JPS62256748A - 軽量骨材の製造方法 - Google Patents
軽量骨材の製造方法Info
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- JPS62256748A JPS62256748A JP61101441A JP10144186A JPS62256748A JP S62256748 A JPS62256748 A JP S62256748A JP 61101441 A JP61101441 A JP 61101441A JP 10144186 A JP10144186 A JP 10144186A JP S62256748 A JPS62256748 A JP S62256748A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/04—Waste materials; Refuse
- C04B18/06—Combustion residues, e.g. purification products of smoke, fumes or exhaust gases
- C04B18/08—Flue dust, i.e. fly ash
- C04B18/085—Pelletizing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、石炭のフライアッシュを原料としてこれを
造粒、乾燥焼結して軽量骨材を製造する方法に関する。
造粒、乾燥焼結して軽量骨材を製造する方法に関する。
(従来の技術)
従来より、発電所では熱源の一つとして石炭が用いられ
ている。そして、これの燃焼により多量の石炭灰が排出
されている。この石炭灰は捕集場所によりボトムアッシ
ュ、シンダーアッシュ、および排ガス中に多量に含まれ
る粉1!!(フライアッシュ)とに分類される。上記の
うちボトムアッシュおよびシンダーアッシュは粒度が粗
く、強熱減量が多いが、その発生量は少ない、また、フ
ライアッシュは主に電気束a機で捕集されるもので1粒
度が細かく、強熱減量は少なく、その発生量は65〜8
0%と多量である。従って、石炭灰の内、このフライア
ッシュをいかに処理または利用するかが重要である。
ている。そして、これの燃焼により多量の石炭灰が排出
されている。この石炭灰は捕集場所によりボトムアッシ
ュ、シンダーアッシュ、および排ガス中に多量に含まれ
る粉1!!(フライアッシュ)とに分類される。上記の
うちボトムアッシュおよびシンダーアッシュは粒度が粗
く、強熱減量が多いが、その発生量は少ない、また、フ
ライアッシュは主に電気束a機で捕集されるもので1粒
度が細かく、強熱減量は少なく、その発生量は65〜8
0%と多量である。従って、石炭灰の内、このフライア
ッシュをいかに処理または利用するかが重要である。
上記フライアッシュには日本工業規格(JIS) とし
てブレーン法による比表面積(プレーン指数)が240
0c+s2/g以上、強熱減量が5%以下の規定項目が
ある。そのため、フライアッシュをサイクロン等により
上記規格を満足する細粉と粗粉とに分級し、細粉はセメ
ント用フライアッシュとしてホッパーに貯蔵後、外販さ
れ、粗粉は軽量骨材を製造するための原料として用いら
れている。
てブレーン法による比表面積(プレーン指数)が240
0c+s2/g以上、強熱減量が5%以下の規定項目が
ある。そのため、フライアッシュをサイクロン等により
上記規格を満足する細粉と粗粉とに分級し、細粉はセメ
ント用フライアッシュとしてホッパーに貯蔵後、外販さ
れ、粗粉は軽量骨材を製造するための原料として用いら
れている。
また、最近、環境問題としてのNO!規制から、微粉炭
バーナーの燃焼温度を抑制してボイラーを操業しており
、また、石炭の粉砕動力の節減のために粉砕を低下させ
ている。このことから、軽量骨材を製造するための原料
