JP2001170853A - 研削・研磨加工用の光学素子保持具 - Google Patents
研削・研磨加工用の光学素子保持具Info
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- JP2001170853A JP2001170853A JP35825099A JP35825099A JP2001170853A JP 2001170853 A JP2001170853 A JP 2001170853A JP 35825099 A JP35825099 A JP 35825099A JP 35825099 A JP35825099 A JP 35825099A JP 2001170853 A JP2001170853 A JP 2001170853A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レンズ等の光学素子を研削・研磨加工する際
に光学素子を保持する嵌め込み方式の光学素子保持具に
おいて、簡単な構成で、光学素子の受け面にスレ面等の
不良現象の発生を防止する。 【解決手段】 光学素子Lを弾性シート4を介して支持
する支持面2aを有する台座2と光学素子Lを回転自在
に支持しかつ光学素子Lを嵌め込む筒状の保持枠3とを
備える研削・研磨加工用の光学素子保持具において、光
学素子Lの受け面Laに当接する弾性シート4を台座2
の支持面2aに対して未接着とし、光学素子Lの研削・
研磨加工に際して、光学素子Lとそれに接触する弾性シ
ート4を一体として加工工具の加工面に対して円滑に従
属回転させるようにし、光学素子Lの受け面Laにスレ
面等の不良現象の発生を防止する。
に光学素子を保持する嵌め込み方式の光学素子保持具に
おいて、簡単な構成で、光学素子の受け面にスレ面等の
不良現象の発生を防止する。 【解決手段】 光学素子Lを弾性シート4を介して支持
する支持面2aを有する台座2と光学素子Lを回転自在
に支持しかつ光学素子Lを嵌め込む筒状の保持枠3とを
備える研削・研磨加工用の光学素子保持具において、光
学素子Lの受け面Laに当接する弾性シート4を台座2
の支持面2aに対して未接着とし、光学素子Lの研削・
研磨加工に際して、光学素子Lとそれに接触する弾性シ
ート4を一体として加工工具の加工面に対して円滑に従
属回転させるようにし、光学素子Lの受け面Laにスレ
面等の不良現象の発生を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ等の光学素
子を保持する光学素子保持具に関し、より詳細には、レ
ンズ等の光学素子を研削・研磨加工する際に光学素子を
保持するための研削・研磨加工用の光学素子保持具に関
するものである。
子を保持する光学素子保持具に関し、より詳細には、レ
ンズ等の光学素子を研削・研磨加工する際に光学素子を
保持するための研削・研磨加工用の光学素子保持具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラやビデオ等に用いられるレンズ等
の光学素子を研削・研磨加工する際に、その光学素子を
保持する研削・研磨加工用の光学素子保持具としては、
例えば、『JOEM光学素子加工技術研修会・基礎コー
ス』(1992年9月5日)日本オプトメカトロニクス
協会発行、121頁[1−4研削・研磨の項]に記載さ
れているような、接着剤を使用することなく円筒状のベ
ース部材にレンズ等の光学素子を嵌め込んで保持する嵌
め込み方式の光学素子保持具(レンズホルダー)が一般
的に知られている。
の光学素子を研削・研磨加工する際に、その光学素子を
保持する研削・研磨加工用の光学素子保持具としては、
例えば、『JOEM光学素子加工技術研修会・基礎コー
ス』(1992年9月5日)日本オプトメカトロニクス
協会発行、121頁[1−4研削・研磨の項]に記載さ
れているような、接着剤を使用することなく円筒状のベ
ース部材にレンズ等の光学素子を嵌め込んで保持する嵌
め込み方式の光学素子保持具(レンズホルダー)が一般
的に知られている。
【0003】この種の光学素子保持具の構成を図4を用
いて説明すると、光学素子保持具101は、硬質材料か
らなる台座(受け台)102と、台座102の周りに取
り付けられた筒状の保持枠103と、台座102の光学
素子Lを支持する面102a(以下、支持面という)に
接着固定された弾性シート104とを具備し、台座10
2は、研削・研磨加工する光学素子Lの受け面Laの曲
率に対応する曲率をもった支持面102aを有し、その
反対側の面の中央部にはカンザシ受け107が形成され
ており、保持枠103は研削・研磨加工する光学素子L
の外径に合わせた内周面103aをもって円筒状に形成
されている。このように形成された光学素子保持具10
1に光学素子Lを嵌め込むことにより、光学素子Lは、
その外周面Lbが保持枠103の内周面103aに接
