JPS62143793A - プロペラ軸のシ−ル装置 - Google Patents

プロペラ軸のシ−ル装置

Info

Publication number
JPS62143793A
JPS62143793A JP28640085A JP28640085A JPS62143793A JP S62143793 A JPS62143793 A JP S62143793A JP 28640085 A JP28640085 A JP 28640085A JP 28640085 A JP28640085 A JP 28640085A JP S62143793 A JPS62143793 A JP S62143793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propeller shaft
seat
edge surface
seal
emergency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28640085A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Nakajima
稔 中島
Yoshio Sakamoto
坂本 義雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKASHIMA PUROPERA KK
Nakashima Propeller Co Ltd
Original Assignee
NAKASHIMA PUROPERA KK
Nakashima Propeller Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAKASHIMA PUROPERA KK, Nakashima Propeller Co Ltd filed Critical NAKASHIMA PUROPERA KK
Priority to JP28640085A priority Critical patent/JPS62143793A/ja
Publication of JPS62143793A publication Critical patent/JPS62143793A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、船舶の船尾の軸受部と、これに回動自在に
保持されるプロペラ軸との間に施されるプロペラ軸のシ
ール装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、特に、小型船の船尾の軸受部とこれに回動自在に
支持されるプロペラ軸との間は、第3図に示すように、
グランドパツキンと称されるシール部材を用いてシール
する方式が採用されていた。
すなわち、船尾壁1の責通孔2にスタンチューブ4と呼
ばれるスリーブを圧入固定し、この内周部に、プロペラ
軸6を回動自在に嵌合するリグナムバイタ5と称される
メタル部材を圧入するとともに、シール紐を巻いて構成
されたゲランドパ・ノキン21を入れ、このグランドパ
ツキン21を船内側からグランド押え22で適当にリグ
ナムバイク側に押して締め、 ;lij水が船外からプ
ロペラ軸6とリグナムパイタ5との間を通って浸入して
くるのを防止させていた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この種グランドパツキン21によるシー
ル方式によると、海水の浸入を完全に防止するためには
、グランド押え22でグランドパツキン21を強く押し
て締めればよいのであるが1強く締めれば締めるほど、
プロペラ軸6の摩耗がそれだけ助長される他1発熱して
焼付けを起こす不具合を生しる。そこで1通常、海水が
グランドパツキン21を若干量づつ通過し、船内に雫と
なってホトホト落ちる程度の締め付けが行なわれていた
そのため、船底に海水が溜まり、これを適宜汲み出す作
業をしなければならず、また、シール部分の締め付は加
減のメンテナンスもたびたび必要である等の問題があっ
た。
(ニ)問題を解決するための手段 そこで、この発明は、船尾の軸受部と、これに回動自在
に支持されるプロペラ軸との間に施されるプロペラ軸の
シール装置において、前記プロペラ軸径より大きな径の
プロペラ軸挿通孔を有し。
しかも、加圧傑作可能な非常用加圧具と、この加圧時に
のみ流動体を介して、前記プロペラ軸挿通孔内周面とこ
れに挿通しているプロペラ軸外周面との間をシールすべ
く縮小方向に径変化する非常用環状ラバーとを設けてい
るシートを、前記軸受部側に片支持状にシール固定する
一方、前記プロペラ軸径より大きな内径を有するフェー
