JP2800985B2 - 店舗出納システム - Google Patents

店舗出納システム

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JP2800985B2
JP2800985B2 JP26518591A JP26518591A JP2800985B2 JP 2800985 B2 JP2800985 B2 JP 2800985B2 JP 26518591 A JP26518591 A JP 26518591A JP 26518591 A JP26518591 A JP 26518591A JP 2800985 B2 JP2800985 B2 JP 2800985B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a) 第1の実施例のシステムの説明(図2乃至図7) (b) 第1の実施例の動作の説明(図8乃至図10) (c) 第2の実施例の説明(図11) (d) 第3の実施例の説明(図12乃至図13) (e) 第4の実施例の説明(図14乃至図17) (f) 他の実施例の説明 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のキャッシュレジ
スタを有する店舗において、当該キャッシュレジスタの
キャッシュドロアに対する現金の出金、納金を自動化し
た店舗出納システムに関する。
【0003】スーパーマーケット、コンビニエンススト
ア、百貨店等の小売業界において、電子式キャッシュレ
ジスタやPOS端末機が導入され、オペレータ別の売
上、時間帯別の売上、商品別の売上等の分析を行い、経
営の効率化を図っている。
【0004】このような小売業においては、原則的に現
金取引であるため、各キャッシュレジスタのオペレータ
は、操作前に釣銭準備金を受取り、キャッシュレジスタ
のキャッシュドロアに収納し、操作終了後は、キャッシ
ュドロアの売上金を納金する必要がある。このオペレー
タは、近年、パートタイマ、アルバイト学生が多く、就
業時間も様々であるから、効率的な現金の出金、納金を
行うことが望まれる。
【0005】
【従来の技術】スーパーマーケット等の現金の出金、納
金は、経理の出納責任者が次のようにして行っていた。
先ず、出納責任者は、開店前に、各レジの釣銭準備金を
用意し、レジのオペレータに渡す。
【0006】次に、営業中は、売上金がある程度たまる
と、防犯上の理由から営業中に、出納責任者が現金を各
レジから回収して回り、長時間運用により、特定の金種
の釣銭が不足すると、出納責任者が釣銭の補充を行う。
【0007】この時、現金回収や釣銭補充に際しては、
出し入れした金額の把握のため、管理伝票が必要とな
る。更に、一日の就業が終了した時点で、オペレータ
は、レジスタのジャーナルに精算時に記録される論理的
な売上額(集計額)と、実際のドロア内の現金を突き合
わせる精算作業を行い、過不足が発生すると、ジャーナ
ル等を点検し、その原因解明を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 毎朝、開店前に、出納責任者は、金庫から現金を取り
出し、各レジの釣銭準備金を準備し、オペレータに配る
必要があり、レジスタの台数が多い程手間がかかるばか
りでなく、そのため、人件費もかかる。
【0009】営業中の現金回収や釣銭補充に、管理伝
票の作成、管理等を必要とし、手間がかかり、特にスー
パー等では、土曜、日曜に頻繁に起こり、出納責任者の
負担が大きい。
【0010】精算納金時に、オペレータは、ドロア内
の現金の計数、過不足金の計算等を行う必要があるた
め、時間がかかり、パートタイマ等が嫌がり、人件費の
上昇の原因となる。
【0011】就業終了時に、精算を行うため、過不足
金が発生すると、その原因を究明するのに、膨大なジャ
ーナルを点検等しなければならず、又過不足金の額が多
いと、盗んだ等の疑いをかけられ、原因究明まで帰宅で
きないという事態も生じて、一層パートタイマ等が嫌が
る。
【0012】従って、本発明は、キャッシュレジスタの
現金の出金、納金の手間を削減し、且つ現金管理を容易
とすることができる店舗出納システムを提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項は、キャッシュレジスタ1a〜
1nのオペレータが、操作開始時に、釣銭準備金の出金
を受け、操作終了時に、売上金を納金する店舗出納シス
テムにおいて、該オペレータの識別番号を入力するため
の入力部80と、現金を放出する現金放出部85と、現
金を計数し、保管する現金納金部84と、オペレータ用
通帳5に印字する通帳印字部82と、制御部7とを含む
自動出納機2と、オペレータ用通帳5とを設け、該制御
部7は、出金時に、該入力部80から入力された識別番
号をチェックし、該現金放出部85から該オペレータに
釣銭準備金を出金し、該通帳印字部82で挿入された該
オペレータ用通帳5に、出金額を印字して、返却する出
金モードと、納金時に、該入力部80から入力された識
別番号をチェックし、該現金納金部84に投入された現
金を計数し、納金額を計算し、該オペレータの現金在高
の理論値と該納金額との違算金額を計算し、該通帳印字
部82で挿入された該オペレータ用通帳5に、該納金
額、現金在高の理論値、違算金額を印字して、返却する
納金モードとを有することを特徴とする。
【0014】本発明の請求項は、請求項において、
前記キャッシュレジスタ1a〜1nが、上位コンピュー
タ3bに接続されたPOS端末機であることを特徴とす
る。本発明の請求項は、請求項において、前記上位
コンピュータ3bと前記自動出納機2の制御部7とを接
続し、前記制御部7は、前記オペレータの識別番号によ
り、前記上位コンピュータ3bで集計したオペレータの
現金在高の理論値を問い合わせることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項は、請求項1又は2にお
いて、前記納金時に、前記現金在高の理論値を前記入力
部80より、オペレータが入力することを特徴とする。
本発明の請求項は、請求項1又は2又は3又は4にお
いて、前記自動出納機2に、前記キャッシュレジスタ1
a〜1nのキャッシュドロア10のセット部87を設
け、前記出金時に、オペレータが前記キャッシュドロア
10を前記セット部87にセットし、前記現金放出部8
5が釣銭準備金を前記セットされたキャッシュドロア1
0に放出し、前記納金時に、オペレータが前記キャッシ
ュドロア10を前記セット部87にセットし、前記現金
納金部84に前記セットされたキャッシュドロア10の
現金を投入することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項は、請求項において、
前記キャッシュドロア10の下カバー12を引き抜き可
能に構成し、前記納金時に、オペレータが前記キャッシ
ュドロア10を前記セット部87にセットした後、前記
下カバー12を引き抜き、前記現金納金部84に前記キ
ャッシュドロア10の現金を投入することを特徴とす
る。
【0017】本発明の請求項は、請求項1又は2又は
3又は4又は5又は6において、前記自動出納機85
に、投入された封筒を格納する封筒格納部86を設け、
前記納金時に、オペレータは、計数できない現金類を前
記封筒に入れて、前記封筒格納部86に投入し、前記入
力部80から前記封筒内の金額を入力することを特徴と
する。
【0018】本発明の請求項は、請求項1又は2又は
3又は4又は5又は6又は7において、前記納金モード
として、前記入力部80から入力された識別番号をチェ
ックし、前記現金納金部84に投入された現金を計数
し、納金額を計算し、前記オペレータの現金在高の理論
と該納金額との違算金額を計算し、前記制御部7のメ
モリに記憶し、前記通帳印字部82で挿入された前記オ
ペレータ用通帳5に、該納金額、現金在高の理論値、違
算金額を印字して、返却する交替納金モードと、前記入
力部80から入力された識別番号をチェックし、前記現
金納金部84に投入された現金を計数し、納金額を計算
し、前記オペレータの現金在高の理論値と該納金額との
違算金額を計算し、前記出金額の合計額と前記納金額の
合計額と前記現金在高の理論値の合計額と前記違算金額
の合計額とを計算し、前記制御部7のメモリに記憶し、
前記通帳印字部82で挿入された前記オペレータ用通帳
5に、該納金額、現金在高の理論値、違算金額と、前記
出金額の合計額と前記納金額の合計額と前記現金在高
理論値の合計額と前記違算金額の合計額とを印字して、
返却する精算納金モードとを有することを特徴とする。
【0019】本発明の請求項は、請求項1又は2又は
3又は4又は5又は6又は7又は8において、前記自動
出納機2の制御部7に、メモリを設け、前記出金額、前
記納金額を格納しておき、集計表出力指示に応じて、全
出金額と、全納金額と、機内残高を計算し、出力するこ
とを特徴とする。
【0020】本発明の請求項10は、請求項におい
て、前記自動出納機2は、前記計算した機内残高を、金
融機関のホストコンピュータ6に送信することを特徴と
する。本発明の請求項11は、請求項1又は2又は3又
は4又は5又は6において、前記自動出納機2の入力部
80に、前記出金モード又は納金モードを指定するモー
ドキーを設けたことを特徴とする。
【0021】本発明の請求項12は、請求項1又は2又
は3又は4又は5又は6において、前記自動出納機2
は、前記入力部80から入力された識別番号をチェック
し、前記現金放出部85から該オペレータに釣銭準備金
を出金し、前記通帳印字部82で挿入された前記オペレ