し、その受け面Laが弾性シート104に当接して、光
学素子保持具101内に保持される。
いて説明すると、光学素子保持具101は、硬質材料か
らなる台座(受け台)102と、台座102の周りに取
り付けられた筒状の保持枠103と、台座102の光学
素子Lを支持する面102a(以下、支持面という)に
接着固定された弾性シート104とを具備し、台座10
2は、研削・研磨加工する光学素子Lの受け面Laの曲
率に対応する曲率をもった支持面102aを有し、その
反対側の面の中央部にはカンザシ受け107が形成され
ており、保持枠103は研削・研磨加工する光学素子L
の外径に合わせた内周面103aをもって円筒状に形成
されている。このように形成された光学素子保持具10
1に光学素子Lを嵌め込むことにより、光学素子Lは、
その外周面Lbが保持枠103の内周面103aに接
し、その受け面Laが弾性シート104に当接して、光
学素子保持具101内に保持される。
【0004】この種の光学素子保持具101を用いて光
学素子Lを研削・研磨加工する際には、光学素子保持具
101に保持された光学素子Lは、加工する曲率半径を
もった研磨皿等の加工工具(図示しない)に当接され、
光学素子保持具101を台座102のカンザシ受け10
7に当接するカンザシ108で支持しながらかつ加工に
必要な加圧によりカンザシ108を介して押圧する。そ
して、加工工具をその軸を中心に回転駆動させながらカ
ンザシ108を揺動させると、光学素子保持具101と
それに保持された光学素子Lは、加工工具の回転に倣っ
て従属回転しさらにカンザシ108に誘導されながら、
加工する曲率半径をもった加工工具の加工面に沿って円
弧状に揺動し、光学素子Lの研削・研磨加工が行なわれ
る。
学素子Lを研削・研磨加工する際には、光学素子保持具
101に保持された光学素子Lは、加工する曲率半径を
もった研磨皿等の加工工具(図示しない)に当接され、
光学素子保持具101を台座102のカンザシ受け10
7に当接するカンザシ108で支持しながらかつ加工に
必要な加圧によりカンザシ108を介して押圧する。そ
して、加工工具をその軸を中心に回転駆動させながらカ
ンザシ108を揺動させると、光学素子保持具101と
それに保持された光学素子Lは、加工工具の回転に倣っ
て従属回転しさらにカンザシ108に誘導されながら、
加工する曲率半径をもった加工工具の加工面に沿って円
弧状に揺動し、光学素子Lの研削・研磨加工が行なわれ
る。
【0005】しかし、この種の光学素子保持具は光学素
子を嵌め込みにより保持しているため、研削・研磨加工
に際して、光学素子Lは研磨皿等の加工工具の加工面上
で摩擦による抵抗を受け、光学素子Lは必ずしも光学素
子保持具101と一体となって従属回転を行なうわけで
はない。仮に、光学素子Lの受け面Laが研磨面であり
円滑な従属回転が得られた場合には、図3の(a)に示
すように、研磨面への異常は見られない。なお、図3の
(a)および(b)は光学素子のニュートン干渉写真の
模式図を表わしている。しかし、光学素子Lの従属回転
が円滑でなく、光学素子Lの受け面Laと弾性シート1
04との当接部に研磨液が介在することによって、受け
面Laに微少な研磨が進行した場合には、図3の(b)
に示すように、弾性シート104と擦れ合うことによっ
て筋状になったり、極端に折れ曲がる研磨面となる(以
下、このような面をスレ面という。)というような不良
現象を発生させる。
子を嵌め込みにより保持しているため、研削・研磨加工
に際して、光学素子Lは研磨皿等の加工工具の加工面上
で摩擦による抵抗を受け、光学素子Lは必ずしも光学素
子保持具101と一体となって従属回転を行なうわけで
はない。仮に、光学素子Lの受け面Laが研磨面であり
円滑な従属回転が得られた場合には、図3の(a)に示
すように、研磨面への異常は見られない。なお、図3の
(a)および(b)は光学素子のニュートン干渉写真の
模式図を表わしている。しかし、光学素子Lの従属回転
が円滑でなく、光学素子Lの受け面Laと弾性シート1
04との当接部に研磨液が介在することによって、受け
面Laに微少な研磨が進行した場合には、図3の(b)
に示すように、弾性シート104と擦れ合うことによっ
て筋状になったり、極端に折れ曲がる研磨面となる(以
下、このような面をスレ面という。)というような不良
現象を発生させる。
【0006】このようなスレ面現象を回避するため、図
5に示すように、光学素子Lの受け面Laに固定膜(ま
たは保護膜)106を塗布して、光学素子Lの受け面L
aが弾性シート104に直接接触することがないように
して、光学素子保持具101により光学素子Lを保持
し、光学素子Lの研削・研磨加工を行なう方法が知られ
ている。
5に示すように、光学素子Lの受け面Laに固定膜(ま
たは保護膜)106を塗布して、光学素子Lの受け面L
aが弾性シート104に直接接触することがないように
して、光学素子保持具101により光学素子Lを保持
