JPS6225227B2 - - Google Patents

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JPS6225227B2
JPS6225227B2 JP15001176A JP15001176A JPS6225227B2 JP S6225227 B2 JPS6225227 B2 JP S6225227B2 JP 15001176 A JP15001176 A JP 15001176A JP 15001176 A JP15001176 A JP 15001176A JP S6225227 B2 JPS6225227 B2 JP S6225227B2
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JP
Japan
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data
money
cash
principal
yen
Prior art date
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Expired
Application number
JP15001176A
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English (en)
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JPS5373935A (en
Inventor
Chiaki Oono
Toshihisa Kosaka
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Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
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Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP15001176A priority Critical patent/JPS5373935A/ja
Publication of JPS5373935A publication Critical patent/JPS5373935A/ja
Publication of JPS6225227B2 publication Critical patent/JPS6225227B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は精算システムに関し、特に例えばスー
パーマーケツト、デパート等の様な大規摸な商店
に用いて好適なものである。
(従来の技術) スーパーマーケツト、デパート等の様な大規摸
な商店においては、店内に多数の代金支払所(以
下レジと略称する)がおかれており、その業務を
円滑に行なわせるために複数の金種ごとに一定金
額以上の釣銭を常備させておくことが必要であ
る。従来はそのために、店内に1つ又は複数の精
算所を設けておき、始業時にレジ係が精算所に行
つて各金種ごとに一定金額の貨幣を釣銭に充当す
るための元金として受け取つて来ることの外、営
業時間の途中でレジの売上代金を一定額の釣銭を
残して精算所に持ち寄るいわゆる途中回金が行わ
れ、さらには営業時間の終了後レジの売上代金の
すべてを精算所に持ち寄るいわゆる最終回金が行
われる。このほか各レジの売上金として高額貨幣
が多くなると、釣銭として使用すべき低額貨幣が
不足することがある。このとき各レジ係は売上金
のうちの高額貨幣の一部を持つて精算所に行つて
両替してもらうことになる。
(発明が解決しようとする問題点) 以上がスーパーマーケツト等において従来行わ
れていた各レジと精算所との間でなされる精算処
理であるが、かくすると、営業始業時における元
金の配布の際、釣銭不足時における両替の際、営
業終了時における回金の際に、精算所に各レジ係
が集まることになるので混雑し、時には各レジへ
の釣銭の到着が遅れて代金受取業務に支障が生じ
かねない。従つて精算所から各レジ係への現金の
受け払い作業を自動化することが要望される。
これに加えて、かかる受け払い作業を貨幣処理
装置によつて実現した場合に、この貨幣処理装置
を一般買物客が両替機として利用できるようにす
れば、レジへの釣銭の供給と、一般買物客への両
替サービスの供給とを一挙になし得るので、設備
の簡略の点において望ましいばかりか店内の貨幣
処理装置の処理結果のデータを別途集中管理する
点においても望ましい。
以上の点を考慮して本発明は、従来人手に頼つ
ていた上記各種の作業ないし業務(すなわち、各
レジへの元金の配布、各レジからの売上げ代金の
回収等の業務)を一挙に自動的になし得る精算シ
ステムを提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明による精算システムは、各レジに配設さ
れレジ係が商品と引き換えに現金等を受け取るご
とに操作されレジ売上データを出力するレジスタ
と、上記各レジのレジ係が共通に使用できるよう
に一定の割合で配設されており、挿入された貨幣
を金種別に計数して収納し、別途入力された元金
データに相当する貨幣を引出す貨幣処理機構を
各々備え、予め各レジのレジ係に配布されたレジ
番号識別子が挿入されることによりこのレジ番号
識別子に記憶されているコード番号を読取つて上
記貨幣処理機構にて計数された計数値をこのコー
ド番号と共に回金データとして出力する貨幣受払
