JPS622533Y2 - - Google Patents

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JPS622533Y2
JPS622533Y2 JP15817083U JP15817083U JPS622533Y2 JP S622533 Y2 JPS622533 Y2 JP S622533Y2 JP 15817083 U JP15817083 U JP 15817083U JP 15817083 U JP15817083 U JP 15817083U JP S622533 Y2 JPS622533 Y2 JP S622533Y2
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JP
Japan
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speedometer
case
gear
cable
transaxle
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JP15817083U
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English (en)
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JPS6065674U (ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 技術分野 本考案は車両の走行速度を表示する運転席前方
のスピードメータを駆動する装置、特にフロント
エンジン・フロントドライブ車(FF車)やリヤ
エンジン・リヤドライブ車(RR車)用のスピー
ドメータ駆動装置に関するものである。
(2) 従来技術 FF車やRR車はエンジン・トランスミツシヨン
及びデイフアレンシヤルギヤを一体ユニツトに構
成したトランスアクスルをパワーユニツトとして
車両の前部又は後部に搭載する。従つて、これら
車両のスピードメータ駆動装置は、デイフアレン
シヤルギヤケース2(車速対応の回転を行なう)
の回転をスピードメータケーブルによりスピード
メータに伝達するよう構成するのが普通である。
しかし、FF車及びRR車においては動力伝達機
構を全てエンジンルーム内に納めるため、エンジ
ンルームにスペースの余裕がなく、上記スピード
メータケーブルの配索経路を制限されることが多
い。従つて、トランスアクスルケースからのスピ
ードメータケーブルの取出方向は、同じトランス
アクスルを搭載するFF車及びRR車でも、エンジ
ンの種類やステアリングの種類によつて異なる。
しかるに、従来のスピードメータ駆動装置で
は、スピードメータケーブルの取出方向が固定さ
れており、同じトランスアクスルを搭載する車両
でも、好適なスピードメータ取出方向が異なる
と、夫々にマツチするようスピードメータケーブ
ル取出方向を決定した何種類かのトランスアクス
ルを用意しなければならず、不経済であるし、何
よりもその取扱いが面倒であつた。
(3) 考案の目的 本考案は、スピードメータケーブル取出部を含
む面内においてスピードメータケーブル取出方向
を360度自由に変更可能とし、もつて上述の問題
を解決したスピードメータ駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
(4) 考案の構成 この目的のため本考案スピードメータ駆動装置
は、デイフアレンシヤルギヤケースと共に回転す
るドライブギヤにより駆動されるドリブンギヤを
スピードメータケース内に配置し、該ドリブンギ
ヤに駆動結合したスピードメータケーブルをスピ
ードメータケースから取出してスピードメータに
配索し得るようにすると共に、該スピードメータ
ケーブル取出部を含む面内でスピードメータケー
スを回転位置調整できるようトランスアクスルケ
ースに取付けた点に特徴づけられる。
(5) 実施例 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は本考案スピードメータ駆動装置を具え
た自動トランスアクスル、第2図乃至第4図は
夫々本考案装置の詳細を夫々示す。
第1図において、1はトランスアクスルケース
で、これはトルクコンバータを収納したコンバー
タハウジング部2と、歯車変速機構収納部3と、
デイフアレンシヤルギヤ収納部4とで構成され
る。なお、5はエンジンを示し、これからの動力
はケース部分2内のトルクコンバータによりトル
ク増大され、該トルクコンバータからの動力はバ
ルブボデー6により制御されるケース部分3内の
歯車変速機構により変速される。この変速動力は
ケース部分4内のデイフアレンシヤルギヤケース
を回転し、該ケース内のデイフアレンシヤルギヤ
による差動機能下で動力は両駆動輪(FF車の場
合前2輪、RR車の場合後2輪)に分配され、車
両を走行させることができる。
本考案スピードメータ駆動装置7はトランスア
クスルケース1とエンジン5との合せ面近傍に配
し、トランスアクスルケース1、詳しくはデイフ
アレンシヤルギヤ収納部4に以下の如くにして取
付ける。
即ち、第2図乃至第4図に明示するように、デ
イフアレンシヤルギヤケース(図示せず)に結着
されてこれと共に回転するドライブギヤ8をケー
ス部分4内に設け、これにガバナドライブギヤ9
を噛合させる。ギヤ9はピン10によりガバナシ
ヤフト11にかんぬき結合し、このシヤフト11
をピン12により抜け止めしてケース部分4内に
回転自在に支持する。シヤフト11の一端はケー
ス部分4より外部に露出させて、該シヤフト端部
にガバナ13を取着し、ガバナ13をケース部分
4に取付けたカバー14で覆う。
ギヤ9にアイドラドライブギヤ15を噛合さ
せ、このギヤ15をピン16によりアイドラシヤ
フト17にかんぬき結合する。アイドラシヤフト
17はその一端をケース部分14により又他端を
スピードメータケース18により夫々回転自在に
支持し、アイドラシヤフト17に別にアイドラド
リブンギヤ19をピン20によりかんぬき結合す
