JPS62253732A - 研磨性のすぐれたオ−ステナイト系ステンレス鋼帯と鋼板の製造法 - Google Patents
研磨性のすぐれたオ−ステナイト系ステンレス鋼帯と鋼板の製造法Info
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- JPS62253732A JPS62253732A JP9688086A JP9688086A JPS62253732A JP S62253732 A JPS62253732 A JP S62253732A JP 9688086 A JP9688086 A JP 9688086A JP 9688086 A JP9688086 A JP 9688086A JP S62253732 A JPS62253732 A JP S62253732A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G1/00—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
- C23G1/02—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts with acid solutions
- C23G1/08—Iron or steel
- C23G1/086—Iron or steel solutions containing HF
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/02—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
- C21D8/0205—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips of ferrous alloys
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は１８Ｃｒ−８Ｎｉを代表とするオーステナイト
系ステンレス鋼薄板を研磨して使用する場合、研磨性の
すぐれたステンレス鋼帯と鋼板の製造する方法に関する
ものである。
系ステンレス鋼薄板を研磨して使用する場合、研磨性の
すぐれたステンレス鋼帯と鋼板の製造する方法に関する
ものである。
［従来の技術］
ステンレス鋼の研磨製品は、ステンレス薄板である２Ｂ
、ＢＡ製品等からエメリーやパフ研磨を経て製造され、
その表面はきわめて優れた光沢を有する鏡面仕上げが商
品価値を決定している。この研磨製品のすぐれた表面を
得るには、素材である２Ｂ、ＢＡの表面性状の影響が大
きく、研磨性という言葉で表現されている。研磨性がよ
いステンレス鋼は短時間の研磨ですぐれた表面となるが
、研磨性が劣るステンレス鋼は長時間研磨してはじめて
、すぐれた表面となる。この研磨性を決める素材の性状
としては、表面粗さが影響することはよく知られている
が、更に特公昭５８−４８４−３６号公報によると、ス
テンレス熱延板の機械的デスケーリング後のストリップ
表層部の変化がパフ研磨欠陥発生の原因になることを明
かにしている。
、ＢＡ製品等からエメリーやパフ研磨を経て製造され、
その表面はきわめて優れた光沢を有する鏡面仕上げが商
品価値を決定している。この研磨製品のすぐれた表面を
得るには、素材である２Ｂ、ＢＡの表面性状の影響が大
きく、研磨性という言葉で表現されている。研磨性がよ
いステンレス鋼は短時間の研磨ですぐれた表面となるが
、研磨性が劣るステンレス鋼は長時間研磨してはじめて
、すぐれた表面となる。この研磨性を決める素材の性状
