JPS6039537Y2 - 工作機械の主軸駆動装置 - Google Patents

工作機械の主軸駆動装置

Info

Publication number
JPS6039537Y2
JPS6039537Y2 JP9113180U JP9113180U JPS6039537Y2 JP S6039537 Y2 JPS6039537 Y2 JP S6039537Y2 JP 9113180 U JP9113180 U JP 9113180U JP 9113180 U JP9113180 U JP 9113180U JP S6039537 Y2 JPS6039537 Y2 JP S6039537Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main shaft
face plate
drive
chimbling
diameter line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9113180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5712831U (ja
Inventor
誠 菊地
Original Assignee
豊田工機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 豊田工機株式会社 filed Critical 豊田工機株式会社
Priority to JP9113180U priority Critical patent/JPS6039537Y2/ja
Publication of JPS5712831U publication Critical patent/JPS5712831U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6039537Y2 publication Critical patent/JPS6039537Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Turning (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は駆動面板の回転を主軸に伝達する工作機械の主
軸駆動装置に関するものである。
従来、主軸回転用プーリに一体取付された駆動面板から
主軸に回転を伝えるには、前記駆動面板に駆動爪あるい
は駆動ピンを一体的に固着し、この駆動爪あるいは駆動
ピンを直接主軸の係合溝に係合させて主軸に回転を伝達
させる方式がとられているがこの方式にあっては前記駆
動面板の振れの影響を直接受ける不具合があり、この他
直交案内の滑り運動に頼る所謂オルダム接手方式によっ
て前記駆動面板の振れを吸収し、主軸の回転精度に影響
を及ぼさないようにしている。
しかしながら上記従来装置では、前記接手部の当接面に
摩耗して接触抵抗が増大したり、あるいは砥粒等の侵入
によって円滑なすべりが期待できなくなり、その結果駆
動面板の振れを十分に吸収しきれず、長期に亘って主軸
の回転精度を高精度に維持することが困難であった。
本考案は従来のこのような不具合を解消するためになさ
れたもので、駆動面板の振れが主軸の回転精度に影響を
及ぼさず長期に亘って精度を維持できる工作機械の主軸
駆動装置を提供せんとするものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図において10は主軸台、11はこの
主軸台10に固定された固定軸筒である。
この固定軸筒11の中心部には軸受金12を介して主軸
13が回転自在に軸承され、また固定軸筒11の外周に
は軸受14を介してプーリ15が回転自在に軸承されて
いる。
このプーリ15の外周には伝動ベルト16が掛渡され、
図略の駆動モータによって回転駆動されるようになって
いる。
尚、17は工作物ごを保持するチャックでその後部には
主軸13のテーパ穴18に嵌合されるテーパ軸部17a
が形成されている。
前記プーリ15の前部には駆動面板19が固定され、ま
た前記主軸13の前部には連結リング20が一体的に螺
着されている。
この連結リング20に対してその外周側に位置する駆動
面板19間には径方向空間が確保され、この空間内にフ
ローチンブリング21が主軸軸線と垂直をなす面内にお
いてフローチング可能に配設されている。
この駆動面板19とフローチンブリング21との間は第
2図に示すように前記主軸13の第1直径線L1の両側
に配置された一対の第1揺動部材22によって連結され
、またこのフローチンブリング21と連結リング20と
の間は前記第1直径線L1と直交する第2直径線L2の
両側に配置された一対の第2揺動部材23によって連結
されている。
前記一対の第1揺動部材22は、前記第1直径線L1と
平行な線上に位置し、かつ前記主軸軸線に対して対象な
位置に位置する枢支ピン24,25によって前記駆動面
板19ならびにフローチンブリング21にそれぞれ揺動
可能に枢支され、同様に一対の第2揺動部材23は、前
記第2直径線L2と平行な線上に位置しかつ前記主軸軸
線に対して対象な位置に位置する枢支ピン26.27に
よってフローチンブリング21ならびに連結リング20
にそれぞれ揺動可能に枢支されている。
従って図略の駆動モータによって伝動ベルト16を介し
てプーリ15ならびに駆動面板19が回転されると、こ
の回転は第1揺動部材22、フローチンブリング19な
らびに第2揺動部材23を介して主軸13に伝えられる
このとき駆動面板19が主軸軸線に対して垂直な面内に
おいて振れがある状態で回転しても、この駆動面板19
の振れは第1、第2揺動部材22,23の揺動運動によ
って吸収され、駆動面板19れの振れが主軸13に伝わ
らないようになっている。
尚、第1、第2揺動部材22.23としては前記実施例
に示すような揺動リンク形式のものに限定されるもので
はなく、揺動アームあるいは揺動爪方式のものでもよい
第3図は前記実施例における第2揺動部材23の変形例
として揺動アーム33を用い、この揺動アーム33を連
結リング20の係合溝34に係合させるべくその後方よ
りスプリング35で押圧するようにしたものである。
この実施例において揺動アーム33の枢支ピン36なら
びに係合溝34に対する接触点P1は前記実施例におけ
る枢支ピン26,27と同様の関係位置にあり、駆動面
板19の振れを主軸13に伝えないようになっている。
また第4図は前記実施例における第1、第2揺動部材2
2.23の変形例として第1、第2揺動爪52,53を
用い、第1、第2揺動爪52,53をフローチンブリン
グ21ならびに連結リング20の係合154,55で係
合させるべくその後方よりスプリング56にて押圧する
ようにしたものである。
この実施例においても第1揺動爪52の枢支ピン57な
らびに接触点P2は前記実施例における枢支ピン24,
25と同じ関係位置にあり、また第2揺動爪53の枢支
ピン58ならびびに接触点P3は前記実施例におけける
枢支ピン26.27と同じ関係位置にあり、前記実施例
と同様に駆動面板19の振れを主軸13に伝えないよう
になっている。
前記したように本考案の工作機械の主軸駆動装置は、主
軸と駆動面板間にフローチンブリングを設け、このフロ
ーチンブリングと主軸間ならびにフローチンブリングと
駆動面板間をそれぞれ第1、第2揺動リンクによって揺
動可能りに連結したものであるため前記駆動面板の振れ
が前記第1、第2揺動部材によって吸収され、前記駆動
面板の振れによる悪影響を受けず、主軸本来の回転精度
でもって回転することができる利点がある。
また本考案装置は第1、第2揺動部材の揺動によって駆
動面板の振れを吸収するものであるため、枢支ピンある
いは係合溝等の摩耗による第1、第2揺動部材の揺動運
動は殆んど阻害されず、主軸の回転精度を長期に亘って
高精度に維持することができる利点がある。
また本考案は、主軸の外周側に径方向空間を隔てて駆動
面板を回転可能に軸承した構成であるため、この径方向
空間にフローチンブリングを収納することができ、その
結果特別大きな組込スペースを確保することなく容易に
組込むことができ、しかも軸方向の占有スペースが極め
て小さくなり、それだけ主軸台からのオーババングを少
くすることができ、剛性が向上する利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示もので、第1図は本考案装置
を示す要部断面図、第2図は第1図の■矢視断面図、第
3図および第4図は本考案の他の実施例を示す第1の■
矢視断面図である。 13・・・・・・主軸、19・・・・・・駆動面板、2
1・・・・・・フローチンブリング、22・・・・・・
第1揺動部材、23・・・・・・第2揺動部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸台に回転可能に軸承された主軸の外側に駆動系と連
    結された駆動面板を前記主軸との間に径方向空間を隔て
    て回転可能に配設し、この主軸と前記駆動面板間の径方
    向空間にフローチンブリングを前記主軸軸線に対して垂
    直な面内においてフローチング可能に配設し、このフロ
    ーチンブリングと前記駆動面板間を前記主軸の第1直径
    線の両側に配設された一対の第1揺動部材により前記第
    1直径線と平行な線上に位置しかつ前記主軸軸線に対し
    て対称な位置に位置する連結点において揺動可能に連結
    し、前記フローチンブリングと前記主軸間を前記第1直
    径線に直交する第2直径線の両側に配設された一対の第
    2揺動部材により前記第2直径線と平行な線上に位置し
    かつ前記主軸軸線に対して対称な位置に位置する連結点
    において揺動可能に連結したことを特徴とする工作機械
    の主軸駆動装置。
JP9113180U 1980-06-27 1980-06-27 工作機械の主軸駆動装置 Expired JPS6039537Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9113180U JPS6039537Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27 工作機械の主軸駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9113180U JPS6039537Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27 工作機械の主軸駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5712831U JPS5712831U (ja) 1982-01-22
JPS6039537Y2 true JPS6039537Y2 (ja) 1985-11-27