る。アイドラドリブンギヤ19はこれに噛合する
スピードメータドリブンギヤ21と共にスピード
メータケース18内に収納し、ギヤ21を図示せ
ざる手段でスピードメータケース18に回転自在
に支持する。
ギヤ21にはスピードメータケーブル22を駆
動結合し、該ケーブルをスピードメータケース1
8の一端におけるケーブルスリーブ23より取出
して、運転席前方のスピードメータに配索する。
なお、スピードメータケース18は第3図に明
示するようアイドラシヤフト17の軸線周りに、
つまりアイドラシヤフト17の軸直角面内でケー
ブルスリーブ23(スピードメータケーブル取出
部)が位置を変えられるよう回転自在にケース部
分4に嵌合し、この嵌合部に油洩れ防止のシール
24を設ける。かくて、スピードメータケース1
8はアイドラシヤフト17の周りでケース部分4
に対する回転位置を第4図にαで示す方向へ調整
可能となり、ケーブル22の取出方向を第4図の
面内において360度任意に変更することができる
が、この調整後スピードメータケース18をボル
ト25によりケース部分4に固定するものとす
る。
上記実施例の作用を次に説明するに、車速対応
の速度でデイフアレンシヤルギヤケースと共に回
転するドライブギヤ8はガバナドライブギヤ9及
びガバナシヤフト11を介しガバナ13を回転駆
動し、ガバナ13は車速に対応したガバナ圧をバ
ルブボデー6に供給して該バルブボデーに前記の
変速制御を行なわせ得る。
そして、ガバナドライブギヤ9に達した車速対
応の回転はアイドラドライブギヤ15、アイドラ
シヤフト17、アイドラドリブンギヤ19、スピ
ードメータドリブンギヤ21を経てスピードメー
タケーブル22にも伝達され、運転席前方のスピ
ードメータに車速を表示させることができる。
(6) 考案の効果 かくて本考案スピードメータ駆動装置は上述の
如く、デイフアレンシヤルギヤケースと共に回転
するドライブギヤ8により駆動されるドリブンギ
ヤ21をスピードメータケース18内に配置し、
ドリブンギヤ21に駆動結合したスピードメータ
ケーブル22をスピードメータケース18から取
出してスピードメータに配索し得るようにすると
共に、スピードメータケーブル取出部23を含む
面内でスピードメータケース18を回転位置調整
できるようトランスアクスルケース1,4に取付
けた構成になるから、スピードメータケーブル取
出方向を前述した通り前記面内で360度自由に変
更することができ、従つて車両毎にスピードメー
タケーブル取出方向をその配索上都合のよいよう
調整し得る。よつて、要求されるスピードメータ
取出方向が異なるだけのために同型式のトランス
アクスルを何種類も用意する必要がなく、経済的
であると共に取扱いを簡便になし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案スピードメータ駆動装置を具え
た自動トランスアクスルの全体斜視図、第2図は
第1図の−断面図、第3図は第2図の−
断面図、第4図は第1図の矢視図である。 1……トランスアクスルケース、7……本考案
スピードメータ駆動装置、8……ドライブギヤ、
9……ガバナドライブギヤ、11……ガバナシヤ
フト、13……ガバナ、14……ガバナカバー、
15……アイドラドライブギヤ、17……アイド
ラシヤフト、18……スピードメータケース、1
9……アイドラドリブンギヤ、21……スピード
メータドリブンギヤ、22……スピードメータケ
ーブル、23……ケーブルスリーブ(スピードメ
ータケーブル取出部)、24……シール、25…
…スピードメータケース取付ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランスアクスルケース内にデイフアレンシヤ
    ルギヤを具えたトランスアクスルにおいて、デイ
    フアレンシヤルギヤケースと共に回転するドライ
    ブギヤにより駆動されるドリブンギヤをスピード
    メータケース内に配置し、該ドリブンギヤに駆動
    結合したスピードメータケーブルを前記スピード
    メータケースから取出してスピードメータに配索
    し得るようにすると共に、該スピードメータケー
    ブル取出部を含む面内で前記スピードメータケー
    スを回転位置調整できるよう前記トランスアクス
    ルケースに取付けたスピードメータ駆動装置。
JP15817083U 1983-10-14 1983-10-14 スピ−ドメ−タ駆動装置 Granted JPS6065674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15817083U JPS6065674U (ja) 1983-10-14 1983-10-14 スピ−ドメ−タ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15817083U JPS6065674U (ja) 1983-10-14 1983-10-14 スピ−ドメ−タ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6065674U JPS6065674U (ja) 1985-05-09
JPS622533Y2 true JPS622533Y2 (ja) 1987-01-21

Family

ID=30348522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15817083U Granted JPS6065674U (ja) 1983-10-14 1983-10-14 スピ−ドメ−タ駆動装置

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JP (1) JPS6065674U (ja)

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JPS6065674U (ja) 1985-05-09

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