スコンダクタを1弾性材質からなるシールボディーを介
して前記プロペラ軸に同芯状に、かつ2弾性的にシール
保持し、このフェースコンダクタを前記シートの遊動端
部に圧接摺動可能に圧接して端面シールすることを特徴
とするプロペラ軸のシール装置を提供しようとするもの
である。
(ホ)作用 以上の構成としたことにより1通常は、軸受部側にシー
ル固定のシートと、プロペラ軸側にシールボディーを介
して弾性的にシール保持のフェースコンダクタとで端面
シールされているので、軸受部とプロペラ軸との間を完
全にシールできる。
そして、シールボディーが破損したり、あるいはシート
に圧接摺動しているフェースコンダクタが淳耗等してシ
ールできなくなった非常時には、非常用加圧具を加圧操
作することにより、流動体を介して、非常用環状ラバー
の内径を小さくシ、シートとプロペラ軸とのシールがで
きることになる。
(へ)実施例 以下、この発明の具体的な実施例を図面を参照して説明
する。
プロペラ軸のシール装置は、第1図および第2図に示さ
れるように、船体の船尾壁1の霊通孔2に圧入し、数本
のポルl−4a・・によって固定したスタンチューブ4
と、この内周部に圧入した円筒状のリグナムバイク5と
からなる軸受部3と、この軸受部3に回動自在に支持さ
れたプロペラ軸6との間に施されるものであって、プロ
ペラ軸6側にシールボディー7を介してフェースコンダ
クタ8を同芯状に、かつ5弾性的にシール保持する一方
、軸受部3側にシート9をシール固定し、このシート9
の遊動端部にフェースコンダクタ8を圧接摺動可能に圧
接して端面シールさせ、さらに。
シート9に非常用加圧具10.非常用環状ラバー11等
を設けたものである。
シールボディー7は、ゴム等の弾性材質からなる両端部
内径が異径の概略ラッパ形状のものであって、小径端部
をプロペラ軸6に嵌入させ、この外周にスクリューバン
ド等の巻き締め具12を巻き締め付けてシール状に固定
し、プロペラ軸6と同芯で一体的に回動自在にする一方
、大径部端面にフェースコンダクタ8を固定している。
フェースコンダクタ8は、プロペラ軸6径より大きな短
円筒形状のもので、 /I2I滑性のある樹脂材等で構
成され、一方の端面側をシールボディー7の大径部端面
に形成された周溝7aに一体的に焼付は固定し、他方の
摺動端面をシート9の被摺動端面13に適宜面圧で圧接
させている。この場合の面圧は、シールボディー7を弾
性材質にしていることから生じ、プロペラ軸6へのシー
ルボディー7の取付位置をこの軸芯方向に多少前後する
ことにより、好適にシールできる所要面圧が得られ、プ
ロペラ軸6の回転停止時ばかりでなく、船内に搭載のエ
ンジン(図示省略)動力によりカップリング(図示省略
)等を介して回転する回転時においても、この面を維持
しながらフェースコンダクタ8が被摺動端面13に圧接
摺動され、好適な端面シールができるようになっている
。なお、このような端面シール構造としたことから、プ
ロペラ軸6の振動やそれに伴うブレ等があっても、シー
ルボディー7で吸収され、端面シール状態は確保できる
シート9は、フェースコンダクタ8の圧接摺動可能な被
摺動端面13と、プロペラ軸6径より大きな径のプロペ
ラ軸挿通孔14とを有する両端部フランジ付きの円筒形
状のもので、砲金等の不蝕性金属材質、あるいは硬質な
樹脂材等で構成され、軸受部3とフェースコンダクタ8
との間のプロペラ軸6にプロペラ軸挿通孔14を同芯状
となるように挿通し、一端部を軸受部3に数本のボルト
15によってシール状に固定し、他端部の被摺動端面1
3にフェースコンダクタ8の摺動端面を前記の面圧で圧
接させている。
したがって、海水が、プロペラ軸6と軸受部3との間の
間隙を通過し、プロペラ軸挿通孔14内周面とプロペラ
軸6外周面との間に浸入し、さらに、シールボディー7
側へと浸入しても、完全にシールされているので、船内
に漏れることはない。
その結果、浸入した海水はシール装置内に滞留すること
になり、そのため、端面シール部分が圧接摺動により発
熱して不具合が生じることになれば、第1図の二点鎖線
に示すように、シート9に送水ホース16を適宜部材1
7で取付け、シール装置内に送水できるように構成し9
発熱防止をさせてもよい。
また、シート9には、内部に封入した液体等の非圧縮性
の流動体18を外部より、加圧操作可能な非常用加圧具
10と、この加圧時のみ流動体18を介して、プロペラ
軸挿通孔14内周面とプロペラ軸6外周面との間をシー
ルするように縮小方向に径変化するゴム等の弾性材質か
らなる非常用環状ラバー11とが設けられる。図示の例
においては、非常用環状ラバー11をシート9内周面に
形成した嵌合溝9aに嵌合支持し、また、シート9の一
