JPS62252788A - 13−ヒドロキシミルベマイシン誘導体およびその製造法 - Google Patents

13−ヒドロキシミルベマイシン誘導体およびその製造法

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JPS62252788A
JPS62252788A JP9475486A JP9475486A JPS62252788A JP S62252788 A JPS62252788 A JP S62252788A JP 9475486 A JP9475486 A JP 9475486A JP 9475486 A JP9475486 A JP 9475486A JP S62252788 A JPS62252788 A JP S62252788A
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acid
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Toshiaki Yanai
矢内 利明
Kazuo Sato
一雄 佐藤
Takao Otsu
乙 孝夫
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、殺ダニ剤、殺虫剤および駆虫剤としてまたそ
の合成の重要な中間体である、下記の一般式(I)で表
わされる化合物およびその製法に関するものである。
入 上記式中 R1はメチル基、エチル基、イソプロピル基
または1ee−ブチル基を示し、Xは。
−CHR2,5=N−OR’または−N−4f(CON
R2R3t−示し、R2は水素原子または低級アルキル
基を示し、R3は水素原子、メチル基、ベンジル基また
は低級アルカノイル基を示し、好ましくはRおよびR3
は二剤、殺虫剤および駆虫剤として、または当該用途を
有する化合物の合成の重要な中間体として有用である。
本発明者等は、式(1)の化合物の重要性に鑑みて、こ
れを有利に製造する方法について種々検討の結果、 一般式 (式中 R1およびXは前述したものと同意義を示す。
)で表わされる化合物を、 一般式    R’C0OH(財) (式中、R4は水素原子または低級アルキル基を示す。
)で表わされるカルIン酸の存在下に、二酸化セレンで
処理して、 一般式 (式中、R1’、R4およびXは、前記したものと同意
義である)で表わされる化合物とし、必要に応じて、一
般式(IDの化合物を加水分解することによ)、効率よ
く式(I)の化合物を製造することを見い出した。
本発明の原料である弐〇の化合物のうち、Xが−N−O
Rの化合物は、特開昭60−142991号に記載され
た方法で製造される。
Xが−CHR2の式(2)の化合物は、文献未記載の新
規化合物であり、特開昭59−108785号および米
国特許第4,423,209号によ〕公知の化合物であ
る一般式(V)の化合物から、一般式(ロ)の化合物を
経る下記反応式の工程Aと工程Bによりfi造されるか
、一般式(■)の化合物を経る下記反応式の工程Cと工
程りにより製造される。
上記反応式中、R1とR2は、前記したものと同意義を
示す。
工程人は、化合物ωに対して、アルキル金属試薬を反応
させて、5位アルキル付加体である化合物(ロ)を製造
する工程である。
本工程に用いられるアルキル金属試薬としては、通常ケ
トンと反応することが知られているものであれば特に限
是はないが、例えば、臭化メチルマグネシウム、ヨウ化
エチルマグネシウム、臭化エチルマグネシウム、ヨウ化
エチルマグネシウム、ヨウ化グロビルマグネシウム、ヨ
ウ化ブチルマグネシウムなどのグリニヤール試薬類、メ
チルリチウム、エチルリチウム、n−ブチルリチウムな
どのアルキルリチウム試薬類、ジメチルキュープレート
、ジエチルキューグレートなどのアルキル鋼試薬類をあ
げることができ、好ましくは、臭化メチルマグネシクム
、臭化エチルマグネシウム、ヨウ化メチル嗜グネシウム
、n−ブチルリチウムなどであシ、これらの試薬は、化
合物(ロ)に対して、1ないし10当量、好ましくは3
ないし5当量用いられる。
反応は通常溶媒中で行なわれるが、本反応に不活性であ
る限シ、とくに限定はなく、例えば、ヘキサン、ベンゼ
ンのような炭化水素類、塩化メチレン、クロロホルムの
