JPS62251323A - 錠剤・カプセル・糖衣錠等の包装されるべき小品の整然とした供給及び除去のための包装機械における装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、包装に役立ち、特にプレス加工されたホイル
シート中の上方へと開かれたくぼみ中への錠剤・カプセ
ル・糖衣錠等の包装されるべき小品の整然とした供給及
び除去のための包装機械における装置に関する。

［従来の技術］ 従来の前記装置は、２つのスライダを備えており、これ
らのスライダは、互いに重なり合ってホイルシート上方
に配設されていて、互いにかつホイルシートに対して実
質的に平行な平面を存する。これらのスライダのうち、
ホイルシート方向に交差して可動の上方スライダは、前
記くぼみと同じ形に配設されていて小品のうちそれぞれ
１つのみの受け入れ及び抜け落ちのために構成された開
口を備えた供給スライダとして備えられている。そして
、ホイルシート方向に沿って可動の下方スライダは、供
給スライダの開口から前記くぼみ中への小品の抜け落ち
を可能にする開口を備えた除去スライダとして備えられ
ている。そのために、両スライダは、供給スライダの開
口が、除去スライダの開口と重なりかつ前記くぼみと重
なる投下位置に移動可能であり、そして両スライダのう
ち少なくとも一方は、除去スライダが、供給スライダの
開口から小品が抜け落ちることを防止する係止位置に移
動可能である。

西独公開明細書第２２６２９５１号より公知の前記の構
成の装置では、スライダはともに、ホイルシートに沿っ
て、小品を整然とした順序で供給する樋の排出開口の下
を通り抜けて移動し、この小品は、前記排出開口を順次
通過する供給スライダの開口中に落ちる。そして、供給
スライダは、除去スライダに向かってホイルシートに交
差する方向に、係止位置へと送られる。

その結果、除去スライダは、供給スライダの開口を下方
すなわちホイルシート方向に閉鎖するが、一方、除去ス
ライダ中の開口は、ホイルシートのくぼみと重なる。

両スライダが前記樋の排出開口の下方を通過することに
よって、供給スライダの全開口が、それぞれ１つの小品
で満たされたなら、供給スライダは、係止位置からホイ
ルシートに交差する方向に投下位置へと送られる。その
結果、小品は、供給スライダの開口から除去スライダの
開口を通り抜けてホイルシートのくぼみ中へと落ちる。

この除去スライダの開口は、一端が開放されたスリット
開口であり、このスリット開口は、ホイルシート方向に
おいて除去スライダのほぼ全長にわたって延びており、
その結果、除去スライダは、はぼくし形の形状となって
いる。

供給スライダの開口中の小品が前記くぼみ中へと排出さ
れて空になると、投下位置を維持しつつ、両スライダは
、ともにホイルシート方向において前記樋の排出開口の
下方を通過して戻される。ところで、供、給スライダの
開口は、前記樋の排出開口に対して交差して摺動させら
れる。したがって、その都度前記樋中の最前の小品が、
その下を通過摺動する供給スライダ上にのる。そして、
供給スライダが本来のスタート位置において再び交差し
て係止位置へと移るまで、小品供給が阻止される。その
結果、供給スライダの開口が再び前記樋の排出開口の下
方に位置することになるが、この開口は、除去スライダ
によって再び下方向において閉じられる。

［発明が解決しようとする問題点１ 以上のような公知の装置において問題点となるのは、ま
ず、供給スライダが互いに垂直な２方向の運動を行わね
ばならないということである。このことによって、この
スライダの案内及び駆動の構造上の構成が不経済となり
、包装サイズの変更に対する適応が厄介なものとなる。

また、小品がとにかく前記樋中に到達することができる
ように、供給スライダへの充填に先行して、前もってこ
れらの小品を整理しかつ整列させておく必要があること
、さらに前記樋から前記供給スライダの開口に小品を充
填するとき、時間的に順番にしなければ充填をすること
ができないことも問題であり、これらの実行の際に、時
間が長くかかっていた。

さらに問題となるのは、小品の供給スライダへの充填が
ホイルシート上で行われていたことである。このように
していたために、供給及び充填の際に発生し小品から生
じるもの、すなわち製品から生じた粉やその破片は、ホ
イルシートのくぼみ中への小品の投下の際に、このくぼ
みの中に達するばかりでなく、ホイルシートの上面のく
ぼみの間すなわちくぼみの外側にも達する。このことは
、後に、充填されたこのくぼみを閉鎖するために用いら
れる被覆ホイルによって前記ホイルシートを密封する際
に、不良品を生みだす可能性がある。

本発明の課題は、供給スライダの送りが容易かつ迅速で
あり、製品から生じた粉やその破片がホイルシート上や
くぼみ中に達することがない装置であって、また全体と
して構造上簡単な構成の装置とすることにより、製品変
更や包装変更の際のクリーニング及びサイズ変更に関連
して生じる作業において、無駄及び著しく長い停止時間
が生じないように、冒頭に述べたような装置を構成する
ことにある。

［問題点を解決する手段］ 本発明によると、前記課題は、次の構成によって解決さ
れる。

すなわち、第１に、除去スライダは、係止位置に可動で
あり、このスライダの開口は自身の移動方向においてウ
ェブによって中断されていて、このウェブは、供給スラ
イダの移動方向に続いており、かつ除去スライダの係止
位置において、投下位置に動かされた供給スライダの開
口の下に位置することである。

第２に、供給スライダは、その移動方向において側部が
ホイルシートの隣りに位置していて小品で無秩序に満た
されることができる供給ケースの底部を形成していて、
投下位置から自身が有する全ての開口とともにこの供給
ケース中に至るまで移動可能であり、また逆方向に移動
可能であることである。

