側型板17を支持する脚体
、19は脚体18を支持する可動側取付板であり、可動
側型枠1.可動側型板17および脚体18は可動側取付
板191C固定されている。20は可動側取付板19に
設置された加圧シリンダであり、加圧シリンダ20は圧
縮用入駒13の下面に接触し、圧縮用入駒13に加圧力
を作用する。
可動側スリーブ12は上部側面と下面がそれぞれ可動側
型枠11と可動側型板17に接触しており、可動側スリ
ーブ12の上部側面には可動側型枠11との接触面積を
減少するための断熱用凹部21が、可動側スリーブ12
0下面には可動側型板17との接触面積を減少するため
の断熱用凹部22が形成されており、さもに、可動側ス
リーブ12の下部側面と可動側型枠11との間には2m
程度の比較的長目の断熱用間隔23が形成されている。
一方、圧縮用人j!113の下面には加圧シリンダ20
との接触面積を減少するための断熱用凹部24が形成さ
れている。25は固定型枠1と可動側型枠11との間に
形成されたランチ、26は固定側入駒4と可動側スリー
ブ12との間に形成されたゲートであり、上述した可動
側型枠11゜可動側スリーブ12.圧縮用入駒13.可
動側型板171脚体18.可動側取付板19および加圧
シリンダ20は一体となって金型の可動側を構成してい
る。
前述した各凹部8,9,21,22,24は、深さおよ
び幅が1冑程度の等間隔の溝であり、固定側入駒4と固
定型枠1および固定側型板6との相互の接触面積は凹部
8,9と間隔10により、また、可動側スリーブ12と
可動側型枠11および可動側型板との相互の接触面績は
凹部21゜22と間隔231Cより、さらに、圧縮用入
駒13と加圧シリンダ20との相互の接触面積は凹部2
4忙より、それぞれ2〜3割に減じられている。
従って、各凹部8,9,21,22.24および各間隔
10.23は、キャビティ16を形成する固定側入駒4
.可動側スリーブ12および圧縮用入駒13と、これら
を包含する固定型枠1.固定―型板6.可動側型枠11
.可動側型板17および加圧シリンダ20との間の熱伝
導を減少もしくは遮断する断熱層の役割をはたしている
なお、固定型枠1.固定側入駒4.゛可動側型枠11、
可動側スリーブ12および圧縮用入駒13内には、スプ
ル3.ランナ25およびゲート26を通ってキャビティ
16内に注入される樹脂を加熱上昇させるためのヒータ
と、かかる樹脂を冷却降下させるための媒体(油)を通
す冷却孔と、それぞれの金型温度を検出するための熱電
対とが設けられているが、これらは簡略化するために図
示省略しである。
第2図は本実施例に係る射出圧縮成形工程中の金型温度
パターンであって、横軸に時間、縦軸に温度をとってあ
り、実線aはゲート26とキャビティ16の金型温度パ
ターン、破線すはスプル3とランナ25の金型(温度パ
ターンをそれぞれ示している。
同図において、(イ)は射出開始に先立つ金型加熱工程
、(ロ)は樹脂がキャビティ16内に射出される射出工
程、(ハ)、に)、(ホ)はキャビティ16内の樹脂を
圧縮用入駒13にて圧縮する圧縮工程、(へ)はスプル
3.ランナ25.ゲート26およびキャビティ16内の
樹脂を取出し可能状態にする冷却工程、(ト)はかかる
樹脂を金型外へ取出す離型工程である。
ゲート26とキャビティ16の金型温度は、金型加熱工
程(イ)で樹脂の流動温度範囲(PC樹脂では175℃
以上)T、になるよ5に加熱され、射出工程(ロ)で、
射出時にキャビティ16内で分岐・合流する樹脂の流れ
により生じるフローマークやウェルドラインを融着させ
て消し、流動配向を緩和するよう、流動温度範囲(T1
以上)の一定温度に維持され、圧縮工程(ハ)、に)、
(ホ)で以下忙説明する所定の温度パターンで制御され
る。
すなわち、まず、−次冷却工程(ハ)で樹脂の流動温度
範囲(T、以上)の一定温度から樹脂の熱変形温度(P
C樹脂では約130℃)T2近(の一定温度に冷却され
た後、定温工程に)で熱変形温度T1以上の一定温度に
維持される。かかる定温工程に)により、キャビティ1
6内の樹脂は圧縮操作による賦形が可能な状態に維持さ
れるとともK、以降の冷却により生じる成形収縮が小さ
くかつ均一化される。次いで、徐冷工程(ホ)で熱変形
温度11以上の一定温度から熱変形温度T2以下に徐々
に冷却される。この徐冷工程(ホ)で、キャビティ16
内の樹脂は、キャビティ16に対して極めて忠実な相似
収縮が実現され、高度の形状精度を有するプラスチック
レンズが得られる。
一方、スプル3とランナ25の金型温度は、金型加熱工
程(イ)および射出工程(ロ)間で樹脂の流動温度範囲
(T、以上)K加熱された後、圧縮工程(/→、(−4
、(ホ)で流動温度範囲の一定温度に維持される。
これは、キャビティ16内の樹脂が加圧力を受ける圧縮
工程(/→、に)、(ホ)において、キャビティ16内
の樹脂の逆流をスプル・ランナ内の樹脂によって防止で
