JPS62258334A - 芳香族アルデヒドの製法 - Google Patents

芳香族アルデヒドの製法

Info

Publication number
JPS62258334A
JPS62258334A JP62102119A JP10211987A JPS62258334A JP S62258334 A JPS62258334 A JP S62258334A JP 62102119 A JP62102119 A JP 62102119A JP 10211987 A JP10211987 A JP 10211987A JP S62258334 A JPS62258334 A JP S62258334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
reaction
aromatic
bar
ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62102119A
Other languages
English (en)
Inventor
ノルベール ブルト
ロベール ペロン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhodia Chimie SAS
Original Assignee
Rhone Poulenc Chimie SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Chimie SA filed Critical Rhone Poulenc Chimie SA
Publication of JPS62258334A publication Critical patent/JPS62258334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/44Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D317/46Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with one six-membered ring
    • C07D317/48Methylenedioxybenzenes or hydrogenated methylenedioxybenzenes, unsubstituted on the hetero ring
    • C07D317/50Methylenedioxybenzenes or hydrogenated methylenedioxybenzenes, unsubstituted on the hetero ring with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to atoms of the carbocyclic ring
    • C07D317/54Radicals substituted by oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/49Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reaction with carbon monoxide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D213/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/04Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D213/24Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D213/44Radicals substituted by doubly-bound oxygen, sulfur, or nitrogen atoms, or by two such atoms singly-bound to the same carbon atom
    • C07D213/46Oxygen atoms