ようなハロダン(It化水素類、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類、 
N、N−ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホラ
ストリアミドのよりなアミド類、並びKこれらの溶媒の
混合物があげられる。
反応温度および反応時間はとくに限定がなく、−60℃
ないし室温、好適には一20℃ないしOCにおいて、3
0分ないし8時間、好ましくは1時間ないし2時間反応
が行なわれる。
得られた化合物(至)の5位の水酸基は、通常α体とβ
体の混合物であるが、これらは分離することなく、次の
工程BK供される。
工程Bは、化合物(■の5位の水酸基を脱水して、化合
物(Iua)を製造する工程である。
られているものであれば特に限定されるものではないが
、脱水剤としては例えば、濃硫酸、無水酢酸−ビリジ/
、塩化チオニル−ピリジンなどの酸性条件下での脱水剤
が好ましく、好適には塩化チオニル−ピリジンである。
工程Cは、化合物(■に対して、含ケイ素アルキル金属
試薬を反応させて、5位のα−シリルアルキル付加体化
合物(■)を製造する工程である。
本工程に用いられる含ケイ素アルキル金属試薬としては
1例えば、塩化トリメチルシリルメチルマグネシウム、
臭化トリメチルシリルメチルマグネシウム、臭化1−ト
リメチルシリルグチルマグネシウム、トリメチルシリル
メチルリチウムなどt−あげることができ、好ましくは
、塩化トリメチルシリルメチルマグネシウムであシ、こ
れらの試薬は、化合物(V)K対して、工ないし10当
量、好ましくは3ないし5当量用いられる。
本反応に用いられる反応溶媒、反応温度および工程人の
場合と同様に、化合物(■)の5位の水酸基は、通常α
体とβ体の混合物であるが、これらは分離することなく
、次の工程りに供される。
工aDは、化合物(■)を脱シリルオキシ化して、化合
物G11a)を製造する工程である。
本工程に用いる反応は、通常ピーターソン反応(Pat
erson反応)として知られているものであり、脱シ
リルオキシ化剤としては、トリメチルトリフルオロメタ
ンスルホナートや塩化水素のエーテル溶液のような酸性
条件での試剤や、リチウムビストリメチルシリルアミド
のような塩基性条件での試剤のどちらでもよい。これら
の試剤は、酸性条件では、通常化合物(■)に対して、
0.1ないし5当量、好ましくは0.2ないし2当量、
塩基性条件では工ないし10当量、好ましくは3ないし
5当量使用される。
反応は通常溶媒中で行なわれるが、本反応に不活性であ
る限り、ことに限定はなく、例えば、ヘキサン、ベンゼ
ンのような炭化水素類、塩化メチレン、クロロホルムの
ような/Sログン化炭化水g類、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類、N
、N−ツメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセト
アミド令のようなアミド類、並びにこれらの溶媒の混合
物があげられる。
反応温度および反応時間はとくに限定がなく、−30℃
ないし50℃、好適には一20’Cないし0℃において
、30分ないし8時間、好ましくは1時間ないし2時間
反応が行なわれる。
各工程の反応終了後、目的の化合物(&)は、周知の方
法で反応混合物よフ単離され、必要に応じてカラムクロ
マトグラフィー等の公知の手段によって精製される。
本発明の原料である式(至)の化合物のうち、Xが=N
−NHCONR2B’の化合物は、一般式(V)の化合
物から出発し、工程Eによシ直接製造するか、または式
(■)を有する化合物を経由して工程Fおよび工程Gに
より製造することができる。
(式中、R’ 、 R2>よびRは、前記したものと同
意義を示す) 工程Eは式(至)の5−ケトミルベマイシン類と式(■
)で示されるヒドラジン誘導体とを、低級アルキルカル
メン酸の存在下反応させて、式(I[lb)の化(式中
、R2およびR3は、前記したものと同意義を示す) 本工程に使用される低級アルキルカルボン酸としては、
ギ酸、酢酸、プロピオン酸等をあげることができ、好適
には酢酸である。その量は、通常10当量ないし大過剰
である。本反応は通常溶媒中で行なわれ、低級アルキル
カルボン酸自身を反応の溶媒として用いることが可能で