としては、表面粗さが影響することはよく知られている
が、更に特公昭５８−４８４−３６号公報によると、ス
テンレス熱延板の機械的デスケーリング後のストリップ
表層部の変化がパフ研磨欠陥発生の原因になることを明
かにしている。
こうして従来から知られているパフ研磨性改善法は（１
）ストリップ表層部のベルト研削、（２）冷間圧延ライ
ンとこれに引き続く焼鈍酸洗ラインを２回以上通板する
。に加えて（３）プロセッサー又はレベラーによって、
繰り返し曲げ歪を付与したあと硝酸と弗酸を含有した酸
洗液で酸洗すること等を明かにしている。
）ストリップ表層部のベルト研削、（２）冷間圧延ライ
ンとこれに引き続く焼鈍酸洗ラインを２回以上通板する
。に加えて（３）プロセッサー又はレベラーによって、
繰り返し曲げ歪を付与したあと硝酸と弗酸を含有した酸
洗液で酸洗すること等を明かにしている。
［発明が解決しようとする問題点］
本発明者等は研磨性の良否を検討した結果、研磨の進行
と共に表面の粗さ等は、すぐ平滑化するのに対して、鋼
板表面に存在するかぶさり状の欠陥が最後まで除去され
ず、このかぶさり状欠陥の程度が研磨性の良否を決定し
ていることを見出した。即ち５ＵＳ３０４ ２Ｂ１１品
を１分間パフ研磨した講の表面を倍率４００に拡大した
表面を第１図に示したが、第１図に示すように凸凹は消
えているが、ミぶさり状の欠陥は残存している。このか
ぶさり状欠陥の成因については、熱延板の酸洗中に生ず
る粒界腐食部が冷間圧延中にたおれ込みかぶさりどなっ
たものである。本発明はこの研磨性を支配するかぶさり
を根本的に解決する方法を含んだステンレス鋼帯と鋼板
の製造法を提供するものである。
と共に表面の粗さ等は、すぐ平滑化するのに対して、鋼
板表面に存在するかぶさり状の欠陥が最後まで除去され
ず、このかぶさり状欠陥の程度が研磨性の良否を決定し
ていることを見出した。即ち５ＵＳ３０４ ２Ｂ１１品
を１分間パフ研磨した講の表面を倍率４００に拡大した
表面を第１図に示したが、第１図に示すように凸凹は消
えているが、ミぶさり状の欠陥は残存している。このか
ぶさり状欠陥の成因については、熱延板の酸洗中に生ず
る粒界腐食部が冷間圧延中にたおれ込みかぶさりどなっ
たものである。本発明はこの研磨性を支配するかぶさり
を根本的に解決する方法を含んだステンレス鋼帯と鋼板
の製造法を提供するものである。
［問題点を解決するための手段］
すでに述べた通り研磨性を支配する問題は、酸洗中に生
じた粒界腐食が冷延中にたおれ込んだものである１本発
明者等はステンレス薄板の新しい、かつ極力普通鋼プロ
セスに近い製造法として、（１）熱延板焼鈍の省略。（
２）コイルグライングーの省略、（３）高生産性の大径
ロール冷延法の応用１等の研究を進めているが、このプ
ロセスの中で研磨性の改善を検討した。その結果特に焼
鈍を省略した熱延板の酸洗時に粒界腐食を発生させない
事とともに冷間圧延中種力かぶさりを生じさせない方法
を組合せることが重要であることを見出して本発明を完
成させたものである。即ち本発明は、１８Ｃｒ−８Ｎｉ
を代表とするオーステナイト系ステンレス鋼でＣ１＆有
量を０．０７重量％以下とし、熱延終了温度が９５０℃
以上で熱延し。
じた粒界腐食が冷延中にたおれ込んだものである１本発
明者等はステンレス薄板の新しい、かつ極力普通鋼プロ
セスに近い製造法として、（１）熱延板焼鈍の省略。（
２）コイルグライングーの省略、（３）高生産性の大径
ロール冷延法の応用１等の研究を進めているが、このプ
ロセスの中で研磨性の改善を検討した。その結果特に焼
鈍を省略した熱延板の酸洗時に粒界腐食を発生させない
事とともに冷間圧延中種力かぶさりを生じさせない方法
