JPS59157053A - モノエステルの製造法 - Google Patents

モノエステルの製造法

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JPS59157053A
JPS59157053A JP59026212A JP2621284A JPS59157053A JP S59157053 A JPS59157053 A JP S59157053A JP 59026212 A JP59026212 A JP 59026212A JP 2621284 A JP2621284 A JP 2621284A JP S59157053 A JPS59157053 A JP S59157053A
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hydrogen
group
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carbon atoms
reaction
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JP59026212A
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エイト・ドレント
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カルボン酸無水物及び/又はへ/−ジエステ
ルを水素と一酸化炭素及び均質なルテニウム含有触媒の
存在下で反応させることによシ、エステルを製造する方
法に関する。本発明は、特に、酢酸無水物及び/又はエ
チリデンジアセテートからのエチルアセテートの製造に
関する。
PCT特許出願WO♂21027/、2において、酢酸
無水物をロジウム又はルテニウムの化合物、メチルヨー
ダイト及び任意にヨウ化リチウムの存在下で水素化させ
る、エチリデンジアセテート及び/又はエチルアセテー
トの製造法が記載されている。
この方法によジエチルアセテートを製造することが所望
される場合、ルテニウム化合物が、限定量のメチルヨー
ダイトと一緒に、好ましくはヨウ化リチウムの不存在下
で用いられねばならない。例2から明きらかなように、
とのやシ方でエチルアセテートが高生成速度で得られ得
る。例えば、表2に記載の実験3において、760℃の
温度及びおおよそ/4tOバールの圧力にて、中程度の
選択率であるとしても、/時間当たシルテニウム/Pに
つきjjり?の生成速度でエチルアセテートが生成され
る。しかしながら、その水素化は、−酸化炭素と混合さ
れていない水素を用いて行々われる。このことはまた米
国特許明細書用3.り37.ざ、27号の例λに記載の
方法に当てはまシ、シかして該方法では、RuC121
:(C,、R5)5P)3  の存在下で酢酸無水物を
水素を用いて水素化することによシ、エチルアセテート
が製造される。
純粋な水素の代わシに、種々の工業的プ四セスで得られ
るような水素と一酸化炭素との混合物を用いることが可
能ならば、それは有利であろう。
しかしながら、かかる混合物が酢酸無水物の水素化に用
いられる公知の方法においては、エチルアセテートが生
成する速度は、工業的規模での適用にとってはるかに低
すぎる。これに関連して例えば米国特許明細書用3.j
jり、366号の例+(/時間当たシルテニウム/y−
につきわずか、2!?の速度で、エチルアセテートが生
成する。)及び欧州特許出願第3≠06.2号が参照さ
れ得る。後者の特許出願では、主成分として周期律表第
■族の金属の化合物及び第2成分として大きな群のアル
キル又はアルカノイルハロゲン化物及び無機ノ10ゲン
化物(水素ハロゲン化物を含めて)から選ばれた塩化物
、臭化物又はヨウ化物あるいはアンモニア又は有機窒素
化合物を含有する触媒の存在下で、酢酸無水物を水素又
は−酸化炭素と水素との混合物で水素化する、エチリデ
ンジアセテートの製造法が記載されている。しかしなが
ら、−酸化炭素と水素との混合物で反応が行なわれてい