また、第３に、供給ケースは、供給スライダの上側で、
ホイルシートへと向かう方向において、小品のためのか
き落とし縁によって閉じられていて、供給スライダの下
には下底部が備えられており、この下底部は、除去スラ
イダに接するように供給ケースの下に広がっていて、供
給スライダの開口から、除去スライダの外側において、
下方へ小品が抜け落ちることを防止するとともに、除去
スライダのウェブと面一の高さに配されていて、したが
って、このウェブと同様に、供給スライダの移動の際、
このスライダの開口中の小品のための摺動路を形成して
おり、また、この供給スライダの開口中において下底部
上にある小品が、上方に向かって供給スライダの上面と
実質的に面一の高さで終端していることである。

最後に、供給スライダは、自身の開口が、供給ケースの
内側に位置する時、この開口に小品を均一に充填するた
めに、わずかな変位の往復運動、すなわち揺動・振動等
の運動をすることが可能であり、供給ケースは、この運
動変位に比べて非常に大きく、このスライダの運動の際
に、この開口のいずれもが、かき落とし縁の下に達しな
いし、またこのかき落とし縁に対向する供給ケースの後
方壁の下にも達しな（′）ことである。

前記課題は、以上の構成によって解決される。

［作　用］ 以上の構成の結果、スライダがわずかな変位の往復運動
をする際、供給ケース中において整理されずに供給スラ
イダ上に位置している小品が、非常に短時間のうちに全
ての開口中に運ばれる。すなわち、これらの小品は、自
身の形状と、この形状に適合した開口構成とによって、
必要に応じて整列と整理とが行われる。このスライダの
わずかな変位の往復運動について、その振幅及び速度と
、供給ケース中の小品の過剰量すなわち完全なスライダ
充填にとって必要な数を越えるものとが、小品の情況に
応じて選ばれるなら、そしてさらに、前記スライダ運動
の振幅及び振動数が互いに独立して調整され得るなら、
供給スライダの全開口の充填が非常に迅速かつ確実に行
われることが、経験により明らかとなった。

このスライダ運動において、充填過程中、どの小品も、
移動方向がずれることがなく、どの縁部に対しても押圧
されることがないので、これらの小品は、保護される。

すなわち、圧力をかけられて小品にひびが入ったり、小
品が粉砕されることがない。また、個々の小品について
言えば、供給ケース中での滞在時間が短く、最適となり
、このことは、同様に製品の保護に寄与する。

全ての開口が充填された供給スライダは、ちょうど投下
位置に移動させられる。このとき、供給スライダ上の余
分な小品は、かき落とし縁によって供給ケース中にとど
められる。一方、開口中にある小品は、供給スライダの
上面と実質的に同じ高さで収納されているために、前記
かき落し縁を難なくやり過ごす。また、かき落し縁によ
って供給ケース中に押しとどめられる小品によって、前
記開口から再び押しのけられることもない。

同様に、充填の際に製品から生じた粉やその破片も、か
き落し縁によって供給スライダ上にとどめられる。この
粉や破片は、この供給スライダの開口に達するかぎり下
底部の上に落ち、容易に除去することができるが、いず
れにしてもホイルシートを汚染することはない。

供給ケースとホイルシート上方の投下位置との間の行路
上において、供給スライダの開口中にある小品は、まず
前記下底部上を摺動し、次いで係止位置にある除去スラ
イダのウェブ上を摺動する。したがって、最後に除去ス
ライダが、係止位置から供給スライダと同じ投下位置へ
移動するだけで、小品が、供給スライダの開口から前記
ホイルシートのくぼみ中へと排出される。

つまり、両スライダは、それぞれ一方向にのみ往復運動
する。すなわち、供給スライダは、ホイルシート方向に
交差して移動し、除去スライダは、ホイルシート方向に
沿って移動する。

したがって、簡単な構造によって両スライダを案内しか
つ駆動することが可能となる。このような両スライダは
、製品変更やサイズ変更が行われる際に、容易かつ迅速
に、組み立てられ、また交換され得る。

［実施例］ 本発明の実施態様は、次のとおりである。

まず、第１の実施態様は、かき落し縁が、下方に伸びて
いて供給スライダの上面に達し、弾力的な可撓性を冑す
るブラシを備えたブラシ縁であることである。

さらに好ましい実施態様は、供給ケースのほぼ中央に、
このケースの幅に渡って走行した小品のための制止縁が
備えられていて、この制止縁は、供給スライダの上面と
の間に、少なくともこの供給スライダの上面上にある小
品の高さの間隙を形成することを特徴としている。

次のようにすることも有用である。すなわち、この制止
縁もまた、弾力的な可撓性を有するブラシを備えたブラ
シ縁として構成されていて、このブラシは、下方に伸び
ており、制止縁と供給スライダの上面との間の前記間隙
の上端に達する。

この制止縁は、小品に対して次のような作用をする。す
なわち、供給スライダが投下位置から復帰走行する際に
、供給ケース中において、この供給スライダ上に存在す
る小品の一部、すなわちすでに供給ケースのこの移動方
向の前方部にあるものは、この制止縁によって、その前
方部にとどめられる。したがって、復帰走行した供給ス
ライダが、このスライダの開口に小品を新たに供給する
ために、次いで再びわずかな変位の往復運動をさせられ
る際に、この小品は、比較的迅速に、供給ケース中の供
給スライダの全面にわたって再び均一に広がり、全ての
スライダ開口を満たすことができる。

この開口の確実な充填を保証するためには、供給ケース
中の充填状態を制御し、かつ対応して制御された小品の
補充によって、この充填状態を、最適と認識されかつ調
整された予定値に保つことが好ましい。その限りにおい
て、本発明は、供給ケースの前方部中、かき落とし縁の
近傍に、この供給ケース中への小品の充填状態を制御す
るためのセンサが備えられていて、小品による供給ケー
スの充填は、前記センサのシグナルに従って制御可能で
あることを特徴としている。