を組合せることが重要であることを見出して本発明を完
成させたものである。即ち本発明は、１８Ｃｒ−８Ｎｉ
を代表とするオーステナイト系ステンレス鋼でＣ１＆有
量を０．０７重量％以下とし、熱延終了温度が９５０℃
以上で熱延し。
熱延後直ちに急冷して６５０℃以下で巻取り、ついでメ
カニカルデスケーリングを施した後ＨＮＯ、：８０〜３
００ｇ／ＡとＨＦ：１０〜２００ｇ／ｌよりなる酸洗液
で酸洗し、しかる後ロール直径が２００ｍｍ以上である
大径ロールによる冷延圧下率にして３０％以上与える冷
間圧延を行い、最終の焼鈍酸洗あるいは光輝焼鈍を行い
必要により調質圧延することを特徴とする。ステンレス
鋼帯と鋼板の製造法であり、又冷間圧延が、大径ロール
による冷間圧下率にして３０％以上の冷延後に。
カニカルデスケーリングを施した後ＨＮＯ、：８０〜３
００ｇ／ＡとＨＦ：１０〜２００ｇ／ｌよりなる酸洗液
で酸洗し、しかる後ロール直径が２００ｍｍ以上である
大径ロールによる冷延圧下率にして３０％以上与える冷
間圧延を行い、最終の焼鈍酸洗あるいは光輝焼鈍を行い
必要により調質圧延することを特徴とする。ステンレス
鋼帯と鋼板の製造法であり、又冷間圧延が、大径ロール
による冷間圧下率にして３０％以上の冷延後に。
直径１００ｍｍ＋以下の小径ロールによる冷延圧下率に
して２０％以上を与える冷間圧延である前記のステンレ
ス鋼帯と鋼板の製造法であり、更に又、冷間圧延が大径
ロールによる冷間圧下率にして３０％以上の冷延後に中
間焼鈍、酸洗を行った後直径１００醜票以下の小径ロー
ルによる冷延圧下率にして２０％以上を与える冷間圧延
である前記のオーステナイト系ステンレス鋼帯と鋼板の
製造法である。以下に本発明の詳細な説明する。
して２０％以上を与える冷間圧延である前記のステンレ
ス鋼帯と鋼板の製造法であり、更に又、冷間圧延が大径
ロールによる冷間圧下率にして３０％以上の冷延後に中
間焼鈍、酸洗を行った後直径１００醜票以下の小径ロー
ルによる冷延圧下率にして２０％以上を与える冷間圧延
である前記のオーステナイト系ステンレス鋼帯と鋼板の
製造法である。以下に本発明の詳細な説明する。
［作用コ
本発明では１８Ｃｒ−８Ｎｉを代表とするオーステナイ
ト系ステンレス鋼において、鋼中のＣを重量パーセント
で０．０７％以下とし、且つ熱延終了温度を９５０℃以
上で熱延した後すぐ急冷して６５０℃以下で巻取るが、
このようにして巻取温度が６５０℃以下と低く、かつ鋼
中Ｃの含有量が０．０７％以下で低い程Ｃｒ炭化物の粒
界析出を有効に防止することが出来るのである。その後
例えば砂鉄粒を含んだ高圧水吹きつけのメカニカルデス
ケーリングを施し、ついで８０ ｇ ／ Ｑ〜３００ｇ
／ｌＨＮＯ３と１０ｇ／ｌ〜２００ ｇ ／ Ｑ ＨＦ
を含有する水溶液で酸洗する。酸洗液の温度は５０℃以
上で９０秒以内の短時間酸洗を施す・該酸洗はＨＮＯ，
・ＨＦを主とする酸洗液中に浸漬するかあるいはスプレ
ー酸洗とし、液温を５０℃以上として鋼板表面で２〜３
μ以上溶剤しかつ短時間酸洗とすることが表面平滑化の
ために有効である。更にメカニカルデスケーリング後酸
洗前の鋼板を５０℃以上に予熱すると一層有効となる。
ト系ステンレス鋼において、鋼中のＣを重量パーセント
で０．０７％以下とし、且つ熱延終了温度を９５０℃以
上で熱延した後すぐ急冷して６５０℃以下で巻取るが、
このようにして巻取温度が６５０℃以下と低く、かつ鋼
中Ｃの含有量が０．０７％以下で低い程Ｃｒ炭化物の粒
界析出を有効に防止することが出来るのである。その後
例えば砂鉄粒を含んだ高圧水吹きつけのメカニカルデス
ケーリングを施し、ついで８０ ｇ ／ Ｑ〜３００ｇ
／ｌＨＮＯ３と１０ｇ／ｌ〜２００ ｇ ／ Ｑ ＨＦ