る例では、用いられる第2成分は、常に、メチルヨーダ
イト又は有機窒素化合物である。#丘とんどの例におい
て、多くても少量のエチルアセテートの外に、主生成物
としてエチリデンジアセテートが生成されている。塩化
ルテニウム及び!、z−ルチジンの存在下で水素化が行
なわれている例2.2においてのみ、エチルアセテート
が主たる量で生成されている。しかしながシ、エチルア
セテートの生成速度は非常に低く、1時間描たシルテニ
ウム/lにつきわずかり、り?である。
英国特許明細書第2,0311t、307号から、不溶
性(不均質)水素化触媒及び強プロトン酸の存在下でカ
ルボン酸無水物を水素と接触させる、へ/−ジエステル
例えばエチリデンジアセテートの製造法が知られる。ラ
ネーニッケルが触媒として用いられている7つの例は例
外として、カーボン上のパラジウムが常に例に例いられ
ている。それらの例においては、水素化は一酸化炭素の
不存在下で行なわれている。例/3のみが非常に少量の
エチルアセテートの生成(選択率2チ)を報告する。
この例では、7ツ化水素源としてアセチルフル第2イド
を存在させて水素化が行なわれている。欧州特許出願第
jざl’、2号では、−酸化炭素、均質人第■族金属触
媒、塩化物、臭化物又はヨウ化物、及び孤立電子対を持
った酸素、窒素、リン、ヒ素又はアンチモンの有機化合
物の存在下でカルボン酸無水物を水素と反応させること
による、ジエステル例えばエチリデンジアセテートの製
造法が記載されている。モノエステルの生成は、欧州特
許出願第sip≠2号に報告されていない。しかしなが
ら、重要なことに、例/4’及び/3において、英国特
許明細書第2.031A、037号の方法は一酸化炭素
の存在下で行なわれ得ない、というととが実証されてい
る。
一酸化炭素の不存在下でPCT出願WOざ210271
.2に従いこれまで最良の結果が得られたところの触媒
特にルテニウム触媒を用いて酢酸無水物の水素化が行な
われる場合でさえ、−酸化炭素の添加は、エチルアセテ
ートの生成速度を非常に不利に低下させることになるこ
と、並びに、このマイナス効果は、その出願において用
いられる促進剤であるメチルヨーダイトの存在によって
さらに強まるということ、は実験的記載部で実証される
−酸化炭素と水素との混合物及びルテニウム触媒を用い
る酢酸無水物の水素化が塩化水素又は臭化水素の存在下
で行なわれる場合、エチルアセテートが実用的適用に適
した高い速度でかつ高い選択率で生成する、ということ
が今般見出された。
このことは驚くべきととであシ、何故なら、塩基性物質
2.乙−ルチデンがエチルアセテートの生成のための促
進剤として用いられる欧州特許出願第3グ062号及び
同様に塩基性トリフェニルホスフィンが用いられる米国
特許明細書第3.j7り、566号に照らし、酸の添加
が有益な効果を奏するということは予期されないからで
ある。塩化水素及び臭化水素の強い促進作用はこれらの
化合物にとりて特有である、ということがわかった。7
ツ化水素又はベンゼンホスホン酸の添加後、エチルアセ
テートの生成速度は促進剤の不存在下においてよシも高
くならず、一方、ヨウ化水素又はp−)ルエンスルホン
酸の存在下でエチリデンジアセテートが実質的に専ら生
成する、ということがわか9た。トリフルオロ酢酸又は
フルオロホウ酸の添加によりては、エチルアセテートの
生成速度は比較的小さい増大しか得られず、このことは
実用上はとんど有意義でたい。
それ故、本発明は、−酸化炭素及び均質なルテニウム含
有触媒の存在下でカルボ/酸無水物及び/又はへ/−ジ
エステルを水素と反応させることによるエステルの製造
法において、反応を塩化水素又は臭化水素の存在下で行
なう、ことを特徴と\するエステルの製造法に関する。
塩化水素又は臭化水素は、塩素又は臭素の化合物と一酸
化炭素及び/又は水素との反応によシその場で生成され
得る。かかる化合物の例は、アセチルクロライド及びア
セチルブロマイドである0 本発明は、エステル例えばエチルアセテート(エチルア
セテートは、多くの物質例えばセルロースエステルのた
