JPS62266764A - 磁気デイスク制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 磁気ディスクサブシステムを接続した計算機システムの
構成の相違により、書込み／続出し命令に対する終了報
告を、磁気ディスク装置に対する後処理動作の前に行う
か後に行うか、システム構成パターンに対応して決定し
、システムの処理効率が低下することを防止したた磁気
ディスク制御装置。

〔産業上の利用分野〕

本発明は磁気ディスクサブシステムに係り、特に計算機
システムに接続される際の、システム構成の違いによっ
て生ずる処理効率低下を防止する磁気ディスク制御装置
に関する。

磁気ディスク装置は計算機システムの大容量外部記憶装
置として使用されており、通常磁気ディスク制御装置に
アダプタを介して、単数又は複数の磁気ディスク装置が
接続され、磁気ディスクサブシステムを構成する。

この磁気ディスクサブシステムが計算機システムに接続
される場合、そのシステム構成は使用目的及び信頼性の
点等から、いくつかのパターンに分けられ、磁気ディス
ク制御装置の制御方式によっては、磁気ディスクサブシ
ステムの処理効率に影響がある。

従って、いかなるパターンであっても、磁気ディスクサ
ブシステムの処理効率を低下させない磁気ディスク制御
装置の出現が望まれている。

〔従来の技術〕

第２図は従来の磁気ディスク制御装置の回路の一例を示
す図で、第３図は磁気ディスクサブシステムを接続した
計算機システムの構成例を示す図である。

第３図（ａ）はシングルパスの場合を示し、第３図（ｂ
ｌはクロスコールの場合を示す。第３図（ａｌにおいて
、中央処理装置１は磁気ディスク装置５ａに対し、書込
み又は読出しを行う場合、チャネル２ａを経て磁気ディ
スク制御装置３ａに命令を送出する。

磁気ディスク制御装置３ａは第２図３３に示す如き構成
で、チャネルインタフェース制御回路８がこの命令を受
は付ける。マイクロプロセッサ１０は制御記憶１１に格
納されているプログラムを読出して動作し、この命令を
解析すると、アダプタインタフェース制御回路９を経て
、アダプタ４ａに磁気ディスク装置５ａを選択し、書込
み／読出しを行うように指示する。

アダプタ４ａは磁気ディスク装置５ａを選択して、デー
タの書込み又は読出しを行い、この動作が完了すると、
アダプタインタフェース制御回路９を経てマイクロプロ
セッサ１０に通知する。マイクロプロセッサ１０はチャ
ネルインタフェース制御回路８を経てチャネル２ａに対
し、命令の終了報告を行う。

マイクロプロセッサ１０はこの終了報告を行った後、ア
ダプタインタフェース制御回路９及びアダプタ４ａを経
て、この磁気ディスク装置５ａに対し必要とする後処理
を行う、即ち、磁気ヘンドの位置付けされているシリン
ダ番号の記録等、次にアクセスする際の準備等を行わせ
、所定のシーケンスでアダプタ４　ａ　ｈＴａ気ディス
ク装置５ａを切り離す。

従って、命令終了報告を行った後も、一定時間磁気ディ
スク制御装置３ａとアダプタ４ａ及び磁気ディスク装ｆ
５ａは論理的結合状態にある。

磁気ディスク装置６ａに対する書込み／続出し命令に対
しても上記と同様であり、又、チャネル２ｂ、磁気ディ
スク制御装置３ｂ、アダプタ４ｂ、磁気ディスク装置５
ｂ、６ｂにおける動作も同様である。

第３図（ｂ）において、第３図（ａ）との差は磁気ディ
スク装置５と６とが、アダプタ４ａと４ｂとにより、ク
ロスコールされることで、例えば磁気ディスク装置５が
アダプタ４ａに占有されている場合、アダプタ４ｂから
のアクセスに対し、ビジーを返すことである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の磁気ディスク制御装置では、磁気ディスク装置に
対する書込み／続出し命令の実行において、第３図（ａ
）に示すシステム構成の場合でも、第３図（ｂ）に示す
システム構成の場合でも、その制御方式が同一であるた
め、第３図（ａ）のシステム構成で処理効率を向上させ
る制御方式が、第３図（ｂｌのシステム構成では処理効
率を低下させる原因となっている。

即ち、第３図（ａ）の場合、前記の如く磁気ディスク制
御装置３ａが磁気ディスク装置５ａに対する書込み／続
出し命令を実行し、チャネル２ａに対して終了報告を行
ってから、磁気ディスク装置５ａの後処理を行うため、
チャネル２ａからは磁気ディスク装置５ａに、後処理終
了を待たずに、直ちに新たな命令が発行出来、磁気ディ
スク制御装置３ａはこの後処理実行後直ちに新しい命令
を実行出来るため、処理効率は良い。

しかし、第３図（ｂ）の場合、チャネル２ａから磁気デ
ィスク制御装置３ａ、アダプタ４ａを経て磁気ディスク
装置５が書込み／続出し命令を受け、終了報告を行って
磁気ディスク装置５の後処理を実行中に、チャネル２ｂ
かう磁気ディスク制御装置３ｂ、アダプタ４ｂを経て磁
気ディスク装置５に新たな命令が与えられた場合、磁気
ディスク装置５は磁気ディスク制御装置３ａ及びアダプ
タ４ａと結合して、後処理実行中であるため、他系で使
用中である旨のデバイスビジーがチャネル２ｂに報告さ
れる。