を含有する水溶液で酸洗する。酸洗液の温度は５０℃以
上で９０秒以内の短時間酸洗を施す・該酸洗はＨＮＯ，
・ＨＦを主とする酸洗液中に浸漬するかあるいはスプレ
ー酸洗とし、液温を５０℃以上として鋼板表面で２〜３
μ以上溶剤しかつ短時間酸洗とすることが表面平滑化の
ために有効である。更にメカニカルデスケーリング後酸
洗前の鋼板を５０℃以上に予熱すると一層有効となる。
以上の方法で得られた酸洗鋼板を冷延するに当っては、
かぶさりを生じさせないことが必要であるが、そのため
には冷延ロール径の効果が重要である。すなわち従来の
ゼンジミャ一方式の小径ロール（ロール直径約６０ｍｍ
）冷延と大径ロール（ロール直径２００＋＋＋ｍ及び４
００ｍｇ＋）冷延との作用を比較した結果、小径ロール
冷延では酸洗板表面の凸凹は冷延中、鋼板表面に作用す
るせん断路力の作用でたおれこみやすく、かぶさりにな
っていく、ところが、２００ｍｍφや４００■φの大径
ロールの冷延では冷延中鋼板表面に作用するせん断路力
が小さく、むしろ圧縮作用が強く作用する結果１表面の
凸凹はたおれ込まず、かぶさりになりにくい。こうして
酸洗板表面の凸凹を小さくする酸洗法と、大径冷延ロー
ルによる冷延を組合せることによって、鋼板表面のかぶ
さりをきわめて少なくすることが出来る。この大径ロー
ルの冷延効果は、大径ロール冷延の圧下率として３０％
以上で差が現われる。したがって冷延の初期に大径ロー
ル冷延を加えて表面凸凹を平滑化してしまえば、冷延の
後期は大径ロールのままであれ、小径ロール冷延との組
合せであれ、更に大径ロール冷延と小径ロール冷延の間
に中間焼鈍、酸洗を加えても作用効果はあまり差は出な
い。大径ロールの冷延効果は大径ロール冷延の圧下率と
して８０％までで飽和する。冷延後鋼板は、通常の最終
処理と同様、焼鈍、酸洗され、あるいは光輝焼鈍され。
かぶさりを生じさせないことが必要であるが、そのため
には冷延ロール径の効果が重要である。すなわち従来の
ゼンジミャ一方式の小径ロール（ロール直径約６０ｍｍ
）冷延と大径ロール（ロール直径２００＋＋＋ｍ及び４
００ｍｇ＋）冷延との作用を比較した結果、小径ロール
冷延では酸洗板表面の凸凹は冷延中、鋼板表面に作用す
るせん断路力の作用でたおれこみやすく、かぶさりにな
っていく、ところが、２００ｍｍφや４００■φの大径
ロールの冷延では冷延中鋼板表面に作用するせん断路力
が小さく、むしろ圧縮作用が強く作用する結果１表面の
凸凹はたおれ込まず、かぶさりになりにくい。こうして
酸洗板表面の凸凹を小さくする酸洗法と、大径冷延ロー
ルによる冷延を組合せることによって、鋼板表面のかぶ
さりをきわめて少なくすることが出来る。この大径ロー
ルの冷延効果は、大径ロール冷延の圧下率として３０％
以上で差が現われる。したがって冷延の初期に大径ロー
ル冷延を加えて表面凸凹を平滑化してしまえば、冷延の
後期は大径ロールのままであれ、小径ロール冷延との組
合せであれ、更に大径ロール冷延と小径ロール冷延の間
に中間焼鈍、酸洗を加えても作用効果はあまり差は出な
い。大径ロールの冷延効果は大径ロール冷延の圧下率と
して８０％までで飽和する。冷延後鋼板は、通常の最終
処理と同様、焼鈍、酸洗され、あるいは光輝焼鈍され。
あるいは調質圧延されて製品となる。即ち例えば１００
０〜１１５０℃で連続焼鈍され、ソルト処理後硝酸電解
酸洗及びＨＮＯ，・ＨＦ酸洗されるか同温度で光輝焼鈍
されその後調質圧延される。
０〜１１５０℃で連続焼鈍され、ソルト処理後硝酸電解
酸洗及びＨＮＯ，・ＨＦ酸洗されるか同温度で光輝焼鈍
されその後調質圧延される。
以上のようにして製造されたステンレス薄板は表面粗さ