ータ用通帳5に、出金額を印字して、返却する自動出金
機と、前記入力部80から入力された識別番号をチェッ
クし、前記現金納金部84に投入された現金を計算し、
納金額を計算し、前記オペレータの現金在高の理
該納金額との違算金額を計算し、前記通帳印字部82で
挿入された前記オペレータ用通帳5に、該納金額、現金
在高の理論値、違算金額を印字して、返却する自動納金
機とを有することを特徴とする。
【0022】
【作用】本発明の請求項では、オペレータの操作で出
金、納金を自動的に行う自動出納機2を設けたので、オ
ペレータへの釣銭準備金の出金、売上金の納金作業が自
動化され、出納責任者、オペレータの手間が軽減する。
【0023】又、出金、納金時に、オペレータに、入力
部80から識別番号を入力させ、識別番号をチェックす
るので、自動化しても、不在が生じることがない。更
に、オペレータ用通帳5を用意し、出金時に、オペレー
タ用通帳5に、出金額を印字し、納金時に、現金納金部
84に投入された現金を計数し、納金額を計算し、オペ
レータの現金在高の理論値と該納金額との違算金額を計
算し、オペレータ用通帳5に、納金額、現金在高の理論
、違算金額を印字するので、管理伝票の作成、管理、
点検が不要となり、オペレータ用通帳5を点検するだけ
で、現金管理が可能となる。
【0024】しかも、納金時に、現金納金部84に投入
された現金を計数し、納金額を計算し、オペレータの現
金在高の理論値と該納金額との違算金額を計算するの
で、オペレータの手間が大幅に軽減し、過不足金(違算
金)の原因究明も容易となる。
【0025】本発明の請求項では、キャッシュレジス
タ1a〜1nが、上位コンピュータ3bに接続されたP
OS端末機であるので、出納責任者は、上位コンピュー
タ3bの売上集計結果と、自動出納機2の出納結果とを
対比して、現金管理が可能となり、現金管理を一層確実
に且つ簡易にできる。
【0026】本発明の請求項では、上位コンピュータ
3bと自動出納機2の制御部7とを接続し、制御部7
は、オペレータの識別番号により、上位コンピュータ3
bで集計したオペレータの現金在高の理論値を問い合わ
せるので、上位コンピュータ3bの集計結果を利用し
て、違算金の計算が可能となり、オペレータの入力を軽
減し、且つ計算を確実ならしめる。
【0027】本発明の請求項では、納金時に、現金在
の理論値を入力部80より、オペレータが入力するの
で、オフラインのキャッシュレジスタを用いたシステム
でも、上位コンピュータと接続しないシステムでも、違
算金の計算が可能となる。
【0028】本発明の請求項では、自動出納機2に、
キャッシュレジスタ1a〜1nのキャッシュドロア10
のセット部87を設け、出金時に、オペレータがキャッ
シュドロア10をセット部87にセットし、現金放出部
85が釣銭準備金を前記セットされたキャッシュドロア
10に放出し、納金時に、オペレータがキャッシュドロ
ア10をセット部87にセットし、現金納金部84にセ
ットされたキャッシュドロア10の現金を投入するの
で、出金、納金時に、オペレータは現金に触れることな
く、キャッシュドロア10に現金がセットされ、現金が
回収され、オペレータの負担を軽減するとともに、不正
も防止できる。
【0029】本発明の請求項では、キャッシュドロア
10の下カバー12を引き抜き可能に構成し、納金時
に、オペレータがキャッシュドロア10をセット部87
にセットした後、下カバー12を引き抜き、現金納金部
84にキャッシュドロア10の現金を投入するので、既
存のキャッシュドロア10を若干改造するだけで、自動
納金が可能となる。
【0030】本発明の請求項では、自動出納機85
に、投入された封筒を格納する封筒格納部86を設け、
納金時に、オペレータは、計数できない現金類を封筒に
入れて、封筒格納部に投入し、入力部80から封筒内の
金額を入力するので、計数きない商品券やリジェクトさ
れた現金の自動納金が可能となる。
【0031】本発明の請求項では、納金モードとし
て、納金額、現金在高の理論値、違算金額を計算して、
オペレータ用通帳5に印字して、返却する交替納金モー
ドと、納金額、現金在高の理論値、違算金額を計算し、
出金額の合計額と納金額の合計額と現金在高の理論値
合計額と違算金額の合計額とを計算し、オペレータ用通
帳5に印字して、返却する精算納金モードとを有するの
で、一定時間毎のオペレータの交代時に、それまでの売
上の納金を行い、違算金額を計算するので、その期間の
過不足金の原因究明を行えばよく、過不足金の原因究明
が容易となり、しかも精算時には、合計額が計算され、
印字されるため、一日の現金の出入りが一目で判る。
【0032】本発明の請求項では、自動出納機2の制
御部7に、メモリを設け、出金額、納金額を格納してお
き、集計表出力指示に応じて、全出金額と、全納金額
と、機内残高を計算し、出力するので、一日の売上等
が、現金の実際の出入りから把握でき、確実である。
【0033】本発明の請求項10では、自動出納機2
は、計算した機内残高を、金融機関のホストコンピュー
タ6に送信するので、関係金融機関において、現金の回
収等を容易に判断でき、店舗側の資金運用を効率化し、
金融機関の現金回収作業を効率化できる。
【0034】本発明の請求項11では、自動出納機2の
入力部80に、出金モード又は納金モードを指定するモ
ードキーを設けたので、1台の装置を設けるだけで、自
動出金、納金が可能となり、スペースの削除、安価な実
現を可能とする。
【0035】本発明の請求項12では、自動出金機と、
自動納金機とを設けているので、オペレータの休憩のた
めの交代時や、朝、昼、夕方等の単位のパートタイマ、
アルバイト学生の交代時に、オペレータの待ち時間が短
縮できる。
【0036】
【実施例】
(a) 第1の実施例のシステムの説明 図2は本発明の第1の実施例システム構成図である。ス
ーパー現場の複数のPOS端末機1a〜1nは、インラ
イン回線を介し、スーパー事務所に設けたストアコント
ローラ3aに接続されており、ストアコントローラ3a
は、回線を介し店舗プロセッサ3bに接続され、POS
システムを構成する。
【0037】このPOSシステムでは、周知のように、
POS端末機1a〜1nから商品情報と金額情報を店舗
プロセッサ3bに送信し、店舗プロセッサ3bで商品別
の集計、オペレータ別の売上集計、時間別の売上集計等
を行うものである。
【0038】このスーパー事務所には、現金の出金、納
金を行うための自動出納機2が、店舗プロセッサ3bに
接続されて、設けられており、専用又は公衆回線を介
し、取引先銀行のホストコンピュータ6と接続される。
【0039】又、スーパー事務所には、POS端末機1
a〜1nのキャッシュドロア10の置き場4と、チェッ
カー(オペレータ)用通帳5の収容場所が設けられてい
る。この店舗システムでは、チェッカーが、自己のチェ
ッカー用通帳5を出納責任者から受け取り、自己のキャ
ッシュドロア10を取り出して、自動出納機2へ行き、
キャッシュドロア10と、チェッカー用通帳5を挿入し
て、キャッシュドロア10に釣銭準備金の放出を受け、
通帳5に記帳され、これらを持って、指定されたPOS
端末機1a〜1nに行き、POS端末機1a〜1nにキ
ャッシュドロア10をセットして、運用を開始する。
【0040】オペレータは、運用の終了により、POS
端末機1a〜1nからキャッシュドロア10を抜き取
り、自動出納機2へ行き、キャッシュドロア10と、チ
ェッカー用通帳5を挿入して、キャッシュドロア10の
売上金を投入し、計数、保管して、納金し、通帳5に記
帳され、キャッシュドロア10を抜き取り、ドロア置き
場4に返却し、通帳5を出納責任者に返す。
【0041】図3は本発明の第1の実施例出納機ブロッ
ク図、図4は本発明の第1の実施例出納機構成図、図5
は本発明の第1の実施例キャッシュドロア構成図、図6
は本発明の第1の実施例納金動作説明図、図7は本発明
の第1の実施例オペレータ用通帳の説明図である。
【0042】図3、図4に示すように、自動出納機2
は、CPU7とIO機器8とから構成されている。この
IO機器8は、テンキー、モード指定キー等からなるキ
ーボード80と、操作ガイダンスの表示のためのガイダ
ンス表示器81aと、動作モード表示のためのモード表
示器81bと、通帳を吸入し、印字して、返却する通帳
プリンタ82と、ジャーナル印字のためのジャーナルプ
リンタ83と、紙幣を受入れ、鑑別して、計数し、金庫
に保管する紙幣鑑別機84aと、紙幣を放出する紙幣放
出機85aと、コインを受入れ、鑑別して、計数し、金
庫に保管するコイン鑑別機84bと、コインを放出する
コイン放出機85bと、現金類を封入した封筒を受入
れ、保管する封筒格納機86と、キャッシュドロア10
がセットされるドロア制御機87と、ホストコンピュー
タ6との通信のための回線ドライバ/レシーバ88a
と、店舗プロセッサ3bとの通信のための回線ドライバ
/レシーバ88bとを有する。
【0043】図4(B)に示すように、自動出納機2の
前面には、ガイダンス表示器81aと、モード表示器8
1bと、通帳プリンタ82の挿入口と、キーボード80
と、封筒格納機86の投入口と、ドロア制御機87のセ
ット口とが設けられている。
【0044】図5に示すように、キャッシュドロア10
は、4つの札入れ(万円、五千円、千円、商品券)14
と、その札押さえ15と、6つのコイントレイ(1円、
5円、10円、50円、100円、500円)13と、
下カバー12とを有する。
【0045】一方、図4(A)、図5(C)に示すよう
に、紙幣放出機85aは、釣銭用に、五千円と千円の放
出機が、ドロア制御機87の上部に設けられ、コイン放
出機85bは、前述の6金種の放出機が、ドロア制御機
87の上部に設けられる。