し、光学素子Lの研削・研磨加工を行なう方法が知られ
ている。
【0007】さらに、例えば特開平9−47952号公
報に開示されるように、台座部にベアリングを配置して
従属回転をスムーズに行なうように構成された光学素子
保持具も知られている。この光学素子保持具111は、
図6に図示するように、光学素子Lの受け面Laを当接
させるシート状の弾性体114と、この弾性体114を
回転自在に支持しかつ光学素子Lを嵌め込む筒状のベー
ス部材112と、ベース部材112内に固定された台座
部113と、台座部113と弾性体114との間に介在
させた複数個の(ベアリング)ボール115とから構成
され、弾性体114とこの弾性体114に当接する光学
素子Lを一体として回転させるようにしている。
報に開示されるように、台座部にベアリングを配置して
従属回転をスムーズに行なうように構成された光学素子
保持具も知られている。この光学素子保持具111は、
図6に図示するように、光学素子Lの受け面Laを当接
させるシート状の弾性体114と、この弾性体114を
回転自在に支持しかつ光学素子Lを嵌め込む筒状のベー
ス部材112と、ベース部材112内に固定された台座
部113と、台座部113と弾性体114との間に介在
させた複数個の(ベアリング)ボール115とから構成
され、弾性体114とこの弾性体114に当接する光学
素子Lを一体として回転させるようにしている。
【0008】この光学素子保持具111を用いて光学素
子Lを研削・研磨加工する際に、光学素子保持具111
に保持された光学素子Lは、研磨皿等の加工工具(図示
しない)に当接され、光学素子保持具111をベース部
材112に形成されているカンザシ受け118に当接す
るカンザシ119で支持しかつ加工に必要な加圧により
カンザシ119を介して押圧する。そして、加工工具を
その軸を中心に回転駆動させながらカンザシ119を揺
動させることにより、光学素子保持具111に保持され
た光学素子Lは、加工工具の回転に従動して回転し、さ
らにカンザシ119に誘導されながら加工する曲率半径
をもった加工工具の加工面に沿って円弧状に揺動し、加
工工具と光学素子Lとの相対速度差によって、光学素子
Lの研削・研磨加工を行なうようにしている。このと
き、シート状の弾性体114は、ボール115と点接触
しているため、光学素子Lと弾性体114は一体となっ
て回転運動を起こし、弾性体114の光学素子Lに当接
する面が、光学素子Lの従属回転運動によって摩耗する
こともなく、その結果、光学素子Lの受け面Laと弾性
体114との間には摩擦が生じることがなく、良好な光
学素子Lの研削・研磨を行なうことができるようにして
いる。
子Lを研削・研磨加工する際に、光学素子保持具111
に保持された光学素子Lは、研磨皿等の加工工具(図示
しない)に当接され、光学素子保持具111をベース部
材112に形成されているカンザシ受け118に当接す
るカンザシ119で支持しかつ加工に必要な加圧により
カンザシ119を介して押圧する。そして、加工工具を
その軸を中心に回転駆動させながらカンザシ119を揺
動させることにより、光学素子保持具111に保持され
た光学素子Lは、加工工具の回転に従動して回転し、さ
らにカンザシ119に誘導されながら加工する曲率半径
をもった加工工具の加工面に沿って円弧状に揺動し、加
工工具と光学素子Lとの相対速度差によって、光学素子
Lの研削・研磨加工を行なうようにしている。このと
き、シート状の弾性体114は、ボール115と点接触
しているため、光学素子Lと弾性体114は一体となっ
て回転運動を起こし、弾性体114の光学素子Lに当接
する面が、光学素子Lの従属回転運動によって摩耗する
こともなく、その結果、光学素子Lの受け面Laと弾性
体114との間には摩擦が生じることがなく、良好な光
学素子Lの研削・研磨を行なうことができるようにして
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示すよ
うに、光学素子Lの受け面Laへ固定膜106を塗布す
る方法では、塗り工数や洗浄工数が必要となり、工数増
となる。また、図6に示すように、光学素子保持具11
1に(ベアリング)ボール115を配置し従属回転を補
足する方法においては、光学素子保持具は構造が複雑で
かつ高価となり、(ベアリング)ボール115として鋼
球等を用いる場合に、研磨液等からのシールドが不充分
だと錆が発生し耐久性が極端に悪くなる。また、鋼球の
錆を回避するために、ベアリングボールの材質としてセ
ラミック材を使う場合もあるが、いずれにしろ、台座部
113にベアリングボール115を設けることにより、
光学素子保持具111を支持し加圧するカンザシ119
と光学素子受け面Laとの間の厚みが増し、さらに、光
学素子保持具111としてもベアリング分の重量が増え
ることとなり、図示しない研磨皿等の加工工具上での回
転バランスを崩すことが多くなり、研磨面の維持や耐久
