JPS6225937Y2 - - Google Patents

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JPS6225937Y2
JPS6225937Y2 JP2281783U JP2281783U JPS6225937Y2 JP S6225937 Y2 JPS6225937 Y2 JP S6225937Y2 JP 2281783 U JP2281783 U JP 2281783U JP 2281783 U JP2281783 U JP 2281783U JP S6225937 Y2 JPS6225937 Y2 JP S6225937Y2
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pulse
drowsy driving
speed
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、特に定速走行装置を装備する車両
に設けられる居眠り運転を検出する装置に関し、
検出精度を低下することなく当該検出装置の稼働
率を向上した居眠り運転検出装置に関する。
一般に、高速道路、直線道路等の比較的にステ
アリング操舵頻度の少ない、すなわち運転が単調
になりやすい道路を走行中には、居眠り運転が起
りやすい。そこで最近、走行安全上の観点からス
テアリング操舵に基づき運転操作の異常を検出し
て居眠り運転と判断して警報する居眠り運転検出
装置が提案されている。この居眠り運転検出装置
は、前述したごとき道路では車両の比較的高速で
の走行が可能であることが多いことから、車両速
度が所定の閾値速度を越えている時のみ検出作動
するものである。このため、車両が前記閾値速度
以下の場合には、居眠り運転検出装置が作動せ
ず、もつて当該検出装置の効果が十分に発揮する
ことができないおそれがある。
なお、この問題を解決するためには、前記閾値
速度を下げるあるいは撤廃することが容易に考え
られるが、特に閾値速度を撤廃して道路状況に拘
わらず居眠り運転検出装置を走行中に常時作動さ
せると、非舗装道路や山道、市街地道路等の比較
的にステアリング操舵頻度が高くなるような道
路、すなわち比較的低速で走行しなければならな
い道路においては、当該ステアリング操舵から運
転操作の異常と検出される条件の発生頻度が通常
走行でも高く、居眠り運転でないにも拘わらず警
報が発生して、乗員にとつては煩わしさに耐えな
い。また、このため、前記閾値速度を下げる場合
には、当該速度を下げすぎると上述したような問
題が起こる可能性があるので、検出精度を低下さ
せることなく適切な下げ幅を決定することが難し
いという問題がある。
そこで、高速道路、直線道路等の比較的に長時
間一定速度で走行可能な場合における運転操作軽
減を目的として、車両速度を一定に保持する定速
走行装置が近年装備される傾向にあるが、当該定
速走行装置の作動時には比較的にステアリング操
舵頻度が低く、運転が単調になりやすいので、居
眠り運転の検出をしても誤検出の可能性が小さい
ことを利用して、特に当該定速走行装置の装備車
両について、前述した居眠り運転検出装置の効果
が十分に発揮されないという問題に鑑みて案出さ
れたものが本考案である。
すなわち、この考案は、車速を一定に保持する
定速走行装置を装備する車両に設けられ、当該車
両が所定の閾値速度以上で走行していることを検
出しているときには、ステアリング操舵角に基づ
いて居眠り運転を検出する装置において、その検
出精度を低下することなく当該装置の稼働率を向
上するため、前記定速走行装置の作動を検知して
いるときには、前記閾値速度を前記定速走行装置
で一定に保持される車速以下に下げるようにした
ものである。
以下、図面を用いてこの考案の実施例を説明す
る。
第1図のa〜cは、この考案の一実施例を示す
もので、1は例えば方向指示レバー等に設けられ
たスイツチ等によつて構成される定速走行装置作
動手段、3は車速を検出する車速センサ、5はス
テアリングの回動操作に応じて信号を出力する操
舵角センサ、7は定速走行装置作動手段1、車速
センサ3、操舵角センサ5の検出信号に基づいて
居眠り運転を検出して警報手段9を駆動させる居
眠り運転検出手段である。なお、当該居眠り運転
検出手段7は、CPU11、ROM13、RAM1
5、入出力ポート17を有する構成である。