Family

ID=29453122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9113180U Expired JPS6039537Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27 工作機械の主軸駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6039537Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5712831U (ja) 1982-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1297169C (en) Electrode tip replacement apparatus for welding gun
JP2002126958A (ja) 回転テーブル装置
JPH0577191A (ja) 工業用ロボツトの手首装置
JPS6039537Y2 (ja) 工作機械の主軸駆動装置
JPH07305734A (ja) ディスクブレーキ
WO2006101014A1 (ja) 作業工具
JPS6140409Y2 (ja)
JPS59107835A (ja) アンギユラカツタホルダ
JPS624405Y2 (ja)
JPH11138396A (ja) 工具支持具
JPS63156625A (ja) ロボツト用作業工具保持装置
JP2000503612A (ja) 死点をなくしたクランク装置
JPH0318107Y2 (ja)
JP3825071B2 (ja) 円筒研削盤用ワーク駆動装置
JPH023369Y2 (ja)
JPH0625606Y2 (ja) 軽金属製ロッカ−ア−ム
JPH11262863A (ja) 研削砥石の取付構造
JPS599773Y2 (ja) 工作物駆動装置
JP2555929Y2 (ja) レーザ加工機用ワーク回転装置のワーク保持回転手段とワーク傾動手段との連結構造
JPH1119803A (ja) 車両用ブレーキモジュールの回転制動面の切削加工方法
JPH0614552U (ja) 自動車の変速装置
JP4385499B2 (ja) ピンミラーカッタの取付機構
JPS6144956Y2 (ja)
JPS6142764Y2 (ja)
JPH0325880Y2 (ja)