機と、上記レジスタと上記貨幣受払機との間でデ
ータの授受を行い得るように設けられ、上記レジ
売上げテータ及び回金データを記憶する締上管理
用メモリと、レジ係に払い出すための元金データ
をコード番号別に記憶する元金用主メモリとを少
なくとも備えており、上記貨幣受払機において読
み取られたコード番号に対応する上記元金用主メ
モリに記憶されている元金データを上記貨幣受払
機に対して出力すると共に上記レジ売上げデータ
及び回金データを入力する中央精算機とを具備し
たことを特徴とする。
(作 用) 本発明によれば以上のように精算システムが構
成されているので、貨幣受払機は予め各レジ係に
配布されたレジ番号識別子を用いて貨幣の受払い
をすると共にその回金データを出力し、中央精算
機はレジ売上データ及び回金データをレジ別に分
類して記憶し、元金データ貨幣受払機に対して出
力する。
(実施例) 以下図面について本発明の一例をスーパーマー
ケツトの精算装置に適用した場合の実施列として
詳述するに、本発明による精算装置は第1図に示
す如く、各レジに配設されたレジスタR1……
RXと、複数のレジのレジ係が共通に使用できる
ように店内に一定の割合で配設されている(例え
ば、各階に1台ずつの割合で配設されている)貨
幣受払機T1……TNと、レジスタR1……RX及
び貨幣受払機T1……TNとの間でデータの授受
をするためのセンタの機能をなす中央精算機
CNTとを有する。
レジスタR1……RXは、各レジにおける売上
金データ(以下レジ売上データという)を、レジ
係が商品と引き換えに現金、又は小切手、商品
券、従業者購入券、若しくは会員購入券などの現
金外入金券を受け取るごと操作され、データがセ
ンタの中央精算機CNTに伝送される。
一方各貨幣受払機T1〜TNは、レジ係の操作
によつて元金の払出、釣銭不足時の両替、途中若
しくは最終回金時の売上金の回収取り込み動作を
し、又は一般買物客の操作により両替動作を行う
と共に、必要に応じてセンタへのデータの転送を
行うもので、例えば第2図に示す如き構成のもの
を用いることができる。
1は使用目的を指定するための精算項目選択ス
イツチで、「元金」、「回金」、「両替」スイツチ1
A,1B,1Cを有する。
しかるに「元金」支払動作は各レジ係の操作に
応じて行われる。すなわち各レジ係には、レジ番
号識別コードが例えば磁気的に記憶されているレ
ジ番号識別カードが配布され、この識別カードを
「元金」スイツチ1Aを操作すると共にカード挿
入口2から挿入したとき、貨幣受払機T1〜TN
は識別カードのコード番号を読み取つて元金支払
の可否を判断した後中央精算機CNTから転送さ
れて来る元金データに相当する貨幣を操作者の手
元に投出する。
また「回金」動作も各レジ係の操作に応じて行
われる。すなわち各レジ係は、「回金」スイツチ
1Bを操作すると共に回金すべき貨幣のうち紙幣
を一括挿入口3から一括して挿入し、又は紙幣挿
入口4から1枚ずつ挿入する。また、回金すべき
貨幣のうち硬貨を一括挿入口5から多数枚一括し
て挿入し、硬貨挿入口6から1枚ずつ挿入し、又
は棒金硬貨を棒金挿入口7から挿入する。このと
き貨幣受払機T1〜TNは紙幣又は硬貨若しくは
棒金の真偽を1枚ないし1個ずつ鑑別した後計数
しながら内部の紙幣又は硬貨収納部へ収納する。
さらに、「両替」動作は各レジ係又は一般買物
客の操作に応じて行われる。
すなわち利用者は、「両替」スイツチ1Cを操
作すると共に、両替しようとして持参した紙幣を
紙幣挿入口4から挿入する。
このとき貨幣受払機T1〜TNは紙幣挿入口4
から挿入された紙幣の真偽を鑑別すると共に投入
金額を計数し、該投入金額で両替投出し得る両替
仕様選択スイツチ8を選択的に点灯表示する。
ここで利用者は上記点灯表示された両替仕様選
択スイツチ8のいずれか1つを選択的に指定する
と、該スイツチ操作によつて予じめ定められた貨
幣の組合せでの貨幣投出動作が行われる。
また利用者が両替仕様選択スイツチ8を操作せ
ずに「返却」スイツチ17を操作すると上記挿入
した紙幣が紙幣投出口11から返却されることに
なる。ここで、指定した貨幣が紙幣の場合この紙
幣は1枚ずつ紙幣投出口11へ投出され、またば
らの硬貨は硬化投出口12へ投出され、さらに棒
金硬貨はパツク投出口13へ投出される。
両替仕様選択スイツチ8は、第3図に示す如く
配設された表示ランプ付スイツチ構成の複数の操
作スイツチでなる。
先ず「万円」紙幣が挿入された場合に対応させ
て、「千円」紙幣で10枚を投出させるスイツチ8
Aと、「百円」硬貨50枚でなる棒金2本を投出さ
せるスイツチ8Bと、「十円」硬貨50枚でなる棒
金20本を投出させるスイツチ8Cとを設ける。次
に「五千円」紙幣が挿入された場合に対応させ
て、「千円」紙幣で5枚を投出させるスイツチ8
Dと、「百円」硬貨50枚でなる棒金1本を投出さ
せるスイツチ8Eと、「十円」硬貨50枚の棒金10
本を投出させるスイツチ8Fとを設ける。さらに
「千円」紙幣が挿入された場合に対応させて「百
円」硬貨10枚をばらで投出させるスイツチ8G
と、「十円」硬貨50枚でなる棒金2本を投出させ
るスイツチ8Hとを設ける。
第2図において、15はテンキーで、「元金」、
「回金」動作時に利用者となる各レジ係が予め割
当てられた暗照番号を打ち込むために用いられ
る。この打ち込まれた暗照番号は貨幣受払機T1
〜TNによつて内蔵の利用者一覧フアイルと比較
され、合致する番号であれば以後の元金、回金動
作をする様になされ、逆に合致する番号がなけれ
ば元金、回金動作をしないようになされている。
かくして貨幣管理の安全を期するようになされて
いる。
