JPS62256746A - 軽量骨材の製造方法 - Google Patents
軽量骨材の製造方法Info
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- JPS62256746A JPS62256746A JP61101439A JP10143986A JPS62256746A JP S62256746 A JPS62256746 A JP S62256746A JP 61101439 A JP61101439 A JP 61101439A JP 10143986 A JP10143986 A JP 10143986A JP S62256746 A JPS62256746 A JP S62256746A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、石炭のフライ7−2シユを原料としてこれ
を造粒、焼結して軽量骨材を製造する方法に関し、より
詳しくは、石炭のフライアッシュを原料とした場合にも
、より軽量な骨材が得られるようにする方法に関する。
を造粒、焼結して軽量骨材を製造する方法に関し、より
詳しくは、石炭のフライアッシュを原料とした場合にも
、より軽量な骨材が得られるようにする方法に関する。
(従来の技術)
従来より、発電所では熱源の一つとして石炭が用いられ
ている。そして、これの燃焼により多量の石炭灰が排出
されている。この石炭灰はボトムアッシュ、シンダーア
ッシュ、および排ガス中に多量に含まれる粉塵(フライ
アッシュ)とに分類され、このフライアッシュはマルチ
サイクロン捕集機や電気集塵機にて捕集される。
ている。そして、これの燃焼により多量の石炭灰が排出
されている。この石炭灰はボトムアッシュ、シンダーア
ッシュ、および排ガス中に多量に含まれる粉塵(フライ
アッシュ)とに分類され、このフライアッシュはマルチ
サイクロン捕集機や電気集塵機にて捕集される。
上記フライアッシュは多量であるため、近時、これを利
用して軽量骨材を製造することが行われている。
用して軽量骨材を製造することが行われている。
第3図により、従来の上記製造方法につき説明する。
図において、Sはサイロで、このサイロSには電気集塵
機等で捕集したプライアッシュF1石炭やコークス微粉
等の可燃性炭素材Cおよび、工程で発生した回収ダスト
Dが区分けして収容される。
機等で捕集したプライアッシュF1石炭やコークス微粉
等の可燃性炭素材Cおよび、工程で発生した回収ダスト
Dが区分けして収容される。
また、lはi&!I!mで、この混練機1に上記フライ
アッシュFや添加剤としての水Wを投入する。
アッシュFや添加剤としての水Wを投入する。
また、この場合、上記フライアッシュ層中には若干の未
燃炭材が含まれているが、必要により上記炭素材Cを加
える。そして、これによる混練物を公知のパン型ペレタ
イザー2に供給し、ここで。
燃炭材が含まれているが、必要により上記炭素材Cを加
える。そして、これによる混練物を公知のパン型ペレタ
イザー2に供給し、ここで。
生ペレット3を成形する。
次に、この生ペレット3をホッパー4に投入する。この
ホッパー4に隣接して他のホッパー5が設けられ、この
ホッパー5には焼結ずみで製品となるべき軽量骨材6が
装入されている。また、これらホッパー4.5の下方に
は焼成機7が設けられている。この焼成機7は水平方向
に移動(図中矢印A)する火格子8と、この火格子8の
中途部でその上方に設けられる乾燥、予熱炉9、着火炉
10および焼結、保熱炉11を有している。また、上端
が上記火格子8の下面に向って開口するウィンドボック
ス14が設けられ、このウィンドボックス14の下端は
排気ダク)15を通してブロワ−16の吸込側に連結さ
れている。上記の場合、ウィンドボックス14の下端に
は図示しない風量調整用のダンパが設けられている。ま
た、ウィンドボックス14の下端は火格子8の戻り側に
干渉しないように折り曲げられている。上記6炉9,1