端部フランジの適宜二ケ所に軸芯方向に向け、嵌合?m
9aまで螺設した螺設部10a 、 10aに加圧ボル
ト10b。
10bを螺着して非常用加圧具10を構成し、さらに、
嵌合溝9aに嵌合支持させた非常用環状ラバー11の外
周面を均等に押圧できるように嵌合溝98内周面に沿っ
て形成した内周溝9bと、前記螺設部10a、10aと
を連通させ、ここに流動体18を封入しているものが示
されている。
これによると1通常時は、加圧ポルl−10b 、 1
0bを浅目に螺設部10a 、 10aに螺着させ2割
りピン等の止め具10c + 10cで止めておき、フ
ェースコンダクタ8が摩耗、あるいはシールボディー7
の破損等によってシールできなくなった非常時に、止め
具10c 、10cを外し加圧ボルト10b 、10b
を螺進させることにより、流動体18を螺設部10a 
、 10aから内周溝9b側に漸次押し出し、このよう
にして押し出された流動体18は、非當用環状ラバー1
1を縮小方向に径変化させながら、内周溝9bから嵌合
溝98側へと圧入されていき、やがて、非常用環状ラバ
−11内周面がプロペラ軸6周面に敗り、シールできる
ことになる。また、この非常時のシールを解除するには
、螺進させた加圧ポル)10b。
10bを元に戻すことにより、非常用環状ラバー11の
復元力でシール前の状態にもどる。
なお、流動体18は、加圧ポルl−10b 、 10b
と螺設部10a 、 10aとの間から洩れにくい粘性
の大きなもの1例えばグリース等を用いることが好まし
い。
第1図中、19はプロペラ軸6の船外端部に固定したプ
ロペラ、20はラダーである。
(ト)発明の効果 以上の説明から明らかなように、この発明は。
まず、軸受部3とプロペラ軸6との間のシール方式とし
て、軸受部3側に片支持状にシール固定のシート9の遊
動端部に、プロペラ軸6にシールボディー7を介して同
芯状に、かつ1弾性的にシール保持のフェースコンダク
タ8を圧接摺動させる端面シール構造を採用しているこ
とから、従来の5 グランドパツキンによるシール方式
のように1発熱焼付き防止のために海水をグランドパツ
キンを経て若干量づつ船内に浸入させなくて済み、完全
なシールができる。これにより、従来のように船内に海
水が溜まることがなくなり、海水の汲み出し作業等が不
用となる。
次に、前記シート9に、加圧操作可能な非常用加圧具1
0と、この加圧時のみ流動体18を介して。
前記プロペラ軸挿通孔14内周面とこれに挿通している
プロペラ軸6外周面との間をシールするように縮小方向
に径変化する非常用環状ラバー11とを設けていること
から、フェースコンダクタ8が一定量以上摩耗し、この
端面シール部分から海水が船内に洩れ出す等の非常時に
おいても、非常用加圧具10を加圧操作する簡単な操作
をするのみで。
流動体18を介して、非常用環状ラバー11を縮小方向
に径変化させ、シート9とプロペラ軸6との間をシール
でき、海水の船内への浸入を速やかに阻止できる。さら
に、これらのことは、従来必要としていたメンテナンス
を不用なものとするのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を船舶の船尾に実施した場合を示す要
部断面図、第2図は第1図のn−n線における断面図、
第3図は従来のグランドパツキンによるシール装置を示
す断面図である。 (符号) 3・・軸受部 6・・プロペラ軸 7・・シールボディー 8・・フェースコンダクタ 9・・シート 10・・非常用加圧具 11・・非常用環状ラバー 14・・プロペラ軸挿通孔 18・・流動体 特許出願人ナカシマプロペラ株式会社 代理人 弁理士 板 野 嘉 男 手続補正書(自発) 昭和62年3月2日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 船尾の軸受部(3)と、これに回動自在に支持されるプ
    ロペラ軸(6)との間に施されるプロペラ軸のシール装
    置において、前記プロペラ軸(3)径より大きな径のプ
    ロペラ軸挿通孔(14)を有し、しかも、加圧操作可能
    な非常用加圧具(10)と、この加圧時にのみ流動体(
    18)を介して、前記プロペラ軸挿通孔(14)内周面
    とこれに挿通しているプロペラ軸(6)外周面との間を
    シールすべく縮小方向に径変化する非常用環状ラバー(
    11)とを設けているシート(9)を、前記軸受部(3
    )側に片支持状にシール固定する一方、前記プロペラ軸
    (6)径より大きな内径を有するフェースコンダクタ(
    8)を、弾性材質からなるシールボディー(7)を介し
    て前記プロペラ軸(6)に同芯状に、かつ、弾性的にシ