このデバイスビジー報告後に、磁気ディスク装置５がフ
リーになった時点で、磁気ディスク制御装置３ｂがチャ
ネル２ｂに割り込み、当該磁気ディスク装置５が空いた
ことを示すデバイスエンド報告を行うことで、改めて前
記の新しい命令が発行され直されるため、これら一連の
ステップを行う分だけ磁気ディスクサブシステムの処理
効率が低下するという問題がある。

本発明はこのような問題点に鑑み、磁気ディスク制御装
置に計算機システムのパターンを設定出来るようにし、
そのパターンを読出すことで、そのシステムに合致した
制御方式を取ることを可能とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図であ
る。

８〜１１は第２図と同様である。１２はシステム構成の
パターンを読出しマイクロプロセッサ１０に通知する設
定読取回路、１３はシステム構成のパターンを設定する
パターン設定回路である。

マイクロプロセッサｌＯはチャネルインタフェース制御
回路８を経て終了報告をチャネルに送出する際、設定読
取回路１２を経てパターン設定回路１３に設定されてい
るシステム構成のパターンを参照し、後処理完了後に終
了報告を行うか否かを判定する構成とする。

〔作用〕

上記構成とすることにより、パターン設定回路１３は設
定読取回路１２を経て、マイクロプロセッサ１０にシス
テム構成のパターンを認識させることが出来るため、第
３図（ａ）に示した構成の場合には、終了報告を行った
後に後処理を行い、第３図伽）に示した構成の場合には
、後処理を終了した後に終了報告を行うように制御出来
、システム構成に合った終了報告を行うことで処理効率
を向上出来る。

〔実施例〕

第１図において、第２図で説明した如く、チャネルイン
クフェース制御回路８を経て、磁気ディスク装置に対す
る書込み／続出し命令がマイクロプロセッサ１０に与え
られる。制御記憶１１に格納されたプログラムを読出し
て動作するマイクロプロセッサ１０により解析された命
令は、アダプタインタフェース制御回路９を経てアダプ
タに送出される。

アダプタを経て磁気ディスク装置から、命令実行完了が
アダプタインタフェース制御回路９を経て、マイクロプ
ロセッサ１０に通知されると、マイクロプロセッサ１０
は設定読出回路１２を経てパターン設定回路１３からシ
ステムのパターンを星売出す。

マイクロプロセッサ１０はこの読出したパターンが、第
３図（ａ）の場合、即ら磁気ディスク装置が共用使用さ
れてい妊い場合は、チャネルインタフェース制御回路８
を経て、命令の終了報告を行う。

そしてマイクロプロセッサ１０はアダプタインタフェー
ス制御回路９を経て、アダプタを介し磁気ディスク装置
に後処理を行わせる。

この場合、同一の磁気ディスク装置に対し、新しい命令
が発行された時、前記同様この後処理終了後、直ちに、
この新しい命令を実行する。

マイクロプロセッサ１０の読出したシステムのパターン
が、第３図（ｂ）の場合、皿ち磁気ディスク装置が複数
のパスより使用可能となっている場合、マイクロプロセ
ッサ１０は、アダプタインタフェース制御回路９を経て
、アダプタを介し磁気ディスク装置に後処理を行わせる
。

この後処理が完了すると、マイクロプロセッサ１０は、
アダプタインタフェース制御回路９と、アダプタ及び磁
気ディスク装置との論理的結合を解き、しかる後、チャ
ネルインタフェース制御８を経て、チャネルに対し命令
の終了報告を行う。

この場合、同一の磁気ディスク装置に対し、直ちに新し
い命令が発行されても、磁気ディスク装置は既にフリー
となっているため、この新しい命令の実行が可能である
。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明はシステム構成のパターンに
合致した制御方式をとることが可能なため、磁気ディス
クサブシステムの処理効率をいかなるパターンにおいて
も、向上させることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図、 第２図は従来の磁気ディスク制御装置の回路の一例を示
す図、 第３図は磁気ディスクサブシステムを接続した計算機シ
ステムの構成例を示す図である。 図において、 １は中央処理装置、　　２ａ、２ｂはチャネル、３ａ、
３ｂは磁気ディスク制御装置、 ４ａ、４ｂはアダプタ、 ５．５ａ、５ｂ、６，６ａ、６ｂは磁気ディスク装置、
８はチャネルインタフェース制御回路、９はアダプタイ
ンタフェース制御回路、１０はマイクロプロセッサ、 １１は制御記憶、　　　　１２は設定読取回路、１３は
パターン設定回路である。 また発明の一大怜Ｊ’］とホク匣びｂの７°ロツ２２子
　１　口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 マイクロプロセッサ（１０）により動作する磁気ディス
   ク制御装置であって、 磁気ディスクサブシステムを接続した計算機システムの
   構成パターンを設定するパターン設定手段（１３）と、 該パターン設定手段（１３）の設定パターンを前記マイ
   クロプロセッサ（１０）に通知する設定読取手段（１２
   ）とを設け、 該パターン設定手段（１３）に設定された設定パターン
   に対応して、磁気ディスク装置に対する書込み／読出し
   命令の終了報告を、書込み／読出し命令実行に伴う後処
   理動作の前に行うか後に行うか、決定することを特徴と
   する磁気ディスク制御装置。