    • C07D213/48Aldehydo radicals

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、貴金属、第3級窒素含有塩基及び燐含有誘導
体の存在において芳香族・・ライドの・・イドロカル?
ニル化を行うことによって芳香族アルデヒドを調製する
方法に関する。
以下全白 〔従来の技術と間層点〕 米国特許第3,960,932号には、アルデヒドの製
法であって、水素と一酸化炭素のがス状混合物を芳香族
、ビニル及び複素環・・ライドからなる群の有機・−ラ
イドと、第3級アミン及び、2価のパラジウム誘導体と
ホスフィン(トリフェニルホスフィン)、ホスファイト
又はアルシンとの錯体からなるかもしくは2価の/4ラ
ジウム塩(酢酸塩又は塩化物)あるいは細分化せるパラ
ジウム金属とホスフィン、ホスファイト及びアルシンカ
ラする群に属する錯形成剤との結合体からなるパラジウ
ム触媒の存在において反応させることからなる方法が記
載されている。後者の場合には、燐(P)のグラム原子
数とパラジウム(Pd)のグラム原子数との比が0.5
〜5であることができる。この反応は、75〜175℃
の温度で、そして7〜140バールの圧力でもって行わ
れる。この方法は、とりわけ、対応するプロミドのノ・
イドロカル?ニル化を通じて芳香族アルデヒドを調製す
るのに適している。この方法は、良好な結果が得られる
にもかかわらず、その反応時間が10〜26時間のオー
ダーであるという1つのきびしい欠点をかかえている。
このような反応時間のため、装置の低い生産性がひきお
こされ、プロセスの工業的価値が取り除かれる。
米国特許第3,960,932号に記載される方法の欠
点を軽減するため、芳香族ハライドのハイドロカルビニ
ル化−i 20−400 バーk(D圧力テ、80〜2
50℃の温度で、貴金属をベースとした触媒、第3級窒
素含有塩基及び多量のホスフィン又はホスファイトの存
在において行うことが欧州特許出願筒0.109,60
6号において提案された。
燐含有誘導体の量は、触媒のモル量の2〜10”倍、好
ましくは10〜1000倍である。この方法KLれば、
触媒の分解を伴うことなく高い反応温度を使用すること
が可能になるので、反応速度、ひいては装置の生産性を
増大させることができる。
しかし、反応速度の増大は十分ではなくかつ高温度の使
用に関連がある。
従来の方法では、可能とされる最高の圧力が用いられて
おり(特に、先に引用した欧州特許出願では、全圧は最
低20バールでなければならないと述べられている)、
te、がス混合物中におけるC O/n 2比は臨界的
ではないと考えられている;この比は、好ましくは、1
に等しい。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、反応速度を増大嘔せること金目的として
、反応条件の系統的な研究を鋭意行った。
かかる研究から、篤くべきことに、CO/H2比が反応
速度に対して作用するということが見い出された。
さらに詳しく述べると、本発明は、貴金属ベース触媒、
窒素含有塩基及び、必要に応じて、ホスフィン及びホス
ファイトからなる群から選らばれる貴金属錯形成剤の存
在において一酸化炭素/水素混合物を臭化物及び沃化物
グループの芳香族・−ライドと反応させることに二って
芳香族アルデヒドを調製し、また、その際、CO/)(
□比t−1未満とすることを特徴とする芳香族アルデヒ
ドの製法に関する。
実際、所定の全圧のとき、−酸化炭素の分圧の低下とと
もに反応速度が増大すること、また、特定の一酸化炭素
圧力のとき、水素の圧力とともに反応速度が増大するこ
とが観察された。本発明者らがさらに観察したところに
よると、妥当なCO/H2比を選択した場合には、反応
をすぐれた速度でかつ比較的に低い圧力で、例えば20
バール未満で実施することが可能になる。最後に、反応
媒体中に含まれる塩基の濃度が高くなればなるほど、−
酸化炭素の分圧の低下が反応速度に対して及ぼす影響が
より大となる。これに工って本発明のもう1つの観点が
構成される。COA2比は、好ましくは、0.9未満で
あるかもしくは0.9に等しく、また、エリ好ましくは
、0.8未満であるかもしくVio、 sに等しい。