めの溶媒として大規模に用いられている。)の製造のだ
めの、合成ガスに基づく新規な方法を提供する。本発明
による方法に用いられる基礎材料は、同様に、合成ガス
の助けでつくられ得、このことは、非石油に基づく材料
からの化学薬品の製造法における現在の興味との関連で
重要である。PCT出願WO!、210.271.2に
よる方法に対して、本発明による方法は、−酸化炭素不
含の水素を用いる必要がない、きいう利点がある。純粋
外水床の使用は、経済的観点から魅力性に劣るのみなら
ず、触媒の不安定性の結果として、水素化中に沈着物の
生成を起こし得、とのことは特に連続的なプロセスの操
作中非常に不都合である。さらに、本発明による方法は
、出発合成ガスよシも高い一酸化炭素含有率を持つガス
流を生じ、何故なら、その中に存在する水素が水素化に
おいて消費されるからである。高められたCO含有率を
持つこのガス流は、例えば、カルボニル化反応による該
出発物質(カルボン酸無水物又はへl−ジエステル)の
製造に用いられ得る。それ故、本発明による方法は、−
酸化炭素が用いられるとζろの他の化学的方法との一体
化に特に適する。
塩化水素又は臭化水素の量は、ルテニウム/グラム原子
当たシ好ましくは1ないし130モル、特に/ないし5
0モル、最も好ましくは/カいし、20モルである。
本発明による方法において出発物質として用いられるカ
ルボン酸無水物及びへl−ジエステルは、それぞれ次の
式■及び■を有する: I           If 式中、基Rは、同−又は異なる、任意的に置換されてい
てもよい炭化水素基である。該炭化水素基ハ、アルキル
、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール
、アルアルキル又はアルカリール基であって好ましくは
20個よシも多くない炭素原子を有するものでsb得る
。それらは、任意的に、7個又はそれ以上の置換基例え
ばノ10ゲン原子又はアルコキシ基で置換されていても
よい。
該炭化水素基が7個又はそれ以上のオレフィン二重結合
を含有する場合、これらの二重結合の水素化が、本発明
による方法に用いられる条件下で起こシ得る。該炭化水
素基は、好ましくは、7〜6個の炭素原子を持つ非置換
アルキル基である。酢酸無水物及びエチリデンジアセテ
ートが、非常に適した出発物質である。
カルボン酸無水物が水素化される場合、最初に7分子の
l、l−ジエステル及び1分子のカルボン酸が2分子の
カルボン酸無水物から生成され得る。
引き続いて、/、/−ジエステルが水素化されて1分子
のモノエステル及び第2分子のカルボン酸を生成し得る
。しかしながら、該モノエステルはまた、カルボン酸無
水物から直接生成され得る。例えば、酢酸無水物は、直
接又はエチリデンジアセテートを経てエチルアセテート
に変換され得る。
しかしながら、生成するl、l−ジエステルが高速度で
モノエステルに変換されるのは、本発明による方法の特
徴である。
水素と一酸化炭素との比率は、広範囲に変ゎシ得る。水
素と一酸化炭素とのモル比は、好ましくは/ニア0ない
し20:/、特にl:、2ないしlj:/である。室温
で測定される全圧拡、好ましくはIOないしISOバー
ル、特に2oないし700バールである。一層高い圧力
例えば1000バールまでの圧力も用いられ得るが、原
則として、経済的理由のため特に魅力的ではない。他の
ガス例えば二酸化炭素、メタン、窒素又は貴ガスもまた
、−酸化炭素と水素との混合物中に存在し得る。
均質なルテニウム含有触媒は、例えば、鉱酸の塩(例え
ば、ハロゲン化物、硝酸塩又は硫酸塩)又は有機酸の塩
(例えば、酢酸又はプロピオン酸の如き7〜20個の炭
素原子を持つアルカンカルボン酸の塩)であシ得る。錯
化合物例えばカルボニル化合物もまた、用いられ得る。
適当なルテニウム含有触媒の例は、硝酸ルテニウム、ル
テニウムアセテート、塩化ルテニウム、臭化ルテニウム
及びRua(Co)、2である。本発明による方法に用
いられるルテニウムの量は、カルボン酸無水物又は/、
/−ジエステル1モル当たシ好ましくは3.10−’な