なお16は貨幣受払機T1〜TNの動作が異常
の際に操作される「係員呼出し」スイツチ、17
は一旦挿入した貨幣の返却を求める際に操作され
る「返却」スイツチ、18は回金の場合に使用さ
れる「確認」スイツチであり、レジ係員が回金す
べき持参した貨幣を貨幣受払機に挿入して計数し
た際、この計数値は操作案内表示部に表示される
様に構成されているが、該表示内容が満足のいく
ものである場合にレジ係員がこれを確認して以後
機械の動作をスタートさせる際に操作される確認
スイツチである。
また、19は1ステツプごとに利用者に対して
次に行うべき操作を案内指示すると共に、その必
要に応じて数値データを表示する操作案内表示部
である。
貨幣受払機T1〜TNは、第2図の紙幣挿入口
4、紙幣一括挿入口3、紙幣投出口11に関連し
て、第4図に示す如き紙幣処理機構21を有す
る。
すなわち、紙幣処理機構21は鑑別部22を具
え、紙幣挿入口4の受け台23位置に配されたシ
ヤツタ24(鎖線図示する)を介して両替又は回
金すべき紙幣が挿入されたとき、これを検出する
挿入検出器25(例えば光電式のものが用いられ
る)の出力によつて駆動されるベルトコンベア機
構26を介して、挿入紙幣を受け入れてその真偽
を鑑別する。
同様に、鑑別部22は紙幣一括挿入口3に紙幣
束27が挿入されたとき、これを搬送機構28に
よつて1枚ずつ受け入れてその真偽を1枚ずつ鑑
別する。
かくして鑑別部22の鑑別結果が「可」の紙幣
は、ベルトコンベア機構29及びこれに関連して
設けられ且つ鑑別部22の鑑別結果にそれぞれ応
動するふり分け用の「万円」、「五千円」、「千
円」、「五百円」紙幣誘導レバー30A,30B,
30C,30Dによつて「万円」、「五千円」、「千
円」、「五百円」一時保留部31A,31B,31
C,31Dでなる一時保留部31に一時収納され
ると共に、この枚数並びに金額が計数されて前記
操作案内表示部19に表示される。これとは逆
に、鑑別部22の鑑別結果が「否」の紙幣は、排
除用誘導レバー32及び排除用ベルトコンベア機
構33を介して、紙幣投出口11へ通ずる投出用
搬送機構34に送り出され、これにより利用者へ
返還される。
このようにして「万円」〜「五百円」一時保留
部31A〜31Dに一時保留された紙幣は両替動
作時に於いては両替仕様選択スイツチ8の操作、
また回金動作時に於いては確認スイツチ18の操
作により搬送機構34側に設けられた送出ローラ
35A〜35Dによつて搬送機構34に一旦送り
出され、一方搬送機構34に関連してそれぞれ
「万円」〜「五百円」誘導レバー36A〜36D
が設けられ、一時保留部31A〜31Dから送出
された紙幣を案内誘導して搬送機構37A〜37
Dを介して「万円」〜「五百円」紙幣収納部38
A〜38Dでなる紙幣収納部38に送り込むよう
になされている。
「万円」〜「五百円」紙幣収納部38A〜38
Dの紙幣は、「元金」、「両替」時に投出に必要な
紙幣として用いられる。すなわち、収納部38A
〜38Dと、投出用搬送機構34との間に、収納
部38A〜38Dの紙幣を1枚づつ計数しながら
取り出す投出機構39A〜39Dが設けられ、取
り出された貨幣が投出用搬送機構34を介して紙
幣投出口11へ1枚ずつ投出されるようになされ
ている。
また貨幣受払機T1〜TNは、第2図の硬貨挿
入口6、硬貨一括挿入口5、及び棒金挿入口7、
並びにパツク投出口13及び硬貨投出口12に関
連して、第5図及び第6図に示す如き硬貨処理機
構41を有する。
硬貨処理機構41は第5図に示す如く、硬貨を
一括で処理する部分41Aを有し、硬貨一括挿入
口5に多数枚一括して投入された硬貨(複数金種
の硬貨を含んでなる)をホツパ42にて受け、そ
の硬貨を斜めの状態で回転する送出板43により
その板面に設けられた突子44及び周縁板45間
に1板づつすくい上げて選別通路46に送り込む
ようになされている。選別通路46には、各種硬
貨の直径より僅かに大なる選別孔47が最小のも
のから順次配列され、かくして順次選別された
「一円」、「五十円」、「五円」、「百円」、「十円」

貨が、対応する一時保留部48A,48B,48
C,48D,48Eでなる一時保留部48に一時
保留されると共に、この枚数並びに金額が計数さ
れて前記操作案内表示部19に表示される。これ
に対して「一円」硬貨より小径の異状小径硬貨は
排除孔49によつて排除され、また「十円」硬貨
より大径の異状大径硬貨は排除孔50によつて排
除され、かくして排除された異状径硬貨は硬貨投
出口12へ返却される。
このようにして「一円」〜「十円」硬貨保留部
48A〜48Eに保留された硬貨は、上述の確認
スイツチ18が操作されたとき、下側に設けられ
た「一円」〜「十円」硬貨収納部51A〜51E
でなる硬貨収納部51に落下移送される。
これに対して、一時保留部48A〜48Eに保
留された硬貨は、返却スイツチ17が操作される
と、返却搬送機構52を介して硬貨投出口12へ
返却される。
この実施例の場合、硬貨収納部51A〜51E
の下端面には収納硬貨を1枚だけはめ込み得る透
孔52を有する回転円板53A〜53Eが設けら
れ、この円板53A〜53Eの回転に応じて透孔
52にはまり込んだ硬貨を硬貨投出口12へ通ず
る搬送機構54に送り出すようになされている。
さらに硬貨処理機構は硬貨挿入口41に挿入さ
れた硬貨を1枚ずつ処理する部分41Bを有し、
硬貨挿入口6に挿入された硬貨を選別通路55に
おいて「一円」〜「十円」通路56A〜56E、
又は偽硬貨通路56Fにふり分けるようになされ
ている。しかるに「一円」〜「十円」通路56A
〜56Eは、上述の選別通路46の対応する選別