製品から生じて下底部に達した粉やその破片の除去のた
めに好ましい実施態様は、下底部が、この上にある小品
の摺動を阻止しない穿孔を有していて、低圧源に接続さ
れた吸気ケーシングの蓋を形成し、供給スライダの下面
と下底部の上面との間には、この供給スライダの開口中
にある小品の高さに比べて小さい間隔の空隙が形成され
ていることを特徴とする。この空隙内において、製品か
ら生じた粉やその破片は、吸引作用によって前記穿孔の
開口を通り抜けて吸気ケーシングに達し、そこから除去
され得る。もちろん、この穿孔の開口断面が小さく、ま
た下底部と供給スライダとの間の前記空隙の間隔が小さ
いため、小品自身が下底部と供給スライダとの間や穿孔
の開口中に達することはありえない。

特に好都合であるのは、供給スライダと除去スライダと
が、枠中に案内されていて、この枠は、ホイルシートに
対して上下に揺動可能に取り付けられていて、少なくと
も部分的に、スライダ駆動装置と、供給ケースと、吸気
ケーシングを備えた下底部とを担持していることを特徴
とする実施態様である。この枠が高く上げられた状態で
は、両スライダ及び前記枠が担持する他の全ての部分に
ついては下側から、ホイルシート自身については上側か
ら、容易に手が届き、したがって、クリーニング及び保
守が容易である。

製品又はサイズが異なっても、スライダは、主に開口の
配役とその構成とが相違するだけである。したがって、
さらに好都合な次の実施態様が採用されるならば、製品
変更及びサイズ変更は、特に容易に行われ得る。すなわ
ち、この実施態様では、前記枠中に案内された両スライ
ダは、容易に交換可能であり、そのためにスライダ駆動
装置と解除可能に連結されていて、連結解除された状態
において、各案内方向において、各案内から引き出し可
能である。さらに、下底部が吸気ケーシングと、両者が
ともに前記枠と、それぞれ容易に解除可能に連結されて
い”ることが好都合である。このようにすれば、枠が高
く上げられたとき、前記下底部及び吸気ケーシングは、
容易に取外すことができ、この吸気ケーシングは、クリ
ーニングのために開口され得る。

幅サイズのわずかな変更については、供給ケースをかき
落とし縁と後方壁との間の両側部において限定するケー
ス壁が、自身に交差して移動可能に後方壁に沿って案内
されており、かつこの案内中で固定可能であることが、
いっそう好ましい。さらに、後方壁と両側方のケース壁
との高さを、供給スライダの厚さに適合させれば、この
かぎりにおいて、製品変更を容易に考慮に入れることが
可能となる。また、クリーニングが容易であり、かつ交
換が容易であるという理由から、かき落とし縁が枠にお
いて、制止縁が供給ケースの両側壁において、それぞれ
容易に交換可能に保持されていることが好ましい。

枠は、ベース部に取り付けられ保持されていて、これら
は一体となって、前記ホイルシート方向において平行移
動可能で、各位置において固定可能であるようにするこ
ともできる。このようにすれば、ベース部の単純な移動
によって、供給スライダと除去スライダとの開口がちょ
うどホイルシートのくぼみ上方に位置するように調節し
て、両スライダを停止させることが可能である。

最後に、ホイルシートが除去スライダの下に備えられた
リフトテーブル上において走行し、このリフトテーブル
は、スライダの移動に対応した制御によって、ホイルシ
ートを除去スライダに向かって持ち上げ、かつこのスラ
イダから離れる方向へ持ち下げるようにすることも推奨
することができる。このようにすれば、両スライダが投
下位置にあるときに、ホイルシートのくぼみ中への小品
の落下長が短い方が望ましいものであるなら、このリフ
トテーブルを用いて、除去スライダへ向かってホイルシ
ートを押し上げるようにすることができる。

次に、図面に描かれた実施例を用いて本発明の詳細な説
明する。

図面中、ホイルシートは、いずれも　ｌで表わされてお
り、その前送り方向は、矢印２の方向である。このホイ
ルシート中には、錠剤状の小品３を受け入れるために、
くぼみ４が備えられていて、このくぼみは、例えばホイ
ルシート■のプレス加工によって形成される。そのため
に、ホイルシート１は、プレス加工可能な材料、例えば
金属ホイルや合成物質ホイルでできている。

なお、このくぼみの形成に用いられる金型については、
ここにおいて詳細に説明しないし、またそれ自体公知で
ある。

くぼみ４が小品３で充填されたホイルシートｌは、図面
に描かれていない被覆ホイルによって、同様にさらに説
明することのない方法で閉鎖され、くぼみ４中に小品３
が密封される。続いて、以上のようにして充填され密封
されたホイルシートから、所望の大きさ及び所望のくぼ
み数の部分品を打ち抜くことが可能である。このことは
、同じく公知であって何ら説明を要しない。そこで、小
品３を容易、迅速、かつ確実にくぼみ４中に運び入れる
という目的を有し、しかも、小品３を損傷することや、
くぼみ４が誤って充填されないままとなることを、でき
るだけ回避するという目的を有する装置のみが、図面に
描かれているにすぎない。

本装置は、上方へと開かれたくぼみ４を有するホイルシ
ートｌの上方に、互いに重なり合って配設され、はぼ板
状であって、ホイルシートｌ上方に配設されていて、互
いにかつ前記ホイルシート　■に対して実質的に平行な
平面を有する２つのスライダ５．８を備えている。

上方のスライダ６は、ホイルシート方向（矢印２）に交
差して動くことができる。このスライダは、供給スライ
ダとして備えられていて、くぼみ４と同じ形に配設され
た開ロアを備えている。これらの開口は、それぞれ小品
３の１つを受け入れ、これをスライダの移動の際に確実
に運び、さらにこの開口が下方へと開放されるときには
、自身を通してこれを落下させることができるように構
成され、小品３に適合させられている。さもなければ、
開ロアは、著しく任意の形状に形成されていてよく、し
たがって、このときには本装置は、小品３に関係する形
状の公差について、精度が要求されないものとなる。