は更に粗粒化する傾向にある。
バーナーの燃焼温度を抑制してボイラーを操業しており
、また、石炭の粉砕動力の節減のために粉砕を低下させ
ている。このことから、軽量骨材を製造するための原料
は更に粗粒化する傾向にある。
ここで、第2図により、フライアッシュを原料とし軽量
骨材を製造する従来方法として、造粒焼結方法につき説
明する。
骨材を製造する従来方法として、造粒焼結方法につき説
明する。
図において、Sはサイロで、このサイロSには電気集1
1機等で捕集したフライアッシュF1石炭やコークス微
粉等の可燃性炭素材Cおよび、工程で発生した回収ダス
)Dが区分けして収容される。
1機等で捕集したフライアッシュF1石炭やコークス微
粉等の可燃性炭素材Cおよび、工程で発生した回収ダス
)Dが区分けして収容される。
また、1は混線機で、この混練機lに上記フライアッシ
ュFや添加剤としての水Wを投入する。
ュFや添加剤としての水Wを投入する。
また、この場合、上記フライアッシュ層中には若干の未
燃炭材が含まれているが、必要により上記炭素材Cを加
える。そして、これによる混線物を公知のパン型ペレタ
イザー2に供給し、ここで、生ベレット3を成形する。
燃炭材が含まれているが、必要により上記炭素材Cを加
える。そして、これによる混線物を公知のパン型ペレタ
イザー2に供給し、ここで、生ベレット3を成形する。
次に、この生ペレット3をホッパー4に投入する。この
ホッパー4に隣接して他のホッパー5が設けられ、この
ホッパー5には焼結ずみで製品となるべき軽量骨材6が
装入されている。また、これらホッパー4.5の下方に
は焼成機7が設けられている。この焼成42!7は水平
方向に移動(図中矢印A)する火格子8と、この火格子
8の中途部でその上方に設けられる乾燥、予熱炉9、着
火炉lOおよび焼結、保熱炉11を有している。また、
上端が上記火格子8の下面に向って開口するウィンドボ
ックス14が設けられ、このウィンドボックス14の下
端は排気ダクト15を通してブロワ−16の吸込側に連
結されている。上記の場合、ウィンドボックス14の下
端には図示しない風量調整用のダンパが設けられている
。また、ウィンドボックス14の下端は火格子8の戻り
側に干渉しないように折り曲げられている。上記6炉9
,10.11にはこれらに高熱空気を送り込む熱風管1
7が接続されている。
ホッパー4に隣接して他のホッパー5が設けられ、この
ホッパー5には焼結ずみで製品となるべき軽量骨材6が
装入されている。また、これらホッパー4.5の下方に
は焼成機7が設けられている。この焼成42!7は水平
方向に移動(図中矢印A)する火格子8と、この火格子
8の中途部でその上方に設けられる乾燥、予熱炉9、着
火炉lOおよび焼結、保熱炉11を有している。また、
上端が上記火格子8の下面に向って開口するウィンドボ
ックス14が設けられ、このウィンドボックス14の下
端は排気ダクト15を通してブロワ−16の吸込側に連
結されている。上記の場合、ウィンドボックス14の下
端には図示しない風量調整用のダンパが設けられている
。また、ウィンドボックス14の下端は火格子8の戻り
側に干渉しないように折り曲げられている。上記6炉9
,10.11にはこれらに高熱空気を送り込む熱風管1
7が接続されている。
上記装置により生ペレット3を焼結して軽量骨材6を得
ようとする場合には、まず、上記各ホッパー4,5から
火格子8上に生ペレット3と軽量骨材6とを供給する。
ようとする場合には、まず、上記各ホッパー4,5から
火格子8上に生ペレット3と軽量骨材6とを供給する。
この場合、軽量骨材6は床敷として供給されるもので、
この軽量骨材6が下層、生ペレット3が上層である原料
層が火格子8上に積層される。
この軽量骨材6が下層、生ペレット3が上層である原料
層が火格子8上に積層される。
上記原料層が火格子8に伴って移動し、6炉9.10.