孔47の後段に通ずるようになされ、かくして選
別硬貨を対応する一時保留部48A〜48Eに導
入するようになされている。一方「一円」〜「十
円」硬貨より小径又は大径の異常径硬貨は、選別
通路46の排除孔49又は50の後段に接続され
て排除される。
硬貨処理機構41はさらに第6図に示す如く、
硬貨を棒金として処理する部分41Cを有し、棒
金挿入口7から50枚の硬貨を棒状に包装してな
る棒金が挿入されたときその真偽を棒金鑑別器5
8で鑑別する。棒金鑑別器58は例えばベルトコ
ンベア上に静止保持した棒金(静止保持は例えば
ベルトコンベア上に保持用凹部を設けることによ
りなされる)の直径を測定し、これが真の硬貨に
等しいか否かによつて被鑑別硬貨の真偽を判定す
るようになされている。
この鑑別の結果が「否」であれば、この被鑑別
硬貨は搬送機構59を介してパツク投出口13へ
返却される。これに対して鑑別結果が「可」であ
れば、この被鑑別硬貨は前記紙幣並びに硬貨の場
合と同様に一時保留される。すなわち棒金鑑別器
58は棒金一時保留部60を兼ねる。しかるに一
時保留された棒金は「確認」スイツチ18が操作
されたとき搬送機構61を介して棒金分配器62
に移送され、ここで直径に応じて定まる「一円」
〜「十円」棒金収納部63A〜63Eでなる棒金
収納部63にふり分け収納される。
棒金収納部63A〜63Eの収納棒金は、「元
金」、「両替」モード時に駆動される棒金投出機6
4によつてパツク投出口13へ投出される。
第2図の操作案内表示部19は貨幣受払機の利
用者に対して順次操作手順を指示する内容の言
葉、記号等を映し出し、又はテンキー15によつ
て入力されたデータの内容及び又は、一時保留部
に一時保留された挿入紙幣、硬貨の計数値並びに
貨幣投出時には投出された紙幣、硬貨の計数値を
映し出すようになされている。
中央精算機CNTとしては第7図に示すものを
適用し得る。
中央精算機CNTはレジスタR1〜RX又は貨幣
受払機T1〜TNにおいて取扱われた現金に関す
るデータを集中管理することにより自動的に精算
すると共に、現金外入金券の精算を貨幣受払機T
1〜TNでは行わずに中央精算機CNTにおいてそ
のオオペレータの操作によつてなし得るようにな
されている。
これら2つの動作モードのいずれの処理をなす
べきかは、管理プレート71Aのモード選択キー
72又は73を操作することにより選択される。
すなわち中央処理機CNTは第8図に示す如く、
モード選択キーとして締上データ処理モードキー
72及び現金外入金処理モードキー73を有し、
キー72を操作することにより管理プレート71
Aの取引内容締上指令キー74及び機械受払締上
指令キー75からの指令に基づく締上げ処理が実
行される様になされ、またキー73を操作するこ
とにより現金外入金処理プレート71Bの各キー
からのデータ入力操作をなし得るようになされて
いる。
管理プレート71Aの取引内容締上指令キー7
4及び機械受払締上指令キー75は例えば一日の
業務の終了時等において操作され、業務の始業時
からこれらのキーの操作時までの間の精算内容を
予じめ定められた形態で読み出してこれをリスト
プリンタ76によつてリストに打ち出しを指令す
るようになされている。ここで「取引内容」と
は、レジスタR1〜RX又は貨幣受払機T1〜TN
及び現金外入金処理プレート71Bから入力され
たデータの各項目ごとの総計データをいう。また
「機械受払」とは、貨幣受払機T1〜TNに於いて
受払いされた紙幣、硬貨の数量データ(すなわ
ち、両替での挿入及び投出額、元金投出金額、回
金金額など)の各貨幣金種ごとの総計データをい
い、各貨幣受払機T1〜TN別に当初収納された
金種別の貨幣数量及びこの後の受払処理の結果最
終に残つた金種別の貨幣数量、及び、翌日に備え
て補充しなければならない金種別の貨幣数量並び
にこれらの合計金額値をいう。
なお、締上げデータ処理モードキー72及び現
金外入金処理モードキー73はステーダウンキー
構成となされ、かくしていずれか一方の処理モー
ドが選択できるようになされ、このとき締上デー
タ処理モード表示ランプ76又は現金外入金処理
モード表示ランプ77が点灯するようになされて
いる。
第8図において、78は電源スイツチである。
現金外入金処理プレート71Bは精算すべき現
金外入金券の種類を指定するフアンクシヨンキー
79として、「小切手」キー80、「商品券」キー
81、「従業員購入券」キー82、「会員購入券」
キー83を有する。なお「他」〜「他」84
は予備キーである。
しかるに精算時にオペレータは、各レジ係が持
参した各種現金外入金券に基づいて、その種類の
1つをフアンクシヨンキー79を選択操作するこ
とにより指定し、続いてその種類に属する現金外
入金券の額面金額をテンキー85によつて1枚づ
つバツフア・メモリ102に入力して行く。その
際、1枚の金額データに加算して次の金額データ
を入れる場合「+」キー86を操作し、同種の現
金外入金券のデータの入力が終了したとき「=」
キー87を操作してそのトータル演算を実行させ
る。
かかるデータの入力時において各金額データは
レシートプリンタ88のレシート89及びジヤー
ナル(内蔵されている)にプリントされ、これを
見てオペレータは自分の操作の誤りの有無を確認
できるようになされ、誤りがあるとき「CE」キ
ー(クリアエントリーキー)90によつて今入力
したデータのクリアを行い得るようになされ(そ
れ以前のデータはクリアしない)、また「訂正」
キー91を操作してテンキー85によつて訂正デ
ータを入力できるようになされている。92はレ
シート手動送りである。
なお同種の現金外入金券の一連のデータ入力操