【0046】又、図4(A)、(B)に示すように、3
金種の紙幣の鑑別機84aが、ドロア制御機87の下部
に設けられ、6金種のコインの鑑別機84bが、ドロア
制御機87の下部に設けられ、各鑑別機84a、84b
は、現金受入れ部842と、鑑別計数部841と、金庫
840とで構成される。
【0047】これにより、出金時には、ドロア制御機8
7に、図5(A)のキャッシュドロア10が、札押さえ
15を上げて、セットされると、図4(A)、図5
(C)に示すように、札入れ14と、コイントレイ13
に、紙幣放出機85aとコイン放出機85bとから、2
金種の札と、6金種のコインが釣銭準備金として、放出
される。
【0048】一方、納金時には、ドロア制御機87に、
図5(A)のキャッシュドロア10が、セットされる
と、図6(A)に示すように、手で下カバー12の端を
持ち、図6(B)に示すように、下カバー12を引っ張
ると、キャッシュドロア10の札入れ14内の札と、コ
イントレイ13内のコインとが、対応する現金受入れ部
842に投入され、現金鑑別計数部841で鑑別計数さ
れ、金庫840に格納される。
【0049】又、オペレータ用通帳5は、図7に示すよ
うに、横型通帳(2000号)で構成され、磁気ストラ
イプを有し、出納の年月日、時刻、払出し額、納金額、
現金在高(理論値)、違算額の印字欄を有する。なお、
以下の説明で現金在高は、実際にあると予想される現金
在高の理論値を示している。
【0050】図3に戻り、CPU(制御部)7は、ソフ
トウェアの実行により、次の手段を機能として有する。
タスク制御手段70は、各制御手段71〜79を起動、
終了管理するもの、チェッカー別出納管理制御手段71
は、釣銭準備金の払出し指示と、売上金(納金)のドロ
アからの取り出し、紙幣・コイン鑑別、計数指示と、違
算金の演算と、釣銭準備金の払出し額、納金額、現金在
高理論額、違算額の記帳指示と、一日のチェッカー別の
釣銭準備金の払出し額、納金額、現金在高理論額、違算
額の合計演算と、一日のチェッカー別の釣銭準備金の払
出し額、納金額、現金在高理論額、違算額の合計額につ
いての記帳指示とを行うものである。
【0051】操作制御手段72は、操作手順の制御を行
うものであり、キー入力制御手段73は、キーボード8
0の有効/無効制御、入力数値の表示、桁数のチェック
等を行うもの、表示制御手段74は、操作制御手段72
からの指示で、ガイダンス表示器81aにガイダンスの
表示を、モード表示器81bにモードの表示を行うもの
である。
【0052】印字制御手段75は、チェッカー別出納管
理制御手段71からの指示で、通帳プリンタ82を起動
し、払出し額、納金額、現金在高理論額、違算額、及び
一日の合計払出し額、納金額、現金在高理論額、違算額
をチェッカー別の通帳に印字し、チェッカー別出納管理
制御手段71からの指示で、次の項目をジャーナルに印
字する。
【0053】即ち、通帳に印字した内容と、自動出納機
の精算データ(開店時の釣銭準備金a、払出し金額合計
b、納金額合計c、機内残高a−b+c、金種数量内訳
(1円、5円、10円、50円、100円、500円、
千円、5千円、1万円)、現金外額)である。
【0054】出納制御手段76は、紙幣鑑別機制御手段
76a、紙幣放出機制御手段77a、コイン鑑別機制御
手段76b、コイン放出機制御手段77bを起動し、終
了の管理を行い、紙幣鑑別機制御手段76a、コイン鑑
別機制御手段76bの計数結果をチェッカー別出納管理
制御手段71に通知するものである。
【0055】紙幣鑑別機制御手段76aは、交替納金、
精算納金された紙幣の鑑別と計数を行い、出納制御手段
76に通知するもの、紙幣放出機制御手段77aは、釣
銭準備のために紙幣の払出しを行うもの、コイン鑑別機
制御手段76bは、交替納金、精算納金されたコインの
鑑別と件数を行い、出納制御手段76に通知するもの、
コイン放出機制御手段77bは、釣銭準備のためにコイ
ンの払出しを行うものである。
【0056】ドロア制御手段78は、交替納金、精算納
金モードが指定された時、ドロア投入口からセットされ
たドロア10を検出し、ロックし、下カバー12の開放
を検出し、鑑別・計数後ロックを解除し、ドロア10の
取り出しを検出するものである。
【0057】対ホスト回線制御手段79aは、チェッカ
ー別出納管理制御手段71の指示で、自動出納機2の精
算データ(開店時の釣銭準備金a、払出し金額合計b、
納金額合計c、機内残高a−b+c、金種数量内訳(1
円、5円、10円、50円、100円、500円、千
円、5千円、1万円)、現金外額)を、銀行ホスト6に
送信する。
【0058】対店舗プロセッサ回線制御手段79bは、
チェッカー別出納管理制御手段71の指示で、店舗プロ
セッサ3bに指定されたチェッカー別の現金在高理論値
を要求し、受信した応答電文をチェッカー別出納管理制
御手段71に返すものである。
【0059】(b) 第1の実施例の動作の説明 図8は本発明の第1の実施例運用フロー図、図9は本発
明の第1の実施例払出し処理フロー図、図10は本発明
の第1の実施例納金処理フロー図である。
【0060】図8に従い、その動作を説明する。 (A) 先ず、開店前の準備として、出納責任者は、当日の
釣銭準備金のために、各金種毎に必要枚数を自動出納機
2の紙幣放出機85a、コイン放出機85bにセットし
ておく。
【0061】次に、チェッカーは、出納責任者から自分
用の通帳5を受け取り、ドロア置き場4から任意のドロ
ア10を選択し、自動出納機2に行き、釣銭準備金の払
出しを受ける。
【0062】これを、図9により説明する。 チェッカーは、自動出納機2のガイダンス表示器81
aの「ドロアをセットして下さい。」の表示を見て、ド
ロア10をドロア制御機87の投入口にセットする。
【0063】これにより、ドロア制御機87は、ドロア
10のセットを検出し、CPU7のチェッカー別出納管
理制御手段71に通知し、出納処理が開始する。 自動出納機2のガイダンス表示器81aの表示は、
「ID番号を入力して下さい。」の表示に代わり、チェ
ッカーは、自分のID番号(4桁の暗証番号)をキーボ
ード80のテンキーより入力する。
【0064】このID番号は、CPU7のチェッカー別
出納管理制御手段71に通知され、チェッカー別出納管
理制御手段71は、登録されたID番号かを判定し、使
用の可否を判定する。登録されたID番号でなければ、
出納処理をせずに、終了する。
【0065】登録されたID番号であれば、自動出納
機2のガイダンス表示器81aの表示は、「モードを選
択して下さい。」の表示に代わり、チェッカーは、キー
ボード80のモードキーにより、払出しを選択する。
【0066】払出しを選択すると、通常は、一定額の
払出しであるが、ここでは、オプション機能として、準
備金の申請ステップが設けられている。即ち、自動出納
機2のガイダンス表示器81aの表示は、「固定金額か
金額申告かを選択して下さい。」の表示に代わり、チェ
ッカーは、キーボード80のモードキーにより、固定金
額か、可変金額かを指定し、可変金額の場合は、準備金
の金額をキーボード80のテンキーにより入力する。
【0067】次に、自動出納機2のガイダンス表示器
81aの表示は、「通帳をセットして下さい。」の表示
に代わり、チェッカーは、通帳5を開いて、通帳プリン
タ82の挿入口に挿入する。
【0068】これにより、通帳5が吸入され、通帳5の
磁気ストライプのID番号が読み取られ、CPU7のチ
ェッカー別出納管理制御手段71に通知され、チェッカ
ー別出納管理制御手段71は、読み取られたID番号
と、前述の入力されたID番号とを比較し、対応を取
り、一致しなければ、通帳を返却する。
【0069】一致していれば、紙幣放出機85a、コ
イン放出機85bから固定又は指定された金額の紙幣、
コインをドロア制御機87にセットされたドロア10に
払出し、通帳プリンタ82は、通帳5に、図7に示すよ
うに、年月日、時刻、払出し額を記帳し、通帳を挿入口
に返却し、CPU7のチェッカー別出納管理制御手段7
1は、CPU7のメモリのチェッカー別集計エリアに、
この年月日、時刻、払出し額を格納する。
【0070】自動出納機2のガイダンス表示器81a
の表示は、「通帳を受け取って下さい。」の表示に代わ
り、チェッカーは、挿入口の通帳5を抜き取り、これに
より、ドロア制御機87のドロア10のロックが解除さ
れ、自動出納機2のガイダンス表示器81aの表示は、
「ドロアを抜いて下さい。」の表示に代わり、チェッカ
ーは、ドロア制御機87からドロア10を抜き取り、抜
き取り検出により、払出しを終了する。
【0071】このようにして、釣銭準備金の払出しを受
けると、チェッカーは、通帳5の記帳内容と、ドロア内
の釣銭準備金額を確認する。そして、チェッカーは、釣
銭準備金の格納されたドロア10を、出納責任者から指
定されたPOS端末機にセットし、POS端末機のオー
プン操作(オペレータ番号の登録)を行った後、釣銭準
備金に対する入金操作を行う。
【0072】この入金操作は、チェッカー別の現金在高
トータルを持つ機器では、、釣銭準備金登録が必須であ
るためである。チェッカーは、POS端末機のハードト
ータル(売上集計データ)点検をとり、ハードトータル
内容の確認を行い、運用開始を待つ。
【0073】(B) 運用が開始されると、チェッカーは、
POS端末機の売上操作を行う。そして、交替時間が来
たら、チェッカーは、POS端末機の点検操作を行い、
レシートに自分の扱った現金在高(理論額)を印字さ
せ、点検レシートを発行させて、点検レシートより自分
の扱った現金在高(理論額)を確認する。
【0074】次のチェッカーが来たら、チェッカーは、