性に問題が発生する。
うに、光学素子Lの受け面Laへ固定膜106を塗布す
る方法では、塗り工数や洗浄工数が必要となり、工数増
となる。また、図6に示すように、光学素子保持具11
1に(ベアリング)ボール115を配置し従属回転を補
足する方法においては、光学素子保持具は構造が複雑で
かつ高価となり、(ベアリング)ボール115として鋼
球等を用いる場合に、研磨液等からのシールドが不充分
だと錆が発生し耐久性が極端に悪くなる。また、鋼球の
錆を回避するために、ベアリングボールの材質としてセ
ラミック材を使う場合もあるが、いずれにしろ、台座部
113にベアリングボール115を設けることにより、
光学素子保持具111を支持し加圧するカンザシ119
と光学素子受け面Laとの間の厚みが増し、さらに、光
学素子保持具111としてもベアリング分の重量が増え
ることとなり、図示しない研磨皿等の加工工具上での回
転バランスを崩すことが多くなり、研磨面の維持や耐久
性に問題が発生する。
【0010】そこで、本発明は、上記の従来技術の有す
る未解決の課題に鑑みてなされたものであって、レンズ
等の光学素子を研削・研磨加工する際に光学素子を保持
する嵌め込み方式の光学素子保持具において、簡単な構
成で、光学素子の受け面にスレ面等の不良現象の発生を
防止することができる研削・研磨加工用の光学素子保持
具を提供することを目的とするものである。
る未解決の課題に鑑みてなされたものであって、レンズ
等の光学素子を研削・研磨加工する際に光学素子を保持
する嵌め込み方式の光学素子保持具において、簡単な構
成で、光学素子の受け面にスレ面等の不良現象の発生を
防止することができる研削・研磨加工用の光学素子保持
具を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の研削・研磨加工用の光学素子保持具は、研
削・研磨加工する光学素子を保持するための研削・研磨
加工用の光学素子保持具において、光学素子を弾性シー
トを介して支持する支持面を有する台座と光学素子を回
転自在に支持しかつ光学素子を嵌め込む筒状の保持枠と
を備え、光学素子の受け面に当接する前記弾性シートを
前記台座の前記支持面に対して未接着とすることを特徴
とする。
め、本発明の研削・研磨加工用の光学素子保持具は、研
削・研磨加工する光学素子を保持するための研削・研磨
加工用の光学素子保持具において、光学素子を弾性シー
トを介して支持する支持面を有する台座と光学素子を回
転自在に支持しかつ光学素子を嵌め込む筒状の保持枠と
を備え、光学素子の受け面に当接する前記弾性シートを
前記台座の前記支持面に対して未接着とすることを特徴
とする。
【0012】本発明の研削・研磨加工用の光学素子保持
具においては、前記台座における前記弾性シートに接す
る支持面が表面粗さRmax6μm近傍に仕上げられて
いることが好ましく、また、前記台座は防錆材質で作製
されていることが好ましい。
具においては、前記台座における前記弾性シートに接す
る支持面が表面粗さRmax6μm近傍に仕上げられて
いることが好ましく、また、前記台座は防錆材質で作製
されていることが好ましい。
【0013】本発明の研削・研磨加工用の光学素子保持
具においては、前記台座の光学素子を支持する支持面と
前記弾性シートとの間に、前記台座の前記支持面に対し
載置または接着された摩擦係数の小さいシートを介在さ
せることが好ましい。
具においては、前記台座の光学素子を支持する支持面と
前記弾性シートとの間に、前記台座の前記支持面に対し
載置または接着された摩擦係数の小さいシートを介在さ
せることが好ましい。
【0014】
【作用】本発明によれば、レンズ等の光学素子を保持す
る嵌め込み方式の研削・研磨加工用の光学素子保持具に
おいて、光学素子の受け面に当接する弾性シートを台座
の支持面に対して未接着とすることにより、光学素子の
研削・研磨加工に際して、光学素子とそれに当接する弾
性シートは一体となって加工工具の加工面に対して円滑
に従属回転することができるようにし、光学素子の受け
面にスレ面等の不良現象の発生を防止することができ、
光学素子の良好な研削・研磨加工を可能にする。
る嵌め込み方式の研削・研磨加工用の光学素子保持具に
おいて、光学素子の受け面に当接する弾性シートを台座
の支持面に対して未接着とすることにより、光学素子の
研削・研磨加工に際して、光学素子とそれに当接する弾
性シートは一体となって加工工具の加工面に対して円滑
に従属回転することができるようにし、光学素子の受け
面にスレ面等の不良現象の発生を防止することができ、
光学素子の良好な研削・研磨加工を可能にする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0016】(実施例1)図1は、本発明の研削・研磨
加工用の光学素子保持具の一実施例を示す断面図であ
る。
加工用の光学素子保持具の一実施例を示す断面図であ
る。