きるよう、成形機(図示せず)からの保圧をスプル・ラ
ンナ内の樹脂に有効に伝達させるためであり、これによ
り、フ゛ラスチックレンズの形状精度の低下は防止され
る。
もし、圧縮工程(ハ)、(ロ)、(ホ)の間において、
ゲート26・キャビティ16の金型温度とスプル3・ラ
ンナ25の金型温度とが第2図の実線aと同じ温度パタ
ーンで低下すると、スプル3・ランナ25内の樹脂が流
動温度範囲以下まで低下してしまい、スプル・ランナ内
の圧力損失が大きくなる。その結果、成形機からの保圧
をスプル・う/す内の樹脂に有効に伝達することができ
なくなり、キャビティ16内の樹脂がスプル・う/す側
へ逆流し、プラスチックレンズの形状精度が低下すると
いう現象を生じる6 第2図に戻って、ゲート26とキャビティ16の金型温
度は、徐冷工程(ホ)の後、冷却工程(へ)においてス
プル3.う/す25.ゲート26およびキャビティ16
内の樹脂が取出し可能状態になるまで二次冷却され、そ
の後、離型工程(ト)で金型外へ取出されて1成形サイ
クルが終了する。なお、かかる冷却工程(へ)および離
型工程(ト)において、スプル3・ランナ25の金型温
度は、樹脂の流動温度範囲(T、以上)の一定温度から
熱変形温度T、以下に冷却される。
以上説明した金型温度パターンによれば、高度の形状精
度を有するプラスチックレンズを短時間の成形サイクル
で成形することができるが、ゲー、ト26・キャビティ
16の金型温度とスプル3・ランナ25の金型温度とを
それぞれ異なる所定のパターンで制御する必要があり、
特に、第2図中の金型加熱工程(イ)、−次冷却工程(
ハ)、二次冷却工程(へ)において、キャビティ部分の
金型温度を短時間に上昇、降下しなければならないため
、従来の射出圧縮成形用金型装置では不可能であり、本
発明による射出圧縮成形用金型装置においてはじめて可
能となる。
次K、本実施例の射出圧縮成形方法を、第1図に示す射
出圧縮成形用金型装置と第2図に示す金型温度パターン
により説明する。
キャビティ16を構成する固定側入駒4.可動側スリー
ブ12および圧縮用入駒13は、それぞれに設けられた
ヒータ(図示せず)を発熱させたり、あるいは10〜2
0°Cにしである媒体を冷却孔(図示せず)に流すこと
Kより、第2図の実線aで示す金型温度パターンに制御
される。一方、スプル3・う/す25を包含する固定型
枠1および可動側型枠11は、両者に設けられたヒータ
(図示せず)を発熱させたり、あるいは10〜20℃に
しである媒体を冷却孔(図示せず)に流すこ  ・とに
より、第2図の破線すで示す金型温度パターンに制御さ
れる。これらの温度制御は、キャビティ16を構成する
固定側入駒4.可動側スリーブ12および圧縮用入駒1
3が、これらを包含する固定型枠1.固定側型板6.可
動@凰枠11.可動側型板17および加圧シリンダ20
に対して、各凹部8. 9. 21. 22. 24お
よび各間隔10.23により断熱されているため、図示
しない熱電対を用いて各部材を検温しながら、それぞれ
独立して意図的に行うことができる。しかも、上述した
断熱層によりキャビティ16部分の金型の熱容量が減少
するため、実線aの金型加熱工程(イ)Kおける加熱上
昇時間、−次冷却工程(ハ)および二次冷却工程(へ)
における冷却降下時間をそれぞれ短縮でき、成形サイク
ルを短縮できる。
金型が金型加熱工程(イ)により所定の温度まで上昇さ
れると、次の射出工程(ロ)において、溶融樹脂が成形
機のシリンダ(図示せず)よりスプル3゜ランナ25お
よびゲート26を経てキャピテイ16内に射出される。
キャビティ16内の樹脂は、次の圧縮工程(ハ)、に)
、(ホ)において加圧シリンダ20かもの加圧力を受け
て圧縮賦形されるが、この時、キャビティ16部分の金
型温度は冷却降下一定温維持−徐冷され、一方、スプル
3・ランナ25部分の金型温度は樹脂の流動温度範囲(
第2図のT1以上)の高温に維持されているため、スプ
ル3・う/す25内の樹脂は流動状態となっている。従
って、成形機が発生する保圧をスプル3・ランナ25内
の樹脂に有効に伝達することができ、これにより、圧縮
時のキャピテイ16からう/す25゛側への樹脂の逆流
は防止され、形状精度が高められる。
かかる圧縮工程(ハ)、に))、(ホ)が終了すると、
キャビティ16部分およびスプル3・ランナ25部分の
金型温度は、次の冷却工程(へ)および離型工程(ト)
においてともに樹脂の熱変形温度T!以下に冷却降下さ
れるため、キャビティ16内とランナ25内の樹脂は冷
却固化される。こうして冷却固化された樹脂は、その後
、加圧シリンダ20の圧縮動作により圧縮用入駒13を
上昇させることで金型外へ取出され、しかる後、ランナ
25・ゲート26が切り離されてグラスチックレンズが
得られる。
以上説明した本実施例による射出圧縮成形用金型装置と
、キャビティ部分を構成する各入駒とこれらを包含する