    ール保持し、このフェースコンダクタ(8)を前記シー
    ト(9)の遊動端部に圧接摺動可能に圧接して端面シー
    ルすることを特徴とするプロペラ軸のシール装置。
JP28640085A 1985-12-18 1985-12-18 プロペラ軸のシ−ル装置 Pending JPS62143793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28640085A JPS62143793A (ja) 1985-12-18 1985-12-18 プロペラ軸のシ−ル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28640085A JPS62143793A (ja) 1985-12-18 1985-12-18 プロペラ軸のシ−ル装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4861987A Division JPS62265099A (ja) 1987-03-02 1987-03-02 船尾管シ−ル装置のシ−ルボデイ−構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62143793A true JPS62143793A (ja) 1987-06-27

Family

ID=17703909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28640085A Pending JPS62143793A (ja) 1985-12-18 1985-12-18 プロペラ軸のシ−ル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62143793A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60101366A (ja) * 1983-11-04 1985-06-05 Shinsaku Kaguchi 船尾管の緊急シ−ル装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60101366A (ja) * 1983-11-04 1985-06-05 Shinsaku Kaguchi 船尾管の緊急シ−ル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5639098A (en) Adjustable seal for propeller drive shaft
US3599990A (en) Shaft seal
MXPA97002337A (es) Sello ajustable para arbol de transmision de helice
ES8402060A1 (es) Perfeccionamientos en conjuntos obturadores de ejes.
US5911607A (en) Sealing assembly for propeller drive shaft
SE8402189L (sv) Tetningsanordning for propelleraxelhylsor
JPS62143793A (ja) プロペラ軸のシ−ル装置
KR200397607Y1 (ko) 선미관 축계 밀봉 장치
JPS6021265B2 (ja) 密封装置の改良
JPH07156887A (ja) 船舶のプロペラシャフトのシール構造
US6524151B1 (en) Shaft seal system
US2862733A (en) Outboard bearing seal for marine propellers
JPS6261824B2 (ja)
US3661399A (en) Shaft seal with split sleeve
JPS61181796A (ja) 船尾管の防水装置
JPS60101366A (ja) 船尾管の緊急シ−ル装置
JP2000065219A (ja) 油潤滑式船尾管軸受の船首側軸封装置
CN216589617U (zh) 一种输入轴密封结构
CN214578849U (zh) 一种高压旋转密封结构
US2416519A (en) Marine type nonmetallic bearing
JPS6329971Y2 (ja)
CN108087559B (zh) 吊舱推进器用艉密封装置
JP3010485B2 (ja) 船舶のプロペラ軸用船尾管のシール装置
JPH0356478Y2 (ja)
KR820001711B1 (ko) 선미축(tailshaft) 시일(seal)장치