JPS62258816A - 4輪駆動用トランスフア装置のパ−キング機構 - Google Patents

4輪駆動用トランスフア装置のパ−キング機構

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JPS62258816A
JPS62258816A JP28113286A JP28113286A JPS62258816A JP S62258816 A JPS62258816 A JP S62258816A JP 28113286 A JP28113286 A JP 28113286A JP 28113286 A JP28113286 A JP 28113286A JP S62258816 A JPS62258816 A JP S62258816A
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output shaft
clutch
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Koichi Matsumoto
剛一 松本
Yoichi Hayakawa
早川 庸一
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分計] 本発明は、自動変速機付車輌に装着される4輪駆動用ト
ランスファ装置のパーキング機構に関する。
[従来の技術] 一般に、自動変速機のパーキング機構は、運転席に設け
られたシフトレバ−の操作により、シフトレバ−と連動
したパーキングロッドが摺動することによりパーキング
ボールが、自動変速機の出力軸に設けられたパーキング
ギヤと噛合することにより、出力軸を固定するように構
成されている。
直結と減速の切換が可能な減速装置付の4輪駆動用トラ
ンスファ装置を自動変速機の後部に配置した場合には、
減速装置のクラッチ部分で動力の伝達が遮断されるので
、パーキング機構は自動変速機の出力軸に取り付けても
効果はなく、4輪駆動用トランスファ装置の出力軸を機
械的にロックするパーキング機構が必要となってくる。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、自動変速機の後部に減速装置が配設され、減
速装置の出力要素が4輪駆動用トランスファ装置の一方
の出力軸に連結されるように構成されているので、パー
キング機構が減速装置の後部に配置されることになり、
パーキングロッドが長くなる。
パーキングロッドは自動変速機の作動油が収納されるオ
イルパン内に設けられているので、パーキングロッドが
長いと作動油の油温の影υを受は易く、例えば作動油の
高温時にはパーキングロッドが伸びて、シフトレバ−が
”リバース位置°°に設定されているにもかかわらず、
パーキングに入ってしまったり、また作動油の低温時に
は、パーキングロッドが縮んでシフトレバ−が”パーキ
ング位置°°に設定されているにもかかわらず、バーキ
グギャがロックされなかったりする等、パーキング機構
の操作の信頼性を損なうという問題があった。
更に、4輪駆動自動車では、自動車の重量が大ぎいにも
かかわらず、急坂路での駐車を頑緊に行なう等、その使
用条件が厳しいため、パーキングロッドに作用する荷重
が大きくなるので、パーキングロッドが長いと、その剛
性が不足してパーキング機構の耐久性が損なわれるとい
う問題があった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するものであ
り、パーキング機構を減速装置の前部、即ち自動変速機
と減速装置との間に配置できるように4輪駆動用トラン
スファ装置を構成して、パーキングロッドを出来るだけ
短くするようにして、パーキング機構の操作の信頼性及
び耐久性を向上するようにしたものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の4輪駆動用トランスファ装置のパーキング機構
は、自動変速機の歯車変速装置の出力軸の後部に連結さ
れた入力軸と、該入力軸と同軸的に配設された第1の出
力軸と、該第1の出力軸と平行に配設された第2の出力
軸と、前記入力軸に連結したサンギヤとリングギヤと両
ギヤに歯合したピニオンと該ピニオンを回転自在に支持
するとともに前記第1の出力軸に連結したキャリヤとか
らなる遊星歯車装置と、前記入力軸と前記第1の出力軸
とを着脱自在に連結する第1の湿式摩擦クラッチと、前
記第1の出力軸と前記第2の出力軸とを着脱自在に連結
する第2の湿式摩擦クラッチと、前記リングギヤをトラ
ンスファケースに着脱自在に連結する湿式摩擦ブレーキ
とを借える4輪駆動用トランスファ装置において、前記
第1の湿式摩擦クラッチは前記歯車変速装置と前記遊星
歯車装置との間に配設され、前記キャリヤに連結された
クラッチシリンダと、前記サンギヤに連結されたクラッ
チハブと、該クラッチプレートと交互にスプライン嵌合