下方のスライダ５は、ホイルシート方向（矢印２）に沿
って移動して、往復することができる。このスライダは
、除去スライダとして備えられていて、前記開ロアから
くぼみ４中への小品３の抜け落ちを可能にする開口８を
、同様に備えている。さらに、この間口８もまた上記と
同様に、小品３に関係する形状の公差について、精度が
要求されないものとして形成されてもよい。

両スライダ５．６は、第４図及び第６図に示された投下
位置に移動可能であり、この位置において、供給スライ
ダの開ロアは、除去スライダの開口８と重なりかつ前記
くぼみ４と重なる。

除去スライダ５は、この投下位置から、第１図〜第３図
及び第５図に示された係止位置に移動可能であり、この
位置において、この除去スライダは、供給スライダ８の
開ロアから小品３が抜け落ちることを防止する。さらに
、除去スライダの開口８は、ホイルシート方向（矢印２
）に一致するその移動方向においてウェブ９によって中
断されていて、このウェブは、供給スライダＢの移動方
向（矢印１０）に続いており、かつ除去スライダ５の係
止位置において、投下位置に動かされた供給スライダＢ
の開ロアの下に位置し、この開口を閉鎖する。

供給スライダ６は、その移動方向（矢印１０）において
側部がホイルシート１の隣りに位置する供給ケース１１
の底部を形成していて、このケースは、実施例において
示唆されただけの振動樋１２から、小品３で無秩序に満
たされる。この供給スライダ６は、投下位置（第２図、
第４図）から、自身が有する全ての開ロアとともに、こ
の供給ケースｌｌ中に至るまで（第１図、第３図）移動
可能であり、また逆方向に移動可能である。

供給スライダ６が投下位置にあるとき、この供給スライ
ダのうち、供給ケース１１の下に位置する部分が、開ロ
アを存していないことはもちろんである。

供給スライダ６の板厚は、このスライダの開ロア中にあ
る小品３の高さにほぼ等しい。つまり、この小品は、特
に第３図及び第５図から明らかなように、上方に向かっ
て供給スライダ６の上面と実質的に面一の高さで終端し
ている。

したがって、開ロア中にある小品３は、供給スライダ６
が移動するとき、スライダ６の上面上にまだある他の小
品３によっては、もはやこの間ロアから上側へ押し出さ
れることがなく、特に、供給スライダが投下位置へと移
動する際、かき落とし縁１３を難なくやり過ごす。また
、このかき落とし縁は、供給スライダ６の上面上におい
て供給ケース１１をホイルシートｌの方向１巳゛隔絶し
、開ロア中に余地がなくて、まだ供給スライダ６の上面
上にある小品３を供給ケース１１中に押しとどめる。

供給スライダ６の下には、下底部１４があり、この下底
部は、供給スライダ６の移動方向（矢印１０）において
、除去スライダ５に接しており、かつ供給ケース１１の
下に延びている。この下底部１４は、除去スライダ５の
外側の位置で、下方向において、供給スライダ８の開ロ
アから小品３が抜け落ちることを防止するとともに、そ
の上面が、除去スライダ５と、特にそのウェブ９と面一
になっている。したがって、この下底部１４は、供給ス
ライダ６が充填位置（第１図、第３図）から投下位置（
第２図、第４図）に移動する際、前記ウェブ９と同様に
、供給スライダ６の開ロア中にある小品３のための摺動
路を形成する。

供給スライダ６は、このスライダの開ロアが供給ケース
１１の内側に位置する時に（第１図、第３図）、この開
口に小品３が迅速かつ確実に充填されるように、わずか
な変位の往復運動、例えば矢印１０方向の正弦波的な揺
動・振動を行なう。この運動方向（矢印１０）における
供給ケース１１の大きさ及びスライダＢの運動変位は、
前記のスライダの揺動・振動の際に、開ロアのいずれも
が、かき落とし縁１３と、この縁に対向する供給ケース
１１の後方壁１５とのいずれの下にも達しないように、
互いに協調させられている。

このようにして、スライダ運動の間に前記開ロア中に完
全には入りきっていない小品３が、かき落とし縁１３又
は供給ケース１１の後方壁１５の位置において、この間
ロアに５度と入ることができなくなったり、完全に押し
つぶされたり、他の態様で損傷をうけたりする可能性を
なくしている。

さらに詳細に説明すると、本実施例において、かき落と
し縁１３は、下方に伸びていて供給スライダ６の上面に
達し、弾力的な可撓性を有するブラシ１６を備えたブラ
シ縁である。しかし、このかき落とし縁１３は、例えば
回転駆動されるブラシローラとして構成されていてもよ
い。

供給スライダ６が、第２図、第４図の投下位置から、第
１図、第３図の充填位置へ復帰走行する際に、このスラ
イダの移動によって、供給ケース部分中に残存する全て
の小品３が、移動方向後方のケース部分中に完全に戻っ
たり、供給ケース１１の後方壁１５の前に完全にたまっ
たりすることを阻止するために、供給ケース１１中のほ
ぼ中央には、このかき落とし縁１３に対して平行に、こ
の供給ケースの幅に渡って走行した小品３のための制止
縁１７が備えられている。この制止縁は、供給スライダ
６の上面との間に、少なくともこの供給スライダ６の上
面上にある小品３の高さの間隙１８を形成し、このスラ
イダ６の復帰走行の際に、この制止縁の前方に位置する
小品３の一部を、そこにとどめる。したがって、さらに
この制止縁は、とどめられた小品が、復帰走行完了時に
も、まだ供給ケースｌｌの前方部中にあり、かつ供給ス
ライダ８の引続く揺動・振動の際に、小品３全体が再び
迅速かつ均一に供給ケース１１中において全面にわたっ
て広げられることができるということに寄与する。この
制止縁１７もまた、弾力的な可撓性を有するブラシ１９
を備えたブラシ縁として構成されていて、このブラシ１
９は、下方に伸びていて、前記間隙の上端に達する。