0.11にはこれらに高熱空気を送り込、む熱風管17
が接続されている。
ホッパー4に隣接して他のホッパー5が設けられ、この
ホッパー5には焼結ずみで製品となるべき軽量骨材6が
装入されている。また、これらホッパー4.5の下方に
は焼成機7が設けられている。この焼成機7は水平方向
に移動(図中矢印A)する火格子8と、この火格子8の
中途部でその上方に設けられる乾燥、予熱炉9、着火炉
10および焼結、保熱炉11を有している。また、上端
が上記火格子8の下面に向って開口するウィンドボック
ス14が設けられ、このウィンドボックス14の下端は
排気ダク)15を通してブロワ−16の吸込側に連結さ
れている。上記の場合、ウィンドボックス14の下端に
は図示しない風量調整用のダンパが設けられている。ま
た、ウィンドボックス14の下端は火格子8の戻り側に
干渉しないように折り曲げられている。上記6炉9,1
0.11にはこれらに高熱空気を送り込、む熱風管17
が接続されている。
上記装置により生ペレット3を焼結して軽量骨材6を得
ようとする場合には、まず、上記各ホッパー4.5から
火格子8上に生ペレット3と軽量骨材6とを供給する。
ようとする場合には、まず、上記各ホッパー4.5から
火格子8上に生ペレット3と軽量骨材6とを供給する。
この場合、軽量骨材6は床敷として供給されるもので、
この軽量骨材6が下層、生ベレット3が上層である原料
層が火格子8上に積層される。
この軽量骨材6が下層、生ベレット3が上層である原料
層が火格子8上に積層される。
上記原料層が火格子8に伴って移動し、6炉9.10.
11を通過するときに、熱風管17から高熱空気が供給
され、これがブロワ−16により原料層の下方に向って
吸引される(図中矢印B)、そして、この高熱空気によ
り焼結が行われる。即ち、乾燥、予熱炉9により生ペレ
ット3が乾燥されて乾燥ペレット18となる0次いで、
着火炉10により上層の乾燥ペレット18における未燃
炭材が着火される。更に、焼結、保熱炉11により、乾
燥ペレット18の層中の燃焼が下方へ移行して層全体の
焼結が完了し、ここに焼結ペレット19が成形される。
11を通過するときに、熱風管17から高熱空気が供給
され、これがブロワ−16により原料層の下方に向って
吸引される(図中矢印B)、そして、この高熱空気によ
り焼結が行われる。即ち、乾燥、予熱炉9により生ペレ
ット3が乾燥されて乾燥ペレット18となる0次いで、
着火炉10により上層の乾燥ペレット18における未燃
炭材が着火される。更に、焼結、保熱炉11により、乾
燥ペレット18の層中の燃焼が下方へ移行して層全体の
焼結が完了し、ここに焼結ペレット19が成形される。
上記焼結、保熱炉11の下流側が冷却ゾーン20とされ
ている。この冷却ゾーン20では、ブロワ−16の吸入
空気の一部が上記焼結ペレット19の層中を下方に向っ
て通過するのであり(図中矢印C)、これにより焼結ペ
レット19が冷却される。この後、この冷却されたペレ
ットはシュート21によりクラッシャ22に送り込まれ
て、ここで解砕される。また、解砕されたペレットは篩
機23にかけられ、所定形状のものが製品としての軽量
骨材6となる。
ている。この冷却ゾーン20では、ブロワ−16の吸入
空気の一部が上記焼結ペレット19の層中を下方に向っ
て通過するのであり(図中矢印C)、これにより焼結ペ
レット19が冷却される。この後、この冷却されたペレ
ットはシュート21によりクラッシャ22に送り込まれ
て、ここで解砕される。また、解砕されたペレットは篩
機23にかけられ、所定形状のものが製品としての軽量
骨材6となる。
なお、上記火格子8を通過して排気ダク)15内に落下
する生ペレット3の崩壊物等はシュート24を通してコ
ンベア25上に集められ、前記ダストDとしてサイロS
に返送される。このダストDは一般には生ペレット3の
造粒原料として再刊用される。
する生ペレット3の崩壊物等はシュート24を通してコ
ンベア25上に集められ、前記ダストDとしてサイロS