ある。場合によりては補助溶媒を使用してもよい。補助
溶媒としては、たとえばヘキサン、ベンゼン、トルエン
塩化メチレン、クロロホルム、ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、アセトニトリル、酢酸エ
チルなど、本反応に関与しないものであれば特に限定さ
れるものではない。反応温度は、通常0℃ないし80℃
、好適には10℃ないし40℃であり、反応に要する時
間は、通常30分ないし6時間、好適には1時間ないし
3時間である。反応に使用されるヒドラジン誘導体(I
X)はそのまま本反応に用いてもよいし、塩酸、硫酸な
どの慣>1.で用いふと)−叡ff1X−その・侶け 
4市當エないし10当量、好適には1.5ないし6当量
である。
工程Fは、5−り゛トミルペマイシン類(至)とヒドラ
ジンとを、低級アルキルカルメン酸の存在下反応させて
、化合物(■)を製造する工程である。反応に使用され
る溶媒、反応温度ならびに時間等の反応条件は、工aE
と同一である。
工程Gは、工程Fによ〕製造された(@と、式■で示さ
れる酸 (式中、R2およびR5は、前記したものと同意義を示
す) もしくはその反応性誘導体とを反応させて式(Olb)
の化合物を製造する工程である。この反応は、化合物(
■)の5位ヒドラゾンのアミノ基と酸ωとのアミド化反
応であり、それ故、アミド化反応としてそれ自身知られ
た公知の方法によって行なわれる。酸ωの反応性誘導体
としては、たとえば、酸ハライド(酸クロリド、酸ブロ
マイド、酸ヨーダイトなど)、酸無水物、混合酸無水物
、活性ニスがあげられる。
反応は通常溶媒中で行なわれ、たとえばへΦサン、ベン
ゼン、トルエン、塩化メチレン、クロロホルム、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アセト
ン、メチルエチルケトン、アセトニトリル、酢酸エチル
など1本反応に関与しないものであれば特に限定される
ものではない。
反応温度は、通常O℃ないし80℃、好適には10℃な
いし30℃であシ、反応に要する時間は、通常1時間な
いし6時間である。反応に使用される酸■の反応性誘導
体の量は、通常1ないし10当量、好適には、1.5な
いし4轟量である。酸頭それ自身を用いる時には、好適
には、ジシクロへキシルカルケシイミド、p−)ルエン
スルホン酸、硫酸等の脱水剤が使用され、酸■の反応性
誘導体を用いるときには、ピリジン、トリエチルアミン
、4−ジメチルアミノピリジン等の有機塩基や炭酸カリ
ウム、炭酸ナトリウム等の無機塩基を1反応促進の助剤
として用いることが望ましい。
各工程の反応終了後、目的物である式(Ilfb)の化
合物は1周知の方法で反応混合物より単離され、必要に
応じてカラムクロマトグラフィー等の公知の手段によっ
て精製される。
本発明の方法によれば、式[相]の化合物を、弐鉛のカ
ルメン酸の存在下に、二酸化セレンで処理することによ
り、その13位が選択的にアリル酸化される。
弐動のカルメン酸のR4が低級アルキル基であるとき 
14は好適には炭素原子数1ないし4個を有する直鎖ま
たは分岐鎖状のアルキル基であ)、たと、tばメチル、
エチル、プロピル、インプロピル、ブチル、イソブチル
でおる。弐債のカルメン酸は、好適にはギ酸および酢酸
、さらに好適にはギ酸である。
本発明の方法において、大側の化合物が弐始のカルメン
酸の存在下に、二酸化セレンで酸化されると、通常、式
(1)および式(II)の化合物が同時に生成される。
その比率は、反応条件、ことに式ωのカルメン酸の種類
、二酸化セレンの量等により大幅に変わシ、たとえばギ
酸を使用すると、式(n)の化合物の生成量が大きくな
る。弐[1)の化合物は新規であシ、それ自体も殺ダニ
活性を有するが、13位にカルゲエル基もしくはホルミ
ル基等の反応性に富む官能基を有しているので、さらに
活性が強い化合物へ誘導するための中間体としても重要
である。
式(1)の化合物の取得を目的とする場合には、それ故
、本発明の方法の反応物(通常は、前述のとおり、式(
IQの化合物との混合物である)を、単離しもしくは単
離することなしに、加水分解反応に付して、その全量を
式(1)の化合物とすることができる。
式(n)の化合物の取得を目的とする場合には、本発明
の方法の反応物を、カラムクロマトグラフィー等の通常
の精製方法で分離・精製すればよい。