【0017】図1において、本実施例における研削・研
磨加工用の光学素子保持具1は、レンズ等の光学素子L
を弾性シート4を介して支持する支持面2aを有する硬
質材料からなる台座2と、台座2の周りに取り付けられ
た筒状の保持枠3とを備え、台座2の光学素子Lを支持
する支持面2aに、光学素子Lの受け面Laに当接する
弾性シート4を未接着の状態で装着してある。台座2
は、例えば真鍮、アルミ、ステンレス、あるいはポリテ
トラフルオロエチレン、べスペルなどの樹脂等の防錆材
質で作製され、台座2の支持面2aは、研削・研磨加工
する光学素子Lの受け面Laの曲率に対応する曲率をも
って形成され、表面粗さRmaxが6μm近傍になるよ
うに研削加工され、その反対側の面の中央部にはカンザ
シ受け7が形成されており、保持枠3は、研削・研磨加
工する光学素子Lの外径に合わせた内周面3aをもって
円筒状に形成されている。
磨加工用の光学素子保持具1は、レンズ等の光学素子L
を弾性シート4を介して支持する支持面2aを有する硬
質材料からなる台座2と、台座2の周りに取り付けられ
た筒状の保持枠3とを備え、台座2の光学素子Lを支持
する支持面2aに、光学素子Lの受け面Laに当接する
弾性シート4を未接着の状態で装着してある。台座2
は、例えば真鍮、アルミ、ステンレス、あるいはポリテ
トラフルオロエチレン、べスペルなどの樹脂等の防錆材
質で作製され、台座2の支持面2aは、研削・研磨加工
する光学素子Lの受け面Laの曲率に対応する曲率をも
って形成され、表面粗さRmaxが6μm近傍になるよ
うに研削加工され、その反対側の面の中央部にはカンザ
シ受け7が形成されており、保持枠3は、研削・研磨加
工する光学素子Lの外径に合わせた内周面3aをもって
円筒状に形成されている。
【0018】以上のように構成された光学素子保持具1
を用いて光学素子Lを研削・研磨加工する際に、光学素
子Lは、光学素子保持具1内へ嵌め込むことにより、光
学素子Lの外周面Lbが保持枠3の内周面3aに接し、
光学素子Lの受け面Laが弾性シート4に当接して保持
される。光学素子Lを保持する光学素子保持具1は、図
示しない研削・研磨加工機のカンザシ8に保持されて、
光学素子Lを所望の曲率半径をもった研磨皿等の加工工
具(図示しない)に当接させ、カンザシ受け7に当接す
るカンザシ8を介して加工に必要な加圧により押圧す
る。そして、加工工具をその軸を中心に回転駆動させな
がらカンザシ8を揺動させると、光学素子保持具1に保
持された光学素子Lは、加工工具の回転に従動して回転
し、さらにカンザシ8に誘導されながら加工工具の加工
面に沿って円弧状に揺動し、加工工具と光学素子Lとの
相対速度差によって、光学素子Lの研削・研磨加工が行
なわれる。
を用いて光学素子Lを研削・研磨加工する際に、光学素
子Lは、光学素子保持具1内へ嵌め込むことにより、光
学素子Lの外周面Lbが保持枠3の内周面3aに接し、
光学素子Lの受け面Laが弾性シート4に当接して保持
される。光学素子Lを保持する光学素子保持具1は、図
示しない研削・研磨加工機のカンザシ8に保持されて、
光学素子Lを所望の曲率半径をもった研磨皿等の加工工
具(図示しない)に当接させ、カンザシ受け7に当接す
るカンザシ8を介して加工に必要な加圧により押圧す
る。そして、加工工具をその軸を中心に回転駆動させな
がらカンザシ8を揺動させると、光学素子保持具1に保
持された光学素子Lは、加工工具の回転に従動して回転
し、さらにカンザシ8に誘導されながら加工工具の加工
面に沿って円弧状に揺動し、加工工具と光学素子Lとの
相対速度差によって、光学素子Lの研削・研磨加工が行
なわれる。
【0019】このとき、光学素子Lは、光学素子保持具
1で遠心方向への飛び出しが防止され、また、加工工具
の加工面上で摩擦による加工抵抗が生じ、研削・研磨が
進行するが、光学素子Lの受け面La方向へ保持の抵抗
が起きた場合、本実施例においては、台座2の表面粗さ
Rmaxを6μm近傍に仕上げられた支持面2aと弾性
シート4の間で滑り現象が現われ、保持抵抗を逃がすこ
とができる。これにより、光学素子Lは加工工具の加工
面に対して円滑な従属回転が得られ、光学素子Lの受け
面Laに、従来例のようなスレ面等の不良現象の発生を
防止することができ、ごく簡単な構成で良好な研削・研
磨加工を行なうことができる。
1で遠心方向への飛び出しが防止され、また、加工工具
の加工面上で摩擦による加工抵抗が生じ、研削・研磨が
進行するが、光学素子Lの受け面La方向へ保持の抵抗
が起きた場合、本実施例においては、台座2の表面粗さ
Rmaxを6μm近傍に仕上げられた支持面2aと弾性
シート4の間で滑り現象が現われ、保持抵抗を逃がすこ
とができる。これにより、光学素子Lは加工工具の加工
面に対して円滑な従属回転が得られ、光学素子Lの受け
面Laに、従来例のようなスレ面等の不良現象の発生を
防止することができ、ごく簡単な構成で良好な研削・研
磨加工を行なうことができる。