操舵角センサ5は、第1図bに示す如く円周方
向に一定間隔θS+αで、幅がθS−αの穴14′
があけられてステアリングの回動と共に回転する
円板18と該円板18の回転により穴14′の有
無でオン・オフするフオトインタラプタ(フオト
インタラプタのスリツト16−1,16−2の幅
θF)19−1,19−2を有する。なお、当該
フオトインタラプタは、測定最小変位をθS/2
とすべく、n×θS+5θS/2(n=0,1,
…)なる位置関係で配置されている。このような
構成においては、フオトインタラプタ19−1,
19−2の出力が第1図cに示す如く、位相が一
定間隔θS/2だけずれた2相の矩形波信号とな
つて、後述する如く、フオトインタラプタ19−
1,19−2の出力状態の変化によつてステアリ
ングの操舵方向を判別することができる。なお、
第1図bにおいて、参照記号Zはフオトインタラ
プタ16,1,19−2の出力信号の有無の境界
を示す。
次に、この実施例の作用を第2乃至第7図に示
す前記CPU11の処理フローまたは動作説明図
を用いて説明する。通常走行時、CPU11は、
居眠り運転検出を開始するための閾値速度V0
一定車速V1(例えば80Km/h)として、車両が
当該速度V1を越えたことを検出して後述する居
眠り運転検出処理によつて居眠り運転を検出した
ときには、警報する処理ループを形成する(ステ
ツプ50〜52,62〜66)。
一方、定速走行装置(図示せず)の作動時に
は、CPU11は、当該定速走行装置の作動が一
定時間T0だけ継続したことを検出したときに
は、前記閾値速度V0を前記速度V1より低い速度
V2(例えば50Km/h)に設定して、車両が当該
速度V2を越えたことを検出して通常走行時と同
様に後述する居眠り運転検出処理に進むこととな
る(ステツプ50〜66)。
次に、居眠り運転検出処理(ステツプ64)の
詳細について説明する。
当該検出処理フローとしては、第3図に示した
如く、初期条件設定ループ1000、居眠り運転
検出基準値設定ループ2000、居眠り運転判定
ループ6000に大別される。以下各ループごと
に説明する。
初期条件設定ループ1000は上述した各ルー
プへの処理進行を選択するループである。具体的
には、ステツプ100は、エンジンスタート若し
くは後述する居眠り運転検出基準値設定ループ2
000において車速が、閾値速度V0より低下し
たことを検出した場合には、新たに居眠り運転の
検出基準値Aを設定するため、検出基準値Aが設
定されたことを示すフラグ(Dフラグ)、例えば
E分間の検出単位時間中に15秒間の操舵パルスが
検出基準値Aを越えた回数を示すレジスタ(DR
レジスタ)、検出基準値Aの設定時間(E分、例
えば5分)中の操舵角センサ5から出力される操
舵パルス(以下「3゜パルス」と呼ぶ)総数を示
すレジスタ(Nレジスタ)、上記時間(E分)中
に入力される各3゜パルスを基準としてその後の
所定時間(例えば15秒)に入力される最大3゜パ
ルス数を示すレジスタ(Nmaxレジスタ)、新し
く入力された3゜パルスを基準として以前に入力
された3゜パルスが何秒前に入力されたかを示す
時間レジスタ(T1〜Tnレジスタ)をそれぞれク
リアする。そして、車速センサ3からの信号によ
り、車速が第2図に示したフローで設定された閾
値速度V0以上と判断した時には(ステツプ11
0)、ステツプ120に進む。ステツプ120
は、前記Dフラグの状態によつて居眠り運転の検
出基準値Aが設定済か否かを判定し、上記Dフラ
グが“1”のときには、所定時間(B分、例えば
5分)を単位として居眠り運転を検出するため居
眠り運転判定ループ6000に進み、反対に
“0”のときには、居眠り運転の検出基準値Aを
設定すべく、ループ2000に、それぞれ進む。
居眠り運転検出基準値設定ループ2000は、
例えば15秒を単位とした操舵角センサ1から出力
される3゜パルス数を所定時間(E分)だけデー
タとしてサンプリングして上記3゜パルス数に基
づいて居眠り運転の検出基準値Aを設定するもの
である。以下、具体的に処理の流れを説明する。
車両が走行を開始して閾値速度V0を越えてか
ら所定時間(C分、例えば1分間)は、例えば、
シートへの着座位置をずらしたり、シートベルト
を締め直したりすることによる走行が安定しない
等の理由により3゜パルスの入力を行なわないよ
うにC分タイマをセツトして、車速が閾値速度