POS端末機のクローズ操作(オペレータ番号の登録)
を行い、交替し、ドロア10をPOS端末機から引き抜
き、ドロア10に蓋をしてから鍵をかけ、事務所に持ち
帰る。
【0075】(C) チェッカーは、事務所に戻ると、ドロ
ア10の鍵を開け、蓋を外し、商品券等の現金外券を整
理し、封筒に詰め、自動出納機2へ行き、交替納金操作
を行う。
【0076】これを、図10により説明する。 チェッカーは、自動出納機2のガイダンス表示器81
aの「ドロアをセットして下さい。」の表示を見て、ド
ロア10をドロア制御機87の投入口にセットする。
【0077】これにより、ドロア制御機87は、ドロア
10のセットを検出し、CPU7のチェッカー別出納管
理制御手段71に通知し、出納処理が開始する。 自動出納機2のガイダンス表示器81aの表示は、
「ID番号を入力して下さい。」の表示に代わり、チェ
ッカーは、自分のID番号(4桁の暗証番号)をキーボ
ード80のテンキーより入力する。
【0078】このID番号は、CPU7のチェッカー別
出納管理制御手段71に通知され、チェッカー別出納管
理制御手段71は、登録されたID番号かを判定し、使
用の可否を判定する。登録されたID番号でなければ、
出納処理をせずに、終了する。
【0079】登録されたID番号であれば、自動出納
機2のガイダンス表示器81aの表示は、「モードを選
択して下さい。」の表示に代わり、チェッカーは、キー
ボード80のモードキーにより、交替納金を選択する。
【0080】次に、自動出納機2のガイダンス表示器
81aの表示は、「通帳をセットして下さい。」の表示
に代わり、チェッカーは、通帳5を開いて、通帳プリン
タ82の挿入口に挿入する。
【0081】これにより、通帳5が吸入され、通帳5の
磁気ストライプのID番号が読み取られ、CPU7のチ
ェッカー別出納管理制御手段71に通知され、チェッカ
ー別出納管理制御手段71は、読み取られたID番号
と、前述の入力されたID番号とを比較し、対応を取
り、一致しなければ、通帳を返却する。
【0082】一致していれば、CPU7は、店舗プロ
セッサ3bにこのID番号のチェッカー別トータル(現
金在高理論値)を要求し、これを受ける。これと並行し
て、図6のように、チェッカーにドロア10の下カバー
12を抜き取らせ、ドロア10内の現金を紙幣鑑別機8
4a、コイン鑑別機84bの現金受入れ部842に投入
させ、下カバー12の抜き取り検出により、現金の鑑
別、計数を行う。
【0083】この時、計数不能の現金は、図示しないリ
ジェクト出口より、リジェクトされる。この各金種の計
数値は、CPU7のチェッカー別出納管理制御手段71
に通知される。
【0084】リジェクトがあると、チェッカーは、リ
ジェクトされた現金を封筒に詰めて、封筒格納機86に
投入し、その金額をキーボード80より入力する。又、
商品券等の現金外券があると、チェッカーは、封筒に詰
めた現金外券を封筒格納機86に投入し、その金額をキ
ーボード80より入力する。この入力金額は、CPU7
のチェッカー別出納管理制御手段71に通知される。
【0085】CPU7のチェッカー別出納管理制御手
段71は、店舗プロセッサ3bからの現金在高理論値
と、紙幣鑑別機84a、コイン鑑別機84bの計数値か
ら計算した現金計数合計額(納金額)との差(違算とい
う)を算出し、年月日、時刻、納金額(現金額、現金外
額、リジェクト額)、現金在高、違算額を、メモリのチ
ェッカー別集計エリアに格納する。
【0086】そして、図7に示すように、通帳プリンタ
82により、通帳5に、年月日、時刻、納金額(現金
額、現金外額、リジェクト額)、現金在高、違算額を印
字した後、通帳5を挿入口に排出する。
【0087】この例では、リジェクト額がない例を示
し、納金額として、現金(計数)額と、現外額があるこ
とを示し、リジェクト額は、違算額に含まれることにな
る。 自動出納機2のガイダンス表示器81aの表示は、
「通帳を受け取って下さい。」の表示に代わり、チェッ
カーは、挿入口の通帳5を抜き取り、これにより、ドロ
ア制御機87のドロア10のロックが解除され、自動出
納機2のガイダンス表示器81aの表示は、「ドロアを
抜いて下さい。」の表示に代わり、チェッカーは、ドロ
ア制御機87からドロア10を抜き取り、抜き取り検出
により、納金を終了する。
【0088】チェッカーは、記帳された通帳5により、
違算額の確認を行い、違算がなければ、ドロア10をド
ロア置き場4に返却し、通帳を出納責任者に渡して休憩
に入る。
【0089】一方、違算があれば、点検レシートの現金
在高理論額と一致しているか否か確認を行い、合わない
場合は、出納責任者にその理由を申告する。 (D) チェッカーの休憩時間が過ぎると、再開準備、再開
を行う。この動作は、(A)と同一のため、説明は省略
する。
【0090】(E) チェッカーの就業終了により、精算を
行う。この精算動作は、基本的に交替動作と同一であ
り、異なる点は、モードとして、精算納金を指定するこ
とと、一日の納金額(現金額、現金外額、リジェクト
額)、現金在高、違算額の合計を演算して、通帳5に印
字することである。
【0091】即ち、チェッカーは、事務所に戻ると、ド
ロア10の鍵を開け、蓋を外し、商品券等の現金外券を
整理し、封筒に詰め、自動出納機2へ行き、精算納金操
作を図10により行う。
【0092】チェッカーは、自動出納機2のガイダン
ス表示器81aの「ドロアをセットして下さい。」の表
示を見て、ドロア10をドロア制御機87の投入口にセ
ットする。
【0093】これにより、ドロア制御機87は、ドロア
10のセットを検出し、CPU7のチェッカー別出納管
理制御手段71に通知し、出納処理が開始する。 自動出納機2のガイダンス表示器81aの表示は、
「ID番号を入力して下さい。」の表示に代わり、チェ
ッカーは、自分のID番号(4桁の暗証番号)をキーボ
ード80のテンキーに入力する。
【0094】このID番号は、CPU7のチェッカー別
出納管理制御手段71に通知され、チェッカー別出納管
理制御手段71は、登録されたID番号かを判定し、使
用の可否を判定する。登録さたID番号でなければ、出
納処理をせずに、終了する。
【0095】登録されたID番号であれば、自動出納
機2のガイダンス表示器81aの表示は、「モードを選
択して下さい。」の表示に代わり、チェッカーは、キー
ボード80のモードキーにより、精算納金を選択する。
【0096】次に、自動出納機2のガイダンス表示器
81aの表示は、「通帳をセットして下さい。」の表示
に代わり、チェッカーは、通帳5を開いて、通帳プリン
タ82の挿入口に挿入する。
【0097】これにより、通帳5が吸入され、通帳5の
磁気ストライプのID番号が読み取られ、CPU7のチ
ェッカー別出納管理制御手段71に通知され、チェッカ
ー別出納管理制御手段71は、読み取られたID番号
と、前述の入力されたID番号とを比較し、対応を取
り、一致しなければ、通帳を返却する。
【0098】一致していれば、CPU7は、店舗プロ
セッサ3bにこのID番号のチェッカー別トータル(現
金在高理論値)を要求し、これを受ける。これと平行し
て、図6のように、チェッカーにドロア10の下カバー
12を抜き取らせ、ドロア10内の現金を紙幣鑑別機8
4a、コイン鑑別機84bの現金受入れ部842に投入
させ、下カバー12の抜き取り検出により、現金の鑑
別、計数を行う。
【0099】この時、計数不能の現金は、図示しないリ
ジェクト出口より、リジェクトされる。この各金種の計
数値は、CPU7のチェッカー別出納管理制御手段71
に通知される。
【0100】リジェクトがあると、チェッカーは、リ
ジェクトされた現金を封筒に詰めて、封筒格納機86に
投入し、その金額をキーボード80より入力する。又、
商品券等の現金外券が有ると、チェッカーは、封筒に詰
めた現金外券を封筒格納機86に投入し、その金額をキ
ーボード80より入力する。
【0101】この入力金額は、CPU7のチェッカー別
出納管理制御手段71に通知される。 CPU7 のチェッカー別出納管理制御手段71は、店
舗プロセッサ3bからの現金在高理論値と、紙幣鑑別機
84a、コイン鑑別機84bの計数値から計算した現金
計数合計額(納金額)との差(違算という)を算出し、
年月日、時刻、納金額(現金額、現金外額、リジェクト
額)、現金在高、違算額を、メモリのチェッカー別集計
エリアに格納した上で、メモリのチェッカー別集計エリ
アの当該チェッカーの一日の払出し額、納金額、現金在
高、違算額を読み出し、これらの合計を演算し、メモリ
のチェッカー別集計エリアに格納する。
【0102】そして、図7に示すように、通帳プリンタ
82により、通帳5に、年月日、時刻、納金額(現金
額、現金外額、リジェクト額)、現金在高、違算額と、
一日の払出し額、納金額、現金在高、違算額の各合計額
を印字した後、通帳5を挿入口に排出する。
【0103】この例では、リジェクト額がない例を示
し、納金額として、現金(計数)額と、現外額があるこ
とを示し、リジェクト額は、違算額に含まれることにな
る。 自動出納機2のガイダンス表示器81aの表示は、
「通帳を受け取って下さい。」の表示に代わり、チェッ
カーは、挿入口の通帳5を抜き取り、これにより、ドロ
ア制御機87のドロア10のロックが解除され、自動出
納機2のガイダンス表示器81aの表示は、「ドロアを
抜いて下さい。」の表示に代わり、チェッカーは、ドロ
ア制御機87からドロア10を抜き取り、抜き取り検出
により、納金を終了する。
【0104】チェッカーは、記帳された通帳5により、
違算額の確認を行い、違算がなければ、ドロア10をド
ロア置き場4に返却し、通帳を出納責任者に渡して帰
る。一方、違算があれば、点検レシートの現金在高理論