も小さく、特に表面にかぶさりがなく、研磨性のすぐれ
た薄板である。
も小さく、特に表面にかぶさりがなく、研磨性のすぐれ
た薄板である。
［実施例コ
通常の５ＵＳ３０４でＣを０．０４３％として溶製し連
続鋳造鋳片とした後、１２６０℃に加熱し、熱間圧延し
厚さ３．０ｍｍとし仕上圧延を９９０℃で終了した。そ
の後すぐ水冷して冷却し、巻取温度を５８０℃で巻取っ
た。その後砂鉄粒を研掃材として含有する高圧水を吹き
つけてメカニカルデスケール後ＨＮＯ，が１５０ｇ／ｌ
とＨＦが４０ ｇ ／ Ｑより成る７０℃の酸洗液をス
プレー吹きつけをし３０秒でデスケールした。溶剤厚さ
は表面より４〜５μであった。その後直径が２５０〜６
００ｍｍの大径ロールを有するタンデム冷間圧延機で潤
滑油の濃度を普通鋼冷延時よりも濃くして高速冷延し厚
さ１．５＋ｌＩｍの冷延板とした。その後通常のゼンジ
ミャー冷延機で直径６０ｍｍの小径ロールで厚さ０．６
ｍｍまで冷間圧延後一部は１０゜５０〜１１５０℃の間
で連続焼鈍・酸洗し、又一部は光輝焼鈍し、調質圧延し
て２Ｂ及びＢＡ１！ｉ品とした。２Ｂの酸洗条件はソル
トで改質後、８０ｇ／ｌＨＮＯ，中５０℃で電解酸洗し
、ツイテＨＮ Ｏ３： ５０ ｇ ／ ＱとＨＦ：２０
ｇ／ｇの酸洗液中で酸洗した。
続鋳造鋳片とした後、１２６０℃に加熱し、熱間圧延し
厚さ３．０ｍｍとし仕上圧延を９９０℃で終了した。そ
の後すぐ水冷して冷却し、巻取温度を５８０℃で巻取っ
た。その後砂鉄粒を研掃材として含有する高圧水を吹き
つけてメカニカルデスケール後ＨＮＯ，が１５０ｇ／ｌ
とＨＦが４０ ｇ ／ Ｑより成る７０℃の酸洗液をス
プレー吹きつけをし３０秒でデスケールした。溶剤厚さ
は表面より４〜５μであった。その後直径が２５０〜６
００ｍｍの大径ロールを有するタンデム冷間圧延機で潤
滑油の濃度を普通鋼冷延時よりも濃くして高速冷延し厚
さ１．５＋ｌＩｍの冷延板とした。その後通常のゼンジ
ミャー冷延機で直径６０ｍｍの小径ロールで厚さ０．６
ｍｍまで冷間圧延後一部は１０゜５０〜１１５０℃の間
で連続焼鈍・酸洗し、又一部は光輝焼鈍し、調質圧延し
て２Ｂ及びＢＡ１！ｉ品とした。２Ｂの酸洗条件はソル
トで改質後、８０ｇ／ｌＨＮＯ，中５０℃で電解酸洗し
、ツイテＨＮ Ｏ３： ５０ ｇ ／ ＱとＨＦ：２０
ｇ／ｇの酸洗液中で酸洗した。
比較材としては巻取温度を７３０℃とした通常材を使用
した。これらの鋼板を使用して、研磨性の比較試験を実
施した。研磨性試験は＃２５０のＡＱ、Ｏ，パフを使用
し、押付圧力は３０ｋｇ／ｒｒｒで３００ｒｐｍの速度
で実施した。パフ研磨時間と表面の性状を比較した結果
１本発明法による方法では研磨時間１分できわめて良好
な鏡面が得られたが、巻取温度を７３０℃にしたもので
は表面のかぶさりが消滅せず、２分研磨後に消滅した。
した。これらの鋼板を使用して、研磨性の比較試験を実
施した。研磨性試験は＃２５０のＡＱ、Ｏ，パフを使用
し、押付圧力は３０ｋｇ／ｒｒｒで３００ｒｐｍの速度
で実施した。パフ研磨時間と表面の性状を比較した結果
１本発明法による方法では研磨時間１分できわめて良好
な鏡面が得られたが、巻取温度を７３０℃にしたもので
は表面のかぶさりが消滅せず、２分研磨後に消滅した。
このようにして鋼板表面にかぶさりのない研磨性のすぐ
れたステンレス鋼板を得ることが出来た。
れたステンレス鋼板を得ることが出来た。
［発明の効果］
以上のごとく、本発明の方法で製造したステンレス鋼帯
や鋼板は研磨して使用する際研磨性が優れている。又本
発明の方法は従来の複雑なステンレスプロセスに比べ簡
易であり、普通鋼プロセス等でステンレス鋼薄板を高能
率に低コストで製造する事が可能である。
