JPS6226149A

JPS6226149A - 風防ガラスワイパ機構

Info

Publication number: JPS6226149A
Application number: JP61173530A
Authority: JP
Inventors: アイアン　クラツグ−サプスフオード
Original assignee: Jaguar Cars Ltd
Current assignee: Jaguar Land Rover Ltd
Priority date: 1985-07-24
Filing date: 1986-07-23
Publication date: 1987-02-04
Also published as: EP0210762A1; GB8518723D0; GB8616094D0; GB2177898A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】イ、産業上の利用分野本発明は車両用風防ガラスワイパに係り、特にワイパブ
レードが風防ガラス上を往復枢動するように腕に取付け
られる前記車両用風防ガラスワイパに係る。

口、従来の技術簡単な前記タイプのワイパ機構においては、ワイパブレ
ードは、風防ガラス上を弧状の進路に沿って枢動し、従
って、風防ガラス上の作用区域は限定される。そのよう
な簡単なワイパは、通常、対にして使用され、それらの
弧状進路が重なり合って風防ガラス上において十分な作
用区域を提供するようにされている。現代的な車両にお
ける風防ガラスの形状に応じるとともに、ワイパ駆動機
構の複雑性を減じるため、現代的車両は単一ワイパシス
テムを採用する傾向がある。しかし、そのようなシステ
ムによって有効に作用される風防ガラス上の区域を拡張
するために、腕が枢動するにともなってそれを軸方向に
延伸することによってワイパブレードの弧状進路を修正
することが提案されるに至った。しかし、これまで提案
されたそのようなシステムにおいては、腕の軸方向運動
を提供するため、車両からワイパに達する関連伝動装置
を有する別個の駆動手段または複雑な機械的連係装置が
必要とされている。

ハ６問題点を解決するための手段本発明の一局面に従えば、風防ガラスワイパ機構は、ワイパの腕であって、その長さを変更するため一方の部
材の他方の部材に対する軸方向運動を可能にするように
互いに相対して取付けられた第１及び第２部材と、前記
第１の部材上に設けられた取付手段にしてそれによって
前記腕のピボットにそれを中心として往復駆動され得る
ように結合され得るものと、前記第２の部材上に設けら
れた手段にしてそれによってワイパブレードが該部材に
結合され得るものとを含むもの、前記腕に取付けられ、前記第１の部材に対する前記第２
の部材の軸方向運動を制御するように前記第１と第２の
部材間において働く電磁装置及び前記腕の弧状位置に応
答して前記電磁装置を、前記腕を伸縮させるように付勢
するようにされた制御装置を有する。

好ましくは、前記電磁装置はリニアモータから成る。該
リニアモータは前記第１の部材に取付けられ、前記第２
の部材がモータ軸に結合される・代替的に、回転モータ
が直線作動機を駆動するように使用され得る。例えば、
ステッピングモータが使用されて軸方向に取付けられた
ねじ付き部材を回転させ、それによって、対応的にねじ
を切られた非回転部材の線運動を生じさせ得る。さらに
別の代替的方法として、前記電磁装置は電磁アクチュエ
ータから成り得、その場合、電磁コアに及ぼされる力は
ばね装置に対して釣り合わされ、それにより、付勢電流
は、７Ｉｉｔａコアにおける力、従って、ばね装置の変
形及び電磁コアの軸方向運動を変えるように変更され得
る。

前記制御装置は、前記ワイパ腕の弧状位置を感知するた
めの手段を有する。そのような手段は、特定出発点から
の前記腕の回転度に対応する信号を発生するように前記
腕の回転に応答して変化する抵抗、容量及び／または誘
導装置であり得る。

代替的に、前記感知手段は、前記ワイパ腕がその弧状進
路上の特定点に達するとき信号を発生するように使用さ
れ得る。そのような感知手段は、誘導、磁気または光学
装置であり得る。

前記ワイパ腕の弧状位置に対応する信号は、前記電磁装
置のための付勢信号を発生させるのに使用され、それに
よって、前記ワイパ腕の長さ、従って、ワイパブレード
によって掃拭される風防ガラス区域が、所望される通り
に変更され得る。

次に、添付図面を参照して、本発明の一実施例を説明す
る。

二、実施例第１図には、車両用の風防ガラスワイパ腕１０が図示さ
れており、該腕１０において、リニアモータ１１がトラ
ニオン１３によって取付ブロック１２に取付けられてい
る。在来の風防ガラスワイパ駆動装置（図示せず）の駆
動軸に前記取付ブロック１２を結合するため該取付ブロ
ック１２に穴１４が形成されており、前記駆動装置によ
ってワイパ腕１０は前記駆動軸の軸線を中心として往復
枢動するように駆動される。