金型部分との間に断熱層を設けない射出圧縮成形用金型
装置とを用い、外径47m。
中心厚さ1.9■、外径厚さ12.7m、曲率半径25
0mのPC樹脂製凹レンズと、外径47箇。
中心厚さ14.5m、外径厚さl、Qm、曲率半径88
醜のPC樹脂製凸レンズを成形した結果、後者の射出圧
縮成形用金型装置で10〜20μmあったレンズ面の偏
差を、本実施例による射出圧縮成形用金型装置を用いた
場合は1.0〜3.0μフルと向上でき、また、成形サ
イクルも20〜35%短縮できた。
なお、上記実施例では、キャビティ16を構成する各入
駒4,12.13とこれらを包含する金型部分1,6,
11,17,20との間に凹部8゜9.21,22,2
4および間隔10,23を設け、これら凹部および間隔
内の空気により断熱効果をもたせたものKついて説明し
たが、かかる空気の対流に伴う温度むらの発生防止や、
凹部および間隔の設置に伴5金型強度の低下補強を目的
として、各凹部および間隔内の空間にセラミック系複合
材、アスベストとセメントの複合材、マイカとガラスの
複合材、焼結合金あるいは熱硬化性樹脂積層板等の断熱
材を充填することも可能である。
また、上記実施例では、キャビティ16を構成する各入
駒側に断熱用の凹部を設けたものKついて説明したが、
上記凹部を、これら入駒を包含する金型側の対向接触面
、または入駒側と金型側の両対向接触面に設けても良い
また、本発明をレンズ以外の高精度の形状精度が必要な
プラスチック部品の成形に適用しうろことは当然であり
、使用される金型温度パターンもプラスチック部品に要
求される品質や形状精度のレベル忙より異なるので上記
実施例に限定されないことは明らかである。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、スプル・ランナ
部分の金型温度を高温に維持した状部でキャビティ部分
の金型温度を冷却できるため、圧縮工程中におけるキャ
ビティ内の樹脂の逆流を、成形機からスプル・ランナ内
の樹脂に伝達される保圧により防止することができ、そ
れ故、高度な形状精度を有するプラスチック部品を成形
することが可能になる。また、スプル・ランナ部分の金
型とキャビティ部分の金型の相互の熱移動減少でき、か
つキャビティを構成する金型部分の熱容量を金型全体に
比べて小さくできるため、キャビティ部分の加熱上昇ま
たは冷却降下に要する時間を短縮でき、それ故、成形サ
イクルを短縮することが可能忙なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る射出圧縮成形用金型装
置の断面図、第2図は菓1図の射出圧縮成形用金型装f
lK適用される金型温度パターンを示す説明図である。 1・・・・・・固定型枠、2・・・・・・スプルブツシ
ュ、3・・・・・・スプル、4・・・・・・固定−入駒
、5・・・・・・固定側キャビテイ面、6・・・・・・
固定型型板、7・・・・・・固定型取付板、8. 9.
 21. 22.、 24・・・・・・凹部、to。 23・・・・・・間隔、11・・・・・・可動側型板、
12・・・・・・可動側スリーブ、13・・・・・・圧
縮用入駒、14・・・・・・可動側キャビテイ面、15
・・・・・・キャビティ側面、16・・・・・・キャビ
ティ、17・・・・・・可動側型板、18・・・・・・
脚体、19・・・・・・可動側取付板、2o・・・・・
・加圧シリンダ、25・・・・・・ランナ、26・・・
・・・ゲート。 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに対向して配置された固定型および可動型の
    いずれか一方に摺動自在に設けられた圧縮用入駒と、い
    ずれか他方に設けられ前記圧縮用入駒に対向する入駒と
    を備え、前記両入駒間に形成されたキャビティ中に溶融
    樹脂を射出、充填し、加圧シリンダにより前記圧縮用入
    駒に圧力を加えて、前記キャビティ内の樹脂を圧縮する
    射出圧縮成形用金型装置において、前記キャビティを構
    成する複数の入駒と、これら入駒を支持する前記固定型
    および可動型との間に断熱部を設けるとともに、前記入
    駒とスプル・ランナが形成された前記固定型および可動
    型との一方または双方を、それぞれ独立して温度制御で
    きるように構成したことを特徴とする射出圧縮成形用金
    型装置。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項において、前記断熱部
    が、前記入駒と前記固定型および可動型とのいずれか一
    方または両方の対向面に形成された凹部により構成され
    ていることを特徴とする射出圧縮成形用金型装置。
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