や鋼板は研磨して使用する際研磨性が優れている。又本
発明の方法は従来の複雑なステンレスプロセスに比べ簡
易であり、普通鋼プロセス等でステンレス鋼薄板を高能
率に低コストで製造する事が可能である。
４、図面の説明
第１図は５ＵＳ３０４．２Ｂ薄板を１分間パフ研磨した
後の表面を示す図である。
後の表面を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ オーステナイト系ステンレス鋼でＣ含有量を０．０
７重量％以下とし、熱延終了温度が９５０℃以上で熱間
圧延し、熱間圧延後直ちに急冷して６５０℃以下で巻取
り、ついでメカニカルデスケーリングを施した後ＨＮＯ
＿３：８０〜３００ｇ／ｌとＨＦ：１０〜２００ｇ／ｌ
よりなる酸洗液で酸洗し、しかる後ロール直径が２００
ｍｍ以上である大径ロールによる冷間圧下率にして３０
％以上与える冷間圧延を行い、最終の焼鈍酸洗あるいは
光輝焼鈍を行い必要により調質圧延することを特徴とす
る研磨性のすぐれたオーステナイト系ステンレス鋼帯と
鋼板の製造法 ２ 冷間圧延が大径ロールによる冷間圧下率にして３０
％以上の冷延後に、直径１００ｍｍ以下の小径ロールに
よる冷間圧下率にして２０％以上を与える冷間圧延であ
る特許請求の範囲第１項に記載の研磨性のすぐれたオー
ステナイト系ステンレス鋼帯と鋼板の製造法 ３ 冷間圧延が大径ロールによる冷間圧下率にして３０
％以上の冷延後に中間焼鈍酸洗を行った後、直径１００
ｍｍ以下の小径ロールによる冷間圧下率にして２０％以
上を与える冷間圧延である特許請求の範囲第１項に記載
の研磨性のすぐれたオーステナイト系ステンレス鋼帯と
鋼板の製造法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9688086A JPS62253732A (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 研磨性のすぐれたオ−ステナイト系ステンレス鋼帯と鋼板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9688086A JPS62253732A (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 研磨性のすぐれたオ−ステナイト系ステンレス鋼帯と鋼板の製造法 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPS62253732A true JPS62253732A (ja) | 1987-11-05 |
| JPH0461048B2 JPH0461048B2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=14176727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9688086A Granted JPS62253732A (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 研磨性のすぐれたオ−ステナイト系ステンレス鋼帯と鋼板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62253732A (ja) |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0461048B2 (ja) | 1992-09-29 |
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