がス状混合物の全圧は、広い範囲内においているいろに
変更することができ、また、従来の技術において与えら
れている値をとることができる。
さらに詳しく述べると、全圧は、1〜250バール、好
ましくは10〜150バールの範囲内において変更する
ことが可能である。しかし、全圧は、ある程度までであ
るけれども、−酸化炭素及び水素の分圧に依存している
。事実、先に述べたように、COの分圧の低下とともに
反応速度が増大する。この観点から、一般的には、20
バ一ル未満かもしくは20バールに等しい、そして好ま
しくは15バ一ル未満かもしくは15バールに等しいC
O分圧で反応を実施するのが有利である。COの圧力の
下限は、その下限を上廻った場合に、°反応東件下、−
酸化炭素が気相から液相まで全通過する速度が一酸化炭
素と芳香族・・ライドとの反応速度エリも小となる工う
なものである。−酸化炭素の分圧は、0.5バールのよ
うな低さであることができる。この圧力は、好ましくは
、1〜20)々−ルの範囲内である。反応速度は、水素
の分圧とともに増大することが可能であるけれども、あ
る値を上廻った場合、・・イドロカルボニル化反応の犠
牲のうえに例えば臭素又は沃素の水素化分解のような2
次的な反応が有利に進行するので、その工うな直を上廻
らせないことが望ましい。水素の分圧は、したがって、
その他の反応条件を考慮しつつ、最高に可能な反応速度
ならびに最高に可能な選択性を保証する方向で選らばな
ければならない。一般的には、100バールよりも大で
ある水素分圧を使用することは不必要である。水素の分
圧の下限は、−酸化炭素のめ圧に関して選らばれる値に
依存している。水素の分圧は、通常、2ノ守−ル、好ま
しくは5バールのような低さであることができる。これ
らの条件の下において反応の全圧は、CO及びH2の選
らばれた分圧に依存している。
先に述べ之けれども、CO及びH2の分圧が反応速度に
及ぼす影響というものは、第3級窒素含有塩基の濃度の
増大とともに明らかである。芳香族・・ライド、塩基及
び、適当な場合に、溶剤からなる混合物11当りのモル
数として表わされる窒素含有塩基の濃度は、反応期間中
、2以上、好ましくは2.5以上の直で保持するのが有
利である。
その他の反応条件は、従来の技術において記載されるも
のである。
したがって、本発明による方法を実施するための触媒と
して、元素の周期律表の第1族に属する細分化せる貴金
属、例えば/4ラジウム、ロジウム又はイリジウム、あ
るいはそれらの無機又は有機酸の垣類、あるいはそれら
と電子対供与化合物との錯体、例えばそれらとホスフィ
ン、ホスファイト又はアルシンとの錯体を使用すること
ができる。
本発明方法上実施するためには、パラジウム誘導体がと
りわけ最適である。ノ臂ラジウム誘導体の例として、/
4:7ジウム(If)カルボキシレート(酢酸塩、プロ
ピオン酸塩、酪酸塩及び安息香酸塩)、塩化パラジウム
、そして一般式PdX2〔P(R)3〕2又はPdX2
CP(OR)、)2のパラジウム錯t*(式中のXは、
ハロダン(臭素、塩素)原子又は無機酸あるいはカルデ
ン酸の残基t−表わし、そしてRは炭化水素基を表わす
)t−特にあげることができる。特に、ソクロロジ(ト
リフェニルホスフィノ)/母’yジウム(■)及びソプ
ロモソ〔トリトリルホスフィノコパラジウム(II) 
t−あげることができる。
触媒の量(金属のグラム原子数としてあるいは芳香族ハ
ライド1モル当りの金属誘導体のモル数として表わされ
る)は、広い範囲内においているいろに変えることがで
きる。この量は、したがっテ、10SlOグラム原子あ
るいはモル1モル、好ましくは10−4〜10−2 グ
ラム原子あるいはモル1モルであることができる。
第3級窒素含有塩基として、次の一般式で表わされるア
ミンを使用することができる:N−(R4)3 上式において、 R1基は、同一もしくは異なっていてもよくて。
1〜20個の炭素原子を有する炭化水素基1例えばアル
キル基、シクロアルキル基又はアリール基を表わす。記
号R1は、好ましくは、1−10個の炭素原子を有する
アルキル基又は5へ10個の炭素原子含有するシクロア
ルキル基を表わす。このような塩基の例として、トリエ
チルアミン、トIJ + n−プロピルアミン、トリー