供給ケース中の小品３による開ロアの充填を最適なもの
とするためには、供給ケース１１の前方部中、力〈き落
とし縁１３の近傍に、供給ケース１１中の小品３の充填
状態を制御するためのセンサ２０が備えられる。振動開
口１２から供給ケース１１への小品３の充填は、小品３
について、開ロアの迅速かつ確実な充填のために適当な
量が常に供給ケース１１中にあるように、このセンサの
シグナルに従って制御される。

小品３を開ロアに充填する際に、この製品から生じた紛
やその破片を運び去るために、そして、そのようにする
ことによって、それらのものが小品３とともに、くぼみ
４の中もしくはホイルシート１の上に達することを防止
するために、前記の粉や破片は、かき落とし縁１３によ
り供給ケースｌｌ中にとどめられ、供給スライダ６がそ
の走行の最後に投下位置に達する前に、この供給スライ
ダの開ロアを通り抜けて下底部１４上に落ちる。落ちた
粉や破片は、この下底部１４から吸出される。そのため
に、下底部１４は、小品３の大きさに比べて小さく、こ
の下底部１４上にある小品の摺動を阻止しない穿孔２１
を有している（第１図において、この穿孔を描くために
供給スライダ８の一部が取り去られている。）。

このような下底部１４が、吸気ケーシング２２の蓋を形
成し、このケーシングが、２３において、図示しない吸
気ポンプに接続されている。したがって、矢印２４によ
って示さ、ｊＬる吸気流が形成され、前記の粉や破片は
、この吸気流によって運び出される。

前記穿孔２１は、下底部１４のうち、除去スライダ５か
ら見てかき落とし縁１３の手前の位置にもあり、前記吸
気作用は、かき落とし縁１３と除去スライダ５の間にも
、依然として存する。

供給スライダ６の下面と下底部１４の上面との間には、
わずかな間隔の空隙２５がある。下底部１４の上面は、
除去スライダ５の上面と面一であるので、前記の関係と
対応して、前記空隙は、第３図〜第６図に示すように、
除去スライダと供給スライダ６との間にも存在する。下
底部１４と供給スライダ６との間に前記空隙２５が形成
されていることにより、この空隙中において、供給スラ
イダの開ロアを通り抜けて落ちた前記製品の粉やその破
片は、下底部１４の穿孔２１に達し、この穿孔を通り抜
けて吸気ケーシング２２に達する。

供給スライダ６と除去スライダ５とは、第１図、第２図
及び第７図〜第９図に示された枠２６中に案内されてい
て、この枠は、ホイルシート１に対して２７を軸として
上下に揺動可能に、ベース部２８に取り付けられている
。第７図においては、枠２６が下げられた位置が実線で
示され、高く上げられた位置が一点鎖線で示されている
。

この枠２６は、案内３０中を走行する除去スライダ５の
ための駆動装置２９と、前記供給ケース１１と、吸気ケ
ーシング２２を備えた前記下底部１４とを担持している
。

供給スライダ６を投下位置と充填位置との間で移動させ
るための駆動装置３１は、ベース部２８と、供給スライ
ダ８の移動方向において、このベース部に沿って３２に
おいて案内される送りチーフル３３との間で作動する。

このテーブルは、供給スライダ６の揺動のための駆動装
置３４を担持していて、この揺動駆動装置３４は、クラ
ンク３５を介して供給スライダ６に連結されている。

両スライダ５．８は、前記のスライダ駆動装置２９．３
１．３４と容易に解除可能に連結されている。

すなわち、除去スライダ５は、３Ｂにおいて案内台３０
，１と、供給スライダ６は、３７において前記クランク
３５と連結している。両スライダは、さらにそれぞれ案
内縁３８．３９中に案内されていて、各スライダ駆動装
置から連結解除された状態において、この案内縁から案
内方向において引き出し可能である。したがって、製品
変更やサイズ変更が必要となったときに、両スライダ５
．８は、容易かつ迅速に交換することができる。このと
き、交換されるべきスライダ５．６は、それぞれ開ロア
又は開口８の配設・構成の点で異なるだけであり、ただ
供給スライダ６については、場合によってはさらに板厚
の点で異なる。

供給ケース１１もサイズ変更に対応可能であることは、
もちろんである。これは、次のようにすれば可能である
。すなわち、幅サイズへの適合のためには、供給ケース
１１をかき落とし縁１３と後方壁１５との間の両側部に
おいて限定するケース壁４０が、自身に交差して移動可
能に後方壁１５に沿って案内４１中に保持されていて、
この案内４１中の各位置において固定部材４２によって
固定され得ることにより、可能である。また、後方壁１
５及び両側部のケース壁４０は、その高さの点において
、供給スライダ６の厚さに適応可能である。そのために
は、これらの壁１５．４０の各下縁部に、高さ調整可能
に案内されバネの力を受けて供給スライダ６の上面に当
接する補整縁が備えられる。

枠２６が高（上げられた状態では、両スライダ５．８及
び枠２６が担持する他の全ての部分については下側から
、ホイルシートｌについては上側から、容易に手が届き
、したがって、クリーニング作業が難な〈実施可能であ
る。このように枠２６が高く上げられた状態では、吸気
ケーシング２２にも手が届く。この部分でもクリーニン
グ作業を容易に実施することができるように、下底部１
４は、４１．４２においてそれぞれ吸気ケーシング２２
及び枠２６に対して、容易かつ迅速に解除することがで
きるように連結されている。さらに、かき落とし縁１３
が枠２６において、制止縁１７が供給ケース１１の両側
壁４０において、それぞれ容易に交換可能に保持されて
いる。したがって、両縁１３．１７の交換によって、製
品変更及びサイズ変更に、いつでも容易に対応すること
ができる。

