JPH0288167A - ディスク回転装置 - Google Patents
ディスク回転装置Info
- Publication number
- JPH0288167A JPH0288167A JP63239836A JP23983688A JPH0288167A JP H0288167 A JPH0288167 A JP H0288167A JP 63239836 A JP63239836 A JP 63239836A JP 23983688 A JP23983688 A JP 23983688A JP H0288167 A JPH0288167 A JP H0288167A
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- JP
- Japan
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- disk
- spindle
- pushing
- ball bearing
- clamping means
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- Pending
Links
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- 238000005498 polishing Methods 0.000 abstract description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【#東上の利用分野1
本発明は、磁気ディスクや光ディスク等、記録媒体を構
成するディスクの表面研摩その他の処理・加工を施すた
めに、該ディスクを回転させるディスク回転装置に関す
るものである。 【従来の技術】 例えば、磁気ディスクはアルミニウム等の金属円盤から
なるディスクの表面に磁気記録膜を形成したもので、こ
の磁気ディスクを製造するに当っては、その磁気記録膜
を形成する前及び記録膜形成後において、表面を研摩処
理しなければならない、この表面研摩は、ディスク回転
装置にディスクを装架してそれを回転させる間に、該デ
ィスクの表面に研摩テープを摺接させるようにして行わ
れる。 而して、この種のディスク回転装置としては、スピンド
ルとクランプ手段を有する構成となっており、これらス
ピンドルとクランプ手段とによってディスクの内周縁部
を挾持させて、該スピンドルを回転させることにより、
ディスクを一転駆動するようにしている。ここで、クラ
ンプ手段は、ディスクをスピンドルに押し付けるための
ものであって、シリンダ等からなる押動部材によってス
ピンドルに対して近接・離間する方向に変位させること
ができるようなっており、また該クランプ手段のうち、
ディスクに急接する部分はスピンドルと共に回転し、そ
の他の構成部分は押動部材と共に回転方向には固定され
るように構成されている。そして、この回転側の構成部
材を固定側の構成部材に回転自在に支承させるために、
その間にはラジアル玉軸受を介装するようにしている。 [発明が解決しようとする問題点1 ところで、ディスクを円滑に回転させるには、スピンド
ルの軸線とクランプ手段の軸線とが正確に一致していな
ければならないのは当然のことではあるが、組付は誤差
等により両者の軸線を必ずしも正確に一致させることが
できない場合がある。然るに、両者間の軸線が僅かでも
ずれた状態となっていると、ディスクを円滑に回転させ
ることかできず、クランプ手段におけるラジアル軸受に
大きな負荷がかかってそれを損傷させ、また摩耗粉を発
生させる等の不都合があり、さらにディスクが回転中に
その板厚方向に振動して、加工むら等を発生させる等の
欠点もある。 本発明は叙上の点に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは、スピンドJしとクランプ手段との
間における軸線が多少ずれていたとしても、ディスクを
円滑に回転させることかできるようにしたディスク回転
装置を提供することにある。
成するディスクの表面研摩その他の処理・加工を施すた
めに、該ディスクを回転させるディスク回転装置に関す
るものである。 【従来の技術】 例えば、磁気ディスクはアルミニウム等の金属円盤から
なるディスクの表面に磁気記録膜を形成したもので、こ
の磁気ディスクを製造するに当っては、その磁気記録膜
を形成する前及び記録膜形成後において、表面を研摩処
理しなければならない、この表面研摩は、ディスク回転
装置にディスクを装架してそれを回転させる間に、該デ
ィスクの表面に研摩テープを摺接させるようにして行わ
れる。 而して、この種のディスク回転装置としては、スピンド
ルとクランプ手段を有する構成となっており、これらス
ピンドルとクランプ手段とによってディスクの内周縁部
を挾持させて、該スピンドルを回転させることにより、
ディスクを一転駆動するようにしている。ここで、クラ
ンプ手段は、ディスクをスピンドルに押し付けるための
ものであって、シリンダ等からなる押動部材によってス