【0020】(実施例2)次に、本発明の研削・研磨加
工用の光学素子保持具の他の実施例について図2を参照
して説明する。図2は、本実施例の研削・研磨加工用の
光学素子保持具を示す断面図である。
工用の光学素子保持具の他の実施例について図2を参照
して説明する。図2は、本実施例の研削・研磨加工用の
光学素子保持具を示す断面図である。
【0021】図2において、研削・研磨加工用の光学素
子保持具11は、レンズ等の光学素子Lを支持する支持
面12aを有する硬質材料からなる台座12と、台座1
2の周りに取り付けられた筒状の保持枠13とを備え、
摩擦係数の小さいポリテトラフルオロエチレン等のシー
ト15と光学素子Lの受け面Laに当接する弾性シート
14を接着することなく重ね合わせて、台座12の支持
面12aに未接着の状態で装着してある。台座12は、
鉄や鋳物材等の未防錆材で作製され、台座12の光学素
子Lを支持する支持面12aは、研削・研磨加工する光
学素子Lの受け面Laの曲率に対応する曲率をもって形
成され、その反対側の面の中央部にはカンザシ受け17
が形成されており、保持枠13は、研削・研磨加工する
光学素子Lの外径に合わせた内周面13aをもって円筒
状に形成されている。
子保持具11は、レンズ等の光学素子Lを支持する支持
面12aを有する硬質材料からなる台座12と、台座1
2の周りに取り付けられた筒状の保持枠13とを備え、
摩擦係数の小さいポリテトラフルオロエチレン等のシー
ト15と光学素子Lの受け面Laに当接する弾性シート
14を接着することなく重ね合わせて、台座12の支持
面12aに未接着の状態で装着してある。台座12は、
鉄や鋳物材等の未防錆材で作製され、台座12の光学素
子Lを支持する支持面12aは、研削・研磨加工する光
学素子Lの受け面Laの曲率に対応する曲率をもって形
成され、その反対側の面の中央部にはカンザシ受け17
が形成されており、保持枠13は、研削・研磨加工する
光学素子Lの外径に合わせた内周面13aをもって円筒
状に形成されている。
【0022】以上のように構成された光学素子保持具1
1を用いて光学素子Lを研削・研磨加工する際に、光学
素子Lは、光学素子保持具11内へ嵌め込むことによ
り、光学素子Lの外周面Lbが保持枠13の内周面13
aに接し、光学素子Lの受け面Laが弾性シート14に
当接して保持される。光学素子Lを保持する光学素子保
持具11は、図示しない研削・研磨加工機のカンザシ1
8で保持されて、光学素子Lを所望の曲率半径をもった
研磨皿等の加工工具(図示しない)に当接させ、カンザ
シ受け17に当接するカンザシ18を介して加工に必要
な加圧により押圧する。そして、加工工具をその軸を中
心に回転駆動させながらカンザシ18を揺動させると、
光学素子保持具11に保持された光学素子Lは、加工工
具の回転に従動して回転し、さらにカンザシ18に誘導
されながら加工工具の加工面に沿って円弧状に揺動し、
加工工具と光学素子Lとの相対速度差によって、光学素
子Lの研削・研磨加工が行なわれる。このとき、光学素
子Lは、前述した実施例1と同様に、光学素子保持具1
1で遠心方向への飛び出しが防止され、また、加工工具
の加工面上で摩擦による加工抵抗が生じ、研削・研磨が
進行するが、光学素子Lの受け面La方向へ保持の抵抗
が起きた場合、弾性シート14と摩擦係数の小さいシー
ト15の未接着状態で重ね合わせた構成により、弾性シ
ート14と摩擦係数の小さいシート15の間で滑り現象
が現われ、保持抵抗を逃がすことができる。これによ
り、光学素子Lは、弾性シート14とともに、加工工具
の加工面に対して円滑な従属回転が得られ、光学素子L
の受け面Laに、従来例のようなスレ面等の不良現象の
発生を防止することができる。
1を用いて光学素子Lを研削・研磨加工する際に、光学
素子Lは、光学素子保持具11内へ嵌め込むことによ
り、光学素子Lの外周面Lbが保持枠13の内周面13
aに接し、光学素子Lの受け面Laが弾性シート14に
当接して保持される。光学素子Lを保持する光学素子保
持具11は、図示しない研削・研磨加工機のカンザシ1
8で保持されて、光学素子Lを所望の曲率半径をもった
研磨皿等の加工工具(図示しない)に当接させ、カンザ
シ受け17に当接するカンザシ18を介して加工に必要
な加圧により押圧する。そして、加工工具をその軸を中
心に回転駆動させながらカンザシ18を揺動させると、
光学素子保持具11に保持された光学素子Lは、加工工
具の回転に従動して回転し、さらにカンザシ18に誘導
されながら加工工具の加工面に沿って円弧状に揺動し、
加工工具と光学素子Lとの相対速度差によって、光学素
子Lの研削・研磨加工が行なわれる。このとき、光学素
子Lは、前述した実施例1と同様に、光学素子保持具1
1で遠心方向への飛び出しが防止され、また、加工工具
の加工面上で摩擦による加工抵抗が生じ、研削・研磨が
進行するが、光学素子Lの受け面La方向へ保持の抵抗
が起きた場合、弾性シート14と摩擦係数の小さいシー