に返送される。このダストDは一般には生ペレット3の
造粒原料として再刊用される。
一方、人工軽量骨材(粗骨材)の白木工業規格(JIS
)には、軽量化の度合を示す絶乾比重として1.0〜1
.5の値が設定されている。また、現在市販の頁岩を原
料とする人工軽量骨材の絶乾比重は1.4(望ましくは
1.38)以下で、標準値としては1.25〜1.30
(±o、oe)である、このため、上記したようなフ
ライアッシュから製造する製品たる軽量骨材6の比重も
この値を満足させることが要求される。
)には、軽量化の度合を示す絶乾比重として1.0〜1
.5の値が設定されている。また、現在市販の頁岩を原
料とする人工軽量骨材の絶乾比重は1.4(望ましくは
1.38)以下で、標準値としては1.25〜1.30
(±o、oe)である、このため、上記したようなフ
ライアッシュから製造する製品たる軽量骨材6の比重も
この値を満足させることが要求される。
ここで、上記頁岩や粘土を原料とした場合の軽量骨材の
製造について説明する。まず、加熱すると、 900°
C内外で融液を生成し始める。更に、温度が上昇すると
ガス圧は高まり膨張を起こして原料が発泡しこれによっ
て軽量骨材が得られる。
製造について説明する。まず、加熱すると、 900°
C内外で融液を生成し始める。更に、温度が上昇すると
ガス圧は高まり膨張を起こして原料が発泡しこれによっ
て軽量骨材が得られる。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、軽量骨材を製造する場合、石炭灰は頁岩に比
較して5i02が低く、 1203が高く、高融点(1
300〜1500℃)であり、また、ボイラー等で一度
加熱されたものであるため、その粒子は安定化しており
、石炭灰を原料として、上記従来方法により軽量骨材を
製造しようとしても、前記したような絶乾比重が1.4
(望ましくは1.38)以下であって十分に軽量である
所望の骨材を得ることは極めて困難である。
較して5i02が低く、 1203が高く、高融点(1
300〜1500℃)であり、また、ボイラー等で一度
加熱されたものであるため、その粒子は安定化しており
、石炭灰を原料として、上記従来方法により軽量骨材を
製造しようとしても、前記したような絶乾比重が1.4
(望ましくは1.38)以下であって十分に軽量である
所望の骨材を得ることは極めて困難である。
(発明の目的)
この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、石炭のフライアッシュを原料とした場合にも、所定
の値よりも小さい絶乾比重を有する軽量骨材が得られる
ようにすることを目的とする。
で、石炭のフライアッシュを原料とした場合にも、所定
の値よりも小さい絶乾比重を有する軽量骨材が得られる
ようにすることを目的とする。
(発明の構成)
上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は1石炭のフライアッシュを原料とし。
は1石炭のフライアッシュを原料とし。
これの造粒で得られたペレットを焼結して軽量骨材を製
造する方法において、日本工業規格(JIS)のプレー
ン法による比表面積が2000〜3800cm2/gで
ある粗粉が上記原料に占める重量比を60%以上とし、
生ペレットの空隙率を高くすることにより、製品骨材が
軽量となるようにする点にあり、また、焼成機の着火炉
内に蹟層したペレット層直上のガス温度を1000〜1
150℃としてペレット中の未燃炭材に着火し焼結する
点にある。
造する方法において、日本工業規格(JIS)のプレー
ン法による比表面積が2000〜3800cm2/gで
ある粗粉が上記原料に占める重量比を60%以上とし、
生ペレットの空隙率を高くすることにより、製品骨材が
軽量となるようにする点にあり、また、焼成機の着火炉
内に蹟層したペレット層直上のガス温度を1000〜1
150℃としてペレット中の未燃炭材に着火し焼結する