ピンドルに対して近接・離間する方向に変位させること
ができるようなっており、また該クランプ手段のうち、
ディスクに急接する部分はスピンドルと共に回転し、そ
の他の構成部分は押動部材と共に回転方向には固定され
るように構成されている。そして、この回転側の構成部
材を固定側の構成部材に回転自在に支承させるために、
その間にはラジアル玉軸受を介装するようにしている。 [発明が解決しようとする問題点1 ところで、ディスクを円滑に回転させるには、スピンド
ルの軸線とクランプ手段の軸線とが正確に一致していな
ければならないのは当然のことではあるが、組付は誤差
等により両者の軸線を必ずしも正確に一致させることが
できない場合がある。然るに、両者間の軸線が僅かでも
ずれた状態となっていると、ディスクを円滑に回転させ
ることかできず、クランプ手段におけるラジアル軸受に
大きな負荷がかかってそれを損傷させ、また摩耗粉を発
生させる等の不都合があり、さらにディスクが回転中に
その板厚方向に振動して、加工むら等を発生させる等の
欠点もある。 本発明は叙上の点に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは、スピンドJしとクランプ手段との
間における軸線が多少ずれていたとしても、ディスクを
円滑に回転させることかできるようにしたディスク回転
装置を提供することにある。
このような構成を採用することによって、クランプを段
とスピンドルとの間の軸線がずれている場合において、
該クランプ手段をスピンドル側に変位させることにより
、両者間にディスクを挾持させたときに、フローティン
グ機構によってクランプ手段における回転側部材の軸線
が確実にスピンドルの軸線と一致するように変位するこ
とになる。そして、押動部材による押し付は力はスラス
ト玉軸受を介して確実に回転側部材に伝達されて、ディ
スクに対するクランプ力を十分に発揮させることができ
る。しかも、このスラスト玉軸受は調芯座金付きのもの
であるから、回転側部材がスピンドルに追従して軸芯が
変位しても、該スラスト玉軸受に無理な力が作用するこ
とがなく、回転側部材を極めて円滑に回転させることが
できるようになる。 [実施例1 以下1本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。 まず、第1図において、lは磁気ディスクを示し、該磁
気ディスク1は、回転駆動手段(図示せず)に接続した
スピンドル10とクランプ手段20とによって、その内
周縁部を挾持した状態で回転駆動せしめられるようにな
っており、この回転中において1例えば磁気ディスク1
の表面に研摩テープを押し付けることによって、当該表
面の研摩加工等を施すことができるようになっている。 ここで、スピンドルIOには、その外周部を平坦化する
ことによって、ディスク当接部11が形成されている。 そして、このディスク当接部11には磁気ディスクlと
当接させたときに、該磁気ディスク1の表面を損傷させ
ないように保護するためにゴム等からなる緩衝部材12
が貼着されている。また、このディスク当接部11の内
側にはクランプ手段20との位置合せを行うための円環
状突条13が突設されると共に、中央部には受は部14
が凹設されている。 次に、クランプ手段20は、クランプ本体21を有し、
該クランプ本体21はシリンダ等からなる押動部材22
によって、前述したスピンドル10に近接・離間する方
向に往復変位可能となっている。そして、クランプ本体
21は、磁気ディスク1に当接する回転体23を有し、
該回転体23は、周胴部23aを有し、該周胴部23a
の基端側には円環状に形成した連結部材23bが連結さ
れ、またその先端側には、鍔部23Cが取り付けられる
と共に、芯出し部材23dが連結されている。鍔部23
cの外周側部には磁気ディスクlの内周縁に当接するデ
ィスク当接部24が形成され、該ディスク当接部24に
はゴム等からなる緩衝部材25が装着されている。そし
て、この緩衝部材25の内側には円環状の四部26が設
けられており、クランプ手段2oとスピンドル1゜との
間に磁気ディスク1を挟持させたときに、スピンドル1
0偏における円環状突条13が回転体23の四部26に
嵌合し、また該回転体23の芯出し部材23dがスピン
ドル10の受は部14内に嵌合することによって、スピ
ンドルlO側のディスク当接部1
とスピンドルとの間の軸線がずれている場合において、
該クランプ手段をスピンドル側に変位させることにより
、両者間にディスクを挾持させたときに、フローティン
グ機構によってクランプ手段における回転側部材の軸線
が確実にスピンドルの軸線と一致するように変位するこ
とになる。そして、押動部材による押し付は力はスラス
ト玉軸受を介して確実に回転側部材に伝達されて、ディ
スクに対するクランプ力を十分に発揮させることができ
る。しかも、このスラスト玉軸受は調芯座金付きのもの
であるから、回転側部材がスピンドルに追従して軸芯が
変位しても、該スラスト玉軸受に無理な力が作用するこ
とがなく、回転側部材を極めて円滑に回転させることが