V0以上を維持してC分経過した場合に(ステツ
プ210〜230)ステツプ240に進む。ステ
ツプ240は、上記検出基準値Aと設定するため
の3゜パルスのサンプリング時間(例えば5分
間)を設定すべくE分タイマをセツトして、車速
が閾値速度V0以上であることを確認後(ステツ
プ250)に、ステツプ260に進む。ステツプ
260は、ステツプ270と共にそれぞれブレー
キおよびウインカが作動した時には、その後の所
定時間(F秒、例えば45秒)は、上記サンプリン
グを中断すべくF秒タイマをセツト後にステツプ
250にもどる(ステツプ280)。一方、ブレ
ーキおよびらインカが作動しなかつた場合には
(ステツプ260および270)、ステツプ290
に進むが、該ステツプ290は、上記F秒タイマ
のセツト状態を判定し、セツト中であればE分タ
イマのカウントを停止してステツプ250にもど
り(ステツプ295)、セツト中でないならばE
分タイマを作動させてから(ステツプ300およ
び310)ステツプ320に進む(以上第4図の
AおよびB参照)。ステツプ320は、サンプリ
ング時間(E分)が経過したか否かを判定し、経
過前であれば検出基準値Aを算出するための15秒
を単位とした3゜パルス数を求めるべくステツプ
330に、経過後であれば検出基準値Aを設定す
べくステツプ570に進む。ステツプ330は、
サンプリング時間(E分)中に3゜パルスの入力
を検知すると、以下に説明するステツプ340以
降の処理に進むが、そうでない場合にはステツプ
250にもどる。ステツプ330で3゜パルスの
入力を検知すると、該3゜パルスが初めて入力し
た3゜パルスか否かを判定し、(ステツプ34
0)、初めてであればその時刻を第1の時刻レジ
スタ(SR1)に記憶してステツプ250にもど
り、(ステツプ350)、初めてではない場合には
直前に入力した3゜パルスの時刻を第2の時刻レ
ジスタ(ST2)に移してから新しく入力した3
゜パルスの入力時刻を第2の時刻レジスタ(ST
1)に記憶する(ステツプ360および37
0)。ステツプ380は、上記第1および第2の
時刻レジスタ(ST1およびST2)が記憶した内
容に基づき新しく入力した3゜パルスとその直前
に入力した3゜パルスとの時間間隔tを算出して
ステツプ390に進む(第5図のA,B参照)。
ステツプ390は最新の3゜パルス以前の3゜パ
ルスまでの時間を示す時間レジスタT1〜Tnの数
Mを任意のレジスタLに記憶させ、ステツプ40
0に進む。ステツプ400〜420は、後述する
ステツプ530〜560において上記時間レジス
タT1〜Tnのうち新しく入力した3゜パルスを基
準として、例えば15秒以前に入力した3゜パルス
に対する時間レジスタはクリアされているので、
前記レジスタLの値をデクリメントしながらその
各々のレジスタLに対する時間レジスタT1〜Tn
の状態を検出して行き、クリアされていない最初
の時間レジスタT1〜TlにおけるレジスタLの値
すなわち蓄積された3゜パルス数を検出する(第
5図B参照)。ステツプ430は該レジスタLの
値を任意のレジスタKに記憶してステツプ440
に進む。ステツプ440〜460は、上述したス
テツプ400〜420で検出されたクリアされて
いない時間レジスタT1〜Tlの各々にステツプ3
80で算出した時間tを加え、且つ上記時間フラ
グT1〜Tlの添字数値をインクリメントする(第
5図のB,C参照)。ステツプ470は上記ステ
ツプ430と同一の処理を行なつてステツプ48
0に進む。ステツプ480は、新しく入力した3
゜パルスが上述した15秒を単位とする3゜パルス
数を検出するための区切りとなるが否かを判定す
べく新しく入力した3゜パルスを基準としてステ
ツプ470で記憶したK番目の時間レジスタTk
の値が15秒以上か否かを判定し(第5図C参
照)、15秒以上であればステツプ490に、15秒
以内であれば、ステツプ530に進む。ステツプ
490は、上記レジスタKの値、すなわち所定時
間(15秒)に入力した3゜パルス数と以前に検出
した15秒を単位とした3゜パルス数の最大値が記
憶されているNmaxレジスタとを比較して、K>
Nmaxが成立すればNmaxレジスタの値を該Kレ
ジスタの値Kに更新し(ステツプ500)、そう
でない時にはステツプ510に進む。ステツプ5
10は、サンプリング時間(E分)中に入力され
た3゜パルス総数を示すレジスタ(Nレジスタ)