額と一致しているか否か確認を行い、合わない場合は、
報告書を作成し、出納責任者に提出する。
【0105】(F) 閉店後は、出納責任者は、自動出納機
2のキーボード80から全店舗集計表出力を指定する。
これにより、CPU7のチェッカー別出納管理制御手段
71は、メモリのチェッカー別集計エリアの各チェッカ
ーの一日の払出し額、納金額、現金在高、違算額の各合
計額を読み出し、全払出し金額bと、全納金額cを演算
し、開店時の釣銭準備金aとから機内残高a−b+cを
演算し、金種内訳(1円、5円、10円、50円、10
0円、500円、千円、5千円、1万円)、現金外額を
演算する。
【0106】そして、この開店時の釣銭準備金、全払出
し金額、全納金額、金種内訳、現金外額をジャーナルプ
リンタ83により、ジャーナルに印字し、ホスト6に送
信する。
【0107】出納責任者は、ジャーナル用紙を抜き、自
動出納機2の現金の出し入れの履歴を取得し、自動出納
機2内の現金と、ジャーナル用紙の店舗集計表出力結果
との一致チェックを行う。
【0108】そして、出納責任者は、現金を管理金庫に
保管する。このようにして、キャッシュレジスタとして
のPOS端末機のキャッシュドロア内の現金の払出し、
納金を自動化するので、出納責任者、オペレータの手間
を軽減する。
【0109】又、オペレータに、操作させても、IDチ
ェックするので、不正を防止でき、納金額と、違算額と
を自動計算するので、オペレータの手間を大幅に軽減
し、且つ誤りもなく、過不足金の究明を容易にできる。
【0110】更に、通帳5を用いるので、現金の出し入
れの履歴を、オペレータ単位に、確認でき、一層過不足
金の究明が容易となる。しかも、ドロア10を直接セッ
トするので、オペレータの不正を防止でき、且つオペレ
ータの現金セット、回収の手間を軽減する。
【0111】(c) 第2の実施例の説明 図11は本発明の第2の実施例説明図である。図中、図
4、図6で示したものと同一のものは、同一の記号で示
してあり、現金放出/現金鑑別機に現金リサイクル機構
を用いたものである。
【0112】即ち、計数済現金を金庫840に収納する
現金収納機構843と、金庫840から現金を取り出す
現金取り出し機構844と、取り出した現金をコイン放
出機85b、紙幣放出機85aに搬送する現金搬送機構
845を設けたものである。
【0113】このようにすると、金庫840に、初期時
に必要な額の釣銭準備金をセットしておき、ドロア10
が払出しのため、セットされる毎に、金庫840から現
金取り出し機構844で現金を取り出し、計数機841
で計数して、現金搬送機構845で、コイン放出機85
b、紙幣放出機85aに搬送し、ドロア10に払い出
し、納金時は、ドロア10の現金を現金受入れ部842
に投入し、鑑別機841で鑑別して、計数機841で計
数して、現金収納機構843で金庫840に収納すれば
よい。
【0114】このため、初期時に必要な額の釣銭準備金
をセットするだけで良く、予め用意しておく釣銭準備金
の額を少なくでき、資金の効率的運用が可能となる。 (d) 第3の実施例の説明 図12は本発明の第3の実施例システム構成図、図13
は本発明の第3の実施例納金処理フロー図である。
【0115】図中、図2で示したものと同一のものは、
同一の記号で示してあり、図2との相違は、自動出納機
2が、店舗プロセッサ3bと接続されていない事のみで
ある。従って、自動出納機2は、図3の構成において、
回線ドライバ/レシーバ88bと対店舗プロセッサ回線
制御手段79bとを削除したものとなり、その他は同一
であり、図4〜図7の構成をそのまま使用できる。
【0116】又、払出し動作は、図9と同一であり、説
明を省略する。一方、交替納金、精査納金動作は、図1
3に示すように、図10とステップのみが異なり、そ
の他は同一であり、ステップを説明する。
【0117】店舗プロセッサ3bと接続されていない
ため、店舗プロセッサ3bから現金在高理論額が得られ
ないため、POS端末機にチェッカー別トータルを持つ
場合には、点検レシートの現金在高理論額を、自動出納
機2のキーボード80より入力する。
【0118】POS端末機にチェッカー別トータルを持
たない場合には、チェッカーがPOS端末機の操作開始
前に、点検情報に含まれる前現金在高を取得し、POS
端末機の操作後に、点検情報に含まれる後現金在高を取
得し、この前現金在高と、後現金在高とを自動出納機2
のキーボード80より入力し、チェッカー別出納管理制
御手段71で、後現金在高から前現金在高を引き、現金
在高理論額を得る。
【0119】そして、紙幣、コインの鑑別、計数を行
う。このようにすると、店舗プロセッサ3bとオンライ
ン接続しなくてよく、チェッカー別トータルを持たない
キャッシュレジスタにも適用できる。
【0120】(e) 第4の実施例の説明 図14は本発明の第4の実施例システム構成図である。
スーパー現場の複数のPOS端末機1a〜1nは、イン
ライン回線を介し、スーパー事務所に設けたストアコン
トローラ3aに接続されており、ストアコントローラ3
aは、回線を介し店舗プロセッサ3bに接続され、PO
Sシステムを構成する。
【0121】このPOSシステムでは、周知のように、
POS端末機1a〜1nから商品情報と金額情報を店舗
プロセッサ3bに送信し、店舗プロセッサ3bで商品別
の集計、オペレータ別の売上集計、時間別の売上集計等
を行うものである。
【0122】このスーパー事務所には、現金の出金、納
金を行うための自動出納機2が、店舗プロセッサ3bに
接続されて、又は接続されずに設けられており、専用又
は公衆回線を介し、取引先銀行のホストコンピュータ6
と接続される。
【0123】又、スーパー事務所には、チェッカー(オ
ペレータ)用通帳5の収容場所が設けられている。この
店舗システムでは、チェッカーが、自己のチェッカー用
通帳5を出納責任者から受け取り、自動出納機2へ行
き、チェッカー用通帳5を挿入して、直接釣銭準備金の
放出を受け、通帳5に記帳され、これらを持って、指定
されたPOS端末機1a〜1nに行き、POS端末機1
a〜1nのキャッシュドロア10に、釣銭準備金を収納
して、運用を開始する。
【0124】オペレータは、運用の終了により、POS
端末機1a〜1nのキャッシュドロア10から現金を取
り出し、自動出納機2へ行き、チェッカー用通帳5を挿
入して、取り出した売上金を投入し、計数、保管して、
納金し、通帳5に記帳され、通帳5を出納責任者に返
す。
【0125】図15は本発明の第4の実施例自動出納機
構成図である。図中、図3で示したものと同一のもの
は、同一の記号で示してあり、図3との相違は、ドロア
制御機87と、ドロア制御手段78とが設けられていな
い事である。
【0126】即ち、テンキー、モード指定キー等からな
るキーボード80と、磁気カードリーダ80aと、操作
ガイダンスの表示のためのガイダンス表示器81aと、
動作モード表示のためのモード表示器81bと、通帳を
吸入し、印字して、返却する通帳プリンタ82と、ジャ
ーナル印字のためのジャーナルプリンタ83と、紙幣を
受入れ、鑑別して、計数し、金庫に保管する紙幣鑑別機
84aと、紙幣を放出する紙幣放出機85aと、コイン
を受入れ、鑑別して、計数し、金庫に保管するコイン鑑
別機84bと、コインを放出するコイン放出機85b
と、現金類を封入した封筒を受入れ、保管する封筒格納
機86と、ホストコンピュータ6との通信のための回線
ドライバ/レシーバ88aとを有し、店舗プロセッサ3
bに接続される場合には、店舗プロセッサ3bとの通信
のための回線ドライバ/レシーバ88bとを有する。
【0127】従って、自動出納機2の前面は、図4
(B)に示すドロア制御機87のセット口の代わりに、
コインと紙幣の現金放出口と、コインと紙幣の現金投入
口とが設けられ、その他は、同一であり、ガイダンス表
示器81aと、モード表示器81bと、通帳プリンタ8
2の挿入口と、キーボード80と、封筒格納機86の投
入口と、磁気カードリーダ80aとが設けられている。
【0128】又、オペレータ用通帳5は、図7のものと
同一であり、横型通帳(2000号)で構成され、磁気
ストライプを有し、出納の年月日、時刻、払出し額、納
金額、現金在高、違算額の印字欄を有する。
【0129】図15に戻り、CPU(制御部)7は、ソ
フトウエアの実行により、次の手段を機能として有す
る。タスク制御手段70は、各制御手段71〜79を起
動、終了管理するもの、チェッカー別出納管理制御手段
71は、釣銭準備金の払出し指示と、売上金(納金)の
ドロアからの取り出し、紙幣・コイン鑑別、計数指示
と、違算金の演算と、釣銭準備金の払出し額、納金額、
現金在高理論額、違算額の記帳指示と、一日のチェッカ
ー別の釣銭準備金の払出し額、納金額、現金在高理論
額、違算額の合計演算と、一日のチェッカー別の釣銭準
備金の払出し額、納金額、現金在高理論額、違算額の合
計についての記帳指示とを行うものである。
【0130】操作制御手段72は、操作手順の制御を行
うものであり、キー入力制御手段73は、キーボード8
0の有効/無効制御、入力数値の表示、桁数のチェック
等を行うもの、表示制御手段74は、操作制御手段72
からの指示で、ガイダンス表示器81aにガイダンスの
表示を、モード表示器81bにモードの表示を行うもの
である。
【0131】印字制御手段75は、チェッカー別出納管
理制御手段71からの指示で、通帳プリンタ82を起動
し、払出し額、納金額、現金在高理論額、違算額、及び
一日の合計払出し額、納金額、現金在高理論額、違算額
をチェッカー別の通帳に印字し、チェッカー別出納管理
制御手段71からの指示で、次の項目をジャーナルに印
字する。