できるようになる。 [実施例1 以下1本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。 まず、第1図において、lは磁気ディスクを示し、該磁
気ディスク1は、回転駆動手段(図示せず)に接続した
スピンドル10とクランプ手段20とによって、その内
周縁部を挾持した状態で回転駆動せしめられるようにな
っており、この回転中において1例えば磁気ディスク1
の表面に研摩テープを押し付けることによって、当該表
面の研摩加工等を施すことができるようになっている。 ここで、スピンドルIOには、その外周部を平坦化する
ことによって、ディスク当接部11が形成されている。 そして、このディスク当接部11には磁気ディスクlと
当接させたときに、該磁気ディスク1の表面を損傷させ
ないように保護するためにゴム等からなる緩衝部材12
が貼着されている。また、このディスク当接部11の内
側にはクランプ手段20との位置合せを行うための円環
状突条13が突設されると共に、中央部には受は部14
が凹設されている。 次に、クランプ手段20は、クランプ本体21を有し、
該クランプ本体21はシリンダ等からなる押動部材22
によって、前述したスピンドル10に近接・離間する方
向に往復変位可能となっている。そして、クランプ本体
21は、磁気ディスク1に当接する回転体23を有し、
該回転体23は、周胴部23aを有し、該周胴部23a
の基端側には円環状に形成した連結部材23bが連結さ
れ、またその先端側には、鍔部23Cが取り付けられる
と共に、芯出し部材23dが連結されている。鍔部23
cの外周側部には磁気ディスクlの内周縁に当接するデ
ィスク当接部24が形成され、該ディスク当接部24に
はゴム等からなる緩衝部材25が装着されている。そし
て、この緩衝部材25の内側には円環状の四部26が設
けられており、クランプ手段2oとスピンドル1゜との
間に磁気ディスク1を挟持させたときに、スピンドル1
0偏における円環状突条13が回転体23の四部26に
嵌合し、また該回転体23の芯出し部材23dがスピン
ドル10の受は部14内に嵌合することによって、スピ
ンドルlO側のディスク当接部1
【と、クランプ手段2
0側のディスク当接部24との間の平行度を保たせる構
成となっている。 而して、回転体23は、調芯座金付きのスラスト玉軸受
27及びフローティング機構を介し°(押動部材22に
連結した押動部22aに接続されるようになっている。 ここで、スラスト玉軸受27は可動レース27aと固定
レース27b及びこのレース27a。 27b間に介装される鋼球27cとから構成されるもの
で、可動レース27aのエツジ部分にはテーパ面27d
が形成されており、このテーパ面27dは、回転体23
に位置決めされたテーパ受は部材28のテーパ面28a
と当接するようになっている。また、固定レース27b
はフローティング機構を構成するフローティングカップ
29に固定されている。このフローティングカップ29
は押動部22aに所定の隙間をもって遊嵌されており、
常時にはばね30によって該押動部22aから突出する
方向に付勢されている。そして、押動部22aには円環
状の係止部材31か固定して設けられており、該係II
:、部材31によって、フローティングカップ29.ス
ラスト玉軸受27及び回転体23が押動部22aから逸
脱しないように保持されており、自由状態においては、
押動部22aとフローティングカップ29との間には所
定の隙間が形成されるようになっている。なお、図中に
おいて、32〜34はスラスト玉軸受27の部分を気密
に保つためのシールである。 本実施例は前述のように構成されるものであって、次に
その作用について説明する。 まず、磁気ディスク1をスピンドルIOに装架する。そ
して、クランプ手段20における押動部材22を作動さ
せて、クランプ本体21をスピンドルIOの方向に向け
て変位させる。この結果、該クランプ本体21の回転体
2:lのディスク当接部24が磁気ディスク[に当接し
、該ディスク当接部24の緩衝部材25及びスピンドル
10側のディスク当接部11における緩衝部材]2との
間に挾持されることになる。 このときにおいて1回転体23の芯出し部材23dがス
ピンドル10の受は部14内に嵌合すると共に、該スピ
ンドルlO側の円環状突条13が回転体23の四部26
に嵌合し、これによって、スピンドル10と回転体23
との間の軸心合せが行われることになり、ディスク当接
部11.24が磁気ディスクlに対して正確に平面度を
保った状態となる。そして、スピンドル10を回転させ
ると、磁気ディスクlがこれに追従して回転せしめられ
、この回転中に、例えば研磨テープを該磁気ディスクl
の表面に押し当てることによって、その表面研磨を行う
ことができるようになる。この場合において、クランプ
手段20側においては1回転体23及びテーバ受は部材
28がこれに追従して回転することになるが、フローテ
ィングカップ29及び押動部材22は回転方向には固定
される。そして、クランプ手段20における押動部材2
2によるスピンドル10への押し付は力は、ばね30.