をインクリメントとすると共に、上記サンプリン
グ時間(E分)中に入力される上述した15秒を単
位とする3゜パルス数の総数を示すレジスタ
(NSレジスタ)に前述したステツプ400〜42
0で検出した3゜パルス数Kを加える。ステツプ
520はKレジスタの値をデクリメントして(K
=K−1)処理をステツプ480にもどし、デク
リメントした上記Kレジスタに対する時間レジス
タTK(K=K−1)の判定を行なわせる。ステ
ツプ480は、時間レジスタTkの値が15秒を越
えていないと判断すると、ステツプ530に進
む。ステツプ530は、ステツプ400〜420
で検出したレジスタLの値を任意のレジスタJに
記憶させてステツプ540に進む。ステツプ54
0は、レジスタJとレジスタKの値を比較する
が、レジスタKがステツプ520でデクリメント
されていない場合、すなわち新しく入力した3゜
パルスではTk>15秒が成立しなかつた場合(第
5図C参照)には、レジスタJとレジスタKの値
は等しいのでステツプ250にもどつて、次の3
゜パルスの入力待機となり、逆にデクリメントさ
れていれば、レジスタJの方がレジスタKの値よ
りも大きくなるので、ステツプ550に進む。ス
テツプ550および560は、レジスタKがステ
ツプ520でデクリメントされた回数と同数の時
間レジスタの内容をTkから順次クリアする(第
5図のC,D参照)。
上述したステツプ250〜560に至る処理
は、後述するステツプ570〜600で行なう居
眠り運転の検出基準値Aの設定に必要なデータで
あるNレジスタ、Nmaxレジスタ、NSレジスタの
それぞれの値を算出するために、ステツプ320
で車両が走行を開始してC分経過後(ステツプ2
20)からE分間行なわれるものである。そして
該E分間が経過したことを検知すると(ステツプ
320)、処理は上記検出基準値Aを設定すべく
ステツプ570に進む。
ステツプ570は、E分間に算出したNSレジ
スタおよびNレジスタから、E分間において15秒
を単位として入力した3゜パルス数の平均値N0
を求めて、検出基準値Aが設定されたことを示す
Dフラグを“1”にして(第4図C参照)ステツ
プ580に進む。ステツプ580は、個人差によ
る設定値を適確にするため、ステツプ570で求
めた平均値N0に例えば定数4を加えた値とE分
間に算出したNmaxレジスタの値を「1」だけイ
ンクリメントした値との比較を行ない、大きい方
の値を居眠り運転の検出基準値Aとして設定して
ループ2000の処理を終了する(ステツプ59
0および600)。そして、次の段階としては、
設定された上記検出基準値Aに基づいて居眠り運
転判定ループ6000で居眠り運転の検出が行な
われることになる。
ここでは基準値を例えばE分間のサンプリング
により設定したが、予め定めてある基準値を、E
分間のサンプリングにより、予め定めてある許容
範囲内で基準値を変更するようにしても良い。
居眠り運転判定ループ6000は、15秒を単位
とした操舵パルス(3゜パルス)数を所定時間
(B分、例えば5分間)を区切つて検出し(ステ
ツプ606〜800)、検出した3゜パルス数を
前述した居眠り運転検出基準値設定ループ200
0で設定した検出基準値Aと比較して、上記所定
時間(B分)内に(3゜パルス数)>(検出基準値
A)なる条件が2回成立した時には、居眠り運転
として警報を行なう(ステツプ820〜870)
ものである。以下、具体的に処理の流れを説明す
る。
前述した居眠り運転検出基準値設定ループ20
00で検出基準値Aが設定されると、Dフラグは
“1”となるので、初期条件設定ループ1000
で車速が閾値速度V0であることを確認後(ステ
ツプ110)、処理はステツプ602に進む(ス
テツプ120)。ステツプ602は、後述する居
眠り運転の判定(ステツプ820〜870)にお
ける処理によつてa秒タイマ(例えば30秒)がセ
ツト中か否かを判定し、セツト中でないならばス
テツプ606に進むが、セツト中ならばa秒経過
を確認後にステツプ606に進む(ステツプ60
4)。ステツプ606は、居眠り運転の警報が所
定時間(B分、例えば5分)を単位として該所定
時間(B分)中に設定された基準値に達すること
を2回判定したことにより行なわれるが、該所定
時間(B分)が設定されているか否かを判定し
て、設定されていない場合にはB分タイマをセツ
ト後に(ステツプ608)、ステツプ610に進