点にある。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面により説明する。
この実施例は前記従来例の方法と基本構成は同様であり
、その方法を実施するための装置も第3図で示したもの
とほぼ同様である。そこで、従来構成と異なる構成につ
き上記第3図を利用して説明する。
、その方法を実施するための装置も第3図で示したもの
とほぼ同様である。そこで、従来構成と異なる構成につ
き上記第3図を利用して説明する。
まず、フライアッシュFをサイクロン等の分級機で粗粉
と細粉とに分離し、これを原料サイロS内に区分けした
状態で貯蔵する。そして、生ペレット3を成形するため
の原料をこのフライアッシュFとする。
と細粉とに分離し、これを原料サイロS内に区分けした
状態で貯蔵する。そして、生ペレット3を成形するため
の原料をこのフライアッシュFとする。
なお、フライアッシュFを原料とし、パン型ペレタイザ
ー2により造粒実験をすることにより次のことが判明し
た。即ち、上記原料における粗粉と細粉の混合比を種々
採用した場合、粗粉の混合量を多くして原料の粒度を粗
くすると、成形された生ベレット3の空隙率が高くなる
。逆に、原料を細粉のみとしたときには生ペレット3の
空隙率は低くなる。そして、焼成中における体積収縮を
出来るだけ抑える焼結条件を設定すれば、軽量骨材6の
比重は生ペレット3の空隙率の高いものほど低くなるは
ずである。このことから、実験を繰り返し、粗粉と細粉
の混合比に対する生ペレット3の空隙率や軽量骨材6の
絶乾比重の関係を明らかにした。
ー2により造粒実験をすることにより次のことが判明し
た。即ち、上記原料における粗粉と細粉の混合比を種々
採用した場合、粗粉の混合量を多くして原料の粒度を粗
くすると、成形された生ベレット3の空隙率が高くなる
。逆に、原料を細粉のみとしたときには生ペレット3の
空隙率は低くなる。そして、焼成中における体積収縮を
出来るだけ抑える焼結条件を設定すれば、軽量骨材6の
比重は生ペレット3の空隙率の高いものほど低くなるは
ずである。このことから、実験を繰り返し、粗粉と細粉
の混合比に対する生ペレット3の空隙率や軽量骨材6の
絶乾比重の関係を明らかにした。
ここで、粗粉とは日本工業規格(JIS)のプレーン法
による比表面積(プレーン指数)が2000〜3800
cm2/gであり、細粉とは同上プレーン指数が420
0〜8000cm2/gである。
による比表面積(プレーン指数)が2000〜3800
cm2/gであり、細粉とは同上プレーン指数が420
0〜8000cm2/gである。
そして、上記粗粉が原料中に占める重量比を60%以上
とすると、焼成機7での焼結後の軽量骨材6の絶乾比重
が1.4以下のものを得ることができる。また、焼成機
7での焼成時の体積収縮を抑えるための条件として着火
炉10内でのペレット層の直上へ達するガス温度(着火
温度)を1000〜1150℃(望ましくは1100℃
)以内に制御することにより、絶乾比重を低い値に抑え
ることが可能である。
とすると、焼成機7での焼結後の軽量骨材6の絶乾比重
が1.4以下のものを得ることができる。また、焼成機
7での焼成時の体積収縮を抑えるための条件として着火
炉10内でのペレット層の直上へ達するガス温度(着火
温度)を1000〜1150℃(望ましくは1100℃
)以内に制御することにより、絶乾比重を低い値に抑え
ることが可能である。
従って、従来では、頁岩を原料としてこの原料の発泡性
を利用して軽量骨材を製造したのに対し、この発明では
、原料の粒度を粗目に設定して、多孔質の生ペレット3
を成形し、低温度の着火により軽量骨材6を得るように
している。
を利用して軽量骨材を製造したのに対し、この発明では
、原料の粒度を粗目に設定して、多孔質の生ペレット3
を成形し、低温度の着火により軽量骨材6を得るように
している。
次に、本発明の具体的実施例を示す。
(第1具体的実施例)
粗粉と細粉の混合比が10010 、87.5/12.