前記リニアモータ１１は軸１５を有し、該軸１５は、前
記リニアモータ１１の前記取付ブロック１２に隣接する
端から前記軸１５と同軸に延びるスリーブ形状物１６内
において前記リニアモータ１１に対して線運動するよう
に取付けられている。

さらに、前記リニアモータ１１は前記端と反対の端に軸
受１７を有する。ｍ艮い延長部１８が前記軸受１７から
出現する前記軸１５の端部に結合されている。前記細長
い延長部１８は、その自由端に、ワイパブレード（図示
せず）を結合する手段を設けられている。

前記トラニオン１３は、前記リニアモータ１１及びワイ
パブレードを結合された前記延長部１８が、整備目的な
どのために、風防ガラスから離されるように枢動される
ことを可能にする。ばね１９が、前記ワイパＩｔ！１０
とワイパブレードとを前記風防ガラスに対して接触状態
に保持するため、前記リニアモータ１１と前記取付ブロ
ック１２との間に配置される。

ヒンジカバー２０が前記リニアモータ１１の上に配設さ
れ、そしてたわみ自在のゴムベロー２１が、前記リニア
モータ１１内への水分及びほこりの侵入を防止するため
に、前記延長部１８と前記リニアモータ１１との間に取
付けられている。

第２図に図示されるように、前述した風防ガラス用ワイ
パ機構のための制御装置は、前記ワイパ腕１０の弧状位
置に対応する信号を発生する回転位Ｉ！感知器即ちセン
サ２５を有する。該センサ２５からの信号は制御ユニッ
ト２６へ送られる。該制御ユニット２６は、前記腕１０
の弧状位置に対応する付勢信号を前記リニアモータ１１
に供給し、それにより、前記リニアモータ１１が前記腕
１゜を伸縮させて所望ワイパ様式を生じさせるようにプ
ログラムされている。さらに、前記腕１０の延伸を感知
して修正のためのフィードバックを前記制御ユニット２
６に提供する感知装置（図示せず）も設けられる。

制御ユニット２６とリニアモータ１１との間の電気的接
続は、たわみケーブルによって、または前記駆動軸と結
合された回転接点によって達成される。

補助固定ワイパブレードが前記ワイパ腕１０上に配設さ
れ得、もしそれが無いならば前記腕１゜が延伸されたと
き主ワイパブレードによって掃拭されないであろう回動
範囲の内側部分の区域を担当する。また、これに代えて
、前記制御ユニット２６は、−サイクルにおいて掃拭さ
れない車両風防ガラス部分が後続サイクルにおいて掃拭
されるように、後続サイクルにおいてそれぞれ異なるワ
イパ様式を生じるようにプログラムされ得る。

また、２個以上の車両風防ガラスワイパ組立体も使用さ
れ得、その場合、２個以上の伸縮自在のワイパ腕が１個
の共通の、または、個別の制御！ｌ装置によって制御さ
れて、１個の車両風防ガラス上において使用されること
も理解されるであろう。

