JPS62252281A - 映像信号の記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は回転ヘッド式の映像信号の記録再生装置に関
する。

〔発明の概要〕

この発明は、記録系と再生糸とで共有する同一のハード
ウェアにより、記録時、映像信号を時間圧縮して記録し
、再生時、それを時間伸長して冗に戻すと同時に時間軸
誤差補正をするようにしたもので、ヘッド切換時を時間
圧縮により空いた時点で行なえるので、ヘッド切換によ
り映像信号がとぎれ”でノイズが発生したり、つなぎ目
でスキューが発生したりすることがなく、しかも簡単な
アドレスコントロールで時間軸！！！！！！補正ができ
るものである。

〔従来の技術〕

例えば２ヘツド形のＶＴＲの場合、２１１＆ｉの回転ヘ
ッドＨＡ、ＨＢを第３図に示すように約１８０゜均量隔
隔てて配し、一方、磁気テープ＋１＋を案内ドラム（２
）の周囲に１８０°角範囲分だけ斜めに巻き付け、テー
プ（１）は所定の速度で一方向に走行させるとともに回
転ヘッドＨＡ及びＨＢは映像信号に同期してｌフレーム
で１回転する回転数で回転させることにより、ヘッドＨ
Ａ及びＨＢが１フイ一ルド期間毎にテープ（１）上を交
互に走査するようにする。

そして、記録時は入力映像信号（第４図Ａ）を、ヘッド
ＨＡ、ＨＢのテープ当接期間に同期するヘッド切換信号
Ｒｕ５ｋ　（同図Ｂ）によっ“にれら２つのヘッドＨＡ
、ＨＢに振り分けてテープ（１）上に１フイールドにつ
いて１本ずつの斜めトラックＴＡ。

ＴＢを形成して記録する（第４図Ｃ及びＤ参照）。

再生時は、ヘッドＨＡ及びＨＢがトラックＴＡ及びＴＢ
を走査することにより得た信号を、ヘッド切換信号ＲＦ
Ｓ−によって切り換えて取り出して再生映像信号ＰＢＶ
Ｉ　（第４図Ｅ）を得る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上のように、従来はヘッド切換信号ＲＰＳ−により切
り換えて記録し、再生をなすものであるため、再生時、
ヘッド切換時点でノイズが発生したり、映像信号がとぎ
れてしまったりする。このため、従来、このヘッド切換
時点を垂直ブランキング期間内にして画面上に現れない
ようにしていた。しかし、最近は、この垂直ブランキン
グ期間にも種々の信号が挿入されるようになってきてお
り、このヘッド切換時の問題が生じる。

また、ヘッドＨＡよりの再生映像信号とヘッドＨＢより
の再生映像信号とのつなぎ目において、水平同期パルス
の連続性を保持するようにヘッド切換をしないと、画面
上でスキューを発生するという欠点もあった。

この発明はこのような欠点を生じない記録再生装置を提
供しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明においては、フィールド（フレーム）メモＩＪ
　（１１）　　（１２）と、記録時は入力映像信号、再
生時は再生映像信号に同期した第１のクロックを発生す
る第１のクロック発生回路（１６）と、一定周波数の安
定な第２のクロックを発生ずる第２のクロック発生回路
（１７）と、記録時は上記第１のクロックが供給され、
再生時は上記第２のクロックが供給される伸長時のクロ
ック及びアドレスコントロール回路（１３）と、上記第
１のクロックが記録時、再生時ともに供給される圧縮時
のクロック及びアドレスコントロール回路（１４）とを
設ける。

〔作用〕

記録時、人力映像信号は第１のクロックから形成された
伸長時のクロック及びアドレスコントロール回路（１３
）よりの書き込みクロック及びアドレス信号によってフ
ィールドメモリ　（１１）　　（１２）に書き込まれ、
同様に第１のクロックから形成された圧縮時のクロック
及びアドレスコントロール回路（１４）よりのアドレス
により書き込み時よりも速い速度で読み出されて時間圧
縮される。この場合、時間圧縮により空いた時間でヘッ
ド切換を行ってテープにその圧縮した映像信号を記録で
きる。