【0132】即ち、通帳に印字した内容と、自動出納機
の清算データ(開店時の釣銭準備金a、払出し金額合計
b、納金額合計c、機内残高a−b+c、金種数量内訳
(1円、5円、10円、50円、100円、500円、
千円、5千円、1万円)、現金外額)である。
【0133】出納制御手段76は、紙幣鑑別機制御手段
76a、紙幣放出機制御手段77a、コイン鑑別機制御
手段76b、コイン放出機制御手段77bを起動し、終
了の管理を行い、紙幣鑑別機制御手段76a、コイン鑑
別機制御手段76bの計数結果をチェッカー別出納管理
制御手段71に通知するものである。
【0134】紙幣鑑別機制御手段76aは、交替納金、
精算納金された紙幣の鑑別と計数を行い、出納制御手段
76に通知するもの、紙幣放出機制御手段77aは、釣
銭準備のために紙幣の払出しを行うもの、コイン鑑別機
制御手段76bは、交替納金、精算納金されたコインの
鑑別と計数を行い、出納制御手段76に通知するもの、
コイン放出機制御手段77bは、釣銭準備のためにコイ
ンの払出しを行うものである。
【0135】対ホスト回線制御手段79aは、チェッカ
ー別出納管理制御手段71の指示で、自動出納機2の精
算データ(開店時の釣銭準備金a、払出し金額合計b、
納金額合計c、機内残高a−b+c、金種数量内訳(1
円、5円、10円、50円、100円、500円、千
円、5千円、1万円)、現金外額)を、銀行ホスト6に
送信する。
【0136】対店舗プロセッサ回線制御手段79bは、
チェッカー別出納管理制御手段71の指示で、店舗プロ
セッサ3bに指定されたチェッカー別の現金在高理論値
を要求し、受信した応答電文をチェッカー別出納管理制
御手段71に返すものである。
【0137】図16は本発明の第4の実施例払出し処理
フロー図、図17は本発明の第4の実施例納金処理フロ
ー図である。前述の図8に従い、その動作を説明する。
【0138】(A) 先ず、開店前の準備として、出納責任
者は、当日の釣銭準備金のために、各金種毎に必要枚数
を自動出納機2の紙幣放出機85a、コイン放出機85
bにセットしておく。
【0139】次に、チェッカーは、出納責任者から自分
用の通帳5を受け取り、自動出納機2に行き、釣銭準備
金の払出しを受ける。これを、図16により説明する。
【0140】自動出納機2のガイダンス表示器81a
の表示の「ID番号を入力して下さい。」の表示を見
て、チェッカーは、自分のID番号(4桁の暗証番号)
をキーボード80のテンキーより入力する。
【0141】これは、チェッカーに磁気カードを持た
せ、磁気カードリーダ80aに、この磁気カードを読み
取らせて、入力してもよい。このID番号は、CPU7
のチェッカー別出納管理制御手段71に通知され、チェ
ッカー別出納管理制御手段71は、登録されたID番号
かを判定し、使用の可否を判定する。登録されたID番
号でなければ、出納処理をせずに、終了する。
【0142】登録されたID番号であれば、自動出納
機2のガイダンス表示器81aの表示は、「モードを選
択して下さい。」の表示に代わり、チェッカーは、キー
ボード80のモードキーにより、払出しを選択する。
【0143】払出しを選択すると、通常は、一定額の
払出しであるが、ここでは、オプション機能として、準
備金の申請ステップが設けられている。即ち、自動出納
機2のガイダンス表示器81aの表示は、「固定金額か
金額申告かを選択して下さい。」の表示に代わり、チェ
ッカーは、キーボード80のモードキーにより、固定金
額か、可変金額かを指定し、可変金額の場合は、準備金
の金額をキーボード80のテンキーにより入力する。
【0144】次に、自動出納機2のガイダンス表示器
81aの表示は、「通帳をセットして下さい。」の表示
に代わり、チェッカーは、通帳5を開いて、通帳プリン
タ82の挿入口に挿入する。
【0145】これにより、通帳5が吸入され、通帳5の
磁気ストライプのID番号が読み取られ、CPU7のチ
ェッカー別出納管理制御手段71に通知され、チェッカ
ー別出納管理制御手段71は、読み取られたID番号
と、前述の入力されたID番号とを比較し、対応を取
り、一致しなければ、通帳を返却する。
【0146】一致していれば、紙幣放出機85a、コ
イン放出機85bから固定又は指定された金額の紙幣、
コインを現金放出口に払出し、通帳プリンタ82は、通
帳5に、図7に示したように、年月日、時刻、払出し額
を記帳し、通帳5を挿入口に返却し、CPU7のチェッ
カー別出納管理制御手段71は、CPU7のメモリのチ
ェッカー別集計エリアに、この年月日、時刻、払出し額
を格納する。
【0147】自動出納機2のガイダンス表示器81a
の表示は、「通帳を受け取って下さい。」の表示に代わ
り、チェッカーは、挿入口の通帳5を抜き取り、これに
より、自動出納機2のガイダンス表示器81aの表示
は、「現金を受け取って下さい。」の表示に代わり、チ
ェッカーは、現金放出口から現金を取り出し、取り出し
検出により、払出しを終了する。
【0148】このようにして、釣銭準備金の払出しを受
けると、チェッカーは、通帳5の記帳内容と、釣銭準備
金額を確認する。そして、チェッカーは、袋に入れた釣
銭準備金を持って、出納責任者から指定されたPOS端
末機に行き、そのキャッシュドロア12に収納し、PO
S端末機のオープン操作(オペレータ番号の登録)を行
った後、釣銭準備金に対する入金操作を行う。
【0149】この入金操作は、チェッカー別の現金在高
トータルを持つ機器では、釣銭準備金登録が必須である
ためである。チェッカーは、POS端末機のハードトー
タル(売上集計データ)点検をとり、ハードトータル内
容の確認を行い、運用開始を持つ。
【0150】(B) 運用が開始されると、チェッカーは、
POS端末機の売上操作を行う。そして、交替時間が来
たら、チェッカーは、POS端末機の点検操作を行い、
レシートに自分の扱った現金在高(理論額)を印字さ
せ、点検レシートを発行させて、点検レシートより自分
の扱った現金在高(理論額)を確認する。
【0151】次にチェッカーが来たら、チェッカーは、
POS端末機のクローズ操作(オペレータ番号の登録)
を行い、交替し、ドロア10から売上金を取り出し、袋
に入れて、事務所に持ち帰る。
【0152】(C) チェッカーは、事務所に戻ると、袋か
ら売上金を取り出し、商品券等の現金外券を整理し、封
筒に詰め、自動出納機2へ行き、交替納金操作を行う。
これを、図17により説明する。
【0153】チェッカーは、自動出納機2のガイダン
ス表示器81aの表示の「ID番号を入力して下さ
い。」の表示を見て、チェッカーは、自分のID番号
(4桁の暗証番号)をキーボード80のテンキー又は磁
気カードリーダ80aより入力する。
【0154】このID番号は、CPU7のチェッカー別
出納管理制御手段71に通知され、チェッカー別出納管
理制御手段71は、登録されたID番号かを判定し、使
用の可否を判定する。登録されたID番号でなければ、
出納処理をせずに、終了する。
【0155】登録されたID番号であれば、自動出納
機2のガイダンス表示器81aの表示は、「モードを選
択して下さい。」の表示に代わり、チェッカーは、キー
ボード80のモードキーにより、交替納金を選択する。
【0156】次に、自動出納機2のガイダンス表示器
81aの表示は、「通帳をセットして下さい。」の表示
に代わり、チェッカーは、通帳5を開いて、通帳プリン
タ82の挿入口に挿入する。
【0157】これにより、通帳5が吸入され、通帳5の
磁気ストライプのID番号が読み取られ、CPU7のチ
ェッカー別出納管理制御手段71に通知され、チェッカ
ー別出納管理制御手段71は、読み取られたID番号
と、前述の入力されたID番号とを比較し、対応を取
り、一致しなければ、通帳を返却する。
【0158】一致していれば、自動出納機2のガイダ
ンス表示器81aの表示は、「現金をセットして下さ
い。」の表示に代わり、チェッカーは、現金を現金投入
口にセットする。
【0159】CPU7は、店舗プロセッサ3bに接続
されていると、このID番号のチェッカー別トータル
(現金在高理論値)を要求し、これを受ける。又、店舗
プロセッサ3bと接続されていないため、店舗プロセッ
サ3bから現金在高理論額が得られない時は、POS端
末機にチェッカー別トータルを持つ場合には、点検レシ
ートの現金在高理論額を、自動出納機2のキーボード8
0より入力する。
【0160】更に、POS端末機にチェッカー別トータ
ルを持たない場合には、チェッカーがPOS端末機の操
作開始前に、点検情報に含まれる前現金在高を取得し、
POS端末機の操作後に、点検情報に含まれる後現金在
高を取得し、この前現金在高と、後現金在高とを自動出
納機2のキーボード80より入力し、チェッカー別出納
管理制御手段71で、後現金在高から前現金在高を引
き、現金在高理論額を得る。
【0161】これと並行して、現金投入口にセットされ
た現金を紙幣鑑別機84a、コイン鑑別機84bの現金
受入れ部842に投入させ、現金の鑑別、計数を行う。
この時、計数不能の現金は、図示しないリジェクト出口
より、リジェクトされる。
【0162】この各金種の計数値は、CPU7のチェッ
カー別出納管理制御手段71に通知される。 リジェクトがあると、チェッカーは、リジェクトされ
た現金を封筒に詰めて、封筒格納機86に投入し、その
金額をキーボード80より入力する。
【0163】又、商品券等の現金外券が有ると、チェッ
カーは、封筒に詰めた現金外券を封筒格納機86に投入
し、その金額をキーボード80より入力する。この入力
金額は、CPU7のチェッカー別出納管理制御手段71
に通知される。
【0164】CPU7のチェッカー別出納管理制御手
段71は、前述の現金在高理論値と、紙幣鑑別機84