n−ブチルアミン、メチルジブチルアミン、メチルジシ
クロヘキシルアミン及びエチルソイソプロビルアミンを
あげることができる。複素環式の第3級塩基、例えばピ
リジン及びピコリンもまた使用することができる。
塩基の量は、反応によって放出された水素酸を中和する
之め、そして反応期間を通じて塩基の濃度を反応混合物
11につき最低2モルとするための両方について十分で
なければならない。これらの2つの条件が満たされる場
合、塩基の量に関しての臨界的な上限はもはや不存在で
ありしたがって、形成される水素酸の中和に理論的に必
要とされる量に較べて大過剰の塩基を使用することがで
きる。塩基の濃度を上記した限定値に少なくとも等しく
反応の期間中ずっと保持するため、反応の終了時点で、
塩基の濃度が少なくともこれらの値に等しくなるよう、
塩基の量の計算を行わなければならない。また、反応の
進行時、水素酸の中和に工っで消費される塩基を埋め合
わせるため、追加量の塩基を添加しても工い。
反応を実施するのに適当なホスフィン及びホスファイト
は、それらの開示内容を本願明細書でも参照して記載す
るところの米国特許第3,960,932号あるいは欧
州特許出願第0.109,606号にあげられているも
のである。これらの化合物の非限定的な例として、次の
ようなものをあげることができるニトリフェニルホスフ
ィン、トリフェニルホスファイト、ヅエチルフェニルホ
スフィン、ソエチルフェニルホスファイト、トリトリル
ホスフィン、トリトリルホスファイト、トリナフチルホ
スフィン、トリナフチルホスファイト、ジフェニルメチ
ルホスフィン、ソフェニルメチルホスファイト、ジフェ
ニルブチルホスフィン、ジフェニルブチルホスファイト
、トリス(p−メトキシカル?ニルフェニル)ホスフィ
ン、トリス(P−71)キシカル?ニルフェニル)ホス
ファイト、トリス(p−シアノフェニル)ホスフィン、
トリス(シアノフェニル)ホスファイト、トリエチルホ
スファイト、トリブチルホスフィン及びトリグチルホス
ファイト。
以下余白 遊離の燐含有錯形成剤を反応媒体中に存在させることは
、触媒の性状及び/又は反応条件に依存している。触媒
が貴金属とホスフィン又はホスファイトとの錯体からな
る場合、後者を遊離の状態で存在させることは必須の要
件ではない。しかし、このことは、反応を高温度で、例
えば150℃よりも高い温度で実施する場合に有利であ
る。貴金属を金属の状態かもしくはホスフィン又はホス
ファイトと錯結合していない誘導体の形、例えば貴金属
カル?キシレートの形で使用する場合には、燐含有化合
物の存在において反応を行うのが必須の要件である。反
応をホスファイト又はホスフィンの存在において実施す
る場合には、そのit、燐(P)のグラム原子数と金属
(M)のダ5ムHA子数の比が少なくとも2に等しくな
るようにして選択する。P/M比は、10,000のよ
うな高い値をとることができる。5〜1,000の耽侃
比が一般に適当である。
本発明による方法は、次の一般式により表わされる芳香
族アルデヒドを調製するためにと9わけ最適である二 (上式において、 nはl又は2であや、 nlは1〜4の整数であシ、 R2は、水素、弗素又は塩素原子、必要に応じて1個も
しくはそれ以上の塩素及び/又は弗素原子で置換されて
いてもよいアルキル基、必要に応じて1個もしくはそれ
以上の弗素及び/又は塩素原子で置換されているシクロ
アルキル、アリール、アルコキシ、シクロアルコキシ、
アリールオキシ、アルコキシ力ルゲニル、シクロアルコ
キシカルブニル、アリールオキシカルボニル、アルキル
−、シクロアルキル−又ハアリール力ルゲニルオギシ基
、ニトリル基又は、nlが2に等しい場合、隣接の炭素
原子によって担持されていて、それらの炭素原子ととも
に炭化水素環あるいは複素環を形成している2個のR2
基である。
nl が1よシも大である場合に、異なる置換基R2は
、同一もしくは相異のいずれであってもよい。
Yは、2価の基−CH−又は窒素原子を表わす口前式(
1)において、R2は、より詳しくは次のようなものを
表わすことができる: 1〜20個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖のア
ルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、ペンチル基、2−エチルヘキシル基、トリフル
オロメチル基、ダブルオロクロロメチル基、トリクロロ
メチル基及びデシル基。R2は、好ましくは、低級アル
キル基(1〜4個の炭素原子全含有)全表わす8 5〜10個の炭素原子含有するシクロアルキル基ニジク
ロペンチル基、シクロヘキシル基及びシクロオクチル基
; 必要に応じて1個もしくはそれ以上の低級アルキル基又
は低級アルコキシ基で置換されているフェニル基、例エ
バフェニル基、キシリル基、トルイル基、メトキシフェ
ニル基及びエトキシフェニル基; 1〜20個の炭素原子、好ましくは1〜10個の炭素原
子を有するアルコキシ基、例えばメトキシ基、エトキシ
基、イソプロピルオキシ基、ブトキシ基、トリフルオロ
メトキシ基、ノフルオロクロロメトキシ基及びトリクロ
ロメトキシ基;アルコキシ基中に1〜10個の炭素原子
を有するアルコキシカルボニル基、好ましくは低級アル
コキシカルボニル基、例えばメトキシ−、エトキシ−、
イソプロピルオキシ基及びグチルオキシカルボニル基; 5〜10個の炭素原子含有するシクロアルコキシカルボ
ニル基、例えばシクロペンチルオキシカルビニル基及ヒ
シクロヘキシルオキン力ルポニル基; フェニルオキシカルビニル基及ヒトリルオキシカルデニ
ル基; 1〜10個の炭素原子を有するアルキルカルブニルオキ
シ基、例えばアセトキシ基、プロピオニルオキシ基及び
ブチロイルオキシX; 5〜10個の炭素原子を有するシクロアルキルカルブニ
ルオキシ基、例えばシクロペンタノイルオキシ基及びシ
クロヘキサノイルオキシ基:ベンゾイルオキシ基、メチ
ルベンゾイルオキシ基及びジメチルベンゾイルオキシ基
;及び2個の82基が、それらの基を担持する隣接の炭
素原子と一緒になって1つの環を形成する場合には、こ
の環は、特に、必要に応じて低級アルキル又はアルコキ
シ基で置換されているベンゼン環、又はメチレンジオキ
シ環(l、3−ジオキサシクロペンタン)であることが
できる。
本発明方法によって調製することのできる前式(1)の
アルデヒドの例として、特に次のようなものt−あげる
ことができる:ベンズアルデヒド、トルアルデヒド、ア
ニスアルデヒド、パニリ/、トリメトキシベンズアルデ
ヒド、3,4−メチレンジオキシベンズアルデヒド(ピ
イロナール)、テレフタルアルデヒド、o +、 m 
−又1d、p −ト9フルオロメトキシベンズアルデヒ
ド、o−、m−又はp−トリクロロメトキシベンズアル
デヒド、0−lm−又1rip−ジフルオロクロロメト
キシベンズアルデヒド、ナフチルアルデヒド及びホルミ
ルピリジン。
本発明方法のための出発物質である芳香族ハライドとし
ては、次のような一般式を有する物質を使用することが
できる: 上式において、n + nl r R2及びYは前記定
義に同じであり、モしてXは臭素又は沃素原子を表わす
。このような化合物の非限定的な例として、次のような
もの金あげることができる二ブロモベンゼン、o−lm
−及びp−ブロモトルエン、2゜3−ノメチルデロモベ
ンゼン、2,4−ツメチルゾロそペンゼy、o +、m
 −及ヒp −) リフルオロベンゼン、o−lm−及
びp−フルオロヨードベンゼン、2,3−ジフルオロブ
ロモベンゼン、o +、m−及ヒp −) !Jフルオ
ロメチルブロモベンゼア、o−lm−及びp−トリフル
オロメチルヨードベンゼン、トリフルオロメトキシブロ
モベンゼン、トリフルオロメチルヨードベンゼン、6−
、 m−及ヒp−Jフルオロクロロメチルベンゼン、ジ
フルオロクロロメトキシブロモベンゼン、ブロモベンゾ
ニトリル、ジブロモベンゼン、1−ブロモナフタレン、
2−ブロモピリジン、4−fロモヒリジン、p−ブロモ
ジフェニルエーテル、メチルブロモベンゾエート、p−
ブロモアニソール、O−ブロモアニソール、p−プロモ
フエネトール、3,4−ゾメトキシプロモベンゼン、3
゜4.5−トリメトキシブロモベンゼン及び3−プロモ
メチレンゾオキシベンゼン。
本発明方法を実施する際の温度は、広い範囲内において
いるいろに変更することができる。一般には、50〜2
50℃の範囲内の任意の値であり得る温度が適切である
。この温度は、好ましくは、75〜200℃である。