いし10−1特に10− ないし10−1最も好ましく
は3.IO″″ 々いし/Q″″ グラム原子のルテニ
ウムである。
反応は、好ましくは、孤立電子対を持つ窒素、リン、ヒ
素又はアンチモンの有機化合物の不存在下で行なわれ、
何故なら、それらはジエステルの生成を促進するからで
ある。さらに、PCT出願WOざ、210.27/、2
から、このタイプの化合物例えばホスフィンはカルボン
酸無水物の水素化に用いられる反応条件下でしばしば不
安定であυ、触媒を汚染しそしてその回収を妨害jる煤
及びタールの生成をもたらす、ということが知られる。
しかし、なから、驚くべきことに、本発明による方法に
おいては、五個のリン、ヒ素又はアンチモンの成る化合
物がエステルの生成のための適した促進剤である、とい
うことがわかった。さらに、これらの化合物は使用反応
条件下で安定でsb、そのため不都合な分解生成物は生
成しない。
それ故、反応は、好ましくは、式 〔式中、Xはリン、ヒ素又はアンチモンでsb、R1は
水素又は任意的に置換されていてもよい炭化水素基であ
り、そして、a及びbは独立して各々O又はlで、R2
及びR5が各々任意的に置換されていてもよい炭化水素
基を表わし、あるいはa及びbが両方とも0で、R2及
びR3がXと一緒に複素環式基を形成する。〕 を有する化合物の存在下あるいは式■を有する化合物と
炭化水素の塩化物又は臭化物、アシルクロライド又はブ
ロマイド、もしくは塩化水素又は臭化水素との錯体(錯
体はまた、その場で形成され得る。)の存在下で行なわ
れる。
炭化水素基R1、R2及びR5は、アルキル、シクロア
ルキル、アリール、アルアルキル又はアルカリール基で
あシ、得、好ましくは30個よシ多くない炭素原子特に
20個よシ多くない炭素原子を含有するものであυ、ま
た、任意的に7個又はそれ以上の置換基例えばハロゲン
原子又は基R’R5X =0(ここで、Xは上記に指摘
した意味を有し、R4及びtL5は各々任意的に置換さ
れていてもよい炭化水素基を表わす。)で置換されてい
てもよい。
R2及びR3が又と一緒に複素環式基を形成する場合、
その基は、好ましくは20個よシ多くない炭素原子を含
有する。特定の例は、ホスホラン、ホスホリナン及びホ
スホヘパン基(これらの場合、R2及びR11は一緒に
、それぞれ、≠、j又は6個の炭素原子を持つアルキレ
ン基を表わす。)、並びに7−ホスファビシクロ(lA
、2./ )ノナン基及びターホスファビシクロ[3,
3,/ ]ノナン基である。
これらの複素環式基は、例えば、炭化水素基で置換され
ていてもよい。
a及びbが0であシ、Xがリンでオシ、そしてR1、R
2及びR3が7〜5個の炭素原子を持つアルキル基及び
/又は3〜7.2個の炭素原子を持つシクロアルキル、
アリール、アルアルキル又はアルカリール基である、弐
■を有する化合物が好ましい。R1、12及びR5が/
−12個の炭素原子を持つアルキル基及び/又祉任意的
に7個又はそれ以上のメチル又はエチル基で置換されて
いてもよいフェニル基を表わす、弐■を有する化合物が
特に好ましい。
弐■を有する化合物の特定の例は、第2級及び第3級の
ホスフィン、アルシン及びスチビンの酸化物例えばトリ
メチルホスフィンオキシト1ジエチルホスフインオキシ
ト、トリエチルホスフィンオキシト、トリーn−ブチル
ホスフィンオキシト、トリオクチルホスフィンオキシト
、ジフェニルホスフィンオキシト、トリーp−) IJ
ルホスフインオキシド、トリシクロへキシルホスフイン
オキクド、ジフェニルエチルホスフィンオキシト、トリ
(l−ナフチル)ホスフィンオキシト、トリエチルアル
シンオキシド及びトリフェニルスチビンオキシドである
。トリフェニルホスフィンオキシトが、優先的に用いら
れる促進剤である。複素環式のリン含有基を有する化合
物の特定の例は、l−フェニルホスホランオキシド、l
−フェニルホスホランオキシド、ターフェニル−ターホ
ス7アピシクロ〔μ、2./ )ノナンオキシド、ター
フェニル−ターホスファビシクロC3,3,/ ]ノナ
ンオキシド、ターエイコシル−ターホスファビシクロ〔