11を通過するときに、熱風管17から高熱空気が供給
され、これがブロワ−16により原料層の下方に向って
吸引される(図中矢印B)、そして、この高熱空気によ
り焼結が行われる。即ち、乾燥、予熱炉9により生ペレ
ット3が乾燥されて乾燥ペレット18となる0次いで、
着火炉10により上層の乾燥ペレット18における未燃
炭材が着火される。更に、焼結、保熱炉11により、乾
燥ペレット18の層中の燃焼が下方へ移行して層全体の
焼結が完了し、ここに焼結ペレット19が成形される。
11を通過するときに、熱風管17から高熱空気が供給
され、これがブロワ−16により原料層の下方に向って
吸引される(図中矢印B)、そして、この高熱空気によ
り焼結が行われる。即ち、乾燥、予熱炉9により生ペレ
ット3が乾燥されて乾燥ペレット18となる0次いで、
着火炉10により上層の乾燥ペレット18における未燃
炭材が着火される。更に、焼結、保熱炉11により、乾
燥ペレット18の層中の燃焼が下方へ移行して層全体の
焼結が完了し、ここに焼結ペレット19が成形される。
上記焼結、保熱炉11の下流側が冷却ゾーン20とされ
ている。この冷却ゾーン20では、ブロワ−16の吸入
空気の一部が上記焼結ペレット19の層中を下方に向っ
て通過するのであり(図中矢印C)、これにより焼結ペ
レッ)19が冷却される。この後、この冷却されたベレ
ットはシュート21によりクラッシャ22に送り込まれ
て、ここで解砕される。また、解砕されたベレットは篩
4223にかけられ、所定形状のものが製品としての軽
量骨材6となる。
ている。この冷却ゾーン20では、ブロワ−16の吸入
空気の一部が上記焼結ペレット19の層中を下方に向っ
て通過するのであり(図中矢印C)、これにより焼結ペ
レッ)19が冷却される。この後、この冷却されたベレ
ットはシュート21によりクラッシャ22に送り込まれ
て、ここで解砕される。また、解砕されたベレットは篩
4223にかけられ、所定形状のものが製品としての軽
量骨材6となる。
なお、上記火格子8を通過して排気ダクト15内に落下
する生ベレット3の崩壊物等はシュート24を通してコ
ンベア25上に集められ、前記ダストDとしてサイロS
に返送される。このダストDは一般には生ペレット3の
造粒原料として再利用される。
する生ベレット3の崩壊物等はシュート24を通してコ
ンベア25上に集められ、前記ダストDとしてサイロS
に返送される。このダストDは一般には生ペレット3の
造粒原料として再利用される。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記した軽量骨材の製造方法では次のことが
要求される。即ち、第1に、ペレタイザー2で成形され
た生ペレット3を焼結火格子8上に積層する場合に、こ
こに至るまでに崩壊しないことである。また、第2に、
火格子8上の生ぺレット3が崩壊することなくその形状
を保ち、このペレット層の通気性を維持し、上層で着火
されたペレットの燃焼が安定して次々と下層のペレット
に伝播し、全ペレットが焼成されることである。
要求される。即ち、第1に、ペレタイザー2で成形され
た生ペレット3を焼結火格子8上に積層する場合に、こ
こに至るまでに崩壊しないことである。また、第2に、
火格子8上の生ぺレット3が崩壊することなくその形状
を保ち、このペレット層の通気性を維持し、上層で着火
されたペレットの燃焼が安定して次々と下層のペレット
に伝播し、全ペレットが焼成されることである。
しかし、上述したように軽量骨材の原料としてのフライ
アッシュFは粗粒化しており、また、一度ボイラー内で
高温度にさらされたものであるため1個々の粒子は球状
を呈し1表面が平滑に近い状態にある。このため、この
ようなフライアッシュFから製造したペレットは、火格
子8上でしばしば崩壊し、燃焼用空気の吹き抜は現象を
併発する。この現象を防止しない限り、上記造粒焼結法
による軽量骨材の製造は困難である。
アッシュFは粗粒化しており、また、一度ボイラー内で
高温度にさらされたものであるため1個々の粒子は球状
を呈し1表面が平滑に近い状態にある。このため、この