式(至)と弐■の化合物の反応において、式(至)のカ
ルメン酸は、式(1)の化合物1モルに対して通常1モ
ル以上使用される。弐■のカルボン酸を大過剰量用いて
1反応溶媒を兼ねても差支えなく、このことは本発明の
有利な態様である。
溶媒として、前記カルボン酸以外のものを使用するとき
は、本反応に不活性である限〕、ことに限定はなく、た
とえば、ヘキサン、ベンゼンのような炭化水素類、塩化
メチレン、クロロホルムのようなへロrン化炭化水素類
、ジエチルエーテル。
テトラヒト−フラン、ジオキサンのようなエーテル類、
メタノール、エタノールのようなアルコール類、酢酸エ
チル、酢酸アミルのようなエステル類、 N、N−ジメ
チルホルムアミド、 N、N−ジメチルアセトアミドの
ようなアミド類、ジメチルスルホキシドおよび水、並び
にこれらの溶媒の混合物があげられる。
二酸化セレンの使用量は、式(n)の化合物1−1ニル
に対して、通常工ないし10倍モル、好適には工ないし
3倍モルである。
反応温度および反応時間はとくに限定はなく、0℃ない
し80℃、好適には、室温ないし、若干加温ドに30分
ないし一昼夜程度、反応が行なわれる。
反応終了後、反応物は通常の方法で処理される。
たとえば、反応液からセレン化合物を戸去し、r液から
適当な有機溶媒で生成物を抽出し、濃縮することによフ
、式(1)および(10の混合物が粗生成物として得ら
れる。
所望によ)式(IQの化合物を加水分解するには、上記
の反応混合物を単離し、もしくは単離することなく、通
常の加水分解反応に付せばよい。
式(1)の化合物は、通常の加水分解条件下では悪影響
を受けることなく、そのiま保たれるので、加水分解反
応に際して、事前に単離しておく必要はない。
加水分解は、酸もしくは塩基の存在下に溶媒中で行なわ
れる。使用される酸としては、たとえば、塩酸、硝酸、
硫酸等の鉱酸、好ましくは塩酸が挙げられ、また、塩基
としては、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等があげられ
る。
溶媒は反応に関与しないものであれば、とくに限定はな
く、上記反応に使用されたカルボン酸が引続き使用でき
る他、メタノール、エタノール、プロ・臂ノールのよウ
ナアルコール類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサンのようなエーテル類および水、並びにこ
れらの溶媒の混合物が使用される。
反応温度および反応時間はと〈K限定はなく。
通常、−10℃ないし100℃、好適には0℃ないし5
0℃で30分ないし15時間、好適には工ないし8時間
反応が行なわれる。
加水分解後、式(1)の化合物は、常法に従って反応混
合物より容易に採取することができる。
たとえば、反応混合物を水に注ぎ、必要ならば不溶物を
F別後、F液を中和し、水不混和性溶媒で抽出する。抽
出液を乾燥後、溶媒を留去することにより1式(1)の
化合物が得られる。さらに必要に応じて、式(1)の化
合物は再結晶、カラムクロマトグラフィー等の常法によ
って精製することもできる。
本発明の方法を参考例および実施例により更に具体的に
説明する。
参考例1(工程A) 02H5,R,H) 5−ケトミルベマイシンA4(0,54g)の乾燥ra
p(3m)溶液に、0℃で1.0M−臭化メチルマグネ
シウム(THF溶液、3ゴ)を滴下し、同温度で30分
間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加
えたのち、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和塩化ア
ン七ニウム水溶液と飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸す)
 IJウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカダル・カ
ラムクロマトグラフィーで精製し、目的化合物0.31
.9 (収率56チ)t−得た。
質量スペクトル(n7z):556(M”)、538,
414核磁気共鳴スペクトk (270MHz )δ(
CDCL、) p pm :1.35(s)と1.42
(s) (I H、C3CH,) 、 2.48(s)
と2.61(s)(IH= 05−0)! ) 、3.
