JPS62258100A - トンネル工事における発破騒音の防止方法 - Google Patents

トンネル工事における発破騒音の防止方法

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JPS62258100A
JPS62258100A JP9945886A JP9945886A JPS62258100A JP S62258100 A JPS62258100 A JP S62258100A JP 9945886 A JP9945886 A JP 9945886A JP 9945886 A JP9945886 A JP 9945886A JP S62258100 A JPS62258100 A JP S62258100A
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JP
Japan
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tunnel
blasting
partition walls
noise
blasting noise
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JP9945886A
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大輔 高橋
文雄 高橋
滋 平野
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Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
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Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、トンネル内部で発破掘削を行なう工事にお
いて、坑口から大ぎな発破騒音が放射されるのを防止す
るための方法に関する。
(発明の背景) 発破掘削によるトンネル工事においては、坑口近くに人
家がある場合、坑口から放射される発破騒音が問題にな
る。坑口からある程度離れた点で発破騒音を測定してみ
た結果、100H2以下の低周波の音圧が大きく、可聴
周波数以下の超低周波の音圧レベルも相当大きいことが
分った。このような発破騒音はある程度以上パワーが大
きいと、生理的および心理的な影響を与える恐れがある
しかし従来、トンネル坑道から放射される発破騒音を伝
搬過程で十分低減させるような対策は採られていなかっ
た。
そこで本発明者らは、坑口から放射される発破騒音を低
減さける対策として、トンネル内に遮音壁を設けて密r
J]する方法を実験してみた。つまり遮音壁でトンネル
を塞ぐのである。
この方法では、発破の爆風圧に耐える堅牢な遮音壁を設
けなければならず、また音響エネルギーを十分に減衰さ
せるためにも厚い遮音壁を必要とする。具体的には、厚
さ50cmのコンクリート製遮音響で塞いだところ、坑
口から放射される騒音レベルを期待値に下げることかで
きた。
しかし、F記の方法では、厚い遮音壁を設けるのが面倒
であるというだけでなく、これでトンネルを塞いでしま
うため、作業員の出入りや機材の運搬が行なえないとい
う問題がある。現実的には、人が出入りでざるようにす
るため、遮音壁を扉式にしなければならない。そしてm
構造で、大きな爆風圧に耐え、十分なN音特性を有し、
しかも開閉が容易である、といった要求を満たさなけれ
ばならない。これを少い経費で実現するのは非常に困九
である。
(発明の目的) この発明は上述した技術的背景に鑑みなされたちので、
その目的は、少ない経費で容易に実施でき、作業員やR
祠の運搬の妨げにならず、しかも実用上十分な騒音防止
効果が得られるトンネル工事にお1ノる発破lla音の
防止方法を提供することにある。
(発明の概要) そこでこの発明では、発破現場から坑口までの間の適宜
1181所に少なくとも2つの仕切壁を所定間隔をおい
て設けるとともに、これら仕切壁に小さな開口断面積の
開口部を設け、これら仕切壁で囲まれた空間を消音用膨
張室として作用させ、坑口から放射される発破による音
響パワーを低減させるようにした。
(実 施 例) 図はこの発明の方法を実施したトンネル内部のR要を示
している。
10は断面積60TfI2程度のトンネルで、12はそ
の坑口を示している。発破はこの1−ンネル10の奥で
行なわれる。
14a、14bはそれぞれ厚さ15cmのコンクリート
製の仕切壁で、2つの仕切壁14aと14bは10Il
l程度の間隔をおいて設けられている。
仕切壁14a、14bにはそれぞれ開口断面積2T[1
2程度の開口部16a、16bが設けられており、これ
ら開口部16a、16bにはそれぞれダクト18a、1
8bが連接されている。ダクト18a、18bはそれぞ
れ長さ5m程度のコンクリート製で、仕切壁14a、1
4bの両側に約2.5mずつ突出している。
ダクト18a、、18b内は人が出入りできるが、さら
に大きな機材などを出し入れするために、仕切壁14a
、14bには鉄製の扉20a 、20bが設けられてい
る。
発破を行なう場合、扉20a 、20bはしっかりと閉
じておく。しかしトンネル10は仕切壁14a、14b
で塞が、れているわけではなく、ダクト18a、18b
を通じて内外が連通している。
発破によって生じたg IJIパワーはダクト18b。
18aを通って坑口12から外部に放射される。
この時仕切壁14a、14bおよびダクト18a。
18bは膨張型消音器として作用しく仕切壁14aと1
4tlで囲まれた空間が膨張室となる)、ここを通過す
る際に音圧は大きく減少し、坑口12から外部に放射さ
れる発破騒音が小さくなる。
膨張型消音器としての特性は、仕切壁14a。
14bの間隔およびこの部分のトンネル断面積、ダクト
18a、18b(開口部16a、16b)の開口断面積
と長さによって変化する。従って、発破騒音の周波数ス
ペクトルに合せてこれらを設定することで、十分に大き
な消音効果が得られる。
また、仕切壁の数をさらに増やし、それぞれの開口部の
開口断面積を変えたりし、必要な周波数領域に亘って必
要な消音効果を得ることもできる。
この発明の大きな特徴は、仕切壁でトンネル内を塞いで
いないことである。仕゛切壁に設けた開口部やダクトを
通じてトンネル内外が連通しているので、発破による爆
風圧もある程度外部に逃げるため、仕切壁にはそれほど
大きな風圧が加わらない。従って、仕切壁を相当薄くし
ても問題はない。
また実施例のように仕切壁に扉を設(すても、これが爆
風で破壊される惧れはない。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、この発明に係るトンネル工
事における発破騒音の防止方法は、トンネル内部に膨張
型消音器を構成し、これにより坑口から放射される発破
に、J:る音響パワーを低減させるものであるから、仕
切壁は比較的1!1L1iな構造体でよく、人の出入り
ゃ機材の運搬のための間口部や17n閉構造を設置ノる
ことができ、非常に現実的。
実際的な付加工事で坑口からの発破騒音を低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すトンネル内部構造の概略
図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トンネル内部で発破掘削を行なう工事において、
    発破現場から坑口までの間の適宜個所に少なくとも2つ
    の仕切壁を所定間隔をおいて設けるとともに、これら仕
    切壁に小さな開口断面積の開口部を設け、これら仕切壁
    で挾まれた空間を消音用膨張室として作用させ、坑口か
    ら放射される発破による音響パワーを低減させることを
    特徴とするトンネル工事における発破騒音の防止方法。
  2. (2)上記開口部にダクトを連接して消音特性を調整す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のトンネ
    ル工事における発破騒音の防止方法。
JP9945886A 1986-05-01 1986-05-01 トンネル工事における発破騒音の防止方法 Granted JPS62258100A (ja)

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JPS62258100A true JPS62258100A (ja) 1987-11-10
JPH0476000B2 JPH0476000B2 (ja) 1992-12-02

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JPH0476000B2 (ja) 1992-12-02

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