フローティングカップ29及びスラスト玉軸受27を介
して回転体23に伝達されるようになっているので、磁
気ディスクlは確実にクランプされて、極めて安定した
状態て回転することになる。 ところで、装置の組み付は誤差等に起因して、スピンド
ルIOとクランプ手段20との間の軸線が僅かにずれた
状態となっていることがある。この場合において、クラ
ンプ手段20の押動部材22を作動させて、ディスク当
接部11.24間に磁気ディスク1をクランプさせる際
に、第2図に示したように、フローティングカップ29
が押動部22aに対して任意の方向に動いて、回転体2
3をスピンドルlOに追従するように変位することにな
るので、ディスク当接部11.24と磁気ディスク1の
表面との間の平面性を確実に保持することができるよう
になる。この結果、磁気ディスク1が回転するときに、
該磁気ディスク1が面振れを起したりするおそれがなく
、研磨加工等の際における加工むら等の発生を防止する
ことかできる。また、このように回転体23が変位して
も、可動レース27aとテーバ受は部材28との間でス
ラスト玉軸受27全体の調芯か行われるので、該スラス
ト玉軸受27による回転体23を回転状態に受承するこ
とに支障を来たすことはなく、該回転体23は極めて円
滑に回転することになり、このスラスト玉軸受27を摩
耗させたり、損傷させたりする不都合を生じない。 【発明の効果】 以上説明したように、ディスクをスピンドルに押し付は
クランプするためのクランプ手段における回転側部材を
調芯座金付きのスラスト玉軸受を介して固定側部材に接
続し、かつ該固定側部材をフローティング機構を介して
押動部材に接続する構成としたので、スピンドルとクラ
ンプ手段との間に軸心のずれがあったとしても、自動的
にその間の調芯を行うことができ、回転中におけるディ
スクの面振れ等を確実に防止することができると共に、
軸受の損傷や摩耗の防止を図ることができる等の諸効果
を奏する。
0側のディスク当接部24との間の平行度を保たせる構
成となっている。 而して、回転体23は、調芯座金付きのスラスト玉軸受
27及びフローティング機構を介し°(押動部材22に
連結した押動部22aに接続されるようになっている。 ここで、スラスト玉軸受27は可動レース27aと固定
レース27b及びこのレース27a。 27b間に介装される鋼球27cとから構成されるもの
で、可動レース27aのエツジ部分にはテーパ面27d
が形成されており、このテーパ面27dは、回転体23
に位置決めされたテーパ受は部材28のテーパ面28a
と当接するようになっている。また、固定レース27b
はフローティング機構を構成するフローティングカップ
29に固定されている。このフローティングカップ29
は押動部22aに所定の隙間をもって遊嵌されており、
常時にはばね30によって該押動部22aから突出する
方向に付勢されている。そして、押動部22aには円環
状の係止部材31か固定して設けられており、該係II
:、部材31によって、フローティングカップ29.ス
ラスト玉軸受27及び回転体23が押動部22aから逸
脱しないように保持されており、自由状態においては、
押動部22aとフローティングカップ29との間には所
定の隙間が形成されるようになっている。なお、図中に
おいて、32〜34はスラスト玉軸受27の部分を気密
に保つためのシールである。 本実施例は前述のように構成されるものであって、次に
その作用について説明する。 まず、磁気ディスク1をスピンドルIOに装架する。そ
して、クランプ手段20における押動部材22を作動さ
せて、クランプ本体21をスピンドルIOの方向に向け
て変位させる。この結果、該クランプ本体21の回転体
2:lのディスク当接部24が磁気ディスク[に当接し
、該ディスク当接部24の緩衝部材25及びスピンドル
10側のディスク当接部11における緩衝部材]2との
間に挾持されることになる。 このときにおいて1回転体23の芯出し部材23dがス
ピンドル10の受は部14内に嵌合すると共に、該スピ
ンドルlO側の円環状突条13が回転体23の四部26
に嵌合し、これによって、スピンドル10と回転体23
との間の軸心合せが行われることになり、ディスク当接
部11.24が磁気ディスクlに対して正確に平面度を
保った状態となる。そして、スピンドル10を回転させ
ると、磁気ディスクlがこれに追従して回転せしめられ
、この回転中に、例えば研磨テープを該磁気ディスクl
の表面に押し当てることによって、その表面研磨を行う
ことができるようになる。この場合において、クランプ
手段20側においては1回転体23及びテーバ受は部材
28がこれに追従して回転することになるが、フローテ
ィングカップ29及び押動部材22は回転方向には固定
される。そして、クランプ手段20における押動部材2
2によるスピンドル10への押し付は力は、ばね30.