したクラッチディスクと、前記クラッチシリンダ内に配
設され前記クラッチプレートと前記クラッチディスクと
、該クラッチプレートと交互内に配設され前記クラッチ
プレートと前記クラッチディスクとを押圧係合するピス
トンとから構成され、該クラッチプレートと交互の外周
部にはバーキングギーヤが設けられていることを特徴と
する。
[作用及び発明の効果] 本発明の4輪駆動用トランスファ装置のパーキング機9
3によれば、自動変速機の出力軸と同軸的に設けられる
第1の出力軸を遊星歯車機構のキャリヤに連結し、入力
軸と前記第1の出力軸とを着脱自在に連結する第1の湿
式摩擦クラッチを自動変速機の歯車変速装置と遊星歯車
装置との間に配設し、前記第1の湿式摩擦クラッチをキ
ャリヤに連結されたクラッチシリンダと、前記サンギヤ
に連結されたクラッチハブと、該クラッチプレートと交
互にスプライン嵌合したクラッチディスクと、前記クラ
ッチシリンダ内に配設され前記クラッチプレートと前記
クラッチディスクと、該クラッチプレートと交互内に配
設され前記クラッチプレートと前記クラッチディスクと
を押圧係合するピストンとから構成し、該クラッチプレ
ートと交互の外周部にパーキングギヤを設けるように構
成したので、パーキング機構を構成するパーキングロッ
ドが短く作動油の油温の影響を受けにくくなり、例えば
作動油の高温時にパーキングロッドが伸びて、シフトレ
バ−が”リバース位置”に設定されているにもかかわら
ず、パーキングに入ってしまったり、また作動油の低温
時に、パーキングロッドが縮んでシフトレバ−が”パー
キング位置”に設定されているにもかかわらず、パーキ
グギャがロックされなかったりすることが防止され、パ
ーキング機構の操作の信頼性が向上するという効果を有
する。
また、自動車の重量が大きく、急坂路での駐車を頻繁に
行なう等、その使用条件が厳しいため、パーキングロッ
ドに作用する荷重が大きくなっても、その剛性が不足す
ることなく、パーキング機構の耐久性が向上するという
効果を有する。
[実施例コ 次に本発明の一実施例を図面により説明する。
1は自動変速機の歯車変速装置、2は歯車変速装置の出
力軸であるとともにトランスファ装置の入力軸、3は出
力軸2に設けられたガバナ弁、4はトランスファ装置の
入力軸2に同心的に設けられた遊星歯車装置、11はト
ランスファ装置の入力軸2に同軸的に設けられたトラン
スファ装置の第1の出力軸、17はトランスファ装置の
第1の出力軸11と平行に設けられたトランスファ装置
の第2の出力軸である。
遊星歯車装置4はトランスファ装置の入力l11124
にスプライン嵌合されたサンギヤ41と、該サンギヤ4
!と噛合するピニオン42と、該ピニオン42と噛合す
るリングギヤ43と、ピニオン42を回転自在に支持す
るとともにトランスファ装置の第1の出力軸11に連結
されたキャリヤ44とから構成される。
リングギヤ43は摩擦ブレーキ5によりトランスファケ
ース18に着脱自在に係合されており、該摩擦ブレーキ
5はトランスファケース18内に形成されたシリンダ1
8Aと該シリンダ18A内に装着されたピストン51と
で構成される油圧サーボ50により作動される。
7は遊星歯車装置のサンギヤ41とキャリヤ44とを着
脱自在に連結する摩擦クラッチであり、キャリヤ44に
連結したクラッチシリンダ71と該クラッチシリンダ7
1内に装着されたピストン72とで構成される油圧サー
ボ70により作動される。
8は遊星歯車装置のキャリヤ44に連結した第1の出力
軸11と第2の出力軸17とを着脱自在に連結する摩擦
クラッチであり、第1の出力軸11上に回転可能に配設
されたスリーブ9と該ス1雷 −イ n+−5ft  
拉 −一 41 争−Jt  m  +、  r巳 コ
ノ l −) 、2ツー2 ロ  1  し 拮クラッ
チシリンダ81内に装置されたピストン82とで48成
される油圧サーボ80により作動される。
14はスリーブ9と第2の出力@17とを連結するリン
ク機構であり、スリーブ9に同軸的にスプライン嵌合さ
れた第1のスプロケット12と第2の出力軸17に同軸
的にスプライン嵌合された第2のスプロケット15と両
スプロケット12.15間に張設されたチェーン16と
から構成される。
摩擦クラッチ7は自動変速機の歯車変速装置1と遊星歯
車装置4との間に配設され、摩擦クラッチ7のクラッチ
シリンダ71はその外周部にパーキングギヤ73が形成
されており、自動変速機のシフトレバ−をパーキング位
置に選択した時、シフトレバ−と連動する歯止め74を
パーキングギヤ73にかみ合わせ第1の出力軸11を固
定するようになっている。
90は自動変速機のオイルパン、91は4輪駆動用トラ
ンスファ装置の摩擦クラッチ7.8および摩擦ブレーキ
5の油圧サーボ70.80および50に油圧を給排する
油圧制御装置(バルブボディ)、92は該油圧制御装置
91のオイルパンである。
摩擦クラッチ7.8および摩擦ブレーキ5の油圧サーボ