再生時は、ヘッドよりの信号は第１のクロックから形成
された再生信号と同じ時間軸誤差を有する圧縮時のクロ
ック及びアドレスコントロール回路（１４）よりのクロ
ック及びアドレス信号によってフィールドメモリ　（１
１）　　（１２）に書き込まれ、第２のクロックから形
成された時間軸誤差を有しない伸長時のクロック及びア
ドレスコントロール回路（１３）よりのクロック及びア
ドレス信号によってフィールドメモリ　（１１）　　（
１２）より再生映像信号が読み出されて、元の時間長に
伸長されると同時に、時間軸誤差が除去される。

〔実施例〕

第１図はこの発明装置の一実施例を示し、第２図はその
動作の説明のためのタイミングチャートである。

第１図において、（１１）及び（１２）はフィールドメ
モリ、（１３）は伸長時のクロック及びメモリアドレス
コントロール回路、（１４）は圧縮時のクロック及びメ
モリアドレスコントロール回路である。また、（１５）
は水平同期信号及びバースト信号の分離回路、（１６）
はＰＬＬ構成のクロック発生回路、（１７）は安定なり
ロックを得る水晶発振回路である。

また、（１８）はＡ／Ｄコンバータ、（１９）はＤ／Ａ
コンバータである。

さらに（２１）　　（２２）　　（２３）　　（２４）
及び（２５）は記録再生切換スイッチでそれぞれ記録時
は端子ＲＥＣ側に、再生時は端子ＰＢ側に、切り換えら
れる。また、（２６）　　（２７）　　（２Ｂ）及び（
２９）は互いに連動してｌフィールド期間毎に切り換え
られるスイッチで、これらスイッチ（２６）〜（２９）
は、あるｌフィールド期間では図の状態に切り換えられ
、次の１フイ一ルド期間では図とは逆の状態に切り換え
られる。

以−ヒのような構成において、先ずスイッチ（２１）〜
（２５）が端子ＲＥＣ側に切り換えられる記録時につい
て説明する。

（３１）は映像信号の入力端子で、これを通じた入力映
像信号Ｖｌ（第２図Ａ）はスイッチ（２１）を通じ゛ζ
Ａ／Ｄコンバータ（１８）に供給されてデジタル信号に
変換される。入力映像信号Ｖｔは、また、スイッチ（２
１）を通じて分離回路（１５）に供給されてこれより水
平同期信号ＨＤ及びバースト信号ＳＢが得られ、これら
がクロック発生回路（１６）に供給され°にれより入力
映像信号Ｖｌに同期したクロックＳＣＫが得られる。そ
して、このクロックＳＣＫが伸長時クロック及びアドレ
スコントロール回路（１３）にスイッチ（２５）を介し
て供給されるとともに圧縮時クロック及びアドレスコン
トロール回１ｍ（１４）に供給される。そして、伸長時
クロック及びアドレスコントロール回路（１３）よりの
クロックがＡ／Ｄコンバータ（１８）にサンプリングク
ロックとして供給される。

このＡ／Ｄコンバータ（１８）よりのデジタル映像信号
はスイッチ（２６）によりフィールドメモリ（１１）と
（１２）とに１フイールド毎に交互に供給される。この
場合、フィールドメモリ　（１１）　　（１２）の一方
が書き込み状態にあるとき、他方は読み出し状態となる
ようにスイッチ（２６）　　（２７）及び（２８）　　
（２９）は切り換えられる。

すなわち、スイッチ（２６）が端子Ａ側に切り換えられ
るｌフィールドの期間ＦＡでは、スイッチ（２７）は端
子Ｂ側に切り換えられ、スイッチ（２８）は端子Ｗ側に
、スイッチ（２９）は端子Ｒ側にそれぞれ切り換えられ
、スイッチ（２６）が端子Ｂ側に切り換えられるｌフィ
ールドの期間ＦＢではスイッチ（２７）は端子Ａ側に、
スイッチ（２８）は端子Ｒ側に、スイッチ（２９）は端
子Ｗ側に、それぞれ切り換えられる。

したがって、第２図Ｂ及びＣに示すように、Ａ／Ｄコン
バータ（１８）よりのデータは、期間ＦＡでは伸長時ク
ロ７り及びアドレスコントロール回路（１３）よりの書
き込みクロック及びアドレス信号によりＷｌ、Ｗｌ　、
Ｗ６　　・・・とフィールドメモリ　（１１）に書き込
まれ、期間ＦＢでは同じ伸長時クロック及びアドレスコ
ントロール回路（１３）よりの書き込みクロック及びア
ドレス信号によりＷ２　、Ｗ４　、Ｗε　・・・とフィ
ールドメモリ　（１２）に書き込まれる。