実際において、前部／後部風防ガラスの掃拭は、本発明
に従って、要求されるならば総合または個別制御され得
る。

さらにまた、天候条件を考慮にいれるため、または、例
えばワイパ駆動トルクが著しく大きくなる極限延伸状態
にまで腕１０が延伸されるとき、駆動装置の過負荷を避
ける必要を考慮に入れるために、ワイパブレードの弧状
姿勢と調和させて払拭速度を変化させる装置も設置され
得る。速度及び速度変更の任意の組合わせが、本発明に
従ってワイパ操作に組込まれ得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従った風防ガラスワイパ機構の一部を
その断面をもって示した側面図、第２図は第１図に示し
た機構に好適な電気的制御装置の構成図である。図面において、１０・・・ワイパ腕、１１・・・リニア
モータ、１２・・・取付ブロック、１８・・・延長部、
２５・・・制御ユニット、２６−・・回転位置センサ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ワイパ腕（１０）であつて、その長さを変更する
ため一方の部材（１８）の、他方の部材（１１）に対す
る軸方向運動を可能にするように互いに相対して取付け
られた第１及び第２の部材（１１、１８）と、前記第１
の部材（１１）上に設けられた取付手段（１２）にして
それによつて前記腕（１０）がピボットにそれを中心と
して往復駆動され得るように結合され得るものと、前記
第２の部材（１８）上に設けられた手段にしてそれによ
つてワイパブレードが該部材に結合され得るものとを含
むものを有する風防ガラスワイパ機構において、前記腕
（１０）に取付けられ、前記第１の部材（１１）に対す
る前記第２の部材（１８）の軸方向運動を制御するよう
に前記第１と第２の部材（１１、１８）間において働く
電磁装置（１１）と、前記腕（１０）の弧状位置に応答
して前記電磁装置（１１）を、前記腕（１１）を伸縮さ
せるように付勢する制御装置とを有することを特徴とす
る風防ガラスワイパ機構。
（２）特許請求の範囲第１項記載の風防ガラスワイパ機
構において、前記電磁装置（１１）がリニアモータであ
ることを特徴とする風防ガラスワイパ機構。
（３）特許請求の範囲第１項記載の風防ガラスワイパ機
構において、前記電磁装置（１１）が回転モータであり
、回転モータがリニアアクチュエータを駆動するように
配列されることを特徴とする風防ガラスワイパ機構。
（４）特許請求の範囲第３項記載の風防ガラスワイパ機
構において、前記リニアアクチュエータが、第１のねじ
付き部材であつて軸方向に据付けられ前記回転モータに
よつて回転されるようにされたものと、第２の非回転対
応ねじ付き部材であつて前記第１のねじ付き部材と螺合
するものとを有し、それによつて、前記第１のねじ付き
部材の回転にともなつて前記第２のねじ付き部材が軸方
向に運動するように構成されていることを特徴とする風
防ガラスワイパ機構。
（５）特許請求の範囲第１項記載の風防ガラスワイパ機
構において、前記電磁装置（１１）が電磁アクチュエー
タであり、その行程が付勢電流に従つて変化するように
されていることを特徴とする風防ガラスワイパ機構。
（６）特許請求の範囲第１項から第５項の何れか一つの
項に記載される風防ガラスワイパ機構において、前記制
御装置（２６）が、前記ワイパ腕（１０）の弧状位置を
感知する手段（２５）を有することを特徴とする風防ガ
ラスワイパ機構。
（７）特許請求の範囲第６項記載の風防ガラスワイパ機
構において、感知器（２５）が前記ワイパ腕（１０）と
組合わされており、該感知器（２５）が、所定の点から
の前記ワイパ腕（１０）の回転度に対応する信号を発生
するようにされていることを特徴とする風防ガラスワイ
パ機構。
（８）特許請求の範囲第６項記載の風防ガラスワイパ機
構において、前記感知器（２５）が前記ワイパ腕（１０
）と組合わされており、該感知器（２５）が、前記ワイ
パ腕（１０）がその弧状進路上の一特定点に達する時点
を探知するようにされていることを特徴とする風防ガラ
スワイパ機構。
（９）特許請求の範囲第１項から第８項の何れか一つの
項に記載される風防ガラスワイパ機構において、前記ワ
イパ腕（１０）の延伸を感知するとともに、修正目的の
ために前記制御装置（２６）に対するフィードバック信
号を発生する手段が前記ワイパ腕（１０）と接続されて
いることを特徴とする風防ガラスワイパ機構。
（１０）特許請求の範囲第１項から第９項の何れか一つ
の項に記載される風防ガラスワイパ機構において、補助
固定ワイパブレードが前記第１の部材（１１）上に、も
しそれが設けられないならば前記ワイパ腕（１０）が延
伸されるとき主ワイパブレードによつて掃拭されないで
あろう風防ガラス区域を担当するように取付けられるこ
とを特徴とする風防ガラスワイパ機構。
（１１）特許請求の範囲第１項から第１０項の何れか一
つの項に記載される風防ガラスワイパ機構において、後
続サイクルにおいて異なるワイパ様式を生じさせ、それ
によつて、一サイクルにおいて掃拭されない風防ガラス
部分が後続サイクルにおいて掃拭されるように前記制御
装置（２６）がプログラムされることを特徴とする風防
ガラスワイパ機構。
（１２）特許請求の範囲第１項から第１１項の何れか一
つの項に記載される風防ガラスワイパ機構において、２
本以上の延伸自在のワイパ腕（１０）が１個の共通の制
御装置（２６）によつて制御されることを特徴とする風
防ガラスワイパ機構。
（１３）特許請求の範囲第１項から第１２項の何れか一
つの項に記載される風防ガラスワイパ機構において、前
記制御装置（２６）が、さらに、前記ワイパ腕（１０）
の弧状運動の速度をも制御することを特徴とする風防ガ
ラスワイパ機構。