作をクリアしたいときは「C」キー(クリアキ
ー)93を操作すれば良い。
これに対してレシート89に打ち出された金額
データに誤りがないとき、オペレータは「確認」
キー94を操作し、これによりバツフアメモリ1
02のデータを主メモリ103に累積記憶させる
ようになされている。実際上、後述するようにこ
のような累積記憶はメインメモリに記憶され、こ
れに対して累積記憶する以前のデータの記憶はバ
ツフアメモリに記憶されるようになされている。
このようにして各レジ係は現金外入金券をセン
タへ持ち寄り、これをオペレータの操作によつて
中央精算機CNTにデータとして入力するが、入
力したデータがどのレジのものかの確認は、前述
の如く予め各レジに配布された識別カードをカー
ド挿入口95に挿入し、そのコード番号を読み取
ることにより行われる。
以上の構成に加えてこの実施例の中央精算機
CNTは、締上データ処理モード時にリスト76
Aに順次打ち出されたデータをテープさん孔機9
5に写し取り、かくしてデータを他の電子装置に
転送できるようになされている。95Aはテープ
リール、95Bはテープ、95Cはテープパンチ
ヤ、95Dはテープリーダである。
このように、レジスタR1〜RXと中央精算機
CNTとの間のデータの転送や、貨幣受払機T1
〜TNと中央精算機CNTとの間のデータの転送を
行うため、貨幣受払機T1〜TNに第9図に示す
如きバツフアメモリ101を設け、また中央精算
機CNTにバツフアメモリ102(第10図)
と、売上状況の把握の目的で用いられる「締上管
理用」主メモリ103(第11図)と、各レジへ
配布すべき元金に関するデータを記憶する「元金
用」主メモリ104(第12図)と、貨幣受払機
T1〜TNに於いて受払いされた現金に関するデ
ータを記憶する「機械別データ収納」メモリ10
5(第13図)とを具える。 以上の構成の精算
システムにおいて、各項目における精算は次のよ
うに実行される。
先ず「元金」は、各レジ係が最寄の貨幣受払機
T1〜TNから識別カードを用いて払い出すこと
により各レジ係に渡される。
すなわち、各レジ係がカード挿入口2へ識別カ
ードを挿入すると共に、「元金」スイツチ1Aを
操作し、続いてテンキー15を用いて各レジ係に
予め割り当てられた暗照番号を入力する。このと
き貨幣受払機は暗照番号が支払いを許して良いか
否かを確認し、その後センタの中央精算機CNT
と交信する。なお入力された暗照番号及び識別コ
ード番号は操作用バツフアメモリ(図示せず)に
記憶され、貨幣受払機T1〜TN内部に固定記憶
された暗照番号表と対比される。
中央精算機CNTは第12図に示す如く、元金
メモリ104A及びレジマスクメモリ104Bを
有する元金用主メモリ104に対して、識別コー
ド番号(この場合レジコード番号)に相当するメ
モリエリアをアドレスする。
元金メモリ104Aは、レジ別かつ金種別に各
レジに配布すべき元金の金額を記憶しているもの
で、第1〜第X番目のレジスタR1〜RX用レジ
別エリア104C1〜104CXの第1区分M111〜M
1X1にはレジスタR1〜RXに対して配布すべ
き「一円」棒金の本数を記憶し、第2区分M11
2〜M1X2にはレジスタR1〜RXに対して配
布すべき「五円」棒金の本数を記憶し、以下同様
にして他の金種の貨幣についてのデータを記憶す
る。この実施例の場合元金として、「一円」、「五
円」、「十円」、「五十円」、「百円」棒金と、「五百
円」及び「千円」紙幣との7金種の貨幣が用意さ
れるものとし、これに対応してメモリエリア
104C1〜104CXのそれぞれについて7個の区分が
用意されている。
しかるに例えば第1番目のレジコード番号がア
ドレスされたとき、元金の支給を禁止すべきレジ
をこのレジに対応するレジコード番号で記憶する
レジマスクメモリ104Bの内容と照合して、当
該レジに元金を支給すべきであることを確認し、
この後第1のエリア104C1の各区分M111、M
112……M117からそれぞれ「一円」棒金、
「五円」棒金……「千円」紙幣についての金額デ
ータが順次読み出される。第2番目〜第X番目の
レジコード番号についても同様に歩み出される。
かくして読み出された元金データは交信してい
る貨幣受払機に転送される。しかるにこの転送が
終了すると、この転送終了がレジマスクメモリ1
04Bに記憶される。レジマスクメモリ104B
はレジスタR1〜RXに対応するX個の区分M1
01〜M10Xを有し、元金データの転送が終了
したレジコード番号に対応する区分に転送の終了
が記憶される。
このようにして転送終了が記憶されたレジコー
ド番号について、その後再度アドレスがされる
と、アンサーバツク信号としてマスク信号(元金
データ転送済みを意味する)が送出され、かくし
て各レジへは1回の元金の配布しかできないよう
になされている。また、このレジマスクメモリ1
04Bは上述の如く同一レジへの元金の重複支給
を禁止すると共に、何らかの原因で元金の支給を
禁止する場合等に於いても、当該レジに対応する
レジコード番号を別途入力しておくことによつて
容易に実現し得る。 センタから転送されて来た
元金データは、交信した貨幣受払機に内蔵された
取引バツフアメモリ101に記憶される。この実
施例の場合取引バツフアメモリ101は、かかる
元金データを金種別に記憶することの外、回金、
両替時のデータをも金種別に記憶できるようにな
され、このため、考えられる金種の全て、すなわ
ち14金種のデータ(本数又は枚数、並びに金額)
を記憶するように14個の金種別記憶区分M101
〜M114と、そのトータル金額を記憶する区分
BT101とをもつて構成されている。なお14金
種とは、「一円」、「五円」、「十円」、「五十円」、