5.75/25 、65/35 、 O/80である種
々の原料を採用した。これら各原料に対し、混合機l中
で水分を20〜27%添加して調湿した後、6ffiφ
パン型ペレタイザー2に供給し、 5〜25mmφの生
ペレット3を成形した0次に、 1.2m幅で28m長
さの焼成機7に層高30cmとなるように生ペレット3
を供給し焼成した。この場合、着火温度は約1000−
1+50°C(望ましくは1100℃)、火格子8の移
動速度は1.05m/winとした。
5.75/25 、65/35 、 O/80である種
々の原料を採用した。これら各原料に対し、混合機l中
で水分を20〜27%添加して調湿した後、6ffiφ
パン型ペレタイザー2に供給し、 5〜25mmφの生
ペレット3を成形した0次に、 1.2m幅で28m長
さの焼成機7に層高30cmとなるように生ペレット3
を供給し焼成した。この場合、着火温度は約1000−
1+50°C(望ましくは1100℃)、火格子8の移
動速度は1.05m/winとした。
第1図により、上記のようにして得られた軽量骨材6の
絶乾比重を粗粉と細粉の各混合比に対応させて示す0図
によれば、粗粉の混合比が増大するにつれて絶乾比重は
低下しており、絶乾比重を1.4以下にするにはその混
合比を60%以上にする必要があると判断される。
絶乾比重を粗粉と細粉の各混合比に対応させて示す0図
によれば、粗粉の混合比が増大するにつれて絶乾比重は
低下しており、絶乾比重を1.4以下にするにはその混
合比を60%以上にする必要があると判断される。
第2図により、生ペレット3の空隙率に対する軽量骨材
6の絶乾比重の関係を示す0図によれば、生ベレット3
の空隙率の増大に伴って絶乾比重は低下しており、絶乾
比重を1.4以下にするには生ペレット3の空隙率を約
41.5%以上にする必要があると判断される。
6の絶乾比重の関係を示す0図によれば、生ベレット3
の空隙率の増大に伴って絶乾比重は低下しており、絶乾
比重を1.4以下にするには生ペレット3の空隙率を約
41.5%以上にする必要があると判断される。
(第2具体的実施例)
原料の粒度および粗粉と細粉の混合比は前述の第1具体
的実施例と同じである。この原料を用い、生ペレット3
を45hsφX 150m■文のタイヤ型ペレタイザー
2で成形した。また、焼成には電気炉を用いた。この焼
成方法は電気炉内に50ケ装入した/ヘスケラトを降下
させ、着火は電気炉の温度をバスケット装入前に所定温
度に昇温保持することによって実施した0着火温度は1
000.1150.1200℃の3水準を選択した。
的実施例と同じである。この原料を用い、生ペレット3
を45hsφX 150m■文のタイヤ型ペレタイザー
2で成形した。また、焼成には電気炉を用いた。この焼
成方法は電気炉内に50ケ装入した/ヘスケラトを降下
させ、着火は電気炉の温度をバスケット装入前に所定温
度に昇温保持することによって実施した0着火温度は1
000.1150.1200℃の3水準を選択した。
製品骨材6の絶乾比重に及ぼす粗粉/細粉の混合比の影
響を下記表にて着火温度別に示す。
響を下記表にて着火温度別に示す。
(表)
上記表において、混合比は回収ダスト20%一定配台し
ている。圧潰強度の単位はKg/pであり、絶乾比重の
単位はg/ccである。軽量骨材6の絶乾比重は粗粉/
細粉の混合比の増大に伴って低下する0着火温度の絶乾
比重への影響も著しく1着火温度1200℃では絶乾比
11.4以下のものは得られていない。
ている。圧潰強度の単位はKg/pであり、絶乾比重の
単位はg/ccである。軽量骨材6の絶乾比重は粗粉/
細粉の混合比の増大に伴って低下する0着火温度の絶乾
比重への影響も著しく1着火温度1200℃では絶乾比
11.4以下のものは得られていない。
(発明の効果)
この発明によれば、石炭のフライアッシュを原料とし、
これの造粒で得られたペレットを焼結して軽量骨材を製
造する方法において、日本工業規格(JIS)のプレー
ン法による比表面積が2000〜3800cm2/gで
ある粗粉が上記原料に占める重量比を60%以上とした
ため、空隙率の大きい生ペレットが得られ、これを焼結
することにより、所定の値よりも小さい絶乾比重を有す
る軽量骨材が得られることとなる。
これの造粒で得られたペレットを焼結して軽量骨材を製
造する方法において、日本工業規格(JIS)のプレー
ン法による比表面積が2000〜3800cm2/gで
ある粗粉が上記原料に占める重量比を60%以上とした
ため、空隙率の大きい生ペレットが得られ、これを焼結
することにより、所定の値よりも小さい絶乾比重を有す
る軽量骨材が得られることとなる。
また、焼成機の着火炉内に積層したペレット層直上のガ
ス温度を1000〜1150℃としてペレット中の未燃
炭材に着火し焼結することにより、焼成時の体積収縮が
効果的に抑えられ、これによって、より小さい絶乾比重
を有する軽量骨材が得られる。即ち、この発明によれば
、石灰のフライアッシュを原料とした場合でも、所望の
軽量骨材を得ることができ有益である。
ス温度を1000〜1150℃としてペレット中の未燃
炭材に着火し焼結することにより、焼成時の体積収縮が
効果的に抑えられ、これによって、より小さい絶乾比重
を有する軽量骨材が得られる。即ち、この発明によれば
、石灰のフライアッシュを原料とした場合でも、所望の
軽量骨材を得ることができ有益である。
第1図と第2図はこの発明の実施例を示し、第1図は生
ベレット用の原料における粗粉/細粉の混合比と製品骨
材の絶乾比重との関係を示すグラフ図、第2図は生ペレ
ットの空隙率と同上製品骨材の絶乾比重の関係を示すグ
ラフ図、83図は軽量骨材の製造方法を実施するための