ようなフライアッシュFから製造したペレットは、火格
子8上でしばしば崩壊し、燃焼用空気の吹き抜は現象を
併発する。この現象を防止しない限り、上記造粒焼結法
による軽量骨材の製造は困難である。
(発明の目的)
この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、軽量骨材の造粒焼結法において、火格子上に積層さ
れたペレットが崩壊しないようにし、即ち、これによっ
て燃焼用空気の吹き抜は現象が生じないようにすること
を目的とする。
で、軽量骨材の造粒焼結法において、火格子上に積層さ
れたペレットが崩壊しないようにし、即ち、これによっ
て燃焼用空気の吹き抜は現象が生じないようにすること
を目的とする。
(発明の構成)
上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、石炭のフライアッシュを原料とし。
は、石炭のフライアッシュを原料とし。
この原料を造粒して得られた生ベレットを火格子上に桔
層し、この生ペレットをこの火格子上で乾燥して乾燥ペ
レットにすると共に、これを焼結して軽量骨材を製造す
る方法において、上記乾燥ペレットの圧潰強度を0.5
Kg/p以上とした点にある。
層し、この生ペレットをこの火格子上で乾燥して乾燥ペ
レットにすると共に、これを焼結して軽量骨材を製造す
る方法において、上記乾燥ペレットの圧潰強度を0.5
Kg/p以上とした点にある。
(実施例)
以下、この発明の詳細な説明する。
この実施例は前記従来例の方法と基本構成は同様であり
、その方法を実施するための装置も第2図で示したもの
とほぼ同様である。そこで、従来構成と異なる構成につ
き上記第2図を利用して説明する。
、その方法を実施するための装置も第2図で示したもの
とほぼ同様である。そこで、従来構成と異なる構成につ
き上記第2図を利用して説明する。
まず、フライアッシュをサイクロン等の分級機で粗粉と
細粉とに分離し、これを原料サイロS内に区分けした状
態で貯蔵する。そして、生ペレット3を成形するための
原料をこのフライアッシュFとする。
細粉とに分離し、これを原料サイロS内に区分けした状
態で貯蔵する。そして、生ペレット3を成形するための
原料をこのフライアッシュFとする。
生ペレット3を焼結火格子8上で着火、焼成する初期段
階では、生ペレット3が乾燥され、もしくは燃焼初期状
態の乾燥ペレット18が生成される0次に、この乾燥ペ
レット18における炭素が燃焼して急速に温度が上昇し
、粒子間に融液が生成し、この結合力により高強度(5
0〜150Kg/p)の焼結ペレット19となる。そし
て、これが軽量骨材6とされる。
階では、生ペレット3が乾燥され、もしくは燃焼初期状
態の乾燥ペレット18が生成される0次に、この乾燥ペ
レット18における炭素が燃焼して急速に温度が上昇し
、粒子間に融液が生成し、この結合力により高強度(5
0〜150Kg/p)の焼結ペレット19となる。そし
て、これが軽量骨材6とされる。
ペレットの強度についてみると、上記生ペレット3の強
度はフライアッシュ粒子間の水の毛管張力により保持さ
れており1粒子間の間隙が小さい程、即ち、フライアッ
シュ粒子が小さい程、強度は高くなる。また、焼成段階
のペレットには結合剤として融液がある。従って、これ
らについては強度上の問題はない、しかし、上記乾燥ペ
レット18では結合剤となるものがなくなるため、この
段階での強度は最も低くなる。また、上記火格子8上で
は前記したようにペレット層の上層から下層に空気が吸
引されており、よって、ペレット層の通気抵抗に見合っ
た荷重をペレット層は受けている。特に、下層ペレット
程、上層ペレットの荷重が付加され、大きい荷重を受け
る。
度はフライアッシュ粒子間の水の毛管張力により保持さ
れており1粒子間の間隙が小さい程、即ち、フライアッ
シュ粒子が小さい程、強度は高くなる。また、焼成段階
のペレットには結合剤として融液がある。従って、これ
らについては強度上の問題はない、しかし、上記乾燥ペ
レット18では結合剤となるものがなくなるため、この