「百円」の棒金及びばら銭、「五百円」、「千円」、
「五千円」、「万円」紙幣を含む。
このようにして各区分M101、M102、…
…M114に記憶された元金データは次に順次読
み出され、その内容の貨幣、すなわち「一円」棒
金、「五円」棒金……「千円」紙幣が第6図の棒
金投出機構41及び第4図の紙幣投出機構21に
よつて投出される。
かくして各レジ係に払い出すべく各貨幣受払機
T1〜TN転送された元金データの内容は、レジ
別又は金種別に分類されて中央精算機CNTの
「締上管理用」主メモリ103に記憶されてい
る。
そのため中央精算機CNTは各レジに払い出し
た金額を記憶するX個のレジ別区分M11〜M1
X及びその合計データを記憶する合計区分GT1
1を有する元金エリア103Aと、元金として払い
出された金額の合計を7金種別に記憶する金種別
区分M51〜M57を有する金種別元金エリア
103Bとを具え、上述のようにレジ係が元金の支
給を受けたとき各エリアへのデータの記憶がされ
ると共に、日付、当該レジコード番号、及び支給
された元金貨幣の金種、数量データを各貨幣受払
機に割当てられた機械番号と共に印字して1部を
紙幣投出口11からレジ係員に投出すると共に1
部を機械内部に保管する様になされている。
次に現金の「回金」(途中回金、最終回金)
は、各レジ係が識別カード及び売上代金を最寄の
貨幣受払機T1〜TNに挿入することにより自動
的に行われる。
すなわち、各レジ係は持参した識別カードをカ
ード挿入口2に挿入した後、貨幣(紙幣、硬貨、
棒金)を紙幣挿入口4又は3、硬貨挿入口6,5
又は7に挿入する。
このとき挿入された貨幣は、紙幣又は硬貨、棒
金処理機構21又は41の鑑別部22,46,5
5,58において鑑別され、計数された後一時保
留部31,48,60に保留される。一方計数内
容は、挿入された貨幣の種別ごとにバツフアメモ
リ101の各区分M101〜M114に記憶され
ると共に、その内容が操作案内表示部19に表示
される。
なおこの実施例の場合、挿入できる貨幣の金種
としては現在日本国内で流通しているすべての金
種とし、「一円」、「五円」、「十円」、「五十円」、
「百円」硬貨をばら銭として受けると共に、棒金
として受け、さらに「五百円」、「千円」、「五千
円」、「一万円」紙幣をばら銭として受けるように
なされ、かくして14種を受け入れ得るようになさ
れている。
しかるに各レジ係は表示部19の表示を見て、
内容が持参金額と一致しているとき「確認」スイ
ツチ18を操作する。このとき一時保留部31,
48,60に保留された貨幣は収納部38,5
1,63へ収納される。
これと同時に、貨幣受払機T1〜TNは収納し
た貨幣についてのデータをセンタへ転送する。こ
の転送データを記憶するため中央精算機CNTは
第13図に示す如き機械別データ収納メモリ10
5を具える。
このメモリ105は、貨幣受払機T1〜TN
夫々の内部に収納されている貨幣の数量値を常時
記憶管理する為に設けられており、当初にテープ
リーダ又は別の入力手段等を介して入力された各
貨幣受払機T1〜TNの夫々に予じめ収納されて
いる貨幣の数量を記憶すると共に、この後は貨幣
受払機T1〜TNに於いて行われる元金支給、両
替及び回金処理で得られる貨幣の受払数量データ
に基づいて加減算される記憶エリア105A1〜
105ANを貨幣受払機T1〜TN別に有し、各エリ
アはデータを14金種別に記憶する区分M211、
M212……M2114〜M2N1、M2N2…
…M2N14を具えると共に、全金種の合計金額
を記憶する「合計」区分GT211、GT212…
…GT21Nを具える。
このようにして機械別データ収納メモリ105
は、各貨幣受払機T1〜TNにおける回金操作時
には、挿入された貨幣を機械別かつ金種別に分類
して集計記憶する。また、毎回の回金動作の終了
時には日付、レジ番号、回金額データ等を当該貨
幣受払機番号と共に印字すると共に1部は紙幣投
出口11を介してレジ係員に投出すると共に1部
は機械内部に保管する様になされている。
かかる回金データは現金による入金に関する精
算額であり、その内容をレジ別、金種別に管理す
るため締上管理用メモリ103(第11図)に
「現金入金」エリア103Cと、「金種別入金」エリ
ア103Dとが設けられている。
「現金入金」エリア103Cは各貨幣受払機T1
〜TNから到来する回金データをレジ番号別に分
類記憶するX個の区分M21〜M2Xと、これら
区分の内容のトータル金額を記憶する「合計」区
分GT21とを具える。
また「金種別入金」エリア103Dは同様に回金
データ14金種別に分類して記憶する14個の区分M
61〜M614を具える。
以上は現金の「回金」精算の動作であるが、現
金外入金券の「回金」精算は、各レジ係が現金外
入金券をセンタに持ち寄つてこれを識別カードと
共に中央精算機のオペレータに手渡し、オペレー
タがそのデータを入力することにより行う。
すなわちオペレータはカードをカード挿入口9
5(第7図)へ挿入した後、現金外入金券の額面
全額をその種別ごとに入力する。例えば小切手が
2枚の場合、先ず現金外入金処理モードキー73
を操作した後「小切手」キー80を操作し、第1
枚目の小切手の額面金額をテンキー85によつて
入力し、「+」キー86を操作し、第2枚目の小
切手の額面金額をテンキー85によつて入力し、
「=」キー87を操作する。
入力されたデータは順次レシートプリンタ88
(第7図)に打ち出される。このときレシートプ
リンタ88はレシート89と同時にジヤーナルに
もコピーをとり、これを機械内部に保存する。
このようにして現金外入金プレート71Bによ