フローティングカップ29及びスラスト玉軸受27を介
して回転体23に伝達されるようになっているので、磁
気ディスクlは確実にクランプされて、極めて安定した
状態て回転することになる。 ところで、装置の組み付は誤差等に起因して、スピンド
ルIOとクランプ手段20との間の軸線が僅かにずれた
状態となっていることがある。この場合において、クラ
ンプ手段20の押動部材22を作動させて、ディスク当
接部11.24間に磁気ディスク1をクランプさせる際
に、第2図に示したように、フローティングカップ29
が押動部22aに対して任意の方向に動いて、回転体2
3をスピンドルlOに追従するように変位することにな
るので、ディスク当接部11.24と磁気ディスク1の
表面との間の平面性を確実に保持することができるよう
になる。この結果、磁気ディスク1が回転するときに、
該磁気ディスク1が面振れを起したりするおそれがなく
、研磨加工等の際における加工むら等の発生を防止する
ことかできる。また、このように回転体23が変位して
も、可動レース27aとテーバ受は部材28との間でス
ラスト玉軸受27全体の調芯か行われるので、該スラス
ト玉軸受27による回転体23を回転状態に受承するこ
とに支障を来たすことはなく、該回転体23は極めて円
滑に回転することになり、このスラスト玉軸受27を摩
耗させたり、損傷させたりする不都合を生じない。 【発明の効果】 以上説明したように、ディスクをスピンドルに押し付は
クランプするためのクランプ手段における回転側部材を
調芯座金付きのスラスト玉軸受を介して固定側部材に接
続し、かつ該固定側部材をフローティング機構を介して
押動部材に接続する構成としたので、スピンドルとクラ
ンプ手段との間に軸心のずれがあったとしても、自動的
にその間の調芯を行うことができ、回転中におけるディ
スクの面振れ等を確実に防止することができると共に、
軸受の損傷や摩耗の防止を図ることができる等の諸効果
を奏する。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はディス
ク回転装置の断面図、第2図は作動状態の断面図である
。 1 :磁気ディスク、10ニスビントル、11:ディス
ク当接部、13:円環状突条、14:受は部、20:ク
ランプ手段、21:クランプ本体、22:押動部材、
22a :押動部、23:回転体、23d:芯出し部材
、24:ディスク当接部、26:凹部、27:スラスト
玉軸受、28:テーパ受は部材、29:フォローティン
グカップ、30:ばね。
ク回転装置の断面図、第2図は作動状態の断面図である
。 1 :磁気ディスク、10ニスビントル、11:ディス
ク当接部、13:円環状突条、14:受は部、20:ク
ランプ手段、21:クランプ本体、22:押動部材、
22a :押動部、23:回転体、23d:芯出し部材
、24:ディスク当接部、26:凹部、27:スラスト
玉軸受、28:テーパ受は部材、29:フォローティン
グカップ、30:ばね。
Claims (1)
- スピンドルと、該スピンドルに近接・離間する方向に
変位可能なクランプ手段とを有し、前記スピンドルとク
ランプ手段とによってディスクの内周縁部を挾持して、
該ディスクを回転駆動させる装置において、前記クラン
プ手段のディスクへの当接部を有する回転側部材を調芯
座金付きのスラスト玉軸受を介して固定側部材に接続し
、該固定側部材をフローティング機構を介して押動部材
に接続する構成としたことを特徴とするディスク回転装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63239836A JPH0288167A (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | ディスク回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63239836A JPH0288167A (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | ディスク回転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0288167A true JPH0288167A (ja) | 1990-03-28 |
Family
ID=17050583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63239836A Pending JPH0288167A (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | ディスク回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0288167A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012539A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Koyo Mach Ind Co Ltd | 傾斜角調整装置及びワーク装着装置 |
JP2010012540A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Koyo Mach Ind Co Ltd | 傾斜角調整装置及びワーク装着装置 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP63239836A patent/JPH0288167A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012539A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Koyo Mach Ind Co Ltd | 傾斜角調整装置及びワーク装着装置 |
JP2010012540A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Koyo Mach Ind Co Ltd | 傾斜角調整装置及びワーク装着装置 |
US8403732B2 (en) | 2008-07-02 | 2013-03-26 | Koyo Machine Industries Co., Ltd. | Inclination angle adjusting device and workpiece attaching device |
US8403731B2 (en) | 2008-07-02 | 2013-03-26 | Koyo Machine Industries Co., Ltd. | Inclination angle adjusting device and workpiece attaching device |
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