また、こうして書き込まれたデータは次のフィールドで
読み出される。すなわち、期間ＦＡではフィールドメモ
リ　（１２）より、その１フイールド前に書き込まれた
データが、期間ＦＢではフィールドメモリ　（１１）よ
りそのｌフィールド前に書き込まれたデータが、圧縮時
クロック及びアドレスコントロール回路（１４）よりの
睨み出しアドレスにより書き込み時の速度よりも速い速
度で、つまり時間圧縮されて、それぞれ第２図Ｂ及びＣ
において、Ｒ１＊　　Ｒ３＋　　’　”　’及びＲｏ、
Ｒ２、Ｒ４・・・として読み出される。

この場合、圧縮されたデータは、ヘッドＨＡと）（Ｂと
の切換信号ｎｐＳｈ　＜第２図Ｄ）によるヘッド切換時
点を避けて読み出されるようにコントロール回路（１４
）でタイミングコントロールされている。

こうして圧縮されζ読み出されたデータはスイッチ（２
７）により交互に取り出され、Ｄ／Ａコンバータ（１９
）において、圧縮時クロック及びアドレスコントロール
回路（１４）よりのクロックをサンプルクロックとして
Ｄ／Ａ変換されてアナログ信号に戻され（第２図Ｅ参照
）、これがスイッチ（２２）、アンプ（３２）、ヘッド
切換スイッチ（３３）を介してヘッドＨＡ及びＨＢに供
給されてテープに記録される。

次に、スイッチ（２１）〜（２５）が端子ＰＢ側に切り
換えられる再生時について説明する。

この再生時においては、クロック発生回路（１６）より
の再生映像信号に同期した、つまり同じ時間軸誤差をを
するクロックＳＣＫが圧縮時クロック及びアドレスコン
トロール回ＶＲ（１４）に供給される。したがって、こ
の回路（１４）よりは再生信号と同じ時間軸誤差を有す
る圧縮用クロックが得られる。一方、水晶発振回路（１
７）よりの安定なりロックがスイッチ（２５）を介して
伸長時クロック及びアドレスコントロール回路（１３）
に供給される。したがって、この回路（１３）よりは時
間軸誤差を含まない安定な伸長用クロックが得られる。

そして、スイッチ（３３）が信号ＲＰＳ切により切り換
えられることにより、ヘッドＨＡ及びＨＢにて再生され
た信号は第２図Ｅに示すようにして得られる。このスイ
ッチ（３３）より得られた再生信号はアンプ（３４）を
介し、スイッチ（２１）を介してＡ／Ｄコンバータ（１
８）に供給される。

この再生時においては、圧縮時クロック及びアドレスコ
ントロール回路（１４）よりのクロックがサンプリング
クロックとしてこのＡ／Ｄコンバータ（１８）に供給さ
れ圧縮されているデータがデジタル信号に変換される。

そして、第２図Ｆ及びＧに示すようにスイッチ（２６）
が端子Ａ側に切り換えられるｌフィールドの期間ＦＡで
はフィールドメモリ　（１１）に圧縮データＷｏ　、　
Ｗ２　、　Ｗ４　　・・・と、スイッチ（２６）が端子
Ｂ側に切り換えられる１フイールドの期間ＦＢではフィ
ールドメモリ　（１２）に圧縮データがＷｌｒ　Ｗ３　
＊　　・・・と、圧縮時クロック及びアドレスコントロ
ール回路（１４）よりの書き込みクロック及びアドレス
信号によりそれぞれ書き込まれる。

そして、書き込まれた圧縮データは、それぞれ次のフィ
ールドにおいて、伸長時クロック及びアドレスコントロ
ール回路（１３）よりの安定なりロック及びアドレス信
号により、第２図Ｆ及びＧに不ずようにフィールドメモ
リ　（１１）からはＲｏ＋Ｒ２＋　　・・・とじて、フ
ィールドメモリ　（１２）からはＲ１，Ｒ３，・・・と
して、時間伸長されて読み出される。