本発明方法は液相で実施する。適当な場合には、反応条
件の下において不活性でめる溶剤を使用してもよい。こ
の目的のために、飽和の脂肪族又は脂環式の炭化水素(
ヘキサン又はシクロヘキサン)又ハ芳香族炭化水素:ベ
ンゼン、トルエン、キシレン:エステル、例、tばメチ
ルベンゾエート、メチルテレフタレート、メチルアジペ
ート及びジブチルフタレート、多価アルコールのエステ
ル又はエーテル、例えばテトラエチレングリコールジア
セテート、環状エーテル(テトラヒドロフラン及びジオ
キサン)t−使用することができる。
実際的な観点から、本発明方法の実施は、簡単な方法で
、アリールハライド、窒素含有塩基、触媒及び、適当な
場合には、燐含有誘導体及び溶剤をオートクレーブ中に
装入し、そして次に、十分な圧力をもった密閉オートク
レーブ中にCO/H□混合物を供給することによって行
う・次いで、オートクレーブの内容物を、攪拌下、適当
な温度まで加熱し、ガスの吸収が停止するまでこの加熱
を継続する。オートクレーブ内の圧力は、反応期間中、
選もばれた圧力のガス混合物容器にそれを接続すること
によって一定に保つことができる。反応の終了時、オー
トクレーブの内容物を冷却し、そのオートクレーブを脱
気し、そして反応物質′Ir:濾過して窒素含有塩基の
ヒドロハライドを分離する・次いで、反応混合物から有
機成分を分離するために戸液を蒸留する。触媒を含有す
る蒸留残液は、新しい操作で使用するため、再循環に供
することができる。
本発明による方法は、連続的に、あるいはバッチ式で実
施することができる。
〔実施例〕
以下の例で本発明全説明し、本発明方法をいかに実施し
得るかを明らかにする。
これらの例では、反応速度を表わすに当って、1時間当
υに吸収されたガスのミリモル数(ミリモル・h−1)
、6るいは1時間当9に吸収されたガスのバール値(バ
ール・h−1)のいずれかを使用した。反応速度が芳香
族ハライドに関してゼロオーダーでありかつそのために
反応媒体中の基質濃度に無関係である場合、ハイドロカ
ルブニル化反応全その終点まで実施しなかった;反応は
、その期間中ずっと、実質的に同一な速度でもって進行
するので、限られた試薬接触時間の後にその反応速度の
測定を行なえば十分であった。
例1 加熱装置を装備しかつキャピテータ(CAVITATO
R)タイプの攪拌機で攪拌を行う不銹鋼製耐圧反応器(
商品名HAS置LOY B2 )に次の物質を装填した
ニア4.1368ミリモル)の3,4−ブロモメチレン
ジオキシベンゼン、 40rn9(0,179ミリモル)のノやラジウム・ジ
アセテート、 3.77.9(14,4ミリモル)のトリフェニルホス
フィン、 64−のトルエン、 18m1のジブチルフタレート、及び 80F(792ミリモル)のトリエチルアミン(11o
n/)、すなわち、濃度3.35モル/l。
次いで、反応器を閉じ、CO 1容と水素3容とからな
るガス混合物でパージした。この混合物を4バールの圧
力まで装填し、反応器の内容物1170℃に加熱し、そ
して次に同一の混合物を使用して圧力を30バールに調
節した。
反応器内の圧力を一定に、その反応器に等容量のCO/
4(2混合物を供給することによって、保持した。ガス
容器内の圧力低下をモニターした。2時間30分にわた
る反応の後、ガス混合物の供給を中止し、そして反応器
の内容物を冷却した。反応器のエアースベース(液相上
の気相)に含まれるガスケガスクロマトグラフィーによ
って分析したところ、CO/H2比が1/3に等しいこ
とが判明した。
実験期間中にガス容器において記録された圧力の低下全
考慮に入れて、初期の反応速度は64バール・h であ
った。
比較実験 上記した実験を、CQ/H2比=1、比圧130バール
でもって繰シ返した。
初期反応速度(バール・h−1で表わされる)は44ま
で上昇した。
この実1験全上述の例と比較したところ、その他のもの
がすべて同じである時、CO/H2比が1から1 /3
まで変化する場合に反応速度が増大したことが判明した
例2 CO/4(2比=3/17′ft:適用して前記例1金
繰り返した。
これらの条件の下で、初期反応速度は88バール・h 
まで上昇した。
例3 125m1の不銹f@製オートクレーブ(商品名HAS
置LOY B2 )に次の物質上装填した:20.1.