つて入力されたデータは「現金外入金」バツフア
メモリ102(第10図)に入金券の種類別に記
憶される。すなわちバツフアメモリ102は「小
切手」、「商品券」、「従業者購入券」、「会員購入
券」の金額をそれぞれ記憶するエリアm11,
m12,m13,m14を具えると共に、そのトータル
金額を記憶するための「合計」エリアST11を具
え、バツフアメモリ102の内容をレシートプリ
ンタ88に打ち出すと共に、この記憶内容に応じ
て締上管理用主メモリ103に累積記憶される。
すなわちオペレータはレシートの内容に誤りが
ないことを確認した後、このレシートをレジ係に
手渡して確認を得た後、「確認」スイツチ94を
操作する。このときバツフアメモリ102の内容
は、締上管理用主メモリ103の「現金外入金」
エリア103Eと、「種別現金外入金」エリア
103Fとに分類記憶される。
「現金外入金」エリア103はバツフアメモリ1
02の「合計」区分ST11に記憶された内容を
レジ番号別に累積記憶する「レジ番号別」区分M
31〜MX及びそのトータル金額を記憶する「合
計」区分GT31を具える。これに対して、「種別
現金外入金」エリア103Fは、現金外入金を「小
切手」、「商品券」、「従業員購入券」、「会員購入
券」の種別に分類して記憶すべく種別区分M7
1,M72,M73,M74を具える。
「両替」はレジ係又は一般買物客によつて貨幣
受払機T1〜TNを利用して行われる。しかるに
両替は現金金額の出入の関係からみればバランス
しているので、締上管理の面からは累積記録する
必要はないが、貨幣受払機における金種ごとの出
入の貨幣量を把握する意味から、両替データは中
央精算機CNTの機械別データ収納メモリ105
(第13図)に貨幣受払機T1〜TN別に、しかも
金種別に記憶される。
すなわち両替をする場合、先ず貨幣受払機T1
〜TNの両替スイツチ1Cを操作して持参紙幣を
紙幣挿入口4から挿入する。紙幣は紙幣処理機構
21の鑑別部22において鑑別され、一時保留部
31へ一時保留されると共に、挿入された紙幣で
両替できる貨幣の組合せを示す両替仕様選択スイ
ツチ8のランプを選択的に点灯させる。第3図に
おいて例えば「万円」紙幣が挿入されたとき「千
円紙幣10枚」スイツチ8A、「百円棒金2枚」ス
イツチ8B、「十円棒金20本」スイツチ8Cのみ
が点灯すると共に、これら点灯スイツチのみが選
択可能となる。
ここで利用者は点灯したランプのうちの1つを
選択指定する。このとき一時保留部31に保留さ
れた紙幣は紙幣収納部38へ取り込まれ、一方選
択指定された金種及び数量の紙幣、硬貨が、紙幣
処理機構21、硬貨処理機構41から投出され
る。なおかかる投出動作は、別途貨幣受払機内部
に設けられたRCMに記憶されたプログラムによ
つて自動的に行われる。
しかるに投出すべき貨幣の組合せを選択指定し
たとき、その内容のデータが中央精算機CNTに
転送され、挿入された紙幣の金額が「機械的デー
タ収納」主メモリ105(第13図)の利用され
た貨幣受払機に対応するエリアの対応する金種の
区分に加算データとして入力される。また投出す
べき各金種の貨幣の金額が主メモリ105の同じ
エリアの対応する金種の区分に減算データとして
入力される。
例えば、第1番目の貨幣受払機T1において、
「万円」紙幣を挿入して「千円10枚」の投出をさ
せる場合、主メモリ105のエリア105A1の「万
円」区分に数量「1」、金額「10000」の加算入力
が与えられ、かつ主メモリ105のエリア105A1
の「千円」区分に数量「10」、金額「10000」の減
算入力が与えられる。
かくして各貨幣受払機T1〜TNに保有されて
いる貨幣量を各金種ごとに中央精算機CNTにお
いて管理できる。
以上は中央精算機CNT又は各貨幣受払機T1
〜TNにおける操作に基づいて得られるデータの
処理、現物の処理について述べたが、各レジにお
ける売上データはレジスタR1〜RXから直接中
央精算機CNTの締上管理用主メモリ103に設
けられたレジ正売上エリア103Gに入力される。
ここでレジ正売上は、(レジ正売上)=(レジ売
上)−(レジマイナス)として、1人ひとりの買物
客ごとに各レジスタにおいて計算された後、X個
のレジ正売上エリア103Gの区分M41〜M4X
にレジ別に記憶され、そのトータル金額が「合
計」区分GT41に記憶されるものであり、上記
算式に於いてレジ売上げとはレジ係員が販売商品
の価格としてキーインした売上げ額であり、レジ
マイナスとは、上記売上げ額としてキーインした
後に於ける返品及び又は販売商品価格のキーイン
ミスにより売上げ額を減算する為の減額である。
上述の構成によれば、機械別データ収納主メモ
リ105の内容から各貨幣受払機T1〜TNに収
納されている現金の現況が把握でき、また元金用
主メモリ104の内容から各レジに配布された元
金の状態が把握でき、さらにはこれらのデータに
対応するデータが締上管理用主メモリ103にお
いてレジ別、かつ金種別に分類記憶される。
そのうち、レジ正売上エリア103Gの内容と、
現金入金エリア103Cの内容及び現金外入金エリ
ア103Eの内容の和から元金エリア103Aの内容を
引いた内容とが等しくなれば、各レジにおける売
上額と、貨幣受払機及び中央精算機による精算金
額とが一致していること、換言すれば違算がない
ことが分る。また不一致があつたとき、不一致が
生じたレジはどれか、その金額はいくらかが分
る。さらに、締上管理用主メモリ103の金種別
元金エリア103B、金種別入金エリア103D、種別
現金外入金エリア103Fの内容から、取引に際し
て動いている貨幣の金種の様子が分り、従つて準