70.80および50に供給される油圧は、オイルパン
90より自動変速機のケース93とトランスファケース
94に取付けられたバイブ95を介して油圧制御装置9
1を通して供給される。
このトランスファ装置は第2図に示すAの如く車両の機
関Eに装置された自動変速機Tに取り付けられ、第1の
出力軸11は後輪駆動用プロペラシャフトCに連結され
、第2の出力軸17は前輪駆動用プロペラシャフト已に
連結されて使用される。
通常走行時は油圧サーボ70に自動変速機の油圧制御装
置に供給されるライン圧を供給して摩擦クラッチ7を係
合せしめ、油圧サーボ50及び80を排圧して摩擦ブレ
ーキ5及び摩擦クラッチ8を解放せしめる。これにより
入力軸2と第1の出力軸11とが連結され、動力は入力
軸2から第1の出力@h11に減速比1で伝達され後輪
2輪急勅走行が得られる。
この2輪駆動走行中、4輪駆動走行が必要となったとき
は運転席に設けられたレバー又はスイッチを操作して、
トランスファ装置の油圧サーボへの油圧給排制御弁(図
示せず)を作用せしめ、油圧サーボ80にライン圧を徐
々に供給し摩擦クラッチ8を円滑に係合せしめると、第
1の出力軸11とスリーブ9とが連結しリンク機構14
、第2の出力軸17及びプロへラシャフトBを経て前輪
にも動力が伝達され4輪駆動走行が得られる。
この4輪駆動走行中、急坂路など出力トルクの増大が必
要な時は、油圧サーボへの油圧の給排制御弁を作用せし
め油圧サーボ50ヘライン圧を徐々に供給するとともに
適切なタイミングで油圧サーボ70の油圧を排出し、摩
擦ブレーキ5を徐々に係合せしめるとともに摩擦クラッ
チ7を円滑に解放させる。これにより、サンギヤ41と
キャリヤ44とは解放されるとともにリングギヤ43は
固定され、動力は入力軸2からサンギヤ41、ピニオン
42及びキャリヤ44を介して減速されて第1の出力軸
11及び第2の出力軸1フに伝達され、トルクの大きな
4輪駆動減速走行が得られる。
表1に摩擦ブレーキ5、摩擦クラッチ7及び摩擦クラッ
チ8の係合及び解放と車両の走行状態を示す。
表1 表1において、Oは摩擦係合要素の係合状態を示し、×
は解放状態を示す。減速比のλは、遊星歯車装置のサン
ギヤ41とリングギヤ43との歯数比であり、減速比の
値はλを0.5とした場合のものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトランスファ装置の断面図、第2図は
車両の動力伝達系を示す概略図である。 図中 1・・・自動変速機の歯車変速装置 2・・・歯車変速装置の出力軸 4・・・遊星歯車装置 41・・・サンギヤ 42・・・ピニオン 43・・・リングギヤ 44・・・キャリヤ 5・・・湿式摩擦ブレーキ 7・・・第1の湿式摩擦クラッチ 8・・・第2の湿式摩擦クラッチ 11・・・第1の出力軸 17・・・第2の出力軸 71・・・油圧シリンダ 73・・・パーキングギヤ 74・・・歯止め 第   2   図 T

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動変速機の歯車変速装置の出力軸の後部に連結された
    入力軸と、該入力軸と同軸的に配設された第1の出力軸
    と、該第1の出力軸と平行に配設された第2の出力軸と
    、前記入力軸に連結したサンギヤとリングギヤと両ギヤ
    に歯合したピニオンと該ピニオンを回転自在に支持する
    とともに前記第1の出力軸に連結したキャリヤとからな
    る遊星歯車装置と、前記入力軸と前記第1の出力軸とを
    着脱自在に連結する第1の湿式摩擦クラッチと、前記第
    1の出力軸と前記第2の出力軸とを着脱自在に連結する
    第2の湿式摩擦クラッチと、前記リングギヤをトランス
    ファケースに着脱自在に連結する湿式摩擦ブレーキとを
    備える4輪駆動用トランスファ装置において、前記第1
    の湿式摩擦クラッチは前記歯車変速装置と前記遊星歯車
    装置との間に配設され、前記キャリヤに連結されたクラ
    ッチシリンダと、前記サンギヤに連結されたクラッチハ
    ブと、前記クラッチシリンダにスプライン嵌合されたク
    ラッチプレートと、該クラッチプレートと交互に配設さ
    れ前記クラッチハブにスプライン嵌合したクラッチディ
    スクと、前記クラッチシリンダ内に配設され前記クラッ
    チプレートと前記クラッチディスクとを押圧係合するピ
    ストンとから構成され、前記クラッチシリンダの外周部
    にはパーキングギヤが設けられていることを特徴とする
    4輪駆動用トランスファ装置のパーキング機構。
JP28113286A 1986-11-25 1986-11-25 4輪駆動用トランスフア装置のパ−キング機構 Granted JPS62258816A (ja)

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