9(100ミリモル)の3,4−ブロモメチレンジオキ
シベンゼン、 11.2In9(0,05ミリモル)のパラジウムジア
セテート、 1.05N(4ミリモル)のトリフェニルホスフィン・ 20成のトルエン/ノブチルフタレート混合物、容量比
3/1、及び 22.26!1(220ミリモル)のトリエチルアミン
(31+nl)、すなわち、濃度3.49モル/l・ 次いで、2バールの一酸化炭素、引き続いて7バールの
水素を装入した。往復振動システムで攪拌した反応器の
内容物f7I:170cまで加熱し、次いで一酸化炭素
/水素の171混合物を有する容器に接続した。この容
器における圧力の低下から、反応の進行状態をモニター
することが可能であった。オートクレーブ内の圧力は、
実験期間の間15バールで保持した。これらの条件を4
時間にわたって保持した。オートクレーブの内容物全脱
気した。CO/I(□混合物の初期吸収速度は47ミリ
モル・h”’tで上昇した。7.5611のピペロナー
ルカ生成し、ブロモメチレンジオキシベンゼンの転化率
は5696tで上昇した。
例4 前記例3におけるようにして反応を実施した。
但し、本例の場合、CO分圧=1バール及びH2分圧=
8バールを適用し九。これらの条件の下、2時間後に実
験を停止した。
CO/)l□□混合物初期吸収速度はロアミリモル・h
−1まで上昇した。5.94gのピベ四ナールが生成し
、ブロモメチレンジオキシベンゼンの転化率は44チで
あった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、貴金属ベース触媒、窒素含有塩基及び、必要に応じ
    て、ホスフィン及びホスファイトからなる群から選ばれ
    る貴金属錯形成剤の存在において一酸化炭素/水素混合
    物を臭化物及び沃化物グループの芳香族ハライドと反応
    させることによって芳香族アルデヒドを調製し、また、
    その際、CO/H_2比を1未満とすることを特徴とす
    る芳香族アルデヒドの製法。 2、CO/H_2比が0.9未満であるかもしくは0.
    9に等しい、特許請求の範囲第1項に記載の製法。 3、CO/H_2混合物の全圧が1〜250バールであ
    る、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の製法。 4、一酸化炭素の圧力が20バール未満であるかもしく
    は20バールに等しい、特許請求の範囲第1項〜第3項
    のいずれか1項に記載の製法。 5、反応混合物1l当りのモル数で表わされる窒素含有
    塩基の濃度を反応期間中最低2モル/lの値で保持する
    、特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載
    の製法。 6、次の一般式により表わされる芳香族アルデヒド: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (上式において、 nは1又は2であり、 n1は1〜4の整数であり、 R_2は、水素、弗素又は塩素原子、必要に応じて1個
    もしくはそれ以上の塩素及び/又は弗素原子で置換され
    ていてもよいアルキル基、必要に応じて1個もしくはそ
    れ以上の弗素及び/又は塩素原子で置換されていてもよ
    いシクロアルキル、アリール、アルコキシ、シクロアル
    コキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、シク
    ロアルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、
    アルキル−、シクロアルキル−又はアリールカルボニル
    オキシ基、ニトリル基又は、n1が2に等しい場合、隣
    接の炭素原子によって担持されていて、それらの炭素原
    子とともに炭化水素環あるいは複素環を形成している2
    個のR_2基であり、そして Yは、2価の基−CH−又は窒素原子を表わす)を次の
    一般式のアリールハライド: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (上式において、n、n1、R_2及びYは前記定義に
    同じであり、そしてXは臭素又は沃素原子を表わす)か
    ら調製する、特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか
    1項に記載の製法。 7、第3級窒素含有塩基がアミンである、特許請求の範
    囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載の製法。 8、温度が50〜250℃である、特許請求の範囲第1
    項〜第7項のいずれか1項に記載の製法。 9、触媒がパラジウム金属又はパラジウム誘導体からな
    る、特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項に記
    載の製法。 10、貴金属のグラム原子数としてあるいは芳香族ハイ
    ライド1モル当りの金属誘導体のモル数として表わされ
    るパラジウムの量が10^−^5〜10^−^1である
    、特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれか1項に記載
    の製法。 11、燐含有誘導体の量が、燐のグラム原子数と金属の
    グラム原子数との比が1〜10,000となるようなも
    のである、特許請求の範囲第1項〜第10項のいずれか
    1項に記載の製法。
JP62102119A 1986-04-28 1987-04-27 芳香族アルデヒドの製法 Pending JPS62258334A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8606364 1986-04-28
FR8606364A FR2597863B1 (fr) 1986-04-28 1986-04-28 Procede de preparation d'aldehydes aromatiques

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62258334A true JPS62258334A (ja) 1987-11-10

Family

ID=9334851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62102119A Pending JPS62258334A (ja) 1986-04-28 1987-04-27 芳香族アルデヒドの製法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4978801A (ja)