ト15の未接着状態で重ね合わせた構成により、弾性シ
ート14と摩擦係数の小さいシート15の間で滑り現象
が現われ、保持抵抗を逃がすことができる。これによ
り、光学素子Lは、弾性シート14とともに、加工工具
の加工面に対して円滑な従属回転が得られ、光学素子L
の受け面Laに、従来例のようなスレ面等の不良現象の
発生を防止することができる。
【0023】なお、本実施例における摩擦係数の小さい
シート15は、台座12の支持面12aに対し未接着の
状態で単に載置したものと説明したけれども、摩擦係数
の小さいシート15は台座12の支持面12aに接着し
て装着してもよい。
シート15は、台座12の支持面12aに対し未接着の
状態で単に載置したものと説明したけれども、摩擦係数
の小さいシート15は台座12の支持面12aに接着し
て装着してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レンズ等の光学素子を保持する嵌め込み方式の研削・研
磨加工用の光学素子保持具において、光学素子の受け面
に当接する弾性シートを台座の支持面に対して未接着と
するという構成の簡単な光学素子保持具により、レンズ
等の光学素子を研削・研磨加工する際に、光学素子とそ
れに当接する弾性シートは一体となって加工工具の加工
面に対して円滑に従属回転することができ、光学素子の
受け面にスレ面等の不良現象の発生を防止することがで
き、良好な研削・研磨加工を可能にする。したがって、
従来例のように、スレ面の発生を押さえるために光学素
子の受け面を保護する固定膜を塗布する等の補助的な手
段を講じる必要がなく、さらに、光学素子保持具にベア
リング等を付設するなどの複雑な構造を必要としない。
レンズ等の光学素子を保持する嵌め込み方式の研削・研
磨加工用の光学素子保持具において、光学素子の受け面
に当接する弾性シートを台座の支持面に対して未接着と
するという構成の簡単な光学素子保持具により、レンズ
等の光学素子を研削・研磨加工する際に、光学素子とそ
れに当接する弾性シートは一体となって加工工具の加工
面に対して円滑に従属回転することができ、光学素子の
受け面にスレ面等の不良現象の発生を防止することがで
き、良好な研削・研磨加工を可能にする。したがって、
従来例のように、スレ面の発生を押さえるために光学素
子の受け面を保護する固定膜を塗布する等の補助的な手
段を講じる必要がなく、さらに、光学素子保持具にベア
リング等を付設するなどの複雑な構造を必要としない。
【0025】
【図1】本発明の研削・研磨加工用の光学素子保持具の
一実施例を示す断面図である。
一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の研削・研磨加工用の光学素子保持具の
他の実施例を示す断面図である。
他の実施例を示す断面図である。
【図3】研磨加工された光学素子(レンズ)のニュート
ン干渉写真の模式図を表わし、(a)はスレ面の発生し
ていない光学素子(レンズ)のニュートン干渉写真の模
式図であり、(b)はスレ面という不良現象が発生した
光学素子(レンズ)のニュートン干渉写真の模式図であ
る。
ン干渉写真の模式図を表わし、(a)はスレ面の発生し
ていない光学素子(レンズ)のニュートン干渉写真の模
式図であり、(b)はスレ面という不良現象が発生した
光学素子(レンズ)のニュートン干渉写真の模式図であ
る。
【図4】従来の一般的な研削・研磨加工用の光学素子保
持具の断面図である。
持具の断面図である。
【図5】固定膜を塗布した光学素子を保持した状態の従
来の光学素子保持具を示す断面図である。
来の光学素子保持具を示す断面図である。
【図6】従来の他の研削・研磨加工用の光学素子保持具
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【符号の説明】 1 光学素子保持具 2 台座 2a 支持面 3 保持枠 3a 内周面 4 弾性シート 7 カンザシ受け 8 カンザシ 11 光学素子保持具 12 台座 12a 支持面 13 保持枠 13a 内周面 14 弾性シート 15 (摩擦係数の小さい)シート 17 カンザシ受け 18 カンザシ L 光学素子(レンズ) La 受け面 Lb 外周面
Claims (4)
- 【請求項1】 研削・研磨加工する光学素子を保持する
ための研削・研磨加工用の光学素子保持具において、光
学素子を弾性シートを介して支持する支持面を有する台
座と光学素子を回転自在に支持しかつ光学素子を嵌め込
む筒状の保持枠とを備え、光学素子の受け面に当接する
前記弾性シートを前記台座の前記支持面に対して未接着
とすることを特徴とする研削・研磨加工用の光学素子保
持具。 - 【請求項2】 前記台座における前記弾性シートに接す
る支持面が表面粗さRmax6μm近傍に仕上げられて
いることを特徴とする請求項1記載の研削・研磨加工用