ベース部２８は、枠２６と一体となって、ホイルシート
方向（矢印２）において平行移動可能であり、各位置に
おいて固定可能である。したがって、開ロア又は開口８
をそれぞれ備えた両スライダ５．６は、これらのスライ
ダ５．８が投下位置にあるとき、ホイルシートｌ中のく
ぼみ４にちょうど重なるように移動可能である。

さらに、ホイルシート１は、除去スライダ５の下に備え
られたリフトテーブル４３の上方において走行し、４４
においてベース部２８中に案内されている。このテーブ
ルの駆動装置４５は、小品３が供給スライダＢの開ロア
からホイルシート１のくぼみ４中に投下される時、第７
図に示すように、ホイルシート１を除去スライダ５に向
かって持ち上げるように、スライダの移動に対応して制
御される。さらに、ホイルシートｌは、これに引続いて
再び除去スライダ５から離れる方向へ持ち下げられる。

これによって、ホイルシート１の前送りと係止位置への
除去スライダ５の移動とは、摩擦なしに実行可能である
。

［発明の効果］ 以上の構成の結果、スライダがわずかな変位の往復運動
をする際、供給ケース中において整理されずに供給スラ
イダ上に位置している小品が、非常に短時間のうちに全
ての開口中に運ばれる。すなわち、これらの小品は、自
身の形状と、この形状に適合した開口構成とによって、
必要に応じて整列と整理とが行われる。このスライダの
わずかな変位の往復運動について、その振幅及び速度と
、供給ケース中の小品の過剰量すなわち完全なスライダ
充填にとって必要な数を越えるものとが、小品の情況に
応じて選ばれるなら、そしてさらに、前記スライダ運動
の振幅及び振動数が互いに独立して調整され得るなら、
供給スライダの全開口の充填が非常に迅速かつ確実に行
われることが、経験により明らかである。

このスライダ運動において、充填過程中、どの小品も、
移動方向がずれることがなく、どの縁部に対しても押圧
されることがないので、これらの小品は、保護される。

すなわち、圧力をかけられて小品にひびが入ったり、小
品が粉砕されることがない。また、個々の小品について
言えば、供給ケース中での滞在時間が短く、最適となり
、このことは、同様に製品の保護に寄与する。

全ての開口が充填された供給スライダは、ちょうど投下
位置に移動させられる。このとき、供給スライダ上の余
分な小品は、かき落とし縁によって供給ケース中にとど
められる。一方、開口中にあ５る小品は、供給スライダ
の上面と実質的に同じ高さで収納されているために４、
前記かき落し縁を難なくやり過ごす。また、かき落し縁
によって供給ケース中に押しとどめられる小品によって
、前記開口から再び押しのけられることもない。

同様に、充填の際に製品から生じた粉やその破片も、か
き落し縁によって供給スライダ上にとどめられる。この
粉や破片は、この供給スライダの開口に達するかぎり下
底部の上に落ち、容易に除去することができるが、いず
れにしてもホイルシートを７Ｔｓ染することはない。

供給ケースとホイルシート上方の投下位置との間の行路
上において、供給スライダの開口中にある小品は、まず
前記下底部上を摺動し、次いで係止位置にある除去スラ
イダのウェブ上を摺動する。したがって、最後に除去ス
ライダが、係止位置から供給スライダと同じ投下位置へ
移動するだけで、小品が、供給スライダの開口から前記
ホイルシートのくぼみ中へと排出される。

つまり、両スライダは、それぞれ一方向にのみ往復運動
する。すなわち、供給スライダは、ホイルシート方向に
交差して移動し、除去スライダは、ホイルシート方向に
沿って移動する。

したがって、簡単な構造によって両スライダを案内しか
つ駆動することが可能となる。このような両スライダは
、製品変更やサイズ変更が行われる際に、容易かつ迅速
に、組み立てられ、また交換され得る。

［要　約］ 小品の受け入れのための上方へと開かれたくぼみ（４）
を備えたホイルシート（１）の上方に、重なり合って２
つのスライダが配設され、これらのスライダのうち、ホ
イルシート方向（矢印２）に交差して可動の上方スライ
ダ（６）が、くぼみ（４）と同じ形に配設されていて、
小品のうちそれぞれ１つの受け入れ及び抜け落ちのため
に構成された開口（７）を備えた供給スライダとして備
えられ、−そして、ホイルシート方向に沿って可動の下
方スライダ（５）が、開口（７）からくぼみ（４）中へ
の小品の抜け落ちを可能にする開口（８）を備えた除去
スライダとして備えられている。両スライダは、開口（
７）が開口（８）及びくぼみ（４）と重なる投下位置と
、除去スライダ（５）が供給スライダの開口（７）から
・小品が抜け落ちることを防止する係止位置との間で移
動可能である。供給スライダ（６）は、その移動方向（
矢印１０）において側部が゛ホイルシート（１）の隣り
に位置していて小品で無秩序に満たされることができる
供給ケース（１１・）の底部を形成していて、投下位置
から自身が有する全ての開口（７）とともに供給ケース
（１１）中に至るまで移動可能であり、また逆方向に移
動可能である。供給ケース（１１）は、ホイルシート（
１）へと向かう方向において小品のためのかき落とし縁
（１３）によって閉じられている。供給スライダ（６）
の下には下底部（１４）が備えられており、この下底部
は、供給スライダの開口（７）から、除去スライダ（５
）の外側において、下方へ小品が抜け落ちることを防止
するとともに、スライダの移動の際の小品のための摺動
路を形成している。供給スライダ（６）は、自身の開口
（７）が供給ケース（１１）の内側に位置する時、その
開口に小品を均一に充填するために、わずかな変位の往
復運動がなされる。