備すべき資金内容などの検討に供し得る。
しかるに締上管理データの内容は、中央精算機
CNTの締上データ処理モードキー72を操作し
た後、「取引内容」締上指令キー74又は「機械
受払」締上指令キー75を操作することにより、
リストプリンタ76のリスト76Aに打ち出され
る。前者の場合、「締上管理用」主メモリ103
の内容がリストとして打ち出され、後者の場合、
「機械別データ収納」主メモリ105の内容がリ
ストとして打ち出される。
なお上述のデータの転送、各メモリの記憶内容
への加減算、プリンタの駆動、ランプの点灯など
の演算は、それ自体公知の第14図に示す如き逐
時制御方式(プログラムストアード方式)の演算
装置を用い、これを各貨幣受払機、中央精算機に
設けることにより実現できる。
第14図において、111はリクエスト部で、
演算に要するプログラム(すなわちサブルーチ
ン)を選択命令する。しかるにこの選択命令動作
は、外部から到来するステツプ更新リクエスト信
号SRS(例えば確認スイツチ18や、返却スイツ
チ17などの出力)を割込信号として開始され
る。
リクエスト部111の出力信号であるリクエス
ト信号RQはプログラムカウンタ112に与えら
れる。プログラムカウンタ112はプログラム番
号を記憶し、これをリクエスト信号の内容に応じ
て選択しながら順次アドレス信号ADRとして送
出する。
このアドレス信号ADRは細分化されたステツ
プ制御信号でなるプログラムを記憶するROM1
13に与えられ、そのプログラム番号を指定して
そのプログラムの内容である制御信号を出力す
る。この制御信号は演算回路要素を駆動し、これ
により加減算、データの転送、機器の駆動を制御
する。
またかくして1つのステツプが実行されれば、
次のステツプに歩進させるためのステツプリクエ
スト信号SRQがリクエスト部111へ与えられ
る。
このようにしてROM113に記憶されたステ
ツプ信号STPが順次読み出されて遂時制御が実行
され、その間に外部からステツプ更新リクエスト
信号SRSが到来したとき受け入れ許容するタイミ
ングで、他の制御が開始される。
なお上述において、レジ番号の識別をカード方
式で行うようにしたが、これに代えキー形状等の
レジ番号識別子を用いても良い。また元金として
払い出すべきデータを中央精算機に金種別に固定
記憶する場合について述べたが、例えば各貨幣受
払機又はカードカードに記憶させたり、元金とし
て払い出すべき限界のみを記憶してその枠内であ
れば、何回でも払い出せるようにする等、種々変
更し得る。
また、上述においては、元金として貨幣受払機
が投出できる金種は、ばらの紙幣と棒金のみであ
るとしたが、これに代え、例えば紙幣を束出しし
たり、紙幣及び必要に応じて硬貨を封筒に入れて
投出する等、種々変更し得る。
第15図に取引内容締上指令キー74を操作し
た間に印字出力されるリストの一例を例示する。
(発明の効果) 以上の通り本発明によれば、各レジ係への元金
の配布や売上代金の回収を、人手を介することな
く貨幣受払機を介して自動的に行なうことができ
ると共に、各レジに配設されたレジスタからの売
上代金に関するデータや、精算入力された金額に
関するデータを集中的に管理することができる。
特にレジ毎の管理をレジ番号識別子に記憶されて
いるコード番号によりおこなうようにしているの
で、レジ間でデータが混同することなく正確な管
理を自動的におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に依る精算システムの一例を示
す系統図、第2図はその貨幣受払機を示す斜視
図、第3図はその選択スイツチの配列構成を示す
略線図、第4図ないし第6図は紙幣処理機構及び
硬貨処理機構を示す略線図、第7図は第1図の中
央精算機を示す斜視図、第8図はその操作スイツ
チの配列構成を示す略線図、第9図ないし第13
図は各種メモリの構成を示す略線図、第14図は
演算制御部を示す系統図、第15図はリストプリ
ンタで打ち出されるリストを示す図表である。 T1〜TN…貨幣受払機、R1〜RX…レジス
タ、CNT…中央精算機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各レジに配設されレジ係が商品と引き換えに
    現金等を受け取るごとに操作され、レジ売上デー
    タを出力するレジスタと、 上記各レジのレジ係が共通に使用できるように
    一定の割合で配設されており、 挿入された貨幣を金種別に計数して収納し、別
    途入力された元金データに相当する貨幣を引出す
    貨幣処理機構を各々備え、 予め各レジのレジ系に配布されたレジ番号識別
    子が挿入されることにより、このレジ番号識別子
    に記憶されているコード番号を読取つて上記貨幣
    処理機構にて計数された計数値をこのコード番号
    と共に回金データとして出力する貨幣受払機と、 上記レジスタと上記貨幣受払機との間でデータ
    の授受を行い得るように設けられ、 上記レジ売上げデータ及び回金データを記憶す
    る締上管理用メモリと、レジ係に払い出すための
    元金データをコード番号別に記憶する元金用主メ
    モリとを少なくとも備えており、 上記貨幣受払機において読み取られたコード番
    号に対応する上記元金用主メモリに記憶されてい
    る元金データを上記貨幣受払機に対して出力する
    と共に上記レジ売上げデータ及び回金データを入
    力する中央精算機と を具備したことを特徴とする精算システム。
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