JPS62257659A - メデイアチヤツキング機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、例えば３．５インチのフロッピーディスク装
置に使用されるメディアチャッキング機構に関する。

（従来の技術） 従来、３．５インチのフロッピーディスク装置では、ハ
ードケースに収納されたディスク（メディア）の中心部
は金属製／％ブからなり、この金属製ハブがマグネット
に吸引されてスピンドル機構ブにチャフキングされるこ
とになる。ここで、第２図に示すように、金属製ノ１ブ
１０はセンターホール１１及びドライブホール１２を備
えている。センターホール１１にはスピンドル機構のス
ピンドル軸（センタービン）１３が係合し、ドライブホ
ール１２にはドライブピン１４が係合することになる。

ところで、ディスクがスピンドル機構にチャ・ツキング
するためには、以下のような２条件を満足する必要があ
る。第１に、ドライブピン１４にスプリングによりボジ
ショニング力（第２図の方向力Ｐ）を付与し、金属製ハ
ブｌＯをセンタービン１３に押し当てることである。第
２に、ディスクの回転負荷トルクにより、金属製ノ１ブ
ｌＯをドライブピンｌ４に押し当て、ディスクの回転方
向の位置決めを行なうことである。このような動作にお
いて、チャッキング完了前でも、ドライブピン１４は金
属製ハブ１０に対してボジショニング力を与えている（
第２図の点線の位置）。このため、ドライブピン１４と
金属製ハブｌＯとの間の摩擦力により抵抗トルクが発生
することになり、この抵抗トルク以上の大きなディスク
の回転負荷トルクを必要とする。

したがって、ディスクの回転負荷トルクが比較的小さい
場合には、ディスクの回転方向の位置決めができない事
態が発生することがある。また、ボジショニング力を低
下させて回転負荷トルクを大きくした場合、金属製ハブ
１０がセンターピン１３から離れて偏心するような事態
が発生することがある。

（発明が解決しようとする問題点） 前記のように従来のチャッキング方式では、ディスクの
回転負荷トルクの値によっては、回転方向の位置決めが
不完全になるような事態又は金属製ハブｌＯがセンター
ホール１１から偏心するような事態が発生する問題があ
る。

本発明の目的は、ディスクの回転負荷トルクにばらつき
が多少生ずる場合でも、スピンドル機構に対するディス
クのチャッキングを確実に行なうことができるフロッピ
ーディスク装置のメディアチャッキング機構を提供する
ことにある。

［発明の構成コ （問題点を解決するための手段と作用）本発明は、−万
端がドライブピンに接続し、他方端がスピンドル機構の
スピンドル軸の近傍に揺動支点として固定される連結手
段を備えたフロッピーディスク装置のメディアチャッキ
ング機構である。連結手段は、ディスクの回転に応じて
ドライブピンがドライブホールに挿入されると、ドライ
ブピンをディスクの外周側へ移動するような力を与える
部材である。

このような構成により、回転方向の位置決め時にドライ
ブピンによる抵抗トルクの発生を抑制することができ、
且つボジショニング力を大きくすることができる。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図は
同実施例に係わる構成を示す平面図で、第２図を表面に
した場合の裏面に相当する。

第１図において、リンク２０は一方端がドライブピン１
４に接続されており、他方端が揺動支点２１としてスピ
ンドル機構のスピンドル軸の近傍に固定されている。第
１のストッパ２２及び第２のストッパ２３は、金属製ハ
ブｌＯの内周側及び外周側におけるリンク２０の揺動範
囲を制限するためのストッパである。尚、他の構成は前
記第２図と同様であるため、説明を省略する。

次に、同実施例の作用効果を説明する。先ず、ディスク
の金属製ハブ１０がスピンドル機構のマグネットに吸引
されて、スピンドルハブ上へのチャッキングが開始され
る。スピンドル機構のセンタービン１３が金属製ハブ１
０のセンターホール１１に挿入されて、ディスクは回転
駆動されることになる。

ディスクは、金属製ハブｌＯのドライブホール１２：；
ドライブピン１４が挿入されると、回転方向の位置決め
がなされることになる。このとき、第１図に示すように
、金属製ハブｌＯの回転負荷トルクにより、ドライブピ
ン１４に対して力Ｐ１が作用する。

これにより、リンク２０が揺動支点２１を中心として金
属製ハブ１０の外周側へ移動し、ドライブピン■４を介
して金属製ハブ１０に対してボジショニングカＰ２を付
与することになる。このため、回転方向の位置決め時に
、ポジショニングカＰ２による抵抗トルクの発生を抑制
することができる。即ち、ドライブピン１４により回転
方向の位置決め以前に、第２図に示すように、ドライブ
ピン１４と金属製ハブｌＯとの摩擦力による抵抗トルク
の発生を抑制することができる。したがって、金属製ハ
ブｌＯの回転負荷トルクが比較的小さい場合でも、ドラ
イブピン１４による回転方向の位置決めを確実に行なう
“ことができる。

また、金属製ハブ１０の回転負荷トルクを大きくした場
合、ドライブピン１４に作用する力Ｐ１が大きくなるた
め、金属製ハブ１０に対するポジシジニングカＰ２を大
きくすることができる。このため、回転負荷トルクを大
きくした場合でも、金属製ハブ１０がセンタービン１３
から離れて偏心するような事態を防止することができる
。尚、リン、り２０は第１のストッパ２２及び第２のス
トッパ２３により揺動範囲が制限されているため、回転
方向位置決め時にドライブピン１４を確実にドライブホ
ール１２に挿入することができる。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、ディスクの回転負
荷トルクが比較的小さい場合でも、ドライブピンによる
回転方向の位置決めを確実に行なうことができる。また
、ディスクの回転負荷トルクが比較的大きい場合でも、
ディスクの金属製ハブが偏心するような事態を防止する
ことができる。

したがって、ディスクの回転負荷トルクにばらつきが多
少束ずる場合でも、スピンドル機構に対するディスクの
チャッキングを確実に行なうことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係わる平面図、第２図は従来
のチャッキング動作を説明するための平面図である。 ｌＯ・・・金属製ハブ、１１・・・センターホール、１
２・・・ドライブホール、１３・・・センターピン、１
４・・・ドライブピン、２０・・・リンク、２２．２３
・・・ストッパ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 ツー 、２′（ →・ 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ディスクのハブに設けられたドライブホールにドライブ
   ピンが挿入することにより回転方向を位置決めし、前記
   ディスクをスピンドル機構にチャッキングするフロッピ
   ーディスク装置のメディアチャッキング機構において、 一方端が前記ドライブピンに接続し、他方端が前記スピ
   ンドル機構のスピンドル軸の近傍に揺動支点として固定
   されて、前記ディスクの回転に応じて前記ドライブピン
   が前記ドライブホールに挿入されると前記ドライブピン
   を前記ディスクの外周側へ移動するような力を与える連
   結手段を具備したことを特徴とするメディアチャッキン
   グ機構。