む。ステツプ610は、ステツプ608でタイマ
セツトされたB分が経過したか否かを判定し、経
過したことを検知した時には次の新たなB分間の
居眠り運転の検出を行なうべく居眠り運転の検出
回数を示すDRレジスタをクリアし、且つB分タ
イマを再セツトした後に、経過していない時には
直接に、それぞれステツプ630に進む。ステツ
プ630は、3゜パルスの入力があつたことを検
知するとステツプ640に、そうでない場合には
ステツプ110にそれぞれ進む。ステツプ640
〜800は、15秒を単位とした3゜パルス数を検
出する処理部で、前述した居眠り運転検出基準値
設定ループ2000におけるステツプ360〜4
80および530〜560同一の処理を行なう。
そして、ステツプ760の判定で、15秒を単位と
した3゜パルス数が検出されたと判定された場合
には、検出された3゜パルスに基づいて居眠り運
転を検出すべくステツプ820に進む。
ステツプ820は、レジスタKの値、すなわち
15秒を単位として入力した3゜パルス数を検出基
準値Aと比較して、K>Aであれば前記DRレジ
スタをインクリメントさせる(ステツプ83
0)。そして、ステツプ840は、所定時間(A
秒、例えば30秒)は検出を停止すべくA秒タイマ
をセツトし、ステツプ850に進む。ステツプ8
50は、上記DRレジスタの値が2になつたか否
か、すなわち所定時間B分中にK>Aの条件が2
回検出されたか否かを判定し、DR=2が成立す
ればステツプ860に、成立しなければステツプ
880にそれぞれ進む。ステツプ860は居眠り
運転である旨の警報を行ない、ステツプ870は
引き続き居眠り運転を検出すべくDRレジスタを
フリアしてステツプ110にもどる。一方ステツ
プ820または850で判定条件が不成立の場合
には、ステツプ880に進むが、ステツプ880
は、Kフラグの値をデクリメントして処理をステ
ツプ760にもどす。
なお、居眠り運転検出基準値設定ループ200
0ではステツプ330、居眠り運転判定ループ6
000ではステツプ630における3゜パルス
は、操舵角センサ1からの検出信号に基づいて整
形出力された信号であるが、その整形処理につい
ては、第6図に示す如くになる。すなわち、後述
する1゜パルス数を示すレジスタ(Cレジス
タ)、該Cレジスタの最大値および最小値をホー
ルドするレジスタ(MaxレジスタおよびMinレジ
スタ)、算出値収納用のレジスタ(△レジスタ)
をそれぞれクリア後(ステツプ1005)に運転
者がステアリングホイールの操舵を行なうと、ス
アリングホイールが1゜回転するごとに1パルス
(1゜パルス)が出力されるが、該1゜パルスの
入力の有無を判断する(ステツプ1010)。そ
して、1゜パルスの入力があつた時には、該1゜
パルスがステアリングホイールの右回転によるも
のか、左回転によるものかを判定して(ステツプ
1020)、前者の場合にはステツプ1030
に、後者の場合にはステツプ1090にそれぞれ
進む。ステツプ1030は、1゜パルスの入力数
を示すレジスタCをインクリメントしてステツプ
1040に進む。ステツプ1040は、ステアリ
ングホイールが継続して何度右回転したかを算出
して、3゜になると(ステツプ1050)、ステ
ツプ1060で右回転の3゜パルスを出力させ
る。なお、ステツプ1040において、レジスタ
Minは上記レジスタCの値の最小値をホールドし
た値である。一方、ステツプ1050で、算出し
た値△が3ではない時にはステツプ1070に進
むが、ステツプ1070は、次に入力される1゜
パルスが左回転によるものであつてもその1゜パ
ルスから後述するステツプ1090〜1120で
継続して1゜パルスが3個入力されたことを検出
できるように、レジスタCと該レジスタCの値の
最大値がホールドされているレジスタMaxとの比
較を行ない、レジスタCの方が大きい時にはレジ
スタMaxの値を該レジスタCの値に書き換えさせ
る(ステツプ1080)。一方、ステツプ109
0は、レジスタCを上述した右回転による1゜パ
ルスが入力した場合とは逆にレジスタCをデクリ
メントしてステツプ1100に進む。ステツプ1
100は、ステアリングホイールが継続して何度
左回転したかを算出して、3゜になると(パルス
1110)、ステツプ1120で左回転の3゜パ
ルスを出力させる。なお、ステツプ1130およ
び1140は、次に入力される1゜パルスが右回