EP (1) EP0244329A3 (ja)
JP (1) JPS62258334A (ja)
CA (1) CA1291485C (ja)
FR (1) FR2597863B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0259538A (ja) * 1988-07-20 1990-02-28 Rhone Poulenc Chim ハイドロカルボニル化方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19926621A1 (de) * 1999-06-11 2000-12-14 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von Benzylalkoholen und deren Verwendung

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521737B2 (ja) * 1972-12-23 1980-06-12
US3960932A (en) * 1974-10-10 1976-06-01 The University Of Delaware Process for the preparation of aldehydes from organic halides
JPS56113727A (en) * 1980-02-08 1981-09-07 Sumitomo Chem Co Ltd Preparation of arylacetaldehyde
US4338467A (en) * 1981-02-10 1982-07-06 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for preparing arylacetaldehydes
DE3242582A1 (de) * 1982-11-18 1984-05-24 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur formylierung von arylhalogeniden
JPS59164736A (ja) * 1983-03-10 1984-09-17 Denki Kagaku Kogyo Kk フエニル酢酸エステルとフエニルアセトアルデヒドを併産する方法
ATE33245T1 (de) * 1984-05-15 1988-04-15 Rhone Poulenc Chimie Verfahren zur herstellung von aldehyden.
US4605749A (en) * 1985-06-20 1986-08-12 State Of Israel, Prime Minister's Office, Atomic Energy Commission Production of aldehydes
FR2583745B1 (fr) * 1985-06-21 1988-02-05 Rhone Poulenc Spec Chim Procede de preparation d'aldehydes aromatiques

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0259538A (ja) * 1988-07-20 1990-02-28 Rhone Poulenc Chim ハイドロカルボニル化方法

Also Published As

Publication number Publication date
FR2597863A1 (fr) 1987-10-30
US4978801A (en) 1990-12-18
EP0244329A2 (fr) 1987-11-04
FR2597863B1 (fr) 1989-11-17
EP0244329A3 (fr) 1988-08-03
CA1291485C (fr) 1991-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60120836A (ja) エチレングリコ−ルのカルボン酸エステルの製法
US4942240A (en) Preparation of aromatic aldehydes
JP2691429B2 (ja) フェニル尿素の製造方法
JPS62258334A (ja) 芳香族アルデヒドの製法
JPH1180068A (ja) トリシクロデカンジアルデヒドの製造方法
US4585891A (en) Process for the production of dihydrocarbyl oxalates
US3671560A (en) Manufacture of palladium or platinum-containing compounds
JPH0557250B2 (ja)
Fan et al. Rhodium catalyzed asymmetric Pauson-Khand reaction using SDP ligands
JP4156857B2 (ja) 3−クロロ−3−ブテン酸エステル誘導体及びその製造方法
JP2004269522A (ja) 新規なルテニウム錯体、その製造方法、及びそれを用いたアミド化合物の製造方法
US4503232A (en) Method for the preparation of α-ketoamide imines
JPS635071A (ja) 尿素誘導体の製造法及び触媒系
JPH0317039A (ja) アルデヒドの製造法
JPS62263140A (ja) α−フエニルプロピオン酸誘導体の製造法
JPS59157053A (ja) モノエステルの製造法
JPH10330307A (ja) 芳香族アルデヒド類の製造方法
JPS6157532A (ja) ギ酸ベンジルおよびその誘導体の接触的転位によるフエニル酢酸およびその誘導体の製造方法
TW202012345A (zh) 環狀半縮醛化合物之製造方法
JP2023176740A (ja) 有機リン化合物の製造方法
JPS59190937A (ja) アルコ−ルの製造方法
CN117327010A (zh) 一种3-叔丁基胺基丙烯酰胺类衍生物的制备方法
JPS59164740A (ja) 含酸素化合物の製造法
JP2001253890A (ja) (α−及び/又はβ−ホルミルエチル)ホスフィンオキシド化合物、(α−及び/又はβ−ホルミルエチル)ホスホン酸エステル化合物とその製造方法
JPS58213742A (ja) α−ケトアミド類の製造方法