このとき、再生信号と同じ時間軸誤差を有する信号によ
り書き込まれ、時間軸誤差を有しない安定なりロックに
より読み出されることにより、時間伸長されて読み出さ
れたデータは同時に時間軸補正がなされている。

こうして元の時間長に戻され、時間軸誤差補正もなされ
たデータはスイッチ（２７）よりつなげられてＤ／Ａコ
ンバータ（１９）に供給され、このＤ／Ａコンバータ（
１９）で伸長時クロック及びアドレスコントロール回路
（１３）よりの安定なりロックをサンプリングクロック
としてＤ／Ａ変換がなされ、アナログ映像信号に戻され
、スイッチ（２２）を介して出力端子（３５）に導出さ
れる（第２図Ｈ参照）。

なお、再生時、水晶発振器（１７）よりの安定なりロッ
クからフィールド周期又はフレーム周期の信号が作成さ
れ、これがサーボ系の基準信号として使用される。

この場合、このフレーム周期の基準信号で回転ヘッドの
位相サーボをロックさせることにより、再生出力をフレ
ーム同期とすることができることになる。

なお、以上の例は回転２ヘツド形のＶＴＲの場合を例に
とって説明したが、この発明は例えば２７０°あるいは
３００°分、テープをドラムの周囲に巻き付け、１個の
回転ヘッドを１回転１フイールドの回転数で回転させて
記録再生する装置にも適用可能である。

ただ、２ヘツド形の場合、ヘッド切換時点を時間圧綿し
て空いた期間にすることにより、再生信号のヘッド切換
時のノイズを除去することができるという効果がある。

〔発明の効果〕 この発明によれば、フィールドメモリと、伸長時クロッ
ク及びアドレスコントロール回路と、圧縮時クロック及
びアドレスコントロール回路と、人力映像信号に同期し
たクロック発生回路と、安定なりロックの発生回路と、
複数の切換スイッチとにより、記録時に映像信号を時間
圧縮して記録し、再生時にこの映像信号を時間伸長する
とともに時間軸誤差補正を行なうことを共通の回路構成
で実現できる。

そして、時間圧縮して記録再生することにより、圧縮に
より空いた時間的空間を、複数の回転ヘッドを切り換え
て記録再生する場合の、そのヘッド切換タイミングとし
て利用することができ、その場合には再生映像信号にヘ
ッド切換時のノイズの影響が全くな（なるという効果が
ある。

また、再生時に時間圧縮された（ｑ号の時間伸長と同時
に時間軸誤差補正を行なうことができ、複雑なアドレス
コントロールを行なうことなく簡単なアドレスコントロ
ールで時間軸誤差補正ができるものである。

また、フィールドメモリを用い°Ｃスクランブル処理等
のフィールド単位の信号処理も容易に行なえるという利
点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明装置の一例のブロック図、第２図はそ
の説明のためのタイミングチャート、第３図は回転ヘッ
ド装置の一例を示す図、第４図は従来の記録再生動作の
説明のためのタイミングチャートである。 （１１）及び（１２）はフィールドメモリ、　（１３）
は伸長時クロック及びアドレスコントロール回路、（１
４）は圧縮時クロック及びアドレスコントロール回路、
（１６）は映像信号に同期したクロックを発生するクロ
ック発生回路、（１７）は安定なりロックを得る水晶発
掘器である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （ａ）フィールド（フレーム）メモリと、 （ｂ）記録時は入力映像信号、再生時は再生映像信号に
   同期した第１のクロックを発生する第１のクロック発生
   回路と、 （ｃ）一定周波数の安定な第２のクロックを発生する第
   ２のクロック発生回路と、 （ｄ）記録時は上記第１のクロックが供給され、再生時
   は上記第２のクロックが供給される伸長時のクロック及
   びアドレスコントロール回路と、（ｅ）上記第１のクロ
   ックが記録時、再生時ともに供給される圧縮時のクロッ
   ク及びアドレスコントロール回路とを有し、 （ｆ）入力映像信号が時間圧縮されて回転ヘッドにより
   記録媒体に記録され、 （ｇ）回転ヘッドにより再生された映像信号は時間伸長
   されて元の時間長の信号に戻されると同時にこの再生映
   像信号の時間軸誤差が除去されるようになされた映像信
   号の記録再生装置。