≠、、2./ )ノナンオキシド及びターエイコシル−
ターホスファビシクロ(3,3,/ ]ノナンオキシド
である。
a及び/又はbが7である弐■を有する化合物の例は、
ホスホン酸及びホスフィ/酸のアルキル、シクロアルキ
ル、アリール、アルアルキル及びアルカリールエステル
、並びに、リン原子がヒ素又はアンチモン原子によシ置
き換えられているところのこれらの化合物の類似体であ
る。かかる化合物の特定の例は、ジメチルメチルホスホ
ネート、ジエチルメチルホスホネート、ジフェニルメチ
ルホスホネート、メチルジエチルホスフィネート及ヒフ
ェニルジメチルホスフイネートである。
基R1、R2及びR3のうち91つ又はそれ以上が基R
’R5X ! Oで置換されている弐■を有する化合物
の特定の例は、 0 0     0     0 である。
弐■を有する化合物においてXがリンを表わし、a及び
bがOである場合、この化合物は、式■を有する画該化
合物の代わシに相当するホスフィンを用い、そして分子
状酸素又は過酸化水素の存在下で反応を行なうことによ
ってその場でつくられ得る0 弐■を有する化合物又はその錯体の量は、広範囲に例え
ばルテニウム/グラム原子当たj7o、iないし300
モルで変わ)得る。ルテニウム/グラム原子当たル好ま
しくは7〜100モル特に2〜50モルが用いられる。
本発明による方法は、好ましくは、/10ないし、2.
2j℃特にi、zsないし、200℃の温度で行なわれ
る。反応は、出発物質又は生じるエステルの加水分解が
起こるのを防ぐために、好ましくは、実質的に無水の条
件下で行なわ五る。それにもかかわらず、該方法に用い
られる商業的に入手できる化学薬品に普通存在している
ような少量の水(例えば、結晶水の形態の水)の存在は
許容できる。反応混合物は、好ましくは、2重量%よシ
多くない水、特にO6,2重量%よシ多くガい水を含有
する。
該方法は、連続的に、半連続的に又は回分的に行なわれ
得る。一般に、溶媒を用いることは不必要であり、何故
なら、出発物質及び/又は生じるエステル及び/又は副
生物として生成するカルボン酸が溶媒として充分に作用
するからである。所望するなら、追加的量のこれらの化
合物又は追加的溶媒が、反応混合物に添加され得る。反
応混合物は、公知の技法例えば分留の助けで仕上げられ
得る。
例 5otrtto酢酸無水物、/ミリモルのRuCl3*
jH20及び表Aに記載の量の第1欄の化合物X及びト
リフェニルホスフィンオキシトを、電磁かくはんされて
いるハステロイC(ハステロイは商標である。)製の3
004容景のオートクレーブに入れた。オートクレーブ
を、表Aに記載の圧力にて水素又は水素と一酸化炭素と
の混合物で満たし、引き続いて760℃に加熱した。表
Aに記載の反応時間後、反応混合物を冷却し、そして気
液クロマトグラフィによジエチルアセテート、エチリデ
ンジアセテート及び酢酸の量を測定した。エチルアセテ
ートが生成した速度は、表Aの最後の欄に示されている
。実験/〜3及びg〜/ll−は、比較実験である。
実験/及び2の比較により、−酸化炭素の存在がエチル
アセテートの生成速度に極めて悪影響を及ぼす、という
ことがわかシ、実験2及び3の比較によシ、−酸化炭素
の存在下でのメチルヨーダイトカニチルアセテートの生
成速度を低下させる、ということがわかる。実験♂、7
及びIOから、ヨウ化水素及びp−トルエンスルホン酸
がエチルアセテートの生成をひどく妨害する、というと
とがわかる。実験/、2及び/11tと実験3とを比較
することによシ、フ、化水素及びベンゼンホスホン酸は
トリフェニルホスフィンオキシトの存在下でさえエチル
アセテートの生成速度をほとんど堆大させない、という
ことがわかシ、実験//及び/3と実験3とを比較する
ことによシ、エチルアセテートの生成速度に対するフル
オロホウ酸及びトリフルオロ酢酸の増大効果は比較的小
さいのみである、ということがわかる。実験!、乙及び
7から、−酸化炭素の存在下におけるHCI又はHBr
の添加は、純粋な水素での水素化によって得られ得る生