a、コイン鑑別機84bの計数値から計算した現金計数
合計額(納金額)との差(違算という)を算出し、年月
日、時刻、納金額(現金額、現金外額、リジェクト
額)、現金在高、違算額を、メモリのチェッカー別集計
エリアに格納する。
【0165】そして、図7に示したように、通帳プリン
タ82により、通帳5に、年月日、時刻、納金額(現金
額、現金外額、リジェクト額)、現金在高、違算額を印
字した後、通帳5を挿入口に排出する。
【0166】この例では、リジェクト額がない例を示
し、納金額として、現金(計数)額と、現外額があるこ
とを示し、リジェクト額は、違算額に含まれることにな
る。 自動出納機2のガイダンス表示器81aの表示は、
「通帳を受け取って下さい。」の表示に代わり、チェッ
カーは、挿入口の通帳5を抜き取り、抜き取り検出によ
り、納金を終了する。
【0167】チェッカーは、記帳された通帳5により、
違算額の確認を行い、違算がなければ、通帳を出納責任
者に渡して休憩に入る。一方、違算があれば、点検レシ
ートの現金在高理論額と一致しているか否か確認を行
い、合わない場合は、出納責任者にその理由を申告す
る。
【0168】(D) チェッカーの休憩時間が過ぎると、再
開準備、再開を行う。この動作は、(A)と同一のた
め、説明は省略する。 (E) チェッカーの就業終了により、精算を行う。
【0169】この精算動作は、基本的に交替動作と同一
であり、異なる点は、モードとして、精算納金を指定す
ることと、一日の納金額(現金額、現金外額、リジェク
ト額)現金在高、違算額の合計を演算して、通帳5に印
字することである。
【0170】即ち、チェッカーは、事務所に戻ると、袋
から売上金を取り出し、商品券等の現金外券を整理し、
封筒に詰め、自動出納機2へ行き、精算納金操作を図1
7により行う。
【0171】チェッカーは、自動出納機2のガイダン
ス表示器81aの表示の「ID番号を入力して下さ
い。」の表示を見て、チェッカーは、自分のID番号
(4桁の暗証番号)をキーボード80のテンキー又は磁
気カードリーダ80aより入力する。
【0172】このID番号は、CPU7のチェッカー別
出納管理制御手段71に通知され、チェッカー別出納管
理制御手段71は、登録されたID番号かを判定し、使
用の可否を判定する。登録されたID番号でなければ、
出納処理をせずに、終了する。
【0173】登録されたID番号であれば、自動出納
機2のガイダンス表示器81aの表示は、「モードを選
択して下さい。」の表示に代わり、チェッカーは、キー
ボード80のモードキーにより、精算納金を選択する。
【0174】次に、自動出納機2のガイダンス表示器
81aの表示は、「通帳をセットして下さい。」の表示
に代わり、チェッカーは、通帳5を開いて、通帳プリン
タ82の挿入口に挿入する。
【0175】これにより、通帳5が吸入され、通帳5の
磁気ストライプのID番号が読み取られ、CPU7のチ
ェッカー別出納管理制御手段71に通知され、チェッカ
ー別出納管理制御手段71は、読み取られたID番号
と、前述の入力されたID番号とを比較し、対応を取
り、一致しなければ、通帳を返却する。
【0176】一致していれば、自動出納機2のガイダ
ンス表示器81aの表示は、「現金をセットして下さ
い。」の表示に代わり、チェッカーは、現金投入口に、
現金をセットする。
【0177】CPU7は、店舗プロセッサ3bに接続
されている場合は、このID番号のチェッカー別トータ
ル(現金在高理論値)を要求し、これを受ける。又、店
舗プロセッサ3bに接続されていないため、店舗プロセ
ッサ3bから現金在高理論額が得られない時は、POS
端末機にチェッカー別トータルを持つ場合には、点検レ
シートの現金在高理論額を、自動出納機2のキーボード
80より入力する。
【0178】更に、POS端末機にチェッカー別トータ
ルを持たない場合には、チェッカーがPOS端末機の操
作開始前に、点検情報に含まれる前現金在高を取得し、
POS端末機の操作後に、点検情報に含まれる後現金在
高を取得し、この前現金在高と、後現金在高とを自動出
納機2のキーボード80より入力し、チェッカー別出納
管理制御手段71で、後現金在高から前現金在高を引
き、現金在高理論額を得る。
【0179】これと並行して、現金投入口にセットされ
た現金を紙幣鑑別機84a、コイン鑑別機84bの現金
受入れ部842に投入させ、現金の鑑別、計数を行う。
この時、計数不能の現金は、図示しないリジェクト出口
より、リジェクトされる。
【0180】この各金種の計数値は、CPU7のチェッ
カー別出納管理制御手段71に通知される。 リジェクトがあると、チェッカーは、リジェクトされ
た現金を封筒に詰めて、封筒格納機86に投入し、その
金額をキーボード80より入力する。
【0181】又、商品券等の現金外券が有ると、チェッ
カーは、封筒に詰めた現金外券を封筒格納機86に投入
し、その金額をキーボード80より入力する。この入力
金額は、CPU7のチェッカー別出納管理制御手段71
に通知される。
【0182】CPU7のチェッカー別出納管理制御手
段71は、前述の現金在高理論値と、紙幣鑑別機84
a、コイン鑑別機84bの計数値から計算した現金計数
合計額(納金額)との差(違算という)を算出し、年月
日、時刻、納金額(現金額、現金外額、リジェクト
額)、現金在高、違算額を、メモリのチェッカー別集計
エリアに格納した上で、メモリのチェッカー別集計エリ
アの当該チェッカーの一日の払出し額、納金額、現金在
高、違算額を読み出し、これらの合計を演算し、メモリ
のチェッカー別集計エリアに格納する。
【0183】そして、図7に示したように、通帳プリ
ンタ82により、通帳5に、年月日、時刻、納金額(現
金額、現金外額、リジェクト額)、現金在高、違算額
と、一日の払出し額、納金額、現金在高、違算額の各合
計額を印字した後、通帳5を挿入口に排出する。
【0184】この例では、リジェクト額がない例を示
し、納金額として、現金(計数)額と、現外額があるこ
とを示し、リジェクト額は、違算額に含まれることにな
る。自動出納機2のガイダンス表示器81aの表示は、
「通帳を受け取って下さい。」の表示に代わり、チェッ
カーは、挿入口の通帳5を抜き取り、抜き取り検出によ
り、納金を終了する。
【0185】チェッカーは、記帳された通帳5により、
違算額の確認を行い、違算がなければ、通帳を出納責任
者に渡して帰る。一方、違算があれば、点検レシートの
現金在高理論額と一致しているか否か確認を行い、合わ
ない場合は、報告書を作成し、出納責任者に提出する。
【0186】(D) 閉店後は、出納責任者は、自動出納機
2のキーボード80から全店舗集計表出力を指定する。
これにより、CPU7のチェッカー別出納管理制御手段
71は、メモリのチェッカー別集計エリアの各チェッカ
ーの一日の払出し額、納金額、現金在高、違算額の各合
計額を読み出し、全払出し金額bと、全納金額cを演算
し、開店時の釣銭準備金aとから機内残高a−b+cを
演算し、金種内訳(1円、5円、10円、50円、10
0円、500円、千円、5千円、1万円)、現金外額を
演算する。
【0187】そして、この開店時の釣銭準備金、全払出
し金額、全納金額、金種内訳、現金外額をジャーナルプ
リンタ83により、ジャーナルに印字し、ホスト6に送
信する。
【0188】出納責任者は、ジャーナル用紙を抜き、自
動出納機2の現金の出し入れの履歴を取得し、自動出納
機2内の現金と、ジャーナル用紙の店舗集計表出力結果
との一致チェックを行う。
【0189】そして、出納責任者は、現金を管理金庫に
保管する。このようにして、キャッシュレジスタとして
のPOS端末機のキャッシュドロア内の現金の払出し、
納金を自動化するので、出納責任者、オペレータの手間
を軽減する。
【0190】又、オペレータに、操作させても、IDチ
ェックするので、不正を防止でき、納金額と、違算額と
を自動計算するので、オペレータの手間を大幅に軽減
し、且つ誤りもなく、過不足金の究明を容易にできる。
【0191】更に、通帳5を用いるので、現金の出し入
れの履歴を、オペレータ単位に、確認でき、一層過不足
金の究明が容易となる。しかも、現金を直接出し入れす
るので、自動出納機2の構成を簡易にできる。
【0192】(f)他の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は次の変形が可能である。 キャッシュレジスタをPOS端末機1a〜1nで説明
したが、オフラインのキャッシュレジスタにも適用でき
る。
【0193】自動出納機2を、払出しと納金の可能な
一体のもので説明したが、払出しを行う自動出納機と、
納金を行う自動納金機とで構成してもよい。 自動出納機2は、金融機関のホスト6と接続されてい
なくてもよい。
【0194】リジェクト現金と商品券等を、自動出納
機2に投入せず、出納責任者に渡してもよい。 ID番号の入力は、キーボード又は磁気カードリーダ
のいずれかでもよく、通帳5の磁気ストライプのみから
入力してもよい。
【0195】スーパーマーケットの例で説明したが、
コンビニエンスストア、百貨店等の他の店舗に適用して
もよい。以上、本発明を実施例により説明したが、本発
明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを
本発明の範囲から排除するものではない。
【0196】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 オペレータの操作で、出金、納金を自動的に行う自動
出納機2を設けたので、オペレータの釣銭準備金の出
金、売上金の納金作業が自動化でき、出納責任者、オペ
レータの手間が軽減する。