装置を示すフロー図である。 3・°・生ペレット、7拳・焼成機、10−−着火炉、
18・・乾燥ペレット、F・・フライアッシュ。
ベレット用の原料における粗粉/細粉の混合比と製品骨
材の絶乾比重との関係を示すグラフ図、第2図は生ペレ
ットの空隙率と同上製品骨材の絶乾比重の関係を示すグ
ラフ図、83図は軽量骨材の製造方法を実施するための
装置を示すフロー図である。 3・°・生ペレット、7拳・焼成機、10−−着火炉、
18・・乾燥ペレット、F・・フライアッシュ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、石炭のフライアッシュを原料とし、これの造粒で得
られたペレットを焼結して軽量骨材を製造する方法にお
いて、日本工業規格(JIS)のプレーン法による比表
面積が2000〜3800cm^2/gである粗粉が上
記原料に占める重量比を80%以上としたことを特徴と
する軽量骨材の製造方法。 2、焼成機の着火炉内に積層したペレット層直上のガス
温度を1000〜1150℃としてペレット中の未燃炭
材に着火し焼結することを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載の軽量骨材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61101439A JPS62256746A (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 軽量骨材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61101439A JPS62256746A (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 軽量骨材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62256746A true JPS62256746A (ja) | 1987-11-09 |
Family
ID=14300724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61101439A Pending JPS62256746A (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 軽量骨材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62256746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2318786A (en) * | 1996-10-30 | 1998-05-06 | Univ Sheffield | Sintering fly ash |
JP2007261887A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Taiheiyo Cement Corp | 人工骨材の製造方法及び装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57145066A (en) * | 1981-02-28 | 1982-09-07 | Kobe Steel Ltd | Method of sintering fly ash granules |
JPS58115065A (ja) * | 1981-12-29 | 1983-07-08 | 株式会社神戸製鋼所 | 非球状軽量骨材の製造方法 |
JPS61163152A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-23 | 宇部興産株式会社 | 人工軽量骨材の製造方法 |
-
1986
- 1986-05-01 JP JP61101439A patent/JPS62256746A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57145066A (en) * | 1981-02-28 | 1982-09-07 | Kobe Steel Ltd | Method of sintering fly ash granules |
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JPS61163152A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-23 | 宇部興産株式会社 | 人工軽量骨材の製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2318786A (en) * | 1996-10-30 | 1998-05-06 | Univ Sheffield | Sintering fly ash |
GB2318786B (en) * | 1996-10-30 | 1999-09-01 | Univ Sheffield | Fly ash treatment |
US6105517A (en) * | 1996-10-30 | 2000-08-22 | University Of Sheffield | Fly ash treatment |
JP2007261887A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Taiheiyo Cement Corp | 人工骨材の製造方法及び装置 |
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