成速度に等しくなるかあるいは少なくともそiに近づく
速度アエ、2アヤf−bdi生つされるようになること
、さらに、反応が高い選択率で進むこと、がわかる。最
後に、実験/における触媒沈着物の生成は、ルテニウム
触媒が一酸化炭素の不存在下で安定性に劣る、というこ
とを示している。
(以下余白)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)−酸化炭素及び均質なルテニウム含有触媒の存在
    下でカルボン酸無水物及び/又はへ/−ジエステルを水
    素と反応させる仁とによるエステルの製造法において、
    反応を塩化水素又は臭化水素の存在下で行なう、ことを
    特徴とするエステルの製造法。 (2)塩化水素又は臭化水素の量がルテニウムlグラム
    原子当たシ/ないし30モルである、特許請求の範囲第
    1項記載の製造法。 (3)  カルボン酸無水物及びへl−ジエステルがそ
    れぞれ次の式 〔式中、基Rは、同−又は異なる、任意的に置換されて
    いてもよい炭化水素基である。〕を有する、特許請求の
    範囲第1項記載の製造法。 (4)炭化水素基が/−1個の炭素原子を持つ非置換ア
    ルキル基である、特許請求の範囲第3項記載の製造法。 (5)水素と一酸化炭素とのモル比が/:2ないし/!
    :/である、特許請求の範囲/−4項のいずれか記載の
    製造法。 (6)室温にて測定して/θないし/30バールの全圧
    にて反応を行なう、特許請求の範囲第1〜!項のいずれ
    か記載の製造法。 (!り式 〔式中、Xはリン、ヒ素又はアンチモンであシ、R1は
    水素又は任意的に置換されていてもよい炭化水素基であ
    シ、そして、a及びbは独立して各々0又はlで R2
    及びR3が各々任意的に置換されていてもよい炭化水素
    基を表わし、あるいはa及びbが両方ともθで R2及
    びR3がXと一緒に複素環式基を形成する。〕 を有する化、金物の存在下あるいは弐■を有する化合物
    と炭化水素の塩化物又は臭化物、アシルクロライド又は
    ブロマイド、もしくは塩化水素又は臭化水素との錯体の
    存在下で反応を朽なう、特許請求の範囲第1〜乙項のい
    ずれか記載の製造法。 (8)炭化水素基R、R及びRが3θ個よシ多くない炭
    素原子を持つアルキル、シクロアルキル、アリール、ア
    ルアルキル又はアルカリール基である、特許請求の範囲
    第7項記載の製造法。 (9)  R2及びR3がXと一緒に20個よシ多くな
    い炭素原子を持つ複素環式基を特徴する特許請求の範囲
    第7項記載の製造法。 0リ a及びbが0であシ、Xがリンであシ、R1゜R
    2及びR5が7〜12個の炭素原子を持つアルキル基及
    び/又は3〜72個の炭素原子を持つシクロアルキル、
    アリール、アルアルキル又はアルカリール基を表わす、
    特許請求の範囲第7又はに項記載の製造法。 0◇ R’ 、 R2及びR3が/〜/、2個の炭素原
    子を持つアルキル基及び/又は任意的に7個又はそれ以
    上のメチル又はエチル基で置換されていてもよいフェニ
    ル基を表わす、特許請求の範囲第70項記載の製造法。 α■ /10ないし2.23℃特に/2よないし、20
    0℃の温度で反応を行なう、特許請求の範囲第1〜11
    項のいずれか記載の製造法。
JP59026212A 1983-02-17 1984-02-16 モノエステルの製造法 Pending JPS59157053A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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NL8300597 1983-02-17
NL8300597 1983-02-17

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