の光学素子保持具。 - 【請求項3】 前記台座が防錆材質で作製されているこ
とを特徴とする請求項1または2記載の研削・研磨加工
用の光学素子保持具。 - 【請求項4】 前記台座の光学素子を支持する支持面と
前記弾性シートとの間に、前記台座の前記支持面に対し
載置または接着された摩擦係数の小さいシートを介在さ
せることを特徴とする請求項1記載の研削・研磨加工用
の光学素子保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35825099A JP2001170853A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 研削・研磨加工用の光学素子保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35825099A JP2001170853A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 研削・研磨加工用の光学素子保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001170853A true JP2001170853A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18458317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35825099A Pending JP2001170853A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 研削・研磨加工用の光学素子保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001170853A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009034784A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Olympus Corp | 保持具、研磨方法 |
JP2009202263A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Olympus Corp | 保持具 |
JP6145239B1 (ja) * | 2017-03-24 | 2017-06-07 | 有限会社野田オプチカル工業所 | レンズ研磨用ホルダー及びこれを用いた複数レンズの研磨方法 |
CN107253116A (zh) * | 2012-02-27 | 2017-10-17 | 卡尔蔡司光学国际有限公司 | 用于修整或涂布眼镜镜片的方法 |
US11370175B2 (en) | 2017-06-19 | 2022-06-28 | Essilor International | Optical element, assembly comprising such an optical element and method of manufacturing an optical element |
-
1999
- 1999-12-17 JP JP35825099A patent/JP2001170853A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009034784A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Olympus Corp | 保持具、研磨方法 |
JP2009202263A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Olympus Corp | 保持具 |
CN107253116A (zh) * | 2012-02-27 | 2017-10-17 | 卡尔蔡司光学国际有限公司 | 用于修整或涂布眼镜镜片的方法 |
JP6145239B1 (ja) * | 2017-03-24 | 2017-06-07 | 有限会社野田オプチカル工業所 | レンズ研磨用ホルダー及びこれを用いた複数レンズの研磨方法 |
US11370175B2 (en) | 2017-06-19 | 2022-06-28 | Essilor International | Optical element, assembly comprising such an optical element and method of manufacturing an optical element |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040928 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050222 |