段階での強度は最も低くなる。また、上記火格子8上で
は前記したようにペレット層の上層から下層に空気が吸
引されており、よって、ペレット層の通気抵抗に見合っ
た荷重をペレット層は受けている。特に、下層ペレット
程、上層ペレットの荷重が付加され、大きい荷重を受け
る。
上記のことから、粒子間の結合力が少なくなった乾燥ペ
レット18は崩壊が生じ易い状態となっている。
レット18は崩壊が生じ易い状態となっている。
ところで、原料に細粉を多く配合したり、アルカリ塩、
セメント、ベントナイト等のバインダーを添加すると、
乾燥段階でフライアッシュ粒子間の接触部に、上記の細
粉および結合剤が集まり、ブリッジを形成する。いわゆ
る、粘土を乾燥した状態と同様の強固な結合相がフライ
アッシュ粒子間にできる。
セメント、ベントナイト等のバインダーを添加すると、
乾燥段階でフライアッシュ粒子間の接触部に、上記の細
粉および結合剤が集まり、ブリッジを形成する。いわゆ
る、粘土を乾燥した状態と同様の強固な結合相がフライ
アッシュ粒子間にできる。
そこで、上記したような乾燥ペレット18の崩壊を防止
するため、原料フライアッシュFの粒度調整およびバイ
ンダーの添加が考えられる。しかし、細粉の配合量やバ
インダーの添加量を増加することは粗粉フライアッシュ
Fを多く配合したいという原料事情やバインダーの価格
面からの制限がある。
するため、原料フライアッシュFの粒度調整およびバイ
ンダーの添加が考えられる。しかし、細粉の配合量やバ
インダーの添加量を増加することは粗粉フライアッシュ
Fを多く配合したいという原料事情やバインダーの価格
面からの制限がある。
発明者は、種々の実験の結果、フライアッシュFの粒度
等が大幅に変更する場合でも、乾燥ペレット18の圧潰
強度と、崩壊の有無には密接な関連があり、乾燥ペレッ
ト18の圧潰強度を0.5Kg/p(望ましくはQJK
g/p)以上とすれば、崩壊を顕著に防止できることを
見い出した。
等が大幅に変更する場合でも、乾燥ペレット18の圧潰
強度と、崩壊の有無には密接な関連があり、乾燥ペレッ
ト18の圧潰強度を0.5Kg/p(望ましくはQJK
g/p)以上とすれば、崩壊を顕著に防止できることを
見い出した。
実験により、フライアッシュFの粒度等が大幅に変更す
る場合でも、乾燥ペレット18の圧潰強度を0.5Kg
/p(望ましくは0.8Kg/p)以上にする原料およ
び造粒条件を見い出すことができる。これにより、実工
場において試行錯誤の操業をしなくても、工程中に乾燥
ペレット18に崩壊を起こさせないような安定した軽量
骨材の製造が可能となる。
る場合でも、乾燥ペレット18の圧潰強度を0.5Kg
/p(望ましくは0.8Kg/p)以上にする原料およ
び造粒条件を見い出すことができる。これにより、実工
場において試行錯誤の操業をしなくても、工程中に乾燥
ペレット18に崩壊を起こさせないような安定した軽量
骨材の製造が可能となる。
(第1具体的実施例)
原料フライアッシュとして粗粉(ブレーン指数1780
ca2/g)と細粉(同4090cm2/g)の割合を
80/20 、 Goハ0.40/80に変更したもの
、および、粗粉と細粉の割合を80/2Gにして添加剤
として、界面活性剤(0,005〜0.2容積%)、リ
グニン系バインダー(0,5〜1.5容積%)、鉱石ヤ
ードの発塵防止バインダー(0,2〜5.0容積%)、
炭酸ナトリウム(1,0〜4.0容積%)、ベントナイ
ト(1,0〜3.0重量%)、セメント(2,0〜8.
0重量%)を添加した合計21種類の試料を作成し、こ
の原料から生ペレット3を成形した。
ca2/g)と細粉(同4090cm2/g)の割合を
80/20 、 Goハ0.40/80に変更したもの
、および、粗粉と細粉の割合を80/2Gにして添加剤
として、界面活性剤(0,005〜0.2容積%)、リ
グニン系バインダー(0,5〜1.5容積%)、鉱石ヤ
ードの発塵防止バインダー(0,2〜5.0容積%)、
炭酸ナトリウム(1,0〜4.0容積%)、ベントナイ
ト(1,0〜3.0重量%)、セメント(2,0〜8.
