JPS62265099A - 船尾管シ−ル装置のシ−ルボデイ−構造 - Google Patents

船尾管シ−ル装置のシ−ルボデイ−構造

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Publication number
JPS62265099A
JPS62265099A JP4861987A JP4861987A JPS62265099A JP S62265099 A JPS62265099 A JP S62265099A JP 4861987 A JP4861987 A JP 4861987A JP 4861987 A JP4861987 A JP 4861987A JP S62265099 A JPS62265099 A JP S62265099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
sealing device
propeller shaft
seal body
seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP4861987A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Nakajima
稔 中島
Yoshio Sakamoto
坂本 義雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKASHIMA PUROPERA KK
Nakashima Propeller Co Ltd
Original Assignee
NAKASHIMA PUROPERA KK
Nakashima Propeller Co Ltd
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Publication date
Application filed by NAKASHIMA PUROPERA KK, Nakashima Propeller Co Ltd filed Critical NAKASHIMA PUROPERA KK
Priority to JP4861987A priority Critical patent/JPS62265099A/ja
Publication of JPS62265099A publication Critical patent/JPS62265099A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、プロペラ軸と船内側のシールを図る船尾管
シール装置のシールボディー構造に関するものである。
(ロ)従来の技術とその問題点 この発明者は、先に緊急用シール装置と常用シール装置
からなる画期的な船尾管シール装置を提案している(特
願昭60−286400号)。すなわら。
常用シール装置でプロペラ軸を常時シールしておき、こ
の富用シール装置がなんらかの原因で正常に作動しなく
なったとき、緊急用シール装置を働かせてそれ以上の浸
水を免れ、沈没を防ぐとともに、その間に常用シール装
置の修理等を行おうとするものである。ここで、常用シ
ール装置とは。
いわゆる、端面シール機構であり、要は、プロペラ軸に
嵌装される固定型の端面部材(シートと呼ばれる部材の
一部が該当する)に同じくプロペラ軸に嵌装される接触
体(これをシールボディーという)を端面接触させ、こ
れでプロペラ軸の外周を伝わってここまで浸入して来た
海水をここから外部(船内)には漏出しないようにした
ものである。したがって、シールボディーの形状、材質
等は重要な意味を有し、これに成否かがかっているとい
っても過言ではない。
(ハ)問題点を解決するための手段 そこで8 この発明は、プロペラ軸に嵌装される緊急用
シール装置と、同じくプロペラ軸に嵌装され、前記緊急
用シール装置よりも船内側に配置される常用シール装置
とからなる船尾管シール装置において、前記常用シール
装置を構成するシールボディーを、ゴム等の弾性材で略
カップ状に形成する他、後端に前記緊急用シール装置を
構成するシートの前端面に端面接触するリング状のフェ
ースインサートを保持する保持部を形成するとともに、
前端側に前記プロペラ軸にシール嵌着する嵌着部を形成
したことにより、前記した問題点を解決したのである。
(ニ)作用 以上の構成としたことにより、このシールボディーに要
求される条件、すなわち、後端(船尾側)ではフェース
インサートの保持と、このフェースインサートの適当な
圧力をもってのシートへの接触を、また、前端側(船内
側)ではプロペラ軸に対するシール嵌着が好適に行われ
るようになったのである。
(ホ)実施例 以下、この発明の具体的な実施例を図面を参照して説明
するが、第1図はこの発明に係るシールボディー使用し
た船尾管シール装置の断面図、第2図は使用前のシール
ボディーの断面図、第3図は第1図のIIF−1断面図
である。
船舶の船尾廻りの構造は、第1図等で示すが。
船尾側母材lに船尾管2をフランジ取り付けし。
その後端を船外まで延長させておく。船尾管2の中には
プロペラ軸3が挿通しており(プロペラ軸3は自由に回
転しなければならないから1両者の間には一定の隙間4
が設けである)、その後端は外部へ突出し、ここでプロ
ペラ(図示省略)を装着している。
船尾管2の船内側には、後方から緊急用シール装置5と
常用シール装置6がいずれもプロペラ軸3に遊嵌する形
態で設けられている。
緊急用シール装置5であるが、シート7と呼ばれるスリ
ーブ体が船尾管2等にフランジ取り付けされて固定され
ている(プロペラ軸3との間に隙間8が設けられている
のは前記と同じ)、シート7の内周側の適所に溝状のポ
ケット9を形成し。
このポケット9の中にゴム製のシールリング10を嵌装
しておく。また、ポケット9の外周に、このポケット9
よりも幅の狭い溝11を形成するとともに、この溝11
と連通ずるタップ孔12をシート7の半径方向に二つ程
度設けておく (第3図参照)。
以上により、ill内にグリスや粘性の高いオイル等の
非圧縮性流体13を封入しておき、さらに、前記したタ
ップ孔12にボルト14を螺入しておくことで、このボ
ルト14を締めて溝11およびポル1−14先端以下の
タップ孔12の容積を減するようにすれば1その圧力に
よってシールリング10が内方に縮径変化させられ、そ
の内周端10aがプロペラ軸3に当たってこれをシール
するのである。
常用シール装置6であるが、ゴム等の弾性材で構成され
、大径部と小径部を有する有孔カップ状に形成される。
シールボディー15の大径部(プロペラ軸3に嵌着した