第１図。

【図面の簡単な説明】

第１図は、供給スライダが充填可能位置にある場合の本
発明の装置の概略平面図、 第２図は、供給スライダが投下位置にあり、かつ除去ス
ライダが係止位置にある場合の前図と同様の図、 第３図は、小品を追加して描いた第１図の縦断面図、 第４図は、第３図に対応し、かつ除去スライダが投下位
置にある場合の第２図の縦断面図、第５図は、第３図の
ｖ−ｖ横断面図、 第６図は、第４図のＶＩ−Ｖｌ横断面図、第７図は、第
１図〜前図を、一部側面図で一部縦断面図で表わした図
、 第８図は、前図の■−■横断面図、 第９図は、第７図の矢印■方向の図である。 符号の説明 １・・・ホイルシート、　２・・・ホイルシート方向、
　３・・・小品、４・・・くぼみ、５・・・除去スライ
ダ、６・・・供給スライダ、７・・・除去スライダの開
口、８・・・供給スライダの開口、９・・・ウェブ、１
０・・・供給スライダの移動方向、１１・・・供給ケー
ス、１２・・・振動樋、１３・・・かき落とし縁、１４
・・・下底部、１５・・・後方壁、１６・・・かき落と
し縁のブラシ、１７・・・制止縁、１８・・・間隙、１
９・・・制止縁のブラシ、２０・・・センサ、２１・・
・穿孔、２２・・・吸気ケーシング、２３・・・ポンプ
接続、２４・・・吸気流、２５・・・空隙、２６・・・
枠、２７・・・揺動軸、２８・・・ベース部、２９・・
・除去スライダ駆動装置、３０・・・案内、３０．１・
・・案内台、３１・・・供給スライダ駆動装置、３２・
・・送りテーブル案内部、３３・・・送りテーブル、３
４・・・揺動駆動装置、３５・・・クランク、３８．３
７・・・連結部、３８．３９・・・案内縁、４０・・・
ケース壁、４１・・・案内、４２・・・固定部材、４３
・・・リフトテーブル、４４・・・除去スライダ案内杆
、４５・・・リフトテーブル駆動装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、包装に役立ち、特にプレス加工されたホイルシート
   （１）中の上方へと開かれたくぼみ（４）中への錠剤・
   カプセル・糖衣錠等の包装されるべき小品（３）の整然
   とした供給及び除去のための包装機械における装置であ
   って、 互いに重なり合って前記ホイルシート（１）上方に配設
   されていて、互いにかつ前記ホイルシートに対して実質
   的に平行な平面を有する２つのスライダ（５、６）を備
   えていて、これらのスライダのうち、ホイルシート方向
   （矢印２）に交差して可動の上方スライダ（６）が、前
   記くぼみと同じ形に配設されていて前記小品（３）のう
   ちそれぞれ１つのみの受け入れ及び抜け落ちのために構
   成された開口（７）を備えた供給スライダとして備えら
   れ、そして、ホイルシート方向（矢印２）に沿って可動
   の下方スライダ（５）が、前記開口（７）から前記くぼ
   み（４）中への前記小品（３）の抜け落ちを可能にする
   開口（８）を備えた除去スライダとして備えられていて
   、そのために、前記両スライダ（５、６）は、前記開口
   （７）が、前記開口（８）と重なりかつ前記くぼみ（４
   ）と重なる投下位置に移動可能であり、そして両スライ
   ダ（５、６）のうち少なくとも一方は、前記除去スライ
   ダ（５）が、前記供給スライダ（６）の前記開口（７）
   から前記小品（３）が抜け落ちることを防止する係止位
   置に移動可能である装置において、 前記除去スライダ（５）は、前記係止位置に可動であり
   、このスライダの前記開口（８）は自身の移動方向（矢
   印２）においてウェブ（９）によって中断されていて、
   このウェブは、前記供給スライダ（６）の移動方向（矢
   印１０）に続いており、かつ前記除去スライダ（５）の
   前記係止位置において、前記投下位置に動かされた前記
   供給スライダ（６）の前記開口（７）の下に位置するこ
   と、 前記供給スライダ（６）は、その移動方向（矢印１０）
   において側部が前記ホイルシート（１）の隣りに位置し
   ていて前記小品（３）で無秩序に満たされることができ
   る供給ケース（１１）の底部を形成していて、投下位置
   から自身が有する全ての前記開口（７）とともにこの供
   給ケース（１１）中に至るまで移動可能であり、また逆
   方向に移動可能であること、 また、前記供給ケース（１１）は、前記供給スライダ（
   ６）の上側で、前記ホイルシート（１）へと向かう方向
   において、前記小品（３）のためのかき落とし縁（１３
   ）によって閉じられていて、前記供給スライダ（６）の
   下には下底部（１４）が備えられており、この下底部は
   、前記除去スライダ（５）に接するように前記供給ケー
   ス（１１）の下に広がっていて、前記供給スライダ（６
   ）の前記開口（７）から、前記除去スライダ（５）の外
   側において、下方へ前記小品（３）が抜け落ちることを
   防止するとともに、前記除去スライダ（５）の前記ウェ
   ブ（９）と面一の高さに配されていて、したがって、こ
   のウェブと同様に、前記供給スライダ（６）の移動の際
   、このスライダの前記開口（７）中の前記小品（３）の
   ための摺動路を形成しており、また、前記開口（７）中
   において前記下底部（１４）上にある前記小品（３）が
   、上方に向かって前記供給スライダ（６）の上面と実質
   的に面一の高さで終端していること、 さらに、前記供給スライダ（６）は、自身の前記開口（
   ７）が、前記供給ケース（１１）の内側に位置する時、
   前記開口（７）に前記小品（３）を均一に充填するため
   に、わずかな変位の往復運動、すなわち揺動・振動等の
   運動をすることが可能であり、供給ケース（１１）は、
   この運動変位に比べて非常に大きく、このスライダの運
   動の際に、前記開口（７）のいずれもが、前記かき落と
   し縁（１３）の下に達しないし、またこのかき落とし縁
   に対向する前記供給ケース（１１）の後方壁（１５）の
   下にも達しないこと を特徴とする錠剤・カプセル・糖衣錠等の包装されるべ
   き小品の整然とした供給及び除去のための包装機械にお
   ける装置。 ２、前記かき落とし縁（１３）は、下方に伸びていて前
   記供給スライダ（６）の上面に達し、弾力的な可撓性を