0重量%)を添加した合計21種類の試料を作成し、こ
の原料から生ペレット3を成形した。
ここで、試料中のカーボン量が5%となるように微粉石
炭を所定量配合した。生ペレット3の成゛形は45cs
φX 15cmMのタイヤ型ペレタイザーを用い、散水
(水溶性バインダーについては水の中に所定量のバイン
ダーを添加した)および給鉱を繰り返し、直径11.1
〜12.7mmの生ベレット3とした。この場合、水分
量は14〜16%であった。
炭を所定量配合した。生ペレット3の成゛形は45cs
φX 15cmMのタイヤ型ペレタイザーを用い、散水
(水溶性バインダーについては水の中に所定量のバイン
ダーを添加した)および給鉱を繰り返し、直径11.1
〜12.7mmの生ベレット3とした。この場合、水分
量は14〜16%であった。
生ペレット3の性状としての圧潰強度を測定した。この
生ペレット3を乾燥器で110℃/日乾燥し、乾燥ペレ
ット18とした。この乾燥ペレット18についても圧潰
強度を測定した。各圧潰強度値は12ケの測定値の平均
値とした。
生ペレット3を乾燥器で110℃/日乾燥し、乾燥ペレ
ット18とした。この乾燥ペレット18についても圧潰
強度を測定した。各圧潰強度値は12ケの測定値の平均
値とした。
焼結火格子8上でのペレットの崩壊性を評価するための
方法を以下に示す、 1000℃に昇温し、空気を下部
から31/sinで流通した竪型電気炉の均熱部へ、3
0ケの生ペレット3を装入したバスケットをすみやかに
降下させた0次に、1ain間この温度で保持し、ペレ
ットが燃焼したことを確認後、直ちに電気炉から引き出
した。この焼成後の 。
方法を以下に示す、 1000℃に昇温し、空気を下部
から31/sinで流通した竪型電気炉の均熱部へ、3
0ケの生ペレット3を装入したバスケットをすみやかに
降下させた0次に、1ain間この温度で保持し、ペレ
ットが燃焼したことを確認後、直ちに電気炉から引き出
した。この焼成後の 。
ペレットの崩壊の度合は目視で判定した。
第1図は生ペレット3および乾燥ペレット18の各圧潰
強度の値と、崩壊の有無を0、×で示したものである。
強度の値と、崩壊の有無を0、×で示したものである。
即ち、0は崩壊しなかった正常ペレットを示し、×は崩
壊したペレットを示してl、%る。また1図中斜線部は
正常ペレットの領域を示している。この図によれば、乾
燥ペレット18が崩壊する領域の限界は乾燥ペレット1
8の圧潰強度で決定され、乾燥ペレット1Bの圧潰強度
が0.5Kg/p以上、望ましくは0.θKg/p以上
におl、%て、この乾燥ペレット18にはほとんど崩壊
が起こらないことが理解される。
壊したペレットを示してl、%る。また1図中斜線部は
正常ペレットの領域を示している。この図によれば、乾
燥ペレット18が崩壊する領域の限界は乾燥ペレット1
8の圧潰強度で決定され、乾燥ペレット1Bの圧潰強度
が0.5Kg/p以上、望ましくは0.θKg/p以上
におl、%て、この乾燥ペレット18にはほとんど崩壊
が起こらないことが理解される。
(第2具体的実施例)
上記の結果を確認するため、実機の焼結火格子8におけ
る焼成状況を再現可能な、ベンチスケール焼結鋼試験を
更に実施した。
る焼成状況を再現可能な、ベンチスケール焼結鋼試験を
更に実施した。
原料フライアッシュは上述のものと同一とし、粗粉(ブ
レーン指数1780c曹2/g)と細粉(同4090c
m2/g)の割合を変更して、乾燥ペレッ)18の圧潰
強度を変化させた。生ペレット3は80cmφのパン型
ペレタイザー2を用い、5〜15+amφ粒径のものを
成形した。乾燥ペレット18の圧潰強度は0.3Kg/
p (粒径11.1〜12.7mmφ)と0.52K
g/p (粒径11.1” 12.7+amφ)を示す
2種類のものを、粗粉/細粉= 80/20 、40/
130に変更し成形した。
レーン指数1780c曹2/g)と細粉(同4090c
m2/g)の割合を変更して、乾燥ペレッ)18の圧潰
強度を変化させた。生ペレット3は80cmφのパン型
ペレタイザー2を用い、5〜15+amφ粒径のものを
成形した。乾燥ペレット18の圧潰強度は0.3Kg/
p (粒径11.1〜12.7mmφ)と0.52K
g/p (粒径11.1” 12.7+amφ)を示す
2種類のものを、粗粉/細粉= 80/20 、40/
130に変更し成形した。
次に、30csφX 45cm文の焼結鍋試験装置によ
り、生ペレット3の層厚が30C11となるように充填
し、鍋試験を実施した。試験条件を下記第1表に示す。
り、生ペレット3の層厚が30C11となるように充填
し、鍋試験を実施した。試験条件を下記第1表に示す。
(以下余白)
第1表
乾燥ベレット18の圧潰強度0.3Kg/pのベレット
は着火後期に崩壊、吹き抜は現象を起こし、焼成不能と
なった。しかし、圧潰強度0.52Kg/pの乾燥ペレ
ット18においては、崩壊が顕著に抑制されて順調に焼
結が進行し、これにより成形された軽量骨材6には約6
0〜80Kg/pの圧潰強度が得られ、歩留り (+5
mm%)も88%を示した。
は着火後期に崩壊、吹き抜は現象を起こし、焼成不能と
なった。しかし、圧潰強度0.52Kg/pの乾燥ペレ
ット18においては、崩壊が顕著に抑制されて順調に焼
結が進行し、これにより成形された軽量骨材6には約6
0〜80Kg/pの圧潰強度が得られ、歩留り (+5
mm%)も88%を示した。
(発明の効果)
この発明によれば、石炭のフライアッシュを原料とし、
この原料を造粒して得られた生ペレットを火格子上に!