場合に後方端になる)に前記したシート7の前端面に接
触する樹脂製のリングであるフェースインサート16を
保持させるから。
この部分を保持部15aとする。ところで、この保持の
仕方であるが、一般にはシールボディー15の後端面に
保持溝17を形成し、この保持溝17の中にフェースイ
ンサート16の一部を嵌入して糊付は等で固着する。な
お、フェースインサート16を二つ割等の分割型にして
おけば、プロペラ軸3に嵌装した状態のままで交換等が
できて便利である。一方、小径部(前方端になる)の外
周にはバンド18を巻回してあり、これを締め付けるこ
とでプロペラ軸3に対してシール嵌着ができるようにな
るから、ここを嵌着部15bとする。
以上の緊急用シール装置5と常用シール装置6とで船尾
管シール装置を構成するのであるが、まず、常用シール
時においては、シールボディー15のフェースインサー
ト16がシート7の前端面に端面接触し、プロペラ軸3
の外周を伝わって、シードアの内方の隙間8およびシー
ルボディー15の内方の隙間19まで浸水して来ている
海水(シールボディー15はカップ状であるから、内部
にはこの隙間19よりも径の大きな空間20が形成され
ており。
海水はここにも浸入している)をこれより外部へは出さ
ないようにシールしているのである。ただし、この場合
、フェースインサート16が適当な圧接力をもってシー
I・3端面に接触していることが条件になるが、シール
ボディー15がゴム等の弾性材で構成され、しかも、比
較的薄肉のカップ状に形成されていることから、バンド
18等で嵌着部15bをプロペラ軸3に対して締め付け
るとき、これをシート3側に適当に押し付けて止めるこ
とでそれは可能になる。なお、このように、シート7や
シールボディー15の内方隙間8.19.20まで海水
を浸入させておくのは、フェースインサート16やシー
ト7端面の冷却のためでもあり、その意味で、シート7
の隙間8等と連通ずる給水路21を形成し、ここから海
水等を強制給水してやれば、冷却効果は一層高まる(強
制給水された海水は船尾管2の隙間4等を通って船外へ
出て行く)。次に。
フェースインサート16が破損したりした緊急時には、
前記したポルト14を締めてシールリング10をすぼま
せ、その内周面10aでプロペラ軸3をシールする。す
ると海水はこのシールリング10の個所でストップし、
ここから内部には浸入しないから、この状態で帰港する
か、不良個所を修理すればよい(通常、プロペラ軸3と
主機との間には抜き取り可能な中間軸が組み込まれてい
るから、これを外せば、シールボディー15等はプロペ
ラ軸3から抜き取ることも可能)。
(へ)発明の効果 以上、この発明は前記したものであるから、すなわち、
前記した常用シール装置6を構成するシールボディー1
5を、ゴム等の弾性材で略力・ノブ状に形成する他、後
端にフェースインサート16を保持する保持部15aを
、また、前端側にプロペラ軸3に嵌着する嵌着部15b
をそれぞれ形成したものであるから、まず、嵌着部15
aによってフェースインサート16を簡単に、かつ、取
り替え可能に保持できる。次に、嵌着部15bにより、
このシールボディー15を位置調整自在にプロペラ軸3
にシールして固定できる。さらに、ゴム等の弾性材で略
カップ状に形成したことにより、フェースインサート1
6を適当な111発力でもってシート7に押圧できるか
ら、シール性に優れるし、取り付は姿勢の撓ませ加減を
変えることで、この弾発力は適宜調整できるから、最適
なシール性が確保できる。また2発熱部であるフェース
インサー)16近くまで内方空間20が形成され、ここ
にも常時海水が浸入しているのであるから、冷却効果も
高い。その他、芯ブレがあったり、振動があってもこれ
を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るシールボディー使用した船尾管
シール装置の断面図、第2図は使用前のシールボディー
の断面図、第3図は第1図の■−II[′I!fr面図
である。 (符号) 3・・プロペラ軸 5・・緊急用シール装置 6・・常用シール装置 7・・シート 15・・シールボディー 15a・・  〃   の保持部 15b・・  〃   の嵌着部 16・・フェースインサート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プロペラ軸(3)に嵌装される緊急用シール装置(5)
    と、同じくプロペラ軸(3)に嵌装され、前記緊急用シ
    ール装置(5)よりも船内側に配置される常用シール装
    置(6)とからなる船尾管シール装置において、前記常
    用シール装置(6)を構成するシールボディー(15)
    を、ゴム等の弾性材で略カップ状に形成する他、後端に
    前記緊急用シール装置(5)を構成するシート(7)の
    前端面に端面接触するリング状のフェースインサート(
    16)を保持する保持部(15a)を形成するとともに
    、前端側に前記プロペラ軸(3)にシール嵌着する嵌着
    部(15b)を形成したことを特徴とする船尾管シール
    装置のシールボディー構造。
JP4861987A 1987-03-02 1987-03-02 船尾管シ−ル装置のシ−ルボデイ−構造 Pending JPS62265099A (ja)

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JP4861987A JPS62265099A (ja) 1987-03-02 1987-03-02 船尾管シ−ル装置のシ−ルボデイ−構造

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JPS62265099A true JPS62265099A (ja) 1987-11-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08230789A (ja) * 1995-02-21 1996-09-10 Nikko Kizai Kk 船尾管シール装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141892B2 (ja) * 1972-07-07 1976-11-12
JPS6016057B2 (ja) * 1977-04-30 1985-04-23 三菱電機株式会社 熱陰極およびその製造方法

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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