   有するブラシ（１６）を備えたブラシ縁であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の錠剤・カプセル・
   糖衣錠等の包装されるべき小品の整然とした供給及び除
   去のための包装機械における装置。 ３、前記供給ケース（１１）のほぼ中央に、このケース
   の幅に渡って走行した前記小品（３）のための制止縁（
   １７）が備えられていて、この制止縁は、前記供給スラ
   イダ（６）の上面との間に、少なくともこの供給スライ
   ダ（６）の上面上にある前記小品（３）の高さの間隙（
   １８）を形成することを特徴とする特許請求の範囲第１
   項又は第２項記載の錠剤・カプセル・糖衣錠等の包装さ
   れるべき小品の整然とした供給及び除去のための包装機
   械における装置。 ４、制止縁（１７）もまた、弾力的な可撓性を有するブ
   ラシ（１９）を備えたブラシ縁として構成されていて、
   このブラシ（１９）は、下方に伸びていて、前記間隙の
   上端に達することを特徴とする特許請求の範囲第３項記
   載の錠剤・カプセル・糖衣錠等の包装されるべき小品の
   整然とした供給及び除去のための包装機械における装置
   。 ５、前記供給ケース（１１）の前方部中、前記かき落と
   し縁（１３）の近傍に、この供給ケース中への前記小品
   （３）の充填状態を制御するためのセンサ（２０）が備
   えられていて、前記小品（３）による前記供給ケース（
   １１）の充填は、前記センサシグナルに従って制御可能
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第４項
   のいずれか１項に記載の錠剤・カプセル・糖衣錠等の包
   装されるべき小品の整然とした供給及び除去のための包
   装機械における装置。 ６、前記下底部（１４）は、この上にある前記小品（３
   ）の摺動を阻止しない穿孔（２１）を有していて、低圧
   源に接続された吸気ケーシング（２２）の蓋を形成し、
   前記供給スライダ（６）の下面と前記下底部（１４）の
   上面との間には、前記開口（７）中にある前記小品（３
   ）の高さに比べて小さい間隔の空隙（２５）が形成され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第５項
   のいずれか１項に記載の錠剤・カプセル・糖衣錠等の包
   装されるべき小品の整然とした供給及び除去にのための
   包装機械における装置。 ７、前記供給スライダ（６）と前記除去スライダ（５）
   とは、枠（２６）中に案内されていて、この枠は、前記
   ホイルシート（１）に対して上下に揺動可能に取り付け
   られていて、少なくとも部分的に、スライダ駆動装置（
   ２９）と、前記供給ケース（１１）と、前記吸気ケーシ
   ング（２２）を備えた前記下底部（１４）とを担持して
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第６項の
   いずれか１項又は数項に記載の錠剤・カプセル・糖衣錠
   等の包装されるべき小品の整然とした供給及び除去のた
   めの包装機械における装置。 ８、前記枠（２６）中に案内された前記両スライダ（５
   、６）は、容易に交換可能であり、そのためにスライダ
   駆動装置（２９、３１、３４）と解除可能に連結されて
   いて、連結解除された状態において、各案内方向におい
   て、各案内（３８、３９）から引き出し可能であること
   を特徴するとする特許請求の範囲第７項記載の錠剤・カ
   プセル・糖衣錠等の包装されるべき小品の整然とした供
   給及び除去のための包装機械における装置。 ９、前記下底部（１４）が前記吸気ケーシング（２２）
   と、両者がともに前記枠（２６）と、それぞれ容易に解
   除可能に連結されていることを特徴とする特許請求の範
   囲第７項又は第８項記載の錠剤・カプセル・糖衣錠等の
   包装されるべき小品の整然とした供給及び除去のための
   包装機械における装置。 １０、前記供給ケース（１１）を前記かき落とし縁（１
   ３）と前記後方壁（１５）との間の両側部において限定
   するケース壁（４０）が、自身に交差して移動可能に前
   記後方壁（１５）に沿って案内されており、かつこの案
   内（４１）中で固定可能であって、前記後方壁（１５）
   と両側方の前記ケース壁（４０）との高さが、前記供給
   スライダ（６）の厚さに適合していることを特徴とする
   特許請求の範囲第７項〜第９項のいずれか１項に記載の
   錠剤・カプセル・糖衣錠等の包装されるべき小品の整然
   とした供給及び除去のための包装機械における装置。 １１、前記かき落とし縁（１３）が前記枠（２８）にお
   いて、前記制止縁（１７）が前記供給ケース（１１）の
   前記両側壁（４０）において、それぞれ容易に交換可能
   に保持されていることを特徴とする特許請求の範囲第７
   項〜第１０項のいずれか１項に記載の錠剤・カプセル・
   糖衣錠等の包装されるべき小品の整然とした供給及び除
   去のための包装機械における装置。 １２、前記枠（２６）がベース部（２８）に取り付けら
   れ保持されていて、これらは一体となって、前記ホイル
   シート方向（矢印２）において平行移動可能で、各位置
   において固定可能であることを特徴とする特許請求の範
   囲第７項〜第１１項のいずれか１項に記載の錠剤・カプ
   セル・糖衣錠等の包装されるべき小品の整然とした供給
   及び除去のための包装機械における装置。 １３、前記ホイルシート（１）は、前記除去スライダ（
   ５）の下に備えられたリフトテーブル（４３）上におい
   て走行し、このリフトテーブルは、スライダの移動に対
   応した制御によって、前記ホイルシート（１）を前記除
   去スライダ（５）に向かって持ち上げ、このスライダか
   ら離れる方向へ持ち下げることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項〜第１２項のいずれか１項に記載の錠剤・カ
   プセル・糖衣錠等の包装されるべき小品の整然とした供
   給及び除去のための包装機械における装置。