64(a)と3.70 (s) (L H、C6H)参
考例2(工程B) 5−デオキシ−5−メチレンミルベマイシンA4(式n
la : R’ :C2H5,R:H)5−メチルミル
ベマイシン(56■)のピリジン(1,5M)とジクロ
ルメタン(1a)の溶液に、0℃で塩化チオニル(10
μl)を滴下し、同温度で2時間攪拌した。反応液を水
にあけ、ジクロルメタンで抽出した。抽出液を無水硫酸
マグネジ・ラムで乾燥し、濃縮した残渣をシリカダル・
カラムクロマトグラフィーで精製し、目的化合物4.0
 In9(7,4%)を得た。
質量スペクトル(rn/Z) : 538 (M+) 
、 s 20核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ
(cocz、)ppm :3.92(s、IH)、4.
18(s、IH)、5゜49(s、IH。
C=CH2) −5−63(s −I H−c−cH2
)参考例3(工aC) 5−トリメチルシリルメチルミルベマイシンA4(式■
:R’:C2H5,R、H) 5−ケトミルベマイシンA4 (1,1,!i’)の乾
燥THF (10ゴ)溶液に、0℃で0.9M−塩化ト
リメチルシリルメチルマグネシウム(THF溶液、12
M)を滴下し、同温度で3時間攪拌した。反応液に飽和
食塩水を加えたのち、酢酸エチルで抽出した。抽出液を
無水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮後、残渣をシリカダル
・カラムクロマトグラフィーで精製し、目的化合物1.
03.l収率84チ)ft得た。
質量スペクトル(IV/z) : 628 (M+) 
、 610,592.538核磁気共鳴スペクトル(2
79MI(z )δ(CDct、 )二0.05〜0.
25 (m 、 IIH、−C):2Si(C旦、)、
 ) 、 3.76(a)と3.79(a) (I H
= C6H) 、4−07(a)と4.58 (s) 
(I H−CyOH)参考例4(工程D) 5−デオキシ−5−メチレンミルベマイシンA4(式m
a 、R、C2H5,R、H) 5−トリメチルシリルメチルミルベマイシンA4(14
6rn9)のジクロルメタン溶液15M に、0℃でト
リメチルシリルトリプルオロメタンスルホナート(10
μ))を加え、同温度で1時間攪拌した。反応混合物に
、飽和重そう水(5−)と水(5ゴ)を加え、ジクロル
メタンで抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、濃縮し、残渣をシリカダル・カラムクロマトグラ
フィーで精製し、目的化合物10107rn収率86チ
)を得た。このものの質量スペクトルと核磁気共鳴スペ
クトルは、参考例2によシ製造された化合物のものと一
致した。
参考例5(工程E) 5−ケトミルベマイシンA4+、5−セミカルパゾy 
(式mb : R’ : Et : Me =2..3
.:、1 、 R2:H,R3: H)5−ケトミルベ
マイシンA4+3(2,3: 1の混合物)(2,51
I)O酢酸溶液(5(lj)K氷冷下、塩酸セミカルバ
ジド(3g)とピリジン(1,1m)を加え、室温で3
時間攪拌した。反応液を水にあけ、150aの酢酸エチ
ルで2回抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後、乾燥
(Mgso4) s濃縮し、残渣をシリカダルカラムク
ロマトグラフィーで精製して、2.25 fi (収率
81.5%)の目的物を得た。
質量スペクトル(Iv/z): 597(M+)、58
0,554核磁気共鳴スペクトルδ(CDC2,) P
Pfn :4.12(gtlH)、4.21(s、IH
)、4.70(s、2H)。
8.51(a、IH) 実施例1 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA45−オ
キシム(式I 、 R1: C2H5,X ニーN−O
H)5−ケトミルベマイシンA45−オキシム(0,4
4g)のギ酸(4d)と塩化メチレン(4ゴ)の溶液に
、二酸化セレン(0,25,!9)を加え、室温で2時
間攪拌した。反応終了後、反応液にセライトを加え、セ
レン化合物をP別した後、F液を水にあけ、塩化メチレ
ンで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮すると、13−ヒドロキシ
−5−ケトミルくマイシンA45−オキシムと13−ホ
ルミルオキシ−5−ケトミルベマイシンA45−オキシ
ムの混合物を粗生成物として0.4 !i得た。この粗
生成物(0,4,!ii’)に、メタ/−/I/ (1
2ml )と2規定tJ[(3M)、1.4− X)オ
’Pt:y(6a)を加え、室温で4時間攪拌後、反応
液を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。抽出液の濃縮残