転によるものであつてもその1゜パルスからから
前述したステツプ1030〜1060で右回転の
3゜パルスを出力できるように、レジスタMinの
値を最小としておく。ステツプ1150は、3゜
パルスの出力後、次の3゜パルスの整形のため
に、レジスタの内容をすべてクリアにして次のス
テツプに進む。
また、第6図に示したフローにおける1゜パル
スの入力の有無の判定(ステツプ1010)の詳
細については、第7図に示す如くになる。すなわ
ち、前述した如く、操舵角センサ1からは2ビツ
トの信号が出力されるが、マイクロコンピユータ
は該2ビツトの信号を入力してレジスタNEWに
格納し、入力した信号状態が直前に入力した信号
状態と同一であればステアリングホイールの回転
操作がなかつたとしてステツプ2010にもど
り、同一でなければステアリングホイール操作が
あつたとして、ステツプ2040〜2180によ
つてその操作が右回転あるいは左回転かを判定さ
せる(ステツプ2010〜2030)。ステツプ
2040〜2180は、レジスタNEWに記憶さ
れた新しく入力した2ビツトの信号状態とレジス
タOLDに記憶された直前に入力した2ビツトの
信号状態とを比較して、その状態変化により右回
転または左回転の1゜パルスを出力する。ステツ
プ2190は、次の2ビツトの信号が入力された
時の状態変化の基準とするべくレジスタNEWの
内容をレジスタOLDに書き換える。
以上説明したように、この考案によれば、車速
を一定を保持する定速走行装置を装備する車両に
設けられ、当該車両が所定の閾値速度以上で走行
していることを検出したときには、ステアリング
操舵角に基づいて居眠り運転を検出する装置にお
いて、比較的に運転操作が単調になりやすい前記
定速走行装置の作動時には、前記閾値速度を定速
走行装置で一定に保持される車速以下に下げて居
眠り運転を検出する装置を稼動しやすくしたの
で、当該居眠り運転の検出精度を低化することな
く当該検出装置の稼働率を適確に向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図のa〜cはこの考案の一実施例を示す構
成図、第2図は居眠り運転検出開始のための閾値
速度V0の設定処理フローチヤート列、第3図は
居眠り運転検出の処理フローチヤート例、第4図
のA〜Cおよび第5図のA〜Dは第3図のフロー
チヤートの動作説明図で、第4図のA,B,Cは
時間tに対するそれぞれ車速変化例、E分タイマ
のセツト状態、Dフラグ状態の変化波形、第5図
のA,B,C,Dは時間tに対する3゜パルスの
出力状態および時間レジスタの変化例、第6図は
操舵角センサから出力される1゜パルスに基づい
て3゜パルスを整形出力する処理フローチヤート
例、第7図は上記1゜パルスの出力処理フローチ
ヤート例である。 図の主要な部分を表わす符号の説明、1……定
速走行装置作動手段、3……車速センサ、5……
操舵角センサ、7……居眠り運転検出手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車速を一定に保持する定速走行装置を装備する
    車両に設けられ、当該車両が所定の閾値速度以上
    で走行していることを検出しているときには、ス
    テアリング操舵角に基づいて居眠り運転を検出す
    る装置において、前記定速走行装置の作動を検知
    しているときには、前記閾値速度を前記定速走行
    装置で一定に保持される車速以下に下げる手段を
    設けたことを特徴とする居眠り運転検出装置。
JP2281783U 1983-02-18 1983-02-18 居眠り運転検出装置 Granted JPS59128428U (ja)

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JP2281783U JPS59128428U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 居眠り運転検出装置

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JPS59128428U JPS59128428U (ja) 1984-08-29
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