【0197】出金、納金時に、オペレータに、識別番
号を入力させて、チェックするので、自動化しても、不
正が生じることがない。 オペレータ用通帳を用意し、出金時に、出金額を印字
し、納金時に、現金納金部に投入された現金を計数し、
納金額、現金在高、違算額を計算し、印字するので、管
理伝票の作成、管理、点検が不要となり、通帳を点検す
るだけで、現金管理が可能となる。
【0198】納金時に、現金納金部に投入された現金
を計数し、納金額、現金在高、違算額を計算するので、
オペレータの手間が大幅に軽減し、過不足金の原因究明
も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1の実施例システム構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例自動出納機ブロック図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施例自動出納機構成図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例キャッシュドロア構成図
である。
【図6】本発明の第1の実施例納金動作説明図である。
【図7】本発明の第1の実施例オペレータ用通帳の説明
図である。
【図8】本発明の第1の実施例運用フロー図である。
【図9】本発明の第1の実施例払出し処理フロー図であ
る。
【図10】本発明の第1の実施例納金処理フロー図であ
る。
【図11】本発明の第2の実施例説明図である。
【図12】本発明の第3の実施例システム構成図であ
る。
【図13】本発明の第3の実施例納金処理フロー図であ
る。
【図14】本発明の第4の実施例システム構成図であ
る。
【図15】本発明の第4の実施例自動出納機構成図であ
る。
【図16】本発明の第4の実施例払出し処理フロー図で
ある。
【図17】本発明の第4の実施例納金処理フロー図であ
る。
【符号の説明】
1a〜1n POS端末機 2 自動出納機 3b 店舗プロセッサ 4 キャッシュドロア 5 オペレータ用通帳 6 ホストコンピュータ 7 制御部 80 キーボード(入力部) 82 通帳印字部 84 現金納金部 85 現金放出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 袴塚 邦彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 柴田 智史 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 宗像 孝次 群馬県前橋市問屋町1丁目1番地1号N F2ビル 株式会社群馬富士通内 (72)発明者 下垣 博美 東京都千代田区丸の内1丁目6番1号丸 の内センタービル 富士通エス・エー・ システムズ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−33695(JP,A) 特開 昭63−292294(JP,A) 実開 昭63−126993(JP,U)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュレジスタのオペレータが、操
    作開始時に、釣銭準備金の出金を受け、操作終了時に、
    売上金を納金する店舖出納システムにおいて、 該オペレータの識別番号を入力するための入力部と、現
    金を放出する現金放出部と、現金を計数し、保管する現
    金納金部と、オペレータ用通帳に印字する通帳印字部
    と、制御部とを含む自動出納機と、オペレータ用通帳と
    を設け、 該制御部は、出金時に、該入力部から入力された識別番
    号をチェックし、該現金放出部から該オペレータに釣銭
    準備金を出金し、該通帳印字部で挿入された該オペレー
    タ用通帳に、出金額を印字して、返却する出金モード
    と、 納金時に、該入力部から入力された識別番号をチェック
    し、該現金納金部に投入された現金を計数し、納金額を
    計算し、該オペレータの現金在高の理論値と該納金額と
    の違算金額を計算し、該通帳印字部で挿入された該オペ
    レータ用通帳に、該納金額、現金在高の理論値、違算金
    額を印字して、返却する納金モードとを有することを特
    徴とする店舗出納システム。
  2. 【請求項2】 前記キャッシュレジスタが、上位コンピ
    ュータに接続されたPOS端末機であることを特徴とす
    る請求項の店舗出納システム。
  3. 【請求項3】 前記上位コンピュータと前記自動出納機
    の制御部とを接続し、 前記制御部は、前記オペレータの識別番号により、前記
    上位コンピュータで集計したオペレータの現金在高の理
    論値を問い合わせることを特徴とする請求項の店舗出
    納システム。
  4. 【請求項4】 前記納金時に、前記現金在高の理論値
    前記入力部より、オペレータが入力することを特徴とす
    る請求項1又は2の店舗出納システム。
  5. 【請求項5】 前記自動出納機に、前記キャッシュレジ
    スタのキャッシュドロアのセット部を設け、 前記出金時に、オペレータが前記キャッシュドロアを前
    記セット部にセットし、前記現金放出部が釣銭準備金を
    前記セットされたキャッシュドロアに放出し、 前記納金時に、オペレータが前記キャッシュドロアを前
    記セット部にセットし、前記現金納金部に前記セットさ
    れたキャッシュドロアの現金を投入することを特徴とす
    る請求項1又は2又は3又は4の店舗出納システム。
  6. 【請求項6】 前記キャッシュドロアの下カバーを引き
    抜き可能に構成し、 前記納金時に、オペレータが前記キャッシュドロアを前
    記セット部にセットした後、前記下カバーを引き抜き、
    前記現金納金部に前記キャッシュドロアの現金を投入す
    ることを特徴とする請求項の店舗出納システム。
  7. 【請求項7】 前記自動出納機に、投入された封筒を格
    納する封筒格納部を設け、 前記納金時に、オペレータは、計数できない現金類を前
    記封筒に入れて、前記封筒格納部に投入し、前記入力部
    から前記封筒内の金額を入力することを特徴とする請求
    1又は2又は3又は4又は5又は6の店舗出納システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記納金モードとして、前記入力部から
    入力された識別番号をチェックし、前記現金納金部に投
    入された現金を計数し、納金額を計算し、前記オペレー
    タの現金在高の理論値と該納金額との違算金額を計算
    し、前記制御部のメモリに記憶し、前記通帳印字部で挿
    入された前記オペレータ用通帳に、該納金額、現金在高
    理論値、違算金額を印字して、返却する交替納金モー
    ドと、 前記入力部から入力された識別番号をチェックし、前記
    現金納金部に投入された現金を計数し、納金額を計算
    し、前記オペレータの現金在高の理論値と該納金額との
    違算金額を計算し、前記出金額の合計額と前記納金額の
    合計額と前記現金在高の理論値の合計額と前記違算金額
    の合計額とを計算し、前記制御部のメモリに記憶し、前
    記通帳印字部で挿入された前記オペレータ用通帳に、該
    納金額、現金在高の理論値、違算金額と、前記出金額の
    合計額と前記納金額の合計額と前記現金在高の理論値
    合計額と前記違算金額の合計額とを印字して、返却する
    精算納金モードとを有することを特徴とする請求項1又
    2又は3又は4又は5又は6又は7の店舗出納システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記自動出納機の制御部に、メモリを設
    け、前記出金額、前記納金額を格納しておき、 集計表出力指示に応じて、全出金額と、全納金額と、機
    内残高を計算し、出力することを特徴とする請求項1又
    2又は3又は4又は5又は6又は7又は8の店舗出納
    システム。
  10. 【請求項10】 前記自動出納機は、前記計算した機内
    残高を、金融機関のホストコンピュータに送信すること
    を特徴とする請求項の店舗出納システム。
  11. 【請求項11】 前記自動出納機の入力部に、前記出金
    モード又は納金モードを指定するモードキーを設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は
    6の店舗出納システム。
  12. 【請求項12】 前記自動出納機は、前記入力部から入
    力された識別番号をチェックし、前記現金放出部から該
    オペレータに釣銭準備金を出金し、前記通帳印字部で挿
    入された前記オペレータ用通帳に、出金額を印字して、
    返却する自動出金機と、 前記入力部から入力された識別番号をチェックし、前記
    現金納金部に投入された現金を計数し、納金額を計算
    し、前記オペレータの現金在高の理論値と該納金額との
    違算金額を計算し、前記通帳印字部で挿入された前記オ
    ペレータ用通帳に、該納金額、現金在高の理論値、違算
    金額を印字して、返却する自動納金機とを有することを
    特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6の
    店舗出納システム。
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