渣をシリカダル・カラムクロマトグラフィーにより精製
して、0.125.F(収率30チ)の目的物を得た。
質量スペクトル(rn/z) : 571 (M+) 
−553核磁気共鳴スペクトル(270MHz ) a
 (CDCl2) ppm 二3.72(d、d、 I
H,C,、H,J−2,9、9,5Hz)。
3.95(s、IH)、4.67(s、IH)実施例2 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA45−0
−メチルオキシム(式1−I n’ : C2H5−X
 : −N−OCH,) 5−ケトミルベマイシンA、5−0−メチルオキシム(
0,48g)を用いて、実施例1と同様の実験操作によ
り、0.21p(収率41%)の目的化合物を得た。
質量スペクトル(rIV/z): 585(M”)、5
67.536核磁気共鳴スペクトル(270MHz)δ
(cncz3) ppm :3.72 (d、d、 I
H,C15H,、T−3,3、10,3Hz C4,0
0(s、IH)、4.56(s、IH)実施例3 13−ホルミルオキシ−5−デオキシ−5−メチレンミ
ルベマイシンA4  (式II I R’ : C2H
5゜1 ・ R、C2H5,XニーCH2) 5−デオキシ−5−メチレンミルベマイシンA4(0,
18g)のイ酸(2ゴ)と塩化メチレン(2d)の溶液
に、二酸化セレン(0,12g)を加え、室温で2時間
攪拌した。反応終了後、反応液にセライトを加え、セレ
ン化合物を戸別した後、F液を水にあけ、酢酸エチルで
抽出した。抽出液の濃縮残渣ヲシリカrル・カラムクロ
マトグラフィーにより精製して、34ダ(収率17チ)
の13−ホルミル体と、32η(収率17チ)の13−
ヒドロキシ体を得た。
13−ホルミル体 質量スペクトル(rr%z) : 582(M+) 、
 564 、536核磁気共鳴スペクトル(270MH
z )δ(CDCl3) pPm :3.81(s、L
H)、4.10(s、IH)、4.68(!1.2H。
C−CH2)、 5.05(d、 IH,C,、H,J
amlo、6Hz)。
8.09(@、IH,OCO旦) 13−ヒドロキシ体 質量xペクト# (n7z) : 554 (!vr+
) 、 536 、508核磁気共鳴ス(クトル(27
0MHz)δ(CDCl2 ) ppm :3.79 
(d、IH,C13H,J−9,5Hz) # 3.8
6(1、IH) 。
4、18011 H) −4,76(s −2H* C
=CH2)上記の方法により得られる13−ホルミルオ
キシ−5−デヒドロ−5−メチレンミルベマイシンA4
 (0,10,!i’)にメタノール(25514)、
2規定塩酸(10d)、1,4−ジオキサン(15m)
を加え、室温で4時間攪拌後、反応液を水にあけ、酢酸
エチルで抽出した。抽出液の濃縮残渣をシリカダル・カ
ラムクロマトグラフィーにより精製して、0.048,
9(収率50%)の13−とドロキシ体を得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1はメチル基、エチル基、イソプロピル基
    またはsec−ブチル基を示し、Xは、=CHR^2、
    =N−OR^3または=N〜NHCONR^2R^3を
    示し、R^2は水素原子または低級アルキル基を示し、
    R^3は水素原子、メチル基、ベンジル基または低級ア
    ルカノイル基を示す)で表わされる13−ヒドロキシミ
    ルベマイシン誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^1はメチル基、エチル基、イソプロピル基
    またはsec−ブチル基を示し、Xは、=CHR^2、
    =N−OR^3または=N〜NHCONR^2R^3を
    示し、R^2は水素原子または低級アルキル基を示し、
    R^3は水素原子、メチル基、ベンジル基または低級ア
    ルカノイル基を示す。)で表わされる化合物を、 一般式R^4−COOH (IV) (式中、R^4は水素原子または低級アルキル基を示す
    )で表わされるカルボン酸の存在下、二酸化セレンで処
    理して、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )または 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1、R^4およびXは、前記したものと同
    意義である)で表わされる化合物とし、必要に応じて、
    一般式(II)の化合物を加水分解することを特徴とする
    、一般式( I )で表わされる13−ヒドロキシミルベ
    マイシン誘導体の製造法。
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