&層し、この生ペレットをこの火格子上で乾燥して乾燥
ベレットにすると共に、これを焼結して軽量骨材を製造
する方法において、上記乾燥ペレットの圧潰強度を0.
5Kg/p以上としたため、軽量骨材の造粒焼結法にお
いて、原料フライアッシュに多量の粗粉が配合された場
合でも。
この原料を造粒して得られた生ペレットを火格子上に!
&層し、この生ペレットをこの火格子上で乾燥して乾燥
ベレットにすると共に、これを焼結して軽量骨材を製造
する方法において、上記乾燥ペレットの圧潰強度を0.
5Kg/p以上としたため、軽量骨材の造粒焼結法にお
いて、原料フライアッシュに多量の粗粉が配合された場
合でも。
火格子上で燃焼するベレットに崩壊の生じることが顕著
に抑制される。よって、この火格子上のペレット層に対
し燃焼用空気の吹き抜は現象が生じることが抑制されて
安定した軽量骨材の製造が可能となる。また、このため
、製品歩留りの向上も達成される。
に抑制される。よって、この火格子上のペレット層に対
し燃焼用空気の吹き抜は現象が生じることが抑制されて
安定した軽量骨材の製造が可能となる。また、このため
、製品歩留りの向上も達成される。
第1図はこの発明の実施例を示し、生ペレットと乾燥ペ
レットの各圧潰強度の関係を示すグラフ図、第2図は軽
量骨材の従来の製造方法を実施するための装置を示すフ
ロー図である。 3・・生ベレット、6・φ軽量骨材、8・俸火格子、工
8Φ・乾燥ベレット。 特 許 出 願 人 株式会社神戸製鋼所第1図
レットの各圧潰強度の関係を示すグラフ図、第2図は軽
量骨材の従来の製造方法を実施するための装置を示すフ
ロー図である。 3・・生ベレット、6・φ軽量骨材、8・俸火格子、工
8Φ・乾燥ベレット。 特 許 出 願 人 株式会社神戸製鋼所第1図
Claims (1)
- 1、石炭のフライアッシュを原料とし、この原料を造粒
して得られた生ペレットを火格子上に積層し、この生ペ
レットをこの火格子上で乾燥して乾燥ペレットにすると
共に、これを焼結して軽量骨材を製造する方法において
、上記乾燥ペレットの圧潰強度を0.5Kg/p以上と
したことを特徴とする軽量骨材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61101441A JPS62256748A (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 軽量骨材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61101441A JPS62256748A (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 軽量骨材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62256748A true JPS62256748A (ja) | 1987-11-09 |
Family
ID=14300777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61101441A Pending JPS62256748A (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 軽量骨材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62256748A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61163152A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-23 | 宇部興産株式会社 | 人工軽量骨材の製造方法 |
JPS62197343A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-09-01 | 宇部興産株式会社 | 低吸水性人工軽量骨材の製造方法 |
-
1986
- 1986-05-01 JP JP61101441A patent/JPS62256748A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61163152A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-23 | 宇部興産株式会社 | 人工軽量骨材の製造方法 |
JPS62197343A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-09-01 | 宇部興産株式会社 | 低吸水性人工軽量骨材の製造方法 |
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